JPH10192036A - 毛髪巻取具およびそれを用いた毛髪巻取方法 - Google Patents

毛髪巻取具およびそれを用いた毛髪巻取方法

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JPH10192036A
JPH10192036A JP307597A JP307597A JPH10192036A JP H10192036 A JPH10192036 A JP H10192036A JP 307597 A JP307597 A JP 307597A JP 307597 A JP307597 A JP 307597A JP H10192036 A JPH10192036 A JP H10192036A
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JP
Japan
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hair
sheet
take
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sheet body
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JP307597A
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English (en)
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Toshiko Teratani
敏子 寺谷
Mayumi Ueda
真由美 上田
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WHITE HOUSE KK
Original Assignee
WHITE HOUSE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り扱いが簡単で、特別な技術を要さず、作
業性が良く、未熟な美容師や素人であっても、また、本
人が本人の毛髪を巻き取る場合であっても技術レベルに
関係なく容易に巻き取ることが可能な、応用範囲の広い
毛髪巻取具およびそれを用いた毛髪巻取方法を提供する
こと。 【解決手段】 屈曲自在で且つその屈曲形状を保持可能
な塑性変形部材をシート体11(15)又は筒状体に取
り付けてなり、シート体11(15)により毛髪60を
包囲した状態または筒状体内側に毛髪60を取り込んだ
状態で塑性変形部材を変形させることにより毛髪60の
湾曲、屈曲または巻回状態を保持する毛髪巻取具10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪巻取具およびこ
れを用いた毛髪巻取方法に関し、より詳細には塑性変形
部材を取り付けてなる毛髪巻取具および前記塑性変形部
材の変形により毛髪の湾曲、屈曲または巻回状態を形成
および保持する毛髪巻取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】老若男女を問わず、人間は様々なヘアス
タイルを採用することによって自らの個性や雰囲気を演
出しようとする。その際、ヘアカットによるヘアスタイ
ルの発現もさることながら、毛髪巻取具によって毛髪の
湾曲、屈曲または巻回状態を保持し、毛髪にカール付与
してヘアスタイルを発現させる場合も多い。
【0003】前記毛髪巻取具としてはロッドと呼ばれる
中空円柱状の部材が用いられることが多く、図14にお
いては前記ロッドを説明するために、例としてパーマ付
与時に用いられる毛髪巻取具一式を示した。図例の毛髪
巻取具一式50は、毛髪をその表面に巻き付けるロッド
51と、毛髪を巻いた状態のロッド51をその長手方向
にそって括る輪ゴム52と、ロッド51表面に巻かれた
毛髪に輪ゴム52の括り跡が残らないよう、ロッド51
を括っている輪ゴム52とロッド51表面に巻かれた毛
髪との間に隙間を形成するためのピン53とからなって
いる。
【0004】前記した従来のロッド51を用いて毛髪を
巻き取る工程は図15に示す通りである。まず毛髪60
を櫛等により適当量すくい取り、吸水性の良好な紙等か
らなるシート体54等を半分に折るようにして毛髪60
を挟持する(図15(a))。この時、毛髪60を濡ら
しておくと扱いやすい。次にこの毛髪60をシート体5
4ごと毛先61側からロッド51に巻き取り(図15
(b))、次に毛髪60が巻かれたロッド51をその長
手方向に輪ゴム52で括り(図15(c))、この輪ゴ
ム52の跡が毛髪に付かないように輪ゴム52と毛髪6
0との間にピン53を挟み込んでおく(図15
(d))。
【0005】また、特に縦方向へうねり状のカールを施
したい場合は、図16に示すような円錐形状に近い縦長
のロッド55を用い、このロッド55にらせん状に巻き
付けるようにして毛髪巻き取りを行う。
【0006】上記ロッド51、55は例えばパーマ処理
時にも用いられ、該パーマ処理は一般に美容室等におい
て専門技術を有する者(美容師)に委託される場合が多
いが、本人の希望するヘアスタイルを口述により伝達す
るのは容易ではなく、本人と美容師との間にイメージの
ギャップが生じて思いどおりの毛髪巻き取りが行えない
場合がある。また、費用が嵩むことから、最近では家庭
で行えるよう前記毛髪巻取具一式50とパーマ処理液等
をセットにした商品も販売されており、美容室まで行か
なくても本人が自分で又は知人同士でパーマ付与を行う
ことが可能になってきている。
【0007】しかしながら従来のロッド51、55等を
用いて毛髪巻き取りを行う場合には下記の様な課題があ
った。すなわち、ロッド51、55を使用して毛髪60
を巻き取る際、毛先61をスムーズに巻き取るにはある
程度高い技術力を要し、未熟な美容師や素人が行うと毛
先61等が折れ曲がった状態のまま毛髪60を巻き取っ
てしまう場合がある。特にこの状態でパーマ処理を行っ
た場合は、毛先61の折れ曲がり状態はそのまま固定さ
れることとなり、ドライヤーの熱によっても前記状態を
改善することは困難となる。また、櫛等によりすくい取
った毛髪60をロッド51に整然と巻き付けるのにはあ
る程度高い技術力を要し、特に毛先が不揃いな毛髪を巻
き付ける場合においては何本かの毛髪が飛び出てしまい
がちである。また、毛髪を巻き取ったロッド51が転が
らないよう輪ゴム52等で括っても、その括る位置によ
ってはさらにロッド51が転がり易く、巻き取った状態
を保持しにくい。
【0008】このように、従来のロッド51、55を用
いて毛髪60を巻き取るにはある程度高い技術力が必要
であり、未熟な美容師や素人が行うとロッド51へ毛髪
60を巻回させるのに時間がかかったり、仕上がりが思
わしくなかったりする場合が多く、まして本人が本人の
毛髪を巻き取るのはかなりの熟練者であっても容易では
ないといった課題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みなされたものであり、取り扱いが簡単で、特別な技術
を要さず、作業性が良く、未熟な美容師や素人であって
も、また、本人が本人の毛髪を巻き取る場合であっても
技術レベルに関係なく容易に巻き取ることが可能な、応
用範囲の広い毛髪巻取具及びそれを用いた毛髪巻き取り
方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る毛髪巻取具は、屈曲自在でその屈曲形状
を保持可能な塑性変形部材をシート体又は筒状体に取り
付けてなり、前記シート体により毛髪を包囲した状態ま
たは前記筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態で前記塑性
変形部材を変形させることにより毛髪の湾曲、屈曲また
は巻回状態を形成および保持することを特徴としてい
る。
【0011】前記塑性変形部材の一部又は全ては、シー
ト体により毛髪を包囲した状態または筒状体内側に毛髪
を取り込んだ状態時に、前記塑性変形部材の長さ方向が
毛髪の長さ方向と略平行に位置するよう、前記シート体
又は筒状体に単または複数本配設されているのが好まし
く、また前記塑性変形部材の一部又は全ては、シート体
により毛髪を包囲した状態または筒状体内側に毛髪を取
り込んだ状態時に、前記塑性変形部材の長さ方向が毛髪
の長さ方向と略垂直に位置するよう、前記シート体又は
筒状体に単または複数本配設されているのが好ましい。
また、一部の前記塑性変形部材の長さ方向が毛髪の長さ
方向と略平行に位置し、他部の前記塑性変形部材の長さ
方向が毛髪の長さ方向と略垂直に位置するよう、前記シ
ート体又は筒状体に単または複数本配設されているのが
より好ましい。
【0012】また、シート体又は筒状体に毛髪を挿通さ
せる切込部が形成されているのが好ましく、これら毛髪
巻取具の具体例としては、複数のシート体がその上部所
定箇所を除く長手方向両側部を接着されて略筒状体とな
り、一方のシート体の前記上部に短手方向に延びる切込
部が形成され、該切込部の略中央部から長手方向に沿っ
て第1の塑性変形部材が取り付けられると共に、一方ま
たは他方の前記シート体の上部または下部に短手方向に
その長さを有する第2の塑性変形部材が取り付けられ、
該第2の塑性変形部材は前記シート体の長手方向両側部
を越えて延設されるものである毛髪巻取具が上げられ
る。
【0013】これら毛髪巻取具は次のような毛髪取込具
と共に用いられると作業性がよい。前記毛髪取込具と
は、毛髪をシート体に包囲される位置または筒状体の内
側に配置するためのものであって、棒状体の端部に毛髪
を包囲可能な環部または鉤状部が一体形成されてなるも
のである。前記環部または鉤状部の内側全面又は一部が
毛髪を梳き得る櫛状になっているのが好ましく、このよ
うな毛髪取込具および前記したような毛髪巻取具により
毛髪の巻き取りを行うには、以下のようにする。
【0014】すなわち、前記毛髪巻取具のシート体に毛
髪を包囲し、または筒状体内側に毛髪を取り込み、塑性
変形部材を変形させることによって毛髪の湾曲、屈曲ま
たは巻回状態を形成及び保持する。この時、前記毛髪巻
取具のシート体上または筒状体内側に前記毛髪取込具を
位置合わせし、前記毛髪取込具の環部または鉤状部に毛
髪を挿通させ、前記毛髪取込具をシート体上または筒状
体内側から移動させることにより、シート体で毛髪を包
囲した状態、または筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態
とし、その後前記塑性変形部材の変形作業を行うのが好
ましい。また、前記毛髪巻取具が前記切込部を有する場
合は、該切り込み部と毛髪取込具の環部または鉤状部と
を位置合わせし、これら切込部、および環部または鉤状
部に毛髪を挿通させ、前記毛髪取込具をシート体上また
は筒状体内側から外方へ移動させることにより前記作業
を行うとより好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
毛髪巻取具を図面に基づいて説明する。図1は実施の形
態に係る毛髪巻取具を示した模式的斜視図である。な
お、図2(a)はその模式的正面図、図2(b)はその
模式的側面図、図3(a)は図2(a)におけるAA´
断面図、図3(b)は図2(a)におけるBB´断面図
である。これら図1〜3に示されるように、実施の形態
に係る毛髪巻取具は例えば平面視長方形形状のシート体
が2枚重なって筒状体を形成してなるものであり、筒部
10Aと、筒部10Aの一側片から延設されるガイド部
10B、および筒部10Aの他側片から延設され、ガイ
ド部10Bと重ね可能な遊片10Cを含んでなってい
る。片方のシート体11の図中上部すなわちガイド部1
0Bにはシート体11の短手方向に沿ってその長さを有
する切込部12が形成されており、この切込部12の上
方には同じくシート体11の短手方向に沿って長さを有
し、シート体11の幅寸法を越える長さを有した、塑性
変形部材の一例としてのワイヤ13が取り付けられてい
る。ここで言うワイヤとは、金属片や、合成樹脂を外装
した針金のことを言い、ワイヤ13の取り付けは例えば
図3(d)に示されるように埋込成形によりシート体1
1と一体的に取り付けられていてもよいし、別例として
は接着または融着等によりシート体11に取り付けられ
ていてもよい。またシート体11の切込部12下方であ
ってシート体11の長手方向に沿った略中央部にはシー
ト体11の長手方向に沿ってその長さを有する塑性変形
部材の一例としてのワイヤ14が取り付けられている。
このワイヤ14の概念および取り付けに関してもワイヤ
13の場合と同様のことが言える。このように、ワイヤ
13、14が取り付けられたシート体11にこれと同程
度の大きさを有したもう一方のシート体15が重ねら
れ、図中上部すなわちガイド部10B及び遊片10Cを
除く長手方向両側部が接着されて筒部10Aとなり、毛
髪巻取具10は構成されている。ワイヤ13、14の取
り付けは何ら片方のシート体11のみに限定されるもの
でないことは勿論である。
【0016】前記塑性変形部材とは、一般に本実施の形
態で例示されているワイヤ13、14のように、屈曲自
在であってその屈曲形状を保持可能な部材をいうが、本
発明においてはこの他に、例えば形状記憶合金や形状記
憶樹脂等のように力の作用でなく熱等の作用により変形
するものも前記塑性変形部材に含むものとする。いずれ
の場合も、パーマ液等によって錆びたり化学変化を起こ
したりすることのないよう、塩化ビニル等の合成樹脂で
コーティングされているのが好ましい。シート体11、
15の素材としては吸水性、保水性、耐薬品性、耐熱性
が良好な素材が好ましく、例えば和紙や不織布等が挙げ
られる。また、例えば屈曲自在であって形状保持性を有
した繊維片が折り込まれることによりそれ自体が屈曲自
在となったシート体であってもよい。ワイヤ13、14
としては針金等を塩化ビニル等で被覆したものが例示さ
れるが、錆びにくく、屈曲自在で形状保持性を有したも
のであれば何ら限定されるものでない。また、巻回状態
保持を主目的として例えば両端に互いに係止可能な面フ
ァスナーが取り付けられた帯状物をワイヤ13の代わり
に取り付けてもよく、この場合、前記面ファスナーの係
止によって簡便に毛髪巻取具の湾曲または屈曲状態を保
持することが可能となる。さらに前記巻回状態保持を主
目的としてクリップ等を用いてもよく、該クリップ等に
より巻回体の一部または全体を挟持してもよい。さらに
ワイヤ13、14の取り付け位置は上記実施の形態に例
示された位置に限定されることはなく、ワイヤ13にあ
っては例えばシート体11の図中下部に取り付けられて
いてもよく、また、ワイヤ14にあってはシート体11
の側方部分に複数が取り付けられていてもよい。
【0017】本発明に係る毛髪巻取具は何ら上記構成に
限定されるものでなく、図4に示すように、切込部12
(図1)がなく、ガイド部10B、遊片10C(いずれ
も図1)のいずれもない、図中上端部までの長手方向両
側部が接着された筒部10Aのみからなる毛髪巻取具1
7であってもよい。この場合、ワイヤ14は図例のよう
にシート体11の側方部分及び略中央部分に複数のワイ
ヤ14が取り付けられていてもよいし、略中央部分の
み、または側方部分のみに単または複数のワイヤ14が
取り付けられていてもよい。さらには図5に示すよう
に、筒状体を呈するものでなく、シート体111にワイ
ヤ14が例えば中央部に取り付けられた毛髪巻取具18
であってもよい。この場合、ワイヤ14が略中央部のみ
ならず両側方部分に取り付けられていてもよいことは勿
論である。これら毛髪巻取具18においては、ワイヤ1
4を毛髪の流れに沿わせた状態でシート体111により
毛髪を被覆し、全体をひねるようにして毛髪を巻き取る
方法が考えられる。また、図6に示すようにシート体1
12の略中央部に短手方向に伸びる切込部121が形成
され、切込部121からどちらか一方または双方のシー
ト端に向かって塑性変形部材14が取り付けられてなる
毛髪巻取具19であってもよい。この場合、切込部12
1から手前に毛髪を挿通させ、切込部121付近からシ
ート体112を二つ折りすることで毛髪を保持し、上記
方法と同様にして毛髪を巻き取る方法が考えられる。こ
の場合も、ワイヤ14の取り付け本数、取り付け箇所は
何ら限定されるものでない。
【0018】ここで図1に示した毛髪巻取具10の寸法
を例示すると以下の通りであるが、何ら以下の寸法に限
定されないことは勿論である。例えばシート体11、1
5の寸法は縦(h)×横(w)=18cm×5cm程度
で上端から1cm程度下方にワイヤ13が取り付けられ
ていて、このワイヤ13はシート体11の長辺から両側
方に2cm程度づつ露出している。ワイヤ13から1.
5cm程度下方には幅寸法が3.5cm程度の切込部1
2が形成されており、シート体11には切込部12の略
中間部近傍からシート体11の下端まで延びるワイヤ1
4が内在している。また、シート体11、15はそれぞ
れの上端から4cm下方までの部分を除いてその両側辺
部が接着されており、略筒状を呈している。また、図
4、図5に示した毛髪巻取具17、18の縦寸法
(h1 )、(h2 )は毛髪巻取具10の縦寸法(h)と
同程度であるのが一般的と考えられ、図6に示した毛髪
巻取具19の縦寸法(h3 )は毛髪巻取具10の縦寸法
(h)より長いのが一般的と考えられ、図4、図6に示
した毛髪巻取具17、19の横寸法(w)は毛髪巻取具
10の横寸法(w)と同程度であるのが一般的と考えら
れ、図5に示した毛髪巻取具18の横寸法(w1 )は毛
髪巻取具10の横寸法(w)より長いのが一般的と考え
られ図るが、何らこれらに限定されるものでない。
【0019】このように構成された毛髪巻取具10(1
7〜19)は図7に示すような毛髪取込具20を用いる
とより効率的に作業を進めることができる。毛髪取込具
20は例えば毛髪巻取具10のシート体11、15間に
装備されて用いられ、その形状は例えば図例のように両
先端部分が環部21、22となっていて、これら環部2
1、22が棒状部23を介して取り付けられてなってい
る。
【0020】毛髪取込具20の素材としては例えば各種
プラスチックが挙げられ、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂のいずれを用いても
よいが、パーマ処理時にも用いることが可能であるよ
う、耐薬品性の高い素材であることが好ましい。
【0021】毛髪取込具20の寸法を例示すると以下の
通りであるが、何ら以下の寸法に限定されないことは勿
論である。例えば棒状部23は18cm程度であり、こ
の棒状部23の一端に一体形成された環部21の孔21
aの長軸方向長さ(t1 )は4.5cm程度、短軸方向
長さ(s1 )は2.0cm程度であり、棒状部23の他
端に一体形成された環部22の孔22aの長軸方向長さ
(t2 )は3.25cm程度、短軸方向長さ(s2)は
1.5cm程度である。
【0022】この毛髪取込具20は図8に示すように毛
髪巻取具10のシート体11、15間に介装し、環部2
1(22)の孔21a(22a)を切込部12と位置合
わせして用いる。環部21、22は例えば切込部12の
長さ方向に長い楕円形状であって、それぞれの孔21
a、22aの長軸方向長さt1 、t2 は取込む毛髪量に
併せて異なる長さを有している。この毛髪取込具20は
シート体11、15間に介装する必要性からいっても環
部21、22の横方向寸法がシート体11、15の幅寸
法よりも小さいのが好ましい。
【0023】この毛髪巻取具10及び毛髪取込具20を
用いて例えば従来のようにロッドに巻き取った如く毛髪
の湾曲または屈曲状態を規制するには、図9(a)〜
(d)の工程順に作業を進める。まず切込部12を有す
るシート体11側を頭髪表面に当接させるよう、毛髪取
込具20を介装した毛髪巻取具10を配置し、切込部1
2および毛髪取込具20の孔21aから毛髪60を手前
にすくい出す(図9(a))。毛髪60のすくい出しは
櫛の柄の部分等を利用すると作業性が良い。次に毛髪取
込具20を図中下方に滑動させて毛髪巻取具10のシー
ト体11、15間から引き抜く。該作業により毛髪60
は毛髪取込具20の環部21の環内面21bに撫でられ
るようにしてシート体11、15間に取込まれる(図9
(b))。この状態のまま毛髪巻取具10を例えば毛先
61を覆い得る位置までずらし、毛髪60をシート体1
1、15間に保持したまま毛髪巻取具10を毛先61方
向から内側に巻き込んでゆく(図9(c))。巻き込む
方向は内側方向に限定されるものでなく、外側方向であ
ってもよい。ワイヤ13の位置まで巻き込んで巻回体1
0Dとしたら、この巻回体10Dの中空部16にワイヤ
13をその先端部から差し込んで巻回体10D内方に屈
曲することにより巻回体10Dの巻回状態を押さえ止め
る(図9(d))。この時、ワイヤ13の代わりにクリ
ップ等で巻回体10Dの一部または全体を挟み止めても
よいことは前述の通りである。
【0024】このような方法において上記図9(a)の
工程時又はその前に毛髪60にパーマ処理液を施し、上
記した巻き取りを行えば、パーマ処理にも応用すること
ができる。
【0025】上記した毛髪巻取具10によれば、上記図
9(b)の工程時にシート体11、15間に毛髪60を
収容することができるため、一部の毛髪が毛髪60から
飛び出るといったことがなく、従来のように毛髪60か
ら毛髪が飛び出ないよう指で挟持しつつロッド51に巻
き付けるといった技術を必要としない。また、例えばパ
ーマ処理に応用する場合、毛髪60に付与したパーマ処
理液はシート体11、15間に一旦保有されることとな
り、その後の作業工程において前記パーマ付与液が滴り
落ちるのを防止することができるため、従来よりも前記
パーマ付与液の付与量を少なくすることができる。これ
によりコストを削減できるとともに、滴り落ちたパーマ
付与液が顔や首に付着するのを効果的に防止でき、かぶ
れたりするのを防ぐことができる。
【0026】また、従来の毛髪巻き取り方法では、シー
ト体54を介して挟持した範囲にロッド51をあて、櫛
の柄先端等を利用して毛先61を巻き込む場合が多く、
この方法だと毛先61が折れた状態で巻き込まれやす
く、毛先61をスムーズに巻き取るにはある程度の技術
を必要とするが、上記説明した毛髪巻取具10を用いる
方法によれば、毛先61までシート体11、15で覆っ
た状態で巻きはじめることができるため、毛先が折れに
くい。シート体11、15間に毛髪60を保持した後
は、櫛等を一切用いる必要がなく、毛髪巻取具10はシ
ート体11、15による面接触にて毛髪60に接するこ
ととなるため毛髪60から滑り落ちにくく、ロッド51
を用いる場合のように常時ロッド51と毛髪60とを押
さえながら巻き込み作業を行うといった技術を必要とし
ない。すなわちシート体11、15間に毛髪60を保持
した後は両手を放しても何ら差し支えがないのであっ
て、不慣れな素人であっても最初から何度も作業をやり
直すといった必要がない。また上記方法では何度も櫛通
しをしなくともよいため、毛髪が痛みにくい。
【0027】また、毛髪巻取具10の長手方向の略中央
部には形状保持性を有する塑性変形部材であるワイヤ1
4が装着されているため、巻回作業の途中で手を放して
も前記途中までの巻回状態は保持されるため、最初から
巻きなおす等の必要がなく、作業性を向上させることが
できる。また、ワイヤ14が弾性に優れた素材である場
合は、前記弾性を利用して弧状態を形成しやすく、より
作業性を向上させることができる。
【0028】また、巻回後はワイヤ13を巻回体中空部
16内方に屈曲することで前記巻回状態を保持すること
ができるため、従来の場合のように輪ゴム52等により
括り止めする必要がなく、屈曲したワイヤ13は外れに
くいため、より確実また簡単に巻回状態を保持すること
ができる。また、ワイヤ13は毛髪60と直接は接触せ
ず、毛髪に止め後が残りにくい。
【0029】このような毛髪巻取具10は様々な形状に
変形させることができ、例えば図10に示すように捩じ
った状態で毛髪60の形状を保持することもできる。こ
の時、図11のように一部を捩じることにより、毛髪6
0の一部に特定のひねり形状を付与することも可能であ
る。また、図12に示すようにアコーディオン状に折り
畳んだ形状とすることで、毛髪60に特定のうねり形状
を付与することも可能である。この他、毛髪巻取具10
の形状アレンジには様々なパターンが考えられ、個人の
工夫によって人とは違ったヘアスタイルを発現させるこ
とが可能となる。
【0030】また、従来のロッド51、55を用いる方
法の場合は、希望するカール又はウェーブの大きさ毎に
様々な径や長さ、及び形状のロッド51、55を用いる
必要があったが、毛髪巻取具10を用いれば、巻き方を
変えるだけでこれら全てのパターンを実現することがで
きる。頭髪全体に均一な大きさのカール又はウェエーブ
を付与したい場合は、別途例えば円柱状の部材を芯とし
て上記巻き取りを行ってもよく、巻き取り後に前記円柱
状の部材を引き抜いてその引き抜いた円柱状部材を他部
の毛髪60の巻き取りに使い回すこともでき、少数の円
柱状部材の併用で頭髪全体に均一な大きさのカール又は
ウェーブを付与することができる。前記円柱状部材とし
て従来のロッド51を用いることができるのは勿論であ
る。
【0031】この毛髪巻取具10に毛髪取込具20を組
み合わせることで、シート体11、15間にスムーズに
毛髪60を引き込むことできるが、より作業性を向上さ
せるため、および毛髪を傷つけないために環21(2
2)の内面は粗雑でなく滑らかであるのが好ましい。さ
らに、図13に示すように環内面に例えば0.6cm程
度の間隔で歯30aが形成され、櫛状となった環部3
1、32を有した毛髪取込具30としてもよい。この場
合、シート体11、15間から毛髪取込具30を引き抜
くと同時に櫛を通す効果を付与することができる。これ
ら図7、図13に例示したように長軸方向長さの異なる
環部21(31)、22(32)が形成されている場合
は、どちらの環部を用いるかでそれぞれに見合った毛髪
量を選択することができるだけでなく、環部21(3
1)または環部22(32)のいずれか一方を持ち手部
分とすることができ、手が滑りやすい状態であっても作
業性を良くすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る毛髪
巻取具によれば、従来のように毛髪を巻き取るための特
別な技術を必要とせず、素人であっても、また技術の未
熟な美容師であっても非常に作業性良く簡単に毛髪を巻
き取ることができる。また従来は一つのロッドで形成し
得るカールの大きさは一つに限定されたが、本発明に係
る毛髪巻取具はそれにより形成される巻回体の内径を幾
通りにも自在に変化させることができるため、一種類の
寸法物で多種のカール大きさを発現させることができ
る。また、発現させ得るカール形態としては、何ら限定
されるものでなく、一部ひねった状態のカール、ジグザ
グ状の屈曲した状態のカール他、多種のカールを発現さ
せることができる。さらに、本発明に係る毛髪取込具に
よれば、前記毛髪巻取具と併用することにより、毛髪巻
取具内への毛髪の取込作業を容易に、また簡便に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る毛髪巻取具を示した
模式的斜視図である。
【図2】(a)は実施の形態に係る毛髪巻取具を示した
模式的正面図であり、(b)はその模式的側面図であ
る。
【図3】(a)は実施の形態に係る毛髪巻取具の模式的
上面図であり、(b)はその模式的底面図であり、
(c)は図2におけるAA´断面図であり、(d)は図
2におけるBB´断面図である。
【図4】実施の形態に係る毛髪巻取具の他例を示した模
式的斜視図である。
【図5】実施の形態に係る毛髪巻取具のさらに別の他例
を示した模式的平面図である。
【図6】実施の形態に係る毛髪巻取具のさらに別の他例
を示した模式的平面図である。
【図7】実施の形態に係る毛髪取込具を示した模式的平
面図である。
【図8】実施の形態に係る毛髪巻取具に毛髪取込具を配
置した状態を示した模式的斜視図である。
【図9】(a)〜(d)は実施の形態に係るカール付与
方法を説明するために工程順に示した模式的斜視図であ
る。
【図10】実施の形態に係る毛髪巻取具による毛髪の湾
曲または屈曲状態の規制方法を説明するために示した模
式的斜視図である。
【図11】毛髪巻取具による毛髪の別の湾曲または屈曲
状態の規制方法を説明するために示した模式的斜視図で
ある。
【図12】毛髪巻取具による毛髪のさらに別の湾曲また
は屈曲状態の規制方法を説明するために示した模式的斜
視図である。
【図13】実施の形態に係る毛髪取込具の他例を示した
模式的平面図である。
【図14】従来の毛髪巻取具を示した模式的斜視図であ
る。
【図15】(a)〜(d)は従来のカール付与方法を説
明するために示した模式的斜視図である。
【図16】従来の毛髪巻取具のロッドの別例を示した模
式的斜視図である。
【符号の説明】
10、17、18、19 毛髪巻取具 10A 筒部 10B ガイド部 10C 遊片 10D 巻回体 11、15、54、111、112 シート体 12、121 切込部 13、14 ワイヤ 16 巻回体内方 20、30 毛髪取込具 21、22、31、32 環部 21a、22a、31a、32a 孔 23 棒状部 30a 歯 50 毛髪巻取具 51、55 ロッド 52 輪ゴム 53 ピン 60 毛髪 61 毛先

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲自在で且つその屈曲形状を保持可能
    な塑性変形部材をシート体又は筒状体に取り付けてな
    り、前記シート体により毛髪を包囲した状態または前記
    筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態で前記塑性変形部材
    を変形させることにより毛髪の湾曲、屈曲または巻回状
    態を保持する毛髪巻取具。
  2. 【請求項2】 シート体により毛髪を包囲した状態また
    は筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態時に、前記塑性変
    形部材の長さ方向が毛髪の長さ方向と略平行に位置する
    よう、一部又は全ての前記塑性変形部材が前記シート体
    又は筒状体に単または複数本配設されていることを特徴
    とする請求項1記載の毛髪巻取具。
  3. 【請求項3】 シート体により毛髪を包囲した状態また
    は筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態時に、前記塑性変
    形部材の長さ方向が毛髪の長さ方向と略垂直に位置する
    よう、一部又は全ての前記塑性変形部材が前記シート体
    又は筒状体に単または複数本配設されていることを特徴
    とする請求項1記載の毛髪巻取具。
  4. 【請求項4】 シート体により毛髪を包囲した状態また
    は筒状体内側に毛髪を取り込んだ状態時に、一部の前記
    塑性変形部材の長さ方向が毛髪の長さ方向と略平行に位
    置し、他部の前記塑性変形部材の長さ方向が毛髪の長さ
    方向と略垂直に位置するよう、前記塑性変形部材が前記
    シート体又は筒状体に配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の毛髪巻取具。
  5. 【請求項5】 シート体又は筒状体に、毛髪を挿通させ
    る切込部が形成されていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかの項に記載の毛髪巻取具。
  6. 【請求項6】 複数のシート体がその上部所定箇所を除
    く長手方向両側部を接着されて略筒状体となり、一方の
    シート体の前記上部に短手方向に延びる切込部が形成さ
    れ、該切込部の略中央部から長手方向に沿って第1の塑
    性変形部材が取り付けられると共に、一方または他方の
    前記シート体の上部または下部に短手方向にその長さを
    有する第2の塑性変形部材が取り付けられ、該第2の塑
    性変形部材は前記シート体の長手方向両側部を越えて延
    設されるものであることを特徴とする毛髪巻取具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の毛
    髪巻取具と共に用いられ、毛髪をシート体に包囲される
    位置または筒状体の内側に配置するための毛髪取込具で
    あって、棒状体の端部に毛髪を包囲可能な環部または鉤
    状部が一体形成されてなる毛髪取込具。
  8. 【請求項8】 環部または鉤状部の内側全面又は一部が
    毛髪を梳き得る櫛状になっていることを特徴とする請求
    項5記載の毛髪取込具。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の毛
    髪巻取具におけるシート体で毛髪を包囲し、または筒状
    体内側に毛髪を取り込み、塑性変形部材を変形させるこ
    とで毛髪の湾曲、屈曲または巻回状態を形成および保持
    する毛髪巻取方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の
    毛髪巻取具のシート体上または筒状体内側に請求項5ま
    たは請求項6記載の毛髪取込具を位置合わせし、前記毛
    髪取込具の環部または鉤状部に毛髪を挿通させた後、前
    記毛髪取込具をシート体上または筒状体内側から外方へ
    移動させることにより、毛髪をシート体で包囲した状
    態、または毛髪を筒状体内側に取り込んだ状態とし、前
    記毛髪巻取具の塑性変形部材を変形させて毛髪の湾曲、
    屈曲または巻回状態を形成および保持する毛髪巻取方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載の毛髪巻取具の切込部
    と請求項5または請求項6のいずれかの項に記載の毛髪
    取込具の環部または鉤状部とを位置合わせし、これら切
    込部、および環部または鉤状部に毛髪を挿通させ、前記
    毛髪取込具をシート体上または筒状体内側から外方へ移
    動させることにより、毛髪をシート体で包囲した状態、
    または毛髪を筒状体内側に取り込んだ状態とし、前記毛
    髪巻取具の塑性変形部材を変形させて毛髪の湾曲、屈曲
    または巻回状態を形成および保持する毛髪巻取方法。
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