JPH10189160A - 接続端子 - Google Patents
接続端子Info
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- JPH10189160A JPH10189160A JP8341805A JP34180596A JPH10189160A JP H10189160 A JPH10189160 A JP H10189160A JP 8341805 A JP8341805 A JP 8341805A JP 34180596 A JP34180596 A JP 34180596A JP H10189160 A JPH10189160 A JP H10189160A
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- JP
- Japan
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- wall piece
- connection terminal
- cylindrical portion
- inner conductor
- plug
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術の問題点を解消し、内部導体に損傷
を与えることなく、確実に且つ容易に該内部導体を固定
し、圧着機による固定の自動化が可能な接続端子を提供
する。 【解決手段】 本発明の接続端子は、連結部21、嵌合ば
ね部22、筒状部23、絶縁体圧着部24、及び筒状部23の上
方開口部から内部に挿入可能な栓部25を具備する接続端
子20であって、栓部25が、筒状部23の上方を縦方向に延
伸する電線の内部導体芯線を筒状部23内に押し込めて固
定可能な間隙を、筒状部23の少なくとも前壁片28及び後
壁片29の内周面に対して有して成るので、内部導体芯線
を筒状部23と栓部25との組体によって生じる間隙内の屈
曲変形により確実且つ容易に固定することを可能にす
る。
を与えることなく、確実に且つ容易に該内部導体を固定
し、圧着機による固定の自動化が可能な接続端子を提供
する。 【解決手段】 本発明の接続端子は、連結部21、嵌合ば
ね部22、筒状部23、絶縁体圧着部24、及び筒状部23の上
方開口部から内部に挿入可能な栓部25を具備する接続端
子20であって、栓部25が、筒状部23の上方を縦方向に延
伸する電線の内部導体芯線を筒状部23内に押し込めて固
定可能な間隙を、筒状部23の少なくとも前壁片28及び後
壁片29の内周面に対して有して成るので、内部導体芯線
を筒状部23と栓部25との組体によって生じる間隙内の屈
曲変形により確実且つ容易に固定することを可能にす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の内部導体の
端末部を固定し、導電部材との嵌合、接続が可能な接続
端子に関するものであり、特に、内部導体部が単芯線か
ら成る同軸コードの端末部固定用として改良された構造
を有する接続端子に関するものである。
端末部を固定し、導電部材との嵌合、接続が可能な接続
端子に関するものであり、特に、内部導体部が単芯線か
ら成る同軸コードの端末部固定用として改良された構造
を有する接続端子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、高周波機器、電子計算機等のリー
ド線や内部配線、アンテナ給電系、CATV,ITV等のUHF,VH
F やビデオ周波数の伝送用として使用されて来た同軸コ
ードは、軟銅単芯線あるいは軟銅撚り芯線から成る内部
導体芯線がそのシースの外径に対し約1/10〜2/10（約0.
4mm 〜3mm)程度の太さに設定されているので、導電部材
との嵌合接続が可能な接続端子への固定方法は、通常の
接続端子で採用されている圧着片による緊縛、把持方式
による電線切れや抜け落ち故障を避け、図７に示したよ
うに接続端子10の連結部11の後端部近傍の上面に、例え
ばシース５、外部導体４及び絶縁体３を除去して露出し
た前記内部導体２を半田付け６又は超音波溶着して固定
することが一般的な方法であった。以上のように構成さ
れる従来の接続端子10は、導電部材の一部を形成する、
例えば、アンテナ給電系回路13の接続ピン14を、前記接
続端子10の前端部側壁を折曲加工して成る嵌合ばね部12
内に嵌入して導通状態を得ていた。
ド線や内部配線、アンテナ給電系、CATV,ITV等のUHF,VH
F やビデオ周波数の伝送用として使用されて来た同軸コ
ードは、軟銅単芯線あるいは軟銅撚り芯線から成る内部
導体芯線がそのシースの外径に対し約1/10〜2/10（約0.
4mm 〜3mm)程度の太さに設定されているので、導電部材
との嵌合接続が可能な接続端子への固定方法は、通常の
接続端子で採用されている圧着片による緊縛、把持方式
による電線切れや抜け落ち故障を避け、図７に示したよ
うに接続端子10の連結部11の後端部近傍の上面に、例え
ばシース５、外部導体４及び絶縁体３を除去して露出し
た前記内部導体２を半田付け６又は超音波溶着して固定
することが一般的な方法であった。以上のように構成さ
れる従来の接続端子10は、導電部材の一部を形成する、
例えば、アンテナ給電系回路13の接続ピン14を、前記接
続端子10の前端部側壁を折曲加工して成る嵌合ばね部12
内に嵌入して導通状態を得ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の接続端子10は、前記内部導体２が比較的細いの
で、半田付け又は超音波溶着処理作業に手間取り且つ熟
練を要し、作業性の向上が望めなかった。
た従来の接続端子10は、前記内部導体２が比較的細いの
で、半田付け又は超音波溶着処理作業に手間取り且つ熟
練を要し、作業性の向上が望めなかった。
【０００４】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、内部導体に損傷を与えることなく、確実に且つ容
易に該内部導体を固定し、圧着機による固定の自動化が
可能な接続端子を提供することを目的とするものであ
る。
消し、内部導体に損傷を与えることなく、確実に且つ容
易に該内部導体を固定し、圧着機による固定の自動化が
可能な接続端子を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】本発明のかかる目的は、略平坦で細長状の
連結部、該連結部の前方両側端部に沿って折曲加工され
て成る嵌合ばね部、前記連結部21の中央両側端部に沿っ
て折曲加工されて成る筒状部、前記連結部の中央両側端
部に沿って折曲加工されて成る絶縁体圧着部、及び前記
筒状部の上方開口部から内部に挿入可能な栓部を具備す
る接続端子であって、前記栓部が、前記筒状部の上方を
縦方向に延伸する電線の内部導体芯線を前記筒状部内に
押し込めて固定可能な間隙を、前記筒状部の少なくとも
前記前壁片及び後壁片の内周面に対して有して成ること
を特徴とする接続端子によって達成される。
連結部、該連結部の前方両側端部に沿って折曲加工され
て成る嵌合ばね部、前記連結部21の中央両側端部に沿っ
て折曲加工されて成る筒状部、前記連結部の中央両側端
部に沿って折曲加工されて成る絶縁体圧着部、及び前記
筒状部の上方開口部から内部に挿入可能な栓部を具備す
る接続端子であって、前記栓部が、前記筒状部の上方を
縦方向に延伸する電線の内部導体芯線を前記筒状部内に
押し込めて固定可能な間隙を、前記筒状部の少なくとも
前記前壁片及び後壁片の内周面に対して有して成ること
を特徴とする接続端子によって達成される。
【０００６】更に、本発明のかかる目的は、前記筒状部
が、一方の側壁片及び前壁片と後壁片を有する他方の側
壁片から成ることを特徴とする接続端子によって達成さ
れる。
が、一方の側壁片及び前壁片と後壁片を有する他方の側
壁片から成ることを特徴とする接続端子によって達成さ
れる。
【０００７】更に、本発明のかかる目的は、前記筒状部
が、その底面を横断するように突起部を突設して成り、
前記栓部が、前記突起部に対応した溝部をその底面に凹
設して成ることを特徴とする接続端子によって達成され
る。
が、その底面を横断するように突起部を突設して成り、
前記栓部が、前記突起部に対応した溝部をその底面に凹
設して成ることを特徴とする接続端子によって達成され
る。
【０００８】更に、本発明のかかる目的は、前記筒状部
が、前記前壁片及び後壁片に前記内部導体芯線を捕捉可
能な各切り欠き部を刻設して成ることを特徴とする接続
端子によって達成される。
が、前記前壁片及び後壁片に前記内部導体芯線を捕捉可
能な各切り欠き部を刻設して成ることを特徴とする接続
端子によって達成される。
【０００９】更に、本発明のかかる目的は、前記筒状部
が、前記前壁片に前記内部導体芯線を捕捉可能な切り欠
き部を刻設し、前記後壁片に前記内部導体芯線の屈曲変
形を誘発させないスリットを具備して成ることを特徴と
する接続端子によって達成される。
が、前記前壁片に前記内部導体芯線を捕捉可能な切り欠
き部を刻設し、前記後壁片に前記内部導体芯線の屈曲変
形を誘発させないスリットを具備して成ることを特徴と
する接続端子によって達成される。
【００１０】更に、本発明のかかる目的は、前記電線
が、内部導体を有する同軸コードから成ることを特徴と
する接続端子によって達成される。
が、内部導体を有する同軸コードから成ることを特徴と
する接続端子によって達成される。
【００１１】更に、本発明のかかる目的は、前記内部導
体が、単芯線あるいは撚り芯線から成ることを特徴とす
る接続端子によって達成される。
体が、単芯線あるいは撚り芯線から成ることを特徴とす
る接続端子によって達成される。
【００１２】本発明の接続端子は、略平坦で細長状の連
結部、該連結部の前方両側端部に沿って折曲加工されて
成る嵌合ばね部、前記連結部の中央両側端部に沿って折
曲加工されて成る筒状部、前記連結部の中央両側端部に
沿って折曲加工されて成る絶縁体圧着部、及び前記筒状
部の上方開口部から内部に挿入可能な栓部を具備する接
続端子であって、前記栓部が、前記筒状部の上方を縦方
向に延伸する電線の内部導体芯線を前記筒状部内に押し
込めて固定可能な間隙を、前記筒状部の少なくとも前記
前壁片及び後壁片の内周面に対して有して成るので、前
記内部導体芯線が、前記筒状部と前記栓部との組体によ
って生じる前記間隙内の屈曲変形して固定される。
結部、該連結部の前方両側端部に沿って折曲加工されて
成る嵌合ばね部、前記連結部の中央両側端部に沿って折
曲加工されて成る筒状部、前記連結部の中央両側端部に
沿って折曲加工されて成る絶縁体圧着部、及び前記筒状
部の上方開口部から内部に挿入可能な栓部を具備する接
続端子であって、前記栓部が、前記筒状部の上方を縦方
向に延伸する電線の内部導体芯線を前記筒状部内に押し
込めて固定可能な間隙を、前記筒状部の少なくとも前記
前壁片及び後壁片の内周面に対して有して成るので、前
記内部導体芯線が、前記筒状部と前記栓部との組体によ
って生じる前記間隙内の屈曲変形して固定される。
【００１３】更に、本発明の接続端子は、前記筒状部
が、一方の側壁片及び前壁片と後壁片を有する他方の側
壁片から成るので、構成がコンパクトで加工も容易であ
る。
が、一方の側壁片及び前壁片と後壁片を有する他方の側
壁片から成るので、構成がコンパクトで加工も容易であ
る。
【００１４】更に、本発明の接続端子は、前記筒状部
が、その底面を横断するように前記突起部を突設して成
り、前記栓部が、前記突起部に対応した前記溝部をその
底面に凹設して成るので、更に前記内部導体芯線の屈曲
変形が増し、抜け止めの摩擦抵抗が増す。
が、その底面を横断するように前記突起部を突設して成
り、前記栓部が、前記突起部に対応した前記溝部をその
底面に凹設して成るので、更に前記内部導体芯線の屈曲
変形が増し、抜け止めの摩擦抵抗が増す。
【００１５】更に、本発明の接続端子は、前記筒状部
が、前記前壁片及び後壁片に前記内部導体芯線を捕捉可
能な前記各切り欠き部を刻設して成るので、前記内部導
体芯線の屈曲変形及び固定のための位置決めを容易に且
つ確実に行える。
が、前記前壁片及び後壁片に前記内部導体芯線を捕捉可
能な前記各切り欠き部を刻設して成るので、前記内部導
体芯線の屈曲変形及び固定のための位置決めを容易に且
つ確実に行える。
【００１６】更に、本発明の接続端子は、前記筒状部
が、前記前壁片に前記内部導体芯線を捕捉可能な前記切
り欠き部を刻設し、前記後壁片に前記内部導体芯線の屈
曲変形を誘発させない前記スリットを具備して成るの
で、前記内部導体芯線の屈曲変形に伴う異常な引っ張り
現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制する。
が、前記前壁片に前記内部導体芯線を捕捉可能な前記切
り欠き部を刻設し、前記後壁片に前記内部導体芯線の屈
曲変形を誘発させない前記スリットを具備して成るの
で、前記内部導体芯線の屈曲変形に伴う異常な引っ張り
現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制する。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明の接続端子の一実施態様に
ついて、添付した図面に基づき以下に詳述する。図１は
本発明の接続端子20の要部の縦断面を、図２は前記接続
端子20の要部を展開した平面を、更に図３は前記接続端
子20の要部を斜視図で示したものである。本発明の接続
端子20は、略平坦で細長状の連結部21、該連結部21の前
方両側端部に沿って折曲加工されて成る嵌合ばね部22、
前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲加工されて成
る筒状部23、前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲
加工されて成る絶縁体圧着部24、及び前記筒状部23の上
方開口部から内部に挿入可能な栓部25を具備して成って
いる。
ついて、添付した図面に基づき以下に詳述する。図１は
本発明の接続端子20の要部の縦断面を、図２は前記接続
端子20の要部を展開した平面を、更に図３は前記接続端
子20の要部を斜視図で示したものである。本発明の接続
端子20は、略平坦で細長状の連結部21、該連結部21の前
方両側端部に沿って折曲加工されて成る嵌合ばね部22、
前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲加工されて成
る筒状部23、前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲
加工されて成る絶縁体圧着部24、及び前記筒状部23の上
方開口部から内部に挿入可能な栓部25を具備して成って
いる。
【００１８】なお、前記筒状部23は、前記連結部21の両
側に沿った一方の側壁片26及び前壁片28と後壁片29を有
する他方の側壁片29から成り、前記栓部25は、前記筒状
部23の上方を縦方向に延伸する電線、例えば同軸コード
１の内部導体２である単芯線を前記筒状部23内に押し込
め、前記筒状部23の内周面と前記栓部25の外周面によっ
て画成される間隙内に屈折変形させて固定するが、前記
間隙は、前記筒状部23の少なくとも前記前壁片28及び後
壁片29の各内周面に対向する前記栓部25の各外周面間に
形成すれば良い。
側に沿った一方の側壁片26及び前壁片28と後壁片29を有
する他方の側壁片29から成り、前記栓部25は、前記筒状
部23の上方を縦方向に延伸する電線、例えば同軸コード
１の内部導体２である単芯線を前記筒状部23内に押し込
め、前記筒状部23の内周面と前記栓部25の外周面によっ
て画成される間隙内に屈折変形させて固定するが、前記
間隙は、前記筒状部23の少なくとも前記前壁片28及び後
壁片29の各内周面に対向する前記栓部25の各外周面間に
形成すれば良い。
【００１９】前記筒状部23と前記栓部25との組体による
前記内部導体２の屈折変形を伴う固定を更に確実なもの
にするため、図４に示したように前記筒状部23は、その
底面を横断するように突起部31を突設する一方、前記栓
部25は、前記突起部31に対応した溝部30その底面にを凹
設して成っている。
前記内部導体２の屈折変形を伴う固定を更に確実なもの
にするため、図４に示したように前記筒状部23は、その
底面を横断するように突起部31を突設する一方、前記栓
部25は、前記突起部31に対応した溝部30その底面にを凹
設して成っている。
【００２０】図５は、前記内部導体２の屈曲変形及び固
定のための位置決めを容易に且つ確実するため、前記前
壁片28及び後壁片29に前記内部導体２を捕捉可能な各切
り欠き部32,33 を刻設して成る前記筒状部23を示したも
のである。
定のための位置決めを容易に且つ確実するため、前記前
壁片28及び後壁片29に前記内部導体２を捕捉可能な各切
り欠き部32,33 を刻設して成る前記筒状部23を示したも
のである。
【００２１】図６は、前記内部導体２屈曲変形に伴う異
常な引っ張り現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制
するために、前記前壁片28に前記内部導体芯線を捕捉可
能な切り欠き部32を刻設し、前記後壁片29に前記内部導
体芯線の屈曲変形を誘発させないスリット34を具備して
成る前記筒状部23を示したものである。
常な引っ張り現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制
するために、前記前壁片28に前記内部導体芯線を捕捉可
能な切り欠き部32を刻設し、前記後壁片29に前記内部導
体芯線の屈曲変形を誘発させないスリット34を具備して
成る前記筒状部23を示したものである。
【００２２】以上のように構成される本発明の接続端子
20は、接続対象の電線が、前述したしたような例えば前
記シース５、外部導体４及び絶縁体３を除去して露出し
た単芯線あるいは撚り芯線から成る前記内部導体２の前
記同軸コード１に限らず、通常の撚り芯線、絶縁体、シ
ース等から成る電線に対しても適用可能である。
20は、接続対象の電線が、前述したしたような例えば前
記シース５、外部導体４及び絶縁体３を除去して露出し
た単芯線あるいは撚り芯線から成る前記内部導体２の前
記同軸コード１に限らず、通常の撚り芯線、絶縁体、シ
ース等から成る電線に対しても適用可能である。
【００２３】
【発明の効果】本発明の接続端子20は、次に記すような
新規な効果を奏するものである。即ち、本発明の接続端
子20は、略平坦で細長状の前記連結部21、該連結部21の
前方両側端部に沿って折曲加工されて成る前記嵌合ばね
部22、前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲加工さ
れて成る前記筒状部23、前記連結部21の中央両側端部に
沿って折曲加工されて成る前記絶縁体圧着部24、及び前
記筒状部24の上方開口部から内部に挿入可能な前記栓部
25を具備する接続端子20であって、前記筒状部23が、前
記一方の側壁片26及び前記前壁片28と前記後壁片29を有
する前記他方の側壁片27から成り、前記栓部25が、前記
筒状部23の上方を縦方向に延伸する前記電線の前記内部
導体芯線を前記筒状部23内に押し込めて固定可能な前記
間隙を、前記筒状部23の少なくとも前記前壁片28及び後
壁片29の内周面に対して有して成るので、前記筒状部23
の構成がコンパクトで加工も容易であり、前記内部導体
芯線を、前記筒状部23と前記栓部25との組体によって生
じる前記間隙内の屈曲変形により確実且つ容易に固定す
ることが可能になった。又、前記筒状部24の上方開口部
から内部に前記栓部25を圧入するだけであるので、圧着
機により自動的に固定することが可能になった。
新規な効果を奏するものである。即ち、本発明の接続端
子20は、略平坦で細長状の前記連結部21、該連結部21の
前方両側端部に沿って折曲加工されて成る前記嵌合ばね
部22、前記連結部21の中央両側端部に沿って折曲加工さ
れて成る前記筒状部23、前記連結部21の中央両側端部に
沿って折曲加工されて成る前記絶縁体圧着部24、及び前
記筒状部24の上方開口部から内部に挿入可能な前記栓部
25を具備する接続端子20であって、前記筒状部23が、前
記一方の側壁片26及び前記前壁片28と前記後壁片29を有
する前記他方の側壁片27から成り、前記栓部25が、前記
筒状部23の上方を縦方向に延伸する前記電線の前記内部
導体芯線を前記筒状部23内に押し込めて固定可能な前記
間隙を、前記筒状部23の少なくとも前記前壁片28及び後
壁片29の内周面に対して有して成るので、前記筒状部23
の構成がコンパクトで加工も容易であり、前記内部導体
芯線を、前記筒状部23と前記栓部25との組体によって生
じる前記間隙内の屈曲変形により確実且つ容易に固定す
ることが可能になった。又、前記筒状部24の上方開口部
から内部に前記栓部25を圧入するだけであるので、圧着
機により自動的に固定することが可能になった。
【００２４】更に、本発明の接続端子20は、前記筒状部
23が、その底面を横断するように前記突起部31を突設し
て成り、前記栓部23が、前記突起部31に対応した前記溝
部30をその底面に凹設して成るので、更に前記内部導体
２の屈曲変形が増し、抜け止めの摩擦抵抗を増すことが
可能になった。
23が、その底面を横断するように前記突起部31を突設し
て成り、前記栓部23が、前記突起部31に対応した前記溝
部30をその底面に凹設して成るので、更に前記内部導体
２の屈曲変形が増し、抜け止めの摩擦抵抗を増すことが
可能になった。
【００２５】更に、本発明の接続端子20は、前記筒状部
23が、前記前壁片28及び後壁片29に前記内部導体２を捕
捉可能な前記各切り欠き部32,33 を刻設して成るので、
前記内部導体２の屈曲変形及び固定のための位置決めを
容易に且つ確実に実施することが可能になった。
23が、前記前壁片28及び後壁片29に前記内部導体２を捕
捉可能な前記各切り欠き部32,33 を刻設して成るので、
前記内部導体２の屈曲変形及び固定のための位置決めを
容易に且つ確実に実施することが可能になった。
【００２６】更に、本発明の接続端子20は、前記筒状部
23が、前記前壁片28に前記内部導体２を捕捉可能な前記
切り欠き部32を刻設し、前記後壁片29に前記内部導体２
の屈曲変形を誘発させない前記スリット34を具備して成
るので、前記内部導体２の屈曲変形に伴う異常な引っ張
り現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制することが
可能になった。
23が、前記前壁片28に前記内部導体２を捕捉可能な前記
切り欠き部32を刻設し、前記後壁片29に前記内部導体２
の屈曲変形を誘発させない前記スリット34を具備して成
るので、前記内部導体２の屈曲変形に伴う異常な引っ張
り現象を緩和させ芯線切れ故障の発生を抑制することが
可能になった。
【図１】本発明の接続端子の要部の縦断面図である。
【図２】本発明の接続端子の要部の展開図である。
【図３】本発明の接続端子の要部の斜視図である。
【図４】本発明の他の接続端子の要部の縦断面図であ
る。
る。
【図５】本発明の別の接続端子の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図６】本発明の更に別の接続端子の要部を示す斜視図
である。
である。
【図７】従来の接続端子の要部を示す斜視図でである。
１ 同軸コード ２ 内部導体 ３ 絶縁体 ４ 外部導体 ５ シース ６ 半田 10 従来の接続端子 11 連結部 12 嵌合ばね部 13 アンテナ給電系回路 14 接続ピン 20 本発明の接続端子 21 連結部 22 嵌合ばね部 23 筒状部 24 絶縁体圧着部 25 栓部 26 側壁片 27 側壁片 28 前壁片 29 後壁片
Claims (7)
- 【請求項１】 略平坦で細長状の連結部、該連結部の前
方に形成された嵌合ばね部、前記連結部21の中央両側端
部に沿って折曲加工されて成る筒状部、前記連結部の中
央両側端部に沿って折曲加工されて成る絶縁体圧着部、
及び前記筒状部の上方開口部から内部に挿入可能な栓部
を具備する接続端子であって、 前記栓部が、前記筒状部の上方を縦方向に延伸する電線
の内部導体芯線を前記筒状部内に押し込めて固定可能な
間隙を、前記筒状部の少なくとも前記前壁片及び後壁片
の内周面に対して有して成ることを特徴とする接続端
子。 - 【請求項２】 前記筒状部が、一方の側壁片及び前壁片
と後壁片を有する他方の側壁片から成ることを特徴とす
る請求項１に記載の接続端子。 - 【請求項３】 前記筒状部が、その底面を横断するよう
に突起部を突設して成り、前記栓部が、前記突起部に対
応した溝部をその底面に凹設して成ることを特徴とする
請求項１に記載の接続端子。 - 【請求項４】 前記筒状部が、前記前壁片及び後壁片に
前記内部導体芯線を捕捉可能な各切り欠き部を刻設して
成ることを特徴とする請求項１に記載の接続端子。 - 【請求項５】 前記筒状部が、前記前壁片に前記内部導
体芯線を捕捉可能な切り欠き部を刻設し、前記後壁片に
前記内部導体芯線の屈曲変形を誘発させないスリットを
具備して成ることを特徴とする請求項１に記載の接続端
子。 - 【請求項６】 前記電線が、内部導体を有する同軸コー
ドから成ることを特徴とする請求項１〜５の何れか１項
に記載の接続端子。 - 【請求項７】 前記内部導体が、単芯線あるいは撚り芯
線から成ることを特徴とする請求項６に記載の接続端
子。
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|---|---|---|---|
| JP34180596A JP3418513B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 接続端子 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34180596A JP3418513B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 接続端子 |
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|---|---|
| JPH10189160A true JPH10189160A (ja) | 1998-07-21 |
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ID=18348900
Family Applications (1)
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| JP34180596A Expired - Fee Related JP3418513B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 接続端子 |
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| JP (1) | JP3418513B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006040624A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 異種電線間の接続構造 |
| WO2019082753A1 (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ端子およびコネクタ |
| WO2020152916A1 (ja) * | 2019-01-22 | 2020-07-30 | 株式会社ヨコオ | コネクタ |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34180596A patent/JP3418513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111201673B (zh) * | 2017-10-24 | 2021-07-27 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接器端子及连接器 |
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