JPH10183509A - 舗装ブロックとその製造法 - Google Patents
舗装ブロックとその製造法Info
- Publication number
- JPH10183509A JPH10183509A JP35968196A JP35968196A JPH10183509A JP H10183509 A JPH10183509 A JP H10183509A JP 35968196 A JP35968196 A JP 35968196A JP 35968196 A JP35968196 A JP 35968196A JP H10183509 A JPH10183509 A JP H10183509A
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- JP
- Japan
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- concrete
- spherical body
- protruded
- pavement block
- foundation bed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面に薄氷が張った時でも滑り止め機能を発
揮する舗装ブロックと、その製造法を提供する。 【解決手段】 ゴルフボール状のゴム製球状体１を、適
宜間隔に上部を突出させて基盤２に埋設する。
揮する舗装ブロックと、その製造法を提供する。 【解決手段】 ゴルフボール状のゴム製球状体１を、適
宜間隔に上部を突出させて基盤２に埋設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、滑り止め作用のあ
る舗装ブロックとその製造法に関するものである。
る舗装ブロックとその製造法に関するものである。
【０００２】従来の滑り止め作用のある舗装ブロックに
は、表面に人工的に凹凸を付したものと、粒子の大きい
骨材を使ったものとがあるが、冬季、表面に薄氷が張っ
た時には滑り止め作用が無くなるという欠点があった。
は、表面に人工的に凹凸を付したものと、粒子の大きい
骨材を使ったものとがあるが、冬季、表面に薄氷が張っ
た時には滑り止め作用が無くなるという欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、表面
に薄氷が張った時でも滑り止め機能を失うことのない舗
装ブロックとその製造法を提供することを課題とするも
のである。
に薄氷が張った時でも滑り止め機能を失うことのない舗
装ブロックとその製造法を提供することを課題とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、第１の発明は、適数個
の弾力のある球状体を、適宜間隔に上部を突出させて基
盤に埋設した構造としたものである。
解決するためになされたもので、第１の発明は、適数個
の弾力のある球状体を、適宜間隔に上部を突出させて基
盤に埋設した構造としたものである。
【０００５】第２の発明は、その製造法であって、型枠
内に先ず突出部形成補助部材を敷設し、次に適数個の弾
力のある球状体を適宜間隔に配置し、次いでコンクリー
ト又はアスファルトを投入し、養生固化脱型した後、前
記突出部形成補助部材を除去することを特徴とする舗装
ブロックの製造法である。
内に先ず突出部形成補助部材を敷設し、次に適数個の弾
力のある球状体を適宜間隔に配置し、次いでコンクリー
ト又はアスファルトを投入し、養生固化脱型した後、前
記突出部形成補助部材を除去することを特徴とする舗装
ブロックの製造法である。
【０００６】第２の発明で使用する突出部形成補助部材
としては、砂や粘土、あるいはリターダー（紙に硬化遅
延剤を含浸させたもの）が用いられる。
としては、砂や粘土、あるいはリターダー（紙に硬化遅
延剤を含浸させたもの）が用いられる。
【０００７】
【作用】第１の発明にかゝる舗装ブロックは、弾力のあ
る球状体の上部を突出させてあるので、滑り止め作用が
あることは勿論であるが、クッション性があり、しかも
突出部は球状体の一部であるから、従来の舗装ブロック
のように足が引掛るような感じがない。
る球状体の上部を突出させてあるので、滑り止め作用が
あることは勿論であるが、クッション性があり、しかも
突出部は球状体の一部であるから、従来の舗装ブロック
のように足が引掛るような感じがない。
【０００８】そして、この構造によると、球状体の突出
部に弾力性があるので、冬季、薄氷が表面に張った場
合、歩行時に球状体の突出部上に乗ると突出部が凹み、
薄氷が破れるため、従来の舗装ブロックのように滑り止
め機能が全くなくなることがない。
部に弾力性があるので、冬季、薄氷が表面に張った場
合、歩行時に球状体の突出部上に乗ると突出部が凹み、
薄氷が破れるため、従来の舗装ブロックのように滑り止
め機能が全くなくなることがない。
【０００９】第２の発明によれば、第１の発明にかゝる
舗装ブロックの量産を容易に行うことができる。
舗装ブロックの量産を容易に行うことができる。
【００１０】
【発明の実施形態】図１は本発明にかゝる舗装ブロック
の実施例を示すもので、ゴルフボール状に表面にデイン
プル（凹み）１ａを設けた適数のゴム製球状体１を、コ
ンクリート製基盤２に、上部を突出させて埋設したもの
である。球状体１ａの突出量は、球状体１が脱出しない
程度の量でよく、限定されるものではない。
の実施例を示すもので、ゴルフボール状に表面にデイン
プル（凹み）１ａを設けた適数のゴム製球状体１を、コ
ンクリート製基盤２に、上部を突出させて埋設したもの
である。球状体１ａの突出量は、球状体１が脱出しない
程度の量でよく、限定されるものではない。
【００１１】図２は、図１に示した実施例の舗装ブロッ
クの製造法を図解したもので、（ａ）は養生時の状態を
示すものであり、（ｂ）は脱型時の状態を示すものであ
る。
クの製造法を図解したもので、（ａ）は養生時の状態を
示すものであり、（ｂ）は脱型時の状態を示すものであ
る。
【００１２】その製造の手順は、先ず型枠３内に球状体
１の突出量に見合った厚さに砂４を入れ、次に球状体１
を適宜間隔に並べ底に接するように圧入する。
１の突出量に見合った厚さに砂４を入れ、次に球状体１
を適宜間隔に並べ底に接するように圧入する。
【００１３】次にコンクリート５を投入した後、養生室
に移し、蒸気養生して固化させる。
に移し、蒸気養生して固化させる。
【００１４】固化したならば、型枠３から脱型し、ブラ
シを用い乍ら水洗して砂４を除去し、完成品を得る。
シを用い乍ら水洗して砂４を除去し、完成品を得る。
【００１５】この製造手順によれば、滑り止部材即ち、
球状体を固定するための針金、スペーサーなどの固定具
や特殊な治具、装置を必要としないので、量産が容易で
ある。
球状体を固定するための針金、スペーサーなどの固定具
や特殊な治具、装置を必要としないので、量産が容易で
ある。
【００１６】そして、図示の実施例ではデインプル１ａ
を有するゴム製球状体１を用いたので、製造時には転り
を防ぎ、成型後はコンクリート製基盤２内にがっちりと
固定され、更に、単なる球状体よりも滑り止作用のある
舗装ブロックが得られる。
を有するゴム製球状体１を用いたので、製造時には転り
を防ぎ、成型後はコンクリート製基盤２内にがっちりと
固定され、更に、単なる球状体よりも滑り止作用のある
舗装ブロックが得られる。
【００１７】上記実施例では球状体１を基盤２にしっか
りと固定させるため、ゴルフボール状のものとしたが、
単なる球状のものであっても基本的機能を持つものが得
られることは勿論である。
りと固定させるため、ゴルフボール状のものとしたが、
単なる球状のものであっても基本的機能を持つものが得
られることは勿論である。
【００１８】なお、上記実施例では、突出部形成補助部
材として、砂を用いたが、粘土やリターダーを用いた時
は、粘土が固化あるいは、リターダーによって固化が遅
延されたコンクリートが固化する前に脱型して、前記粘
土を除去又は固化が遅延しているコンクリートをブラシ
を用い乍ら水洗して除去し、球状体の上部を突出させる
ようにする。基盤構成用としてアスファルトを用いる場
合は砂又は粘土が用いられる。
材として、砂を用いたが、粘土やリターダーを用いた時
は、粘土が固化あるいは、リターダーによって固化が遅
延されたコンクリートが固化する前に脱型して、前記粘
土を除去又は固化が遅延しているコンクリートをブラシ
を用い乍ら水洗して除去し、球状体の上部を突出させる
ようにする。基盤構成用としてアスファルトを用いる場
合は砂又は粘土が用いられる。
【００１９】
【発明の効果】第１の発明によれば、滑り止め作用と、
薄氷が表面に張った時でも滑り止め作用が著しく低下し
ない舗装ブロックを提供することができる。
薄氷が表面に張った時でも滑り止め作用が著しく低下し
ない舗装ブロックを提供することができる。
【００２０】第２の発明によれば、第１の発明にかゝる
舗装ブロックの量産を容易に行うことができる。
舗装ブロックの量産を容易に行うことができる。
【図１】本発明の実施例の断面図である。
【図２】本発明の製造法を説明するための図である。
１ 球状体 ２ 基盤
Claims (2)
- 【請求項１】 適数個の弾力のある球状体を、適宜間隔
に上部を突出させて基盤に埋設したことを特徴とする舗
装ブロック。 - 【請求項２】 型枠内に先ず突出部形成補助部材を敷設
し、次に、適数個の弾力のある球状体を適宜間隔に配置
し、次いでコンクリート又はアスファルトを投入し、養
生固化脱型した後、前記突出部形成補助部材を除去する
ことを特徴とする舗装ブロックの製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35968196A JPH10183509A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 舗装ブロックとその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35968196A JPH10183509A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 舗装ブロックとその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10183509A true JPH10183509A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18465755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35968196A Pending JPH10183509A (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 舗装ブロックとその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10183509A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2364248A (en) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | High Cedar Entpr Co Ltd | A protective strap with granular surface |
| JP2009282688A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Mitomo Shoji Kk | 無線ｉｃタグ |
| US8514060B2 (en) | 2008-05-21 | 2013-08-20 | Mitomo Corporation | Wireless identification tag |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP35968196A patent/JPH10183509A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2364248A (en) * | 2000-07-04 | 2002-01-23 | High Cedar Entpr Co Ltd | A protective strap with granular surface |
| JP2009282688A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Mitomo Shoji Kk | 無線ｉｃタグ |
| US8149121B2 (en) | 2008-05-21 | 2012-04-03 | Mitomo Corporation | Wireless identification tag |
| US8514060B2 (en) | 2008-05-21 | 2013-08-20 | Mitomo Corporation | Wireless identification tag |
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