JPH10167234A - ワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置 - Google Patents
ワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置Info
- Publication number
- JPH10167234A JPH10167234A JP35254796A JP35254796A JPH10167234A JP H10167234 A JPH10167234 A JP H10167234A JP 35254796 A JP35254796 A JP 35254796A JP 35254796 A JP35254796 A JP 35254796A JP H10167234 A JPH10167234 A JP H10167234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container bag
- fitting
- opening device
- opening
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全かつ迅速にワンウェイ型コンテナバッグ
の内容物の排出作業を行う。 【解決手段】開口装置本体に穿頭金具と切断金具を備え
下方には金網を配置し、また、切断金具上半分には刃部
を備える。
の内容物の排出作業を行う。 【解決手段】開口装置本体に穿頭金具と切断金具を備え
下方には金網を配置し、また、切断金具上半分には刃部
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流動性のある粉粒体
や液体の輸送用のコンテナバッグの開口装置及びそれを
用いた開口法に関するものである。
や液体の輸送用のコンテナバッグの開口装置及びそれを
用いた開口法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンテナバッグは粉粒体等の不定形物の
輸送容器として広く用いられている。バッグの内容物を
排出させる際には、底部に設けられた排出口を開口する
ことにより落下させている。排出口は通常ひも等により
堅く綴じられ、開口作業の際にこのひもを引くことによ
り排出口を開いている。また、排出口を有しない簡素な
構造のものは、ワンウェイ型と呼ばれ、底部を鎌、カッ
ター等の切断工具により破り内容物を排出する、再使用
しない方式の物である。
輸送容器として広く用いられている。バッグの内容物を
排出させる際には、底部に設けられた排出口を開口する
ことにより落下させている。排出口は通常ひも等により
堅く綴じられ、開口作業の際にこのひもを引くことによ
り排出口を開いている。また、排出口を有しない簡素な
構造のものは、ワンウェイ型と呼ばれ、底部を鎌、カッ
ター等の切断工具により破り内容物を排出する、再使用
しない方式の物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記2種の方
法には次の問題があった。すなわち、いずれも人が関与
して作業するので、開口作業の際、急激に飛び出す内容
物が作業者に落下する危険があった。また、バッグの内
容物が粉体の場合には、作業者の間近で粉塵が発生する
ため、マスク、ゴーグル等の保護具の用意が必要であっ
た。安全に開口作業を行う手段として、実開平5−77
086では、離れた位置からひもを引く治具が紹介され
ている。治具の使用により、コンテナの下での作業は回
避できるものの、作業者が粉塵にさらされる事に変わり
はない上、開口作業の確実さにも問題があった。
法には次の問題があった。すなわち、いずれも人が関与
して作業するので、開口作業の際、急激に飛び出す内容
物が作業者に落下する危険があった。また、バッグの内
容物が粉体の場合には、作業者の間近で粉塵が発生する
ため、マスク、ゴーグル等の保護具の用意が必要であっ
た。安全に開口作業を行う手段として、実開平5−77
086では、離れた位置からひもを引く治具が紹介され
ている。治具の使用により、コンテナの下での作業は回
避できるものの、作業者が粉塵にさらされる事に変わり
はない上、開口作業の確実さにも問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、開口
のための手段として、図1に示す形態の装置を提供す
る。本装置は本体(1)に穿頭金具(2)と切断金具(3)を
備え、下方には金網(4)を配置する。また、切断金具上
半分には刃部(5)を備えると効率よく開口できる。本発
明による開口法は、ホイストに吊られたコンテナバッグ
を開口装置上に降下させ、最上部に設置してある穿頭金
具により底部を突き破り、さらに切断金具により押し広
げることにより、開梱作業を行うものである。また、切
断金具の上半分に刃部(5)を設けると、開口部を切り開
くことができるのでより効率的である。コンテナバッグ
が切り裂かれると、内容物は自重で容易に排出されるの
で、簡便な作業によって排出作業が行われるものであ
る。
のための手段として、図1に示す形態の装置を提供す
る。本装置は本体(1)に穿頭金具(2)と切断金具(3)を
備え、下方には金網(4)を配置する。また、切断金具上
半分には刃部(5)を備えると効率よく開口できる。本発
明による開口法は、ホイストに吊られたコンテナバッグ
を開口装置上に降下させ、最上部に設置してある穿頭金
具により底部を突き破り、さらに切断金具により押し広
げることにより、開梱作業を行うものである。また、切
断金具の上半分に刃部(5)を設けると、開口部を切り開
くことができるのでより効率的である。コンテナバッグ
が切り裂かれると、内容物は自重で容易に排出されるの
で、簡便な作業によって排出作業が行われるものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の開口装置は、図2のごと
くホッパー等の収納容器上部(6)の投入口に取り付けて
使用するものである。前述のごとく、ホイストに吊られ
たコンテナバッグを開口装置上に降下させ、穿頭金具と
切断金具により突き破るとともに切り裂き、開梱を行う
ものである。排出された内容物(7)は自重で落下する
が、粉体が固まったまま落下しないよう、装置下部の金
網により簡単なふるい分けを行う。装置に設置する切断
金具は2本以上あれば良いが、3ないし4本が適当であ
る。5本以上あっても開口の効率や強度に差がない上、
いたずらに装置が複雑になり、重量が増加するからであ
る。
くホッパー等の収納容器上部(6)の投入口に取り付けて
使用するものである。前述のごとく、ホイストに吊られ
たコンテナバッグを開口装置上に降下させ、穿頭金具と
切断金具により突き破るとともに切り裂き、開梱を行う
ものである。排出された内容物(7)は自重で落下する
が、粉体が固まったまま落下しないよう、装置下部の金
網により簡単なふるい分けを行う。装置に設置する切断
金具は2本以上あれば良いが、3ないし4本が適当であ
る。5本以上あっても開口の効率や強度に差がない上、
いたずらに装置が複雑になり、重量が増加するからであ
る。
【0006】
【実施例】鉄鋼用の不定形材料(比重2.0、総重量1
000kg)を収納するワンウェイ型コンテナバッグを
用い、開梱及び排出作業を行った結果を示す。表1は本
発明の開口装置と従来法(手作業による開梱)を用いた場
合の作業時間である。表中()内の数値は従来の処理時
間を100とした場合の相対作業時間(単位:%)であ
る。
000kg)を収納するワンウェイ型コンテナバッグを
用い、開梱及び排出作業を行った結果を示す。表1は本
発明の開口装置と従来法(手作業による開梱)を用いた場
合の作業時間である。表中()内の数値は従来の処理時
間を100とした場合の相対作業時間(単位:%)であ
る。
【0007】
【表1】
【0008】従来のコンテナバッグを使用した比較例、
本発明の開口装置を使用した場合とも、内容量にほぼ比
例した作業時間を要している。しかし、同じ容量の場合
を比較すると、本発明の開口装置を用いた場合には作業
時間はほぼ半分まで短縮され、より短時間で排出が完了
している。すなわち、本発明ではホイストにつられたバ
ッグを下に降ろしただけで開口でき、面倒な開梱作業を
省略できるので、作業時間には内容物の排出に要する時
間だけを見込めばよい。また、ホイストは遠隔操作すれ
ばよいので、バッグに近づいて開梱作業する必要もな
く、安全である。さらに、底部に開口部のないワンウェ
イ型のコンテナバッグを使用できるので、吸湿の心配が
無く、長期間不定形材料の品質が維持されるという利点
もある。
本発明の開口装置を使用した場合とも、内容量にほぼ比
例した作業時間を要している。しかし、同じ容量の場合
を比較すると、本発明の開口装置を用いた場合には作業
時間はほぼ半分まで短縮され、より短時間で排出が完了
している。すなわち、本発明ではホイストにつられたバ
ッグを下に降ろしただけで開口でき、面倒な開梱作業を
省略できるので、作業時間には内容物の排出に要する時
間だけを見込めばよい。また、ホイストは遠隔操作すれ
ばよいので、バッグに近づいて開梱作業する必要もな
く、安全である。さらに、底部に開口部のないワンウェ
イ型のコンテナバッグを使用できるので、吸湿の心配が
無く、長期間不定形材料の品質が維持されるという利点
もある。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば安全かつ迅速にバッグの
排出作業を行うことができる。
排出作業を行うことができる。
【図1】 本発明の開口装置の断面図である。
【図2】 本発明の使用形態の図である。
1 本体 2 穿頭金具 3 切断金具 4 刃部 5 金網 6 ホッパー 7 コンテナバッグの内容物
Claims (4)
- 【請求項1】本体(1)に穿頭金具(2)と切断金具(3)を
備え、下方には金網(4)を配置する突き破る構造を有す
るワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置。 - 【請求項2】切断金具上半分には刃部(5)を有すること
を特徴とする請求項1に記載のワンウェイ型コンテナバ
ッグ用開口装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の構造を有する開
口装置を用いてコンテナを開口することを特徴とするコ
ンテナバッグの開口方法。 - 【請求項4】底部に開口部がないワンウェイ型コンテナ
バッグを用いることを特徴とする請求項3に記載のコン
テナバッグの開口方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35254796A JPH10167234A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35254796A JPH10167234A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167234A true JPH10167234A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18424815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35254796A Withdrawn JPH10167234A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ワンウェイ型コンテナバッグ用開口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167234A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104260959A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-07 | 南通正大有限公司 | 吨包饲料投料辅助装置 |
CN104401763A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-03-11 | 广西远景橡胶科技有限公司 | 橡胶粉吨包装卸料辅助装置 |
EP2937291A1 (fr) * | 2014-04-25 | 2015-10-28 | VB-Trade | Procede et dispositif pour le transfert de charges |
WO2018007312A1 (fr) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | Total Marketing Services | Dispositif et procédé de production d'une solution aqueuse d'urée |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP35254796A patent/JPH10167234A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2937291A1 (fr) * | 2014-04-25 | 2015-10-28 | VB-Trade | Procede et dispositif pour le transfert de charges |
FR3020354A1 (fr) * | 2014-04-25 | 2015-10-30 | Vb Trade | Procede et dispositif pour le transfert de charges |
CN104260959A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-07 | 南通正大有限公司 | 吨包饲料投料辅助装置 |
CN104401763A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-03-11 | 广西远景橡胶科技有限公司 | 橡胶粉吨包装卸料辅助装置 |
CN104401763B (zh) * | 2014-11-18 | 2016-04-13 | 广西远景资源再生股份有限公司 | 橡胶粉吨包装卸料辅助装置 |
WO2018007312A1 (fr) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | Total Marketing Services | Dispositif et procédé de production d'une solution aqueuse d'urée |
FR3053603A1 (fr) * | 2016-07-08 | 2018-01-12 | Total Marketing Services | Dispositif et procede de production d'une solution aqueuse d'uree |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |