JPH10164020A - 光波長多重中継伝送システムおよびその光s/n比等化方法 - Google Patents
光波長多重中継伝送システムおよびその光s/n比等化方法Info
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- JPH10164020A JPH10164020A JP8319586A JP31958696A JPH10164020A JP H10164020 A JPH10164020 A JP H10164020A JP 8319586 A JP8319586 A JP 8319586A JP 31958696 A JP31958696 A JP 31958696A JP H10164020 A JPH10164020 A JP H10164020A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0221—Power control, e.g. to keep the total optical power constant
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多中継伝送路を敷設後に、伝送後の光受信信
号の光波長成分の光S/N比を測定して何度も光送信部
の光送信信号の光波長成分の光信号レベルを調整する必
要なく、光受信部の光受信信号の光波長成分の光S/N
比を等しくする。 【解決手段】 光送信部10に光S/N比等化フィルタ
16を配置する。光S/N比等化フィルタ16は、光送
信信号が多波長入力時の光増幅中継器31−1〜31−
mの利得波長特性により生じる光波長成分間の利得偏差
(対数表示)により決定される、多中継伝送路30の利
得偏差(対数表示)の−40%〜−60%(逆特性)の
光出力レベル偏差(対数表示)となるように、ブースタ
用光増幅器15で光増幅した光信号に対して光S/N比
等化フィルタリング処理を施す。
号の光波長成分の光S/N比を測定して何度も光送信部
の光送信信号の光波長成分の光信号レベルを調整する必
要なく、光受信部の光受信信号の光波長成分の光S/N
比を等しくする。 【解決手段】 光送信部10に光S/N比等化フィルタ
16を配置する。光S/N比等化フィルタ16は、光送
信信号が多波長入力時の光増幅中継器31−1〜31−
mの利得波長特性により生じる光波長成分間の利得偏差
(対数表示)により決定される、多中継伝送路30の利
得偏差(対数表示)の−40%〜−60%(逆特性)の
光出力レベル偏差(対数表示)となるように、ブースタ
用光増幅器15で光増幅した光信号に対して光S/N比
等化フィルタリング処理を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光波長多重中継伝送
システムに関する。
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の光波長多重中継伝送システ
ムを示す。図示の光波長多重中継伝送システムは、光送
信部10′と、光受信部20と、光送信部10′と光受
信部20とを接続する光伝送路30とを有する。
ムを示す。図示の光波長多重中継伝送システムは、光送
信部10′と、光受信部20と、光送信部10′と光受
信部20とを接続する光伝送路30とを有する。
【0003】送信部10′は、第1乃至第nの光源(L
D1 〜LDn )11−1,…,11−n(nは2以上の
整数)と、第1乃至第nの光変調器(MOD1 〜MOD
n )12−1,…,12−nと、第1乃至第nの光増幅
器(AMP1 〜AMPn )13−1,…,13−nと、
光結合器(MUX)14と、ブースタ用光増幅器(BA
MP)15とを有する。光受信部20は、光分配器21
と、第1乃至第nの光バンドパスフィルタ(BPF1 〜
BPFn )22−1,…,22−nと、第1乃至第nの
光受信器(OR1 〜ORn )23−1,…,23−nと
を有する。光伝送路30は第1乃至第mの光増幅中継器
(REP1 〜REPm )31−1,…,31−mを有す
る。
D1 〜LDn )11−1,…,11−n(nは2以上の
整数)と、第1乃至第nの光変調器(MOD1 〜MOD
n )12−1,…,12−nと、第1乃至第nの光増幅
器(AMP1 〜AMPn )13−1,…,13−nと、
光結合器(MUX)14と、ブースタ用光増幅器(BA
MP)15とを有する。光受信部20は、光分配器21
と、第1乃至第nの光バンドパスフィルタ(BPF1 〜
BPFn )22−1,…,22−nと、第1乃至第nの
光受信器(OR1 〜ORn )23−1,…,23−nと
を有する。光伝送路30は第1乃至第mの光増幅中継器
(REP1 〜REPm )31−1,…,31−mを有す
る。
【0004】光送信部10′において、第1乃至第nの
光源11−1〜11−nはそれぞれ異なる第1乃至第n
の波長をもつ第1乃至第nの光信号を出射する。これら
第1乃至第nの光信号は、それぞれ、第1乃至第nの光
変調器12−1〜12−nに供給される。第1乃至第n
の光変調器12−1〜12−nは、それぞれ、第1乃至
第nの光信号をデータで変調して、第1乃至第nの光被
変調信号を出力する。これら第1乃至第nの光被変調信
号は、それぞれ、第1乃至第nの光増幅器13−1〜1
3−nへ供給される。第1乃至第nの光増幅器13−1
〜13−nは、それぞれ、第1乃至第nの光被変調信号
を増幅して第1乃至第nの光増幅した信号を出力する。
第1乃至第nの光増幅した信号は光結合器14に供給さ
れる。光結合器14は第1乃至第nの光増幅した信号を
光結合(合波)して光結合した信号を出力する。光結合
した信号はブースタ用光増幅器15に供給される。ブー
スタ用光増幅器15は光結合信号を光増幅して、光結合
増幅した信号を光送信信号(光波長多重信号)として出
力する。
光源11−1〜11−nはそれぞれ異なる第1乃至第n
の波長をもつ第1乃至第nの光信号を出射する。これら
第1乃至第nの光信号は、それぞれ、第1乃至第nの光
変調器12−1〜12−nに供給される。第1乃至第n
の光変調器12−1〜12−nは、それぞれ、第1乃至
第nの光信号をデータで変調して、第1乃至第nの光被
変調信号を出力する。これら第1乃至第nの光被変調信
号は、それぞれ、第1乃至第nの光増幅器13−1〜1
3−nへ供給される。第1乃至第nの光増幅器13−1
〜13−nは、それぞれ、第1乃至第nの光被変調信号
を増幅して第1乃至第nの光増幅した信号を出力する。
第1乃至第nの光増幅した信号は光結合器14に供給さ
れる。光結合器14は第1乃至第nの光増幅した信号を
光結合(合波)して光結合した信号を出力する。光結合
した信号はブースタ用光増幅器15に供給される。ブー
スタ用光増幅器15は光結合信号を光増幅して、光結合
増幅した信号を光送信信号(光波長多重信号)として出
力する。
【0005】この光送信信号は、光伝送信号として光伝
送路30において第1乃至第mの光増幅中継器31−1
〜31−mで光増幅中継されて、光受信部20へ入射す
る。
送路30において第1乃至第mの光増幅中継器31−1
〜31−mで光増幅中継されて、光受信部20へ入射す
る。
【0006】光受信部20は、光送信部10′から光伝
送路30を介して送信されてきた光伝送信号を光受信信
号として受信する。光受信部20において、光分配器2
1は光受信信号をそれぞれ第1乃至第nの光分岐した信
号に分岐する。第1乃至第nの光分岐した信号は、それ
ぞれ、第1乃至第nの光バンドパスフィルタ22−1〜
22−nに供給される。第1乃至第nの光バンドパスフ
ィルタ22−1〜22−nは、ぞれぞれ、第1乃至第n
の波長の光信号を通過する特性を持ち、第1乃至第nの
光分岐した信号の中から第1乃至第nの波長の光信号の
みを通過して第1乃至第nの光濾波した信号を出力す
る。第1乃至第nの光濾波した信号はそれぞれ第1乃至
第nの光受信器23−1〜23−nに供給される。第1
乃至第nの光受信器23−1〜23−nはそれぞれ第1
乃至第nの光濾波した信号を受信する。
送路30を介して送信されてきた光伝送信号を光受信信
号として受信する。光受信部20において、光分配器2
1は光受信信号をそれぞれ第1乃至第nの光分岐した信
号に分岐する。第1乃至第nの光分岐した信号は、それ
ぞれ、第1乃至第nの光バンドパスフィルタ22−1〜
22−nに供給される。第1乃至第nの光バンドパスフ
ィルタ22−1〜22−nは、ぞれぞれ、第1乃至第n
の波長の光信号を通過する特性を持ち、第1乃至第nの
光分岐した信号の中から第1乃至第nの波長の光信号の
みを通過して第1乃至第nの光濾波した信号を出力す
る。第1乃至第nの光濾波した信号はそれぞれ第1乃至
第nの光受信器23−1〜23−nに供給される。第1
乃至第nの光受信器23−1〜23−nはそれぞれ第1
乃至第nの光濾波した信号を受信する。
【0007】このような構成の光波長多重中継伝送シス
テムにおいて、光伝送信号の各光波長成分の光S/N比
は、伝送後の光波長成分の信号レベルと伝送路30の各
光増幅中継器31−1〜31−mで発生した光雑音(A
SE)によって決定される。光増幅中継器31−1〜3
1−mの利得波長特性により、光伝送信号において中心
の波長より外側の波長の光波長成分ほど減衰する。その
結果、伝送後の光受信信号の光波長成分間に大きな光S
/N比偏差が発生している。
テムにおいて、光伝送信号の各光波長成分の光S/N比
は、伝送後の光波長成分の信号レベルと伝送路30の各
光増幅中継器31−1〜31−mで発生した光雑音(A
SE)によって決定される。光増幅中継器31−1〜3
1−mの利得波長特性により、光伝送信号において中心
の波長より外側の波長の光波長成分ほど減衰する。その
結果、伝送後の光受信信号の光波長成分間に大きな光S
/N比偏差が発生している。
【0008】この光S/N比偏差を等化するために、従
来は、図6に示す光S/N比等化方法を採用している。
この方法は、例えば、1995年2月24日に発行され
たNeal S. Bergano 他著の、OFC'95 Post dead line の
第PD19−1〜PD19−5頁に“40 Gb/s WDM Tran
smission of Eight 5 Gb/s Data Channels Over Transo
ceanic Distances using the Conventinal NRZ Modulat
ion Format”という題の論文に開示されている。図6に
おいて、(a)は光送信部10′の光送信信号の出力ス
ペクトラムを示し、(b)は光受信部20の光受信信号
の入力スペクトラムを示す。図6において、第1行目に
初期の光S/N比を示している。多中継伝送路の敷設後
に光伝送路30の出力端(受信端)で光スペクトラムを
測定する。この測定結果に基づいて、光受信信号の各光
波長成分の光S/N比が等しくなるように光送信部1
0′の光送信信号の光波長成分の信号レベルを何度も調
整し(図6の第1行目に2回目の光S/N比を示してい
る。)、光受信信号の光波長成分の光S/N比を等しく
している(図6の最終目にn回目の光S/N比を示して
いる)。
来は、図6に示す光S/N比等化方法を採用している。
この方法は、例えば、1995年2月24日に発行され
たNeal S. Bergano 他著の、OFC'95 Post dead line の
第PD19−1〜PD19−5頁に“40 Gb/s WDM Tran
smission of Eight 5 Gb/s Data Channels Over Transo
ceanic Distances using the Conventinal NRZ Modulat
ion Format”という題の論文に開示されている。図6に
おいて、(a)は光送信部10′の光送信信号の出力ス
ペクトラムを示し、(b)は光受信部20の光受信信号
の入力スペクトラムを示す。図6において、第1行目に
初期の光S/N比を示している。多中継伝送路の敷設後
に光伝送路30の出力端(受信端)で光スペクトラムを
測定する。この測定結果に基づいて、光受信信号の各光
波長成分の光S/N比が等しくなるように光送信部1
0′の光送信信号の光波長成分の信号レベルを何度も調
整し(図6の第1行目に2回目の光S/N比を示してい
る。)、光受信信号の光波長成分の光S/N比を等しく
している(図6の最終目にn回目の光S/N比を示して
いる)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光S/
N比等化方法では次に述べるような問題点がある。
N比等化方法では次に述べるような問題点がある。
【0010】第1の問題点は、多中継伝送路の敷設後に
伝送路30の両端で連絡して、何度も光送信部10′の
光信号レベルを調整する必要があり煩雑である。
伝送路30の両端で連絡して、何度も光送信部10′の
光信号レベルを調整する必要があり煩雑である。
【0011】第2の問題点は、光送信部10′の各光信
号の光レベル調整範囲が敷設後でないと判らないため、
非常に広い光レベル調整範囲が必要である。
号の光レベル調整範囲が敷設後でないと判らないため、
非常に広い光レベル調整範囲が必要である。
【0012】したがって、本発明の目的は、多中継伝送
路を敷設後に、伝送後の光受信信号の光波長成分の光S
/N比を測定して何度も光送信部の光送信信号の光波長
成分の光信号レベルを調整する必要なく、光受信部の光
受信信号の光波長成分の光S/N比を等しくすることに
ある。
路を敷設後に、伝送後の光受信信号の光波長成分の光S
/N比を測定して何度も光送信部の光送信信号の光波長
成分の光信号レベルを調整する必要なく、光受信部の光
受信信号の光波長成分の光S/N比を等しくすることに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光送信
部から光波長多重信号を、複数の光増幅中継器を有する
光伝送路を介して光受信部へ伝送する光波長多重中継伝
送システムに於いて、前記光送信部の出力部に、前記光
受信部での光受信信号の光波長成分の光S/N比が互い
に実質的に等しくするような、損失特性を持つ光S/N
比等化フィルタを配置したことを特徴とする、光波長多
重中継伝送システムが得られる。
部から光波長多重信号を、複数の光増幅中継器を有する
光伝送路を介して光受信部へ伝送する光波長多重中継伝
送システムに於いて、前記光送信部の出力部に、前記光
受信部での光受信信号の光波長成分の光S/N比が互い
に実質的に等しくするような、損失特性を持つ光S/N
比等化フィルタを配置したことを特徴とする、光波長多
重中継伝送システムが得られる。
【0014】上記光波長多重中継伝送システムにおい
て、前記光S/N比等化フィルタの代わりに、前記光波
長多重信号に対して、前記光送信部の複数の光源の出力
レベルを設定することにより光レベル偏差を持たせる手
段を備えるようにしても良い。また、前記光S/N比等
化フィルタの損失特性は、例えば、前記光波長多重信号
に対して、多波長入力時の前記光増幅中継器の利得波長
特性により生じる光伝送信号の光波長成分間の利得偏差
により決定される前記光伝送路の利得偏差の−40%〜
−60%(逆特性)の光出力レベル偏差を持たせる特性
であることが望ましい。
て、前記光S/N比等化フィルタの代わりに、前記光波
長多重信号に対して、前記光送信部の複数の光源の出力
レベルを設定することにより光レベル偏差を持たせる手
段を備えるようにしても良い。また、前記光S/N比等
化フィルタの損失特性は、例えば、前記光波長多重信号
に対して、多波長入力時の前記光増幅中継器の利得波長
特性により生じる光伝送信号の光波長成分間の利得偏差
により決定される前記光伝送路の利得偏差の−40%〜
−60%(逆特性)の光出力レベル偏差を持たせる特性
であることが望ましい。
【0015】
【作用】光増幅中継器の利得偏差より求めた光送信部の
光波長成分の各光信号レベル偏差を持たせることによ
り、光伝送路の出力端に於いて光受信信号の各光波長成
分の光S/N比を実質的に等しくすることができる。
光波長成分の各光信号レベル偏差を持たせることによ
り、光伝送路の出力端に於いて光受信信号の各光波長成
分の光S/N比を実質的に等しくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
に係る光波長多重中継伝送システムは、光送信部の構成
が後述するように相違する点を除いて、図5に示したも
のと同様の構成を有する。したがって、光送信部に参照
符号10を付し、図5と同様の機能を有するものには同
一の参照符号を付してそれらの説明を省略する。
に係る光波長多重中継伝送システムは、光送信部の構成
が後述するように相違する点を除いて、図5に示したも
のと同様の構成を有する。したがって、光送信部に参照
符号10を付し、図5と同様の機能を有するものには同
一の参照符号を付してそれらの説明を省略する。
【0018】光送信部10は、光増幅器15の後段に光
S/N比等化フィルタ(PEF)16を設けた点を除い
て、図5に示した光送信部10′と同様の構成を有す
る。光S/N比等化フィルタ16は、ブースタ用光増幅
器15から出力される光結合増幅した信号に対して、後
述するように光S/N比等化フィルタリング処理を施
し、等化フィルタした信号を光送信信号(光波長多重信
号)として出力する。
S/N比等化フィルタ(PEF)16を設けた点を除い
て、図5に示した光送信部10′と同様の構成を有す
る。光S/N比等化フィルタ16は、ブースタ用光増幅
器15から出力される光結合増幅した信号に対して、後
述するように光S/N比等化フィルタリング処理を施
し、等化フィルタした信号を光送信信号(光波長多重信
号)として出力する。
【0019】本発明では、光S/N比等化フィルタ16
によって、光送信部10の光送信信号の各光波長成分の
レベル偏差(対数表示)を、伝送路30の利得偏差(対
数表示)の「−40%〜−60%(逆特性)」に設定し
ている。これにより、光伝送路30の光伝送信号の各光
波長成分の光S/N比偏差が等化され、光伝送路30の
出力端(光受信部20の受信端)において、光受信信号
の各光波長成分の光S/N比が等しくなる。以下、図4
を参照して、その原理について説明する。
によって、光送信部10の光送信信号の各光波長成分の
レベル偏差(対数表示)を、伝送路30の利得偏差(対
数表示)の「−40%〜−60%(逆特性)」に設定し
ている。これにより、光伝送路30の光伝送信号の各光
波長成分の光S/N比偏差が等化され、光伝送路30の
出力端(光受信部20の受信端)において、光受信信号
の各光波長成分の光S/N比が等しくなる。以下、図4
を参照して、その原理について説明する。
【0020】図4(a)は光送信部10の光送信信号の
各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を互いに等し
くした場合の例を示し、図4(b)は光送信部10の光
送信信号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)
を、光伝送路30の利得偏差(対数表示)の2分の1に
設定した例を示し、図4(c)は光送信部10の光送信
信号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を、光
伝送路30の利得偏差(対数表示)と等しく設定した例
を示す。
各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を互いに等し
くした場合の例を示し、図4(b)は光送信部10の光
送信信号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)
を、光伝送路30の利得偏差(対数表示)の2分の1に
設定した例を示し、図4(c)は光送信部10の光送信
信号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を、光
伝送路30の利得偏差(対数表示)と等しく設定した例
を示す。
【0021】図4(a)の場合、光増幅中継器31−1
〜31−mの各々の利得偏差をΔg[dB]とすると、
m中継後の光伝送路30の利得偏差はΔG=Δgm [d
B]となり、伝送後の光信号レベル偏差(対数表示)は
ΔP=ΔG[dB]となる。これに対して、光雑音(A
SE)は、各光増幅中継器で発生すると共に、光伝送路
30で多中継伝送されるので、レベル偏差(対数表示)
はΔN=ΔG/2[dB]となる。したがって、伝送後
の光受信信号の各光波長成分のS/N比偏差(対数表
示)はΔS/N=ΔG/2[dB]となる。
〜31−mの各々の利得偏差をΔg[dB]とすると、
m中継後の光伝送路30の利得偏差はΔG=Δgm [d
B]となり、伝送後の光信号レベル偏差(対数表示)は
ΔP=ΔG[dB]となる。これに対して、光雑音(A
SE)は、各光増幅中継器で発生すると共に、光伝送路
30で多中継伝送されるので、レベル偏差(対数表示)
はΔN=ΔG/2[dB]となる。したがって、伝送後
の光受信信号の各光波長成分のS/N比偏差(対数表
示)はΔS/N=ΔG/2[dB]となる。
【0022】図4(c)の場合、光送信部10での光信
号レベル偏差をΔP=−ΔG[dB]に設定すると、光
伝送路30の出力端で光受信信号の各光波長成分のレベ
ルは等しくなる。雑音(ASE)のレベル偏差はΔN=
ΔG/2[dB]であるために、図4(a)に対して外
側の波長よりも内側の波長の光波長成分ほど光S/N比
が悪くなり、結果として、光S/N比偏差(対数表示)
はΔS/N=−ΔG/2[dB]となる。
号レベル偏差をΔP=−ΔG[dB]に設定すると、光
伝送路30の出力端で光受信信号の各光波長成分のレベ
ルは等しくなる。雑音(ASE)のレベル偏差はΔN=
ΔG/2[dB]であるために、図4(a)に対して外
側の波長よりも内側の波長の光波長成分ほど光S/N比
が悪くなり、結果として、光S/N比偏差(対数表示)
はΔS/N=−ΔG/2[dB]となる。
【0023】図4(b)の場合、光送信部10での光信
号レベル偏差をΔP=−ΔG/2[dB]に設定する
と、内側の波長に比較して外側の波長の光レベルが大き
くなる。伝送後での光受信信号の各光波長成分の光信号
レベル偏差(対数表示)はΔP=ΔG/2[dB]とな
り、光雑音レベル偏差(対数表示)はΔN=ΔG/2
[dB]であるため、光S/N比偏差(対数表示)はΔ
S/N=0[dB]となる。
号レベル偏差をΔP=−ΔG/2[dB]に設定する
と、内側の波長に比較して外側の波長の光レベルが大き
くなる。伝送後での光受信信号の各光波長成分の光信号
レベル偏差(対数表示)はΔP=ΔG/2[dB]とな
り、光雑音レベル偏差(対数表示)はΔN=ΔG/2
[dB]であるため、光S/N比偏差(対数表示)はΔ
S/N=0[dB]となる。
【0024】このように、光送信部10の光送信信号の
各光波長成分のレベル偏差(対数表示)を、伝送路30
の利得偏差(対数表示)の実質的に−50%(逆特性)
に設定すれば良い。ここで、正確に−50%(逆特性)
に設定することが好ましいが、「−40%〜−60%
(逆特性)」の範囲であれば許容できる。
各光波長成分のレベル偏差(対数表示)を、伝送路30
の利得偏差(対数表示)の実質的に−50%(逆特性)
に設定すれば良い。ここで、正確に−50%(逆特性)
に設定することが好ましいが、「−40%〜−60%
(逆特性)」の範囲であれば許容できる。
【0025】次に、図2および図3を参照して、本発明
の光波長多重中継伝送システムの動作について説明す
る。
の光波長多重中継伝送システムの動作について説明す
る。
【0026】図2(a)は光増幅中継器の利得波長特性
を示し、波長範囲Δλで利得偏差Δg[dB]を持って
いる。図2(b)に示す光伝送路30の利得波長特性
は、光増幅中継器の台数mで決定され、利得偏差ΔG
[dB]は(Δg)m から求められる。図2(c)に示
す光S/N比等化フィルタ16の損失特性ΔF[dB]
は、ΔG/2[dB]に等しくなるようにする。
を示し、波長範囲Δλで利得偏差Δg[dB]を持って
いる。図2(b)に示す光伝送路30の利得波長特性
は、光増幅中継器の台数mで決定され、利得偏差ΔG
[dB]は(Δg)m から求められる。図2(c)に示
す光S/N比等化フィルタ16の損失特性ΔF[dB]
は、ΔG/2[dB]に等しくなるようにする。
【0027】図3(a)は光送信部10の光送信信号の
光スペクトラムを示す。光結合部14で合波された各光
信号は光増幅器15の出力では等しい出力レベルとなっ
ているが、光S/N比等化フィルタ16を通過後には各
信号(各光波長成分)の光出力レベルは、図3(a)に
示されるように、レベル偏差ΔP(=ΔF[dB]=Δ
G/2)[dB]で出力される。
光スペクトラムを示す。光結合部14で合波された各光
信号は光増幅器15の出力では等しい出力レベルとなっ
ているが、光S/N比等化フィルタ16を通過後には各
信号(各光波長成分)の光出力レベルは、図3(a)に
示されるように、レベル偏差ΔP(=ΔF[dB]=Δ
G/2)[dB]で出力される。
【0028】光伝送路30を伝送された光信号は、光伝
送路30中の光増幅中継器の利得波長特性により、波長
の外側に行くに従い光信号のレベルが減衰して、光受信
部20に入射される。また、光伝送路30中の光増幅中
継器で発生した光雑音(ASE)は、多中継伝送される
と共に累積され、光受信部20に於ける光受信信号の各
光波長成分の光S/N比偏差ΔS/Nは零となり、各光
波長成分の光S/N比は等しくなる。
送路30中の光増幅中継器の利得波長特性により、波長
の外側に行くに従い光信号のレベルが減衰して、光受信
部20に入射される。また、光伝送路30中の光増幅中
継器で発生した光雑音(ASE)は、多中継伝送される
と共に累積され、光受信部20に於ける光受信信号の各
光波長成分の光S/N比偏差ΔS/Nは零となり、各光
波長成分の光S/N比は等しくなる。
【0029】
【実施例】光波長多重中継伝送システムとして、光伝送
路30の伝送距離3200km、中継間隔80km、光
増幅中継器台数m=40台、光信号波長数n=8波長、
波長間隔1.6nm、波長範囲Δλ=11.2nmm、
8波長の光信号を入力した時の光増幅中継器の利得偏差
をΔg=0.2dBとする。このような状況では、光伝
送路30の利得偏差はΔG=8.0dBとなる。光S/
N比等化フィルタ16の損失特性をΔF=4.0dB
(=ΔG/2)とすると、光送信部10からの光送信信
号の光波長成分の光信号レべル偏差はΔP=−4.0d
B(=−ΔG/2)となり、伝送後の光受信信号の光波
長成分の光信号レベル偏差はΔP=4.0dB(=ΔG
/2)となる。一方、光増幅中継器から発生した光雑音
が多中継されて累積された光雑音レベル偏差はΔN=
4.0dB(=ΔG/2)となる。従って、伝送後の光
受信信号の光波長成分間の光S/N比偏差は零になり、
全て等しくなる。
路30の伝送距離3200km、中継間隔80km、光
増幅中継器台数m=40台、光信号波長数n=8波長、
波長間隔1.6nm、波長範囲Δλ=11.2nmm、
8波長の光信号を入力した時の光増幅中継器の利得偏差
をΔg=0.2dBとする。このような状況では、光伝
送路30の利得偏差はΔG=8.0dBとなる。光S/
N比等化フィルタ16の損失特性をΔF=4.0dB
(=ΔG/2)とすると、光送信部10からの光送信信
号の光波長成分の光信号レべル偏差はΔP=−4.0d
B(=−ΔG/2)となり、伝送後の光受信信号の光波
長成分の光信号レベル偏差はΔP=4.0dB(=ΔG
/2)となる。一方、光増幅中継器から発生した光雑音
が多中継されて累積された光雑音レベル偏差はΔN=
4.0dB(=ΔG/2)となる。従って、伝送後の光
受信信号の光波長成分間の光S/N比偏差は零になり、
全て等しくなる。
【0030】本発明は上述した実施形態に限定せず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能である。例えば、光S/N比等化フィルタを用いる代
わりに、光波長多重信号に対して、光送信部の複数の光
源の出力レベルを設定することにより光レベル偏差を持
たせる手段を備えるようにしても良い。
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能である。例えば、光S/N比等化フィルタを用いる代
わりに、光波長多重信号に対して、光送信部の複数の光
源の出力レベルを設定することにより光レベル偏差を持
たせる手段を備えるようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、次に
述べるような効果を奏する。第1の効果は、光受信部で
の光受信信号に光波長成分の光S/N比を等しくでき
る。第2の効果は、光増幅中継器の敷設後において、伝
送後の光S/N比を測定して何度も光送信部の光送信信
号の光波長成分の光信号レベルを調整する必要がなく、
調整不要となる。その理由は、光S/N比特性が光増幅
中継器の利得波長特性より得られることを利用し、光送
信信号の各光波長成分を、伝送後の光受信信号の各光波
長成分の光S/N比が等しくなるように光増幅中継器の
利得波長特性より求めた光出力レベルに設定することに
より、光S/N比を等化するからである。
述べるような効果を奏する。第1の効果は、光受信部で
の光受信信号に光波長成分の光S/N比を等しくでき
る。第2の効果は、光増幅中継器の敷設後において、伝
送後の光S/N比を測定して何度も光送信部の光送信信
号の光波長成分の光信号レベルを調整する必要がなく、
調整不要となる。その理由は、光S/N比特性が光増幅
中継器の利得波長特性より得られることを利用し、光送
信信号の各光波長成分を、伝送後の光受信信号の各光波
長成分の光S/N比が等しくなるように光増幅中継器の
利得波長特性より求めた光出力レベルに設定することに
より、光S/N比を等化するからである。
【図1】本発明の一実施の形態による光波長多重中継伝
送システムの構成を示すブロック図である。
送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は光増幅中継器の利得波長特性を示し、
(b)は光伝送路の利得波長特性を示し、(c)は本発
明に係る光S/N比等化フィルタの損失特性を示す。
(b)は光伝送路の利得波長特性を示し、(c)は本発
明に係る光S/N比等化フィルタの損失特性を示す。
【図3】(a)は光送信部の光送信信号の光スペクトラ
ムを示し、(b)は光受信部の光受信信号の光スペクト
ラムを示す。
ムを示し、(b)は光受信部の光受信信号の光スペクト
ラムを示す。
【図4】本発明に係る光S/N比偏差の等化方法の原理
を説明するための図で、(a)は光送信部の光送信信号
の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を互いに等
しくした場合の例を示し、(b)は光送信部の光送信信
号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を、光伝
送路の利得偏差(対数表示)の2分の1に設定した例を
示し、(c)は光送信部の光送信信号の各光波長成分の
光信号レベル(対数表示)を、光伝送路の利得偏差(対
数表示)と等しく設定した例を示す。
を説明するための図で、(a)は光送信部の光送信信号
の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を互いに等
しくした場合の例を示し、(b)は光送信部の光送信信
号の各光波長成分の光信号レベル(対数表示)を、光伝
送路の利得偏差(対数表示)の2分の1に設定した例を
示し、(c)は光送信部の光送信信号の各光波長成分の
光信号レベル(対数表示)を、光伝送路の利得偏差(対
数表示)と等しく設定した例を示す。
【図5】従来の光波長多重中継伝送システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】従来の光S/N比等化方法を説明するための図
である。
である。
10 光送信部 11−1〜11−n 光源(LD1 〜LDn ) 12−1〜12−n 光変調器(MOD1 〜MO
Dn ) 13−1〜13−n 光増幅器(AMP1 〜AM
Pn ) 14 光結合器(MUX) 15 ブースタ用光増幅器(BAMP) 16 光S/N比等化フィルタ(PEF) 20 光受信部 21 光分配器 22−1〜22−n 光バンドパスフィルタ(BPF
1 〜BPFn ) 23−1〜23−n 光受信器(OR1 〜ORn ) 30 光伝送路 31−1〜31−m 光増幅中継器(REP1 〜RE
Pm )
Dn ) 13−1〜13−n 光増幅器(AMP1 〜AM
Pn ) 14 光結合器(MUX) 15 ブースタ用光増幅器(BAMP) 16 光S/N比等化フィルタ(PEF) 20 光受信部 21 光分配器 22−1〜22−n 光バンドパスフィルタ(BPF
1 〜BPFn ) 23−1〜23−n 光受信器(OR1 〜ORn ) 30 光伝送路 31−1〜31−m 光増幅中継器(REP1 〜RE
Pm )
Claims (4)
- 【請求項1】 光送信部から光波長多重信号を、複数の
光増幅中継器を有する光伝送路を介して光受信部へ伝送
する光波長多重中継伝送システムに於いて、 前記光送信部の出力部に、前記光受信部での光受信信号
の光波長成分の光S/N比が互いに実質的に等しくする
ような、損失特性を持つ光S/N比等化フィルタを配置
したことを特徴とする光波長多重中継伝送システム。 - 【請求項2】 前記光S/N比等化フィルタの代わり
に、前記光送信部の複数の光源の出力レベルを設定する
ことにより、前記光波長多重信号に光レベル偏差を持た
せる手段を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の
光波長多重中継伝送システム。 - 【請求項3】 前記光S/N比等化フィルタの損失特性
が、前記光波長多重信号に対して、多波長入力時の前記
光増幅中継器の利得波長特性により生じる光伝送信号の
光波長成分間の利得偏差により決定される前記光伝送路
の利得偏差の−40%〜−60%(逆特性)の光出力レ
ベル偏差を持たせる特性である、請求項1に記載の光波
長多重中継伝送システム。 - 【請求項4】 光送信部から光波長多重信号を、複数の
光増幅中継器を有する光伝送路を介して光受信部へ伝送
する光波長多重中継伝送システムに於いて、前記光受信
部での光受信信号の光波長成分の光S/N比を等しくす
る方法であって、 前記光波長多重信号として、多波長入力時の前記光増幅
中継器の利得波長特性により生じる光伝送信号の光波長
成分間の利得偏差により決定される前記光伝送路の利得
偏差の−40%〜−60%(逆特性)の光出力レベル偏
差を持たせた信号を送信することを特徴とする光S/N
比等化方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8319586A JPH10164020A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 光波長多重中継伝送システムおよびその光s/n比等化方法 |
US08/975,702 US6211981B1 (en) | 1996-11-29 | 1997-11-21 | Optical wavelength multiplex transmission system using repeaters |
FR9714935A FR2756693A1 (fr) | 1996-11-29 | 1997-11-27 | Systeme de transmission multiplexee en longueur d'onde optique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8319586A JPH10164020A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 光波長多重中継伝送システムおよびその光s/n比等化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164020A true JPH10164020A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18111930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8319586A Pending JPH10164020A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 光波長多重中継伝送システムおよびその光s/n比等化方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6211981B1 (ja) |
JP (1) | JPH10164020A (ja) |
FR (1) | FR2756693A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002505546A (ja) * | 1998-02-24 | 2002-02-19 | テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) | 波長分割多重チャネルの保護 |
US6915075B1 (en) | 1998-02-24 | 2005-07-05 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Protection of WDM-channels |
JPH11243371A (ja) * | 1998-02-26 | 1999-09-07 | Fujitsu Ltd | 光伝送装置 |
CA2364429A1 (en) * | 1999-03-11 | 2000-09-14 | Corrado Rocca | Multiple-wavelength optical communication system with optical amplifiers |
JP2001203414A (ja) | 2000-01-18 | 2001-07-27 | Fujitsu Ltd | 光信号対雑音比測定方法、並びに、該測定方法を利用した光信号対雑音比測定装置、プリエンファシス方法、光通信システム、測定回路、および、制御装置 |
US7061939B1 (en) * | 2001-06-13 | 2006-06-13 | Juniper Networs, Inc. | Source synchronous link with clock recovery and bit skew alignment |
US20030185570A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-02 | Hayee M. Imran | Systems and methods for gain pre-compensation in optical communication systems |
FR2947128B1 (fr) * | 2009-06-19 | 2011-10-28 | Alcatel Lucent | Noeud optique et procede de transmission de paquets dans un reseau optique |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59127033A (ja) | 1983-01-11 | 1984-07-21 | Ricoh Co Ltd | 感熱複写装置 |
JPS59127003A (ja) | 1983-01-12 | 1984-07-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光減衰器 |
CA1330242C (en) * | 1987-11-30 | 1994-06-14 | Gte Laboratories Incorporated | Subcarrier-multiplexed optical transmission systems using optical channel selection |
DE3806864A1 (de) | 1988-03-03 | 1989-09-14 | Philips Patentverwaltung | Optisches uebertragungssystem |
US5225922A (en) * | 1991-11-21 | 1993-07-06 | At&T Bell Laboratories | Optical transmission system equalizer |
JPH05327662A (ja) | 1992-05-25 | 1993-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 波長多重光源 |
IT1273676B (it) | 1994-07-25 | 1997-07-09 | Pirelli Cavi Spa | Sistema di telecomunicazione amplificata a multiplazione a divisione di lunghezza d'onda,con potenza di ricezione equalizzata |
US5541766A (en) | 1994-11-30 | 1996-07-30 | At&T Corp. | Gain control for optically amplified systems |
JPH08223136A (ja) | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光増幅中継方式の利得等化方法 |
US5754320A (en) * | 1995-08-18 | 1998-05-19 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical cross-connect system |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8319586A patent/JPH10164020A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-21 US US08/975,702 patent/US6211981B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-27 FR FR9714935A patent/FR2756693A1/fr active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6211981B1 (en) | 2001-04-03 |
FR2756693A1 (fr) | 1998-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000614 |