JPH10185367A - 油分離器 - Google Patents
油分離器Info
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- JPH10185367A JPH10185367A JP34300096A JP34300096A JPH10185367A JP H10185367 A JPH10185367 A JP H10185367A JP 34300096 A JP34300096 A JP 34300096A JP 34300096 A JP34300096 A JP 34300096A JP H10185367 A JPH10185367 A JP H10185367A
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- side wall
- container body
- oil
- inlet pipe
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器本体の冷媒入口管の挿入口の穴あけ加工
を容易にする。 【解決手段】 冷媒入口管６は、容器本体５の円筒状の
側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の開口部が側壁に
近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円周方向になるよ
うに曲げられる。これにより、容器本体５の冷媒入口管
６の挿入口を円形状にすることができ、穴あけ加工が容
易になる。
を容易にする。 【解決手段】 冷媒入口管６は、容器本体５の円筒状の
側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の開口部が側壁に
近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円周方向になるよ
うに曲げられる。これにより、容器本体５の冷媒入口管
６の挿入口を円形状にすることができ、穴あけ加工が容
易になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルにお
いて、圧縮機から吐出された気相冷媒中に含まれる油を
分離する油分離器に関するものである。
いて、圧縮機から吐出された気相冷媒中に含まれる油を
分離する油分離器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の油分離器として、例え
ば、特開昭５８−１６８８６４号公報に示されているよ
うな油分離器がある。
ば、特開昭５８−１６８８６４号公報に示されているよ
うな油分離器がある。
【０００３】以下、 図９〜図１０を用いて上述した油分
離器について説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒
の流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
離器について説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒
の流れを、点線の矢印は油の流れを示す。
【０００４】図９は従来の油分離器の縦断面図であり、
図１０は図９のＡ−Ａ線断面図である。
図１０は図９のＡ−Ａ線断面図である。
【０００５】図において、２は冷媒入口管であり、容器
本体１内の開口部からの冷媒の流出方向が容器本体１の
円筒状の側壁の円周方向になるように容器本体１の外側
から側壁に斜めに挿入されている。また、３は冷媒出口
管であり、容器本体１の外側から挿入され、容器本体１
内の上部に開口部を有する。また、４は油排出管であ
り、容器本体１の外側から挿入され、容器本体１内の底
部近傍に開口部を有する。
本体１内の開口部からの冷媒の流出方向が容器本体１の
円筒状の側壁の円周方向になるように容器本体１の外側
から側壁に斜めに挿入されている。また、３は冷媒出口
管であり、容器本体１の外側から挿入され、容器本体１
内の上部に開口部を有する。また、４は油排出管であ
り、容器本体１の外側から挿入され、容器本体１内の底
部近傍に開口部を有する。
【０００６】次に、上記構成の油分離器内の冷媒及び油
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管２から容
器本体１内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力により容器本体
１の側壁を伝い下降し、容器本体１の底部に落下する。
その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。
また、容器本体１内の底部に落下した油は、油排出管４
より圧縮機の吸入側に戻される。
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管２から容
器本体１内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力により容器本体
１の側壁を伝い下降し、容器本体１の底部に落下する。
その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。
また、容器本体１内の底部に落下した油は、油排出管４
より圧縮機の吸入側に戻される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の油分離器は、冷媒入口管２を、容器本体１内の開口部
からの冷媒の流出方向が容器本体１の円筒状の側壁の円
周方向になるように、容器本体１の外側から側壁に斜め
に挿入するため、容器本体１の冷媒入口管２の挿入口が
楕円形状となる。したがって、容器本体１の冷媒入口管
２の挿入口穴あけ加工が困難となり、製造工程が複雑化
していた。
の油分離器は、冷媒入口管２を、容器本体１内の開口部
からの冷媒の流出方向が容器本体１の円筒状の側壁の円
周方向になるように、容器本体１の外側から側壁に斜め
に挿入するため、容器本体１の冷媒入口管２の挿入口が
楕円形状となる。したがって、容器本体１の冷媒入口管
２の挿入口穴あけ加工が困難となり、製造工程が複雑化
していた。
【０００８】本発明は従来の課題を解決するもので、容
器本体の冷媒入口管の挿入口の穴あけ加工を容易にする
ことにより製造工程の簡素化が可能な油分離器を提供す
ることを目的とする。
器本体の冷媒入口管の挿入口の穴あけ加工を容易にする
ことにより製造工程の簡素化が可能な油分離器を提供す
ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体の円
筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体内の開口部が側
壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円周方向にな
るように曲げられた冷媒入口管を設けたものである。
筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体内の開口部が側
壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円周方向にな
るように曲げられた冷媒入口管を設けたものである。
【００１０】また、さらに、容器本体の側壁と冷媒入口
管とを固定する円筒形状のフランジを設けたものであ
る。
管とを固定する円筒形状のフランジを設けたものであ
る。
【００１１】また、さらに、容器本体の側壁に冷媒入口
管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管挿入口を設け
たものである。
管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管挿入口を設け
たものである。
【００１２】また、以上の各構成で、さらに、冷媒入口
管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口部の下方の水
平方向に、容器本体内の全面に分離材を設けたものであ
る。
管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口部の下方の水
平方向に、容器本体内の全面に分離材を設けたものであ
る。
【００１３】この発明によれば、容器本体の冷媒入口管
の挿入口が円形状となるため、穴あけ加工が容易とな
り、製造工程が簡素化できる。
の挿入口が円形状となるため、穴あけ加工が容易とな
り、製造工程が簡素化できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、容器本体の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本
体内の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が
側壁の円周方向になるように曲げられた冷媒入口管と、
容器本体の外側から挿入され、容器本体内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から挿入さ
れ、容器本体内の底部近傍に開口部を有する油排出管を
設けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円
形状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製
造工程が簡素化できる。
は、容器本体の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本
体内の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が
側壁の円周方向になるように曲げられた冷媒入口管と、
容器本体の外側から挿入され、容器本体内の上部に開口
部を有する冷媒出口管と、容器本体の外側から挿入さ
れ、容器本体内の底部近傍に開口部を有する油排出管を
設けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円
形状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製
造工程が簡素化できる。
【００１５】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載の発明の構成に加えて、さらに、容器本体の側
壁と冷媒入口管とを固定する円筒形状のフランジを設け
たものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形状
となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造工
程が簡素化できる。また、フランジにより容器本体と冷
媒入口管との接合部の強度が向上する。したがって、圧
縮機運転による配管振動のための、容器本体と冷媒入口
管の接合部の破損を防止することができる。
１に記載の発明の構成に加えて、さらに、容器本体の側
壁と冷媒入口管とを固定する円筒形状のフランジを設け
たものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形状
となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造工
程が簡素化できる。また、フランジにより容器本体と冷
媒入口管との接合部の強度が向上する。したがって、圧
縮機運転による配管振動のための、容器本体と冷媒入口
管の接合部の破損を防止することができる。
【００１６】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１に記載の発明の構成に加えて、さらに、容器本体の側
壁に冷媒入口管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管
挿入口を設けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿
入口が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易と
なり、製造工程が簡素化できる。また、部品数の増加な
しに容器本体と冷媒入口管との接合部の強度を向上でき
る。したがって、圧縮機運転による配管振動のための、
容器本体と冷媒入口管の接合部の破損を防止することが
できる。
１に記載の発明の構成に加えて、さらに、容器本体の側
壁に冷媒入口管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管
挿入口を設けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿
入口が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易と
なり、製造工程が簡素化できる。また、部品数の増加な
しに容器本体と冷媒入口管との接合部の強度を向上でき
る。したがって、圧縮機運転による配管振動のための、
容器本体と冷媒入口管の接合部の破損を防止することが
できる。
【００１７】本発明の請求項４に記載の発明は、請求項
１から３のいずれかに記載の発明の構成に加えて、さら
に、冷媒入口管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口
部の下方の水平方向に、容器本体内の全面に分離材を設
けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形
状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造
工程が簡素化できる。また、遠心分離だけでは分離でき
なかった冷媒中の油を分離材で分離できる。したがっ
て、油分離能力を向上できる。
１から３のいずれかに記載の発明の構成に加えて、さら
に、冷媒入口管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口
部の下方の水平方向に、容器本体内の全面に分離材を設
けたものであり、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形
状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造
工程が簡素化できる。また、遠心分離だけでは分離でき
なかった冷媒中の油を分離材で分離できる。したがっ
て、油分離能力を向上できる。
【００１８】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の流れ
を、点線の矢印は油の流れを示す。
がら説明する。なお、図中の実線の矢印は冷媒の流れ
を、点線の矢印は油の流れを示す。
【００１９】（実施例１）本発明の実施例１について図
１〜図２を用いて説明する。
１〜図２を用いて説明する。
【００２０】図１は本発明の実施例１における油分離器
の縦断面図であり、図２は図１のＢ−Ｂ線断面図であ
る。
の縦断面図であり、図２は図１のＢ−Ｂ線断面図であ
る。
【００２１】図において、６は冷媒入口管であり、容器
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、３は冷
媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器
本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出管
であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５内
の底部近傍に開口部を有する。
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、３は冷
媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器
本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出管
であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５内
の底部近傍に開口部を有する。
【００２２】次に、上記構成の油分離器内の冷媒及び油
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力によりの容器本
体５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下す
る。その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻され
る。また、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出
管４より圧縮機の吸入側に戻される。
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力によりの容器本
体５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下す
る。その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻され
る。また、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出
管４より圧縮機の吸入側に戻される。
【００２３】この実施例では、冷媒入口管６は、容器本
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。
【００２４】（実施例２）本発明の実施例２について図
３〜図４を用いて説明する。
３〜図４を用いて説明する。
【００２５】図３は本発明の実施例２における油分離器
の縦断面図であり、図４は図３のＣ−Ｃ線断面図であ
る。
の縦断面図であり、図４は図３のＣ−Ｃ線断面図であ
る。
【００２６】図において、６は冷媒入口管であり、容器
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、７は容
器本体５の側壁と冷媒入口管６とを固定する円筒形状の
フランジである。また、３は冷媒出口管であり、容器本
体５の外側から挿入され、容器本体５内の上部に開口部
を有する。また、４は油排出管であり、容器本体５の外
側から挿入され、容器本体５内の底部近傍に開口部を有
する。
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、７は容
器本体５の側壁と冷媒入口管６とを固定する円筒形状の
フランジである。また、３は冷媒出口管であり、容器本
体５の外側から挿入され、容器本体５内の上部に開口部
を有する。また、４は油排出管であり、容器本体５の外
側から挿入され、容器本体５内の底部近傍に開口部を有
する。
【００２７】次に上記構成の油分離器内の冷媒及び油の
挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）から
吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒出口管６から容器
本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油が
分離される。この分離された油は重力により容器本体５
の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下する。そ
の後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。ま
た、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出管４よ
り圧縮機の吸入側に戻される。
挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）から
吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒出口管６から容器
本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油が
分離される。この分離された油は重力により容器本体５
の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下する。そ
の後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。ま
た、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出管４よ
り圧縮機の吸入側に戻される。
【００２８】この実施例では、冷媒入口管６は、容器本
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、フ
ランジ７により容器本体５と冷媒入口管６との接合部の
強度が向上する。したがって、圧縮機運転による配管振
動のための、容器本体５と冷媒入口管６の接合部の破損
を防止することができる。
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、フ
ランジ７により容器本体５と冷媒入口管６との接合部の
強度が向上する。したがって、圧縮機運転による配管振
動のための、容器本体５と冷媒入口管６の接合部の破損
を防止することができる。
【００２９】（実施例３）本発明の実施例３について図
５〜図６を用いて説明する。
５〜図６を用いて説明する。
【００３０】図５は本発明の実施例３における油分離器
の縦断面図であり、図６は図５のＤ−Ｄ線断面図であ
る。
の縦断面図であり、図６は図５のＤ−Ｄ線断面図であ
る。
【００３１】図において、６は冷媒入口管であり、容器
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、８は容
器本体５の側壁に設けられた、冷媒入口管６を固定する
内フランジ形状の冷媒入口管挿入口てある。また、３は
冷媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容
器本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出
管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５
内の底部近傍に開口部を有する。
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、８は容
器本体５の側壁に設けられた、冷媒入口管６を固定する
内フランジ形状の冷媒入口管挿入口てある。また、３は
冷媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容
器本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出
管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５
内の底部近傍に開口部を有する。
【００３２】次に、上記構成の油分離器内の冷媒及び油
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力により容器本体
５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下する。
その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。
また、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出管４
より圧縮機の吸入側に戻される。
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は重力により容器本体
５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下する。
その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。
また、容器本体５内の底部に落下した油は、油排出管４
より圧縮機の吸入側に戻される。
【００３３】この実施例では、冷媒入口管６は、容器本
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、部
品数の増加なしに容器本体５と冷媒入口管６との接合部
の強度を向上できる。したがって、圧縮機運転による配
管振動のための、容器本体５と冷媒入口管６の接合部の
破損を防止することができる。
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、部
品数の増加なしに容器本体５と冷媒入口管６との接合部
の強度を向上できる。したがって、圧縮機運転による配
管振動のための、容器本体５と冷媒入口管６の接合部の
破損を防止することができる。
【００３４】（実施例４）本発明の実施例４について図
７〜図８を用いて説明する。
７〜図８を用いて説明する。
【００３５】図７は本発明の実施例４における油分離器
の縦断面図であり、図８は図７のＥ−Ｅ線断面図であ
る。
の縦断面図であり、図８は図７のＥ−Ｅ線断面図であ
る。
【００３６】図において、６は冷媒入口管であり、容器
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、８は容
器本体５の側壁に設けられた、冷媒入口管６を固定する
内フランジ形状の冷媒入口管挿入口である。また、３は
冷媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容
器本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出
管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５
内の底部近傍に開口部を有する。また、９は、冷媒入口
管６の開口部の上方でかつ冷媒出口管３の開口部の下方
の水平方向に、容器本体５内の全面に設けられた分離材
である。
本体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられている。また、８は容
器本体５の側壁に設けられた、冷媒入口管６を固定する
内フランジ形状の冷媒入口管挿入口である。また、３は
冷媒出口管であり、容器本体５の外側から挿入され、容
器本体５内の上部に開口部を有する。また、４は油排出
管であり、容器本体５の外側から挿入され、容器本体５
内の底部近傍に開口部を有する。また、９は、冷媒入口
管６の開口部の上方でかつ冷媒出口管３の開口部の下方
の水平方向に、容器本体５内の全面に設けられた分離材
である。
【００３７】次に、上記構成の油分離器内の冷媒及び油
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は、重力により容器本
体５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下す
る。その後、冷媒は分離材９を通過し、容器本体５内の
上部に導かれる。この時、分離材９では冷媒中に含まれ
る油を捕集するため、さらに油が分離される。この分離
された油は、重力により容器本体内５の底部に落下す
る。その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻され
る。また、容器本体５内の底部に落下する。その後、冷
媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。また、容器
本体５内の底部に落下した油は、油排出管４より圧縮機
の吸入側に戻される。
の挙動について説明する。まず、圧縮機（図示せず）か
ら吐出された油を含む気相冷媒は、冷媒入口管６から容
器本体５内に導かれ、旋回流を生成し遠心力によって油
が分離される。この分離された油は、重力により容器本
体５の側壁を伝い下降し、容器本体５の底部に落下す
る。その後、冷媒は分離材９を通過し、容器本体５内の
上部に導かれる。この時、分離材９では冷媒中に含まれ
る油を捕集するため、さらに油が分離される。この分離
された油は、重力により容器本体内５の底部に落下す
る。その後、冷媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻され
る。また、容器本体５内の底部に落下する。その後、冷
媒は冷媒出口管３よりサイクルに戻される。また、容器
本体５内の底部に落下した油は、油排出管４より圧縮機
の吸入側に戻される。
【００３８】この実施例では、冷媒入口管６は、容器本
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、遠
心分離だけでは分離できなかった冷媒中の油を分離材９
で分離できる。したがって、油分離能力を向上できる。
体５の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体５内の
開口部が側壁に近接し、かつ冷媒の流出方向が側壁の円
周方向になるように曲げられるため、容器本体５の冷媒
入口管６の挿入口が円形状となる。したがって、穴あけ
加工が容易となり、製造工程が簡素化できる。また、遠
心分離だけでは分離できなかった冷媒中の油を分離材９
で分離できる。したがって、油分離能力を向上できる。
【００３９】
【発明の効果】以上のように請求項１に記載の発明は、
容器本体の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられた冷媒入口管と、容器
本体の外側から挿入され、容器本体内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から挿入され、容
器本体内の底部近傍に開口部を有する油排出管を設けた
ものである。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口
が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易とな
り、製造工程が簡素化できる。
容器本体の円筒状の側壁に垂直に挿入され、容器本体内
の開口部が側壁に近接し、かつ、冷媒の流出方向が側壁
の円周方向になるように曲げられた冷媒入口管と、容器
本体の外側から挿入され、容器本体内の上部に開口部を
有する冷媒出口管と、容器本体の外側から挿入され、容
器本体内の底部近傍に開口部を有する油排出管を設けた
ものである。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口
が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易とな
り、製造工程が簡素化できる。
【００４０】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載の発明に加えてさらに、容器本体の側壁と冷媒入
口管とを固定する円筒形状のフランジを設けたものであ
る。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形状
となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造工
程が簡素化できる。また、フランジにより容器本体と冷
媒入口管との接合部の強度が向上する。したがって、圧
縮機運転による配管振動のための、容器本体と冷媒入口
管の接合部の破損を防止することができる。
に記載の発明に加えてさらに、容器本体の側壁と冷媒入
口管とを固定する円筒形状のフランジを設けたものであ
る。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形状
となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造工
程が簡素化できる。また、フランジにより容器本体と冷
媒入口管との接合部の強度が向上する。したがって、圧
縮機運転による配管振動のための、容器本体と冷媒入口
管の接合部の破損を防止することができる。
【００４１】また、請求項３に記載の発明は、請求項１
に記載の発明に加えてさらに、容器本体の側壁に冷媒入
口管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管挿入口を設
けたものである。このため、容器本体の冷媒入口管の挿
入口が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易と
なり、製造工程が簡素化できる。また、部品数の増加な
しに容器本体と冷媒入口管との接合部の強度を向上でき
る。したがって、圧縮機運転による配管振動のための、
容器本体と冷媒入口管の接合部の破損を防止することが
できる。
に記載の発明に加えてさらに、容器本体の側壁に冷媒入
口管を固定する内フランジ形状の冷媒入口管挿入口を設
けたものである。このため、容器本体の冷媒入口管の挿
入口が円形状となる。したがって、穴あけ加工が容易と
なり、製造工程が簡素化できる。また、部品数の増加な
しに容器本体と冷媒入口管との接合部の強度を向上でき
る。したがって、圧縮機運転による配管振動のための、
容器本体と冷媒入口管の接合部の破損を防止することが
できる。
【００４２】また、請求項４に記載の発明は、請求項１
から３のいずれかに記載の発明に加えてさらに、冷媒入
口管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口部の下方の
水平方向に、容器本体内の全面に分離材を設けたもので
ある。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形
状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造
工程が簡素化できる。また、遠心分離だけでは分離でき
なかった冷媒中の油を分離材で分離できる。したがっ
て、油分離能力を向上できる。
から３のいずれかに記載の発明に加えてさらに、冷媒入
口管の開口部の上方でかつ冷媒出口管の開口部の下方の
水平方向に、容器本体内の全面に分離材を設けたもので
ある。このため、容器本体の冷媒入口管の挿入口が円形
状となる。したがって、穴あけ加工が容易となり、製造
工程が簡素化できる。また、遠心分離だけでは分離でき
なかった冷媒中の油を分離材で分離できる。したがっ
て、油分離能力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における油分離器の縦断面図
【図２】図１のＢ−Ｂ線断面図
【図３】本発明の実施例２における油分離器の縦断面図
【図４】図３のＣ−Ｃ線断面図
【図５】本発明の実施例３における油分離器の縦断面図
【図６】図５のＤ−Ｄ線断面図
【図７】本発明の実施例４における油分離器の縦断面図
【図８】図７のＥ−Ｅ線断面図
【図９】従来の油分離器の縦断面図
【図１０】図９のＡ−Ａ線断面図
３ 冷媒出口管 ４ 油排出管 ５ 容器本体 ６ 冷媒入口管 ７ フランジ ８ 冷媒入口管挿入口 ９ 分離材
Claims (4)
- 【請求項１】 容器本体の円筒状の側壁に垂直に挿入さ
れ前記容器本体内の開口部が前記側壁に近接し、かつ、
冷媒の流出方向が前記側壁の円周方向になるように曲げ
られた冷媒入口管と、前記容器本体の外側から挿入され
前記容器本体内の上部に開口部を有する冷媒出口管と、
前記容器本体の外側から挿入され前記容器本体内の底部
近傍に開口部を有する油排出管を設けた油分離器。 - 【請求項２】 容器本体の側壁と冷媒入口管とを固定す
る円筒形状のフランジを設けた請求項１記載の油分離
器。 - 【請求項３】 容器本体の側壁に冷媒入口管を固定する
内フランジ形状の冷媒入口管挿入口を設けた請求項１記
載の油分離器。 - 【請求項４】 冷媒入口管の開口部の上方でかつ冷媒出
口管の開口部の下方の水平方向に容器本体内の全面に分
離材を設けた請求項１から３のいずれかに記載の油分離
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34300096A JPH10185367A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 油分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34300096A JPH10185367A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 油分離器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10185367A true JPH10185367A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18358171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34300096A Pending JPH10185367A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 油分離器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10185367A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1568955A1 (en) | 2004-02-25 | 2005-08-31 | Lg Electronics Inc. | Oil separator and cooling-cycle apparatus using the same |
| KR100704640B1 (ko) | 2006-01-20 | 2007-04-06 | 주식회사 두원공조 | 냉동사이클의 오일분리기 |
| US7823412B2 (en) | 2006-05-01 | 2010-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hermetic vessel equipped with inserted-type discharge pipe, and oil separator, gas-liquid separator, and air conditioning system using the same |
| CN102235783A (zh) * | 2010-04-26 | 2011-11-09 | 日冷工业株式会社 | 气液分离装置及具备气液分离装置的冷冻装置 |
| CN103245147A (zh) * | 2012-02-03 | 2013-08-14 | 董玲 | 用于螺杆压缩热泵的套管旋风式油气分离器 |
| WO2018198516A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 油分離器及び冷凍サイクル装置 |
| EP3268133A4 (en) * | 2015-03-12 | 2018-11-14 | Valmet AB | Cyclone separator arrangement and method |
| WO2022217863A1 (zh) * | 2021-04-12 | 2022-10-20 | 广东美的暖通设备有限公司 | 油气分离器、空调器及进气管安装方法 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34300096A patent/JPH10185367A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1568955A1 (en) | 2004-02-25 | 2005-08-31 | Lg Electronics Inc. | Oil separator and cooling-cycle apparatus using the same |
| US7386994B2 (en) * | 2004-02-25 | 2008-06-17 | Lg Electronics Inc. | Oil separator and cooling-cycle apparatus using the same |
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| WO2018198516A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 油分離器及び冷凍サイクル装置 |
| JPWO2018198516A1 (ja) * | 2017-04-27 | 2019-12-12 | 三菱電機株式会社 | 油分離器及び冷凍サイクル装置 |
| WO2022217863A1 (zh) * | 2021-04-12 | 2022-10-20 | 广东美的暖通设备有限公司 | 油气分离器、空调器及进气管安装方法 |
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