JPH10177832A - 車両用スイッチ装置 - Google Patents

車両用スイッチ装置

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JPH10177832A
JPH10177832A JP33813996A JP33813996A JPH10177832A JP H10177832 A JPH10177832 A JP H10177832A JP 33813996 A JP33813996 A JP 33813996A JP 33813996 A JP33813996 A JP 33813996A JP H10177832 A JPH10177832 A JP H10177832A
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switch
display panel
vehicle
matrix display
cursor
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JP33813996A
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English (en)
Inventor
Yuichi Ito
友一 伊藤
Kenji Okamoto
賢司 岡本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチの数の削減を図ると共に操作性の向
上を図った安価な車両用スイッチ装置を提供する。 【解決手段】 車両用スイッチ装置は、多方向回動操作
および押し込み操作により換気切換装置、エアコン、オ
ーディオ機器の所望動作が選択可能な多方向スイッチ7
を備える。運転者の前方視界内に位置してマトリックス
表示パネル11が配置され、マトリックス表示パネル1
1には、換気切換装置、エアコン、オーディオ機器の各
種動作をそれぞれ表示する多数の動作表示部が縦横マト
リックス状に配置されている。多方向スイッチ7の回動
方向に対応してマトリックス表示パネル11上のカーソ
ルを移動させ、多方向スイッチ7の押し込み操作により
カーソル位置の動作表示部に対応する動作を、対応する
換気切換装置、エアコン、オーディオ機器に行わせる制
御回路を備える。マトリックス表示パネル11の光源は
発光ダイオードとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載された複数種の電動装置を操作するための車両用ス
イッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の高機能・エレクトロニク
ス化に伴い、操作するためのスイッチ類が増加する傾向
にある。そして、ダッシュボードの特にエアコンスイッ
チが配置されるセンタパネル部付近は、高機能オーディ
オ、ナビゲーション、オートマチックトランスミッショ
ンコントロールレバー、サスペンションコントロールス
イッチ等が密集し、通常のスイッチの配置スペースが充
分に確保できず、各種スイッチの密集・小型化により、
必ずしも操作性のよいスイッチ構成とはなっていないと
いう問題があった。また、各種スイッチが多数存在する
ため、意匠面からデザインの制約を受けるという問題も
あった。
【0003】そこで、このような状況下、特定のスイッ
チと画面との組合せにより、センタパネル部等に配置さ
れるスイッチの数を削減するための車両用スイッチ装置
が提案されている。例えば、特開平7−114859号
公報に開示の如くである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報に開示の車両用スイッチ装置によれば、スイッチ
の兼用化によりスイッチの数の削減を図っており、スイ
ッチの数の削減によって操作性の向上は期待できるもの
の、一つの表示器で多数の表示画面を順次切り換えて表
示する方式であり、表示器が高価なものとなるため、車
両の価格アップにつながるという欠点があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、スイッチの数の
削減を図ると共に操作性の向上を図った安価な車両用ス
イッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め技術的手段は、車両に搭載された複数種の電動装置
と、これら各電動装置をそれぞれ個別に操作するための
スイッチとを備えてなる車両用スイッチ装置において、
前記車両用スイッチ装置は、多方向回動操作および押し
込み操作により前記各電動装置の所望動作が選択可能な
多方向スイッチと、運転者の前方視界内に位置して配置
されると共に、前記各電動装置の各種動作をそれぞれ表
示する多数の動作表示部が縦横マトリックス状に配置さ
れたマトリックス表示パネルと、前記多方向スイッチの
回動方向に対応してマトリックス表示パネル上のカーソ
ルを移動させ、多方向スイッチの押し込み操作によりカ
ーソル位置の動作表示部に対応する動作を、対応する電
動装置に行わせる制御部と、を備えてなる点にある。
【0007】また、前記マトリックス表示パネルの光源
を発光ダイオードとする構造としてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1ないし図5において、1は車
両としての自動車で、車室内の前部にはダッシュボード
2が配置されると共に、車室内の中央部にはダッシュボ
ード2のセンタパネル部から運転席3と助手席4間に至
るコンソールボックス5が配置されている。
【0009】そして、運転席3一側のコンソールボック
ス5上に、搭載された複数種の電動装置を操作するため
の多方向スイッチ7が配設されており、また、運転者の
前方視界内に配置されたインストゥルメントパネル9部
分には、スピードメーターやタコメーター等の各種機器
メーター10と並んでマトリックス表示パネル11が配
置されている。
【0010】前記多方向スイッチ7は、図2および図3
に示される如く、適宜配線パターンが形成されたプリン
ト配線基板13と、弾性変形自在な接点スイッチ部14
aが備えられたゴム接点スイッチシート14と、合成樹
脂等により成形されてなるガイド板15、コンソールボ
ックス5と一体状のカバーパネル部5aおよびジョイス
ティック16とから主構成されている。
【0011】前記ゴム接点スイッチシート14には、中
心部の1箇所とその中心部を中心とした所望径の円の周
方向に一定間隔を有した4箇所位置に接点スイッチ部1
4aがそれぞれ膨出状に備えられており、図2に示され
る如く、プリント配線基板13上に、各接点スイッチ部
14aが上向き突出状となるべく、重合状に配置されて
いる。
【0012】そして、プリント配線基板13側の接点1
3aと接点スイッチ部14aに設けられた接点14bと
が上下方向に適宜離隔して互いに対向配置されるよう構
成されている。この際、中心部における接点13aと接
点14bとの間隔は、外周部の各接点13aと各接点1
4bとの相互間隔よりも狭く構成されている。また、中
心部における接点スイッチ部14aは周囲の接点スイッ
チ部14aよりも肉厚として膨出形成されており、ジョ
イスティック16回動操作時における不用意な弾性変形
が有効に防止されるように構成されている。
【0013】前記ガイド板15は、図2に示される如
く、ゴム接点スイッチシート14上に重合状に配置され
ており、各接点スイッチ部14aと対応するガイド板1
5の下面側には、各接点スイッチ部14aが収容状とさ
れる上下方向の円形凹部15aがそれぞれ形成されてい
る。なお、前記中心部に位置する接点スイッチ部14a
に対応する円形凹部15aは上下方向貫通状に形成され
ている。また、周囲に位置する各円形凹部15aの底部
中心に上下方向のガイド孔15bがそれぞれ貫通形成さ
れている。
【0014】そして、周囲に位置する円形凹部15a内
周面に沿って上下方向に摺動自在に案内される円盤部1
8aとガイド孔15b内周面に沿って上下方向に摺動自
在に案内されるガイド杆18bとからなる連動杆18
が、前記接点スイッチ部14aの上面側にその円盤部1
8aが配置され、ガイド孔15bよりそのガイド杆18
bを上方突出状として備えられている。また、各連動杆
18のガイド杆18b上端部は半球状に構成されてい
る。
【0015】さらに、前記中心部における接点スイッチ
部14aの上面側に位置した上下方向貫通状とされた円
形凹部15a内には、その内周面に沿って上下方向に摺
動自在に案内される支点ブロック体19が備えられてい
る。そして、支点ブロック体19の中央に位置した上面
側には支点凹部19aが形成されている。
【0016】前記ジョイスティック16は、図2に示さ
れる如く、同一軸心上に順次配置された支柱部16aと
摺接球体部16bと操作部16cとからなり、支柱部1
6aの下端部が前記支点ブロック体19の支点凹部19
a内に挿入状とされ、この挿入状とされた支柱部16a
の下端部を中心としてジョイスティック16が回動自在
に支持されている。
【0017】前記摺接球体部16bは支柱部16aの上
端部に張り出し状に設けられており、摺接球体部16b
の下端面は支柱部16aの軸心に対して直行する平坦面
16dに形成されると共に、支柱部16aの軸心を中心
とする円形状に形成されている。また、摺接球体部16
bの上面側は支柱部16a下端部の前記回動の中心を中
心とする球面16eに形成されており、ここに、摺接球
体部16bはいわゆる半球状に構成されている。
【0018】そして、平坦面16dの外周部が周方向に
等間隔を有した位置で、各連動杆18のガイド杆18b
上端部により接点スイッチ部14aの弾性復元力によっ
て上方付勢状に支持されており、球面16eはカバーパ
ネル部5aに形成された円形の挿通孔5bの周縁部内面
側に設けられた周方向に連続する突条5cに、周方向全
周にわたって摺動自在に当接状とされている。この際、
中心部の接点スイッチ部14aの弾性復元力によっても
上方付勢状とされている。
【0019】操作部16cは前記球面16eの中央部に
突設されており、上記ガイド板15や連動杆18やジョ
イスティック16を覆った状態で備えられているカバー
パネル部5aの挿通孔5bより上方に突出状とされてい
る。
【0020】そして、ジョイスティック16の操作部1
6cを所望の方向に、例えば、左側に回動操作すれば、
支柱部16aの下端部を支点としてジョイスティック1
6が左側に傾動され、このジョイスティック16の傾倒
により、摺接球体部16bの平坦面16d外周部で連動
杆18がガイド孔15bの案内下、下方に押動され、こ
こに、対応する接点スイッチ部14aは弾性力に抗し
て、連動杆18の円盤部18aにより下方に押動され、
各接点13a、14bが互いに接触してオン動作され
る。
【0021】次に、このジョイスティック16に対する
操作力を解除すると、オン動作された接点スイッチ部1
4aの弾性復元力により連動杆18が上方に押動され、
この連動杆18の上方移動により、連動杆18のガイド
杆18bにより摺接球体部16bが押し戻されて、ジョ
イスティック16が初期の中立位置に復帰されると共
に、各接点13a、14bが互いに離隔して接点スイッ
チ部14aがオフ復帰される。
【0022】また、他の方向にジョイスティック16を
回動操作しても同様に動作する。この際、ジョイスティ
ック16を斜め方向に回動操作すれば、対応する2箇所
の接点スイッチ部14aが弾性変形され、それぞれの各
各接点13a、14bが互いに接触してオン動作され、
斜め方向の回動操作が認識されるように構成されてい
る。
【0023】次に、図2に示されるジョイスティック1
6の中立位置で、ジョイスティック16が押し込み操作
されると、支柱部16aによって支点ブロック体19が
下方に押動されると共に、摺接球体部16bによって周
囲の各連動杆18が押動され、ここに、各接点スイッチ
部14aが弾性力に抗して下方に押動され、間隔が狭く
構成されている中心部の各接点13a、14aが互いに
接触してオン動作される。
【0024】その後、ジョイスティック16に対する操
作力を解除すると、各接点スイッチ部14aの弾性復元
力により支点ブロック体19や各連動杆18が上方に押
動され、これらの情報移動により、ジョイスティック1
6が初期の中立位置に復帰されると共に、中心部の各接
点13a、14bが互いに離隔して接点スイッチ部14
aがオフ復帰される。
【0025】ここに、多方向スイッチ7は8方向の回動
操作および押し込み操作が可能に構成されている。
【0026】前記マトリックス表示パネル11には、図
4にも示される如く、電動装置としての換気切換装置、
エアコン、オーディオ機器の各種動作が表示されてい
る。即ち、換気切換装置の換気・非換気状態の動作をそ
れぞれ表示する複数の換気切換装置用動作表示部21、
エアコンの各吹き出し位置状態の動作をそれぞれ表示す
る複数のエアコン用動作表示部22、オーディオ機器に
おけるラジオの選局、テープやCDの操作等の各種動作
をそれぞれ表示する複数のオーディオ機器用動作表示部
23がそれぞれ縦横マトリックス状に配置されている。
【0027】そして、各動作表示部21、22、23の
それぞれの光源として発光ダイオード(LED)がそれ
ぞれに使用されている。
【0028】また、図5に示される如く、上記換気切換
装置、エアコン、オーディオ機器を駆動制御する制御部
としての制御回路25は、多方向スイッチ7の操作によ
る変化を検知するスイッチ変化検知部26と、スイッチ
変化検知部26によるスイッチ変化情報を受けるLED
点灯制御部27と、LED点灯制御部27からの信号を
受けて対応する発光ダイオード28を点灯させるLED
ドライバ29と、スイッチの状態を記憶するスイッチメ
モリ部30と、スイッチメモリ部30からのスイッチ状
態の情報に応じてデータ通信を制御するデータ通信制御
部31と、データ通信制御部31からの情報をシリアル
データにて換気切換装置、エアコン、オーディオ機器等
のECU34、35送信する通信インターフェース32
とを備える。
【0029】そして、送信されたシリアルデータに応じ
て換気切換装置、エアコン、オーディオ機器等のECU
34、35から対応する装置が所望の動作を行うように
制御されている。
【0030】なお、エアコンやオーディオ機器のメイン
スイッチであるオン・オフ用のスイッチはマトリックス
表示パネル11上ではなく、従来同様、エアコンやオー
ディオ機器等のECU34、35に設定されている。こ
のメインスイッチのオン・オフ信号は、双方向通信を用
いて、制御回路25に伝えられるように構成されてい
る。
【0031】そして、イグニッションスイッチIGをオ
ン操作すれば、イグニッションスイッチIGのオフ操作
時におけるスイッチメモリ部30に記憶されたスイッチ
状態がマトリックス表示パネル11上に表示される。但
し、バッテリB交換時のような場合には、初期設定に基
づくスイッチ表示状態となる。
【0032】この際、図4に示される如く、その動作状
態の表示はカーソル38としての発光ダイオード28の
点灯により表示される。なお、この状態においては、エ
アコンやオーディオ機器の電源36はオフ状態であり、
エアコンやオーディオ機器のカーソル38は表示されな
い。
【0033】この状態で、例えば、オーディオ機器用E
CU35にあるオーディオ機器のメインスイッチをオン
操作すれば、オフ操作時にスイッチメモリ部30に記憶
された動作状態が表示されると共に、その状態でオーデ
ィオ機器が動作される。
【0034】なお、この場合のように、換気切換装置と
オーディオ機器の複数の電動装置が作動している際に
は、多方向スイッチ7により操作できる側のカーソル3
8はより明るく点灯するように制御されている。
【0035】例えば、オーディオ機器のカーソル38を
操作する場合、多方向スイッチ7を所望方向に回動操作
すれば、各接点13a、14bの接触による変化信号を
受けて、多方向スイッチ7が操作されたことをスイッチ
変化検知部26で検知する。この検知したスイッチ変化
情報はLED点灯制御部27に送られ、多方向スイッチ
7の操作に対応した発光ダイオード28の点灯をLED
ドライバ29を介して行う。
【0036】そして、スイッチ変化検知部26により、
多方向スイッチ7の押し込み操作を検知したときの発光
ダイオード28点灯状態をスイッチメモリ部30にて記
憶し、この情報を通信インターフェース32を介して、
多方向スイッチ7の情報を必要とするオーディオ機器の
ECU35にシリアルデータにて送信する。このデータ
を受けたECU35は押し込み操作があったときに点灯
している発光ダイオード28、即ちカーソル38位置の
動作表示部23の表示に対応した制御を行う。
【0037】なお、多方向スイッチ7の回動操作により
カーソル38を移動させた後、一定時間内に、押し込み
操作による確定を行わない場合には、カーソル38は移
動前の位置に復帰するように制御されている。
【0038】また、マトリックス表示パネル11上の発
光箇所は電動装置毎に発生しており、例えば、換気切換
装置の動作表示部21を操作する際には、オーディオ機
器の動作表示部23の上段位置にカーソル38がある際
に、さらに多方向スイッチ7を上方回動操作すれば、換
気切換装置の動作表示部21側に操作可能なカーソル3
8が移動する。そして上記同様に操作すれば、所望の動
作が行われるように制御される。
【0039】なお、エアコン操作の場合も上記同様に制
御される。
【0040】本実施形態は以上のように構成されてお
り、運転者はインストゥルメントパネル9内のマトリッ
クス表示パネル11を見ながら、コンソールボックス5
部分に配置された多方向スイッチ7を回動操作して、自
身が操作したい動作表示部21、22、23位置にカー
ソル38を移動させ、その位置で多方向スイッチ7を押
し込み操作することにより確定すれば、各電動装置の所
望の動作が得られ、ここに、運転者は運転姿勢のまま
で、視認性のよい位置のマトリックス表示パネル11を
見ながら操作が行え、運転中の操作性に優れる。
【0041】また、マトリックス表示パネル11の光源
として安価な発光ダイオード28を使用しており、マト
リックス表示パネル11の各動作表示部21、22、2
3における各発光ダイオード28の点灯・消灯により選
択位置を認識する方式であり、従来の技術として開示の
ように多数の表示画面を切り換えて表示する方式のもの
と比較して、安価な表示器を提供でき、ここに、安価
に、スイッチの数の削減が図れる。
【0042】なお、光源として発光ダイオード28を使
用しているが、その他の光源を使用する構造であっても
よい。また、エアコンやオーディオ機器のオン・オフ用
メインスイッチは各ECU34、35に別途設けた構造
を示しているが、オン・オフ用メインスイッチ等、全て
のスイッチ類をマトリックス表示パネル11内に設ける
構造としてもよい。
【0043】さらに、電動装置として、エアコン、オー
ディオ機器を例示しているが、必要に応じてその他の車
両搭載用の電動装置を適宜組み合わせてもよい。
【0044】また、多方向スイッチ7として、8方向に
回動操作できる構造を示しているが、4方向に回動操作
する構造であってもよく、実施形態の構造に限定されな
い。
【0045】さらに、多方向スイッチ7をコンソールボ
ックス5に設けた構造を示しているが、ステアリング部
分に設ける構造であってもよい。また、マトリックス表
示パネル11も、インストゥルメントパネル9内に限ら
れず、ダッシュボード2のその他の部分等、運転者から
視認性のよい位置であればよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の車両用スイッチ
装置によれば、多方向回動操作および押し込み操作によ
り前記各電動装置の所望動作が選択可能な多方向スイッ
チと、運転者の前方視界内に位置して配置されると共
に、前記各電動装置の各種動作をそれぞれ表示する多数
の動作表示部が縦横マトリックス状に配置されたマトリ
ックス表示パネルと、前記多方向スイッチの回動方向に
対応してマトリックス表示パネル上のカーソルを移動さ
せ、多方向スイッチの押し込み操作によりカーソル位置
の動作表示部に対応する動作を、対応する電動装置に行
わせる制御部と、を備えてなるものであり、従来のよう
な高価な表示器が不要となり、安価にスイッチの数の削
減が図れると共に、操作性にも優れるという利点があ
る。
【0047】また、前記マトリックス表示パネルの光源
として発光ダイオードを使用することにより、より安価
に提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】多方向スイッチの断面側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】マトリックス表示パネルの拡大図である。
【図5】本発明の実施形態の制御回路図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 ダッシュボード 3 運転席 5 コンソールボックス 7 多方向スイッチ 9 インストゥルメントパネル 11 マトリックス表示パネル 21、22、23 動作表示部 25 制御回路 28 発光ダイオード 38 カーソル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 賢司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された複数種の電動装置と、
    これら各電動装置をそれぞれ個別に操作するためのスイ
    ッチとを備えてなる車両用スイッチ装置において、 前記車両用スイッチ装置は、多方向回動操作および押し
    込み操作により前記各電動装置の所望動作が選択可能な
    多方向スイッチと、 運転者の前方視界内に位置して配置されると共に、前記
    各電動装置の各種動作をそれぞれ表示する多数の動作表
    示部が縦横マトリックス状に配置されたマトリックス表
    示パネルと、 前記多方向スイッチの回動方向に対応してマトリックス
    表示パネル上のカーソルを移動させ、多方向スイッチの
    押し込み操作によりカーソル位置の動作表示部に対応す
    る動作を、対応する電動装置に行わせる制御部と、を備
    えてなることを特徴とする車両用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記マトリックス表示パネルの光源が発
    光ダイオードとされたことを特徴とする請求項1記載の
    車両用スイッチ装置。
JP33813996A 1996-12-18 1996-12-18 車両用スイッチ装置 Pending JPH10177832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106392A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Denso Corp 車載電子機器用入力システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106392A (ja) * 2005-09-15 2007-04-26 Denso Corp 車載電子機器用入力システム

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