JPH10168201A - 単層フィルム又は多層フィルム - Google Patents
単層フィルム又は多層フィルムInfo
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- JPH10168201A JPH10168201A JP29568497A JP29568497A JPH10168201A JP H10168201 A JPH10168201 A JP H10168201A JP 29568497 A JP29568497 A JP 29568497A JP 29568497 A JP29568497 A JP 29568497A JP H10168201 A JPH10168201 A JP H10168201A
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Abstract
はシクロオレフィンポリマーと一種類以上の熱可塑性樹
脂との混合物から成る単層フィルム又は多層フィルムを
製造する。前記の単層フィルム又は多層フィルムは、相
対湿度約85%及び温度約23℃において、≦0.03
5g*mm/m2dの水蒸気透過、≦300N/mmの破壊抵抗及
び≦100μmの厚さを有する。
Description
分のない遮断性(特に水蒸気に関して)を有し、再利用
し易く、そして最終使用者によって扱い易い、ブリスタ
ーパック用のバッキングフィルムとして用いるための単
層フィルム又は多層フィルムに関するものである。
のための包装として益々頻繁に選択されている。その理
由は、この包装形態は、広範な様々なデザインの可能性
を生み、また機械化包装に順応性があるからである。ブ
リスターパックのための出発原料は、熱成形可能なフィ
ルムである。前記フィルムは、加熱によって、大気圧よ
り高いか又は低い空気圧力を用いるか或いは雄の成形型
を用いることによって比較的容易に形成することができ
る条件に導かれるプラスチックフィルムである。適当に
選択された金型は、包装しようとする物体の形状に合致
させることができるフィルム(ベースフィルム)中へ
と、くぼみ(ブリスター)を導入することができる。こ
の成形工程の後、包装しようとする物体を、成形された
ブリスターの中に入れる。ブリスターが充填されたら、
バッキングフィルムをベースフィルムに施用し、包装し
ようとする物体を、そのブリスターの中に閉じ込める。
透明なベースフィルムを選択することによって、包装さ
れた物体の最適な展示を得ることができる。バッキング
フィルムの外側上に製品情報を配置することもできる。
めに最も頻繁に用いられる組み合わせは、ベースフィル
ムとしてのポリ塩化ビニル(PVC)とバッキングフィ
ルムとしてのアルミニウムフィルムとの組み合わせであ
る。ガス、特に水蒸気に対するその遮断効果を向上させ
るために、PVCベースフィルムはしばしばPVDCに
よって被覆される。PVCの焼却中に発生する環境汚染
(塩化水素の発生)を防止するために、PVCベースフ
ィルムを他の材料で代替しようと何年もの間試みられて
来た。ポリプロピレン(PP)からつくられるベースフ
ィルムは、PVCに比べて、水蒸気に関する遮断層とし
てすぐれており、また生態学的危険性がほとんどない。
しかしながら、短所は、熱成形性がより悪く、また収縮
がより大きいことである。
バッキングフィルムは、ほとんど独占的にアルミニウム
フィルムである。ベースフィルム、通常はPVCに対す
る接着は、ヒートシール性ラッカーの形態の接着システ
ムでアルミニウムフィルムを下塗することによって達成
される。しかしながら、原則的にプラスチックベースフ
ィルムとアルミニウムバッキングフィルムとからつくら
れたブリスターパックは、合理的な方法で再利用又は廃
棄し難いという短所を有している。
してポリプロピレンを有するブリスターパックは、従来
技術として記載されている(DE−A−4414669
参照)。このシステムは、例えばバッキングフィルムと
してアルミニウムを有するPVCに比べて有意に再利用
し易い。しかしながら、加工において、特に市販のブリ
スターパック機によるベースフィルムの加工において
は、困難な問題が生じる。この理由のために、ポリプロ
ピレンフィルムをベースとするブリスターパックは、こ
れまで広範に用いられて来なかった。
る比較的新しい発展は、良好な加工性能を有し且つ水蒸
気に関して有効な遮断層である非晶質ポリオレフィンの
使用である。而して、EP−A−570 188及びE
P−A−631 864は、ポリマー構成単位として環
状オレフィンを有するポリオレフィンの使用を記載して
いる。それらの非晶質性質の故に、これらのポリマーか
ら製造されるフィルムは、例えばポリプロピレンのよう
な部分的に結晶質の材料に比べて、有意に熱成形し易
い。
ッキングフィルムが選択される場合、自動包装、及びブ
リスター中に保護された製品の展示の他に、ブリスター
パックは、他の機能を満たすことができる。錠剤、カプ
セルなどの形態の敏感な医薬品を包装するために、適当
なベースフィルム及びバッキングフィルムを選択するこ
とによって、大気中にある湿気及び酸素の影響が有意に
低下するので、貯蔵寿命が延びる。この用途では、広範
で様々な要求条件が、ベースフィルム及びバッキングフ
ィルムについて要求される。要求される遮断性の他に、
ベースフィルムは、極めて良好な熱成形可性も有してい
なければならず、それによって、極めて均一な壁厚を有
するブリスターの有効な造形及び極めて速い熱成形速度
が得られる。個々のブリスターの確実な閉鎖を保証する
ために、ベースフィルム及びバッキングフィルムは、互
いに十分に接着していなければならない。同様に、バッ
キングフィルムは、特に大気中にある水分(水蒸気)に
関して有効な遮断層を提供すべきであり、またそこに情
報を施用することができるように印刷可能であるべきで
ある。ブリスターに対して単に圧力をかけることによっ
て医薬品を確実に取り出すことができるように、バッキ
ングフィルムは、破壊し易くなければならない。特定の
用途のためには、バッキングフィルムは、引きはがし易
くなければならない。
スを極めて良く排除するために、ベースフィルムと同等
に有効な遮断層であるべきである。ここでの要求条件
は、バッキングフィルムは、熱成形されたベースフィル
ムブリスターと同等に水蒸気に関して有効な遮断層であ
るべきであるということである。前記の事柄は、遮断有
効性が有意に高い材料を用いることによって達成するこ
とができる。そのようなとき、ブリスターのベースフィ
ルムの厚さに比べて有意により薄い厚さでこの材料を用
いることができる。同等な遮断層である材料を用いる場
合、バッキングフィルムの厚さを、それに応じて調整し
なければならない。熱成形されたブリスターに対して単
に圧力をかけることによって固体の医薬品を取り出すこ
とができるように、バッキングフィルムは、好ましく
は、破壊し易くなければならない。バッキングフィルム
は、用いられるブリスターパック機によって難しい問題
を起こさずに、加工し易い十分な機械的安定性を有して
いるべきである。
易く、良好な遮断性(特に水蒸気に関して)を有し、再
利用し易く、そして加工者及び最終使用者によって扱い
易い、ブリスターパックにおけるバッキングフィルム用
の単層フィルム又は多層フィルムを提供することであ
る。
ーから成る、又はシクロオレフィンポリマーと一種類以
上の熱可塑性樹脂との混合物から成る少なくとも一つの
層を含む単層フィルム又は多層フィルムによって達成さ
れ、前記の単層フィルム又は多層フィルムは、好ましく
は、相対湿度約85%及び温度約23℃において、≦
0.035g・mm/m2dの水蒸気透過、≦300N/mmの破
壊抵抗及び≦100μmの厚さを有する。
クロオレフィンポリマーの総重量を基準として、0.1
〜100重量%、好ましくは0.1〜99.9重量%
の、下式I,II,II’,III,IV,V又はVI
8は、同じか又は異なっていて、水素、例えば線状又は
枝分れC1〜C8-アルキル基、C6〜C18-アリール基、
C7〜C20-アルキレンアリール基、環式又は非環式C2
〜C20-アルケニル基のようなC1〜C20-炭化水素基で
あり、もしくは飽和、不飽和又は芳香族の環を形成し、
また同じ基R1〜R8は、異なる式I〜VIにおいて異な
っていても良く、またnは、0〜5である)で表される
少なくとも一種類の環式オレフィンの重合単位、及び、
シクロオレフィンコポリマーの全構造を基準として、0
〜99モル%の、下式VII
っていて、水素、例えばC1〜C8-アルキル基又はC6〜
C18-アリール基のような線状又は枝分れ、飽和又は不
飽和のC1〜C20-炭化水素基である)で表される一種類
以上の非環式オレフィンから誘導される重合単位を含む
ポリマーから成る組から選択される少なくとも一種類の
シクロオレフィンコポリマーを含む。
を有するモノマーの少なくとも一種類を開環重合し、次
に得られた生成物を水素化することによって得ることも
できる。
マーは、更に、シクロオレフィンコポリマーの全構造を
基準として0〜45モル%の、下式VIII
上の単環式オレフィンから誘導される重合単位を含むこ
とができる。
る重合単位の割合は、シクロオレフィンコポリマーの全
構造を基準として、好ましくは3〜75モル%である。
非環式オレフィンから誘導される重合単位の割合は、シ
クロオレフィンコポリマーの全構造を基準として、好ま
しくは5〜80モル%である。
は、一種類以上の多環式オレフィン、特に式I又は式I
IIで表される多環式オレフィンから誘導される重合単
位、及び、式VIIで表される一種類以上の非環式オレ
フィン、特に2〜20個の炭素原子を有するα-オレフ
ィンから誘導される重合単位から成っている。好ましく
は、特に、式I又は式IIIで表される多環式オレフィ
ンから誘導される重合単位、及び式VIIで表される非
環式オレフィンから誘導される重合単位から成るシクロ
オレフィンコポリマーである。好ましくは、更に、式I
又は式IIIで表される多環式モノオレフィンから誘導
される重合単位、式VIIで表される非環式モノオレフ
ィンから誘導される重合単位、及び少なくとも二つの二
重結合を含む環式又は非環式オレフィン(ポリエン)、
例えばノルボルナジエンのような特に環式、好ましくは
多環式のジエン、特に好ましくは例えばC2〜C20-アル
ケニル基を運ぶビニルノルボルネンのような多環式アル
ケンから誘導される重合単位から成るターポリマーであ
る。
ーは、好ましくはノルボルネン構造をベースとするオレ
フィン、特に好ましくはノルボルネン、テトラシクロド
デセン、所望ならば、ビニルノルボルネン又はノルボル
ナジエンを含む。また、好ましくは、例えば2〜20個
の炭素原子を有するα-オレフィン、特に好ましくはエ
チレン又はプロピレンのような末端二重結合を有する非
環式オレフィンから誘導される重合単位を含むシクロオ
レフィンコポリマーである。特に好ましくは、ノルボル
ネン・エチレンコポリマー及びテトラシクロドデセン・
エチレンコポリマーである。
ノルボルネン・ビニルノルボルネン・エチレンターポリ
マー、ノルボルネン・ノルボルナジエン・エチレンター
ポリマー、テトラシクロドデセン・ビニルノルボルネン
・エチレンターポリマー、及びテトラシクロドデセン・
ビニルテトラシクロドデセン・エチレンターポリマーで
ある。ポリエン、好ましくはビニルノルボルネン又はノ
ルボルナジエンから誘導される重合単位の割合は、シク
ロオレフィンコポリマーの全構造を基準として、0.1
〜50モル%、特に好ましくは0.1〜20モル%であ
り、式VIIで表される非環式モノオレフィンの割合
は、0〜99モル%、好ましくは5〜80モル%であ
る。上記ターポリマーでは、シクロオレフィンコポリマ
ーの全構造を基準として、0.1〜99モル%、好まし
くは3〜75モル%である。
フィンコポリマーは、式Iで表される多環式オレフィン
から誘導することができる重合単位及び式VIIで表さ
れる非環式オレフィンから誘導することができる重合単
位を含む少なくとも一種類のシクロオレフィンコポリマ
ーを含む。
ーは、少なくとも一種類の遷移金属化合物、及び所望な
らば助触媒、及び所望ならば支持材料を含む一種類以上
の触媒システムの存在下、温度−78〜200℃及び圧
力0.01〜200バールで調製することができる。適
当な遷移金属化合物はメタロセンであり、特に立体剛性
(stereorigid)メタロセンである。本発明にしたがう
シクロオレフィンポリマーを調製するのに適する触媒シ
ステムの例は、参照として本明細書に明確に取り入れる
EP−A−407 870,EP−A−485 893及
びEP−A−503 422に記載されている。
ジメチルシリルビス(1−インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、rac−ジメチルゲルミルビス(1−インデニ
ル)ジルコニウムジクロリド、rac−フェニルメチルシ
リルビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
rac−フェニルビニルシリルビス(1−インデニル)ジ
ルコニウムジクロリド、1−シラシクロブチルビス(1
−インデニル)ジルコニウムジクロリド、rac−ジフェ
ニルシリルビス(1−インデニル)ハフニウムジクロリ
ド、rac−フェニルメチルシリルビス(1−インデニ
ル)ハフニウムジクロリド、rac−ジフェニルシリルビ
ス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、rac−
エチレン−1,2−ビス(1−インデニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ジメチルシリル−(9−フルオレニル)
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
フェニルシリル−(9−フルオレニル)(シクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(1−インデ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチレン−
(9−フルオレニル)シクロペンタジエニルジルコニウ
ムジクロリド、イソプロピレン−(9−フルオレニル)
シクロペンタジエニルジルコニウムジクロリド、rac−
イソプロピリデンビス(1−インデニル)ジルコニウム
ジクロリド、フェニルメチルメチレン−(9−フルオレ
ニル)シクロペンタジエニルジルコニウムジクロリド、
イソプロピレン−(9−フルオレニル)(1−(3−イ
ソプロピル)シクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、イソプロピレン−(9−フルオレニル)(1−
(3−メチル)シクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジフェニルメチレン−(9−フルオレニル)
(1−(3−メチル)シクロペンタジエニル)ジルコニ
ウムジクロリド、メチルフェニルメチレン−(9−フル
オレニル)(1−(3−メチル)シクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリル−(9−
フルオレニル)(1−(3−メチル)シクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルシリル−
(9−フルオレニル)(1−(3−メチル)シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルメチ
レン−(9−フルオレニル)(1−(3−t−ブチル)
シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、イソ
プロピレン−(9−フルオレニル)(1−(3−t−ブ
チル)シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリ
ド、イソプロピレン(シクロペンタジエニル)(1−イ
ンデニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニルカルボ
ニル(シクロペンタジエニル)(1−インデニル)ジル
コニウムジクロリド、ジメチルシリル(シクロペンタジ
エニル)(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
イソプロピレン(メチルシクロペンタジエニル)(1−
インデニル)ジルコニウムジクロリド、4−(η5−シ
クロペンタジエニル)−4,7,7−トリメチル(η5
−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)−ジルコ
ニウムジクロリド、[4−(η5−シクロペンタジエニ
ル)−4,7,7−トリフェニル−(η5−4,5,
6,7−テトラヒドロインデニル)]ジルコニウムジク
ロリド、[4−(η5−シクロペンタジエニル)−4,
7−ジメチル−7−フェニル−(η5−4,5,6,7
−テトラヒドロインデニル)]ジルコニウムジクロリ
ド、[4−(η5−3´−t−ブチルシクロペンタジエ
ニル)−4,7,7−トリフェニル−(η5−4,5,
6,7−テトラヒドロインデニル)]ジルコニウムジク
ロリド、[4−(η5−3´−t−ブチルシクロペンタ
ジエニル)−4,7−ジメチル−7−フェニル−(η5
−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)]ジルコ
ニウムジクロリド、[4−(η5−3´−メチルシクロ
ペンタジエニル)−4,7,7−トリメチル−(η5−
4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)]ジルコニ
ウムジクロリド、[4−(η5−3´−メチルシクロペ
ンタジエニル)−4,7,7−トリフェニル−(η5−
4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)]ジルコニ
ウムジクロリド、[4−(η5−3´−メチルシクロペ
ンタジエニル)−4,7−ジメチル−7−フェニル−
(η5−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)]
ジルコニウムジクロリド、[4−(η5−3´−イソプ
ロピルシクロペンタジエニル)−4,7,7−トリメチ
ル−(η5−4,5,6,7−テトラヒドロインデニ
ル)]ジルコニウムジクロリド、[4−(η5−3´−
イソプロピルシクロペンタジエニル)−4,7,7−ト
リフェニル−(η5−4,5,6,7−テトラヒドロイ
ンデニル)]ジルコニウムジクロリド、[4−(η5−
3´−イソプロピルシクロペンタジエニル)−4,7−
ジメチル−−7−フェニル−(η5−4,5,6,7−
テトラヒドロインデニル)]ジルコニウムジクロリド、
[4−(η5−シクロペンタジエニル)(η5−4,5−
テトラヒドロペンタレン)]ジルコニウムジクロリド、
[4−(η5−シクロペンタジエニル)−4−メチル
(η5−4,5−テトラヒドロペンタレン)]ジルコニ
ウムジクロリド、[4−(η5−シクロペンタジエニ
ル)−4−フェニル(η5−4,5−テトラヒドロペン
タレン)]ジルコニウムジクロリド、[4−(η5−シ
クロペンタジエニル)−4−フェニル(η5−4,5−
テトラヒドロペンタレン)]ジルコニウムジクロリド、
[4−(η5−3´−メチルシクロペンタジエニル)
(η5−4,5−テトラヒドロペンタレン)]ジルコニ
ウムジクロリド、[4−(η5−3´−イソプロピルシ
クロペンタジエニル)(η5−4,5−テトラヒドロペ
ンタレン)]ジルコニウムジクロリド、[4−(η5−
3´−ベンジルシクロペンタジエニル)(η5−4,5
−テトラヒドロペンタレン)]ジルコニウムジクロリ
ド、[2,2,4−トリメチル−4−(η5−シクロペ
ンタジエニル)(η5−4,5−テトラヒドロペンタレ
ン)]−ジルコニウムジクロリド、[2,2,4−トリ
メチル−4−(η5−(3,4−ジイソプロピル)シク
ロペンタジエニル)(η5−4,5−テトラヒドロペン
タレン)]−ジルコニウムジクロリド、である。
ルムは、特定の機械的性質を有する。前記フィルムは、
使用時に機械で加工することができ、同時に、低破壊抵
抗を有し、有効な遮断層(特に、水蒸気に関して)であ
る。これらのCOCフィルムは、適当に延伸される。該
フィルムは、単層フィルム又は多層フィルムであること
ができる。該フィルムは、それらの半透明性を低下させ
又はそれらの印刷性を向上させるための有機充填剤又は
無機充填剤を含んでいても良い。
金属化合物と共に、不均質又は均質触媒を用いて行わ
れ、その事は、多くの特許で説明されている。チタン塩
とオルガノアルミニウム化合物との混合触媒に基づく触
媒システムは、DD−A−109 224及びDD−A
−237 070に記載されている。EP−A−156
464には、バナジウムに基づく触媒を用いる調製が記
載されている。EP−A−283 164,EP−A−
407 870,EP−A−485 893,及びEP−
A−503 422には、可溶性メタロセン錯体に基づ
く触媒を用いるシクロオレフィンポリマーの調製が記載
されている。COCを調製するための前記特許で記載さ
れている調製法及び用いられている触媒システムは、参
照として本明細書中に明確に取り入れる。
用いられる機械における信頼性のある取扱性である。非
延伸押出COCフィルムは脆弱であり、それらの更なる
加工のための条件は困難なものと考えられ、その結果は
非常に悪い。DE−A−4304309参照。張力下で
の巻取り又は巻出し中に、該フィルムは、容易に裂けた
り又は破れたりする傾向がある。この故に、該フィルム
の機械的強度を向上させなければならない。それは、フ
ィルムを延伸(一軸延伸又は二軸延伸)することによっ
て達成することができる。このようにして延伸されたフ
ィルムは、記載した短所も無く、有意により良い加工性
を有する。DE−A−4304309参照。延伸フィル
ムの破壊抵抗は、DIN 53373で試験した。貫通
エネルギー(penetration energy)を、破壊抵抗の測定
値とすることができる。前記のフィルムの破壊抵抗は延
伸と共に増加することを発見した。測定された値は、同
等な厚さの非延伸フィルムの値に比べて高かった。DE
−A−4414669によると、450N/mmの破壊抵抗
は、ブリスターパックにおけるバッキングフィルムのた
めには大き過ぎる。よりデリケートな医薬品のためには
より低い値が望ましい。アルミニウムフィルムの破壊抵
抗は、先行基準として考えても良く、アルミニウムフィ
ルム(16μm)に関しては、破壊抵抗は90N/mmであ
る。二軸延伸COCフィルムは、450N/mmを超える破
壊抵抗を有する。したがって、前記フィルムは、ブリス
ターパック用のバッキングフィルムとして用いることは
できない。
ルムは、水蒸気遮断層として同様な作用を有するので、
バッキングフィルムの厚さは、その破壊抵抗を調整する
ために、随意に薄くすることはできない。これは、20
〜150μmの範囲にあるCOCをベースとするバッキ
ングフィルムについての厚さを意味している。
たCOCフィルムは、上記の短所を生じさせずに加工す
ることができ、また比較的低い破壊抵抗を有することを
発見した。破壊抵抗は、ブリスターパック用のバッキン
グフィルムとして用いられるアルミニウムフィルムの破
壊抵抗に匹敵するものである。ここで重要な点は、破壊
抵抗が50〜400N/mm、好ましくは80〜300N/mm
であるように、延伸条件を選択することである。信頼性
のある加工を保証するために、該フィルムは、機械方向
において十分に高い機械的強度を有していなければなら
ない。これは、該フィルムの>3%の破断点伸び及び>
40MPaの引裂強さを意味している。
性は、非延伸COCフィルムに関して観察された値に匹
敵する。したがって、延伸は、遮断層としての該フィル
ムの有効性に関して著しい影響を及ぼさない。COCフ
ィルムに基づくバッキングフィルムの厚さは、熱成形ブ
リスターにおける前記フィルムの厚さの範囲内にある。
前記の事実から、バッキングフィルム用のフィルムの厚
さは、20〜150μm、好ましくは40〜100μmで
ある。
無機の添加剤を加えることによって有意に影響されな
い。それは、フィルムの厚さ100μmに関して0.2
〜0.4g/m2・dである(23℃、相対湿度85%)。
添加剤を用いると、顔料着色された又は乳白色の又は着
色されたフィルムを製造することができる。この手段に
よって、医薬品パックの色特性(color characterizati
on)を提供したり、光に敏感な医薬品のために不透明度
を増加させたり、又はフィルムの印刷性を向上させるこ
とができる。COCバッキングフィルムの印刷性は、表
面の極性を増大させる適当な方法を用いることによって
向上させても良い。それは、フィルムをコロナ処理する
ことによって達成することができる。該添加剤は、例え
ばホモポリマー又はコポリマーの形態のポリプロピレン
又はポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリアセタール及びアクリレートポリマー
及びメタクリレートポリマーのような有機ポリマーであ
ってよい。用いることができる無機顔料は、二酸化チタ
ン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム及
び炭酸バリウムである。熱可塑性ポリマーのベースフィ
ルムに対する接着力を向上させるために、ヒートシール
可能なコーティングを新規なバッキングフィルムに対し
て施用しても良い。ヒートシール可能なコーティング
は、用いられるベースフィルムのタイプに適合させなけ
ればならない。ヒートシール可能なコーティングのため
の材料の例は、例えば、とりわけ、ビニルアセテート又
はアクリレートモノマーと共重合させることによって得
られるような、各場合において、極性基を異なる割合で
有するエチレンポリマー及びプロピレンポリマー、及び
エチレン又はプロピレンと、α-オレフィン及び極性モ
ノマーとのコポリマーに基づくポリマーである。また、
用いられるヒートシール可能なコーティングは、とりわ
け、マレイン酸無水物によってグラフトされるエチレン
又はプロピレンのコポリマーであることができる。ヒー
トシール可能なコーティングを選択することによって、
広範な範囲でヒートシール温度を調節することができ
る。
る。
いて調製した、エチレン含量(13C-NMR)45モル
%、ガラス転移温度(DSC,20℃/分,中点値)1
40℃、溶液粘度(135℃デカリン中0.5重量%濃
度溶液)58ml/g及び分子量Mw:42000g/モル及
びMn:19500g/モル(GPC,ポリエチレン基
準,o−ジクロロベンゼン,T = 135℃)を有す
る、エチレンと2−ノルボルネンとのコポリマーから製
造した。前記フィルムは、非常に脆弱であり、容易に破
損した。このフィルムの機械的性質は以下の通りであっ
た: (三つの測定値からの平均値):特性 厚さ(μm) 30 弾性率(MPa) 2350 引裂強さ(MPa) 60 破断点伸び(%) 2破壊抵抗(N/mm) 60
延伸フィルムを製造した。そのフィルムから一つの縁が
20cmの正方形を切り出し、延伸フレームにクランプし
た。温度150℃で5分間予熱した後、フィルムを3倍
だけ同時に二軸延伸した。延伸後、その縁を取り出した
(約5cm)。製造したフィルムは、以下の特性を有して
いた(三つの測定値からの平均値):特性 厚さ(μm) 30 弾性率(MPa) 3350 引裂強さ(MPa) 92 破断点伸び(%) 45破壊抵抗(N/mm) 550
延伸フィルムを製造した。そのフィルムから一つの縁が
20cmの正方形を切り出し、延伸フレームにクランプし
た。温度150℃で5分間予熱した後、フィルムを、一
方向へ1.2倍だけ及び他の方向へ3.0倍だけ同時に
二軸延伸した。延伸後、その縁を取り出した(約5c
m)。製造したフィルムは、以下の特性を有していた
(三つの測定値からの平均値): 特性 延伸係数: 延伸係数: 1.2 3.0 厚さ(μm) 30 30 弾性率(MPa) 2500 3600 引裂強さ(MPa) 55 95 破断点伸び(%) 2 30破壊抵抗(N/mm) 120 120
用いて調製した、エチレン含量(13C-NMR)55モ
ル%、ガラス転移温度(DSC,20℃/分,中点値)
80℃、溶液粘度(135℃デカリン中0.5重量%濃
度溶液)80ml/g及び分子量Mw:52000g/モル及
びMn:24500g/モル(GPC,ポリエチレン基
準,o−ジクロロベンゼン,T = 135℃)を有す
る、エチレンと2−ノルボルネンとのコポリマーから押
出によって製造した。前記フィルムは、非常に脆弱であ
り、容易に破損した。このフィルムの機械的性質は以下
の通りであった:特性 厚さ(μm) 200 弾性率(MPa) 2050 引裂強さ(MPa) 65 破断点伸び(%) 3〜4破壊抵抗(N/mm) 200
ーから押出によって、厚さ200μmの非延伸フィルム
を製造した。そのフィルムから一つの縁が20cmの正方
形を切り出し、延伸フレームにクランプした。温度90
℃で5分間予熱した後、フィルムを、様々な係数で一つ
の方向へ延伸した。延伸後、その縁を取り出した(約5
cm)。製造したフィルムは、以下の特性を有していた: 延伸方向に 延伸係数 延伸係数 延伸係数おける特性 1.1(5) 1.4(6) 2.0(7) 厚さ(μm) 185 145 128 弾性率(MPa) 2500 3600 3600 引裂強さ(MPa) 55 95 95 破断点伸び(%) 2 45 45破壊抵抗(N/mm) 210 245 290
マー75%(w/w)と、ポリプロピレンホモポリマー
(Tm:160℃,MFI(230/2.16):9ml/
10分)25%(w/w)との混合物から、押出によって、
厚さ200μmの非延伸フィルムを製造した。そのフィ
ルムから一つの縁が20cmの正方形を切り出し、延伸フ
レームにクランプした。温度100℃で5分間予熱した
後、フィルムを、様々な係数で一つの方向へ延伸した。
延伸後、その縁を取り出した(約5cm)。製造したフィ
ルムは、以下の特性を有していた: 延伸方向に 延伸係数 延伸係数 延伸係数おける特性 2.0(8) 2.9(9) 3.5(10) 厚さ(μm) 114 145 128 弾性率(MPa) 2350 2450 2600 引裂強さ(MPa) 110 115 120 破断点伸び(%) 70 90 110破壊抵抗(N/mm) 300 − 1100 延伸方向に対して直角方向におけるこれらのフィルムの
特性は:破断点伸び:3〜4%、弾性率2050〜21
00MPa、引裂強さ:40 〜45MPaであった。
得られたフィルムの有効性を、23℃及び相対湿度85
%で測定した。その結果を以下の表に示す。フィルム 水蒸気透過(g・100μm/m2・d) No.4 0.27 No.7 0.28No.8 0.28
Claims (8)
- 【請求項1】 シクロオレフィンポリマーから成る、又
はシクロオレフィンポリマーと一種類以上の熱可塑性樹
脂との混合物から成る少なくとも一つの層を含み、また
相対湿度約85%及び温度約23℃において、≦0.0
35g・mm/m2dの水蒸気透過、≦300N/mmの破壊抵抗及
び≦100μmの厚さを有する単層フィルム又は多層フ
ィルム。 - 【請求項2】 シクロオレフィンポリマーの総重量を基
準として、0.1〜100重量%、好ましくは0.1〜
99.9重量%の下式I,II,II’,III,I
V,V又はVI 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7及びR
8は、同じか又は異なっていて、水素、例えば線状又は
枝分れC1〜C8-アルキル基、C6〜C18-アリール基、
C7〜C20-アルキレンアリール基、環式又は非環式C2
〜C20-アルケニル基のようなC1〜C20-炭化水素基で
あり、もしくは飽和、不飽和又は芳香族の環を形成し、
また同じ基R1〜R8は、異なる式I〜VIにおいて異な
っていても良く、またnは、0〜5である)で表される
少なくとも一種類の環式オレフィンの重合単位、及び、
シクロオレフィンコポリマーの全構造を基準として0〜
99モル%の下式VII 【化2】 (式中、R9,R10,R11及びR12は、同じか又は異な
っていて、水素、例えばC1〜C8-アルキル基又はC6〜
C18-アリール基のような線状又は枝分れの、飽和又は
不飽和C1〜C20-炭化水素基である)で表される一種類
以上の非環式オレフィンから誘導される重合単位を含む
ポリマーの組から選択される少なくとも一種類のシクロ
オレフィンポリマーを含む請求項1記載の単層フィルム
又は多層フィルム。 - 【請求項3】 式I〜VIを有するモノマーの少なくと
も一種類を開環重合し、その得られた生成物を水素化す
ることによって得られる少なくとも一種類のシクロオレ
フィンポリマーを含む請求項1記載の単層フィルム又は
多層フィルム。 - 【請求項4】 シクロオレフィンコポリマーの全構造を
基準として0〜45モル%の、下式VIII 【化3】 (式中、nは2〜10の数である)で表される一種類以
上の単環式オレフィンから誘導される重合単位を含む少
なくとも一種類のシクロオレフィンポリマーを含む請求
項1〜3のいずれかに記載の単層フィルム又は多層フィ
ルム。 - 【請求項5】 一軸延伸され、1.1〜4.0の延伸比
を有する請求項1〜4のいずれかに記載の単層フィルム
又は多層フィルム。 - 【請求項6】 一種類以上の無機充填剤である、二酸化
チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウ
ム及び炭酸バリウムを含む請求項1〜5のいずれかに記
載の単層フィルム又は多層フィルム。 - 【請求項7】 ブリスターパック用のバッキングフィル
ムとしての請求項1〜6のいずれかに記載の単層フィル
ム又は多層フィルムの使用。 - 【請求項8】 医薬品、特に乾燥経口製剤を貯蔵し且つ
輸送するための請求項7記載のブリスターパックの使
用。
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