JPH10185275A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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JPH10185275A
JPH10185275A JP8338369A JP33836996A JPH10185275A JP H10185275 A JPH10185275 A JP H10185275A JP 8338369 A JP8338369 A JP 8338369A JP 33836996 A JP33836996 A JP 33836996A JP H10185275 A JPH10185275 A JP H10185275A
Authority
JP
Japan
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air conditioner
operation mode
control device
failure diagnosis
display lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP8338369A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Tanimoto
敏信 谷元
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな設計変更を伴うことなく、ユーザが故
障診断の内容をサービスマンに迅速に伝えることができ
るようにする。 【構成】 空気調和機1の空調ユニット20の各部に設
けられた異常検出用センサに基づいて運転状態が正常か
否かが検出され,異常であるときには当該センサの検出
結果に基づいて故障診断が行われる。一方、故障診断の
内容を知るためにワイヤレスリモコン10を操作する
と、ワイヤレスリモコン10から点検信号が送信され
る。この点検信号を受信すると、故障診断の内容が運転
モード表示用ランプ213を通じて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はワイヤレスリモコン
を備えた空気調和機の運転制御装置に係り、特に故障診
断を行う機能を有した空気調和機の運転制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例として特公平7-113477号
公報に開示された空気調和装置の運転制御装置がある。
これは、ワイヤレスモコンから発せられた点検信号を受
信すると、空調ユニットの各部に設けられた異常検出用
センサに基づいて空調運転が正常か否かを点検し、この
結果、異常を検出したときには故障内容を表示パネル等
を通じて知らせるような基本構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな機能はサービスマン専用の隠れ機能として設けられ
ているもので、サービスマンが故障内容を迅速に把握で
きることから非常に便利であるものの、故障内容によっ
ては、予め準備していた修理部品では対応することがで
きず、後から部品を発注しなければならない場合があ
り、迅速な修理を望んでいるユーザからすると必ずしも
満足のいくものではない。
【0004】もっとも、ユーザがこの機能を利用できる
ように改良し、故障内容をサービスマンに予め知らせる
ことができるようにすれば良いが、そのためには表示パ
ネル等を空気調和機の表面に取り付ける必要があり、単
に性能だけでなく意匠性も要求される空気調和機にあっ
て、大幅なコストアップを招来することになる。
【0005】本発明は上記した背景の下で創作されたも
のであり、その目的とするところは、上記した欠点のな
いように改良した空気調和機の運転制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の空気調和機の運転制御装置は、ワイヤレスリ
モコンから発せられた信号を受信し、当該信号に含まれ
る運転モードに応じて運転モード表示用ランプを点灯さ
せるとともに空調ユニットの運転を制御する一方、空調
ユニットの各部に設けられた異常検出用センサに基づい
て運転状態が正常か否かを検出し、異常であるときには
当該センサの検出結果に基づいて故障診断を行う基本構
成となっており、ワイヤレスリモコンから発せられた信
号に含まれる点検信号を受信すると、前記故障診断の内
容を運転モード表示用ランプにより表示させるようにし
た。
【0007】より望ましくは、故障診断の内容を運転モ
ード表示用ランプの点灯の組み合わせ及び/又は点滅に
より表示させるようにすることが好ましい。
【0008】また、運転モードの切り換わりを音で知ら
せるための音発生器を備える空気調和機に適用する場
合、運転モード表示用ランプの代わりに、故障診断の内
容を音発生器から発する音により知らせるようにしても
かまわない。
【0009】
【作用】空調ユニットの各部に設けられた異常検出用セ
ンサに基づいて運転状態が正常か否かが検出され、異常
であるときには当該センサの検出結果に基づいて故障診
断が行われる。一方、故障診断の内容を知るためにワイ
ヤレスリモコンを操作すると、ワイヤレスリモコンから
点検信号が送信される。この点検信号を受信すると、故
障診断の内容が運転モード表示用ランプを通じて表示さ
れる。又は、運転モードの切り換わりを音で知らせるた
めに設けられた音発生器から発する音により、故障診断
の内容が出力される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和機の運転
制御装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1
は空気調和機の正面図、図2は空気調和機の構成図、図
3は運転モード表示用ランプの点灯と故障診断の内容と
の対応を示す説明図である。
【0011】ここに掲げる空気調和機の運転制御装置は
図1及び図2に示すような空気調和機1に備えられてい
る。空気調和機1は室内を空調する空調ユニット20
と、空調ユニット20の運転等を切り換えるためのワイ
ヤレスリモコン10とから構成されており、室内の壁に
取り付けられた空気調和機本体23の表面には、運転モ
ード表示用ランプ231が設けられている。
【0012】空気調和機の運転制御装置は、ワイヤレス
リモコン10から発せられた信号を受信し、この信号に
含まれる運転モードに応じて運転モード表示用ランプ2
31を点灯させるとともに空調ユニット20の運転を制
御する基本構成となっており、空調ユニット20の各部
に設けられた異常検出用センサ(図示しない)に基づい
て運転状態が正常か否かを検出し、異常であるときには
このセンサの検出結果に基づいて故障診断を行う機能
(故障診断モードとする)を有している。以下、各構成
について詳しく説明する。
【0013】ワイヤレスリモコン10は、運転モード等
を入力するためのスイッチであり、故障診断モードに切
り換えるための点検スイッチも含められた入力部11
と、運転モード等のデータを表示出力する表示器12
と、運転モード等のデータを送信する送信部13と、表
示器12及び送信部13を制御するマイコン14とから
構成されている。
【0014】空調ユニット20は、室外に設置される室
外ユニット22と、室内に設置される室内ユニット21
とから構成されている。室外ユニット22には、圧縮
機、四方弁、室外熱交換機等(図示しない)が設けられ
ている一方、室内ユニット21には、室内熱交換機等以
外に、ワイヤレスリモコン10から送信された信号を受
信する受信部211と、受信部211を通じて入力され
た運転モード等に応じて運転モード表示用ランプ231
を点灯させるとともに空調ユニット20の運転を制御す
るマイコン212が設けられている。
【0015】マイコン212の入力ポートには、受信部
211が接続される他、室内ユニット21のファンモー
タ、熱交換機等に取り付けられた異常検出用センサ(図
示しない)が接続される一方、室外ユニット22の電源
ライン、圧縮機等に取り付けられた異常検出用センサ
(図示しない)が接続されている。これらの異常検出用
センサの出力データがマイコン212に入力されている
ので、空調ユニット20の各部が正常に働いているか否
かを判定できるようになっている。
【0016】マイコン212の出力ポートには、室外ユ
ニット22、室内ユニット21に備えられたモータ、電
磁弁等(図示しない)が接続される他、運転モード表示
用ランプ231が接続されている。
【0017】運転モード表示用ランプ231はLED2
311〜2314から構成されており、LED231
1、2312、2313、2314の各点灯により現在
の空調ユニット20の運転モードがクール(冷房)、ホ
ット(暖房)、ドライ(除湿)、タイマ(タイマ予約)
であることが判るようになっている。
【0018】また、運転モード表示用ランプ231によ
り故障診断(異常状態)の内容が表示されるようになっ
ている。表示の仕方は図3に示す通りである。例えば、
LED2311、2313が点灯すると、異常なしであ
ることが判り、LED2321、2313が点灯する
と、室内ファンモータがロックしていることが判るよう
になっている。
【0019】以下、上記のように構成された空気調和機
の運転制御装置の動作について説明する。まず、ユーザ
がワイヤレスリモコン10の入力部11を通じて運転モ
ードを入力すると、この運転モードが表示器12に表示
出力されると同時に、ワイヤレスリモコン10から信号
が送信される。
【0020】ワイヤレスリモコン10から送信された信
号を室内ユニット21の受信部211が受信すると、空
調ユニット20の運転が切り換わる。即ち、新たに設定
された運転モードに応じて、運転モード表示用ランプ2
31が点灯すると同時に、空調ユニット20に備えられ
たモータ、電磁弁等が動作する。
【0021】空気調和機が故障したのではないかとユー
ザが感じ、ワイヤレスリモコン10の上記点検スイッチ
を押すと、運転モードの設定を行ったときと同様に、ワ
イヤレスリモコン10から信号が送信される。
【0022】ワイヤレスリモコン10から送信された信
号を室内ユニット21の受信部211が受信すると、空
調ユニット20の運転が故障診断モードに切り換わる。
即ち、マイコン212は上記異常検出用センサの出力デ
ータを入力し、このデータに基づいて空調ユニット20
の各部が正常に働いているか否かを判定する。
【0023】異常なしと判断した場合、運転モード表示
用ランプ231のうちでLED2311、2313を点
灯させる一方、異常ありと診断した場合、その故障診断
の内容に応じて運転モード表示用ランプ231を点灯さ
せる。
【0024】空気調和機の運転制御装置が上記のように
動作するので、運転モード表示用ランプ231により表
示される故障診断の内容をたとえユーザ自身が把握しな
くとも、運転モード表示用ランプ231のうちで何れが
点灯しているかをサービスマンに伝えるだけで、サービ
スマンとしては、ユーザ宅に訪れる前に故障診断の内容
を把握できることになる。
【0025】なお、本発明の空気調和機の運転制御装置
は必ずしも上記例に限定されず、例えば、運転モード表
示用ランプ231の種類、個数及び配列の仕方について
は特に限定されないのは勿論のこと、故障診断の内容を
運転モード表示用ランプ231の点滅により表示させる
ような形態をとってもかまわない。
【0026】また、ワイヤレスリモコン10の点検スイ
ッチを押した時点で、故障診断を行い、その結果を運転
モード表示用ランプ231に表示させる形態ではなく、
空調ユニット20の運転中常時故障診断を行い、点検ス
イッチを押した時点で、故障診断の内容を運転モード表
示用ランプ231に表示させる形態をとってもかまわな
い。
【0027】更に、ワイヤレスリモコン10を操作して
運転モードを切り換えると、その度に空調ユニット20
に備えられた音発生器からピッという音を発生する機能
を有する空気調和機に適用する場合、運転モード表示用
ランプ231を用いて故障診断の内容を知らせるのでは
なく、音発生器から発する音をモールス信号のような形
で知らせるような形態を採ると良い。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明の請求項1、2に係る空気
調和機の運転制御装置による場合、故障診断の内容が運
転モード表示用ランプを用いて表示される構成となって
いるので、サービスマンがユーザ宅を訪れる前に故障診
断の内容をユーザがサービスマンに伝えることができ、
結果として、迅速な修理を行うことが可能となる。しか
も故障診断の内容を表示するための表示器を空気調和機
の表面に別途取り付ける必要がなく、僅かな改良で実現
することができることから、空気調和機の高性能化と低
コスト化との双方を図る上で大きな意義がある。
【0029】本発明の請求項3に係る空気調和機の運転
制御装置による場合、故障診断の内容が運転モードの切
り換わりを音で知らせるための音発生器を用いて出力さ
れる構成となっているので、運転モード表示用ランプと
同様に、既存の音発生器を用いる以上、請求項1、2の
場合と同様の効果を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の運転制御装置の実施の形
態を説明するための図であって、空気調和機の正面図で
ある。
【図2】同空気調和機の構成図である。
【図3】同空気調和機に備えられた運転モード表示用ラ
ンプの点灯と故障診断の内容との対応を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和機 10 ワイヤレスリモコン 20 空調ユニット 231 運転モード表示用ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレスリモコンから発せられた信号
    を受信し、当該信号に含まれる運転モードに応じて運転
    モード表示用ランプを点灯させるとともに空調ユニット
    の運転を制御する装置であって、空調ユニットの各部に
    設けられた異常検出用センサに基づいて運転状態が正常
    か否かを検出し、異常であるときには当該センサの検出
    結果に基づいて故障診断を行う機能を有した空気調和機
    の運転制御装置において、ワイヤレスリモコンから発せ
    られた信号に含まれる点検信号を受信すると、前記故障
    診断の内容を運転モード表示用ランプにより表示させる
    構成となっていることを特徴とする空気調和機の運転制
    御装置。
  2. 【請求項2】 故障診断の内容を運転モード表示用ラン
    プの点灯の組み合わせ及び/又は点滅により表示させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機
    の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 運転モードの切り換わりを音で知らせる
    ための音発生器を備える空気調和機の運転制御装置にお
    いて、請求項1の運転モード表示用ランプの代わりに、
    故障診断の内容を音発生器から発する音により知らせる
    構成となっていることを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機の運転制御装置。
JP8338369A 1996-12-18 1996-12-18 空気調和機の運転制御装置 Pending JPH10185275A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097748A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機、サポートシステム
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JP2011052945A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Sharp Corp 機器
CN104566838A (zh) * 2015-02-02 2015-04-29 珠海格力电器股份有限公司 空调器的故障检测方法和装置
WO2023203638A1 (ja) * 2022-04-19 2023-10-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷媒センサおよび空気調和装置

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