JPH10166186A - スクリュー式脱水機 - Google Patents

スクリュー式脱水機

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JPH10166186A
JPH10166186A JP8352040A JP35204096A JPH10166186A JP H10166186 A JPH10166186 A JP H10166186A JP 8352040 A JP8352040 A JP 8352040A JP 35204096 A JP35204096 A JP 35204096A JP H10166186 A JPH10166186 A JP H10166186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
spiral blade
dehydrating
cylinder
dehydrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP8352040A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Mase
恒平 間瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MASE KK
Original Assignee
MASE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MASE KK filed Critical MASE KK
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Publication of JPH10166186A publication Critical patent/JPH10166186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/121Screw constructions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリューの配置が簡単にできて脱水筒の磨
耗損傷を防止でき、衛生的に濾過脱水できて安価に設備
できるスクリュー脱水機を提供する。 【解決手段】 煮ゴを脱水して豆乳とおからに分離する
もので、無数の微細孔21を有する先細のテーパ筒状を
した金属製脱水筒2と、外周に螺旋羽根を突出した該脱
水筒内に配置するスクリューとを含むスクリュー式脱水
機において、螺旋羽根32を一体成形したプラスチック
製スクリュー体31を、金属製回転軸30に被着しボル
ト35で固定してスクリュー3と成し、該スクリュー体
31の螺旋羽根32の外端面320を脱水筒2の内周面
に当接させて配置し、スクリュー3を先送り方向に移動
させるスクリュー移動手段6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は煮ゴを脱水して豆乳
とおからに分離するスクリュー式脱水機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種スクリュー式脱水機は、無
数の微細孔を有する先細のテーパ筒状をした金属製脱水
筒内に、螺旋羽根を外周に突出した金属製スクリューを
配置し、スクリューを回転させることで脱水筒から豆乳
を濾過し、おからをスクリューで先送りして排出してい
たのである。
【0003】この場合、図7のように、スクリューの螺
旋羽根9の外端面91を脱水筒92の内周に近接させる
ことが必要であるが、スクリュー及び脱水筒の寸法精度
が不一致なため所定間隙を保持することが難しいもので
あった。即ち、スクリューと脱水筒とが接触すれば薄い
脱水筒が破損するため高価な脱水筒を頻繁に取り替える
必要があり、逆にその間隔が大きくなれば濾過が不良と
なるのである。したがって、スクリューと脱水筒とを適
切な間隔を保持させる必要があって熟練を要する手間の
かかる調整作業であった。
【0004】そこで、脱水筒の磨耗損傷を防止するもの
として、実用新案登録第3004561号のように、螺
旋羽根の外端面に断面円形のパッキンを嵌め込んで脱水
筒の内周に弾性接触させる構造が示されたが、螺旋羽根
の外端面に沿ってパッキンを嵌着することが構造上難し
いと共に、弾性接触のためパッキンの磨耗が著しくて耐
久性が悪く、またパッキンを嵌着する凹溝に煮ゴが侵入
して雑菌が繁殖することから不衛生となる最大の問題点
が生じて実用されていないのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、スク
リューの配置が極めて簡単にできて脱水筒の磨耗損傷を
防止でき、しかも衛生的に濾過脱水できて安価に設備で
きるスクリュー脱水機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、煮ゴ
を脱水して豆乳とおからに分離するもので、無数の微細
孔を有する先細のテーパ筒状をした金属製脱水筒と、外
周に螺旋羽根を突出した該脱水筒内に配置するスクリュ
ーとを含むスクリュー式脱水機において、螺旋羽根を一
体成形したプラスチック製スクリュー体を、金属製回転
軸に被着固定してスクリューと成し、該スクリュー体の
螺旋羽根の外端面を脱水筒の内周面に当接させて配置
し、スクリューを先送り方向に移動させるスクリュー移
動手段を備えた構成としている。なお、スクリュー体
を、低摩擦係数で耐磨耗性に優れる耐熱ポリエチレン系
樹脂で成形してもよい。また、脱水筒及びスクリューを
上下方向に設置して縦型脱水機とし、機体で保持した回
転軸を降下させるスクリュー移動手段としてもよい
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示した形
態例で説明する。図1で示す縦型の形態例において、1
は機体Aで保持された豆乳タンクであり、その中央に上
下方向の脱水筒2が固定されている。該脱水筒2は、無
数の微細孔21をパンチングして設けたステンレス製で
あり、下細のテーパ筒状をしている。この脱水筒2の外
側が豆乳槽となるのである。
【0008】3はスクリューであり、機体Aで昇降自在
に保持された金属製回転軸30にスクリュー体31を被
着し、図2のように、ボルト35でスクリュー体31を
回転軸30に取り付けた上下のストッパ4,4の間で固
着している。該スクリュー体31は、低摩擦係数で耐磨
耗性に優れる耐熱ポリエチレン樹脂で成形したものであ
り、特に低圧法で生産された分子量550万以上を有す
る超高分子量ポリエチレンを原料としている。この原料
は最近軸受け材の原料として使用されている。
【0009】また、螺旋羽根32の突出巾を上に向かう
につれて大きくすることでテーパ状の脱水筒2に収まる
形状としている。なお、螺旋羽根32の縦断面形状は、
図3のように、外周部の下向き面に凹帯321が欠設さ
れている。
【0010】回転軸30は減速機付きモータ5により回
転するものであり、回転軸30の外周に設けた歯車部に
モータ軸で回転する歯車部を歯合させて回転軸30を回
転させるものである。
【0011】さらに、6はスクリューを先送り方向に移
動させるスクリュー移動手段であり、回転軸30の上部
に固着した取付材61の外周送りネジ部610に、内周
にネジ部を設けた回転材62を螺合させ、押え材63で
回転材62の上下移動を阻止して成り、ハンドル64を
回すことで回転材62を回転させ、取付材61をネジ送
りして回転軸30を昇降させるのである。
【0012】なお、7は煮ゴの供給管であり、脱水筒2
の上端に煮ゴを落下供給させるものである。また、81
は豆乳の排出管であり、82はスクリュー3で先送りさ
れたおからの排出管である。
【0013】本例では、スクリュー3の螺旋羽根32の
外端面320が直接脱水筒2の内周面に当接すればよ
く、スクリュー移動手段6によって簡単に当接配置でき
るのである。即ち、本例のスクリュー体31がプラスチ
ック製のため、金属製の脱水筒2と接触しても磨耗する
のはスクリュー体31の螺旋羽根32であり、金属製の
脱水筒2が磨耗損傷することがない。したがって、高価
な金属製の脱水筒2を取り替えることがないのである。
【0014】このスクリュー体31の螺旋羽根32の磨
耗を当然のこととしていることから螺旋羽根32の外端
面320が脱水筒2の内周面に当接してもよく、スクリ
ュー移動手段6によって簡単に当接配置できるのであ
る。そして、螺旋羽根32の外端面320が磨耗して脱
水筒2との間に間隙を生じるようになればスクリュー移
動手段6によって回転軸30を少し降下させ螺旋羽根3
2の外端面320を脱水筒2の内周面に当接させればよ
い。
【0015】しかしながら、本例のスクリュー体31は
低摩擦係数で耐磨耗性に優れるポリエチレン製であるた
め適度の硬度があって耐衝撃性にも優れ耐久性に富むも
のである。特に分子量を多くした超高分子量ポリエチレ
ン製とすれば、自己潤滑性が良好で磨耗率も極小であ
る。したがって、脱水筒2を損傷しない範囲で磨耗も少
ないスクリュー3となるのである。
【0016】但し、スクリュー体31はプラスチック製
のため熱膨張することから、膨張させた状態で脱水筒2
内に当接配置させればよい。或いは、その膨張分を予見
して脱水筒2内に間隙をおいて配置してもよく、膨張時
にスクリュー移動手段6によって簡単に当接配置調整で
きるのである。
【0017】また、スクリュー体31が回転軸30に固
着してあるため変形し難いものであり、破損した場合は
スクリュー体31だけを交換すればよいため安価とな
る。さらに、スクリュー体31の螺旋羽根32がかなり
摩耗しても脱水筒2が先細り形状をしているためスクリ
ュー3の先方向移動によって常時、螺旋羽根32を脱水
筒2に当接させることができて交換を要せずに長期の使
用が可能となるのである。
【0018】なお、煮ゴの脱水濾過については、従来と
同様であり、モータ5の駆動による回転軸30の回転に
よってスクリュー3が回転し、螺旋羽根32の移動加圧
及び螺旋羽根32の脱水筒2への当接によって豆乳分が
微細孔21から濾過されて分離され、残ったおからがス
クリュー3で下に送られて排出管82から排出されるの
である。
【0019】このように、本形態例によると、スクリュ
ー3の螺旋羽根32を脱水筒2に当接させてもよいた
め、スクリュー3の配置が簡単にでき、長期の使用によ
って螺旋羽根32が磨耗すれば、スクリュー移動手段6
によって回転軸30を微動降下できることから常にスク
リュー3の配置を安定且つ簡単にできるのである。
【0020】形態例は上記構成としたが、本発明におい
てはこれに限定されない。例えば、螺旋羽根を一体成形
したスクリュー体のプラスチック材質は問わず、ある程
度の硬度で耐磨耗性があればナイロン、ポリプロピレン
等でもよいが、低摩擦係数で耐磨耗性に優れる耐熱ポリ
エチレン系樹脂、特に分子量550万以上を有する超高
分子量ポリエチレンを原料とすることが最適である。
【0021】また、スクリュー体の螺旋羽根の外端面形
状は適宜であり、図4及び図5のような形状でもよい。
さらに、プラスチック製スクリュー体と金属製回転軸と
の固着手段も任意であるが、交換できるように着脱自在
とすることが望ましい。なお、スクリューを先送り方向
に移動させるスクリュー移動手段の構成も限定されな
い。また、図6のように、横型の脱水機としてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、スクリュー
の螺旋羽根を脱水筒の内周面に当接させて使用するた
め、スクリューの配置が簡単にでき、スクリューがプラ
スチック製のため高価な金属製脱水筒が損傷することが
なく、長期の使用によって螺旋羽根が磨耗すれば、スク
リュー移動手段によってスクリューを先方向に移動でき
ることから常にスクリューの配置を安定且つ簡単に調整
できるのである。また請求項2では、スクリューの螺旋
羽根が低摩擦係数で耐磨耗性に優れるポリエチレン製で
あるため適度の硬度があって耐衝撃性にも優れ耐久性に
富むものであり、特に分子量を多くした超高分子量ポリ
エチレン製とすれば、自己潤滑性が良好で磨耗率も極小
でより一層耐久性に富むのである。さらに請求項3で
は、スクリュー移動手段が簡単に構成できるのである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例を示す縦断面図である。
【図2】その要部の拡大縦断面図である。
【図3】その撹拌羽根の外周部の拡大縦断面図である。
【図4】撹拌羽根の別例の外周部の拡大縦断面図であ
る。
【図5】撹拌羽根のさらに別例の外周部の拡大縦断面図
である。
【図6】横型とした要部の拡大縦断面図である。
【図7】従来の撹拌羽根の外周部の拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
A 機体 1 豆乳タンク 2 脱水筒 21 微細孔 3 スクリュー 30 回転軸 31 スクリュー体 32 螺旋羽根 320 螺旋羽根の外端面 5 モータ 6 スクリュー移動手段 64 ハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煮ゴを脱水して豆乳とおからに分離する
    もので、無数の微細孔21を有する先細のテーパ筒状を
    した金属製脱水筒2と、外周に螺旋羽根を突出した該脱
    水筒内に配置するスクリューとを含むスクリュー式脱水
    機において、螺旋羽根32を一体成形したプラスチック
    製スクリュー体31を、金属製回転軸30に被着固定し
    てスクリュー3と成し、該スクリュー体31の螺旋羽根
    32の外端面320を脱水筒2の内周面に当接させて配
    置し、スクリュー3を先送り方向に移動させるスクリュ
    ー移動手段6を備えたことを特徴とするスクリュー式脱
    水機。
  2. 【請求項2】 スクリュー体31を、低摩擦係数で耐磨
    耗性に優れる耐熱ポリエチレン系樹脂で成形した請求項
    1のスクリュー式脱水機。
  3. 【請求項3】 脱水筒2及びスクリュー3を上下方向に
    設置して縦型脱水機とし、機体Aで保持した回転軸30
    を降下させるスクリュー移動手段6とした請求項1又は
    請求項2のスクリュー式脱水機。
JP8352040A 1996-12-10 1996-12-10 スクリュー式脱水機 Pending JPH10166186A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152406A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kobelco Eco-Solutions Co Ltd スクリュープレス
JP2010268700A (ja) * 2009-05-19 2010-12-02 Nichimo Co Ltd 豆由来製品製造装置
JP2010279976A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Sanki Eng Co Ltd スクリュープレス式脱水機、汚泥処理システム及び汚泥処理システムの運転方法
JP2020011188A (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 株式会社鶴見製作所 固液分離装置の使用方法および固液分離装置

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