JPH10172667A - 多芯コネクタの誤嵌合によるコンタクト接触防止構造 - Google Patents

多芯コネクタの誤嵌合によるコンタクト接触防止構造

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JPH10172667A
JPH10172667A JP32535196A JP32535196A JPH10172667A JP H10172667 A JPH10172667 A JP H10172667A JP 32535196 A JP32535196 A JP 32535196A JP 32535196 A JP32535196 A JP 32535196A JP H10172667 A JPH10172667 A JP H10172667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
receptacle
plug
contact
keys
Prior art date
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Pending
Application number
JP32535196A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Matsumoto
悦夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多芯コネクタにおいて、プラグの複数本のソ
ケットコンタクトとレセプタクルの複数本のピンコンタ
クトの意図しない組合せの接触を防止する。 【解決手段】 プラグ1の内部に収納されたインシュレ
ータ4に設けられた3本のインシュレータガイドキー6
の寸法は異なり、また、キー6はプラグ1の中心に関し
て非対称の角度位置に設けられている。前記キー6に対
応して、レセプタクル11の内部に収納されたインシュ
レータ14に設けられた3本のインシュレータガイドキ
ー溝16の寸法は異なり、また、キー溝16はレセプタ
クル11の中心に関して非対称の角度位置に設けられて
いる。(a)図のように、U.V及びWの3箇所におい
て、3本のキー6の寸法及び角度位置と3本のキー溝1
6の寸法及び角度が合致しない状態では、プラグ1とレ
セプタクル11は嵌合できない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多芯コネクタにお
いて、プラグとレセプタクルが誤った嵌合をすることに
より、コンタクトが接続することを防止する構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多芯丸形コネクタは、プラグとレ
セプタクルから構成され、その嵌合は、プラグの外殻に
設けられた1本の外殻ガイドキー溝と、レセプタクルの
外殻に設けられた1本の外殻ガイドキーとを合致させる
ことにより行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の多芯丸形コ
ネクタのように、外殻ガイドキー溝と外殻ガイドキーが
1組だけしか設けられていない場合やプラグのレセプタ
クルへの嵌合(挿入)口が大きい場合には、外殻ガイド
キー溝と外殻ガイドキーが合致していない状態でも、プ
ラグの先端がレセプタクルの嵌合面に若干進入し、プラ
グの複数本のソケットコンタクトとレセプタクルの複数
本のピンコンタクトが意図しない組合せで接触するとい
う支障が生じる。
【0004】そこで、本発明は、前記従来の多芯丸形コ
ネクタの欠点を改良し、多芯コネクタにおいて、プラグ
の複数本のソケットコンタクトとしレセプタクルの複数
本のピンコンタクトの意図しない組合せの接触を防止す
ること、換言すると、プラグのレセプタクルへの誤った
相対角度での嵌合を防止することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0006】(1)プラグの内部に収納されたインシュ
レータに寸法が異なる複数のインシュレータガイドキー
を設け、前記インシュレータガイドキーに対応してレセ
プタクルの内部に収納されたインシュレータに寸法が異
なる複数のインシュレータガイドキー溝を設けて構成さ
れる多芯コネクタの誤嵌合によるコンタクト接触防止構
造。
【0007】(2)プラグの内部に収納されたインシュ
レータの前記プラグの中心軸に関して非対称の角度位置
に複数のインシュレータガイドキーを設け、前記インシ
ュレータガイドキーに対応してレセプタクルの内部に収
納されたインシュレータに前記レセプタクルの中心軸に
関して非対称の角度位置に複数のインシュレータガイド
キー溝を設けて構成される多芯コネクタの誤嵌合による
コンタクト接触防止構造。
【0008】(3)前記複数のインシュレータガイドキ
ーの寸法が異なり、かつ、前記複数のインシュレータガ
イドキー溝の寸法が異なる前記(2)記載の多芯コネク
タの誤嵌合によるコンタクト接触防止構造。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1と図2を参照して説明する。
【0010】図1は、多芯丸形ケーブルコネクタを構成
するプラグ1とレセプタクル11の諸図を示し、(a)
はプラグ1の斜視図、(b)はプラグ1の正面図、
(c)はプラグ1の中心軸を通る断面図と側面図、
(d)はレセプタクル11の斜視図、(e)はレセプタ
クル11の正面図、(f)はレセプタクル11の中心軸
を通る断面図と側面図である。
【0011】プラグ1の既製の円筒形状の外殻2には、
外殻ガイドキー溝3が設けられている。外殻2の内部に
は、インシュレータ4が挿入されており、インシュレー
タ4は、頂面が曲面形状の三角柱である。インシュレー
タ4の内部には、3本のソケットコンタクト5が設けら
れ、また、インシュレータ4の外側の三面の中央付近に
は、それぞれインシュレータガイドキー6が設けられて
いる。更に、外殻2の外側には、円筒形状の回転部7が
設けられ、回転部7の内側には、3本のピン8が取り付
けられている。
【0012】レセプタクル11の既製の円筒形状の外殻
12には、外殻ガイドキー13が設けられている。外殻
12の内部には、インシュレータ14が挿入されてお
り、インシュレータ14は、外側が円筒面に形成され、
内側にプラグ1のインシュレータ4に対応して、頂面が
曲面形状の三角孔が開けられている。インシュレータ1
4の内部には、3本のピンコンタクト15が設けられ、
また、インシュレータ14の三角孔の三面の中央付近に
は、それぞれインシュレータガイドキー溝16が設けら
れている。更に、外殻12の外周面には、3本のら線溝
17が設けられている。
【0013】丸形ケーブルコネクタを嵌合するには、ま
ず、プラグ1とレセプタクル11を図2(c)のように
突き合わせ、次に、回転部7を回転させることにより回
転部7の3本のピン8をそれぞれ外殻12の3本のら線
溝17内に進入させる。続いて、レセプタクル11の外
殻ガイドキー13をプラグ1の外殻ガイドキー溝3に合
致させて挿入しなければならないが、両者の相対位置が
ずれることにより適正に挿入できない場合が多く、両者
が合致していないのに無理に挿入することがしばしば起
きる。この結果、3本のピンコンタクト15と3本のソ
ケットコンタクト5の接触が意図しない組合せになると
いう支障が生じる。本発明では、以下に図2(a)と
(b)を参照して説明するように、前記支障が生じるこ
とを防止することができる。
【0014】図2は、プラグ1とレセプタクル11の嵌
合状態及び嵌合前の状態を示す図であり、(a)は誤っ
た嵌合状態を示す正面図、(b)は適正な嵌合状態を示
す正面図、(c)はプラグ1とレセプタクル11が嵌合
する前の中心軸を通る断面図と側面図であり、プラグ1
のインシュレータガイドキー6とレセプタクル11のイ
ンシュレータガイドキー溝16が合致していない状態で
ある。
【0015】プラグ1の3本のインシュレータガイドキ
ー6の寸法は異なり、また、3本のインシュレータガイ
ドキー6はプラグ1の中心軸に関して非対称の角度位置
に設けられている。3本のインシュレータガイドキー6
に対応して、レセプタクル11の3本のインシュレータ
ガイドキー溝16の寸法は異なり、また、3本のインシ
ュレータガイドキー溝16はレセプタクル11の中心軸
に関して非対称の角度位置に設けられている。したがっ
て、プラグ1の外殻ガイドキー溝3とレセプタクル11
の外殻ガイドキー13が合致していたとしても、プラグ
1の3本のインシュレータガイドキー6とレセプタクル
11の3本のインシュレータガイドキー溝16が合致し
ていない状態では、すなわち、図2(a)に示されるよ
うに、U.V及びWの3箇所において、3本のインシュ
レータガイドキー6の寸法及び角度位置と3本のインシ
ュレータガイドキー溝16の寸法及び角度位置が合致し
ない状態では、レセプタクル11の3本のピンコンタク
ト15をプラグ1の3本のソケットコンタクト5に挿入
することができない。よって、3本のピンコンタクト1
5と3本のソケットコンタクト5の接触が意図しない組
合せになるという支障が生じない。
【0016】図2(b)に示されるように、U.V及び
Wの3箇所において、3本のインシュレータガイドキー
6の寸法及び角度位置と3本のインシュレータガイドキ
ー溝16の寸法及び角度位置が合致した状態では、レセ
プタクル11の3本のピンコンタクト15をプラグ1の
3本のソケットコンタクト5に挿入することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0018】(1)プラグのレセプタクルへの誤った嵌
合を防止すること、換言すると、プラグの複数本のソケ
ットコンタクトとレセプタクルの複数本のピンコンタク
トの意図しない組合せの接触を防止することができるか
ら、無用のショートが起きない。
【0019】(2)プラグの既製の外殻とレセプタクル
の既製の外殻をそのまま使用することができるので、便
利である。
【0020】(3)プラグの既製の外殻とレセプタクル
の既製の外殻を使用した場合、プラグの外殻ガイドキー
溝とレセプタクルの外殻ガイドキーが合致していないと
き、プラグの複数本のインシュレータガイドキーとレセ
プタクルの複数本のインシュレータガイドキー溝も合致
していないため、プラグのレセプタクルへの誤った嵌合
を二重に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の多芯丸形ケーブルコ
ネクタを構成するプラグとレセプタクルの諸図を示し、
(a)はプラグの斜視図、(b)はプラグの正面図、
(c)はプラグの中心軸を通る断面図と側面図、(d)
はレセプタクルの斜視図、(e)はレセプタクルの正面
図、(f)はレセプタクルの中心軸を通る断面図と側面
図である。
【図2】本発明の一実施の形態例の多芯丸形ケーブルコ
ネクタを構成するプラグとレセプタクルの嵌合状態及び
嵌合前の状態を示す図であり、(a)は誤った嵌合状態
を示す正面図、(b)は適正な嵌合状態を示す正面図、
(c)はプラグとレセプタクルが嵌合する前の中心軸を
通る断面図と側面図であり、プラグのインシュレータガ
イドキーとレセプタクルのインシュレータガイドキー溝
が合致していない状態を示す。
【符号の説明】
1 プラグ 2 外殻 3 外殻ガイドキー溝 4 インシュレータ 5 ソケットコンタクト 6 インシュレータガイドキー 7 回転部 8 ピン 11 レセプタクル 12 外殻 13 外殻ガイドキー 14 インシュレータ 15 ピンコンタクト 16 インシュレータガイドキー溝 17 ら線溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグの内部に収納されたインシュレー
    タに寸法が異なる複数のインシュレータガイドキーを設
    け、前記インシュレータガイドキーに対応してレセプタ
    クルの内部に収納されたインシュレータに寸法が異なる
    複数のインシュレータガイドキー溝を設けて構成される
    ことを特徴とする多芯コネクタの誤嵌合によるコンタク
    ト接触防止構造。
  2. 【請求項2】 プラグの内部に収納されたインシュレー
    タの前記プラグの中心軸に関して非対称の角度位置に複
    数のインシュレータガイドキーを設け、前記インシュレ
    ータガイドキーに対応してレセプタクルの内部に収納さ
    れたインシュレータに前記レセプタクルの中心軸に関し
    て非対称の角度位置に複数のインシュレータガイドキー
    溝を設けて構成されることを特徴とする多芯コネクタの
    誤嵌合によるコンタクト接触防止構造。
  3. 【請求項3】 前記複数のインシュレータガイドキーの
    寸法が異なり、かつ、前記複数のインシュレータガイド
    キー溝の寸法が異なることを特徴とする請求項2記載の
    多芯コネクタの誤嵌合によるコンタクト接触防止構造。
JP32535196A 1996-12-05 1996-12-05 多芯コネクタの誤嵌合によるコンタクト接触防止構造 Pending JPH10172667A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034937A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Autonetworks Technologies Ltd コネクタ
JP2011238399A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Honda Motor Co Ltd コネクタ
JP2016085880A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 矢崎総業株式会社 コネクタ
CN106129706A (zh) * 2016-08-26 2016-11-16 天津鑫宝龙电梯集团有限公司 一种电缆连接插头

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