JPH10173031A - 円形基板位置決め装置 - Google Patents

円形基板位置決め装置

Info

Publication number
JPH10173031A
JPH10173031A JP35285896A JP35285896A JPH10173031A JP H10173031 A JPH10173031 A JP H10173031A JP 35285896 A JP35285896 A JP 35285896A JP 35285896 A JP35285896 A JP 35285896A JP H10173031 A JPH10173031 A JP H10173031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
circular substrate
wafer
light receiving
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35285896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinobu Tokushima
忍 徳島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP35285896A priority Critical patent/JPH10173031A/ja
Publication of JPH10173031A publication Critical patent/JPH10173031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学的手段により、精度よく切欠き部を検出
して位置決めができる円形基板位置決め装置を提供す
る。 【解決手段】ノッチ1aを有するノッチウェハ1を、そ
の中心が回転テーブル2の回転中心と一致した状態で保
持する。ノッチウェハ1のエッジ部分を照明手段3によ
り均一に照明し、ノッチウェハ1のエッジ部のエッジ像
を結像レンズ4によりスリット付きのSPD(受光素
子)5a,5bに明瞭に結像する。これら2つのSPD
5a,5bのスリットの長手方向を、互いに平行に且つ
ノッチウェハ1の半径方向に配置する。制御部7はSP
D5a,5bの出力をモニターして、ノッチ1a部以外
のエッジ像がSPD5a,5bに結像されているときの
出力信号よりも大きく、且つ二つの出力が同出力となる
位置に、回転テーブル2を止めるようにモータ8を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は切欠き部を有する円
形基板の位置決めをする円形基板位置決め装置に係り、
特に光学的に精度よく位置決めができ、ノッチ,オリエ
ンテーションフラット等の切欠き部を有する半導体ウェ
ハなどの位置決めに好適な円形基板位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ノッチウェハの位置決めを行う位置決め
装置の従来例を図4に示す。この装置では、まず、ノッ
チ1aのラフな位置決めを行う。即ち、ノッチウェハ1
を回転テーブル2の上に載せて回転させながら、発光器
9から射出されたビームを受光器10で検出するノッチ
の検出手段で、ビーム11がノッチ1aを通過するよう
に、モータ制御部15でモータ8を制御して、ノッチ1
aのラフな位置を検出して回転テーブル2を止める。
【0003】次に、2つの基準ピン13が矢印の方向に
移動した後、押し当てピン12も矢印の方向に移動し、
さらにバネ14によりノッチウェハ1のノッチ1a部分
に押し当てピン12が押し当てられる。このようにし
て、ノッチウェハ1の位置決めが終了すると、押し当て
ピン12、基準ピン13の順に元の位置に退避して一連
の動作が完了する。
【0004】上記のような機械的な位置決め装置の他
に、例えば特開平3-159255号公報においては、円形基板
の周縁部の近傍に発光部と受光部を配置し、円形基板の
ノッチ位置を光学的に検出して位置決めを行っている。
この装置にあっては、受光部は2つの矩形型の受光素子
を並列に構成したものであって、2つの受光素子からの
出力を演算して、それらの差信号からノッチ位置を検出
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来の機械的な位置決め装置では、ウェハのエッジ
にピンを押し当てるため、ゴミが発生したり、ウェハに
ダメージを与えたりする等の問題があり、さらに装置を
構成する部品点数も多く複雑であるなどの問題点もあ
る。
【0006】また、特開平3-159255号公報に示す上記位
置決め装置にあっては、受光素子に入射されるウェハの
エッジ像は鮮明でなく、ノッチ位置の検出精度が低いと
いう問題点があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、光学的に精度よく切欠き部を検出して
位置決めができる円形基板位置決め装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の円形基板位置決め装置は、切欠き部を有す
る円形基板の中心と回転中心とが一致する状態で、円形
基板を保持して回転させる回転テーブルと、この回転テ
ーブルの回転駆動を制御する制御手段と、前記円形基板
のエッジ部を照明する照明手段と、この照明手段の照明
による前記円形基板のエッジ像を結像する結像手段と、
前記円形基板のエッジ像が前記結像手段によって結像さ
れる位置に配置された、スリットを有する2つの受光素
子とを備えたものである。
【0009】照明手段の照明により得られた円形基板の
エッジ像を結像手段で結像し、この結像された鮮明なプ
ロフィールのエッジ像を、しかもスリットを通して受光
素子で受光しているので、円形基板の回転位置を精度よ
く感知できる。更に、2つの受光素子を設けているの
で、両受光素子の出力信号の比較等により、正確な円形
基板の回転位置を決定できる。
【0010】また、本発明は、上記において、2つの受
光素子は、それぞれのスリットが同一形状であり、前記
結像手段によって結像された前記切欠き部のエッジ像が
有する前記円形基板の円周方向の幅又は長さ以下の間隔
でスリットが配置され、且つスリットの長手方向が円形
基板の半径方向に配置されているものである。
【0011】このように、2つの受光素子の同一形状の
スリットを、結像手段によって結像される切欠き像の円
周方向の幅又は長さ以下の間隔で、且つスリットの長手
方向を円形基板の半径方向に配設すると、円形基板のエ
ッジの切欠き部に対する検出感度がよい。更に、2つの
受光素子の出力信号が、切欠き部以外のエッジ像が受光
素子に結像されているときの出力信号よりも大きく、且
つ2つの受光素子の出力信号が同一となる位置に制御手
段により位置決めをすれば、円形基板の切欠き部は、通
常その円形基板の円周方向の中央位置が一番大きく切り
欠かれた左右対称の形状をしているため、所定の位置に
確実に円形基板を位置決めできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0013】図1は本発明の円形基板位置決め装置の一
実施形態を示す構成図である。図1において、1はノッ
チ1aを有するノッチウェハであり、ノッチウェハ1は
回転テーブル2上に吸着保持される。回転テーブル2は
モータ8により回転駆動され、モータ8の駆動は制御部
7により制御されるようになっている。ノッチウェハ1
のエッジ部(周縁部)を挟むようにして、上下に照明手
段3と結像レンズ4とが配置されている。ノッチウェハ
1のエッジ部分は照明手段3により均一に照明されて、
ノッチウェハ1のノッチ1a部分を含むエッジ部のエッ
ジ像Eが、結像レンズ4によりスリット付きのSPD
(シリコンフォトダイオード、受光素子)5に結像する
ようにノッチ検出光学系が構成されている。スリット付
きのSPD5は、スリット6aが貼られたSPD5a
と、スリット6bが貼られたSPD5bとから構成され
ている。これら2つのSPD5a,5bのスリット開口
Sの長手方向は、互いに平行に、且つノッチウェハ1の
エッジ像Eに対して、図2(a)に示すように直角(ノ
ッチウェハ1の半径方向)に配置される。また、スリッ
ト開口Sの長さは、ノッチ1a部分のエッジ像の半径方
向の最大長さよりも長くなっている。また、2つのSP
D5a,5bが受光した受光量に対応した出力信号は、
制御部7に入力される。
【0014】ノッチウェハ1は図示省略の搬送手段によ
り回転テーブル2の上へ搬送されるとともに、ノッチウ
ェハ1の中心と回転テーブル2の回転中心とは中心位置
検出装置(図示せず)を用いて正確に一致させられる。
この中心を一致させる中心位置検出装置には、例えば、
光学的に非接触で行う特願昭62-214694号公報に開示さ
れた装置が知られている。
【0015】さて、回転テーブル2を回転させると、S
PD5にノッチウェハ1の各円周位置のエッジ像Eが結
像レンズ4により順次結像されるが、ノッチ1a以外の
エッジ部が結像している時は、SPD5上には図2
(a)に示すようなエッジ像Eが結像する。この場合、
SPD5にはスリットが接着されているので、実際にS
PD5で受光する受光像は、図3(a)にハッチングで
示すようになり、SPD5a,5bの出力は同量だが共
に小さいレベルである。
【0016】次に、SPD5上にノッチウェハ1のノッ
チ1aが結像されるようになる時、つまり図2(b)に
示すようにノッチ1a部分のエッジ像EがSPD5の範
囲に少し入ってくると、SPD5に受光される受光像
は、図3(b)のように、SPD5aではほとんど変化
が見られないが、SPD5bでは受光される像は大きく
なり、SPD5bの出力は増加する。
【0017】さらに、ノッチ1a部分のエッジ像Eが、
図2(c)に示すように、2つのSPD5a,5bに対
して対称的に結像すると、SPD5の受光像は図3
(c)のようになり、図3(a)の状態に比べて、SP
D5a,5bの出力はともに大きく、かつSPD5aの
出力とSPD5bの出力は同量レベルとなる。
【0018】制御部7はSPD5a,5bの出力をモニ
ターして、ノッチ1a部以外のエッジ像がSPD5a,
5bに結像されているときの出力信号よりも大きく、か
つ各々の出力が同出力(つまり、SPD5aの出力とS
PD5bの出力の差が0)となる位置に、回転テーブル
2を止めるようにモータ8を制御する。このような制御
をおこなうことにより、ノッチウェハ1のノッチ1aは
図2(c)の位置に再現性良く位置決めされる。
【0019】なお、上記実施形態では、切欠き部である
ノッチ1aの検出からノッチウェハの位置決めを行って
いるが、オリエンテーションフラットを有するウェハに
も同様にして適用できる。また、2つのスリット開口S
の配置は、上記実施形態のように互いに平行でなくとも
よく、円形基板の半径方向を中心に2つのスリット開口
が互いに線対称の位置にあれば、例えば、八の字状に配
置してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、照明手段の照明により得られた円形基板のエ
ッジ像を結像手段で結像し、この結像された鮮明な輪郭
を持ったエッジ像を、しかもスリットを通して受光素子
で受光しているので、円形基板の回転位置を感度よく検
出でき、円形基板の位置決め精度を向上できる。更に、
2つの受光素子を設けているので、両受光素子の出力信
号の比較等により、正確な円形基板の回転位置を決定で
きる。
【0021】また、光学的手段により、円形基板とは非
接触で位置決めを行っているので、円形基板に与えるダ
メージの軽減、ゴミの発生の低減などの効果が得られ
る。更に、少ない構成部品で装置を構成できるため、安
価な位置決め装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円形基板位置決め装置の一実施形
態を示す概略構成図である。
【図2】図1のノッチウェハの各回転位置に対する、ス
リット付きのSPD(受光素子)へのエッジ像の結像状
態をスリット側からみた図である。
【図3】図2のエッジ像の結像状態をSPD側からみた
図である。
【図4】従来の円形基板位置決め装置を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
1 ノッチウェハ 1a ノッチ 2 回転テーブル 3 照明手段 4 結像レンズ 5,5a,5b SPD(受光素子) 6a,6b スリット 7 制御部 8 モータ E エッジ像 S スリット開口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切欠き部を有する円形基板の中心と回転
    中心とが一致する状態で、円形基板を保持して回転させ
    る回転テーブルと、この回転テーブルの回転駆動を制御
    する制御手段と、前記円形基板のエッジ部を照明する照
    明手段と、この照明手段の照明による前記円形基板のエ
    ッジ像を結像する結像手段と、前記円形基板のエッジ像
    が前記結像手段によって結像される位置に配置された、
    スリットを有する2つの受光素子とを備えたことを特徴
    とする円形基板位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの受光素子は、それぞれのスリ
    ットが同一形状であり、前記結像手段によって結像され
    た前記切欠き部のエッジ像が有する前記円形基板の円周
    方向の幅又は長さ以下の間隔でスリットが配置され、且
    つスリットの長手方向が前記円形基板の半径方向に配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の円形基板位
    置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの受光素子の出力信号が、前記
    切欠き部以外のエッジ像が受光素子に結像されていると
    きの出力信号よりも大きく、且つ2つの受光素子の出力
    信号が同一となる位置に前記制御手段により位置決めさ
    れることを特徴とする請求項2記載の円形基板位置決め
    装置。
JP35285896A 1996-12-13 1996-12-13 円形基板位置決め装置 Pending JPH10173031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35285896A JPH10173031A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 円形基板位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35285896A JPH10173031A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 円形基板位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10173031A true JPH10173031A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18426928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35285896A Pending JPH10173031A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 円形基板位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10173031A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168262A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Shikoku Kakoki Co Ltd 口栓供給装置
CN108666252A (zh) * 2017-03-30 2018-10-16 株式会社荏原制作所 基板处理装置、基板处理装置的控制方法、存储程序的存储介质
CN109473388A (zh) * 2017-09-07 2019-03-15 上海新昇半导体科技有限公司 一种晶圆寻边装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168262A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Shikoku Kakoki Co Ltd 口栓供給装置
CN108666252A (zh) * 2017-03-30 2018-10-16 株式会社荏原制作所 基板处理装置、基板处理装置的控制方法、存储程序的存储介质
CN108666252B (zh) * 2017-03-30 2021-08-03 株式会社荏原制作所 基板处理装置、基板处理装置的控制方法、存储程序的存储介质
CN109473388A (zh) * 2017-09-07 2019-03-15 上海新昇半导体科技有限公司 一种晶圆寻边装置
CN109473388B (zh) * 2017-09-07 2020-11-24 上海新昇半导体科技有限公司 一种晶圆寻边装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3581375A (en) Method and apparatus for manufacturing integrated circuits
US7292330B2 (en) Wafer inspection with a customized reflective optical channel component
US7723710B2 (en) System and method including a prealigner
US5851102A (en) Device and method for positioning a notched wafer
JP3175058B2 (ja) 基板の位置決め装置および基板の位置決め方法
US4746958A (en) Method and apparatus for projection printing
JPH10173031A (ja) 円形基板位置決め装置
KR910001524B1 (ko) 축소투영노광장치
JP4128254B2 (ja) 半導体ウエハ位置検出装置および検査装置
JPH053153A (ja) ウエハ上の不要レジスト露光装置
JPH0645226A (ja) 位置決め装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法
JP2874795B2 (ja) オリエンテーションフラット検出装置
JPH01295421A (ja) 周辺露光装置
JPH05166702A (ja) 半導体ウェハアライメント装置
JP2513697B2 (ja) プリアラインメント装置
JPS61128522A (ja) 焦点合せ装置
US20220415690A1 (en) Aligner apparatus
JPH0745513A (ja) 露光装置
JPH1012709A (ja) 円形基板位置決め装置
JPS6245039A (ja) 円形板状物体の角度位置決め装置
JP2988594B2 (ja) ウェ−ハ中心検出装置
JP2003258062A (ja) 円板状体の位置合わせ装置およびその方法
JPH0563061A (ja) ウエフアのオリエンテ−シヨンフラツト位置決め装置
JPH06252249A (ja) 位置決め装置
JPS6245041A (ja) 円形板状物体の位置決め装置