JPH10192534A - 遊技機の不正改造防止装置 - Google Patents

遊技機の不正改造防止装置

Info

Publication number
JPH10192534A
JPH10192534A JP9019717A JP1971797A JPH10192534A JP H10192534 A JPH10192534 A JP H10192534A JP 9019717 A JP9019717 A JP 9019717A JP 1971797 A JP1971797 A JP 1971797A JP H10192534 A JPH10192534 A JP H10192534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
password
collation
game
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9019717A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Sangyo Co Ltd filed Critical Kyoraku Sangyo Co Ltd
Priority to JP9019717A priority Critical patent/JPH10192534A/ja
Publication of JPH10192534A publication Critical patent/JPH10192534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遊技態様を制御するROM(読出専用記憶手
段)が交換された場合にそのことが容易に判るようにす
ると共に、交換された場合に特定の者以外には再設定で
来ないようにする。 【解決手段】 遊技制御回路基盤6に搭載されたROM
7により、遊技態様が制御されるようにした遊技機にお
いて、暗証番号設定手段12で入力された暗証番号及び
ROMに書き込まれたIDコード等の識別値を読み出し
て記憶する不揮発性記憶手段11を設けると共に、電源
投入時に制御回路基盤に搭載されたROMの識別値と、
不揮発性記憶手段の識別値とを照合するロム照合手段1
3及びその結果を報知するロム照合結果報知手段14、
記憶された暗証番号と再入力された暗証番号とを照合す
る暗証番号照合手段15、及び照合が一致した場合に不
揮発性記憶手段に新たに暗証番号の再入力を可能にする
暗証番号初期化手段16を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機等の
マイクロコンピュータを内蔵した遊技機の不正改造を防
止する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パチンコ遊技機ではその
前面枠にシリンダ錠が設けられ鍵なくしては無用に開け
られない構造となっている。また、一般にパチンコ店そ
の他の店舗では、入口,非常口,トイレ窓等に、開閉セ
ンサを設けて、夜間等の営業時間外に外部から不審な侵
入者があると、ただちに電話回線を通して警備会社等に
異常を通報する周知の防犯システムが採られている。
【0003】しかし近時パチンコ店では、営業時間中に
客として侵入し、トイレの点検口の中などに潜み、閉店
後に島台の上方から遊技機の裏側に棒を差し込んで前面
枠を開け、大当たり等のゲーム内容が記憶されている読
出専用記憶手段、即ちROMを、特定の手法で遊技する
ことにより大当たりが発生し易いように改造された不正
なROMに交換し、その侵入者は次の日の営業時間中に
客に紛れて退去する一方、不正ROMをセットした遊技
機の台番号を仲間に連絡し、その者がその遊技機を特定
の手法により遊技することにより、大当たりを不正に連
発させ、多数の景品球を奪っていくという組織的パチン
コ球窃盗事件が横行しており、この種の犯罪に対して上
記防犯システムは殆んど役に立たない状況であった。
【0004】また、パチンコ店としては、遊技機が不正
改造されたことを知らずに営業していると、上記のよう
にパチンコ球が盗難されたうえに、不正改造機を営業に
使用したこととなるので、風俗営業法違反の責任まで追
及されることとなるなど二重に被害を受けその対策に苦
慮する状況であった。
【0005】そこでROMに書き込まれているIDコー
ド,アドレス,またはプログラムのトータルサム値等、
そのROMを個有に識別し得るデータを読み出して、電
源投入時に常にそのチェックが行なわれるようにした遊
技機も知られている。
【0006】しかしそのようなROMチェック機能を有
する遊技機であっても、従来では不特定の者が簡単にリ
セットできてしまうために、例えば店員もそのような窃
盗団の一員であった場合にその不正を防止できない欠点
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、RO
Mが交換されたかどうかが容易に判るようにするだけで
なく、交換された場合に特定の者以外には再設定できな
いようにし、上記のような不正行為を確実に防止できる
ようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の遊技
機の不正改造防止装置は、遊技制御回路基板に搭載され
た読出専用記憶手段により遊技態様が制御されるように
した遊技機において、暗証番号設定手段にて入力された
暗証番号および前記読出専用記憶手段に書き込まれたI
Dコード等の個有の識別値を読み出して記憶する不揮発
性記憶手段を設けると共に、電源投入時に遊技制御回路
基板に搭載されている読出専用記憶手段の識別値と前記
不揮発性記憶手段に記憶されていた前記識別値とを照合
するロム照合手段およびその照合結果を報知するロム照
合結果報知手段を具備し、さらに不揮発性記憶手段に記
憶された暗証番号と暗証番号設定手段にて再入力された
暗証番号とを照合する暗証番号照合手段およびその照合
が合致した場合に該不揮発性記憶手段に新らたに暗証番
号の再入力を可能にする暗証番号初期化手段を具備して
なることを特徴とする。また本発明は、上記遊技機の不
正改造防止装置において、ロム照合手段による照合が不
一致であったときに遊技不能ならしめるようにしたこと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。図1に本発明に係るパチンコ遊技機の裏
面の概略を示し、1は景品球ケース、2は景品球払出
器、3は遊技盤(図示せず)の中央に図柄を変動表示す
るためのCRT表示装置、4は打球発射装置、5は該打
球発射装置4を制御している発射制御基板である。6は
遊技盤に設けられた種々の形態の入賞口への打球の入賞
を検知したり、大入賞口の扉を開閉動させたり、CRT
表示装置3に表示する図柄を選択し大当たりを演出する
などの遊技を実行するマイクロコンピュータを構成して
いる遊技制御回路基板である。
【0010】図2にこの遊技機の不正改造防止装置のブ
ロック図を示し、7は遊技内容が書き込まれたROM、
即ち読出専用記憶手段で、該読出専用記憶手段7が前記
遊技制御回路基板6にセットされることによって、その
プログラムに従い上記のような遊技態様を制御する。
【0011】しかして、10は前記発射制御基板5の一
部に設けられた不正改造防止装置である。該不正改造防
止装置10は、電源が切られても記憶状態が保持される
EEPROM、即ち不揮発性記憶手段11と、数桁の数
字を出力し得るキーボード,ディップスイッチ,ロータ
リースイッチ等の暗証番号設定手段12と、ロム照合手
段13と、ロム照合結果報知手段14と、暗証番号照合
手段15と、暗証番号初期化手段16と、再入力可能報
知ランプ17を具備してなる。なお、18は暗証番号設
定手段12にて入力された暗証番号を不揮発性記憶手段
11に記憶させる暗証番号設定完了スイッチ、19は暗
証番号初期化手段16に設けられ不揮発性記憶手段11
に記憶された暗証番号を初期化させる暗証番号初期化ス
イッチである。
【0012】次に図3のフローチャートに従いこの遊技
機の不正改造防止装置の作動を説明する。この遊技機の
電源がONされると、不揮発性記憶手段11が作動し、
ステップaにて該不揮発性記憶手段11に記憶された暗
証番号が例えば「000」等の初期値であるかどうかが
判別され、初期化値である場合は再入力可能報知ランプ
17を点灯させる。(ステップb)。そして暗証番号設
定手段12にて任意の3桁の数字が入力され(ステップ
c)、暗証番号設定完了スイッチ18が押される(ステ
ップd)と、不揮発性記憶手段11はその暗証番号で記
憶する(ステップe)と共に、そのとき遊技制御回路基
板6に設定されている読出専用記憶手段7のIDコー
ド,またはトータルサム値,アドレス等のその読出専用
記憶手段7の個有の識別値を同時に記憶する。(ステッ
プf)。なおこの不揮発性記憶手段11の記憶内容は電
源が切られても消去されない。
【0013】そして次に電源がONされたときには、不
揮発性記憶手段11に記憶された暗証番号は初期値でな
いのでステップaからステップgに移り、ロム照合手段
13が作動して読出専用記憶手段7から新らためて読み
出した識別値と不揮発性記憶手段11に記憶された識別
値とを照合し、その照合の結果、両識別値が合致したと
きはステップhにてロム照合結果報知手段14の警告ラ
ンプ20を消灯させ、不一致であったときはステップl
に移行し該警告ランプ20を点灯させると同時に打球発
射装置4のモータ電源を切り打球を発射できないように
するなどして遊技を停止させる。そしてステップiにて
暗証番号照合手段15が作動し暗証番号設定手段12に
前と同じ暗証番号が再入力されればステップjに移行
し、暗証番号初期化スイッチ19を押すことによって不
揮発性記憶手段11の記憶内容を初期値に戻す(ステッ
プk)ことができるが、そうでない場合、即ち違った暗
証番号を入力したような場合は初期化はなされず、警告
ランプ20は点灯したままで遊技できない状態となる。
【0014】このため、暗証番号を知らない限りこの遊
技機は継続使用不能となる。なお、ロム照合手段13に
よる照合は遊技中においても度々行なわれ、その識別値
の不一致があるとただちに警告ランプ20が点灯し打球
が発射できなくなる。
【0015】
【発明の効果】このように本発明では、読出専用記憶手
段7が交換されたことをただちに報知できると共に、そ
の場合に正しい暗証番号を再入力しないと不揮発性記憶
手段が初期化されないようにしたので、遊技機の不正改
造を一層厳重に管理,防止することができる有益な効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の裏面図。
【図2】本発明に係る遊技機の不正改造防止装置のブロ
ック図。
【図3】本発明に係る遊技機の不正改造防止装置のフロ
ーチャート。
【符号の説明】
5 発射制御基板 6 遊技制御回路基板 7 読出専用記憶手段 10 不正改造防止装置 11 不揮発性記憶手段 12 暗証番号設定手段 13 ロム照合手段 14 ロム照合結果報知手段 15 暗証番号照合手段 16 暗証番号初期化手段 17 再入力可能報知ランプ 18 暗証番号設定完了スイッチ 19 暗証番号初期化スイッチ 20 警告ランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技制御回路基板に搭載された読出専用
    記憶手段により遊技態様が制御されるようにした遊技機
    において、暗証番号設定手段にて入力された暗証番号お
    よび前記読出専用記憶手段に書き込まれたIDコード等
    の個有の識別値を読み出して記憶する不揮発性記憶手段
    を設けると共に、電源投入時に遊技制御回路基板に搭載
    されている読出専用記憶手段の識別値と前記不揮発性記
    憶手段に記憶されていた前記識別値とを照合するロム照
    合手段およびその照合結果を報知するロム照合結果報知
    手段を具備し、さらに不揮発性記憶手段に記憶された暗
    証番号と暗証番号設定手段にて再入力された暗証番号と
    を照合する暗証番号照合手段およびその照合が合致した
    場合に該不揮発性記憶手段に新らたに暗証番号の再入力
    を可能にする暗証番号初期化手段を具備してなることを
    特徴とした遊技機の不正改造防止装置。
  2. 【請求項2】 ロム照合手段による照合が不一致であっ
    たときに遊技不能ならしめるようにした請求項1に記載
    の遊技機の不正改造防止装置。
JP9019717A 1997-01-16 1997-01-16 遊技機の不正改造防止装置 Pending JPH10192534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9019717A JPH10192534A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 遊技機の不正改造防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9019717A JPH10192534A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 遊技機の不正改造防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192534A true JPH10192534A (ja) 1998-07-28

Family

ID=12007061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9019717A Pending JPH10192534A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 遊技機の不正改造防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192534A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107405A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機
JP2000157689A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Samii Kk パチンコ遊技機
JP2003079905A (ja) * 2001-09-14 2003-03-18 Samii Kk 遊技機、遊技機の検査装置および検査方法
JP2003135814A (ja) * 2001-11-01 2003-05-13 Aruze Corp パチンコ遊技機管理システム
JP2003210697A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2003236200A (ja) * 2003-01-17 2003-08-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2003325735A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Aruze Corp 遊技機
JP2003325734A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Aruze Corp 遊技機
JP2003340113A (ja) * 2002-05-29 2003-12-02 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2005137745A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Heiwa Corp 遊技機
JP2005143595A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP2005334178A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Samii Kk 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム
JP2006209688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sony Corp 信号処理回路及びコンテンツ制御装置
JP2018114090A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107405A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Fuji Shoji Kk 弾球遊技機
JP2000157689A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Samii Kk パチンコ遊技機
JP2003079905A (ja) * 2001-09-14 2003-03-18 Samii Kk 遊技機、遊技機の検査装置および検査方法
JP2003135814A (ja) * 2001-11-01 2003-05-13 Aruze Corp パチンコ遊技機管理システム
JP2003210697A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2003325735A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Aruze Corp 遊技機
JP2003325734A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Aruze Corp 遊技機
JP2003340113A (ja) * 2002-05-29 2003-12-02 Aruze Corp 遊技機、サーバ及びプログラム
JP2003236200A (ja) * 2003-01-17 2003-08-26 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005137745A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Heiwa Corp 遊技機
JP2005143595A (ja) * 2003-11-11 2005-06-09 Olympia:Kk 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP2005334178A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Samii Kk 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム
JP2006209688A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sony Corp 信号処理回路及びコンテンツ制御装置
JP2018114090A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6679422B2 (en) Automatic teller system and method of marking illegally obtained cash
JPH10192534A (ja) 遊技機の不正改造防止装置
JP2019033843A (ja) 遊技機
JP2019042348A (ja) 遊技機
JP2019042346A (ja) 遊技機
JP2019042347A (ja) 遊技機
JP4199682B2 (ja) 遊技機、遊技機における不正行為防止方法及びプログラム並びに記録媒体
JP2019033986A (ja) 遊技機
JP2019033974A (ja) 遊技機
JPH01181888A (ja) パチンコゲーム機の集中管理装置
JP2019107112A (ja) 遊技機
JPH05202659A (ja) マイコンロッカー
JP2019042338A (ja) 遊技機
JP2019033859A (ja) 遊技機
JP2019033852A (ja) 遊技機
JP4199704B2 (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP2006087501A (ja) 遊技機
JP4132418B2 (ja) 出入管理システム、カード管理装置および鍵管理装置
JP2002121943A (ja) カード式金銭ロッカー
JPH09325914A (ja) ゲーム遊技機の制御装置
JP2019107111A (ja) 遊技機
JP2019107113A (ja) 遊技機
JP2019033975A (ja) 遊技機
JP2019033982A (ja) 遊技機
JP2019042337A (ja) 遊技機