JPH10169472A - バタフライバルブ装置 - Google Patents

バタフライバルブ装置

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JPH10169472A
JPH10169472A JP33356296A JP33356296A JPH10169472A JP H10169472 A JPH10169472 A JP H10169472A JP 33356296 A JP33356296 A JP 33356296A JP 33356296 A JP33356296 A JP 33356296A JP H10169472 A JPH10169472 A JP H10169472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
peripheral surface
inner peripheral
valve stem
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP33356296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yaginuma
英朗 柳沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP33356296A priority Critical patent/JPH10169472A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁軸に外嵌されたシールリングの傾きを防止
し、排気ガス等の流体の漏出量を最小限に抑える。 【解決手段】 ボディ1を貫通する側の弁軸4における
ブッシュ7の流路2側に外嵌された小径のシールリング
16を、弁軸4と直交するフランジ部16aと、その内
周縁に内向きとして連設された円筒部16bとよりなる
ものとし、かつ円筒部16bの内周面を、弁軸4の外周
面に軸方向に移動可能として密接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の排
気ブレーキ用として、排気管に装着されるバタフライバ
ルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜図5は、従来のバタフライバルブ
装置を示すもので、自動車の排気管(図示略)に取付け
られた概ね円筒形断面をなすボディ(1)内には、流路
(2)と直交する左右1対の弁軸(3)(4)により支持され
た弁体(5)が、回動自在として収容されている。
【0003】両弁軸(3)(4)は、ボディ(1)における両
側壁の厚肉部(1a)の支持孔(6)に遊嵌されたブッシュ
(7)により回転自在に支承され、ボディ(1)を貫通する
右方の弁軸(4)の端部にボルト止めされた駆動レバー
(8)を回動することにより、弁体(5)は開閉させられ
る。
【0004】左方の支持孔(6)は、その側端部に圧入さ
れた閉塞部材(9)により密閉されている。右方の支持孔
(6)内を貫通している弁軸(4)には、ブッシュ(7)を挟
んで、内方の大小2個のシールリング(10)(11)と、外方
の小径の1個のシールリング(12)とが外嵌されている。
【0005】内方の各シールリング(10)(11)は、図4に
拡大して示すように、支持孔(6)の内端に形成された小
径部(13)とブッシュ(7)との間の隙間内に、左右方向に
若干移動可能として収容されており、大径のシールリン
グ(10)は支持孔(6)の内周面に、また小径のシールリン
グ(11)は弁軸(4)の外周面に、それぞれ密接している。
【0006】外方の小径のシールリング(12)は、弁軸
(4)の外周面と密接し、支持孔(6)の右側端に圧入され
たシール押え(14)により抜け止めされている。
【0007】支持孔(6)の開口端には、ブッシュ(7)の
抜け止め用の押え板(15)がボルト止めされている。
【0008】上記各シールリング(10)(11)(12)は、流路
(2)より流入してくる排気ガスが、弁軸(4)とブッシュ
(7)間の隙間を通して外部に漏出しようとするのを防止
する機能を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバタフライ
バルブ装置には、そのシール性に問題がある。すなわ
ち、図4に示すように、ブッシュ(7)は、通常、それ自
身やボディ(1)及び弁軸(4)の熱膨張を考慮して、支持
孔(6)及び弁軸(4)に対し若干の隙間(例えば支持孔に
対し0、08mm、弁軸に対し、0、01mm)を設けて嵌合
されている。
【0010】各シールリング(10)(11)(12)は、上記軸受
部に形成される隙間をシールするためのものであり、シ
ール効果を高めるためには、流路(2)よりの排圧が作用
した際、図4に示すように、各シールリング(10)(11)(1
2)とブッシュ(7)とが互いに密着することが肝要であ
る。
【0011】ところが、各シールリング(10)(11)(12)
は、平ワッシャ状を呈しており、弁軸(4)の外周面や支
持孔(6)の円周面に対しての接触面積が比較的小さいた
め、特に、排気ガスにさらされ易い流路(2)側の小径の
シールリング(11)は、内周面が偏摩耗したり、排気ガス
中のカーボン等が付着して摩擦抵抗が増大し易く、その
ため、図5に示すように、シールリング(11)が傾いて軸
方向に円滑に移動し得なくなることがある。このように
なると、大径のシールリング(10)との間に隙間が形成さ
れ、排気ガスが軸受部を通って外部に漏出し易くなる。
【0012】そのため、従来は、シールリング(11)を定
期的に交換したり、装置全体を分解して、付着している
カーボン等を除去するなどしており、その作業が面倒で
あった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、シールリングの形状を改変することにより、それが
傾くのを防止し、かつ排気ガス等の流体の漏出量を最小
限に抑えうるようにしたバタフライバルブ装置を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)ボディの流路内に収容した弁体を、一端部がボデ
ィの両側壁における支持孔内に遊嵌した軸受部材を貫通
して外部に突出する弁軸により、回動可能に支持し、か
つ前記ボディを貫通する側の弁軸における少なくとも前
記軸受部材の流路側の内方に、内周面が弁軸の外周面と
密接する小径のシールリングと、外周面が前記支持孔の
内周面と密接する大径のシールリングとを、小径のシー
ルリングを内方に位置させて、軸方向に移動可能として
外嵌してなるバタフライバルブ装置において、前記小径
のシールリングを、弁軸と直交するフランジ部と、その
内周縁に内向きとして連設された円筒部とよりなるもの
とし、円筒部の内周面を、弁軸の外周面に軸方向に移動
可能として密接させる。
【0015】(2)上記(1)項において、大径のシール
リングの外周縁に、内方を向く円筒部を形成し、この円
筒部の外周面を、支持孔の内周面に密接させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
基づいて説明する。なお、本発明は、前述した従来のバ
タフライバルブ装置を改変したものであるため、それと
同様の部材には同じ符号を付して、その詳細な説明を省
略するとともに、装置の要部のみを拡大して示す。
【0017】図1は、本発明の第1実施例を示すもの
で、従来と同様のブッシュ(7)の流路(2)側において、
弁軸(4)に外嵌された小径のシールリング(16)は、弁軸
(4)と直交するフランジ部(16a)の内周縁に、流路(2)
側に折曲した円筒部(16b)を有してなり、円筒部(16b)の
内周面は、弁軸(4)の外周面に軸方向に摺動可能に密接
している。
【0018】ブッシュ(7)の外方の弁軸(4)に外嵌され
た小径のシールリング(16)も、上記と同じフランジ部(1
6a)と円筒部(16b)を有し、円筒部(16b)を外方に向けて
外嵌されている。なお、各フランジ部(16a)の外周面と
支持孔(6)の内周面との間には、従来同様、若干の隙間
が形成されている。
【0019】このように、シールリング(16)に円筒部(1
6b)を形成して、これを弁軸(4)に密接させると、弁軸
(4)との接触面積が増大するので、従来のように、シー
ルリング(6)が傾く恐れはなく、軸方向に円滑に移動す
ることができる。
【0020】従って、各シールリング(16)のフランジ部
(16a)は、それぞれ大径のシールリング(11)及びブッシ
ュ(7)の側面と密着し、それらの間に隙間が形成される
のが防止されるため、排気ガスの外部への漏出は、極め
て小となる。
【0021】図2は、本発明の第2実施例を示す。この
実施例においては、大径側のシールリング(17)の外周縁
に内向きの円筒部(17a)を形成し、この円筒部(17a)の外
周面を、支持孔(6)の内周面に軸方向に移動可能として
密接させてある。このようにすると、大径のシールリン
グ(17)の傾きも防止しうるので、シール性はより向上す
【0022】なお、上記実施例において、排気ガスの影
響を受けにくい最外方のシールリング(16)は、従来と同
様のフラットなシールリングとしてもよく、また、内方
の大小のシールリング(10)(16)、及び(16)(17)によるシ
ール効果が充分であれは、外方のシールリング(16)は省
略して実施することもある。
【0023】本発明は、上記排気ブレーキ用の外、他の
圧力流体の流路の開閉用としても適用しうるのは勿論で
ある。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、小径のシールリングの
傾きが防止されるので、軸方向に円滑に移動して、他の
シールリングや軸受部材と密着するようになり、排気ガ
ス等の流体の漏出量を最小限に抑えることができる。
【0025】請求項2のようにすると、大径のシールリ
ングの傾きをも防止しうるので、シール効果はより向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の拡大横断平面
図である。
【図2】同じく、第2実施例を示す要部の拡大横断平面
図である。
【図3】従来例を示す横断平面図である。
【図4】同じく、要部の拡大横断平面図である。
【図5】同じく、小径のシールリングが傾いた状態を示
す要部の拡大横断面図である。
【符号の説明】
(1)ボディ (1a)厚肉部 (2)流路 (3)(4)弁軸 (5)弁体 (6)支持孔 (7)ブッシュ(軸受部材) (8)駆動レバー (9)閉塞部材 (10)大径のシールリング (11)(12)小径のシールリング (13)小径部 (14)シール押え (15)押え板 (16)小径のシールリング (16a)フランジ部 (16b)円筒部 (17)大径のシールリング (17a)円筒部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディの流路内に収容した弁体を、一端
    部がボディの両側壁における支持孔内に遊嵌した軸受部
    材を貫通して外部に突出する弁軸により、回動可能に支
    持し、かつ前記ボディを貫通する側の弁軸における少な
    くとも前記軸受部材の流路側の内方に、内周面が弁軸の
    外周面と密接する小径のシールリングと、外周面が前記
    支持孔の内周面と密接する大径のシールリングとを、小
    径のシールリングを内方に位置させて、軸方向に移動可
    能として外嵌してなるバタフライバルブ装置において、 前記小径のシールリングを、弁軸と直交するフランジ部
    と、その内周縁に内向きとして連設された円筒部とより
    なるものとし、円筒部の内周面を、弁軸の外周面に軸方
    向に移動可能として密接させたことを特徴とするバタフ
    ライバルブ装置。
  2. 【請求項2】 大径のシールリングの外周縁に、内方を
    向く円筒部を形成し、この円筒部の外周面を、支持孔の
    内周面に密接させたことを特徴とする請求項1記載のバ
    タフライバルブ装置。
JP33356296A 1996-12-13 1996-12-13 バタフライバルブ装置 Pending JPH10169472A (ja)

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