JPH10172220A - ディスクプレイヤのローディング機構 - Google Patents

ディスクプレイヤのローディング機構

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JPH10172220A
JPH10172220A JP32676996A JP32676996A JPH10172220A JP H10172220 A JPH10172220 A JP H10172220A JP 32676996 A JP32676996 A JP 32676996A JP 32676996 A JP32676996 A JP 32676996A JP H10172220 A JPH10172220 A JP H10172220A
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
cartridge
mechanical chassis
cartridge holder
rear direction
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Application number
JP32676996A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Seshimoto
和弘 瀬志本
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Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少させると共に、製造も容易に
行えるために製造コストの低減が可能なディスクプレイ
ヤのローディング機構を提供する。 【解決手段】 ホルダ104は挿入されたカートリッジ
106を収納保持する。メカシャーシ116は、ホルダ
104の下方に配され、ホルダ104の移動を上下方向
にのみ規制する。スライドプレート126は、ホルダ1
04とメカシャーシ116との間に位置してホルダ10
4の下面に前後方向にのみ移動可能に取り付けられると
共に、メカシャーシ116との当接部位の一部に下向き
斜面128が形成され、前後方向への移動によりメカシ
ャーシ116に対してホルダ104を上下動させる。そ
して、スライドプレート126は金属平板を打ち抜き加
工して形成されると共に、前後方向に沿った両側面34
a,34bは下方に折曲されて形成され、下向き斜面1
28は折曲された両側面34a,34bの下辺に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Di
sc、単に「ディスク」とも言う)に記録された情報の再
生・読み取りを行うディスクプレイヤのローディング機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からディスクをディスクプレイヤに
装着する方法として、ディスクをケース(いわゆるカー
トリッジと言う)に収納し、このカートリッジをディス
クプレイヤの装着口から挿入する方法と、ディスクプレ
イヤに突出入可能なトレイを設け、このトレイ上にディ
スクを載せてディスクプレイヤに装着する方法とがあ
る。そして、前者の場合には一例として図1に示すロー
ディング機構100というものがディスクプレイヤ10
2内に設けられている。
【0003】まず、一般的なローディング機構100
(一例としてオートローディング機構)の機能について
説明する。ローディング機構100は図1に示すように
カートリッジホルダ(以下、単にホルダと言う)104
内に前後方向に摺動自在に収納保持されたカートリッジ
106を、カートリッジ106が挿入・抜き出し可能な
初期位置Aとカートリッジ内に収納されたディスク(不
図示)が再生可能となるディスクプレイヤ102内部の
再生位置Bとの間で移動させるものである。なお、カー
トリッジ106はディスクプレイヤ102の筐体107
に設けられた装着口108から挿入・抜き出しが行われ
る。
【0004】詳細には、ローディング機構100は、カ
ートリッジ106を収納保持するホルダ104をディス
クプレイヤ102内でカートリッジ106を挿入可能な
上位置Cと、該上位置Cの真下に位置する下位置Dとの
間で上下動させる機能と、カートリッジ106をホルダ
104内で、初期位置Aとホルダ104に収納される収
納位置Eとの間で移動させる機能とを有し、これら機能
の組み合わせによってカートリッジ106を初期位置A
と再生位置(収納位置Eの真下の位置)Bとの間で移動
させるものである。カートリッジ106をホルダ104
内で前後方向へ移動させる機能は、ホルダ104の後部
に配置された引き込み・排出機構(不図示)によって実
現される。
【0005】次に、ローディング機構100の従来例の
構成について図6を用いて説明する。ホルダ104は、
その外形が前後方向に沿った両側面が断面L字状に形成
され、挿入されたカートリッジ106を収納保持するよ
うに構成されている。その構造は、打ち抜き加工により
略方形に形成された金属平板110の上面の両側に、合
成樹脂材料を用いて断面コ字状に形成された一対の長尺
なガイド体112a,112bを螺子104を用いて取
り付けたものである。そして一対の長尺なガイド体10
2a,102bがホルダ104の上記両側面を構成して
いる。
【0006】メカシャーシ116は、ホルダ104の下
方に配され、ホルダ104をその移動を上下方向にのみ
規制しつつ支持する。その支持機構は一例として、ホル
ダ104の下面にアップダウンガイド118が突設さ
れ、メカシャーシ116に設けられた第1ガイド孔12
0にアップダウンガイド118が挿通されてホルダ10
4がメカシャーシ116に対して上下方向にのみ移動す
るものである。なお、第1ガイド孔120に挿通されて
メカシャーシ116の下方に突出するアップダウンガイ
ド118にはメカシャーシ116の下面とアップダウン
ガイド118の下端に取り付けられるEリング122と
の間にコイルスプリング124が外嵌されて装着され、
ホルダ104を常時メカシャーシ側へ、つまり下方へ付
勢する構成となっている。
【0007】スライドプレート126は、ホルダ104
とメカシャーシ116との間にホルダ104の下面に前
後方向にのみ移動可能に密着した状態で取り付けられて
いる。そして、メカシャーシ116との当接部位の一部
には下向き斜面128が形成され、ホルダ104がメカ
シャーシ116上に上下方向にのみ移動可能に載置され
た状態でスライドプレート126が前後方向へ移動され
た場合には、この下向き斜面128がメカシャーシ11
6と当接してホルダ104をメカシャーシ116に対し
て上下動させる。本例では、スライドプレート126は
外形コ字状に形成された金属平板130を有し、その金
属平板130に前後方向に延びる第2ガイド孔132が
4つ設けられている。そしてこの各第2ガイド孔132
とホルダ104の底面に設けられたピン(不図示)とが
係合してスライドプレート126はホルダ104の底面
に略密着した状態で前後動可能となっている。また、ス
ライドプレート104の底面には合成樹脂材料を用いて
台形状に形成された脚部134が3つ取り付けられてお
り、この脚部134に下向き斜面128が形成されてい
る。スライドプレート126はメカシャーシ116に対
して前後方向に移動することにより、各脚部134がメ
カシャーシ116に設けられた第3ガイド孔(若しくは
切欠)136の後ろ側に乗り上げた位置と第3ガイド孔
136内に嵌まり込む位置との間を移動するため、メカ
シャーシ116に対して上下動することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のディスクプレイヤのローディング機構には次の様
な課題が有る。スライドプレート126に下向き斜面1
28を設けるために、合成樹脂材料を用いて脚部134
を製造し、かつ螺子(不図示)等を用いて脚部134を
打ち抜き加工して製造した金属平板130に固定して構
成する必要があり、部品点数が多くなると共に、製造時
間も増加し、結果として製品コストが上昇するという課
題がある。また、同じくホルダ104も金属平板110
を打ち抜き加工して形成し、さらに合成樹脂材料を用い
て形成された一対の長尺なガイド体112a,112b
を金属平板110に螺子止めして構成する必要があり、
やはり部品点数が多くなると共に、製造時間も増加し、
製品コストが上昇するという課題がある。
【0009】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、部品点数を減少させる
と共に、製造も容易に行えるために製造コストの低減が
可能なディスクプレイヤのローディング機構を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、請求項1記載の
発明は、挿入されたカートリッジを収納保持するカート
リッジホルダと、該カートリッジホルダの下方に配さ
れ、カートリッジホルダの移動を上下方向にのみ規制す
るメカシャーシと、前記カートリッジホルダと前記メカ
シャーシとの間に位置してカートリッジホルダの下面に
前後方向にのみ移動可能に取り付けられると共に、メカ
シャーシとの当接部位の一部に下向き斜面が形成され、
前後方向への移動によりメカシャーシに対してカートリ
ッジホルダを上下動させるスライドプレートとを具備す
るディスクプレイヤのローディング機構において、前記
スライドプレートは金属平板を打ち抜き加工して形成さ
れると共に、前後方向に沿った両側面は下方に折曲され
て形成され、前記下向き斜面は折曲された前記両側面の
下辺に形成されていることを特徴とする。この構成によ
り、スライドプレートは一枚の金属平板を打ち抜き加
工、曲げ加工して製造でき、従来のように合成樹脂製の
脚部を製造して取り付ける手間が省け、部品点数の削減
と共に製造工数を低減できる。
【0011】また、請求項2記載の発明は、前後方向に
沿った両側面が断面L字状に形成され、挿入されたカー
トリッジを収納保持するカートリッジホルダと、該カー
トリッジホルダの下方に配され、カートリッジホルダの
移動を上下方向にのみ規制するメカシャーシと、前記カ
ートリッジホルダと前記メカシャーシとの間に位置して
カートリジホルダの下面に前後方向にのみ移動可能に取
り付けられると共に、メカシャーシとの当接部位の一部
に下向き斜面が形成され、前後方向への移動によりメカ
シャーシに対してカートリッジホルダを上下動させるス
ライドプレートとを具備するディスクプレイヤのローデ
ィング機構において、前記カートリッジホルダは金属平
板を打ち抜き加工して形成されると共に、前後方向に沿
った両側部が上方に折曲されて断面L字状の前記両側面
に形成されていることを特徴とする。この構成により、
カートリッジホルダは一枚の金属平板を打ち抜き加工、
曲げ加工して製造でき、従来のように合成樹脂製のガイ
ド体を製造して取り付ける手間が省け、部品点数の削減
と共に製造工数を低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクプレ
イヤのローディング機構の好適な実施の形態を添付図面
に基づいて詳細に説明する。なお、従来例で説明した構
成と同じ構成については同じ符号を付し、説明は省略す
る。
【0013】まず最初に、ディスクプレイヤ102のロ
ーディング機構12の基本動作は、従来例で説明した一
般的なローディング機構の動作と同じであり、図1に示
すようにカートリッジ106を収納保持するホルダ10
4をディスクプレイヤ102内でカートリッジ106を
挿入可能な上位置Cと、該上位置Cの真下に位置する下
位置Dとの間で上下動させる機能と、カートリッジ10
6をホルダ104内で、初期位置Aとホルダ104に収
納される収納位置Eとの間で移動させる機能とを有し、
これら機能の組み合わせによってカートリッジ106を
初期位置Aと再生位置(収納位置Eの真下の位置)Bと
の間で移動させるものである。
【0014】カートリッジ106をホルダ104上で前
後方向へ移動させる機能は、ホルダ104の後部に配置
された引き込み・排出機構によって実現される。この機
構は、カートリッジ106の挿入側側面に設けられた係
止凹部(不図示)と係合するロックレバー14と、この
ロックレバー14をホルダ104上で前後動させ、ロッ
クレバー14と係合したカートリッジ106の引き込み
・排出を行う駆動機構16と、カートリッジ106のシ
ャッタ(不図示)を開口させる回動アーム18とを有す
る。また、駆動機構16はさらに、ホルダ104の後部
に後端部分が回動自在に取り付けられ、前端部分がロッ
クレバー14と連結された引き込みアーム16aと、電
動モータ16bと、電動モータ16bの回転力を引き込
みアーム16aに伝達し、引き込みアーム16aを所定
のパターンで回動させるギア機構16cとからなる。な
お、スライドプレート126はホルダ104の下面に配
され、電動モータ16bの回転力により回動する押圧ア
ーム16dによって前後動される。
【0015】次に、ホルダ104を上位置Cと下位置D
との間で上下動させる上下動機構の構成について図2〜
図5を用いて詳細に説明する。なお、従来例で説明した
構成と同じ構成については同じ符号を付し、詳細な説明
は省略する。ホルダ104は、一枚の金属平板をプレス
機械により打ち抜き加工して外形が略四角形の板体20
に形成されると共に、前後方向に沿った両側部が上方に
直角に立ち上げられ、さらに先端が内側に直角に折曲さ
れて断面L字状の両側面22a,22bが形成されてい
る。
【0016】また、ホルダ104の下方に配され、ホル
ダ104の移動を上下方向にのみ規制するメカシャーシ
116は、一枚の金属平板をプレス機械により打ち抜き
加工して外形が略四角形の板体24に形成されると共
に、前後方向に沿った両側部が下方に直角に折曲されて
形成されている。この折曲により形成された両側面26
a,26bにはスライドプレート126を支持するため
の支持ピン28が側方に向けて突設されている。なお、
支持ピン28をメカシャーシ116の最外部である両側
面26a,26bの外面に設けことは、従来例のように
メカシャーシ116の内側に設ける場合に比べて板金加
工技術上、一般的に容易であり、結果として製造が簡単
に行えるというメリットがある。
【0017】また、メカシャーシ116にはホルダ10
4の下面に突設された4本のアップダウンガイド118
が挿通される第1ガイド孔120が4つ設けられてい
る。この第1ガイド孔120には合成樹脂製のガイドブ
ッシュ30が装着され、アップダウンガイド118はこ
のガイドブッシュ30を介して第1ガイド孔120に上
下方向にのみ摺動自在に挿通され、よってホルダ104
もメカシャーシ116に上下方向にのみ移動可能に支持
される。なお、第1ガイド孔120から下方に突出する
アップダウンガイド118の先端部分には従来例と同様
にコイルスプリング124とEリング122が取り付け
られ、コイルスプリング124の付勢力によってホルダ
104は常時下方に付勢されている。
【0018】また、スライドプレート126は、一枚の
金属平板をプレス機械により打ち抜き加工して外形が略
四角形の板体32に形成されると共に、前後方向に沿っ
た両側部を下方に直角に折曲されて両側面34a,34
bが形成されている。そして、スライドプレート126
はホルダ104の下面に前後方向にのみ移動可能に取り
付けられてホルダ104とメカシャーシ116との間に
配されている。また、スライドプレート126の両側面
34a,34bの各内面間の距離はメカシャーシ116
の両側面26a,26bの各外面間の距離より若干幅広
に形成されており、メカシャーシ116の上面に載置さ
れた場合には両側面34a,34bがメカシャーシ11
6の両側面26a,26bの外方に嵌まり込み、両側面
34a,34bの下端縁がメカシャーシ116の支持ピ
ン28と当接して支持される。そして、メカシャーシ1
16の両側面26a,26bがスライドプレート126
のガイドとなって、スライドプレート126はメカシャ
ーシ116に対して前後方向にのみ移動可能となる。
【0019】また、支持ピン28と当接するスライドプ
レート126の両側面34a,34bの下端縁形状は、
図2〜図5に示すように、それぞれ2つに分割された第
1水平線Hと、当該第1水平線Hより上方に位置すると
共に2つに分割されて、装着口108に対して各第1水
平線Hの後ろ側に位置する第2水平線Iと、各第1水平
線Hと各第2水平線Iとをつなぐ2つの斜め線Jとから
構成される。なお、2つの斜め線J間の距離は支持ピン
26間の距離と等距離に形成されている。この斜め線J
で構成される斜面が下向き斜面128となる。この構成
により、スライドプレート126がメカシャーシ116
上を摺動して下向き斜面128が支持ピン28を通過す
ると、スライドプレート126と共にホルダ104もメ
カシャーシ116を基準として第1水平線Hと第2水平
線Iの上下方向の距離分だけ上下動する。この距離はス
ライドプレート126が最も上方に移動した際にはホル
ダ104が装着口108と同じ高さとなる上位置Cとな
り、最も下方に移動した際には下位置Dとなり、ホルダ
104の収納位置Eに装着されたカートリッジが再生位
置Bに達するように設定される。
【0020】また、スライドプレート126とホルダ1
04との連結構造は、従来例と同様にスライドプレート
126に設けられた前後方向に延びる一方の端部の開口
幅が大径に形成された4つの第2ガイド孔132内に、
ホルダ104の下面に突設された短寸の薄平リベット
(不図示)の頭部を、大径部分から挿入して取り付ける
構造である。これにより、スライドプレート126はホ
ルダ104の下面に近接した状態で前後方向にのみ移動
可能となる。なお、スライドプレート126はホルダ1
04の後部に配された駆動機構16により、ホルダ10
4およびメカシャーシ116に対して相対的に前後方向
に移動され、その移動距離は、薄平リベットの頭部が第
2ガイド孔132の大径部分に達しない範囲内に設定さ
れている。
【0021】上述したローディング機構12は、ディス
クプレイヤ102の内部底面に固定されたベースシャー
シ36上に取り付けられている。詳細には、ベースシャ
ーシ36上に取り付けられたゴム製のクッション38a
とコイルスプリング38bとで構成されたダンパー38
によってメカシャーシ116が支持される構造となって
いる。
【0022】次に、ホルダ104の上下動動作について
説明する。スライドプレート126は最初は図3に示す
ようにその第1水平線Hがメカシャーシ116の支持ピ
ン28と当接した状態でメカシャーシ116上に支持さ
れており、従ってホルダ104は上位置Cにある。ホル
ダ104にカートリッジ106が挿入され、カートリッ
ジ106の係止凹部とロックレバー14のフック状の先
端とが係合すると、駆動機構16が作動してロックレバ
ー14と係合したカートリッジ106をホルダ104内
の収納位置Eまで引き込む。引き込みが終了したら、駆
動機構16によってスライドプレート126が前方へ移
動され、下向き斜面128が図4のように支持ピン28
を通過することによって、スライドプレート126と共
にホルダ104が最終的には図5に示す位置まで移動し
停止する。これにより、カートリッジ106が再生位置
Bに達する。
【0023】また、逆にカートリッジ106の排出時に
は、図5の位置からスライドプレート126が駆動機構
16によって後方へ移動され、支持ピン28との当接部
位が下向き斜面128を介して第1水平線Hに移り、ホ
ルダ104は再生位置Bから上位置Cまで移動する。そ
の後、駆動機構16によって前方へ移動されるロックレ
バー14と共にカートリッジ106はホルダ104上を
前方へ移動し、初期位置Aに排出される。また、ディス
クプレイヤ102を薄型化すべく、ホルダ104の落と
し込み量、つまり上下方向の移動距離を低減するには、
下向き斜面128の角度を緩くしたり、また回動アーム
18の厚みを少なくすることによって実現できる。
【0024】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るディスクプレイヤのローデ
ィング機構を用いると、スライドプレートやカートリッ
ジホルダは一枚の金属平板を打ち抜き加工、曲げ加工し
て製造しているため、従来のように合成樹脂製のガイド
体や脚部を製造して取り付ける手間が省け、部品点数の
削減と共に製造工数を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクプレイヤの一般的なオートローディン
グ機構についての動作を説明するための説明図である。
【図2】本発明に係るディスクプレイヤのローディング
機構の構成を示す組み立て斜視図である。
【図3】図2のディスクプレイヤのローディング機構の
動作を示す側面図である(ホルダが上位置にあり、カー
トリッジの挿入・抜き出しが可能な状態を示す)。
【図4】図2のディスクプレイヤのローディング機構の
動作を示す側面図である(スライドプレートが前方に移
動を開始した状態を示す)。
【図5】図2のディスクプレイヤのローディング機構の
動作を示す側面図である(スライドプレートの前方への
移動が終了し、ホルダが下位置に達して、カートリッジ
が再生位置に移動した状態を示す)。
【図6】従来のディスクプレイヤのローディング機構の
一例の構成を示す組み立て斜視図である。
【符号の説明】
12 ローディング機構 22a,22b 断面L字状の両側面 102 ディスクプレイヤ 104 カートリッジホルダ 106 カートリッジ 116 メカシャーシ 126 スライドプレート 128 下向き斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入されたカートリッジを収納保持する
    カートリッジホルダと、該カートリッジホルダの下方に
    配され、カートリッジホルダの移動を上下方向にのみ規
    制するメカシャーシと、前記カートリッジホルダと前記
    メカシャーシとの間に位置してカートリッジホルダの下
    面に前後方向にのみ移動可能に取り付けられると共に、
    メカシャーシとの当接部位の一部に下向き斜面が形成さ
    れ、前後方向への移動によりメカシャーシに対してカー
    トリッジホルダを上下動させるスライドプレートとを具
    備するディスクプレイヤのローディング機構において、 前記スライドプレートは金属平板を打ち抜き加工して形
    成されると共に、前後方向に沿った両側面は下方に折曲
    されて形成され、 前記下向き斜面は折曲された前記両側面の下辺に形成さ
    れていることを特徴とするディスクプレイヤのローディ
    ング機構。
  2. 【請求項2】 前後方向に沿った両側面が断面L字状に
    形成され、挿入されたカートリッジを収納保持するカー
    トリッジホルダと、該カートリッジホルダの下方に配さ
    れ、カートリッジホルダの移動を上下方向にのみ規制す
    るメカシャーシと、前記カートリッジホルダと前記メカ
    シャーシとの間に位置してカートリジホルダの下面に前
    後方向にのみ移動可能に取り付けられると共に、メカシ
    ャーシとの当接部位の一部に下向き斜面が形成され、前
    後方向への移動によりメカシャーシに対してカートリッ
    ジホルダを上下動させるスライドプレートとを具備する
    ディスクプレイヤのローディング機構において、 前記カートリッジホルダは金属平板を打ち抜き加工して
    形成されると共に、前後方向に沿った両側部が上方に折
    曲されて断面L字状の前記両側面に形成されていること
    を特徴とするディスクプレイヤのローディング機構。
JP32676996A 1996-12-06 1996-12-06 ディスクプレイヤのローディング機構 Pending JPH10172220A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100884656B1 (ko) * 2002-12-12 2009-02-23 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 디스크 로딩장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100884656B1 (ko) * 2002-12-12 2009-02-23 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 디스크 로딩장치

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