JPH10174214A - 小型電動車 - Google Patents

小型電動車

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Publication number
JPH10174214A
JPH10174214A JP8330572A JP33057296A JPH10174214A JP H10174214 A JPH10174214 A JP H10174214A JP 8330572 A JP8330572 A JP 8330572A JP 33057296 A JP33057296 A JP 33057296A JP H10174214 A JPH10174214 A JP H10174214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
starting
voltage
accelerator
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8330572A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Kimura
重則 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP8330572A priority Critical patent/JPH10174214A/ja
Publication of JPH10174214A publication Critical patent/JPH10174214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータ等の製作誤差等にもかかわらず、
急発進することなく又遅過ぎることなく適正に円滑な始
動を行える小型電動車を提供する。 【解決手段】 電動モータ3を、アクセル操作具9のア
クセル操作に対応する駆動信号で所定の増速制御に基づ
いてアクセル設定される速度へ増速しながら回転駆動す
るとともに、前記電動モータ3の回転駆動により走行装
置4を駆動する小型電動車であって、初期始動モードに
設定して前記電動モータ3への印加電圧を徐々に昇圧
し、前記電動モータ3が回転を始めるときの印加電圧値
を記憶する起動電圧判断手段12と、通常走行モードに
設定して前記起動電圧判断手段12に記憶された前記印
加電圧値の駆動信号を始動用最低電圧としてアクセル操
作時に前記電動モータ3に印加する通常走行制御手段1
3とを設けてある小型電動車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操縦者が搭乗して
運転する簡易移動用の小型電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の小型電動車にあっては、
走行用の電動モータに予め電動モータの規格に対応した
所定基準値の最低起動電圧を付加することで始動を開始
し、例えばPWM制御により徐々に電動モータを増速駆
動して、アクセル操作量に対応した車速になるように走
行制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型電動車
には、電動モータ毎の品質のばらつきや、走行系との組
付誤差等により、電動モータを実際に始動可能な最低起
動電圧の値にばらつきがあった。しかしながら、従来に
おいては、所定値の最低起動電圧を付加して起動するも
のであるから、実際の電動モータの最低起動電圧の値よ
りも前記所定値の最低起動電圧の方が高いと、発進時の
ショックが生じる虞れが高くなるという不具合があっ
た。一方、実際の電動モータの最低起動電圧の値よりも
前記所定値の最低起動電圧の方が低いと、走行始動する
のが遅れるという不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、電動モータ等の製作誤差等にもかかわらず、
急発進することなく又発進が遅過ぎることなく適正で円
滑な始動を行える小型電動車の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる小型電動車は、電
動モータを、アクセル操作具のアクセル操作に対応する
駆動信号で所定の増速制御に基づいてアクセル設定され
る速度へ増速しながら回転駆動するとともに、前記電動
モータの回転駆動により走行装置を駆動する小型電動車
であって、初期始動モードに設定して前記電動モータへ
の印加電圧を徐々に昇圧し、前記電動モータが回転を始
めるときの印加電圧値を記憶する起動電圧判断手段と、
通常走行モードに設定して前記起動電圧判断手段に記憶
された前記印加電圧値の駆動信号を始動用最低電圧とし
てアクセル操作時に前記電動モータに印加する通常走行
制御手段とを設けてあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、初期始動モードに設定した状態で電動モータ
への印加電圧を徐々に昇圧し、その電動モータが回転を
始めるときの印加電圧値を起動電圧判断手段によって記
憶させる作業を例えば工場出荷時に行うことで、煩わし
い微調整を不要にできる。そして、通常走行モードに設
定した状態のとき、つまりユーザーが通常通りに使用す
るときには、起動電圧判断手段に記憶された印加電圧値
の駆動信号を始動用最低電圧としてアクセル操作時に電
動モータに印加して駆動制御するから、その電動モータ
に適した起動電圧が印加されるものとなっており、車体
の始動も急発進することなく、又発進が遅れすぎること
もない。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、通常の走行での発進時に急発進する
こともなく、又発進が遅れすぎることもないから、操縦
者にとってショックを与えることなく、又不当に遅い発
進をすることなく、円滑に発進できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、小型電動車の一例を示し
ている。この小型電動車は、操縦ハンドル1で操向操作
される単一輪の前車輪2と、電動モータ3で駆動される
左右一対の後車輪4,4とで支持された車体フレーム5
に、搭乗用の座席6、バッテリー7、制御装置8等を装
備して構成している。
【0009】図1及び図2に示すように、制御装置8に
は、操縦ハンドル1に設けたアクセル操作具としてのア
クセルレバー9の操作量に基づいて電動モータ3を駆動
制御する走行制御部10を設けている。この走行制御部
10には、工場出荷時に、小型電動車毎の電動モータ3
を駆動制御する信号としての最低起動電圧を計測して、
その計測された最低起動電圧値を記憶する記憶部11を
備えた起動電圧判断部12を設けている。さらに、この
記憶部11に記憶された最低起動電圧値をアクセルレバ
ー9の操作時に電動モータ3に対して駆動制御信号とし
て始動初期に印加し、その最低起動電圧値を基準にし
て、アクセルレバー9の操作量に対応する車速まで、図
4に示すように、PWM制御により徐々に電動モータ3
を増速駆動する通常走行制御部13を走行制御部10に
設けている。
【0010】詳述すると、図2に示すように、走行制御
部10には、前記最低起動電圧を計測する状態のモー
ド、つまり初期始動モードと、通常の走行制御を行う通
常走行モードとを選択してそのモード状態の設定を人為
的に行うモード選択スイッチ14を設けている。このモ
ード選択スイッチ14により走行制御部10を初期始動
モードに設定した状態で、さらに車体に所定の接地荷重
が加わった状態にして、バッテリー7と接続した電動モ
ータ3に対する駆動制御信号の印加電圧を徐々に昇圧さ
せていく試験を行うようにしている。すなわち、座席6
後方の車体カバー15は一部開閉自在であって、前記制
御装置8をその内部に配設しているとともに、車体カバ
ー15を開放した状態で人手操作可能な前記モード選択
スイッチ14をその車体カバー15内に設けている。そ
して、後車輪4の車軸16に接触してその車軸16の回
転の有無を検出する加速度センサ17からの信号を入力
する第1入力端子と、人手操作によりバッテリー7から
の電動モータ3に対する駆動信号の電圧を任意に変更す
るための外部制御信号を入力する第2入力端子とを、コ
ネクタの一方の端子として、前記車体カバー15を開放
したときに外部に臨む前記制御装置8の走行制御部10
に設けている。一定負荷により回動自在な無端回動ベル
トで構成された試験用路面装置上に前述の所定荷重(所
定体重の操縦者の搭乗に対応する荷重)をかける状態で
小型電動車を載置し、その車軸16に加速度センサ17
を回転の有無を検出する状態で検出部を接触させて設
け、その加速度センサ17の検出信号が起動電圧判断部
12に入力されるよう、その信号線を前記第1入力端子
に着脱自在に接続する。そして、人手操作でバッテリー
7からの電動モータ3に対する駆動制御信号の電圧を任
意に変更するための外部制御信号を発生する電動モータ
制御用試験信号発生装置18の駆動信号線を前記第2入
力端子に着脱自在に接続するとともに、その電動モータ
制御用試験信号発生装置18からの駆動制御信号を起動
電圧判断部12に入力するようにしている。この電動モ
ータ制御用試験信号発生装置18は、電動モータ3に対
する駆動制御信号の印加電圧を0ボルトから規定の上限
電圧値まで設定可能に構成されているものであって、人
手によるダイヤル操作でその印加電圧の値を変更できる
ものである。
【0011】その状態で、モード選択スイッチ14を通
常走行モードでなく、電動モータ3への最低印加電圧値
を検出するための初期始動モードがわに切り換えて、電
動モータ3の始動用最低電圧の値を検出する試験を行
う。つまり、前記電動モータ制御用試験信号発生装置1
8のダイヤルを操作して、電動モータ3に対する駆動制
御信号の印加電圧を0ボルトから徐々に昇圧する。そし
て、その昇圧に伴い電動モータ3ひいては車軸16が回
転し始めると、その回転開始時点を加速度センサ17で
検出してその検出信号を起動電圧判断部12に入力す
る。起動電圧判断部12は、その入力時点での電動モー
タ3の端子間電圧値を始動用最低電圧V0 として記憶部
11に記憶させて、始動用最低電圧値V0 を検出する試
験は完了し、モード選択スイッチ14を通常走行モード
がわに切り換えるとともに、加速度センサ17並びに電
動モータ制御用試験信号発生装置18の信号線を制御装
置8から外しておく。
【0012】通常走行モードに設定されている状態で
は、制御装置8の通常走行制御部13によって、前記ア
クセルレバー9のアクセル操作量に応じた車速になるよ
う電動モータ3をPWM信号で駆動制御する。そして、
そのアクセル操作による電動モータ3の駆動の際は、前
記記憶部11に記憶された前記最低電圧値V0 を駆動開
始時に電動モータ3に対する駆動制御信号として印加
し、徐々に増速させる制御を行うように設定している。
これにより、その最低電圧値V0 を印加した時点からほ
ぼ走行開始することになるので、円滑に走行始動するこ
とになる。
【0013】尚、上記実施の形態では電動モータ3をP
WM信号で駆動制御する場合の駆動制御信号の始動用最
低電圧値を得る手段について説明したが、その他の制御
方式による電動モータを駆動制御する手段に対しても本
発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】小型電動車を示す全体側面図
【図2】要部を示すブロック図
【図3】初期始動モードでの電動モータに対する駆動制
御信号の印加電圧と、電動モータの回転数との関係を示
すグラフ
【図4】通常走行モードでの電動モータに対する駆動制
御信号の印加電圧の経時的様子を示すグラフ
【符号の説明】
3 電動モータ 4 走行装置 9 アクセル操作構造 12 起動電圧判断手段 13 通常走行制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータを、アクセル操作具のアクセ
    ル操作に対応する駆動信号で所定の増速制御に基づいて
    アクセル設定される速度へ増速しながら回転駆動すると
    ともに、前記電動モータの回転駆動により走行装置を駆
    動する小型電動車であって、初期始動モードに設定して
    前記電動モータへの印加電圧を徐々に昇圧し、前記電動
    モータが回転を始めるときの印加電圧値を記憶する起動
    電圧判断手段と、通常走行モードに設定して前記起動電
    圧判断手段に記憶された前記印加電圧値の駆動信号を始
    動用最低電圧としてアクセル操作時に前記電動モータに
    印加する通常走行制御手段とを設けてある小型電動車。
JP8330572A 1996-12-11 1996-12-11 小型電動車 Pending JPH10174214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8330572A JPH10174214A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 小型電動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8330572A JPH10174214A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 小型電動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174214A true JPH10174214A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18234159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8330572A Pending JPH10174214A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 小型電動車

Country Status (1)

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JP (1) JPH10174214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018015147A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 株式会社システムゼウス 鉄道模型の駆動装置及び鉄道模型の駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018015147A (ja) * 2016-07-26 2018-02-01 株式会社システムゼウス 鉄道模型の駆動装置及び鉄道模型の駆動方法

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