JPH10171904A - 入出庫指示装置 - Google Patents

入出庫指示装置

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JPH10171904A
JPH10171904A JP33110496A JP33110496A JPH10171904A JP H10171904 A JPH10171904 A JP H10171904A JP 33110496 A JP33110496 A JP 33110496A JP 33110496 A JP33110496 A JP 33110496A JP H10171904 A JPH10171904 A JP H10171904A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納部の配置に変更があっても、格納部の配
置を把握し、格納部の場所を作業者に指示することがで
きる入出庫指示装置を提供する。 【解決手段】 物品棚4に対して入出庫すべき物品の情
報を、作業者に指示する指示手段2と、情報処理装置3
とを備えた入出庫指示装置において、情報処理装置3
は、物品棚4を多数分割したような基本領域12の集合
により構成される記憶領域9と、基本領域12を、物品
棚4の格納部7の配置に応じて、組み合わせることによ
り、記憶領域9内で格納部7を表す区画を再設定可能に
設定するとともに、その区画の番地17を設定する設定
手段10とを備え、指示手段2は、区画の番地17に基
づいて、入出庫すべき格納部7の場所を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出庫指示装置に
関し、特に物品棚の格納部の変更に容易に対応できる入
出庫指示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品(商品)を在庫管理するとき、その
商品の品種は同一品でも、色、柄、サイズ(大きさ、長
さ、重さ等)が複数有り、又季節によりその数量が激し
く増減する場合が多い。従来、棚管理においては、1ロ
ケ−ション(格納部)1アイテム(商品)の方式(例え
ば、特開平5−170312号公報参照)が一般的であ
る。しかし、この方式を満足させるに在庫量に見合う棚
スペ−スはもとより、ときには最大在庫量をも考慮した
棚スペ−スの確保が必要である。また、かかる方式で
は、季節による増減、新製品への対応など、必要以上の
棚スペ−スが要求される。
【0003】また従来より、格納部の変更に容易に対応
できる入出庫指示装置として、特公平7−84245号
公報に示すようなものがある。この入出庫指示装置は、
物品を搬入出するための台車に配置された端末装置と、
該台車の端末装置から物品に関する情報を非接触で読取
りおよび書込み可能な応答器と、前記台車の端末装置と
の間で前記物品の入出庫に関係する情報の交信および処
理を行う中央装置とから構成されている。
【0004】前記応答器は商品が格納されている棚に商
品の形態に合わせて適当なブロック(格納部)単位で持
ち運び可能に載置されており、物品を収納する「棚の番
地、棚内に格納された物品の種類(コ−ド)、個数」等
の物品情報を記憶している。物品の入出庫の際には、端
末装置は、「棚の番地、物品コ−ド、個数」等の物品情
報を中央装置から受取り表示する。
【0005】そして、作業者は、その表示に基づき、台
車を指定された棚へ移動させ、指定された棚に載置され
ている応答器を取出す。そして、端末装置によって、端
末装置の物品情報と応答器の物品情報とが「一致」する
か否かを判定し、一致すれば、記憶装置の載置されてい
た場所に対して物品の入出庫を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の入出
庫指示装置では、格納部の配置の変更に対して、持ち運
び可能に載置された応答器の位置変更によって対応して
いるため以下のような問題がある。すなわち、応答器を
持ち運び可能としたため、応答器はもちろん中央装置
も、取り出すべき物品が、棚内のどの位置に格納されて
いるかを把握できない。このため、入出庫の際にも、中
央装置は、格納部の棚内での位置を端末装置に指示する
ことができない。この結果、入出庫しようとする場所が
正しいものであることを確かめるため、端末装置の物品
情報と応答器の物品情報との一致判定作業が必要となっ
ており、作業効率の低下を招く。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑み、格納部の
配置に変更があっても、格納部の配置を把握し、格納部
の場所を作業者に指示することができる入出庫指示装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明の
特徴は、物品棚に対して入出庫すべき物品の情報を、作
業者に指示する指示手段と、当該指示手段との交信及び
物品の入出庫に関する処理を行う情報処理装置とを備え
た入出庫指示装置において、前記情報処理装置は、物品
棚を多数分割したような基本領域の集合により構成され
る記憶領域と、前記基本領域を、物品棚の格納部の配置
に応じて、組み合わせることにより、前記記憶領域内で
格納部を表す区画を再設定可能に設定するとともに、そ
の区画の番地を設定する設定手段とを備え、前記指示手
段は、区画の番地に基づいて、入出庫すべき格納部の場
所を指示する点にある。
【0009】この場合、物品は区画ごとに管理され、そ
の区画は基本領域の組合せから構成されているので、格
納部の配置に変更があったときには、それに応じて基本
領域の組み合わせを変えて区画を再設定すればよく、こ
の設定は、基本領域を格納部の配置に応じて組み合わせ
るだけでよい。また、情報処理装置は、記憶領域の区画
によって、物品棚の格納部の配置を把握することがで
き、格納部の場所は区画の番地に基づいて指示すること
ができる。
【0010】また、本発明では、区画の番地は、その区
画の記憶領域内での位置に基づいて設定されるものであ
って、前記指示手段は、その番地を入出庫すべき格納部
の場所として指示することができる。記憶領域は、物品
棚を多数分割したような基本領域の集合により構成され
るものであるから、区画の記憶領域内での位置と、対応
する格納部の物品棚における位置とは対応したものとな
っている。
【0011】したがって、区画の番地を、その区画の記
憶領域内での位置に基づいて設定すれば、その番地は、
物品棚における格納部の位置を表したものとなる。この
ため、区画の番地を入出庫すべき格納部の場所として指
示すれば、その番地だけで、物品棚における格納部の位
置を見つけ出すことが可能となり、作業効率がよい。
【0012】さらに、本発明では、前記格納部は、前記
指示手段の指示内容に対応した標識部をそれぞれ備えて
いるものとすることができる。この場合、指示手段の指
示内容と、入出庫すべき格納部との対応が明確になるの
で入出庫作業が確実に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る入出庫指示
装置1の全体構成を示している。この入出庫指示装置1
は、入出庫すべき格納部の場所や物品の数量等、入出庫
すべき物品の情報を作業者に対して指示する指示手段2
と、当該指示手段との交信及び物品の入出庫に関する処
理を行う情報処理装置3とから主構成される。
【0014】図2に示すように、指示手段2は物品棚4
a,4b,4c..にそれぞれ1つ設けられており、こ
れらの物品棚4は、支柱5,5..間に、横桟6が架設
されて複数段の棚として構成されている。また、それぞ
れの横桟6は、上下方向に位置変更可能であり、横桟6
の数を変えることにより段数を増減することも可能であ
る。さらに、物品棚4の各段は、それぞれ、1または2
以上の格納部7に区分されている。
【0015】ここで、格納部7とは、1群の物品が格納
されるべき空間をいい、1群の物品とは、通常、1種類
の物品の集合をいうが、管理上必要であれば、異なる種
類の物品の集合であってもよい。なお、図2では隣接す
る格納部7間には、何ら区切り等を設けていないが、区
切り等を設けてもよい。その場合、格納部7の大きさ・
数の変更に対応できるように、区切りを位置変更可能に
設けておくと好適である。
【0016】また、物品棚4は、図2のように、複数並
べられて物品棚の列を構成するように配置されている。
また、図示はしないが、この物品棚の列は、複数並列に
配置され、列間に作業者用の通路を構成するようになっ
ている。情報処理装置3は、それぞれの物品棚4を表す
ための記憶領域9と、記憶領域9内で、対応する物品棚
4の格納部7の配置を表す区画を、再設定可能に設定す
る設定手段10と、指示手段2との間でデ−タの送受信
を行うための交信部11とを備えている。
【0017】記憶領域9は、複数の基本領域12の集合
から構成されるものであって、1つの物品棚4を、その
高さ方向と横方向に多数分割したような2次元のデ−タ
とされている。図3は、図2の物品棚4aに対応する記
憶領域9の状態をCRT等の出力手段14に表示したも
のであって、二重線で囲まれた部分が記憶領域9を示し
ている。このように記憶領域9は、物品棚4の横方向に
対応する方向に「9」、物品棚4の高さ方向に対応する
方向にも「9」に分割されており、合計で81個の基本
領域(図3において、点線で表された領域)から構成さ
れている。
【0018】なお、基本領域12の数は上記の数以外で
もよいが、支持手段2において1桁で表示できる数であ
れば、支持手段2の構成が簡易となり好ましく、さら
に、格納部7の配置変更に対応できる程度の数であるこ
とが望ましい。したがって、横方向に「10」、縦方向
に「10」分割し、合計100個の基本領域としてもよ
い。また、基本領域12の数を増減可能としてもよい。
【0019】各基本領域12は、記憶領域9の左下隅を
基準として、物品棚4aの横方向に対応する方向の値
(1〜9の値:以下、「マス数」という)と、物品棚4
aの高さ方向に対応する方向の値(1〜9の値:以下、
「基本領域段数」という)によって表される。例えば、
記憶領域9の左上隅の基本領域であれば、マス数=1、
基本領域段数=9である。
【0020】設定手段10は、キ−ボ−ド、マウス、光
学ペン等の入力手段15からの入力に基づいて、1以上
の基本領域12を組み合わせて格納部7と対応した区画
を設定するものである。図3のように、記憶領域9を区
画設定するには、以下のようにする(図3において、区
画は実線で表されている)。
【0021】区画設定は、図4のフロ−チャ−トに示す
ように、物品棚4の段構成に対応して記憶領域9の段を
設定する段設定(ステップS1)を行った後、区画を構
成する基本領域12のマス数を設定するマス設定(ステ
ップS2)を行い、それらの設定を登録する(ステップ
S3)ことによって行われる。段設定(ステップS1)
は、図5のフロ−チャ−トに示すように、まず、段設定
を行いたい物品棚4の属する物品棚の列の番号とその物
品棚4の番号を入力し(ステップS4)、段設定を行う
物品棚4を特定する。そして、図2の物品棚4aのよう
に、物品棚を4段構成とする場合には、図3のような表
示を見ながら、入力手段15により、記憶領域9の1段
と2段を物品棚4aの1段目に割当て、同じく3段〜5
段を物品棚4aの2段目に割当て、同じく6段と7段を
物品棚4aの3段目に割当て、同じく8段と9段を物品
棚4aの4段目に割当てる旨を入力する(ステップS
5)。
【0022】すると、設定手段10が、上記入力に基づ
いて、図3のように、記憶領域9の高さ方向を4段に区
画する(以下、設定された各段を区画段という)。他の
物品棚4についても、続けて段設定を行いたい場合に
は、ステップ4に戻り、他に段設定を行いたい物品棚4
がなければ、段設定(ステップS1)は終了する(ステ
ップS6)。
【0023】マス設定(ステップS2)では、まず、マ
ス設定を行いたい区画段数を指定する(ステップS
7)。例えば、図2の物品棚4aの1段目に対応する区
画段のマス設定したい場合には、1と入力する。そし
て、図2の物品棚4aの1段目のように、その段内に4
つの格納部7a,7b,7c,7dを設ける場合には、
1マス目と2マス目を物品棚4aの1段目の左端から1
番目の格納部7aに割当て、3マス目と4マス目を2番
目の格納部7bに割当て、5マス目と6マス目を3番目
の格納部7cに割当て、7マス目〜9マス目を4番目の
格納部7dに割当てる旨を入力する(ステップS8)。
【0024】すると、設定手段10が、上記入力に基づ
いて、図3のように、記憶領域9の1段目の区画段を4
つに区画する。なお、各格納部の大きさが同じ場合に
は、各割当てをいちいち入力するのではなく、入力手段
15により、格納部7の数である4を入力すると、各格
納部に割り当てられるマス数ができるだけ均等割当て
(例えば、上記のような割当て)となるように、自動割
当てがされるものとしてもよい。
【0025】そして、他の区画段(2段目〜4段目)に
ついても、続けてマス設定を行いたい場合には、ステッ
プ7に戻り、他にマス設定を行いたい区画段がなけれ
ば、マス設定(ステップS2)は終了する(ステップS
9)。なお、区画設定のための入力は、上記手順によら
ずともよく、各区画ごとに、その区画を構成する基本領
域の基本領域段数及びマス数が特定されるような入力で
あればよい。
【0026】上述のように、記憶領域9は、1つの物品
棚4を、その高さ方向と横方向に多数分割したような2
次元のデ−タであり、記憶領域9内での基本領域12の
位置は、物品棚4における位置関係と対応していること
から、1の区画を構成する基本領域12の組み合わせの
際には、実際の格納部4の位置に対応する基本領域12
を組み合わせるだけでよいので、区画設定のための入力
は容易である。
【0027】なお、格納部7の配置に変更が生じた場合
には、再度、区画設定を行えばよい。さらに、設定手段
10は、区画がされた後に、各区画の番地17を設定す
る。番地17は、1の記憶領域9内の区画をそれぞれ一
意に特定することができるものであれば足り、このよう
な番地17は、設定手段10が自動設定するものとして
もよいし、入力手段15からの入力に基づいて設定手段
10が設定するものとしてもよい。ただし、番地17
は、後述するように、指示手段2によってそのまま表示
されて格納部7の場所を示すものであるから、図3のよ
うなものとして設定するとよい。
【0028】すなわち、図3の番地17は、区画に対応
する格納部7の段数と、区画を構成する基本領域12の
うち左下隅のもののマス数(以下、「間口数」という)
との組み合わせから構成されている。例えば、物品棚4
aの4段目の右側の格納部7eに対応する区画であれ
ば、左下隅の基本領域は6マス目であるから「4−6」
のように番地17が設定される。
【0029】このように、区画を構成する基本領域のう
ち、いずれか1つの基本領域のマス数等によって、番地
17を構成すれば、基本領域の位置と物品棚4における
位置との関連性により、作業者は、指示手段2に表示さ
れた番地17を見るだけで、物品を取出すべき格納部の
おおよその場所が判る。また、番地17の間口数は、物
品棚4の各段の格納部7に対して順番に番号を付けたも
のであってもよい。すなわち、格納部7aに対応する区
画の番地17は「1−1」、格納部7bに対応する区画
の番地17は「1−2」、格納部7cに対応する区画の
番地17は「1−3」、格納部7dに対応する区画の番
地17は「1−4」のようにしてもよい。
【0030】また、前記マス設定(ステップS2)は、
ある区画段の全体を設定する必要はなく、図7に示すよ
うに、空き領域を残して設定してもよい。なお、図7に
おいて×印の付いた区画(例えば「1−1」)が、設定
済であって、それ以外の基本領域は空き領域である。そ
して、ある格納部7に格納された物品の数が減少した場
合には、その格納部7に対応する区画を構成する基本領
域の一部を解放して(区画の再設定)空き領域とするこ
とができる。
【0031】物品の入庫の際は、空き棚検索処理を行
い、物品を格納可能な格納部7(区画)を確認する。こ
の空き棚検索処理は、図8のフロ−チャ−トに示される
ように行われる。空き棚検索処理では、まず、検索対象
となる物品棚7を特定すべく、物品棚の列の番号と、そ
の物品棚の番号を指示する(ステップS10)。そし
て、その物品棚7について検索を行う(ステップS1
1)。もしその物品棚に物品を格納できる空きがなけれ
ば、ステップS10に戻り、他の物品棚の番号の入力を
待ち、空きが有れば、その物品棚に対応した記憶領域9
の画面を表示させる(ステップS13)。
【0032】さらに、物品の入庫に伴い、区画変更の必
要がある場合には、段設定(ステップS15)、マス設
定(ステップS16)を行い、区画変更の必要がない場
合には、物品を格納する格納部7に対応した番地の確認
(ステップS17)を行う(ステップS14)。そし
て、物品の品番を更新し、その数量を入力する(ステッ
プS18)。その後、設定・入力内容を登録し(ステッ
プS19)物品(商品)を格納部に格納する(ステップ
S20)。そして、他の物品の入庫がある場合には、ス
テップS10に戻り、そうでなければ、処理を終了する
(ステップS21)。
【0033】物品の出庫の際には、交信部11を介して
指示手段2により番地17及び取出すべき物品の数量が
指示される。交信部11は、入出庫要求に応じて、番地
17及び取出すべき物品の数量を指示手段2に送信した
り、指示手段2においてなされた操作による信号を受信
するものである。また、指示手段2は、前記番地17及
び取出すべき物品の数量を表示するものであって、それ
ぞれの物品棚4の中央位置に1つ設けられている。この
指示手段2は、段数表示部19、間口表示部20、数量
表示部21、点灯部22、完了ボタン23、ファンクシ
ョンボタン24を備えている。
【0034】段数表示部19は、番地17を構成する要
素である段数を表示するためのものであり、緑色の7セ
グメント1桁のLEDより構成されている。間口表示部
20は、番地17を構成する要素である間口数を表示す
るためのものであり、緑色の7セグメント1桁のLED
より構成されている。数量表示部21は、取出すべき物
品の数量を表示するものであり、赤色の7セグメント3
桁のLEDより構成されている。
【0035】点灯部22は、点灯によって、その指示手
段2が設けられている物品棚4には物品を取出すべき格
納部7があることを作業者にわかり易く伝えるためのも
のであり、赤色のLEDより構成されている。完了ボタ
ン23は、入出庫が完了したときに押すことにより、完
了した旨を情報処理装置3側に伝えるものである。
【0036】ファンクションボタン24は、格納部7の
物品数が必要な物品数より少ない場合等に押すことによ
り、出庫ができない旨を情報処理装置3側に伝える欠品
通信を行うためのものである。また、格納部7の上部に
は、図2に示すように、それぞれの格納部7を表す標識
部26が設けられている。この標識部26は、図5
(a)に示すように、格納部の間口数(図10(a)で
は「3」)が記載された紙製のラベル26aが、プラス
チックケ−ス26b内に保持されて構成されており、プ
ラスチックケ−ス上部26cが物品棚7の横桟6に対し
て横方向にスライド可能で、着脱自在に設けられてい
る。
【0037】標識部26は、図10(b)に示すよう
に、格納部7の間口数のほか、その格納部7の段数や格
納部のある物品棚の棚番、さらに、その格納部を表すバ
−コ−ド27が付されているものとすることができる。
このバ−コ−ド27は、物品の入庫処理をする際に用い
ることができる。標識部26は、格納部7の配置等に変
更があったときは、位置変更又は取り替えられる。この
ように、格納部7の変更に際しては、標識部26の変更
と、記憶領域9の区画再設定のみで対応することができ
る。
【0038】また、物品棚4の列の左右両端には、図2
に示すような列表示部28が備わっており、この列表示
部28は、その列内の物品棚に物品を取出すべき格納部
が存在する場合に点灯するものである。以下、作業者が
出庫作業を行う場合の手順について説明する。まず、情
報処理装置3は、出庫要求等に基づいて、列表示部28
及び指示手段2を表示させる。この出庫は、入庫した日
付管理により古い物品からヒットされる。作業者は、列
表示部28の点灯により、物品を取出すべき格納部7が
ある列を判別し、さらに、点灯部22によって、その格
納部7が存在する物品棚4を判別する。
【0039】そして、作業者は、その物品棚4に備わっ
た指示手段2の段数表示部19の表示と物品棚4の段数
を対応させるとともに、間口表示部20の表示と標識部
26の間口数とを対応させ、格納部7の場所を見つけ出
す。そして、その格納部7から数量表示部21に表示さ
れた数量分の物品を取出し、完了ボタン23を押すと、
指示手段2及び列表示部26の表示はリセットされ、出
庫が完了する。
【0040】情報処理装置3は、出庫の完了を検知する
と、記憶している物品の数量を更新する等の処理を行
い、次に物品を取出べき格納部7の場所等を指示すべ
く、再び指示手段2等を表示させる。なお、格納部7の
物品数が必要な物品数より少ない場合等、出庫ができな
い場合には、ファンクションボタン24を押すことによ
り、指示手段2等がリセットされ、情報処理装置3は、
出庫が完了しなかった旨の処理を行うとともに、次に物
品を取出すべき格納部7の場所等を指示すべく、再び指
示手段2等を表示させる。したがって、出庫が完了しな
くても、次の出庫をすることができる。
【0041】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、1の記憶領域が表すもの
は、1つの物品棚全体でなくともよく、物品棚の各段ご
とであってもよい。また、複数の物品棚を表すものとし
てもよい。また、記憶領域の構造は2次元デ−タでなく
ともよく、例えば、1次元のデ−タ(1の記憶領域が物
品棚の1の段を表す場合に好適)でもよい。
【0042】さらに、表示部は、物品棚に1つ設けるの
ではなく、物品棚の各段に設けたり、複数の物品棚群に
対応して1つ設けることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入出庫指示装置は、格納部の配置に変更があっても、格
納部の配置を把握し、格納部の場所を作業者に指示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入出庫指示装置の全体構成図であ
る。
【図2】本発明に係る入出庫指示装置を採用した物品棚
の正面図である。
【図3】記憶領域の状態を画面表示した図である。
【図4】区画設定の手順を示すフローチャートである。
【図5】段設定の手順を示すフローチャートである。
【図6】マス設定の手順を示すフローチャートである。
【図7】空き領域を有する区画設定をした記憶領域の状
態を示す図である。
【図8】空き棚検索処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】表示部の平面図である。
【図10】(a)は、標識部の平面図であり、(b)
は、標識部の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 入出庫指示装置 2 指示手段 3 情報処理装置 4 物品棚 7 格納部 9 記憶領域 10 設定手段 11 交信部 12 基本領域 17 番地 26 標識部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品棚(4)に対して入出庫すべき物品
    の情報を、作業者に指示する指示手段(2)と、当該指
    示手段(2)との交信及び物品の入出庫に関する処理を
    行う情報処理装置(3)とを備えた入出庫指示装置にお
    いて、 前記情報処理装置(3)は、物品棚(4)を多数分割し
    たような基本領域(12)の集合により構成される記憶
    領域(9)と、 前記基本領域(12)を、物品棚(4)の格納部(7)
    の配置に応じて、組み合わせることにより、前記記憶領
    域(9)内で格納部(7)を表す区画を再設定可能に設
    定するとともに、その区画の番地(17)を設定する設
    定手段(10)とを備え、 前記指示手段(2)は、区画の番地(17)に基づい
    て、入出庫すべき格納部(7)の場所を指示することを
    特徴とする入出庫指示装置。
  2. 【請求項2】 区画の番地(17)は、その区画の記憶
    領域(9)内での位置に基づいて設定されるものであっ
    て、前記指示手段(2)は、その番地(17)を入出庫
    すべき格納部(7)の場所として指示することを特徴と
    する請求項1記載の入出庫指示装置。
  3. 【請求項3】 前記格納部(7)は、前記指示手段
    (2)の指示内容に対応した標識部(26)をそれぞれ
    備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の入出
    庫指示装置。
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