JPH10162872A - 圧接型端子金具 - Google Patents

圧接型端子金具

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JPH10162872A
JPH10162872A JP8321875A JP32187596A JPH10162872A JP H10162872 A JPH10162872 A JP H10162872A JP 8321875 A JP8321875 A JP 8321875A JP 32187596 A JP32187596 A JP 32187596A JP H10162872 A JPH10162872 A JP H10162872A
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JP
Japan
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press
electric wire
contact
push
wire
Prior art date
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Application number
JP8321875A
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English (en)
Inventor
Masahiko Aoyama
雅彦 青山
Hitoshi Okumura
均 奥村
Mitsugi Furuya
貢 古谷
Keigo Atsumi
恵悟 渥美
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/2445Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives
    • H01R4/2466Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members having additional means acting on the insulation or the wire, e.g. additional insulation penetrating means, strain relief means or wire cutting knives the contact members having a channel-shaped part, the opposite sidewalls of which comprise insulation-cutting means

Landscapes

  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用の工具を用いて簡単に圧接電線を製造で
きるようにする。 【解決手段】 端子本体10に設けられた圧接部12に
は、圧接溝20の設けられた前後一対の圧接刃17が形
成されている。圧接部12内に嵌め込み可能とされる押
込部材23が備えられる。この押込部材23は導電性金
属板から形成され、前後両端面に圧接溝27が設けられ
る。圧接溝27の上端には、電線1を所定量押し込むこ
とが可能な押込部28が設けられる。電線1の端末を両
圧接刃17の上にわたして載せた後、押込部材23を被
せ、プライヤPで挟み付ける。電線1の被覆2が両圧接
溝20,27に食い込んで圧接される。押込部材23が
完全に押し込まれたら、ロック突部31がロック孔32
に嵌まって抜け止め状態でロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接型端子金具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧接型端子金具とは、端子金具に圧接
部、具体的には圧接溝を有する圧接刃を一体的に形成
し、電線を圧接溝に圧入することにより、圧接溝の側縁
を被覆を破って食い込ませつつ芯線に接触させ、もって
電線と端子金具との電気的接続を図るというものであ
る。そしてこのような圧接作業は、専用の治具や自動機
を用いて複数が同時に行われるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
メンテナンス等において圧接電線の損傷が見つかり、圧
接電線を1本だけ交換したいという場合が有り得る。そ
うした場合、メンテナンスの現場において圧接用の治具
や自動機が装備されているとは限らないので、簡単に対
応できないという問題があった。本発明の圧接型端子金
具は上記のような事情に基づいて完成されたものであっ
て、汎用の工具を用いて簡単に圧接電線を製造できるよ
うにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る圧接型端子金具
は、相手の端子金具と接続可能な端子本体には電線を圧
接する圧接部が設けられ、この圧接部との間で電線を挟
圧しつつその押し込みを可能とする押込部材が備えられ
ている構成としたところに特徴を有する。請求項2の発
明は、請求項1の発明において、前記押込部材は、前記
圧接部に抜け止め状態に保持される構成としたところに
特徴を有する。請求項3の発明は、請求項2の発明にお
いて、前記押込部材が導電性材料により形成され、かつ
この押込部材にも電線を圧接する圧接部が設けられてい
る構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項4の発明に係る圧接型端子金具は、
相手の端子金具と接続可能な端子本体には電線を受容す
る電線受容部が設けられるとともに、この電線受容部に
電線を挟んで押し込み取着可能とされる導電性材料から
なる押込部材が備えられ、かつこの押込部材に電線の圧
接部が設けられている構成としたところに特徴を有す
る。請求項5の発明は、請求項1、請求項2、請求項3
または請求項4の発明において、前記圧接部に対する電
線の押込量を特定する押込量特定手段が備えられている
構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>電線を圧接部と押込部材との間で挟
んでプライヤ等の汎用工具で挟み付けると、電線が押込
部材で押し込まれつつ圧接部で圧接され、電線が端子本
体と電気的に接続される。汎用の工具を用いて簡単に圧
接電線を製造することができる。 <請求項2の発明>押込部材が一体的に保持されること
によって、圧接電線が単独で取り扱われる場合等に電線
が圧接部から外れることが防止され、また圧接部の増強
を図ることができる。 <請求項3の発明>圧接箇所が増加するので、電気的接
続の信頼性をより高めることができる。
【0007】<請求項4の発明>電線を電線受容部に入
れたのち押込部材を当ててプライヤ等の汎用工具で挟み
付けると、電線が押込部材の圧接部に押し込まれつつ圧
接され、押込部材を介して電線が端子本体と電気的に接
続される。汎用の工具を用いて簡単に圧接電線を製造す
ることができる。 <請求項5の発明>電線を圧接部に対して最適量だけ押
し込むことが可能となり、最適の圧接を期することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の数々の実施形態を
添付図面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず本発明の第1実施形態を図1ない
し図7によって説明する。この実施形態は、雌側の圧接
型端子金具に適用した例を示している。この実施形態の
端子金具は、図1に示すように、端子本体10と押込部
材23とから構成されている。端子本体10は、導電性
の金属板を順次に切断および曲げ加工することによって
形成されており、図示しない相手の雄側端子金具のタブ
部と接続される接続部11と、電線1の端末を圧接する
圧接部12と、電線1の圧接部分の後方にかしめ固着さ
れるバレル13とが前方から順次に形成されている。
【0009】先端に設けられた接続部11は略角筒形に
形成され、その内部には、相手の雄側端子金具のタブ部
と弾性的に接触可能な弾性接触片15が、一側面から切
り起こし状に形成されているとともに、底面にはランス
16が切り起こしにより形成され、端子金具が図示しな
いコネクタハウジングのキャビティ内に挿入された場合
に、ランス16がキャビティ内の掛止部に引っ掛かるこ
とで端子金具が抜け止め状態に係止可能とされている。
後端に設けられたバレル13は、左右一対が前後方向に
互いにずれた位置において形成されている。
【0010】圧接部12は、電線1を上方から受容可能
な上面開放の溝状に形成され、前後両端に一対の圧接刃
17が設けられている。詳細には、左右の側板18が底
板19の側縁から直角に立ち上げられて形成されている
とともに、両側板18の前後の端縁が内向きに突き合わ
せ状に折り曲げられることで、前後一対の圧接刃17が
形成され、突き合わせ端縁の間に圧接溝20が形成され
ている。この圧接溝20の幅は、電線1における芯線3
の直径よりも少し短い所定寸法に設定されているととも
に、圧接溝20の上端には、入り口側に向けて広がった
ガイド部21が形成されている。
【0011】一方の押込部材23は、同じく導電性の金
属板をプレス成形して形成されており、上記した端子本
体10の圧接部12内に嵌合可能な下面開放の箱形に形
成されている。この押込部材23は、圧接部12の底板
19に突き当たるまで嵌合された場合に、その天井板2
4が圧接部12の上縁と面一または少し突出する設定と
なっている(図5参照)。これは詳しくは後記するよう
に、プライヤPによる挟圧操作を可能とするためであ
る。
【0012】より詳細には、図2の展開図にも示すよう
に、天井板24の左右両側縁から左右の側板25が直角
に曲げられて形成されている。また、左右の側板25の
前後にはそれぞれ端面板26が連設されていて、それら
が内方に突き合わせ状に直角曲げされている。両端面板
26の突き合わせ端縁の間には、図3にも示すように、
電線1を圧接可能とする圧接溝27が形成されている。
この圧接溝27の幅は圧接刃17における圧接溝20の
幅と同じである。また、押込部材23側の圧接溝27は
上端が行き止まり状となっていて、その上端が電線1を
押し込むように機能する押込部28となっている。その
押込部28は、上記のように押込部材23が完全に圧接
部12に嵌められた場合に、電線1を所定位置まで押し
込めるようにその高さが設定されている。また圧接溝2
7の下端には、入り口側に向けて広がったガイド部29
が形成されている。
【0013】また押込部材23の左右の側板25には、
前後一対ずつの円弧状のロック突部31が叩き出しによ
り形成されている。これに対応して圧接部12の左右の
側板18には、押込部材23が完全に嵌められた場合
に、上記の各ロック突部31が嵌合される円形のロック
孔32が前後一対ずつ開口されている。
【0014】この第1実施形態は上記のような構造であ
って、続いてその作用を説明する。圧接作業を行う場合
は、図3に示すように、端子本体10の圧接部12に設
けられた前後の圧接刃17のガイド部21にわたるよう
に、電線1の端末を載せる。続いて同図の矢線に示すよ
うに、電線1を挟みつつ押込部材23を圧接部12の上
面側から被せ、図4に示すように、圧接部12の底板1
9と押込部材23の天井板24との間をプライヤPで挟
み付ける。
【0015】そうすると、電線1が押込部材23の圧接
溝27に圧入されるとともに、圧接刃17の圧接溝20
に圧入され、各圧接溝20,27の側縁が電線1の被覆
2を破って食い込み、各圧接溝20,27の側縁が芯線
3に接触する。最終的には、図5に示すように、電線1
が押込部材23の押込部28で押されて、押込部材23
が圧接部12の底板19に当たった状態では、電線1は
圧接刃17側では圧接溝20の略中央高さ位置まで押し
込まれる。
【0016】これにより電線1と端子本体10とは、前
後2箇所の圧接刃17において、また押込部材23を介
して電気的接続が取られる。同時に、ロック突部31が
対応するロック孔32に嵌まることで、押込部材23が
抜け止め状態にロックされる。最後に、圧接部12の後
方に設けられた一対のバレル13が巻き付け状に電線1
にかしめられて、図7に示すように、電線1の端末に端
子金具Aが固着された圧接電線が形成される。
【0017】以上のようにこの第1実施形態によれば、
専用の自動機が無くてもプライヤPを用いて簡単に圧接
電線を製造することができ、メンテナンス時等におい
て、少数ずつ圧接電線を製造したい場合にきわめて便利
となる。また、押込部材23が圧接部12に一体的にロ
ックされることによって、圧接電線が単独で取り扱われ
る場合等に電線1が圧接部12から外れることが防止さ
れ、また圧接部12の増強が図られて変形等が防止され
る。また、電線1の引張強度にも優れたものとなる。さ
らに、押込部材23にも圧接溝27が設けられているの
で、圧接部分が都合4箇所に設けられたことになり、電
気接続の信頼性はきわめて高いものとなる。
【0018】なお上記実施形態では、押込部材23にも
圧接溝27を設けたが、押込部材23を単に電線1を押
し込むことだけに機能させるようにしてもよい。その場
合は、圧接溝27を設けた位置に電線1を嵌めて逃がす
逃がし溝を設けるようにすればよい。
【0019】<第2実施形態>第2実施形態ないし第4
実施形態は、押込部材の形状に変更を加えたものであ
る。なお、第1実施形態と同様の機能を有する部位につ
いては、同一符号を付すことで重複した説明は省略され
ている。まず図8および図9によって第2実施形態を説
明する。この第2実施形態に係る押込部材23Aは、図
9の展開形状に示すように、天井板24の左右両側縁に
側板25が連設されるとともに、天井板24の前後両端
縁に、予め電線1の圧接溝27の形成された端面板26
Aが連設されている。そして、同図の破線に示す折曲線
で直角曲げすることによって、図8に示すように、端子
本体10の圧接部12の内側に嵌合可能な下面開放の箱
形をなす押込部材23Aが形成される。
【0020】<第3実施形態>図10および図11は本
発明の第3実施形態を示す。第3実施形態の押込部材2
3Bは、図11の展開形状に示すように、天井板24の
左右両側縁に側板25が連設されるとともに、一方の側
板25の前後両端縁に、予め電線1の圧接溝27の形成
された端面板26Bが連設されている。そして、同図の
破線に示す折曲線で直角曲げすることによって、図10
に示すように、端子本体10の圧接部12の内側に嵌合
可能な下面開放の箱形をなす押込部材23Bが形成され
る。
【0021】<第4実施形態>図12ないし図14は本
発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態の押込部
材23Cは、第2実施形態の形状と第3実施形態の形状
を組み合わせたものである。すなわち、天井板24の左
右両側縁に側板25が連設されており、一方の側板25
の前後両端縁に、予め電線1の圧接溝27の形成された
内側端面板26Bが連設されているとともに、天井板2
4の前後両端縁に、同じく予め電線1の圧接溝27の形
成された外側端面板26Aが連設されている。そして、
同図の破線に示す折曲線で直角曲げすることによって、
図12に示すように下面開放の箱形をなす押込部材23
Cが形成される。この第4実施形態の押込部材23Cで
は、端子本体10の圧接部12に押し込まれたときに、
図13に示すように、外側と内側の端面板26A,26
Bがそれぞれ前後の圧接刃17を挟むようにして押し込
まれる。なお、上記した第2実施形態ないし第4実施形
態の押込部材23Aないし23Cにおいて、圧接溝の部
分をそれぞれの電線1の逃がし溝として、単に電線を押
し込むことに機能させるようにすることも可能である。
【0022】<第5実施形態>第5実施形態および第6
実施形態は、押込部材をロックする部分の構造に改良を
加えたものである。なお、第1実施形態と同様の機能を
有する部位については、同一符号を付すことで重複した
説明は省略されている。図15は本発明の第5実施形態
を示す。この第5実施形態では、押込部材23Dの左右
の側板25に、前後一対ずつの三角状をなすロック突部
41が切り出して形成されているとともに、端子本体1
0の圧接部12の左右の側板18には、押込部材23D
が完全に嵌められた場合に、上記の各ロック突部41が
嵌合される角形のロック孔42が前後一対ずつ開口され
ている。
【0023】<第6実施形態>図16は本発明の第6実
施形態を示す。この第6実施形態では、押込部材23E
における天井板24と左右の側板25との境をなす角の
部分に、それぞれロック孔43が切欠き形成されてい
る。一方、端子本体10の圧接部12の左右の側板18
には、上記したロック孔43に係止可能なロック片44
が、内側の斜め下方に曲げられた状態で形成されてい
る。なお、上記した第5実施形態と第6実施形態のロッ
ク構造は、第2実施形態ないし第4実施形態の形式の押
込部材23Aないし23Cを採用した場合にも同様に適
用することができる。
【0024】<第7実施形態>第7実施形態および第8
実施形態は、電線の押込量を特定する部分の構造につい
て変更が加えられている。押込部材自体の基本的な構造
は第1実施形態と同様であって、第1実施形態と同様の
機能を有する部位については、同一符号を付すことで重
複した説明は省略されている。図17および図18は本
発明の第7実施形態を示す。この第7実施形態の押込部
材23Fでは、互いに突き合わせ状に折り曲げられた端
面板26Cの間に形成される圧接溝27Aが上縁にまで
達している一方、天井板24の中央部が下面側に打ち出
されて、電線1を押し込むように機能する押込部51が
形成されている。押込部51の打ち出し寸法に応じて、
電線1が圧接刃17の圧接溝20内へ押し込まれる量が
特定される。
【0025】<第8実施形態>図19および図20は本
発明の第8実施形態を示す。この第8実施形態の押込部
材23Gでは、互いに突き合わせ状に折り曲げられた端
面板26Cの間に形成される圧接溝27Aが上縁にまで
達している一方、天井板24の前後2箇所において、電
線1を押し込むように機能する一対の押込片52が切り
出して形成されている。両押込片52の切り出し寸法に
応じて、電線1が圧接刃17の圧接溝20内への押し込
まれる量が特定される。なお、上記した第7実施形態と
第8実施形態の電線の押込量を特定する構造は、第2実
施形態ないし第4実施形態の形式の押込部材23Aない
し23Cを採用した場合にも同様に適用することができ
る。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記各実施形態では、押込部材が導電性金属板製
である場合を例示したが、電線を押し込む機能に着目す
れば、非導電性の金属板製であったり、合成樹脂製であ
ってもよい。 (2)押込部材は、電線の圧接後に圧接部から外れるよ
うになっていてもよく、そのようなものも本発明に含ま
れる。
【0027】(3)また、押込部材が導電性の金属板製
であって、端子本体に固着可能な場合に限られるが、端
子本体側では圧接刃を設けることなく電線の端末を受容
する部分を設けるに留め、押込部材側にのみ圧接刃を設
ける構成としてもよい。この場合は、押込部材を介して
電線が端子本体と電気的に接続されることになる。 (4)本発明は、雄側の圧接型端子金具にも同様に適用
することが可能である。 (5)上記実施形態では、押込部材が端子本体の圧接部
の内側に嵌められる場合を例示したが、押込部材が圧接
部の外側を覆うように装着されるようにしてもよい。 (6)また、押込部材における圧接溝を設けた圧接片
は、端子本体の前後の圧接刃の間に位置するように1枚
であったり、また端子本体の前後の圧接刃の間と各圧接
刃の外側に位置するように3枚であったりと、任意の数
に設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の圧接型端子金具におけ
る圧接前の状態の斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る押込部材の展開図である。
【図3】圧接前の状態の断面図である。
【図4】圧接動作を示す側面図である。
【図5】圧接完了状態の断面図である。
【図6】その一部切欠平面図である。
【図7】圧接電線の斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る押込部材の斜視図
である。
【図9】その展開図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る押込部材の斜視
図である。
【図11】その展開図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る押込部材の斜視
図である。
【図13】その圧接部に嵌められた状態の断面図であ
る。
【図14】押込部材の展開図である。
【図15】本発明の第5実施形態に係るロック機構部分
を示す斜視図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係るロック機構部分
を示す斜視図である。
【図17】本発明の第7実施形態に係る押込部材の斜視
図である。
【図18】その断面図である。
【図19】本発明の第8実施形態に係る押込部材の斜視
図である。
【図20】その断面図である。
【符号の説明】
1…電線 2…被覆 3…芯線 10…端子本体 12…圧接部 17…圧接刃 20…圧接溝 23…押込部材 27…圧接溝 28…押込部 31…ロック突部 32…ロック孔 23A…押込部材 23B…押込部材 23C…押込部材 23D…押込部材 41…ロック突部 42…ロック孔 23E…押込部材 43…ロック孔 44…ロック片 23F…押込部材 51…押込部 23G…押込部材 52…押込片 P…プライヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渥美 恵悟 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手の端子金具と接続可能な端子本体に
    は電線を圧接する圧接部が設けられ、この圧接部との間
    で電線を挟圧しつつその押し込みを可能とする押込部材
    が備えられていることを特徴とする圧接型端子金具。
  2. 【請求項2】 前記押込部材は、前記圧接部に抜け止め
    状態に保持されることを特徴とする請求項1記載の圧接
    型端子金具。
  3. 【請求項3】 前記押込部材が導電性材料により形成さ
    れ、かつこの押込部材にも電線を圧接する圧接部が設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の圧接型端子
    金具。
  4. 【請求項4】 相手の端子金具と接続可能な端子本体に
    は電線を受容する電線受容部が設けられるとともに、こ
    の電線受容部に電線を挟んで押し込み取着可能とされる
    導電性材料からなる押込部材が備えられ、かつこの押込
    部材に電線の圧接部が設けられていることを特徴とする
    圧接型端子金具。
  5. 【請求項5】 前記圧接部に対する電線の押込量を特定
    する押込量特定手段が備えられていることを請求項1、
    請求項2、請求項3または請求項4記載の圧接型端子金
    具。
JP8321875A 1996-12-02 1996-12-02 圧接型端子金具 Pending JPH10162872A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8321875A JPH10162872A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 圧接型端子金具
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