JPH10168132A - 狭分散アルケニルフェノール系共重合体及びその製造方法 - Google Patents

狭分散アルケニルフェノール系共重合体及びその製造方法

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JPH10168132A
JPH10168132A JP8344556A JP34455696A JPH10168132A JP H10168132 A JPH10168132 A JP H10168132A JP 8344556 A JP8344556 A JP 8344556A JP 34455696 A JP34455696 A JP 34455696A JP H10168132 A JPH10168132 A JP H10168132A
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Yukikazu Nobuhara
幸和 信原
Hitoshi Matsumoto
仁志 松本
Yutaka Shimizu
豊 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単峰性で分子量分布が狭く、且つ、構造の制
御された、アルケニルフェノールと、PAGにより用意
に分解してカルボン酸を生成する(メタ)アクリル酸エ
ステル類との共重合体、及びその製造方法を提供する事
をその目的とする。 【解決手段】 一般式(I)、一般式(II)及び一般
式(III) 【化1】 【化2】 【化3】 (R1 、R2 、R3 は、各々独立に水素原子又はメチル
基を表し、R4 は、置換基を有してもよい炭素数が1〜
12のアルキル基、もしくはヘテロ環基を表し、R
5 は、置換基を有してもよい炭素数が7〜15の脂環族
基または、該脂環族基を有するアルキル基を表す。)で
表される構造単位からなり、数平均分子量が1,000
〜50,000、数平均分子量(Mn)と重量平均分子
量(Mw)との比がMw/Mn=1.00〜1.50で
かつ、一般式(I)の構造単位の繰り返しと〔一般式
(II)の構造単位の繰り返し+一般式(III)の構
造単位の繰り返し〕との比が1/9〜9/1である狭分
散アルケニルフェノール系共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭分散アルケニル
フェノール系共重合体に係り、更に詳しくは、数平均分
子量が1,000〜50,000であり、数平均分子量
(Mn)と重量平均分子量(Mw)との比がMw/Mn
=1.00〜1.50である狭分散アルケニルフェノー
ル系共重合体、及びその製造方法に関する。本発明の共
重合体は、エキシマレーザーレジスト材料としての利用
が期待される。
【0002】
【従来の技術】ポリp−ヒドロキシスチレンに代表され
るアルケニルフェノールのホモポリマー、コポリマー
は、化学増幅型・エキシマレーザーレジスト材料として
有用な事が知られている。コポリマーの中で(メタ)ア
クリル酸エステル類とのコポリマーは、従来は、ビニル
フェノールモノマーと(メタ)アクリル酸エステルモノ
マーとを熱重合させる事により製造されていた。
【0003】LSIの高集積化は年々進んでおり、それ
と共にパターンの微細化が要求されている。微細加工に
は光露光によるフォトリソグラフィー技術が使われてお
り、次世代の技術として、0.25μmルールを要求さ
れる256MbDRAMにはKrFエキシマレーザー光
を使用するエキシマリソグラフィーが有望視されてい
る。KrFエキシマレーザーレジストのベース樹脂とし
ては、最近、ポリp−ヒドロキシスチレンのホモポリマ
ーやスチレンとのコポリマーが使われ始めている。化学
増幅型レジストの潜像形成反応は、酸発生反応(露光
時)と触媒反応(post exposure bak
ing−PEB時)の2段階になる事が特徴である。こ
のため触媒酸の安定性が問題であり、露光からPEBま
でのインターバルが長くなると、空気中の不純物の影響
等によりT−トップを形成したり、パターン形成が不可
能となる。従って、いわゆる環境安定型のレジストが必
要となり、その有力なものとしてヒドロキシスチレン
と、光酸発生剤(PAG)により分解してカルボン酸を
生成し易い(メタ)アクリル酸エステル類、例えばアル
キルメタクリレートとのコポリマーが注目されている。
しかしながら、従来の前記コポリマーは、熱重合法で製
造される為、必然的に未反応モノマーや低分子量体、
又、各成分のホモポリマーを含む混合物の形で得られ、
従って、設定通りの構造を有する狭分散の共重合体を得
る事は不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、単峰性で分
子量分布が狭く、且つ、構造の制御された、アルケニル
フェノールと、PAGにより容易に分解してカルボン酸
を生成する(メタ)アクリル酸エステル類との共重合
体、及びその製造方法を提供する事をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、リビングアニオン重合
法によりアルケニルフェノールのフェノール性水酸基を
飽和脂肪族系保護基により保護した化合物を単独重合又
はビニル芳香族化合物とを共重合した後、PAGにより
容易に分解してカルボン酸を生成する(メタ)アクリル
酸エステル類とブロック共重合を行い、更に特定の(メ
タ)アクリル酸エステルを共重合し、しかる後酸性試剤
を作用させる事により飽和脂肪肪族系保護基のみが脱離
して、分子量分布が狭く、且つ構造の制御されたアルケ
ニルフェノールと前記(メタ)アクリル酸エステル類と
のブロック共重合体が製造出来る事を見出し、本発明を
完成した。
【0006】即ち、本発明は、一般式(I)、一般式
(II)及び一般式(III)
【0007】
【化7】
【0008】
【化8】
【0009】
【化9】
【0010】(R1 、R2 、R3 は、各々独立に水素原
子又はメチル基を表し、R4 は、置換基を有してもよい
炭素数が1〜12のアルキル基、もしくはヘテロ環基を
表し、R5 は、置換基を有してもよい炭素数が7〜15
の脂環族基または、該脂環族基を有するアルキル基を表
す。)で表される構造単位からなり、数平均分子量が
1,000〜50,000、数平均分子量(Mn)と重
量平均分子量(Mw)との比がMw/Mn=1.00〜
1.50でかつ、一般式(I)の構造単位の繰り返しと
〔一般式(II)の構造単位の繰り返し+一般式(II
I)の構造単位の繰り返し〕との比が1/9〜9/1で
ある狭分散アルケニルフェノール系共重合体であり、ブ
ロック共重合体である。
【0011】また、アルカリ金属又は有機アルカリ金属
を重合開始剤とするアニオン重合法により、一般式(I
V)
【0012】
【化10】
【0013】(R1 は、水素原子又はメチル基を表し、
6 は、炭素数が1〜6のアルキル基を表す。)で表さ
れるフェノール残基の水酸基が飽和脂肪族系保護基によ
り保護された化合物を単独重合あるいはビニル芳香族化
合物とを共重合し、次いで一般式(V)
【0014】
【化11】
【0015】(R2 は、各々独立に水素原子又はメチル
基を表し、R4 は、置換基を有してもよい炭素数が1〜
12のアルキル基、またはヘテロ環基を表す。)で表さ
れる(メタ)アクリル酸アルキルエステル類とブロック
共重合を行い、次いで、一般式(VI)
【0016】
【化12】
【0017】(R3 は、各々独立に水素原子又はメチル
基を表し、R5 は、置換基を有してもよい炭素数が7〜
15の脂環族基または、該脂環族基を有するアルキル基
を表す。)で表される(メタ)アクリル酸エステル類と
共重合を行った後、一般式(IV)の飽和脂肪族系保護
基を脱離させることを特徴とする請求項1記載の狭分散
アルケニルフェノール系ブロック共重合体の製造方法で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において用いる一般式(IV)で表される化合物
としては、p−n−ブトキシスチレン、p−sec−ブ
トキシスチレン、p−tert−ブトキシスチレン、p
−tert−ブトキシ−α−メチルスチレン、m−te
rt−ブトキシスチレン、m−tert−ブトキシ−α
−メチルスチレン等が例示され、これらは一種単独又は
2種以上の混合物として使用される。
【0019】ビニル芳香族化合物としては、スチレン、
o−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチル
スチレン、p−tert−ブチルスチレン、1,3−ブ
チルスチレン等が挙げられ、これらは一種単独又は2種
以上の混合物として使用される。
【0020】一般式(V)で示される(メタ)アクリル
酸エステルとしては、メチルアクリレート、メチルメタ
クリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリ
レート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタ
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、イソデシルアクリレー
ト、イソデシルメタクリレート、イソオクチルアクリレ
ート、イソオクチルメタクリレート、ラウリルアクリレ
ート、ラウリルメタクリレート等が例示され、炭素数3
〜7の脂環族基又はヘテロ環基を有する(メタ)アクリ
ル酸エステルとしては、シクロヘキシルアクリレート、
シクロヘキシルメタクリレート、テトラヒドロフラニル
アクリレート、テトラヒドロフラニルメタクリレート、
テトラヒドロピラニルアクリレート、テトラヒドロピラ
ニルメタクリレート、3−オキソシクロヘキシルアクリ
レート、3−オキソシクロヘキシルメタクリレート等が
例示され、これらは一種単独又は二種以上の混合物とし
て使用される。
【0021】一般式(VI)で示される(メタ)アクリ
ル酸エステルとしては、1−アダマンチルアクリレー
ト、1−アダマンチルメタクリレート、2−メチルー2
−アダマンチルアクリレート、2−メチル−2−アダマ
ンチルメタクリレート、1−メチレンアダマンチルアク
リレート、1−メチレンアダマンチルメタクリレート、
1−エチレンアダマンチルアクリレート、1−エチレン
アダマンチルメタクリレート、3,7−ジメチル−1−
アダマンチルアクリレート、3,7−ジメチル−1−ア
ダマンチルメタクリレート、イソボルニルアクリレー
ト、イソボルニルメタクリレート、トリシクロデカニル
アクリレート、トリシクロデカニルメタクリレート、ノ
ルボルナンアクリレート、ノルボルナンメタクリレー
ト、メンチルアクリレート、メンチルメタクリレート、
ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニル
メタクリレート等が例示され、これらは一種単独又は2
種以上の混合物として使用される。
【0022】本発明の共重合体の製造方法は、アルカリ
金属又は有機アルカリ金属を重合開始剤として、前記一
般式(IV)で示される化合物、要すればビニル芳香族
化合物とを併用してアニオン重合を行い、次いで反応系
に前記一般式(V)で示される化合物、前記一般式(V
I)で示される化合物を逐次添加してブロック共重合が
行われるが、この反応は通常、窒素、アルゴン等の不活
性ガス雰囲気下、有機溶媒中において、−100℃〜5
0℃の温度で行われる。
【0023】重合開始剤のアルカリ金属としては、リチ
ウム、ナトリウム、カリウム、セシウム等が例示され、
有機アルカリ金属としては、前記アルカリ金属のアルキ
ル、アリル化物及びアリール化物が使用可能である。こ
れらの化合物として、エチルリチウム、n−ブチルリチ
ウム、s−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、エチ
ルナトリウム、リチウムビフェニル、リチウムナフタレ
ン、リチウムトリフェニル、ナトリウムビフェニル、ナ
トリウムナフタレン、ナトリウムトリフェニル、1,1
−ジフェニルヘキシルリチウム、1,1−ジフェニル−
3−メチルペンチルリチウム等が例示される。
【0024】有機溶媒としては、n−ヘキサン、n−ヘ
プタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン、シクロ
ペンタン等の脂環族炭化水素類、ベンゼン、トルエン等
の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類の他アニソール、ヘ
キサメチルホスホルアミド等の通常アニオン重合におい
て使用される有機溶媒の一種単独または2種以上の混合
溶媒として使用される。
【0025】得られた共重合体から飽和脂肪族系保護基
を脱離させ、アルケニルフェノール骨格を生成せしめる
反応は、前記重合反応で例示した溶媒の他、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、エチルセロソルブ等のセロソ
ルブ類、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類の存在
下、塩酸、塩化水素ガス、硫酸、臭化水素酸、1,1,
1−トリフロロ酢酸、p−トルエンスルホン酸等の酸性
試剤を触媒として室温〜150℃の温度で反応を行う事
が出来る。この反応において、前記一般式(V)で示さ
れる(メタ)アクリル酸エステルセグメントのエステル
置換基は、前記一般式(VI)で示される(メタ)アク
リル酸エステルセグメントのバルキーなエステル置換基
の立体障害効果により加水分解を起こさず、前記一般式
(IV)で示される化合物の飽和脂肪族系保護基のみが
脱離される。その結果、本発明である狭分散且つ構造の
制御されたアルケニルフェノール系共重合体が製造され
る。
【0026】
【実施例】本発明を実施例、及び比較例により、更に詳
細に説明する。但し、本発明の範囲は、下記実施例によ
り何ら制限を受けるものではない。実施例中、mは、ア
ルケニルフェノールの繰り返し単位の総数を、nは、一
般式(V)で示される(メタ)アクリル酸エステルが重
合した繰り返し単位の総数を、また、pは、一般式(V
I)で示される(メタ)アクリル酸エステルが重合した
繰り返し単位の総数を示す。
【0027】実施例1 窒素雰囲気下において、テトラヒドロフラン(以下、T
HFと略す) 1500g中に、n−ブチルリチウム
(以下、NBLと略す)35ミリモルを加え、攪拌下、
−40℃に保持しながら、p−tert−ブトキシスチ
レン(以下、PTBSTと略す)1.03モルを1時間
かけて滴下、更に反応を1時間継続し、ガスクロマトグ
ラフィー(以下、GCと略す)により反応完結を確認し
た。この段階で反応系から少量を採取し、メタノールに
より反応を停止させた液についてゲルパーミィエイショ
ンクロマトグラフィー(以下、GPCと略す)により分
析した所、PTBSTポリマーは、Mn=5200、M
w/Mn=1.08の単分散ポリマーであった。次い
で、反応系に、tert−ブチルメタクリレート(以
下、t−BMAと略す)1モルを1時間かけて滴下、更
に反応を1時間継続して、GCにより反応完結を確認し
た。この段階で前記と同様に採取、GPC分析を行った
所、Mn=9400、Mw/Mn=1.12の単分散ポ
リマーであった。次いで、反応系に、イソボルニルメタ
クリレート0.2モルを30分かけて滴下、更に反応を
1時間継続し、GCにより反応完結を確認した。つぎ
に、反応系にメタノールを加えて反応を停止させ、反応
液を大量のメタノール中に投入してポリマーを析出さ
せ、濾過、洗浄後、60℃で15時間乾燥して白色粉体
状のポリマーを得た。用いたモノマー総量に対する重合
収率は、99.5%であった。このコポリマーをGPC
分析を行った所、Mn=10700、Mw/Mn=1.
12の単分散ポリマーであった。つぎに、得られたポリ
マー10gをエタノールに溶解して30%溶液とし、濃
塩酸3gを加えて70℃で3時間反応を行った後、反応
液を大量の水中に投入してポリマーを析出させ、濾過、
洗浄後、60℃で5時間乾燥して白色粉体状のポリマー
8.4gを得た。この反応において、反応前後における
ポリマーの赤外吸収スペクトル(以下、IRと略す)及
13C NMR(以下、NMRとのみ記す)を比較し
た。 IR:890cm-1におけるポリPTBSTのt−ブチ
ル基由来の吸収(ポリt−BMAには存在しない)が反
応後は消失し、あらたに3300cm-1付近に水酸基由
来のブロードな吸収が観察された。 NMR:29ppm付近におけるポリPTBSTのt−
ブチル基由来のピークが反応後は消失しており、一方、
27ppm付近のポリt−BMAのt−ブチル基由来の
ピークは、ベンゼン環カーボンに対する面積比が反応前
後において変化していなかった。更に、生成したポリマ
ーの酸価を測定した所、2.8KOHmg/gでポリ−
p−ヒドロキシスチレンホモポリマーと殆ど同じ値であ
った。また、生成したポリマーについてGPCを測定し
た所、Mn=9000、Mw/Mn=1.12の単分散
ポリマーであリ、NMRにより測定した共重合比率は、
m/n/p=29/29/6であった。以上の事から、
共重合及びその後の脱離反応は設定通り行われ、p−ヒ
ドロキシスチレンと、t−BMAとを主構成セグメント
とし、末端にイソボルニルメタクリレートセグメントを
有する狭分散アルケニルフェノール系ブロック共重合体
が生成した事を確認した。
【0028】実施例2 窒素雰囲気下において、THF1500g中に、NBL
50ミリモルを加え、攪拌下、−40℃に保持しなが
ら、PTBST1モルを1時間かけて滴下、更に1時間
反応を継続し、GCにより反応完結を確認した。この段
階でのPTBSTポリマーは、Mn=3500、Mw/
Mn=1.10の単分散ポリマーであった。次いで、反
応系に、メチルメタクリレート0.3モル、t−BMA
0.3モルの混合物を1時間かけて滴下、更に反応を1
時間継続し、GCにより反応完結を確認した。この段階
でのポリマーは、Mn=5000、Mw/Mn=1.1
3の単分散ポリマーであった。次いで、反応系にトリシ
クロデカニルメタクリレート0.1モルを30分かけて
滴下、更に1時間反応を継続してGCにより反応完結を
確認した。つぎに、反応液を実施例.1におけると同様
にしてあと処理を行い、白色粉体状のポリマーを得た。
用いたモノマー総量に対する重合収率は、99.0%で
あった。このポリマーのGPC分析を行った所、Mn=
5500、Mw/Mn=1.13の単分散ポリマーであ
った。つぎに、得られたポリマー10gをエタノールに
溶解して、濃硫酸0.5gを加えて60℃で3時間反応
を行った後、反応液を大量の水中に投入してポリマーを
析出させ、濾過、洗浄後、60℃で5時間乾燥して白色
粉体状のポリマー 7.9gを得た。この反応におい
て、反応前後におけるポリマーのIR及びNMRを比較
した。 IR:反応後、890cm-1の吸収が消失し、新たに3
300cm-1付近にブロードな吸収が観察された。 NMR:反応後、29ppm付近のピークが消失、27
ppm付近のピーク及び50ppm付近のポリメチルメ
タクリレートのメチル基由来のピークは、ベンゼン環カ
ーボンに対する面積比が前後において変化していなかっ
た。更に、生成したポリマーの酸価は、2.8KOHm
g/gであった。また、生成したポリマーについてGP
Cを測定した所、Mn=4300、Mw/Mn=1.1
3であり、NMRにより測定した共重合比率は、m/n
/p=20/16/2であった。以上の事から、共重合
及びその後の脱離反応は設定通り行われ、p−ヒドロキ
シスチレンセグメントと、メチルメタクリレートセグメ
ントと、t−BMAセグメントを主構成単位とし、末端
にトリシクロデカニルメタクリレートセグメントを有す
る狭分散ブロック共重合体が生成した事を確認した。
【0029】実施例3 窒素雰囲気下において、THF 2500g中に、ナト
リウム40ミリモルを含むナトリウム−ケロシン分散体
加え、攪拌下、−60℃に保持しながら、p−tert
−ブトキシ−α−メチルスチレン(以下、PTBMST
と略す)1モルとスチレン 0.2モルとの混合物を1
時間かけて滴下、更に1時間反応を継続して、GCによ
り反応完結を確認した。この段階でのポリマーは、Mn
=11500、Mw/Mn=1.22の単分散ポリマー
であった。ついで、反応系に、テトラヒドロピラニルメ
タクリレート1モルを1時間かけて滴下し、更に反応を
1時間継続して、GCにより反応完結を確認した。この
段階でのポリマーは、Mn=21000、Mw/Mn=
1.25の単分散ポリマーであった。ついで、反応系
に、ジシクロペンテニルメタクリレート0.1モルを3
0分かけて滴下、更に1時間反応を継続し、GCにより
反応完結を確認した。つぎに、反応液を実施例.1にお
けると同様にして後処理を行い、白色粉体状のポリマー
を得た。用いたモノマー総量に対する重合収率は、9
8.7%であった。このポリマーのGPC分析を行った
所、Mn=22000、Mw/Mn=1.25の単分散
ポリマーであった。つぎに、得られたポリマー10gを
エタノール/トルエン=3/1(重量比)の混合溶媒に
溶解して20%溶液とし、濃塩酸3gを加えて70℃で
3時間反応を行った後、反応液を大量の水中に投入して
ポリマーを析出させ、濾過、洗浄後、60℃で5時間乾
燥して白色粉体状のポリマー8.6gを得た。この反応
において、反応前後におけるポリマーのIR及びNMR
を測定、比較した。その結果、IRにおいて、890c
-1の吸収が消失し、あらたに3300cm-1付近にブ
ロードな吸収が観察され、NMRにおいて29ppm付
近のピークが消失している事が確認された。更に、生成
したポリマーの酸価は、2.3KOHmg/gであっ
た。また、生成したポリマーについてGPCを測定した
所、Mn=19200、Mw/Mn=1.25の単分散
ポリマーであり、NMRにより測定した共重合比率は、
m/n/p= 60/50/5であった。以上の事か
ら、共重合及びその後の脱離反応は設定通り行われ、p
−ヒドロキシ−α−メチルスチレン−スチレンセグメン
トと、テトラヒドロピラニルメタクリレートセグメント
とを主構成単位とし、末端にジシクロペンテニルメタク
リレートセグメントを有する狭分散ブロック共重合体が
生成した事を確認した。
【0030】比較例1 実施例1において、第3番目に加えた共重合成分,イソ
ボルニルメタクリレートを用いない他は、実施例1と同
様に共重合〜後処理を行い、Mn=9300、Mw/M
n=1.11の単分散コポリマーを得た。得られたポリ
マー10gをエタノールに溶解して実施例1におけると
同様にして脱離反応〜後処理を行い、白色粉体状のポリ
マー6.4gを得た。この反応において、反応前後にお
けるポリマーのIR及びNMRを測定した。 IR:890cm-1の吸収が消失し、あらたに3300
cm-1付近にブロードな吸収が観察された。 NMR:反応後、29ppm付近のピークが消失し、2
7ppm付近のピークは、ベンゼン環カーボンに対する
面積比が反応前の15%まで減少していた。又、生成し
たポリマーの酸価を測定した所、230KOHmg/g
であった。また、生成したポリマーについてGPCを測
定した所、Mn=6200、Mw/Mn=1.12の単
分散ポリマーであった。以上の事から、共重合反応は設
定通り進行し、脱離反応時、ポリPTBSTセグメント
のブトキシ基は予定通り完全に脱離したが、一方では、
ポリt−BMAのエステル部分も殆どが加水分解され、
設定通りのp−ヒドロキシスチレンセグメントと、t−
BMAセグメントとからなるブロック共重合体は得られ
なかった。
【0031】比較例2 実施例3において、第3番目に加えた成分,ジシクロペ
ンテニルメタクリレートを用いない他は、実施例3と同
様に共重合〜後処理を行い、Mn=21500、Mw/
Mn=1.25の単分散ポリマーを得た。得られたポリ
マーを実施例3と同様にして脱離反応〜後処理を行い、
白色粉体状のポリマー6.2gを得た。この反応におい
て、反応前後におけるポリマーのIRを測定した所、8
90cm-1の吸収が消失し、あらたに3300cm-1
近にブロードな吸収が観察され、また、1725cm-1
のエステル由来の吸収が著しく減少してショルダーとな
り、あらたに1700cm-1にカルボン酸由来の吸収が
観察された。また、生成したポリマーの酸価を測定した
所、218KOHmg/gであった。また、生成したポ
リマーについてGPCを測定した所、 Mn=1290
0、Mw/Mn=1.25の単分散ポリマーであった。
以上の事から、共重合反応は設定通りに進行し、脱離反
応において、ポリPTBMSTセグメントのブトキシ基
は予定通り完全に脱離したが、一方では、ポリ−テトラ
ヒドロピラニルメタクリレートセグメントのエステル部
分も殆どが加水分解され、設定通りのp−ヒドロキシ−
α−メチルスチレン−スチレンセグメントと、テトラヒ
ドロピラニルメタクリレートセグメントとからなるブロ
ック共重合体は得られなかった。
【0032】
【発明の効果】単峰性で分子量分布が狭く、且つ、構造
の制御された、アルケニルフェノールと、PAGにより
用意に分解してカルボン酸を生成する(メタ)アクリル
酸エステル類との共重合体であり、エキシマレーザーレ
ジスト材料としての利用が期待される狭分散アルケニル
フェノール系共重合体を得ることが出来た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 仁志 千葉県市原市五井南海岸12−54 日本曹達 株式会社機能製品研究所内 (72)発明者 清水 豊 千葉県市原市五井南海岸12−54 日本曹達 株式会社機能製品研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)、一般式(II)及び一般
    式(III) 【化1】 【化2】 【化3】 (R1 、R2 、R3 は、各々独立に水素原子又はメチル
    基を表し、R4 は、置換基を有してもよい炭素数が1〜
    12のアルキル基、もしくはヘテロ環基を表し、R
    5 は、置換基を有してもよい炭素数が7〜15の脂環族
    基または、該脂環族基を有するアルキル基を表す。)で
    表される構造単位からなり、数平均分子量が1,000
    〜50,000、数平均分子量(Mn)と重量平均分子
    量(Mw)との比がMw/Mn=1.00〜1.50で
    かつ、一般式(I)の構造単位の繰り返しと〔一般式
    (II)の構造単位の繰り返し+一般式(III)の構
    造単位の繰り返し〕との比が1/9〜9/1である狭分
    散アルケニルフェノール系共重合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共重合体がブロック共重
    合体である請求項1記載の狭分散アルケニルフェノール
    系共重合体。
  3. 【請求項3】 アルカリ金属又は有機アルカリ金属を重
    合開始剤とするアニオン重合法により、一般式(IV) 【化4】 (R1 は、水素原子又はメチル基を表し、R6 は、炭素
    数が1〜6のアルキル基を表す。)で表されるフェノー
    ル残基の水酸基が飽和脂肪族系保護基により保護された
    化合物を単独重合あるいはビニル芳香族化合物とを共重
    合し、次いで一般式(V) 【化5】 (R2 は、各々独立に水素原子又はメチル基を表し、R
    4 は、置換基を有してもよい炭素数が1〜12のアルキ
    ル基、またはヘテロ環基を表す。)で表される(メタ)
    アクリル酸アルキルエステル類とブロック共重合を行
    い、次いで、一般式(VI) 【化6】 (R3 は、各々独立に水素原子又はメチル基を表し、R
    5 は、置換基を有してもよい炭素数が7〜15の脂環族
    基または、該脂環族基を有するアルキル基を表す。)で
    表される(メタ)アクリル酸エステル類と共重合を行っ
    た後、一般式(IV)の飽和脂肪族系保護基を脱離させ
    ることを特徴とする請求項1記載の狭分散アルケニルフ
    ェノール系ブロック共重合体の製造方法。
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