JPH10172638A - コネクタの接続端子の係止構造 - Google Patents

コネクタの接続端子の係止構造

Info

Publication number
JPH10172638A
JPH10172638A JP32729096A JP32729096A JPH10172638A JP H10172638 A JPH10172638 A JP H10172638A JP 32729096 A JP32729096 A JP 32729096A JP 32729096 A JP32729096 A JP 32729096A JP H10172638 A JPH10172638 A JP H10172638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
connection terminal
movable connector
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32729096A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Takada
憲作 高田
Takao Nozaki
隆男 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP32729096A priority Critical patent/JPH10172638A/ja
Publication of JPH10172638A publication Critical patent/JPH10172638A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビティに挿入した端子を合理的、かつ工
数が増加することなく二重係止できるコネクタの接続端
子の係止構造を提供する。 【解決手段】 ホルダー6で支持した可動コネクタ3を
ホルダー6の支えランス6aで所定位置に係止保持し
て、このホルダー6を結合方向へ移動させながら可動コ
ネクタ3を固定コネクタ2に結合するときに、支えラン
ス6aによる可動コネクタ3の係止保持を解除して、ホ
ルダー6とともに可動コネクタ3を倍力機構9を介して
結合方向へ移動させて固定コネクタ2に結合するように
したコネクタにおいて、上記可動コネクタ3のキャビテ
ィ3cに、挿入された接続端子7をたわみながら係止す
る一次係止ランス3eと、押し込まれたときに係止する
二次係止部材11とが設けられ、上記ホルダー6を可動
コネクタ3に嵌入するときに、ホルダー6で二次係止部
材11を押し込むようにした。上記ホルダー6は、可動
コネクタ3に反結合方向から嵌入する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビティに挿入
した端子を合理的、かつ工数を増加することなくに二重
係止できるコネクタの接続端子の係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネス等を種々の電
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の型式のものが開
発されている。
【0003】上記のような電気接続箱の外壁には、図4
(A)に示すような固定コネクタ2が設けられていて、
この固定コネクタ2に、ワイヤーハーネスを接続した可
動コネクタ3を結合する場合がある。
【0004】上記電気接続箱1内には、絶縁板4を介し
て多数のバスバー5が配索され、各バスバー5から折り
曲げた接続端子5a,…,5aの先端を、固定コネクタ
2のコネクタ嵌入部2aの結合面2bに臨ませている。
【0005】また、可動コネクタ3内には、ワイヤーハ
ーネスに接続した接続端子(不図示)が設けられ、この
接続端子の先端を可動コネクタ3の結合面3bに臨ませ
ている。この可動コネクタ3は、枠状のホルダー6内で
結合・反結合方向にスライド自在に支持されて、ホルダ
ー6内の両側部に設けた支えランス6a,6aで所定の
スライド位置に係止保持されている。さらに、可動コネ
クタ3に支点ピン8で揺動レバー9を支持し、この揺動
レバー9の力点ピン10をホルダー6のガイド溝6cに
係合させる。
【0006】そして、図4(B)に示すように、ホルダ
ー6を把持して結合方向に移動させると、可動コネクタ
3が固定コネクタ2のコネクタ嵌入部2aに挿入されて
行き、固定コネクタ2の嵌入部2aの作用点ピ11に揺
動レバー9の作用点ガイド溝9aが係合すると共に、支
えランス6a,6aがコネクタ嵌入部2aの係止解除突
起(不図示)で外方にたわまされて可動コネクタ3の係
止を解除するようになる。
【0007】さらにホルダー6を結合方向に移動させる
と、揺動レバー9の倍力作用で結合挿入力が低減されな
がら可動コネクタ3が固定コネクタ2に結合して、両コ
ネクタ2,3の接続端子どうしが電気的に接続されるよ
うになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記可動コ
ネクタのキャビティには、ワイヤーハーネスに接続した
接続端子を挿入したとき、接続端子がキャビティから抜
け外れないように、挿入された接続端子をたわみながら
係止する一次係止ランスが設けられている。
【0009】また、押し込まれたときに接続端子を係止
する二次係止部材が設けられたものもある。
【0010】しかしながら、上記二次係止部材は、ワイ
ヤーハーネスの組み立て時に手作業又は自動機で押し込
む必要があったから、ワイヤーハーネスの組み立て工数
が増加し、組み立て設備が複雑化するという問題があっ
た。
【0011】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、キャビティに挿入した端子を合理的、かつ
工数が増加することなく二重係止できるコネクタの接続
端子の係止構造を提供することを課題とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ホルダーで支持した可動コネクタをホル
ダーの支えランスで所定位置に係止保持して、このホル
ダーを結合方向へ移動させながら可動コネクタを固定コ
ネクタに結合するときに、支えランスによる可動コネク
タの係止保持を解除して、ホルダーとともに可動コネク
タを倍力機構を介して結合方向へ移動させて固定コネク
タに結合するようにしたコネクタにおいて、上記可動コ
ネクタのキャビティに、挿入された接続端子をたわみな
がら係止する一次係止ランスと、押し込まれたときに係
止する二次係止部材とが設けられ、上記ホルダーを可動
コネクタに嵌入するときに、ホルダーで二次係止部材を
押し込むようにしたことを特徴とするコネクタの接続端
子の係止構造を提供するものである。
【0013】本発明によれば、ホルダーを可動コネクタ
に嵌入すると、この嵌入操作に連動して二次係止部材が
押し込まれて、接続端子が二次係止されるようになる。
【0014】これにより、二次係止部材を手操作又は自
動機で押し込む必要がなくなるから、ワイヤーハーネス
の組み立て工数が削減でき、組み立て設備が簡素化す
る。
【0015】請求項2のように、上記ホルダーは、可動
コネクタに反結合方向から嵌入する構成とすることがで
きる。
【0016】この構成であれば、ホルダーを可動コネク
タに結合方向から嵌入する構成では、ホルダーに予めワ
イヤーハーネスを通した状態のままで、接続端子を可動
コネクタに挿入する必要があったが、ホルダーを可動コ
ネクタに反結合方向から嵌入する構成では、ホルダーに
予めワイヤーハーネスを通しておく必要がなく、ワイヤ
ーハーネスの組み立て作業が簡単になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】なお、図4の従来技術と同一構成・作用の
箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0019】図1は、図4に示した可動コネクタ3の多
数個のキャビティ3c,…,3cの内、説明を分かりや
すくするために、1個だけを代表的に取り出して例示し
た可動コネクタ3である。
【0020】図1(A)に示すように、ワイヤーハーネ
スW/Hの電線aの先端には接続端子(ターミナル)7
が固定され、この接続端子7の下部には一次係止用穴7
aが形成されると共に、上部には二次係止用凹部7bが
形成されている。
【0021】上記可動コネクタ3のキャビティ3cに
は、挿入された接続端子7の先端を当て止めて挿入方向
へ抜け止めする段部3dが形成されている。
【0022】上記キャビティ3cの下面には、挿入方向
に逃げ勝手でたわみ可能な一次係止ランス3eが一体成
形され、キャビティ3cに挿入された接続端子7の一次
係止用穴7aをたわみながら係止して、接続端子7の反
挿入方向への抜け止めをしている。
【0023】上記キャビティ3cの上面には、貫通穴3
fがあけられ、この貫通穴3fに二次係止部材11が上
下動可能に圧嵌めされて、この二次係止部材11が下方
に押し込まれたときに、キャビティ3cに挿入された接
続端子7の二次係止用凹部7bを係止して、接続端子7
の反挿入方向への抜け止めをしている。
【0024】一方、図1(B)に示すように、上記可動
コネクタ3に嵌入するホルダー6は、可動コネクタ3に
反結合方向(図1では左方向)から嵌入するようになっ
ていて、ホルダー6の前部6cの内面には、反結合方向
から嵌入するときに、上記二次係止部材11を下方に押
し込む押込部6dが形成されている。
【0025】上記二次係止部材11の位置は、上記支え
ランス6aで可動コネクタ3が所定位置に係止保持され
るまでの間の位置に設定する。
【0026】上記のように構成した可動コネクタ3の接
続端子7の係止構造を次に説明する。
【0027】図1(A)のように、可動コネクタ3のキ
ャビティ3cに接続端子7を結合方向(矢印b参照)か
ら挿入すると、接続端子7の先端が段部3dに当て止め
られると共に、一次係止ランス3eがたわみながら接続
端子7の一次係止用穴7aを係止して、接続端子7が挿
入方向と反挿入方向に抜け止めされる。(一次係止)次
に、図1(B)(C)のように、ホルダー6を可動コネ
クタ3に反結合方向(矢印c参照)から嵌入すると、図
2のように、ホルダー6の押込部6dで二次係止部材1
1が下方に押し込まれて接続端子7の一次係止用凹部7
bを係止して、接続端子7が反挿入方向に抜け止めされ
る。(二次係止…二重係止)この二次係止により、接続
端子7の半挿入を検知することができる。
【0028】上記のようにホルダー6を可動コネクタ3
に嵌入すると、この嵌入操作に連動して二次係止部材1
1が押し込まれて、接続端子7が二次係止されるように
なるから、従来のように、二次係止部材11を手操作又
は自動機で押し込む必要がなくなるので、ワイヤーハー
ネスW/Hの組み立て工数が削減できると共に、組み立
て設備が簡素化するようになる。
【0029】また、上記ホルダー6を可動コネクタ3に
反結合方向から嵌入するように構成とすると、ホルダー
6に予めワイヤーハーネスW/Hを通しておく必要がな
く、ワイヤーハーネスW/Hの組み立て作業が簡単にな
る。
【0030】図3に示すように、可動コネクタ3にホル
ダー6を途中まで嵌入した状態で、可動コネクタ3のキ
ャビティ3cに接続端子7を挿入して一次係止した後
に、ホルダー6をさらに嵌入して二次係止するようにし
ても良い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のコネクタの接続端子の係止構造は、ホルダーを可動
コネクタに嵌入すると、この嵌入操作に連動して二次係
止部材が押し込まれて、接続端子が二次係止されるよう
になるから、二次係止部材を手操作又は自動機で押し込
む必要がなくなるので、ワイヤーハーネスの組み立て工
数が削減でき、組み立て設備が簡素化するようになる。
【0032】また、請求項2のように、ホルダーを可動
コネクタに反結合方向から嵌入する構成であれば、ホル
ダーに予めワイヤーハーネスを通しておく必要がなく、
ワイヤーハーネスの組み立て作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタの接続端子の係止構造であ
り、(A)は可動コネクタに接続端子を挿入する前の側
面断面図、(B)は可動コネクタにホルダーを嵌入する
前の側面断面図、(C)は可動コネクタにホルダーを途
中まで嵌入した側面断面図である。
【図2】 可動コネクタにホルダーを嵌入した側面断面
図である。
【図3】 可動コネクタに接続端子を挿入する変形例の
側面断面図である。
【図4】 従来のコネクタ結合構造であり、(A)は結
合前の平面断面図、(B)は結合後の平面断面図であ
る。
【符号の説明】
2 固定コネクタ 3 可動コネクタ 3c キャビティ 3e 一次係止ランス 6 ホルダー 6a 支えランス 7 接続端子 11 二次係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 隆男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーで支持した可動コネクタをホル
    ダーの支えランスで所定位置に係止保持して、このホル
    ダーを結合方向へ移動させながら可動コネクタを固定コ
    ネクタに結合するときに、支えランスによる可動コネク
    タの係止保持を解除して、ホルダーとともに可動コネク
    タを倍力機構を介して結合方向へ移動させて固定コネク
    タに結合するようにしたコネクタにおいて、 上記可動コネクタのキャビティに、挿入された接続端子
    をたわみながら係止する一次係止ランスと、押し込まれ
    たときに係止する二次係止部材とが設けられ、上記ホル
    ダーを可動コネクタに嵌入するときに、ホルダーで二次
    係止部材を押し込むようにしたことを特徴とするコネク
    タの接続端子の係止構造。
  2. 【請求項2】 上記ホルダーは、可動コネクタに反結合
    方向から嵌入する構成とした請求項1に記載のコネクタ
    の接続端子の係止構造。
JP32729096A 1996-12-06 1996-12-06 コネクタの接続端子の係止構造 Withdrawn JPH10172638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32729096A JPH10172638A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 コネクタの接続端子の係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32729096A JPH10172638A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 コネクタの接続端子の係止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10172638A true JPH10172638A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18197484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32729096A Withdrawn JPH10172638A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 コネクタの接続端子の係止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10172638A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166134A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mitsubishi Cable Ind Ltd ハーネス接続体
US7658654B2 (en) 2007-12-05 2010-02-09 Yazaki Corporation Female terminal fitting

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008166134A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Mitsubishi Cable Ind Ltd ハーネス接続体
US7658654B2 (en) 2007-12-05 2010-02-09 Yazaki Corporation Female terminal fitting

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2907377B2 (ja) コネクタの結合検知装置
JP2574771Y2 (ja) コネクタ
JP3145271B2 (ja) 低挿入力コネクタ
US5195900A (en) Adjustable position connector mounting structure
JPH0430793Y2 (ja)
JPH04284382A (ja) 電気コネクタ
JP3120730B2 (ja) コネクタ
JPH0573857U (ja) 速結端子装置
JP5341424B2 (ja) プラグコネクタ
WO2020196480A1 (ja) ジョイントコネクタ
US6428340B2 (en) Wire equipment
JPH10172638A (ja) コネクタの接続端子の係止構造
US5928014A (en) Electrical connector having a pair of connector housings
WO2021182093A1 (ja) コネクタ、及びコネクタの製造方法
EP0564949A1 (en) Electrical connector
JP3638848B2 (ja) コネクタ
JP3345372B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP2582527Y2 (ja) 端子係止具付きコネクタ
JP2000058155A (ja) 端子台
JP3111170B2 (ja) コネクタ用端子の挿入・離脱方法
JP2005166599A (ja) ヒューズボックスの電線接続構造
JPH10172653A (ja) コネクタの結合構造
JP7381349B2 (ja) 端子挿入装置及び端子挿入方法
JP2008198392A (ja) ジョイントコネクタ
JP3111169B2 (ja) 電気接続箱のコネクタ結合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302