JP3000952U - ヘアカール用ロッド - Google Patents
ヘアカール用ロッドInfo
- Publication number
- JP3000952U JP3000952U JP1994000562U JP56294U JP3000952U JP 3000952 U JP3000952 U JP 3000952U JP 1994000562 U JP1994000562 U JP 1994000562U JP 56294 U JP56294 U JP 56294U JP 3000952 U JP3000952 U JP 3000952U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- rod
- rod tube
- insertion projection
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 髪の長さ方向に均等なカールやウエーブを施
すことができ、髪の巻き付け作業、及び髪からの取り外
し作業を簡単にすることができるヘアカール用ロッドを
提供することである。 【構成】 軟質合成樹脂製のロッド管1の一端に、プラ
スチック製の差込用突起2を嵌め入れる。小分けにした
髪束を、毛先部分から重なり合わないように前記ロッド
管1の外周面に巻き付け、根元部分まで巻き終えると、
前記差込用突起2を他端開口3に挿入する。このように
すると、髪とロッド管1との重みにより、髪が巻き戻る
ことなく、ロッド管1が環状に保持される。
すことができ、髪の巻き付け作業、及び髪からの取り外
し作業を簡単にすることができるヘアカール用ロッドを
提供することである。 【構成】 軟質合成樹脂製のロッド管1の一端に、プラ
スチック製の差込用突起2を嵌め入れる。小分けにした
髪束を、毛先部分から重なり合わないように前記ロッド
管1の外周面に巻き付け、根元部分まで巻き終えると、
前記差込用突起2を他端開口3に挿入する。このように
すると、髪とロッド管1との重みにより、髪が巻き戻る
ことなく、ロッド管1が環状に保持される。
Description
【0001】
この考案は、パーマ処理により髪にカール、あるいはウエーブをつける際に、 髪を巻き付けるために使用されるヘアカール用ロッドに関する
【0002】
従来のヘアカール用ロッドとしては、図8に示すものが知られている。 このヘアカール用ロッドは、小分けにした髪を毛先の方からロッド本体11に 巻き付け、ロッド本体11の両端に設けられた切欠凹所12に輪ゴムを掛け渡し て、巻き付けを終了すると共に、髪の巻き戻りを防止する。
【0003】 カールあるいはウエーブのあたり具合に対応して、ロッド本体11の径が数種 類に設定されている。
【0004】 しかしながら、この従来のヘアカール用ロッドは、ロッド本体11の長さが短 く、このロッド本体11に髪を重ねて巻き付けることから、毛先部分と根元部分 とで、パーマのあたり具合が微妙に異なり、均等なカールやウエーブが得られな いという問題点がある。特に、ロングヘアの場合に、この傾向が強くなる。
【0005】 また、ロッド本体11に髪を巻き付けた後、輪ゴムを掛け渡して巻き戻りを防 止しなければならず、巻き付け作業のみならず、パーマ処理を終えた後の取り外 し作業においても、手間がかかる。
【0006】
そこで、この考案は、髪の長さ方向に均等なカールやウエーブを施すことがで き、また、巻き付け作業及び取り外し作業を簡単に行うことができるヘアカール 用ロッドを提供することを課題とする。
【0007】
上記の課題を解決するために、この考案は、柔軟性を有する中空のロッド管の 一端に差込用突起を設け、このロッド管の長さを、前記差込用突起を他端開口に 挿入可能な長さに設定する構成を採用したのである。
【0008】
以上のように構成されたヘアカール用ロッドは、ロッド管の一端に設けられた 差込用突起を他端開口に挿入すると、ロッド管が環状に湾曲した状態で保持され る。 差込用突起を他端開口から引き抜くと、ロッド管が一本の棒状になる。
【0009】 一本のロッド管の他端開口に、同じ径を有する他の一本のロッド管の差込用突 起を挿入すると、複数本のロッド管が接続され、全体のロッドの長さが延長され る。
【0010】 ロッド管の径を太くすると、パーマ処理後のカールあるいはウエーブが緩やか になり、ロッド管の径を細くすると、パーマ処理後のカールあるいはウエーブが 細かくなる。
【0011】
図1に示すヘアカール用ロッドは、軟質合成樹脂製の中空のロッド管1の一端 に、プラスチック製の差込用突起2が嵌め入れられている。
【0012】 この実施例においては、ロッド管1の長さを約28cmに設定することにより、 前記差込用突起2を他端開口3に挿入可能とした。
【0013】 このヘアカール用ロッドは、図2に示すように、前記差込用突起2の一端部に 周方向の溝4を設けておくか、あるいは、図3に示すように、差込用突起2の一 端部に周方向の小突部5を設けておく構成とするとなお良い。
【0014】 このようにすると、前記差込用突起2がロッド管1の中央部に向かって嵌まり 込んだり、外方へ飛び出したりするのを防止することができる。
【0015】 あるいは、接着剤等を用いて、ロッド管1の一端に差込用突起2を固着してお いてもよい。
【0016】 次に、このヘアカール用ロッドの使用方法について説明する。 図4(a)に示すように、小分けにした髪束6の毛先部分をペーパー7で被い 、図4(b)に示すように、毛先部分から髪が重なり合わないようにして、前記 ロッド管1の外周面に、前記差込用突起2の側から他端に向けて巻き付ける。
【0017】 図5(a)に示すように、根元付近まで巻き付け、前記差込用突起2をロッド 管1の他端開口3に挿入する(図1(b)参照)。このようにすると、髪とロッ ド管1そのものの重量により、髪の巻き戻りが防止され、ロッド管1が環状のま ま保持され、巻き付け作業を終了することができる。
【0018】 このとき、図5(a)(b)に示すように、頭皮に近い部分の髪(図中、符号 6aで示す)は、巻きがルーズになるため、パーマ処理後、ストレートヘアと、 カールヘアあるいはウエーブヘアとの境目を曖昧にして髪の広がりを押さえ、ま とまりを良くすることができる。
【0019】 ロングヘアにカールあるいはウエーブを施す場合は、図6に示すように、ロッ ド管1Aの他端開口に、同じ径を有する他のロッド管1Bの差込用突起2Bを挿 入して、二本のロッド管1A、1Bを接続した状態で、髪を巻き付けると良い。
【0020】 巻き付けが終了すると、先のロッド管1Aの差込用突起2Aを他のロッド管1 Bの他端開口3Bに挿入すると、ロッド管1A、1Bが接続されたまま、図6( b)に示すように、環状に保持される。
【0021】 パーマ処理後は、差込用突起2を引き抜いて、髪を巻き戻すと、簡単にヘアカ ール用ロッドを取り外すことができ、図7に示すように、根元付近から毛先部分 に向けて、即ち、髪の長さ方向に均等なカール8(あるいはウエーブ)が施され る。
【0022】 なお、細かいカールやウエーブをつけようとするときは、径の細いロッド管を 用い、ゆるやかなカールやウエーブをつけようとするときは、径の太いロッド管 を用いると良い。
【0023】
以上のように、この考案に係るヘアカール用ロッドは、小分けにした髪を、重 なり合わないように、毛先部分から順次ロッド管の外周面に巻き付けることがで きる。従って、髪の長さ方向のパーマのあたり具合を均等にすることができる。
【0024】 頭皮に近い部分は、巻きがルーズになるため、パーマ処理後、ストレートヘア とカールヘアあるいはウエーブヘアとの境目が曖昧になり、髪の広がりを押さえ て、まとまりを良くすることができる。
【0025】 ロッド管に髪を巻き付けた後、一端に設けられた差込用突起を他端開口に挿入 することによりロッド管を環状にすると、髪とロッド管との重みにより、髪の巻 き戻りを防止することができる。従って、輪ゴム等を用いる必要がなく、極めて 容易に巻き付け作業を行うことができる。
【0026】 ロッド管の一端に設けられた差込用突起を、同じ径を有する他のロッド管の他 端開口に挿入すると、複数本のロッド管を接続することができる。従って、ロン グヘアにカールあるいはウエーブを施すときも、髪が重なり合わないように巻き 付けることができ、髪の長さ方向のパーマのあたり具合を均等にすることができ る。
【0027】 パーマ処理後は、ロッド管の差込用突起を他端開口から引き抜いて、髪を巻き 戻しながら簡単に取り外すことができる。
【図1】(a)実施例の斜視図 (b)同上の使用状態における斜視図
【図2】第二の実施例の一部省略一部切欠側面図
【図3】第三の実施例の一部省略一部切欠側面図
【図4】実施例の使用方法の説明図
【図5】同上の使用状態の説明図
【図6】同上のその他の使用方法の説明図
【図7】同上の使用後の説明図
【図8】従来例の斜視図
1、1A、1B ロッド管 2、2A、2B 差込用突起 3、3B 他端開口 4 溝 5 小突部 6 髪束 6a 頭皮に近い部分の髪 7 ペーパー 8 カール 11 ロッド本体 12 切欠凹所
Claims (1)
- 【請求項1】 柔軟性を有する中空のロッド管の一端に
差込用突起を設け、このロッド管の長さを、前記差込用
突起を他端開口に挿入可能な長さに設定したヘアカール
用ロッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000562U JP3000952U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | ヘアカール用ロッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000562U JP3000952U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | ヘアカール用ロッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3000952U true JP3000952U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=43136947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994000562U Expired - Lifetime JP3000952U (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | ヘアカール用ロッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000952U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208089A1 (ja) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 株式会社ラッキートレンディ | ヘアカーラー |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1994000562U patent/JP3000952U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016208089A1 (ja) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 株式会社ラッキートレンディ | ヘアカーラー |
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