JPH10180598A - 刃物研ぎ治具 - Google Patents
刃物研ぎ治具Info
- Publication number
- JPH10180598A JPH10180598A JP35973596A JP35973596A JPH10180598A JP H10180598 A JPH10180598 A JP H10180598A JP 35973596 A JP35973596 A JP 35973596A JP 35973596 A JP35973596 A JP 35973596A JP H10180598 A JPH10180598 A JP H10180598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- angle
- wheel
- grindstone
- cutlery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】砥石で刃物を研ぐ際に刃物が砥石に当たる角度
が振れないようにす簡便な治具を提供する。 【構成】刃物を保持する保持部(2)、刃物を研ぐ際の
刃物の移動をスムーズにするキャスタ(31)及びこれ
とあわせて刃物が砥石に接する角度を調整するスペーサ
(32)から成る車輪部(3)、及び車輪部(3)の取
り付け角度を変えるための機構を設けた、保持部(2)
と車輪部(3)を結合するアーム部(1)から成ること
を特徴とする。
が振れないようにす簡便な治具を提供する。 【構成】刃物を保持する保持部(2)、刃物を研ぐ際の
刃物の移動をスムーズにするキャスタ(31)及びこれ
とあわせて刃物が砥石に接する角度を調整するスペーサ
(32)から成る車輪部(3)、及び車輪部(3)の取
り付け角度を変えるための機構を設けた、保持部(2)
と車輪部(3)を結合するアーム部(1)から成ること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は平坦な砥石を使って刃
物を研ぐ際に使用し刃の角度を一定に保つための治具に
関するものである。
物を研ぐ際に使用し刃の角度を一定に保つための治具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的には包丁等の家庭用刃物を
研ぐ際には、刃物を手で持って砥石に当て出来るだけ刃
物が砥石に当たる角度を一定に保つように摺動させて行
っている。
研ぐ際には、刃物を手で持って砥石に当て出来るだけ刃
物が砥石に当たる角度を一定に保つように摺動させて行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刃物の切れ味は用途毎
にそれぞれ最適な刃の角度があり、しかも全刃長にわた
ってその角度が保たれていることが重要である。刃物を
手でもってこれを実現するにはかなりの熟練を要する。
刃物を砥石のうえを動かす時、接する角度が変わると刃
先が丸くなり新品同様の切れ味はなかなか付けられな
い。刃物は一般家庭で身の回りにあるものだけでも、片
刃の和包丁、両刃の洋包丁さらにはそれぞれ刃身の広い
ものから狭いものまで多種に亘る。これら身の回りにあ
る大多数の刃物に使うことが出来、なおかつ構造が簡単
で使いやすい刃物研ぎ治具を実現することを課題とす
る。
にそれぞれ最適な刃の角度があり、しかも全刃長にわた
ってその角度が保たれていることが重要である。刃物を
手でもってこれを実現するにはかなりの熟練を要する。
刃物を砥石のうえを動かす時、接する角度が変わると刃
先が丸くなり新品同様の切れ味はなかなか付けられな
い。刃物は一般家庭で身の回りにあるものだけでも、片
刃の和包丁、両刃の洋包丁さらにはそれぞれ刃身の広い
ものから狭いものまで多種に亘る。これら身の回りにあ
る大多数の刃物に使うことが出来、なおかつ構造が簡単
で使いやすい刃物研ぎ治具を実現することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、刃物を保持する保持部(2)、刃物を
研ぐ際の刃物の移動をスムーズにするキャスタ(31)
及びこれとあわせて刃物が砥石に接する角度を調整する
スペーサ(32)から成る車輪部(3)、及び車輪部
(3)の取り付け角度を変えるための機構を設けた、保
持部(2)と車輪部(3)を結合するアーム部(1)か
ら成ることを特徴とする。
めに、本発明は、刃物を保持する保持部(2)、刃物を
研ぐ際の刃物の移動をスムーズにするキャスタ(31)
及びこれとあわせて刃物が砥石に接する角度を調整する
スペーサ(32)から成る車輪部(3)、及び車輪部
(3)の取り付け角度を変えるための機構を設けた、保
持部(2)と車輪部(3)を結合するアーム部(1)か
ら成ることを特徴とする。
【0005】
【作用】保持部(2)は包丁等の刃物をアーム部(1)
に固定する。この時アーム部(1)の先端より刃物の刃
の部分が常に一定の寸法だけ出るように固定する。車輪
部(3)は最初にスペーサ(32)の高さを、砥石と刃
物のなす垂直面内角度を刃につけたい角度になる高さに
合わせたものを準備する。次に刃物を砥石と水平面内で
約45度角度においたとき、キャスタ(31)の車輪が
砥石の長手方向と並行になる向きに固定する。このよう
に木発明による治具、刃物、及び砥石ををセットアップ
し砥石の上に置いた刃物を砥石の長手方向にスムーズに
動かすことにより、刃物に所望の角度で刃をつけること
が可能となる。
に固定する。この時アーム部(1)の先端より刃物の刃
の部分が常に一定の寸法だけ出るように固定する。車輪
部(3)は最初にスペーサ(32)の高さを、砥石と刃
物のなす垂直面内角度を刃につけたい角度になる高さに
合わせたものを準備する。次に刃物を砥石と水平面内で
約45度角度においたとき、キャスタ(31)の車輪が
砥石の長手方向と並行になる向きに固定する。このよう
に木発明による治具、刃物、及び砥石ををセットアップ
し砥石の上に置いた刃物を砥石の長手方向にスムーズに
動かすことにより、刃物に所望の角度で刃をつけること
が可能となる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
に於いて(1)はアーム部で、車輪部(3)の取付角を
変えるための機構であるR溝(11)、R溝中心穴(1
2)及び保持部(2)を取り付けるための保持部固定長
穴(13)があけてある。刃物を固定する先端部分に
は、作業中刃物が滑らないようにするための滑り止シー
ト(14)を貼ってある。
に於いて(1)はアーム部で、車輪部(3)の取付角を
変えるための機構であるR溝(11)、R溝中心穴(1
2)及び保持部(2)を取り付けるための保持部固定長
穴(13)があけてある。刃物を固定する先端部分に
は、作業中刃物が滑らないようにするための滑り止シー
ト(14)を貼ってある。
【0007】保持部(2)は受金具(21)と押金具
(22)を、アーム部(1)の保持部固定長穴(13)
の上下に合わせ一対のボルト・ナットである刃物止蝶ね
じ(23)によってアーム部(1)に取り付ける。刃物
は刃のある側と反対側の端部を、受金具(21)と滑り
止シート(14)の間にはさみ、刃物止蝶ねじ(23)
を締めて固定する。この時、刃渡りの長い刃物は持ち替
え研ぐ必要があるので、アーム部(1)の先端から出る
刃の部分までの長さを常に概略同じ寸法になるように固
定する。
(22)を、アーム部(1)の保持部固定長穴(13)
の上下に合わせ一対のボルト・ナットである刃物止蝶ね
じ(23)によってアーム部(1)に取り付ける。刃物
は刃のある側と反対側の端部を、受金具(21)と滑り
止シート(14)の間にはさみ、刃物止蝶ねじ(23)
を締めて固定する。この時、刃渡りの長い刃物は持ち替
え研ぐ必要があるので、アーム部(1)の先端から出る
刃の部分までの長さを常に概略同じ寸法になるように固
定する。
【0008】車輪部(3)は2つ穴の取り付け部のある
キャスタ(31)及びスペーサ(32)からなりアーム
部(1)のR溝中心穴(12)側をセンターねじ(3
4)で止めR溝側を車輪止蝶ねじ(33)でアーム部
(1)に取り付ける。この時、キャスタ(31)の車輪
の走行方向が砥石の長手方向と並行になるようR溝(1
1)の固定位置を決めいる。スペーサ(32)の高さは
砥石の厚さ及び刃に付けたい角度によって決める。
キャスタ(31)及びスペーサ(32)からなりアーム
部(1)のR溝中心穴(12)側をセンターねじ(3
4)で止めR溝側を車輪止蝶ねじ(33)でアーム部
(1)に取り付ける。この時、キャスタ(31)の車輪
の走行方向が砥石の長手方向と並行になるようR溝(1
1)の固定位置を決めいる。スペーサ(32)の高さは
砥石の厚さ及び刃に付けたい角度によって決める。
【0009】両刃の裏側を研ぐ場合には図2に示す如
く、表側を研ぐ図1において刃物の柄が砥石の右側にあ
るとすれば、保持部(2)で刃物をくわえるとき刃物の
柄が左側に来るようにくわえ直し、さらに車輪部(3)
の車輪止蝶ねじ(33)を少し緩め、R溝(11)をス
ライドさせ改めて車輪の走行方向が砥石の長手方向に合
うようにする。
く、表側を研ぐ図1において刃物の柄が砥石の右側にあ
るとすれば、保持部(2)で刃物をくわえるとき刃物の
柄が左側に来るようにくわえ直し、さらに車輪部(3)
の車輪止蝶ねじ(33)を少し緩め、R溝(11)をス
ライドさせ改めて車輪の走行方向が砥石の長手方向に合
うようにする。
【0010】他の実施例として、車輪部(3)の取付角
を変えるための機構をデジタル的に、例えば図3では3
カ所に設定した場合の例である。この例では図1のR溝
(11)に代えアーム部(1)にキィ溝(15)を設け
車輪部(3)側にキィ溝(15)にはまるキィ(35)
を設ける。キィ(35)には上下に動かせる弾性をもた
せ、位置を容易に変更することが出来る。
を変えるための機構をデジタル的に、例えば図3では3
カ所に設定した場合の例である。この例では図1のR溝
(11)に代えアーム部(1)にキィ溝(15)を設け
車輪部(3)側にキィ溝(15)にはまるキィ(35)
を設ける。キィ(35)には上下に動かせる弾性をもた
せ、位置を容易に変更することが出来る。
【0011】
【発明の効果】刃物は購入したばかりの新品のものは、
刃がそれぞれの用途に応じた一定の角度で鋭利について
いる。切れ味が悪くなると一般家庭では平坦な砥石を用
いて刃物を手で持って研ぐのが一般的であるが、よほど
慣れない限り刃付角を一定に保つことは難しく、刃先が
丸味をおびて、購入したてと同じ切れ味はなかなか得ら
れない。本発明による治具を使うことにより刃物が砥石
に当たる角度を一定に保つことが出来るので、容易に鋭
利な刃付けが可能となる。
刃がそれぞれの用途に応じた一定の角度で鋭利について
いる。切れ味が悪くなると一般家庭では平坦な砥石を用
いて刃物を手で持って研ぐのが一般的であるが、よほど
慣れない限り刃付角を一定に保つことは難しく、刃先が
丸味をおびて、購入したてと同じ切れ味はなかなか得ら
れない。本発明による治具を使うことにより刃物が砥石
に当たる角度を一定に保つことが出来るので、容易に鋭
利な刃付けが可能となる。
【図1】本発明装置の使い方の説明を含む一実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】本発明装置の使い方を説明する図1と対称形の
図。
図。
【図3】本発明装置の他の実施例を示す斜視図。
1・・・アーム部 2・・・保持部 3・・・車輪部 11・・R溝 12・・R溝中心穴 13・・保持部固定長穴 14・・滑り止シート 15・・キィ溝 21・・受金具 22・・押金具 23・・刃物止蝶ねじ 31・・キャスタ 32・・スペーサ 33・・車輪止蝶ねじ 34・・センターねじ 35・・キィ
Claims (1)
- 【請求項1】 刃物を保持する保持部(2)、刃物を研
ぐ際の刃物の移動をスムーズにするキャスタ(31)及
びこれとあわせて刃物が砥石に接する角度を調整するス
ペーサ(32)から成る車輪部(3)、及び車輪部
(3)の取り付け角度を変えるための機構を設けた、保
持部(2)と車輪部(3)を結合するアーム部(1)か
ら成ることを特徴とする刃物研ぎ治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35973596A JPH10180598A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 刃物研ぎ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35973596A JPH10180598A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 刃物研ぎ治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10180598A true JPH10180598A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18466039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35973596A Pending JPH10180598A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 刃物研ぎ治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10180598A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018065215A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | プリンス工業株式会社 | 刃物研ぎ器 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP35973596A patent/JPH10180598A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018065215A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | プリンス工業株式会社 | 刃物研ぎ器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7549910B2 (en) | Blade sharpening holder | |
US4817480A (en) | Knife sharpener | |
JP2014226777A (ja) | 刃研ぎスタンド | |
US6997795B2 (en) | Versatile manual scissor sharpener | |
US6393946B1 (en) | Sharpener for single and double-sided blades | |
US20190366500A1 (en) | Knife sharpener | |
US7390243B2 (en) | Sharpener for blades of food slicers | |
EP1075356B1 (en) | Sharpenable edge sharpening equipment | |
US6142038A (en) | Knife and broadhead blade sharpener | |
US20070169352A1 (en) | Foldable cutter with sharpening device | |
US3293949A (en) | Multipurpose blade reconditioning tool | |
JPH10180598A (ja) | 刃物研ぎ治具 | |
US5462476A (en) | Blade sharpening device | |
JP2010260160A (ja) | 刃物研ぎ具 | |
US4095376A (en) | Clamping device for use in sharpening shears and the like | |
JPH09193028A (ja) | 刃物研ぎ器 | |
EP3019310A1 (en) | Tool rest with angle indicator for use with bench grinder | |
JPS62136355A (ja) | 研ぎ出し用ホルダ− | |
US20020138989A1 (en) | Rotary cutter | |
JP4683651B2 (ja) | 刃研ぎ装置 | |
JP3001786U (ja) | チップソ−等の研磨器 | |
JP3176799U (ja) | 刃物研ぎ用装置 | |
US8523638B2 (en) | Edge tool and sharpener in combination | |
JP3106689U (ja) | 刃物研磨装置 | |
JP3048133U (ja) | 鋏の両刃研ぎ器 |