JPH10178698A - スピーカーの入力端子の接続構造 - Google Patents

スピーカーの入力端子の接続構造

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JPH10178698A
JPH10178698A JP33914696A JP33914696A JPH10178698A JP H10178698 A JPH10178698 A JP H10178698A JP 33914696 A JP33914696 A JP 33914696A JP 33914696 A JP33914696 A JP 33914696A JP H10178698 A JPH10178698 A JP H10178698A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードワイヤとコネクタとを使用しなくても
スピーカーの入力端子とプリント基板とを接続でき、部
品点数を少なくできて、構造が簡単でコストダウンを図
ることができるスピーカーの入力端子の接続構造を提供
する。 【解決手段】 スピーカー10の入力端子11に、先端
に開口部21を形成した導電性の接続用板材20を固着
し、プリント基板30には、導電性のスプリング部材4
0の基端部41が半田付けされ、このスプリング部材4
0は、基端部41からスピーカー10に向けて腕状部4
2が延設され、この腕状部42の前部43が上向きに屈
曲されており、スプリング部材40の上向き部分の先端
部45を山なり状に下向きに曲成して、その頂部46を
接続用板材20の開口部21に嵌め入れ、スプリング部
材40の弾性復帰力によって、弾性接触状態で接続用板
材20にスプリング部材40を接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカーの入力
端子をフリント基板に接続するための接続構造に関し、
特に、接続用コネクタを用いることなく、スピーカーの
入力端子をプリント基板に簡単に接続可能なスピーカー
の入力端子の接続構造に関する。
【従来の技術】従来、例えば、テレビ受信機において、
プリント基板に、キャビネット内に納めたスピーカーの
入力端子を接続する構造が提案されている。このような
スピーカーの入力端子の接続構造としては、図10に示
すように、スピーカー100の入力端子101にリード
ワイヤ102の基端部を固着し、このリードワイヤ10
2の先端に設けられたコネクタ103を、プリント基板
200の表面に設けられたコネクタ201に接続するよ
うにしたものがある。
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の接続構造では、リードワイヤ102とコネクタ10
3,201とを使用していたために、部品点数が多く、
コスト高になるという問題があった。また、リードワイ
ヤ102を使用しているために、接続した後に、このリ
ードワイヤ102が表面に突出して邪魔になるとともに
余分なスペースを必要とするという問題があった。本発
明は、上記従来の問題を解消し、リードワイヤとコネク
タとを使用しなくてもスピーカーの入力端子とプリント
基板とを接続でき、部品点数を少なくできて、構造が簡
単でコストダウンを図ることができ、余分なスペースを
必要としないスピーカーの入力端子の接続構造を提供す
ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1のスピ
ーカーの入力端子の接続構造は、スピーカーの入力端子
をプリント基板に接続するための接続構造であって、上
記スピーカーの入力端子に、先端に開口部を形成した導
電性の接続用板材を固着し、上記プリント基板には、導
電性のスプリング部材の基端部が半田付けされ、このス
プリング部材は、基端部からスピーカーに向けて腕状部
が延設され、この腕状部の前部が上向きに屈曲されてお
り、上記スプリング部材の上向き部分の先端部を山なり
状に下向きに曲成して、その頂部を上記接続用板材の開
口部に嵌め入れ、スプリング部材の弾性復帰力によっ
て、弾性接触状態で上記接続用板材にスプリング部材を
接続するようにしている。請求項2のスピーカーの入力
端子の接続構造は、上記接続用板材の開口部は、打ち抜
き成型によって成形されて、その外側の縁部及び/又は
内側の縁部に下向きに垂下部又は上向きに直立部が突出
形成されており、上記垂下部又は直立部の内面に、上記
スプリング部材の頂部から下向きになる部分が弾性復帰
力によって弾性接触するように構成されている。請求項
3のスピーカーの入力端子の接続構造は、上記接続用板
材の開口部は、その両縁部が、スプリング部材の円弧状
外周に対して接触面積が大きくなるように円弧状の周縁
部に形成されており、上記スプリング部材の円弧状外周
が、上記接続用板材の開口部の円弧状周縁部に沿って弾
性接触するように構成されている。請求項4のスピーカ
ーの入力端子の接続構造は、スピーカーの入力端子をプ
リント基板に接続するための接続構造であって、上記ス
ピーカーの入力端子に、先端に挿入用開放部が形成さ
れ、内側に上記挿入用開放部に連続した開口部が形成さ
れた導電性の接続用板材を固着し、上記プリント基板に
は、上記接続用板材の挿入用開放部から水平向きに挿入
され、上記開口部内に圧接状態で入り込む導電性のピン
部材が垂直向きに植設されている。請求項5のスピーカ
ーの入力端子の接続構造は、上記接続用板材に形成され
た開口部は、打ち抜き成型によって成形され、その縁部
に下向きに垂下部が突出形成され、上記開口部にピン部
材が入り込んだときに、上記垂下部がピン部材の外周に
圧接するように構成されている。請求項6のスピーカー
の入力端子の接続構造は、上記ピン部材は円柱状に形成
されているとともに上記開口部は円弧状に形成され、上
記円弧状の開口部の周縁部には外向きに複数の放射状の
切り溝が形成されており、上記ピン部材が上記開口部に
入り込むときに、円弧状の開口部の周縁部が外向きに開
き、入り込んだ後には、復元力によって内向きに萎んで
記円弧状のピン部材に圧接するように構成されている。
請求項7のスピーカーの入力端子の接続構造は、上記ピ
ン部材は角柱状に形成されているとともに上記開口部は
角穴状に形成されており、上記角柱状のピン部材が上記
角穴状の開口部に入り込んだ後は、抜け止め係止される
ように構成されている。
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスピーカーの
入力端子の接続構造の実施の形態について、図を参照し
つつ説明する。図1〜図4は、第1発明のスピーカーの
入力端子の接続構造の各実施形態を示し、図5〜図9
は、第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の各実
施形態を示している。図1は第1発明の第1実施形態の
スピーカーの入力端子の接続構造の全体構造を示してお
り、図2は第2実施形態のスピーカーの入力端子の接続
構造の要部の構造を示し、図3は第3実施形態のスピー
カーの入力端子の接続構造の要部の構造を示し、図4は
第4実施形態のスピーカーの入力端子の接続構造の要部
の構造を示している。第1発明の第1実施形態では、図
1に示すように、スピーカー10の薄板状の入力端子1
1に、先端に略方形の開口部21を形成し平面視略T字
形の導電性の接続用板材20が左右一対固着されてい
る。この接続用板材20の開口部21は、打ち抜き成型
によって形成されて、その外側の縁部に下向きに垂下部
22が突出形成されている。一方、プリント基板30に
は、左右一対の導電性のスプリング部材40の略U字形
に曲成された基端部41が、プリント基板30に設けら
れた左右一対の孔部31に嵌め入れられてディッピング
によってプリント基板30と一体になるように半田付け
で固着されている。このスプリング部材40は、基端部
41からスピーカー10に向けて腕状部42が延設さ
れ、この腕状部42の前部43が上向きに略L字形に屈
曲されている。このように構成されたスピーカー10の
入力端子11とプリント基板30とを接続するには、図
1に示すように、スプリング部材40の上向き部分の先
端部45を山なり状に下向きに曲成して、その頂部46
を、接続用板材20の開口部21に嵌め入れ、スプリン
グ部材40の弾性復帰力により、弾性接触状態で接続用
板材20にスプリング部材40を接続することによっ
て、接続用板材20とスプリング部材40と介してスピ
ーカー10の入力端子11とプリント基板30とを導電
状態に接続するようにしている。更に、この実施形態で
は、接続用板材20の開口部21に下向きに垂下部22
が突出形成されているので、この垂下部22の内面に、
山なり状に曲成したスプリング部材40の下向きになる
部分が弾性復帰力によって弾性接触している。尚、垂下
部22を設けず、開口部21の左右両縁部に山なり状の
スプリング部材40が弾性接触するように構成してもよ
い。この第1実施形態のスピーカーの入力端子の接続構
造によれば、スピーカー10の入力端子11とプリント
基板30とが、開口部21を有する接続用板材20と開
口部に嵌め入れるスプリング部材40とを介して接続す
るようにしているので、リードワイヤとコネクタとを使
用する必要がなく、部品点数を少なくできて、構造が簡
単でコストダウンを図ることができ、余分なスペースを
必要とせず、且つ導電性を良くすることができる。図2
は、第2実施形態のスピーカーの入力端子の接続構造の
要部を示しており、これにおいては、接続用板材20の
開口部21の両縁部23,24が、スプリング部材40
の円弧状外周に対応して接触面積が大きくなるように円
弧状の周縁部に形成されている。更に、接続用板材20
の外側の縁部24が、打ち抜き成型によって、下向きに
垂下部22が突出形成されている。この接続構造によれ
ば、接続用板材20の開口部21の円弧状の両周縁部2
3,24に、スプリング部材40の円弧状外周が圧接さ
れるので、接触面積が大きて、導電状態の接続を良好な
ものとすることができる。更に、垂下部22の内面に、
スプリング部材40の下向き部分が圧接されるので、導
電性をより一層良くすることができる。図3は、第3実
施形態のスピーカーの入力端子の接続構造の要部を示し
ており、これにおいては、接続用板材20の開口部21
の両縁部23,24に、打ち抜き成型によって下向きに
垂下部22,25を突出形成している。この構造によれ
ば、スプリング部材40の開口部21の両縁部23,2
4に下向きに垂下部22,25が形成されているので、
スプリング部材40の山なり状の頂部46から下向きに
なる左右の下向き部分が、それぞれ接続用板材20の開
口部21の両縁部23,24の垂下部22,25に圧接
されるので、スプリング部材40と接続用板材20との
接続を強固なものとすることができ、且つ接触面積を大
きくできて両部材間の導電性を良くすることができる。
図4は、第4実施形態のスピーカーの入力端子の接続構
造の要部を示しており、これにおいては、接続用板材2
0の開口部21を平面視楕円形状に形成し、更に、外側
の縁部23に打ち抜き成型によって下向きに垂下部22
を形成している。この構造によれば、平面視楕円形状の
開口部21の両縁部23,24が略円弧状となるため
に、スプリング部材40の円弧状の外周に沿った状態で
スプリング部材40が両縁部23,24に圧接されるの
で、接触面積が大きくて、導電性を良くすることができ
る。更に、垂下部22の内面にも、スプリング部材40
の下向き部分が圧接されるので、更に接触面積が大きく
なり、導電性をより一層良くできる。尚、第1発明で
は、図示しないが、接続用板材20の開口部21の内側
の縁部24にだけ、打ち抜き成型によって、下向きに垂
下部を形成してもよいことは勿論である。さらに、垂下
部22を上向きにして図示しない直立部としてもよいこ
とは勿論である。図5は、第2発明の第1実施形態のス
ピーカーの入力端子の接続構造を示しており、図6は、
第2実施形態のスピーカーの入力端子の接続構造の要部
を示し、図7は第3実施形態のスピーカーの入力端子の
接続構造の要部を示し、図8は第4実施形態のスピーカ
ーの入力端子の接続構造の要部を示し、図9は第5実施
形態の要部を示している。第2発明の第1実施形態のス
ピーカーの入力端子の接続構造は、図5に示すように、
スピーカー10の入力端子11に、先端に挿入用開放部
51が形成され、内側に挿入用開放部26に連続した円
弧状の開口部52が形成された導電性の平板状の接続用
板材50が左右一対固着され、プリント基板30には、
接続用板材50の挿入用開放部51から水平向きに挿入
され、開口部52内に圧接状態で入り込む左右一対の導
電性のピン部材60が垂直向きに植設されている。この
実施形態では、接続用板材50の開口部52の内側に、
この開口部52に連続した割れ防止用の入り溝53が形
成されている。この第1実施形態のスピーカーの入力端
子の接続構造では、プリンド基板30に植設された左右
一対の導電性のピン部材60を、接続用板材50の開放
部51から開口部52に押し入れると、この開口部52
の円弧状の周縁部が、ピン部材60の外周に圧接され
て、ピン部材60と接続用板材50とが接続され、これ
によって、スピーカー10の入力端子11とプリント基
板30とが導電状態に接続される。従って、リードワイ
ヤとコネクタとを使用しなくてもスピーカー10の入力
端子11とプリント基板30とを接続でき、部品点数を
少なくできて、構造が簡単でコストダウンを図ることが
でき、且つ余分なスペースを必要としない。また、ピン
部材60を接続用板材50の開口部52に押し入れると
きに、開口部52が外向きに開くが、これは、この開口
部52に連続する入り溝53が開くことによって吸収さ
れるので、開口部52に割れが生じることを防げる。図
6に示す第2実施形態のスピーカーの入力端子の接続構
造は、ピン部材60が円柱状に形成されているととも
に、接続用板材50の開口部52は円弧状に形成され、
この円弧状の開口部52の周縁部に外向きに複数の放射
状の切り溝54が形成されている。この第2実施形態の
スピーカーの入力端子の接続構造では、上記構造によ
り、ピン部材60が開口部52に入り込むときに、円弧
状の開口部52が外向きに開き、ピン部材60が入り込
んだ後には、円弧状の開口部52の周縁部が復元力によ
って内向きに萎んで円柱状のピン部材60に圧接するの
で、円柱状のピン部材60が円弧状の開口部52内に固
定した状態で接続される。図7に示す第3実施形態のス
ピーカーの入力端子の接続構造は、接続用板材50に形
成された開口部52が、打ち抜き成型によって形成さ
れ、その縁部に下向きに円弧状の垂下部55,55が突
出形成されている。この第3実施形態のスピーカーの入
力端子の接続構造では、上記構造により、接続用板材5
0の開口部52に円柱状のピン部材60が入り込んだと
きに、垂下部55,55がピン部材60の外周に圧接す
るので、接触面積を大きくすることができ、ピン部材6
0と接続用板材50との間の導電性を良くすることがで
きる。図8に示す第4実施形態のスピーカーの入力端子
の接続構造は、ピン部材60Aが四角柱形状に形成され
ており、これに対応して接続用板材50の開口部52A
も四角穴形状に形成されている。四角柱形状のピン部材
60Aは、角部が接続用板材50の開口部52Aに向く
ようにプリント基板30に植設されており、これに対応
して開口部52Aもその角部がピン部材60Aに向くよ
うに形成され、その隅部に開放部51Aが連続して形成
されている。第4実施形態のスピーカーの入力端子の接
続構造では、ピン部材60Aを接続用板材50の開放部
51Aから開口部52Aに押し入れるときに、その隅部
から入れるので、開放部51Aをスムーズに押し開いて
開口部52Aに小さな力で容易に嵌め込むことができ
る。図9に示す第5実施形態のスピーカーの入力端子の
接続構造は、ピン部材60Bが四角柱形状に形成されて
いるとともに、これに対応して接続用板材50の開口部
52Bも四角穴形状に形成されている。四角柱形状のピ
ン部材60Bは、その側面が接続用板材50の開口部5
2Bに向くようにプリント基板30に植設されており、
これに対応して開口部52Bも一辺の縁部がピン部材6
0Bに対向するように接続用板材50に形成されてい
る。そして、接続用板材50の開放部51Bの先端部分
は、略V字形状に形成されており、その縁部56Bが四
角柱形状のピン部材60Bを押し入れるときのガイド縁
部となっている。第5実施形態のスピーカーの入力端子
の接続構造では、ピン部材52Bを接続用板材50の開
放部51Bから開口部52Bに押し入れるときに、この
ピン部材52Bが開放部51Bのガイド縁部56Bにガ
イドされて接続用板材50の先端部を両側に押し開いて
開口部52Bに嵌め込まれる。ピン部材52Bを接続用
板材50の開口部52Bに嵌め込んだ後には、四角柱形
状のピン部材52Bの他辺が開口部52Bの開放部側の
辺縁57B,57Bに当接して抜け止め係止された状態
となる。したがって、ピン部材52Bは、開口部52B
に嵌め込まれた後には、ピン部材52Bが接続用板材5
0の開口部52Bから外れることなく、容易に離脱しな
いので、強硬な接続状態を保持することができる。ま
た、メンテンス時などに、ピン部材52Bを接続用板材
50から取り外すときには、開放部51B部分の両縁部
を外向きに開いて開放部51Bを大きく開くことによっ
て、ピン部材52Bを接続用板材50の開口部52Bか
ら簡単に離脱させることができる。尚、第2発明におい
て、ピン部材の形状は、上記した円柱状、四角柱状に限
らず、六角柱状や八角柱状、楕円柱状など他の形状であ
ってもよい。
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のスピー
カーの入力端子の接続構造によれば、プリント基板に基
端部を半田付けされた導電性のスプリング部材を、スピ
ーカの入力端子に固着された接続用板材の開口部に、そ
の上向き部分の先端部を山なり状に下向きに曲成した状
態で、下側からその頂部を開口部に嵌め入れて、スプリ
ング部材の弾性復帰力によって開口部の左右縁部に弾性
接触状態で当接することによって接続用板材とスプリン
グ部材とを導電状態で接続してスピーカーの入力端子と
プリント基板とを接続するようにしているので、リード
ワイヤとコネクタとを使用しなくてもスピーカーの入力
端子とプリント基板とを接続でき、部品点数を少なくで
きて、構造が簡単でコストダウンを図ることができ、余
分なスペースを必要としない。更に、スプリング部材は
その弾性力によって、接続用板材の開口部の左右両縁部
に弾性接触状態で接続されるので、導電性が良く、且つ
接続と取り外しとを容易に行うことができメンテナンス
を容易に行うことができる。請求項2のスピーカーの入
力端子の接続構造によれば、打ち抜き成型によって、開
口部の外側の縁部及び/又は内側の縁部に、下向きに垂
下部又は上向きに直立部を突出形成しているので、スプ
リング部材の頂部から下向きになる部分がこの垂下部又
は直立部の内面に弾性接触することによって接触面積を
大きくすることができ、スプリング部材と接続用板材と
の導電性を良くすることができる。請求項3のスピーカ
ーの入力端子の接続構造によれば、接続用板材の開口部
が、スプリング部材の円弧状外周に対応して円弧状の周
縁部に形成されているので、スプリング部材を接続用板
材の開口部に弾性接触状態で嵌め入れたときに、その接
触面積が大きくなり、導電性をより一層良くすることが
できる。請求項4のスピーカーの入力端子の接続構造に
よれば、プリント基板に植設されたピン部材を、入力端
子に固着された接続用板材の先端の挿入用開放部から開
口部に圧接状態で入り込ませることによって、ピン部材
と接続用板材とが導電性をもって接続されることによっ
て、スピーカーの入力端子とプリント基板が接続される
ので、リードワイヤとコネクタとを使用しなくてもスピ
ーカーの入力端子とプリント基板とを接続でき、部品点
数を少なくできて、構造が簡単でコストダウンを図るこ
とができ、余分なスペースを必要としない。更に、ピン
部材は接続用板材の開口部に圧接状態で入り込むので、
ピン部材と接続用板材との間の導電性を良くすることが
できる。請求項5のスピーカーの入力端子の接続構造に
よれば、接続用板材の開口部の縁部に、打ち抜き成型に
よって下向きに垂下部が形成されているので、この垂下
部にもピン部材の外周が圧接するので、接触面積を大き
くすることができて、導電性をより一層良くすることが
できる。請求項6のスピーカーの入力端子の接続構造に
よれば、接続用板材の開口部が円弧状に形成され、この
円弧状の開口部の周縁部に、外向きに複数の放射状の切
り溝が形成されているので、円柱状のピン部材が開口部
に入り込むときに、円弧状の開口部の周縁部が外向きに
開き、入り込んだ後は、復元力によって内向きに萎んで
円柱状のピン部材に圧接するので、ピン部材の外周と接
続用板材の開口部との接触状態が良くなり、導電性に優
れたものとすることができる。請求項7のスピーカーの
入力端子の接続構造によれば、ピン部材が角柱状に形成
され、接続用板材の開口部が対応した形状の角穴状に形
成されているので、ピン部材が接続用板材の開放部から
開口部に入り込んだ後には、角柱状のピン部材の一辺が
角穴状の開口部の開放部側の縁辺に接触して抜け止め係
止状態となり、ピン部材が接続用板材の開口部から外れ
ることなく、容易に離脱しないので、強硬な接続状態を
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第1実施形態の全体構造を示す斜視図である。
【図2】第1発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第2実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】第1発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第3実施形態の要部を示す斜視図である。
【図4】第1発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第4実施形態の要部を示す斜視図である。
【図5】第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第1実施形態の全体構造を示す分解斜視図である。
【図6】第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第2実施形態の要部を示す分解斜視図である。
【図7】第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第3実施形態の要部を示す分解斜視図である。
【図8】第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第4実施形態の要部を示す分解斜視図である。
【図9】第2発明のスピーカーの入力端子の接続構造の
第5実施形態の要部を示す分解斜視図である。
【図10】従来のスピーカーの入力端子の接続構造の一
例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 スピーカー 11 入力端子 20 接続用板材 21 開口部 22 垂下部 23,24 周縁部 25 垂下部 30 プリント基板 40 スプリング部材 41 基端部 42 腕状部 43 前部 45 先端部 46 頂部 50 接続用板材 51,51A 開放部 52,52A,52B 開口部 54 切り溝 55 垂下部 60,60A,60B ピン部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカーの入力端子をプリント基板に接
    続するための接続構造であって、 上記スピーカーの入力端子に、先端に開口部を形成した
    導電性の接続用板材を固着し、 上記プリント基板には、導電性のスプリング部材の基端
    部が半田付けされ、このスプリング部材は、基端部から
    スピーカーに向けて腕状部が延設され、この腕状部の前
    部が上向きに屈曲されており、 上記スプリング部材の上向き部分の先端部を山なり状に
    下向きに曲成して、その頂部を上記接続用板材の開口部
    に嵌め入れ、スプリング部材の弾性復帰力によって、弾
    性接触状態で上記接続用板材にスプリング部材を接続す
    るようにしたスピーカーの入力端子の接続構造。
  2. 【請求項2】上記接続用板材の開口部は、打ち抜き成型
    によって成形されて、その外側の縁部及び/又は内側の
    縁部に下向きに垂下部又は上向きに直立部が突出形成さ
    れており、 上記垂下部又は直立部の内面に、上記スプリング部材の
    頂部から下向きになる部分が弾性復帰力によって弾性接
    触するように構成されている請求項1に記載のスピーカ
    ーの入力端子の接続構造。
  3. 【請求項3】上記接続用板材の開口部は、その両縁部
    が、スプリング部材の円弧状外周に対して接触面積が大
    きくなるように円弧状の周縁部に形成されており、 上記スプリング部材の円弧状外周が、上記接続用板材の
    開口部の円弧状周縁部に沿って弾性接触するように構成
    されている請求項1又は2に記載のスピーカーの入力端
    子の接続構造。
  4. 【請求項4】スピーカーの入力端子をプリント基板に接
    続するための接続構造であって、 上記スピーカーの入力端子に、先端に挿入用開放部が形
    成され、内側に上記挿入用開放部に連続した開口部が形
    成された導電性の接続用板材を固着し、 上記プリント基板には、上記接続用板材の挿入用開放部
    から水平向きに挿入され、上記開口部内に圧接状態で入
    り込む導電性のピン部材が垂直向きに植設されているス
    ピーカーの入力端子の接続構造。
  5. 【請求項5】上記接続用板材に形成された開口部は、打
    ち抜き成型によって成形され、その縁部に下向きに垂下
    部が突出形成され、上記開口部にピン部材が入り込んだ
    ときに、上記垂下部がピン部材の外周に圧接するように
    構成されている請求項4に記載のスピーカーの入力端子
    の接続構造。
  6. 【請求項6】上記ピン部材は円柱状に形成されていると
    ともに上記開口部は円弧状に形成され、上記円弧状の開
    口部の周縁部には外向きに複数の放射状の切り溝が形成
    されており、 上記ピン部材が上記開口部に入り込むときに、円弧状の
    開口部の周縁部が外向きに開き、入り込んだ後には、復
    元力によって内向きに萎んで上記円弧状のピン部材に圧
    接するように構成されている請求項4に記載のスピーカ
    ーの入力端子の接続構造。
  7. 【請求項7】上記ピン部材は角柱状に形成されていると
    ともに上記開口部は角穴状に形成されており、 上記角柱状のピン部材が上記角穴状の開口部に入り込ん
    だ後は、抜け止め係止されるように構成されている請求
    項4に記載のスピーカーの入力端子の接続構造。
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