JPH10179386A - 電気調理器 - Google Patents

電気調理器

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JPH10179386A
JPH10179386A JP34845096A JP34845096A JPH10179386A JP H10179386 A JPH10179386 A JP H10179386A JP 34845096 A JP34845096 A JP 34845096A JP 34845096 A JP34845096 A JP 34845096A JP H10179386 A JPH10179386 A JP H10179386A
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JP
Japan
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cooking
heater
divided
heating
face
Prior art date
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Pending
Application number
JP34845096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ihara
勉 井原
Takayuki Sano
隆之 佐野
Shinichiro Iga
慎一郎 伊賀
Misao Ooshima
三三夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表裏両面に調理面を有し、内部にヒータを設
けた調理板は、洗浄などの取扱いに際し重量感があるこ
とから、この重量感を解消し取扱いを容易にすることで
ある。 【解決手段】 調理器本体1上に着脱自在に設定される
調理板17を、片面に調理面18、18’他面に加熱面
21、21’を形成した2枚の分割調理板2、2’によ
り構成し、その加熱面21、21’間にヒータ25を介
在した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,ホットプレート
のようなヒータによって加熱される調理板を有する電気
調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気調理器において、調理板の
内部にヒータを鋳込むと共に、その調理板の表裏両面に
調理面を設けることにより、調理の種類に応じて調理器
本体上で上記の調理板を表裏反転させて用いるものが従
来から知られている(例えば、実開昭61−17753
8号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき電気調理
器の調理板の重量は、通常の片面使用の場合のおよそ2
倍の重量であるため、これを調理器本体から取外して洗
浄する場合に、使用者に重量感を与えることを免れな
い。また、電極ピン等を設けた電装部に水がかかること
を避けるために全体を水につけて洗浄する、いわゆる丸
洗いをすることができない。このため、洗浄の際は電装
部に水がかからないように注意を払いながら行わなけれ
ばならないが、実際上水がかかることが避けられなかっ
た。
【0004】そこで、この発明は上述した重量の問題及
び洗浄時の問題を解消した表裏反転使用形式の電気調理
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、調理板の内部にヒータ
を設けると共に、上記調理板の表裏両面に調理面を設
け、上記調理板を調理器本体に着脱自在に設置してなる
電気調理器において、上記調理板を、片面に調理面及び
他面に加熱面を形成した2枚の分割調理板により構成
し、上記各分割調理板の各加熱面を分離自在に合わせる
と共に、両方の加熱面相互間に上記のヒータを介在した
構成とした。
【0006】なお、上記調理板の外部において上記ヒー
タの端部に温度調節器を設けた構成とすることもできる
(請求項2)。
【0007】上記の構成によると、調理板の洗浄時にこ
れを各分割調理板に分離して、1枚づつ取扱うことがで
きるので、重量感を与えることがなく、またヒータから
分離できるので、丸洗いすることができる。また、上記
の2枚の分離調理板を合わせて加熱調理することによ
り、1枚の場合に比べ大きな熱容量が確保される。
【0008】更に、調理の種類に応じて調理板を反転す
るか、又は上下の分割調理板を入れ替えるか、更に他の
種類の分割調理板と取り替えるか等の処理をすることに
より、各種の調理に対応することができる。
【0009】また、上記の各分割調理板にそれぞれ取手
を設けた構成を採用すると(請求項3)、各分割調理板
を取扱う際にその取手を利用することができる。
【0010】なお、各分割調理板を連結具により分離・
結合自在に連結した構成を採用すると(請求項4)、全
体を持上げたりする場合に各分割調理板とヒータが不意
に分離するおそれがなく、また必要に応じて個別に分離
することができる。
【0011】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0012】図1に示すように、この実施形態の電気調
理器は、調理器本体1、2枚の分割調理板2、2’及び
ヒータセット3により構成される。
【0013】調理器本体1は、長方形の底4(図4参
照)、その底4の2短辺に設けられた短側壁5、5、2
長辺に設けられ、かつ上記各短側壁5、5に連続した長
側壁6、6及び上記底4上に取付けられた遮熱板7及び
脚8とから成る。
【0014】上記の一方の短側壁5にその内外面にわた
り、ヒータセット3の温度調節器9の嵌合凹所11が設
けられる(図1参照)。この嵌合凹所11の底面に小突
起12が設けられる。この小突起12は温度調節器9の
安全スイッチ13(図4参照)の可動片を押し上げてそ
の安全スイッチ13をオンにする作用をなす。
【0015】また、両方の長側壁6、6の中央部分にも
その内外面にわたる嵌合凹所14が設けられ、後述のよ
うに、各分割調理板2、2’の取手15、15’がこれ
に嵌合される。また、各長側壁6、6の内面には、上記
の嵌合凹所14の両側に調理板支持突起16、16が設
けられる。
【0016】上記の分割調理板2、2’は、上下に重ね
ることにより、1つの調理板17を構成する。図1及び
図2に示すように、上位の分割調理板2は、上面がたこ
焼き用の調理面18となっており、多数の円形凹所19
が設けられ、下面が加熱面21となっている。また下位
の分割調理板2’は、下面が焼き肉用の調理面18’と
なっており、多数の平行リブ22が設けられ、上面が加
熱面21’となっている。
【0017】上記各分割調理板2、2’の調理面18、
18’側の各長辺に沿って、各一対の高さ設定突起2
3、23が設けられ、これらの各突起23、23が調理
器本体1の調理板支持突起16、16上に載る。上記の
高さ設定突起23、23は、図2(a)に示すように、
2枚の分割調理板2、2’の加熱面21、21’相互を
合わせた状態において、その合わせ面24を基準として
同じ高さHになるように形成される。これにより調理板
17が表裏いずれを向いて設置されても、合わせ面24
の位置、即ちその合わせ面24に介在されるヒータセッ
ト3の位置を一定高さに保持する。
【0018】上記の各分割調理板2、2’の各加熱面2
1、21’には、ヒータセット3のヒータ25の屈曲形
状に合致し、かつヒータ25の断面形状の上下半分の断
面形状をもったヒータ溝26が形成される。そのヒータ
溝26の両端は、ヒータ25の形状に従って各分割調理
板2、2’の一方の短辺に達しており、その両端の中間
部分に温度センサ溝27が形成される。
【0019】また、各分割調理板2、2’の両長辺の中
間部分の同じ位置に取手15、15’が設けられ、各分
割調理板2、2’を重ねた状態(図2(a)参照)で、
上下の取手15、15’が合致する。
【0020】ヒータセット3は、図1に示すように、ヒ
ータ25と温度調節器9とから成る。ヒータ25はシー
ズヒータを所要の形状に屈曲させたものであり、その両
端を平行にそろえて温度調節器9に接続し、その温度調
節器9を介して電源コード33に接続する。
【0021】温度調節器9は、温度センサー29、温度
調節レバー31、温度表示部32及び前述の安全スイッ
チ13(図4参照)等を有し、温度調節レバー31によ
り設定された温度に調理板17を加熱する。
【0022】上記のヒータセット3は、各分割調理板
2、2’の加熱面21、21’を対向させ、各加熱面2
1、21’のヒータ溝26とヒータ25を嵌合して両方
の加熱面21、21’を密着させることにより、分割調
理板2、2’間に介在されると共に、調理板17の内部
に埋め込まれる。
【0023】このように2枚の分割調理板2、2’の間
にヒータ25を介在させた状態で、これらの各部材が分
離することがないように、図2(c)に示すように、上
下の分割調理板2、2’の両側縁の相互間を所要数の連
結具35により分離・結合自在に一体化するようにして
もよい。
【0024】上記のように2枚の分割調理板2、2’と
ヒータセット3とを組合わせた状態で、調理器本体1に
設置すると、温度調節器9が調理器本体1の嵌合凹所1
1に嵌り、その底面の小突起12が温度調節器9の安全
スイッチ13を作動させ、ヒータ25への通電を可能に
する。また、下側の分割調理板2’の高さ設定突起23
が調理器本体1の調理板支持突起16上に載り、ヒータ
25の高さを一定に保持する。また、取手15、15’
が調理器本体1の長辺側の嵌合凹所14に載る。
【0025】上記のようにセットしてヒータ25に通電
すると、そのヒータ25により上下の分割調理板2、
2’が加熱され、上側の調理面18で所望の調理(図示
の場合、たこ焼き)を行うことができる。このとき下側
の分割調理板2’は、熱容量を確保する役目を負う。
【0026】上記の状態から、調理の種類を焼き肉調理
に変える場合は、調理板17全体を調理器本体1から外
し、ヒータセット3の上下の向きを変えることなく、上
下の分割調理板2、2’を入れ変える。そうすると、図
3及び図4に示すように焼き肉の調理面18’が上向き
となる。
【0027】また、調理完了後に調理板17を洗浄する
際は、ヒータセット3から上下2枚の分割調理板2、
2’を分離し、1枚づつ洗浄し、必要に応じて丸洗いす
る。
【0028】なお、上記の調理以外の調理、例えばお好
み焼きを行う場合は、予めお好み焼き用の分割調理板を
用意しておき、前記のいずれか一方の分割調理板2、
2’と組合わせて使用する。これらの各種の分割調理板
はその調理面の形状が調理に適した形状に形成されるの
は勿論であるが、その表面の保護コートも調理の種類に
応じて、例えばフッ素樹脂コートやシリコンコートなど
を使い分けるとよい。
【0029】上記の実施形態は、ヒータセット3に温度
調節器9を取付けたものであったが、図5に示した他の
実施形態のように、温度調節器9’を電源コード33に
設け、ヒータセット3’のヒータ25にはプラグ受け3
4のみを接続するようにしてもよい。この場合は、電源
コード33がヒータ25と分離されているので、前記の
ごとき安全スイッチ13を設ける必要はない。
【0030】上記の他の実施形態によると、ヒータセッ
ト3’は上下の向きの方向性が無いので、ヒータ25を
上下の分割調理板2、2’の間に介在させたまま、調理
板17の表裏を反転することができる。また、洗浄の際
は、前述の場合と同様に、2枚の分割調理板2、2’を
ヒータ25から分離して個別に洗浄(丸洗い)すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明は2枚の分割調
理板をヒータから分離することができるので、洗浄その
他の取扱いを1枚ずつ個別に行うことができる。そのた
めに丸洗いができると共に、取扱い時の重量感を解消す
ることができる。
【0032】また、上記の分割調理板に取手を付けるこ
とにより個別の取扱いが容易となりまた、2枚の分割調
理板を連結具により分離・結合自在に連結することによ
り、両者を重ねた状態で持上げたり反転したりする場合
の取扱いが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の分解斜視図
【図2】(a)同上の調理板の断面図 (b)同上の調理板の平面図 (c)同上の連結具部分の断面図
【図3】同上の調理板反転時の平面図
【図4】図3の断面図
【図5】他の実施形態の一部分解斜視図
【符号の説明】
1 調理器本体 2、2’ 分割調理板 3、3’ ヒータセット 4 底 5 短側壁 6 長側壁 7 遮熱板 8 脚 9、9’ 温度調節器 11 嵌合凹所 12 小突起 13 安全スイッチ 14 嵌合凹所 15、15’ 取手 16 調理板支持突起 17 調理板 18、18’ 調理面 19 円形凹所 21、21’ 加熱面 22 平行リブ 23 高さ設定突起 24 合わせ面 25 ヒータ 26 ヒータ溝 27 温度センサ溝 29 温度センサー 31 温度調節レバー 32 温度表示部 33 電源コード 34 プラグ受け 35 連結具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 三三夫 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホ ービン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理板の内部にヒータを設けると共に、
    上記調理板の表裏両面に調理面を設け、上記調理板を調
    理器本体に着脱自在に設置してなる電気調理器におい
    て、上記調理板を、片面に調理面及び他面に加熱面を形
    成した2枚の分割調理板により構成し、上記各分割調理
    板の各加熱面を分離自在に合わせると共に、両方の加熱
    面相互間に上記のヒータを介在したことを特徴とする電
    気調理器。
  2. 【請求項2】 上記調理板の外部において上記ヒータの
    端部に温度調節器を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の電気調理器。
  3. 【請求項3】 上記の各分割調理板にそれぞれ取手を設
    けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気調理
    器。
  4. 【請求項4】 上記各分割調理板を連結具により分離・
    結合自在に連結したことを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の電気調理器。
JP34845096A 1996-12-26 1996-12-26 電気調理器 Pending JPH10179386A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060040314A (ko) * 2004-11-05 2006-05-10 김남수 전기 빵 구이기
WO2013023420A1 (zh) * 2011-08-18 2013-02-21 Lan Zongshun 一种轻便式多用电烤炉
WO2014203428A1 (ja) * 2013-06-17 2014-12-24 住友電気工業株式会社 加熱冷却調理器
JP2015002955A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 住友電気工業株式会社 加熱冷却調理器
JP2018015567A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 シン、サンホ 直火焼き器
KR102212726B1 (ko) * 2020-08-31 2021-02-04 김보화 열 확산구조를 갖는 전기구이기

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