JPH10185365A - 自動車の車室の空調に用いる冷媒液回路のモジュラ−コンポーネント - Google Patents

自動車の車室の空調に用いる冷媒液回路のモジュラ−コンポーネント

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JPH10185365A
JPH10185365A JP9308303A JP30830397A JPH10185365A JP H10185365 A JPH10185365 A JP H10185365A JP 9308303 A JP9308303 A JP 9308303A JP 30830397 A JP30830397 A JP 30830397A JP H10185365 A JPH10185365 A JP H10185365A
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JP
Japan
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valve
branch pipe
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port
circuit
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JP9308303A
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Inventor
Stefan Karl
カルル ステファン
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Valeo Climatisation SA
Original Assignee
Valeo Climatisation SA
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Publication date
Application filed by Valeo Climatisation SA filed Critical Valeo Climatisation SA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00485Valves for air-conditioning devices, e.g. thermostatic valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車空調設備に要する冷媒液回路の規格化
を容易にして、その全体寸法を小さくする。 【解決手段】 3つの分岐管を備え、液流切り替え手段
によって、冷媒液を選択的に、第1分岐管1から第2分
岐管2に移行させて冷却ループを確立するか、または、
第3分岐管3に移行させて加熱ループを確立するように
した自動車空調設備に要する冷媒液回路のモジュラ−コ
ンポーネントにおいて、2つの三方弁11、12による
液流切り替え手段が、第3分岐管3内の第2膨張装置1
4と共に、3つの回路分岐管1、2、3をそれぞれ接続
させる本体口21、22、23と、コンプレッサ4の出
入口にそれぞれ接続されるように配置された本体口2
4、25とを有するモジュラ−コンポーネントに組み込
まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室の空
調用に好適な冷媒回路に関する。本発明は、コンプレッ
サが追従する気化器を内蔵する第1分岐管、コンデンサ
を内蔵する第2分岐管、およびコンデンサを内蔵しない
第3分岐管を備え、第2分岐管と第3分岐管とを並列接
続することによって、それぞれ第1分岐管と共に、コン
デンサと気化器との間に介設された第1膨張装置を含む
冷却ループと、加熱ループとを構成してなり、さらに、
第3分岐管内に配設された第2膨張装置、および第1分
岐管から選択的に、第2分岐管に冷媒液を配送して冷却
ループを確立するか、もしくは第3分岐管に配送して、
加熱ループを確立する液流切り替え手段を有する、冷媒
液回路のコンポーネント(構成素子) に関する。
【0002】
【従来の技術】前記の型の冷媒液回路は、フランス国特
許公開第2 717 126号公報により公知である。
この公知の回路は、自動車の車室内に気化器で熱交換済
みの空気を配送する手段を有している。
【0003】前記の液流切り替え手段によって、回路
を、冷却ループを使用する従来の空調回路モード、加熱
ループを使用する加熱モード、冷媒液を気化器内に蓄積
する第3モード、(すなわち、給液モード)で作動す
る、3種類の異なる形状とすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の型の回
路は、多数のコンポーネントを用意しなければならず、
これが、規格化の弊害になるばかりでなく、その全体寸
法も大きくなるという欠点を有している。
【0005】本発明の目的は、前記欠点を克服すること
にあり、特に、従来は別々の素子で賄わなければならな
かった数種の機能を、単一ユニットにまとめた、回路の
モジュラ−コンポーネント(以下、モジュールと呼ぶ)
を提供するものである。
【0006】本発明によると、コンプレッサが追従する
気化器を内蔵する第1分岐管、コンデンサを内蔵する第
2分岐管、およびコンデンサを内蔵しない第3分岐管を
備え、第2分岐管と第3分岐管とを並列接続することに
よって、それぞれ第1分岐管と共に、コンデンサと気化
器との間に介設された第1膨張装置を含む冷却ループ、
および加熱ループを構成してなり、さらに、冷媒液を第
1分岐管から、選択的に第2分岐管および第3分岐管に
配送する液流切り替え手段と共に、第3分岐管内に設置
された第2膨張装置を有する冷媒液回路用コンポーネン
トにおいて、前記コンポーネントが、液流切り替え手段
と第2膨張装置とを内蔵し、コンプレッサの入口と出口
とにそれぞれ接続されるように配列された第4および第
5本体口に加えて、それぞれ回路の第1、第2および第
3分岐管に接続される第1、第2および第3本体口を有
する、一体素子または本体を備えるモジュラ−コンポー
ネントであることを特徴としている。
【0007】液流切り替え手段、すなわち2つの弁と、
第2膨張装置とを組み込んだ、本発明による一体素子
は、一方で回路の3分岐管に、他方でコンプレッサに直
結させることができる。
【0008】本発明の好適実施例では、一体素子に内蔵
される液流切り替え手段は、第1三方弁と第2三方弁と
を備えている。
【0009】この構成では、第1三方弁は、気化器出口
への接続に用いる第1本体口に接続された第1弁口、お
よびコンプレッサ入口への接続に用いる第4本体口に接
続された第2弁口を有している。一方第2三方弁は、そ
れぞれ、コンプレッサ出口への接続に用いる第5本体
口、回路の第2分岐管への接続に用いる第2本体口、お
よび第3本体口に接続された第2膨張装置に接続され
た、第1、第2及び第3弁口を有している。さらに、一
体素子に内蔵された第4回路分岐管は、第1弁の第3弁
口を、回路の第2分岐管への接続に用いる第2本体口に
接続している。
【0010】本発明の別の好適な特徴によると、モジュ
ラーコンポーネントはさらに、互いに選択的に、第1弁
の第1及び第2弁口と第2弁の第1および第2弁口とに
連絡して、冷却および排液ループを確立するか、第1弁
の第1及び第2弁口と第2弁の第1及び第3弁口とに連
絡して、加熱ループを確立するか、もしくは第1弁の第
2及び第3弁口と第2弁の第1および第3弁口とに連絡
して給液路を確立する、2つの弁の組み合わせ制御手段
を有している。
【0011】好適には、第1および第2三方弁は、それ
ぞれ、平行軸線に沿って移動自在の弁部材を有してい
る。
【0012】さらに好適には、第2膨張装置は、第1お
よび第2三方弁の各軸線と平行する軸線に沿って移動自
在の加調整弁部材を備えている。
【0013】本発明のさらに別の好適な特徴によると、
第1および第2本体口は、一体素子の第1主要または過
半面上に位置している。
【0014】好適には、第4および第5本体口は、第1
主要面に対向する、一体素子の第2主要または過半面上
に位置している。
【0015】本発明のさらに別の好適な特徴によると、
第2本体口は、一体素子の前記2つの主要面を接合する
第1側面上に位置している。
【0016】本発明のさらに別の好適な特徴によると、
第2本体口は、横路を介して、一体素子の第2側面上に
位置する対称穴と連絡することによって、本体上に回路
の第2分岐管と接続する2つの代替位置を提供してい
る。
【0017】好適には、横路は、さらに回路の第4分岐
管を構成するとともに、第1弁の第3弁口、および第2
弁の第2弁口と連絡している。
【0018】三方弁は、好適には、一体素子外側に位置
する制御手段を有する電気機械式弁である。
【0019】一体素子は、好適には、特にアルミニウム
合金等の金属材製の機械加工ブロックである。
【0020】一体素子は、好適には、おおむね平行六面
体形状である。
【0021】本発明の更なる特徴および利点は、添付図
面を参照して行う本発明の好適実施例の詳細な説明から
明らかとなると思う。
【0022】
【実施例】図1は、冷媒液が流れる回路を示す図であ
る。冷媒液は、作動中、自動車空調設備に通常見られる
ように、熱を吸収することによって、液体から気体に移
行し、熱を出すことによって、気体から液体に移行す
る。
【0023】図1に示す回路は、2つの接点(A)と
(B)とで相互に接合された3つの分岐管(1)、
(2)および(3)を備えている。分岐管(1)は、接
点(A)から(B)に冷媒液を流すコンプレッサ(4)
と、該コンプレッサの上流に接続された気化器(5)と
を内蔵している。分岐管(2)は、接点(B)から
(A)方向に向けて、コンデンサ(6)、ボンベまたは
リザーバ(7)、逆止弁(8)、および第1膨張装置
(10)を内蔵している。第2膨張装置(14)は、分
岐管(3)内に接続されており、回路はさらに、2つの
三方弁(11)および(12)形状の液流切り替え手段
を有している。
【0024】第1三方弁(11)は、3つある弁口の内
の2つ(11−1)および(11−2)が、それぞれ、
気化器(5)の出口およびコンプレッサ(4)の入口と
連絡するように、分岐管(1)内に介設されている。弁
(11)は、さらに、第3弁口(11−3)を有してい
る。第2三方弁(12)は、それぞれ、第1分岐管
(1)の下流端、すなわちコンプレッサ(4)の出口、
第2分岐管(2)の上流端、すなわちコンデンサ(6)
の入口、および第3分岐管(3)の上流端、すなわち膨
張装置(14)の入口に接続されたその3つの弁口(1
2−1)、(12−2)および(12−3)と接点
(B)で接続されている。最後に、回路の構成素子を内
蔵しない第4分岐管(13)は、電気機械式弁(11)
の第3弁口(11−3)を、弁(12)の弁口(12−
2)とコンデンサ(6)との間にある分岐管(2)の中
間点(C)に接続している。
【0025】図1に示す回路の構成は、本明細書中で引
用されたフランス国特許公開第2 717 126号公
報から公知である。この回路において、電気機械式弁
(11)および(12)は、前記フランス国特許公報に
記載されている、3つの作動モードを表す3つの異なる
形状が得られるように組み合わせて制御される。
【0026】図1に示す形状では、2つの弁(11)お
よび(12)は、それぞれ各自の第1および第2弁口
(11−1)、(11−2)、(12−1)および(1
2−2)を、ケース毎に、2つの黒三角で示すように互
いに連絡させる。冷媒液は、分岐管(1)と(2)とか
ら成る閉ループ内に流れるが、その間、分岐管(3)と
(13)とは、それぞれ、弁(12)と(11)とによ
って絶縁される。この閉ループは、従来の空調回路(冷
却ループ)として機能し、冷媒液は、気化器(5)内で
熱吸収によって液体から気体に移行し、コンデンサ
(6)内で熱を出すことによって、気体から液体に移行
する。気化器(5)に吸収された熱については、直接ま
たは間接的に空気流に乗せて運び去り、自動車の車室内
に配送できる。
【0027】図1に示す回路は、さらに、好適にはアル
ミニウム合金である金属材を機械加工することによって
得られる、平行六面体を一般形状とする本体を備える一
体素子形状に形成されたモジュラーコンポーネント
(M)すなわちモジュールを有している。
【0028】モジュラーコンポーネント(M)の本体
は、互いに対向する2つの主要面(15)と(16)、
互いに対向すると共に、主要面(15)(16)を接合
する2つの側面(17)と(18)、頂面(19)およ
び底面(20)(図3および図4参照)を有している。
【0029】一体素子の本体は、2つの弁(11)およ
び(12)、および第2膨張装置(14)を内蔵してお
り、さらに、それぞれ第1、第2および第3分岐管
(1)(2)および(3)への接続用の第1、第2およ
び第3本体口(21、)(22)および(23)を有す
るとともに、それぞれコンプレッサ(4)の出入口への
接続用の第4および第5本体口(24)および(25)
を有している。
【0030】特に図1および図2に示すように、本体口
(21)と(23)とは、モジュール(M)本体の主要
面(15)上に位置しており、本体口(24)と(2
5)とは、主要面(15)に対向する主要面(16)上
に位置している。本体口(22)は、側面(17)上に
形成されている。
【0031】本体口(21)〜(25)は、モジュール
本体内に機械加工形成されており、本体に設けられた穴
に開口して、本体内蔵の弁(11)と(12)、および
膨張装置(14)の回路接続部を確立している。
【0032】次に、モジュラ−コンポーネント(M)の
構成の詳細を、図2〜図4を参照して説明する。本体口
(21)は、弁(11)の第1弁口(11−1)と連絡
する軸向路(26)(図2および図4参照)内に開口し
ている。弁(11)自体は、本体の頂面(19)および
底面(20)に対して横方向に延びる軸線に沿って移動
自在の弁部材(27)(図4参照)を備えている。
【0033】本体口(24)(図2および図4参照)
は、弁(11)の第2弁口(11−2)と直通してい
る。弁(11)の第3弁口(11−3)は、本体に形成
された第1横路(28)と連絡している(図2および図
4参照)。この横路(28)は、本体の側面(17)と
(18)との間に横向きに延び、第2本体口(22)か
ら側面(17)に開口している。また該横路(28)
は、本体口(22)と対称を成す他の側面(18)の穴
(29)で終結している。
【0034】図4から分かるように、本例では、穴(2
9)は、プラグ(30’)によって事実上閉塞されてお
り、回路分岐管(2)は第2本体口(22)を介して接
続されている。しかし、この替わりに、本体口(22)
を閉塞することができる。この場合、穴(29)は、分
岐管(2)内における接続に使用される。
【0035】弁(11)は、適切な制御手段(30)、
本例では、モジュール(M)の本体外側の、図4に示す
頂面(19)と同じ側に設けられた電磁石を有する電気
機械式弁である。従って、弁部材(27)を、2つの位
置、すなわち弁部材が弁口(11−2)を弁口(11−
1)と連絡させている図4に示す第1位置と、弁口(1
1−2)を弁口(11−3)と連絡させている第2位置
(図示せず)との間を、電磁石(30)によって移動さ
せることができる。
【0036】図3に示すように、第3本体口(23)
は、第2膨張装置(14)の一部である室内に直接に開
口している。ちなみに、この装置(14)は、軸線(X
X)と平行する軸線(YY)に沿って移動自在の制御弁
部材(31)を備えているが、この弁部材(31)は。
弁(12)の弁口(12−3)と連絡する第2横路(3
2)の入口を調整するものである。弁(12)自体は、
図3および図4に示すように、軸線(XX)および(Y
Y)と平行する軸線(ZZ)に沿って、軸方向に移動自
在の弁部材(33)を有している。本体口(25)(図
2参照)は、弁(12)の弁口(12−1)と直通して
おり、弁(12)の弁口(12−2)は、第1横路(2
8)と直通している。
【0037】前記弁(12)もまた、本例では電磁石で
構成され、モジュール(M)本体外側の、図4に示す電
磁石(30)と同一側に装着された制御手段(34)を
有する電気機械式弁である。弁部材(33)は、コンプ
レッサ(4)の出口に接続された弁口(12−1)を、
図3および図4に示すように分岐管(2)に接続された
弁口(12−2)、もしくは分岐管(3)の第2膨張装
置(14)と接続された弁口(12−3)と選択的に連
絡させるように配設されている。図3および図4に示す
位置では、弁部材(33)は、弁(12)の弁口(12
−1)と(12−2)とを、前記のように相互連絡させ
る位置にある。このため、コンプレッサ(4)の外側に
接続された第5本体口(25)は、本体口(22)に通
じる横路(28)と連絡する。横路(28)が、図1の
第4分岐管を構成していることに留意されたい。その結
果、前記のように、冷媒液は、このモードでは、従来の
空調回路として作動する閉ループに流入する。
【0038】図1に示す回路については、フランス国特
許公開第2 717 126号公報に記載された要領で
2種類の別の形状にすることができる。すなわち、図1
に示す形状の他に、弁(11)は、そのままその弁口
(11−1)と(11−2)とを相互連絡させるが、弁
(12)は、その弁口(12−1)と(12−3)とを
相互連絡させた代替モードで作動させることができる。
従って、冷媒液は、分岐管(1)と(3)とで構成され
る閉加熱ループに流入するが、この場合、分岐管(2)
と(13)とは、それぞれ弁(12)および(11)に
よって絶縁されているため、冷媒液は、コンプレッサ
(4)、気化器(5)および膨張装置(14)を通って
流れる。冷媒液は、もはやコンデンサを通って流れない
ため、常時気体状態を保ち、一方気化器(5)は、もは
や気化器として機能せず、熱交換器として作動し続け
る。この加熱モードでは、気化器は、コンプレッサ
(4)内で冷媒液の圧縮によって発生された高比率の熱
を消散させることができ、エンジンが冷えている時に、
この熱を使って、自動車の車室を暖房することができ
る。特に、冷媒液は流れている状態では周囲温度より高
い温度になるため、車室内に配送される空気の流れを、
気化器と接触させることにより直かに加熱できる。
【0039】本回路については、さらに、弁(11)と
(12)とで、第1に弁口(11−3)と(11−2)
とを、第2に弁口(12−1)と(12−3)とを連絡
させて、冷媒液を充填する作動モードを表す第3形状に
することができる。その後、コンプレッサの入口を、分
岐管(13)を介してコンデンサ(6)の常用入口(6
−1)と結合させて、そこから冷媒液を気体状態で抽出
させることができる。 次に、この冷媒液は、分岐管
(3)に流入するが、逆止め弁(8)が設けられている
ため、接点(A)からコンデンサ(6)に戻ることはで
きない。その後、冷媒液は気化器(5)に移され蓄積さ
れる。弁(11)は、気化器出口とコンプレッサ入口と
の間の連絡を防止する。従って、別の回路形状を再確立
した後に分岐管(1)および(3)に流入する冷媒液の
質量は増加する。
【0040】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その他の要領で修正変形できることは勿論であ
り、このため、その他の型の液流切り替え手段を用い
て、モジュラ−コンポーネントに組み込むことができ
る。さらに、一体モジュール内における液流切り替え手
段、および第2膨張装置に関する構成配置も種々に変形
できる。これは、モジュールの種々の本体口の相対位置
についても同様である。
【0041】
【発明の効果】前記説明から分かるように、本発明によ
ると、冷媒液回路を容易に規格化することができ、よっ
て全体寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモジュラ−コンポーネントを組み
込んだ、自動車の車室を空調暖房する冷媒液回路の回路
図である。
【図2】図1に示すモジュラ−コンポーネントの模式的
平面図である。
【図3】図2のIII-III線に沿う模式的断面図である。
【図4】図2のIV-IV線に沿う模式的断面図である。
【符号の説明】
(1)(2)(3) 分岐管 (4) コンプレッサ (5) 気化器 (6) コンデンサ (6−1) コンデンサ常用入口 (7) ボンベ (8) 逆止め弁 (10) 第1膨張装置 (11)(12) 三方弁 (11−1)〜(11−3) 弁口 (12−1)〜(12−3) 弁 (13) 分岐管 (14) 第2膨張装置 (15)(16) モジュラ−主要面 (17)(18) モジュラ−側面 (19) モジュラ−頂面 (20) モジュラ−底面 (21)(22)(23)(24)(25) 第1〜
第5本体口 (26) 軸向路 (27) 弁部材 (28) 第1横路 (29) 穴 (30) 制御手段(電磁石) (30’) プラグ (31) 制御弁部材 (32) 第2横路 (33) 弁部材 (34) 制御部材 (A)(B) 接点 (C) 中間点 (M) モジュラ−コンポーネント (XX)(YY)(ZZ) 軸線

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ(4)が後に続く気化器
    (5)を内蔵する第1分岐管(1)、コンデンサ(6)
    を内蔵する第2分岐管(2)、コンデンサを内蔵しない
    第3分岐管(3)を備え、前記第2分岐管と第3分岐管
    とが相互に並列接続され、それぞれ、第1分岐管と共
    に、前記コンデンサと気化器との間に介設された第1膨
    張装置(10)を含む冷却ループ(1)(2)と、加熱
    ループ(1)(3)とを構成してなり、かつ前記第1分
    岐管から前記第2分岐管と第3分岐管とに選択的に冷媒
    液を配送する液流切り替え手段(11)(12)と共
    に、前記第3分岐管(3)内に配設された第2膨張装置
    (14)を有する、冷媒液回路を構成するコンポーネン
    トであって、前記コンポーネントが、前記冷媒液切り替
    え手段(11)(12)と第2膨張装置(14)とを内
    蔵する一体素子(M)、または本体を備えるモジュラ型
    コンポーネントであり、前記本体が、前記回路の第1、
    第2および第3分岐管(1)(2)(3)にそれぞれ接
    続される、第1、第2および第3本体口(21)(2
    2)(23)、およびコンプレッサ(4)の入口と出口
    とにそれぞれ接続されるように配設された第4本体口
    (24)と第5本体口(25)とを有することを特徴と
    する、冷媒液回路を構成するコンポーネント。
  2. 【請求項2】 前記一体素子(M)に内蔵された液流切
    り替え手段が、第1三方弁(11)と第2三方弁(1
    2)とを備えることを特徴とする請求項1記載のモジュ
    ラ−コンポーネント。
  3. 【請求項3】 前記三方弁(11)が、前記気化器出口
    への接続に用いられる前記第1本体口(21)に接続さ
    れた第1弁口(11−1)と、前記コンプレッサ入口へ
    の接続に用いられる前記第4本体口(24)に接続され
    た第2弁口(11ー2)とを有し、前記第2三方弁(1
    2)が、それぞれ、コンプレッサ出口への接続に用いら
    れる第5本体口(25)、前記回路の第2分岐管への接
    続に用いられる第2本体口(22)、および第3本体口
    (23)に接続された第2膨張装置(14)に接続され
    た第1、第2および第3弁口(12−1)(12−2)
    (12−3)を有しており、さらに前記一体素子(M)
    に同様に内蔵された第4回路分岐管(13)が、前記第
    1弁(11)の第3弁口(11−3)を、前記回路の第
    2分岐管への接続に用いられる第2本体口(22)に接
    続していることを特徴とする請求項2記載のモジュラ−
    コンポーネント。
  4. 【請求項4】 さらに、選択的に2つの弁、すなわち、
    第1弁の第1および第2弁(11−1)(11−2)
    と、第2弁の第1および第2弁口(12−1)(12−
    2)とを相互連絡させて、冷却および排液ループ(1)
    (2)を確立するか、または第1弁の第1および第2弁
    口(11−1)(11−2)と、第2弁の第1および第
    3弁口(12−1)(12−3)とを相互に連絡させ
    て、加熱ループ(1)(3)を確立するか、もしくは第
    1弁の第2および第3弁口(11−2)(11−3)
    と、第2弁の第1及び第3弁口(12−1)(12−
    3)とを相互に連絡させて、給液路(6、C,13、1
    1,B,A,5)を確立するための組み合わせ制御手段
    を有することを特徴とする請求項3記載のコンポーネン
    ト。
  5. 【請求項5】 前記第1三方弁(11)と第2三方弁
    (12)とが、それぞれ平行軸線(XX)(ZZ)に沿
    って移動自在の弁部材(27)(33)を有することを
    特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のモジュラ−
    コンポーネント。
  6. 【請求項6】 前記第2膨張装置(14)が、前記第1
    および第2三方弁(11)(12)のそれぞれの軸線
    (XX)(ZZ)と平行する軸線(YY)に沿って移動
    自在の可調整弁部材(31)を備えることを特徴とする
    請求項5記載のモジュラ−コンポーネント。
  7. 【請求項7】 前記第1本体口(21)と第3本体口
    (23)とが、前記一体素子(M)の第1主要または過
    半面(15)上に位置していることを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載のモジュラ−コンポーネント。
  8. 【請求項8】 前記第4本体口(24)と第5本体口
    (25)とが、前記第1主要面(15)に対向する、前
    記一体素子(M)の第2主要または過半面(16)上に
    位置していることを特徴とする請求項7記載のモジュラ
    −コンポーネント。
  9. 【請求項9】 前記第2本体口(22)が、前記一体素
    子(M)の2つの主要面(15)(16)を接合する、
    一体素子(M)の第1側面(16)上に位置しているこ
    とを特徴とする請求項8記載のモジュラ−コンポーネン
    ト。
  10. 【請求項10】 前記第2本体口(22)が、横路(2
    8)を介して、一体素子の第2側面(18)上に位置す
    る対称穴(29)と連絡することによって、回路の第2
    分岐管(2)の接続に用いる、本体上の2つの代替位置
    を提供していることを特徴とする請求項9記載のモジュ
    ラ−コンポーネント。
  11. 【請求項11】 前記三方弁(11)が、前記気化器出
    口への接続に用いられる前記第1本体口(21)に接続
    された第1弁口(11−1)と、前記コンプレッサ入口
    への接続に用いられる前記第4本体口(24)に接続さ
    れた第2弁口(11ー2)とを有し、前記第2三方弁
    (12)が、それぞれ、コンプレッサ出口への接続に用
    いられる第5本体口(25)、前記回路の第2分岐管へ
    の接続に用いられる第2本体口(22)、および第3本
    体口(23)に接続された第2膨張装置(14)に接続
    された第1、第2および第3弁口(12−1)(12−
    2)(12−3)を有しており、さらに前記一体素子
    (M)に同様に内蔵された第4回路分岐管(13)が、
    前記第1弁(11)の第3弁口(11−3)を、前記回
    路の第2分岐管への接続に用いられる第2本体口(2
    2)に接続しており、前記横路(28)が、さらに、回
    路の第4分岐管(13)を構成すると共に、前記第1弁
    (11)の第3弁口(11−3)、および前記第2弁
    (12)の第2弁口(12−2)と連絡していることを
    特徴とする請求項10記載のモジュラ−コンポーネン
    ト。
  12. 【請求項12】 前記三方弁(11)(12)が、前記
    一体素子(M)の外側に位置する制御手段(30)(3
    4)を有する電気機械式弁であることを特徴とする請求
    項2〜11のいずれかに記載のモジュラ−コンポーネン
    ト。
  13. 【請求項13】 前記一体素子(M)が、アルミニウム
    合金等の金属材製の機械加工ブロックであることを特徴
    とする請求項1〜12のいずれかに記載のモジュラ−コ
    ンポーネント。
  14. 【請求項14】 前記一体素子が、おおむね平行六面体
    形状であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか
    に記載のモジュラ−コンポーネント。
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