JPH10170845A - 画像密度切換え走査光学装置 - Google Patents

画像密度切換え走査光学装置

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JPH10170845A
JPH10170845A JP32634396A JP32634396A JPH10170845A JP H10170845 A JPH10170845 A JP H10170845A JP 32634396 A JP32634396 A JP 32634396A JP 32634396 A JP32634396 A JP 32634396A JP H10170845 A JPH10170845 A JP H10170845A
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JP
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laser
semiconductor laser
image
light source
laser beam
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Application number
JP32634396A
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English (en)
Inventor
Keiji Oe
啓司 小江
Hiroki Kinoshita
博喜 木下
Akiyoshi Hamada
明佳 濱田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像密度に対応したビーム径を安定して維持
し、かつ、小型の画像密度切換え走査光学装置を得る。 【解決手段】 半導体レーザ素子1,2は、相互に独立
して点灯可能であり、それぞれ波長が、λ1,λ2(λ1
<λ2)のレーザビームL1,L2を放射する。ビーム
スプリッタ3は、レーザビームL1,L2の光路を重ね
合わせるものであり、光路に沿って半導体レーザ素子
1,2とコリメータレンズ4の間に配置されている。ビ
ームスプリッタ3から出射したレーザビームL1,L2
は相互に異なるビーム径を有しており、それぞれの光軸
が一致するように、光路が重ね合わされている。高密度
画像を描画する場合には、半導体レーザ素子1のみが点
灯され、感光体ドラム上に高密度画像を形成する。逆
に、低密度画像を描画する場合には、半導体レーザ素子
2のみが点灯される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像密度切換え走
査光学装置、特に、レーザプリンタやデジタル複写機の
画き込みヘッド等に用いられる画像密度切換え走査光学
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像密度切換え走査光学装置
として、二つのレーザ光源とこの二つのレーザ光源毎に
設けられたコリメータレンズを備えたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像密度切換え走査光学装置にあっては、レーザ光源毎
にコリメートする光学系を設けていたため、装置が大型
であった。また、レーザ光源毎に走査光学系の副走査方
向の倍率βを異ならせて画像密度切換えを行なった場
合、環境(温度)変化によるビームウエストシフト量が
レーザ光源間で異なり、一定のビーム径を維持すること
が困難であった。
【0004】そこで、本発明の目的は、画像密度に対応
したビーム径を安定して維持し、かつ、小型の画像密度
切換え走査光学装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】以上の目的を達
成するため、本発明に係る画像密度切換え走査光学装置
は、 (a)それぞれ独立して点灯される複数のレーザ光源
と、 (b)前記レーザ光源から放射されたレーザビームの光
路を重ね合わせる光路重ね合わせ手段と、 (c)前記光路重ね合わせ手段から出射したレーザビー
ムを略平行光束に変換する光束変換手段とを備え、 (d)前記光路重ね合わせ手段を光路に沿って前記レー
ザ光源と前記光束変換手段との間に配置し、前記レーザ
光源から放射されたそれぞれのレーザビームが、異なる
ビーム径を有して前記光束変換手段を出射すること、を
特徴とする。
【0006】以上の構成により、レーザ光源毎にコリメ
ートする光学系を設ける必要がなくなり、装置がコンパ
クトになる。また、レーザ光源毎に走査光学の副走査方
向の倍率βを異ならせる必要がなくなり、環境(温度)
変化によるレーザ光源間のビームウエストシフト量が小
さくなり、ビーム径が安定する。ここに、光束変換手段
から出射するレーザビームの径を異ならせるためには、
例えば、レーザ光源として、相互に波長の異なるレーザ
ビームを放射する半導体レーザ素子を用い、さらに、前
記半導体レーザ素子の波長に感度ピークを有した複数波
長感度感光体を備えるとよい。あるいは、レーザ光源と
して、相互に拡がり角度の異なるレーザビームを放射す
る半導体レーザ素子を用いるとよい。あるいは、レーザ
光源として、相互に出力の異なるレーザビームを放射す
る半導体レーザ素子を用い、さらに、前記高出力側の半
導体レーザ素子から放射されるレーザビームの光束を規
制するための規制部材を備えるとよい。そして、これら
の方式を任意に組み合わせることにより、画像密度の組
合わせ設定の自由度も広がる。
【0007】また、複数のレーザ光源を同期して点灯さ
せることにより、レーザ光源から放射されたレーザビー
ムを合成して、さらに低密度の画像を画像面上に形成し
てもよい。また、本発明に係る画像密度切換え走査光学
装置は、レーザ光源が二つであり、光路重ね合わせ手段
が、前記レーザ光源のいずれか一方のレーザ光源から放
射されたレーザビームを透過しかつ他方のレーザ光源か
ら放射されたレーザビームを反射する面を有し、該面に
光量損失防止のための干渉膜を設けたことを特徴とす
る。この干渉膜は、光路重ね合わせ手段を透過するレー
ザビームに対しては高透過率を有し、かつ、光路重ね合
わせ手段を反射するレーザビームに対しては高反射率を
有するため、光路重ね合わせ手段をレーザビームが通る
際の光量損失を最小限に抑える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像密度切換
え走査光学装置の実施形態について添付図面を参照して
説明する。各実施形態で同一部品及び同一部分には同じ
符号を付した。 [第1実施形態、図1〜図8]図1に示すように、画像
密度切換え走査光学装置は、光源ブロック10と、シリ
ンドリカルレンズ5と、ポリゴンミラー6と、走査レン
ズ群7とで構成されている。
【0009】光源ブロック10の半導体レーザ素子1,
2はそれぞれ図示しない駆動回路に入力された印字デー
タに基づいて相互に独立して変調(オン,オフ)制御さ
れ、オン時にレーザビームを放射する。レーザビームは
光源ブロック10のコリメータレンズ4で略平行に収束
され、シリンドリカルレンズ5によってポリゴンミラー
6の偏向面上に副走査方向のみ集光する。
【0010】ポリゴンミラー6は回転軸6aを中心とし
て矢印a方向に一定速度で回転駆動される。レーザビー
ムはポリゴンミラー6の回転に基づいて各偏向面で等角
速度に偏向され、走査レンズ群7に入射する。走査レン
ズ群7によって屈折、反射されたレーザビームは、感光
体ドラム8上に集光され、感光体ドラム8上に矢印b方
向に走査する。走査レンズ群7は主にポリゴンミラー6
で等角速度で偏向されたレーザビームを被走査面(感光
体ドラム8)上での主走査速度を等速に補正、即ち、歪
曲収差を補正する機能を有している。感光体ドラム8は
矢印c方向に一定速度で回転駆動され、ポリゴンミラー
6による矢印b方向への主走査とドラム8の矢印c方向
への副走査によってドラム8上に画像(静電潜像)が形
成される。
【0011】光源ブロック10は、相互に波長の異なる
二つの半導体レーザ素子1,2と、一つのキューブ型ビ
ームスプリッタ3と、一つのコリメータレンズ4を備え
ている。図2〜図5を参照してより詳細に説明する。図
2は光源ブロック10の正面図、図3は平面図、図4は
左側面図、図5は右側面図である。図2に示すように、
半導体レーザ素子2は、内周にネジ溝が形成された円筒
部材12の筒内に嵌め込まれた後、外周がネジ形状であ
る円筒部材13を部材12の内周に形成されたネジ溝を
利用して部材12の筒内にネジ込むことにより、部材1
3にて半導体レーザ素子2を部材12の内壁面に押し付
けて固定する。部材12は、V字形状を有するブロック
14上に半導体レーザ素子2が光軸方向に移動可能な状
態で載置され、フォーカス調整後に板バネ15及びネジ
16(図3参照)にてブロック14に固定される。ブロ
ック14は、半導体レーザ素子2が所望の位置に配置さ
れるように、半導体レーザ素子2から放射されるレーザ
ビームL2の光軸に対して垂直な面内で位置調整された
後、ベースブロック18の左端部にネジ17(図4参
照)を用いて固定される。
【0012】半導体レーザ素子1は、ホルダ25に板ば
ね27及びネジ28(図3参照)を用いて固定される。
ホルダ25はベースブロック18上に載置され、半導体
レーザ素子1が所望の位置に配置されるように、半導体
レーザ素子1から放射されるレーザビームL1の光軸に
対して垂直な面内で位置調整された後、ベースブロック
18にネジ29を用いて固定される。半導体レーザ素子
1から放射された直後のレーザビームL1の進行方向と
半導体レーザ素子2から放射された直後のレーザビーム
L2の進行方向は垂直関係にある。
【0013】また、半導体レーザ素子1と半導体レーザ
素子2のそれぞれの発光点から、ビームスプリッタ3の
反射/透過面までの光学距離(実際の物理的距離を媒質
の屈折率で除したもの)は、相互に等しい数値となるよ
うに配置されている。このように、配置することによ
り、環境温度の変化に対して二つの光源からのレーザビ
ームL1,L2が等しい挙動を示すことになるため、画
像密度切換えを行っても、相互のレーザビームL1,L
2の被走査面上での相対的なビーム径は変化しない。ま
た、例えば、コリメータレンズ4以降の光学系に、温度
変動によりシフトしたビームウェスト位置を補正する構
成を追加することも容易である。なお、半導体レーザ素
子1,2は、角度の大きい垂直方向の拡がり角の方向を
主走査方向に対して平行にし、角度の小さい水平方向の
拡がり角の方向を副走査方向に対して垂直になるように
配置している。
【0014】ベースブロック18の左寄りの位置には、
ビームスプリッタ3が板バネ20,21の弾性力にて固
定されている。板バネ20,21は、その一端部がネジ
22(図3参照),23(図4参照)にてベースブロッ
ク18にネジ留めされている。ただし、ビームスプリッ
タ3の固定方法は、必ずしもこのような方法に限るもの
ではなく、例えばベースブロック18に接着剤にて固定
してもよい。
【0015】ベースブロック18の右寄りの部分には、
V字溝18a(図5参照)が形成されており、このV字
溝18a上にコリメータレンズ4が鏡胴31を介して、
光軸方向に移動可能な状態で載置される。コリメータレ
ンズ4はフォーカス調整後に、ネジ33を用いてベース
ブロック18に固定されている取付け部材32及び虫ネ
ジ34により、ベースブロック18に固定される。半導
体レーザ素子1からコリメータレンズ4までの光路長
と、半導体レーザ素子2からコリメータレンズ4までの
光路長とは、等しい寸法に設定されている。これによ
り、半導体レーザ素子1,2相互の光学系が光学的に等
しくなり、温度変化によるビームウエストシフト量が略
等しくなる。この結果、画像密度間でのレーザビーム走
査位置の相対的位置ずれが小さくなり、温度補償を容易
に行なうことができる。
【0016】半導体レーザ素子1,2は、それぞれ波長
がλ1,λ2(λ1<λ2)のレーザビームL1,L2を放
射する。そして、感光体ドラム8として、図6に示すよ
うに、半導体レーザ素子1,2のそれぞれの波長λ1
λ2に感度のピークを有する二波長感度感光体ドラムが
用いられる。ビームスプリッタ3は、半導体レーザ素子
1,2から放射されたレーザビームL1,L2の光路を
重ね合わせるものである。第1実施形態の場合、ビーム
スプリッタ3から出射したレーザビームL1,L2のそ
れぞれの光軸が一致するように、光路が重ね合わされ
る。このビームスプリッタ3は三角形のプリズムを2個
組み合わせたものである。ビームスプリッタ3を構成す
る三角形プリズムは硝材(光学的に透明な材料であり、
例えば光学ガラス)にて製作された後、合わせ面3aに
干渉膜9がコーティングされている。干渉膜9は表1に
示すように、SiO2薄膜とTiO2薄膜を硝材(第1実
施形態の場合は、光学ガラス)上に交互に積み重ねたも
のである。
【0017】
【表1】
【0018】図7は、この干渉膜の反射率特性を示すグ
ラフである。ビームスプリッタ3は光路に沿って半導体
レーザ素子1,2とコリメータレンズ4の間に配置さ
れ、その合わせ面3aは半導体レーザ素子1,2から放
射されるレーザビームL1,L2の進行方向に対して4
5度傾斜している。以上の構成からなる画像密度切換え
走査光学装置において、コリメータレンズ4の焦点距離
をfco、半導体レーザ素子1,2の拡がり角をθとする
と、コリメータレンズ4から出射された直後のレーザビ
ームの光束幅Wcoは以下の関係式(1)で表示される。
【0019】 Wco=2fco・sin(θ×(√(2/ln2))/2) ……(1) ここで、コリメータレンズ4として、色消しされていな
いものを用いれば、焦点距離fcoが半導体レーザ素子
1,2の波長に依存して変わるため、光束幅Wcoが変化
する。すなわち、半導体レーザ素子1の波長λ1は半導
体レーザ素子2の波長λ2より小さいので、波長λ1に対
する焦点距離fco1は波長λ2に対する焦点距離fco2
り大きくなる。従って、前記関係式(1)よりコリメー
タレンズ4から出射された直後のレーザビームL1の光
束幅Wco1は、レーザビームL2の光束幅Wco2より大き
くなる(図8参照)。
【0020】一方、レーザビームがシリンドリカルレン
ズ5や走査レンズ群7へ入射する際のビーム径と感光体
ドラム8上のビームウエスト径の関係は、以下の関係式
(2)及び(3)で表示される。 Dm=(4・λ・fo)/(π・Wm) ……(2) Ds=(4・λ・fcy・β)/(π・Ws) ……(3) ただし、Dm:感光体ドラム上の主走査方向のビームウ
エスト径 Ds:感光体ドラム上の副走査方向のビームウエスト径 Wm:走査レンズ群へ入射する際のレーザビームの主走
査方向のビーム径 Ws:シリンドリカルレンズへ入射する際のレーザビー
ムの副走査方向のビーム径 λ:レーザビームの波長 fo:走査レンズ群の焦点距離 fcy:シリンドリカルレンズの焦点距離 β:偏向点と像点との副走査倍率 ここで、走査レンズ群7に縦色収差の小さいレンズを用
いれば、感光体ドラム8上のビームウエスト径Dmは走
査レンズ群7に入射する際のビーム径Wmに反比例し、
ビームウエスト径Dsはシリンドリカルレンズ5に入射
する際のビーム径Wsに反比例する。
【0021】前記関係式(2)より、半導体レーザ素子
1の波長λ1と半導体レーザ素子2の波長λ2は以下の関
係式(4)を満足する。 λ2=(Dm2・Wm2)λ1/(Dm1m1) ……(4) λ2=(Ds2・Ws2)λ1/(Ds1s1) ……(5) ただし、Dm1:感光体ドラム8上のレーザビームL1の
主走査方向のビームウエスト径 Dm2:感光体ドラム8上のレーザビームL2の主走査方
向のビームウエスト径 Wm1:走査レンズ群7へ入射する際のレーザビームL1
の主走査方向のビーム径 Wm2:走査レンズ群7へ入射する際のレーザビームL2
の主走査方向のビーム径 Ds1:感光体ドラム8上のレーザビームL1の副走査方
向のビームウエスト径 Ds2:感光体ドラム8上のレーザビームL2の副走査方
向のビームウエスト径 Ws1:シリンドリカルレンズ5へ入射する際のレーザビ
ームL1の副走査方向のビーム径 Ws2:シリンドリカルレンズ5へ入射する際のレーザビ
ームL2の副走査方向のビーム径 表2は、前記関係式(4)に基づいて画像密度600d
pi、800dpiに対応した感光体ドラム8上の主走
査方向のビームウエスト径を形成するための半導体レー
ザ素子1,2の波長の組合わせを具体的に例示したもの
である。
【0022】
【表2】
【0023】次に、図8を参照して、画像密度切換え走
査光学装置の作用効果について説明する。高密度画像、
例えば800dpiの画像を描画する場合には、短い波
長λ1(=585nm)の半導体レーザ素子1のみが印
字データに基づいて変調制御され、レーザビームL1を
放射する。レーザビームL1は、ビームスプリッタ3の
合わせ面3aにて反射する。このとき、合わせ面3aに
形成されている干渉膜9は、波長λ1が585nmのレ
ーザビームL1に対しては反射率が略100%である
(図7参照)ので、レーザビームL1の光量を殆ど損失
することなく反射させることができる。ビームスプリッ
タ3を出射したレーザビームL1はコリメータレンズ4
を介してシリンドリカルレンズ5に導かれる。
【0024】コリメータレンズ4出射直後のレーザビー
ムL1の光束幅Wco1は、前記関係式(1)から明らか
なように、レーザビームL2の光束幅Wco2より大き
い。シリンドリカルレンズ5を出射したレーザビームL
1は、ポリゴンミラー6、走査レンズ群7を介して、感
光体ドラム8上に集光される。このとき、走査レンズ群
7に入射する際のレーザビームL1のビーム径Wm1がレ
ーザビームL2のビーム径Wm2より大きいので、前記関
係式(2)によりレーザビームL1の感光体ドラム8上
の主走査方向のビームウエスト径Dm1は、レーザビーム
L2のビームウエスト径Dm2より小さくなる。こうし
て、感光体ドラム8上に密度の高い画像が形成される。
感光体ドラム8は波長λ1にピークを有している二波長
感度感光体ドラムであるので、レーザビームL1の光量
は効率良く画像形成に利用される。
【0025】一方、低密度画像、例えば600dpiの
画像を描画する場合には、長い波長λ2(=780n
m)の半導体レーザ素子2のみが印字データに基づいて
変調制御され、レーザビームL2を放射する。レーザビ
ームL2は、ビームスプリッタ3の合わせ面3aを透過
する。このとき、合わせ面3aに形成されている干渉膜
9は、波長λ2が780nmのレーザビームL2に対し
ては反射率が略0%である(図7参照)ので、レーザビ
ームL2の光量を殆んど損失することなく透過させるこ
とができる。ビームスプリッタ3を出射したレーザビー
ムL2は、コリメータレンズ4に導かれる。コリメータ
レンズ4出射直後のレーザビームL2の光束幅Wco2
レーザビームL1の光束幅Wco1より小さい。従って、
レーザビームL2の感光体ドラム8上の主走査方向のビ
ームウエスト径Dm2は、レーザビームL1のビームウエ
スト径Dm1より小さくなり、感光体ドラム8上に画像密
度の低い画像が形成される。感光体ドラム8は波長λ2
にピークを有している二波長感度感光体ドラムであるの
で、レーザビームL2の光量は効率良く画像形成に利用
される。
【0026】以上のように、画像密度切換え走査光学装
置は、コリメータレンズ4に入射するレーザビームL
1,L2の光路がビームスプリッタ3によって重ね合わ
されているので、コリメータレンズ4は1個ですみ、装
置をコンパクト化することができる。また、半導体レー
ザ素子1,2毎に副走査倍率βを異ならせる必要がなく
なり、環境(温度)変化による半導体レーザ素子1,2
間のビームウエストシフト量を小さくすることができ、
感光体ドラム8上のビームウエスト径を安定にできる。
【0027】[第2実施形態、図9〜図11]第2実施
形態は、三つの異なる画像密度を切り換えることができ
るものについて説明する。第2実施形態の画像密度切換
え走査光学装置は、半導体レーザ素子1の配設位置を残
して前記第1実施形態の装置と略同様のものである。図
9に示すように、半導体レーザ素子1は、図2〜図4に
示されたホルダ25を利用して半導体レーザ素子1から
放射されるレーザビームL1の光軸に対して垂直な面内
で位置調整される。すなわち、半導体レーザ素子1を、
ビームスプリッタ3から出射したレーザビームL1,L
2のそれぞれの光軸が、副走査方向については僅かに異
なり(図9(a)参照)、かつ主走査方向については等
しくなる(図9(b)参照)位置に位置調整した後、ホ
ルダ25がベースブロック18にネジ29を用いて固定
される。半導体レーザ素子1から放射された直後のレー
ザビームL1の進行方向と半導体レーザ素子2から放射
された直後のレーザビームL2の進行方向は垂直関係に
ある。また、半導体レーザ素子1からコリメータレンズ
4までの光路長と、半導体レーザ素子2からコリメータ
レンズ4までの光路長とは、等しい寸法に設定されてい
る。
【0028】図10に示すように、半導体レーザ素子
1,2は、それぞれ駆動回路36,37を介して画像制
御回路38に接続されている。印字データは画像制御回
路38から画像信号S1,S2及び画像信号S3,S4
として駆動回路36,37を介して半導体レーザ素子
1,2を変調(オン,オフ)制御する。そして、制御信
号S5が画像制御回路38から駆動回路36,37へ送
られ、駆動回路36,37を同期させて駆動させ、半導
体レーザ素子1,2を同時点灯させる。
【0029】以上の構成からなる画像密度切換え走査光
学装置において、高密度画像、例えば800dpiの画
像を描画する場合には、短い波長λ1(=585nm)
の半導体レーザ素子1のみが画像制御回路38から送ら
れてきた画像信号S1,S2に基づいて変調制御され、
レーザビームL1を放射する。このレーザビームL1
は、ビームスプリッタ3、コリメータレンズ4、シリン
ドリカルレンズ5、ポリゴンミラー6、走査レンズ群7
を介して、感光体ドラム8上に高密度の画像を形成す
る。このとき、図11に示すように、感光体ドラム8上
の、レーザビームL1の副走査方向のビーム径は31.
7μmとなる(実線39a)。
【0030】中密度画像、例えば600dpiの画像を
描画する場合には、長い波長λ2(=780nm)の半
導体レーザ素子2のみが画像制御回路38から送られて
きた画像信号S3,S4に基づいて変調制御され、レー
ザビームL2を放射する。このレーザビームL2は、感
光体ドラム8上に中密度の画像を形成する。このとき、
図11に示すように、感光体ドラム8上の、レーザビー
ムL2の副走査方向のビーム径は41.3μmとなる
(実線39b)。
【0031】さらに、低密度画像、例えば400dpi
の画像を描画する場合には、画像制御回路38から駆動
回路36,37へ、それぞれ等しい印字データが画像信
号S1,S2、画像信号S3,S4として送られると共
に、制御信号S5が送られる。従って、半導体レーザ素
子1,2は、同期して同時にオン,オフ制御され、それ
ぞれレーザビームL1,L2を放射する。このレーザビ
ームL1,L2は、感光体ドラム8上の主走査方向につ
いては等しい位置であるが、副走査方向については僅か
に異なる位置に同時に照射される。従って、図11に示
すように、感光体ドラム8上でレーザビームL1,L2
を組み合わせて成る合成ビームは、副走査方向のビーム
径が63.5μmとなり(実線39c)、感光体8上に
低密度の画像が形成される。
【0032】以上のように、二つの半導体レーザ素子
1,2を副走査方向に僅かにずらせて配設し、半導体レ
ーザ素子1,2の点灯を組み合わせることにより、容易
にかつ簡素な構造で三つの異なる画像密度を切り換える
ことができる装置が得られる。
【0033】[第3実施形態、図12及び図13]第3
実施形態は、拡がり角の異なる半導体レーザ素子を用い
たものについて説明する。第3実施形態の画像密度切換
え走査光学装置は、半導体レーザ素子を残して前記第1
実施形態の装置と同様のものである。
【0034】図12に示すように、光源ブロック40
は、二つの半導体レーザ素子41,42と、一つのキュ
ーブ型ビームスプリッタ3と、一つのコリメータレンズ
4を備えている。半導体レーザ素子41,42はそれぞ
れ異なる波長λ1,λ2を有し、角度の大きい垂直方向の
拡がり角θV1,θV2の方向を副走査方向に平行にし、角
度の小さい水平方向の拡がり角θH1,θH2の方向を主走
査方向に平行になるように配置している(図10
(a),(b)参照)。そして、拡がり角θH1,θH2
θV1,θ V2は以下の条件式を満足している。
【0035】θH1=θH2,θV1>θV2 以上の構成からなる画像密度切換え走査光学装置におい
て、前記関係式(1)より、コリメータレンズ4から出
射した直後のレーザビームの光束幅Wcoは、半導体レー
ザ素子41,42の拡がり角θに依存して変化する。す
なわち、半導体レーザ素子41の拡がり角θV1は半導体
レーザ素子42の拡がり角θV2より大きいので、コリメ
ータレンズ4から出射された直後のレーザビームL1の
光束幅W co1は、レーザビームL2の光束幅Wco2より大
きくなる。
【0036】前記関係式(1)より、半導体レーザ素子
41の拡がり角θV1と半導体レーザ素子42の拡がり角
θV2は以下の関係式(6)を満足する。 θV2=2/√(2/ln2)×sin-1((Wco2/Wco1)×sin(θ V1 ×√(2/ln2)/2)) ……(6) 表3は、前記関係式(6)に基づいて画素密度600d
pi、800dpiに対応したコリメータレンズ4から
放射された直後のレーザビームの光束幅を形成するため
の半導体レーザ素子41,42の拡がり角の組み合わせ
を具体的に例示したものである。
【0037】
【表3】
【0038】この画像密度切換え走査光学装置は、前記
第1実施形態の装置と同様の作用効果を奏する。すなわ
ち、高密度画像を描画する場合には、大きい拡がり角θ
V1の半導体レーザ素子41のみが印字データに基づいて
変調制御され、レーザビームL1を放射する。このレー
ザビームL1は、ビームスプリッタ3、コリメータレン
ズ4、シリンドリカルレンズ5、ポリゴンミラー6、走
査レンズ群7を介して、感光体ドラム8上に密度の高い
画像を形成する。一方、低密度画像を描画する場合に
は、小さい拡がり角θV2の半導体レーザ素子42のみが
印字データに基づいて変調制御され、レーザビームL2
を放射する。このレーザビームL2は、感光体ドラム8
上に密度の低い画像を形成する。
【0039】また、さらに前記第1実施形態のように半
導体レーザ素子41,42の波長を異ならせ半導体レー
ザ素子41,42の波長及び拡がり角の両方を異ならせ
た組合わせにより、画像密度の組み合わせの自由度を増
やすこともできる。なお、実際には、波長や拡がり角
が、表4に示した範囲に含まれる各種の半導体レーザ素
子が市販されており、これらの中から仕様に適したもの
を適宜選択すればよい。
【0040】
【表4】
【0041】[第4実施形態、図14]第4実施形態
は、拡がり角の異なる半導体レーザ素子を用いて、三つ
の異なる画像密度を切り換えることができるものについ
て説明する。第4実施形態の画像密度切換え走査光学装
置は、半導体レーザ素子41の配設位置を残して前記第
3実施形態の装置と略同様のものである。
【0042】図14に示すように、半導体レーザ素子4
1は、ビームスプリッタ3から出射したレーザビームL
1,L2のそれぞれの光軸が、副走査方向については僅
かに異なり、かつ、主走査方向については等しくなる位
置に位置調整されている。半導体レーザ素子41からコ
リメータレンズ4までの光路長と、半導体レーザ素子4
2からコリメータレンズ4での光路長とは、等しい寸法
に設定されている。半導体レーザ素子41,42は、図
10に示した制御ブロックと同様の回路で変調(オン,
オフ)制御される。
【0043】以上の構成からなる装置において、高密度
画像を描画する場合には、大きい拡がり角θV1の半導体
レーザ素子41のみが印字データに基づいて変調制御さ
れ、レーザビームL2を放射する。このレーザビームL
2は感光体ドラム8上に高密度の画像を形成する。中密
度画像を描画する場合には、小さい拡がり角θV2の半導
体レーザ素子42のみが印字データに基づいて変調さ
れ、レーザビームL2を放射する。このレーザビームL
2は感光体ドラム8上に中密度の画像を形成する。さら
に、低密度画像を描画する場合には、半導体レーザ素子
41,42の両者が、等しい印字データに基づいて同期
して変調制御され、それぞれレーザビームL1,L2を
放射する。このレーザビームL1,L2は、感光体ドラ
ム8上の、主走査方向については等しい位置であるが、
副走査方向については僅かに異なる位置に同時に照射さ
れる。従って、レーザビームL1,L2を組み合わせて
成る合成ビームは感光体ドラム8上に低密度の画像を形
成する。
【0044】以上のように、二つの半導体レーザ素子4
1,42を副走査方向に僅かにずらせて配設し、半導体
レーザ素子41,42の点灯を組み合わせることによ
り、容易にかつ簡素な構造で三つの異なる画像密度を切
り換えることができる装置が得られる。
【0045】[第5実施形態、図15]第5実施形態の
画像密度切換え走査光学装置は、開口規制板を残して前
記第1実施形態の装置と同様のものである。なお、第5
実施形態の場合、異なる波長の半導体レーザ素子を用い
ているが、必ずしも異ならせる必要はなく、等しい波長
の半導体レーザ素子を用いてもよい。
【0046】図15に示すように、開口規制板60は半
導体レーザ素子2とビームスプリッタ3の間に配置さ
れ、低密度画像を描画する半導体レーザ素子2の拡がり
角を規制して、この半導体レーザ素子2の実効拡がり角
を、高密度画像を描画する半導体レーザ素子1の拡がり
角より小さくする。半導体レーザ素子2から放射された
レーザビームL2は開口規制板60に設けた開口部61
を通過する際に、その一部が遮蔽されてビーム径が絞ら
れる。このとき、レーザビームL2の光量が減少するの
で、半導体レーザ素子2の出力をアップさせることによ
り、その減少分を補償する。ビーム径が絞られたレーザ
ビームL2は、ビームスプリッタ3を透過した後、コリ
メータレンズ4に導かれる。コリメータレンズ4から出
射した直後のレーザビームL2の光束幅Wco2は、レー
ザビームL1の光束幅Wco1より小さいので、レーザビ
ームL2は感光体ドラム8上に密度の低い画像を形成す
る。一方、レーザビームL1は感光体ドラム8上に密度
の高い画像を形成する。
【0047】[他の実施形態]なお、本発明に係る画像
密度切換え走査光学装置は前記実施形態に限定するもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することがで
きる。前記実施形態では、光量損失を少なくするため、
ビームスプリッタ3の合わせ面3aに干渉膜を設けた
り、二波長感度感光体ドラム8を用いているが、必ずし
もこれらを採用する必要はない。
【0048】さらに、画像密度は、800dpi、60
0dpi、400dpiの他に、例えば1200dp
i、800dpi等の画像密度であってもよいことは言
うまでもない。特に、1200dpiや800dpiの
画像密度は、前記実施形態の光学系全体のチューニング
で得られる範囲である。また、レーザ光源は三つ以上で
あってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、光束変換手段は、光路重ね合わせ手段により重
ね合わされた光路を通るレーザビームを略平行光束に変
換するので、光束変換手段をレーザ光源毎に設ける必要
がなくなり、装置をコンパクトにすることができる。ま
た、レーザ光源毎に走査光学系の副走査方向の倍率βを
異ならせる必要がなくなり、環境(温度)変化によるレ
ーザ光源間のビームウエストシフト量が小さくなり、ビ
ーム径を安定させることができる。
【0050】また、半導体レーザ素子の波長や拡がり角
を異ならせたり、高出力側の半導体レーザ素子から放射
されるレーザビームの光束を規制部材にて規制すること
によって、光束変換手段から出射するレーザビームの径
を異ならすことができ、これにより、画像密度の組み合
わせ設定の自由度を広がることができる。また、複数の
レーザ光源を同期して点灯させることにより、レーザ光
源から放射されたレーザビームを合成してさらに低密度
画像を画像面上に形成することができる。さらに、光路
重ね合わせ手段に光量損失防止のための干渉膜を設ける
ことにより、レーザビームのエネルギー損失の少ない光
学系が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像密度切換え走査光学装置の第
1実施形態を示す概略構成図。
【図2】図1に示した走査光学装置に用いられる光源ブ
ロックを示す正面図。
【図3】図2に示した光源ブロックの平面図。
【図4】図2に示した光源ブロックの左側面図。
【図5】図2に示した光源ブロックの右側面図。
【図6】図1に示した走査光学装置に用いられる感光体
ドラムの感光体感度特性を示すグラフ。
【図7】図1に示した走査光学装置に用いられる干渉膜
の反射率特性を示すグラフ。
【図8】図2に示した光源ブロックの光路図。
【図9】本発明に係る画像密度切換え走査光学装置の第
2実施形態を示すもので、(a)は副走査方向の光源ブ
ロックの光路図、(b)は主走査方向の光源ブロックの
光路図。
【図10】図9に示した半導体レーザ素子の制御回路ブ
ロック図。
【図11】感光体ドラム上でのレーザビームのエネルギ
ー分布図。
【図12】本発明に係る画像密度切換え走査光学装置の
第3実施形態を示す光源ブロックの光路図。
【図13】図12に示した半導体レーザ素子の拡がり角
を示すもので、(a)は拡がり角の小さい半導体レーザ
素子を示す説明図、(b)は拡がり角の大きい半導体レ
ーザ素子を示す説明図。
【図14】本発明に係る画像密度切換え走査光学装置の
第4実施形態を示す光源ブロックの光路図。
【図15】本発明に係る画像密度切換え走査光学装置の
第5実施形態を示す光源ブロックの光路図。
【符号の説明】
1,2…半導体レーザ素子 3…ビームスプリッタ 3a…重ね合わせ面 4…コリメータレンズ 5…シリンドリカルレンズ 6…ポリゴンミラー 7…走査レンズ群 8…二波長感度感光体ドラム 9…干渉膜 36,37…駆動回路 38…画像制御回路 41,42…半導体レーザ素子 60…開口規制板 L1,L2…レーザビーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独立して点灯される複数のレー
    ザ光源と、 前記レーザ光源から放射されたレーザビームの光路を重
    ね合わせる光路重ね合わせ手段と、 前記光路重ね合わせ手段から出射したレーザビームを略
    平行光束に変換する光束変換手段とを備え、 前記光路重ね合わせ手段を光路に沿って前記レーザ光源
    と前記光束変換手段との間に配置し、前記レーザ光源か
    ら放射されたそれぞれのレーザビームが、異なるビーム
    径を有して前記光束変換手段を出射すること、 を特徴とする画像密度切換え走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のレーザ光源が同期して点灯可
    能であることを特徴とする請求項1記載の画像密度切換
    え走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光源が二つであり、前記光路
    重ね合わせ手段が、前記レーザ光源のいずれか一方のレ
    ーザ光源から放射されたレーザビームを透過しかつ他方
    のレーザ光源から放射されたレーザビームを反射する面
    を有し、該面に光量損失防止のための干渉膜を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像密度切換え走査光学
    装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光源が相互に波長の異なるレ
    ーザビームを放射する半導体レーザ素子であり、さら
    に、前記半導体レーザ素子のレーザビームの波長に感度
    ピークを有した複数波長感度感光体を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像密度切換え走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザ光源が相互に拡がり角度の異
    なるレーザビームを放射する半導体レーザ素子であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像密度切換え走査光学
    装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザ光源が相互に出力の異なるレ
    ーザビームを放射する半導体レーザ素子であり、さら
    に、前記高出力側の半導体レーザ素子から放射されるレ
    ーザビームの光束を規制するための規制部材を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像密度切換え走査光学
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281963A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2008281964A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2012163889A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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