JPH10161547A - 表 札 - Google Patents

表 札

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Publication number
JPH10161547A
JPH10161547A JP31681796A JP31681796A JPH10161547A JP H10161547 A JPH10161547 A JP H10161547A JP 31681796 A JP31681796 A JP 31681796A JP 31681796 A JP31681796 A JP 31681796A JP H10161547 A JPH10161547 A JP H10161547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doorplate
nameplate
existence
light
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP31681796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hoshikawa
貴裕 星川
Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
Sue Koseki
寿衛 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP31681796A priority Critical patent/JPH10161547A/ja
Publication of JPH10161547A publication Critical patent/JPH10161547A/ja
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省電力で発光する耐候性、耐久性に優れた発
光体を表札に備えることにより、表札の存在を強調し、
表示を確認しやすくする。 【構成】 エレクロトルミネッセンス1を、少なくとも
表札Bの表面側に備えた表札Bである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省電力で耐候性、耐久
性に優れた発光体を備えることにより、存在を強調し、
表示を確認しやすくした表札に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表札は玄関や門柱において電灯に
よって照らされるのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法では、電灯を消した場合には暗くて表札の文字は
もとより、存在すら確認が困難になるものであった。ま
た、夜間に電灯を点けたままにしておくことは、近所迷
惑になる上に虫が寄ってきて環境を損なうばかりか経済
性も悪いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、省電力で耐候性、耐久性に優れた発光
体を少なくとも表面側に備えたことにより、存在を強調
し、かつ表示を確認し易くした表札を提案するものであ
る。
【0005】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る表札の一
実施例について説明する。図1は表札Bを有する玄関A
の例である。
【0006】表札Bは、例えば図2に示すような構造の
ものを使用する。すなわち、1は省電力で発光するエレ
クトロルミネッセンス(以下、単にELという)、2は
カバー材、3は基板である。EL1は、図示するように
短冊状でリード線4を有するもので、カバー材2と基板
3の間に挟み込むものである。
【0007】EL1は、表札Bに取り付けられ、暗い時
に発光することにより視認性を向上させ、表札Bの存在
の強調や、表示の確認を容易ならしめるものである。図
2は、田中の文字部分を除いた斜線の部分を遮光した透
明なカバー材2を用いることによって、外部に発光する
範囲を限定した例であり、表示された名字を暗闇の中に
て発光させ、存在の強調と表示内容の確認を容易ならし
めるのに有効である。
【0008】EL1は、変形が容易で省電力で発光する
ものならば何でも良いが、例えば薄板長尺状で加えられ
た電気的信号に応答して光を生ずるものであり、典型的
なものとしては、微粒子に粉砕されて結合剤中に分散さ
れ、2つの板またはシート状の電極間で薄い層に分散さ
せられた蛍光体を含むものであり、前記電極の少なくと
も一方は実質的に透明なものである。そして前記2つの
電極に対し電気的信号を加えると、前記蛍光物質が発光
させられ、その光の一部が実質的に透明な電極を通して
外部に送出されるものである。
【0009】EL1の構成の例として、例えば無アルカ
リガラスからなる基板上に陽極、有機化合物膜、陰極で
構成されたエレクトロルミネッセンスの陰極上に、耐水
性、耐久性、耐熱性に優れたポリ尿素保護膜を形成した
ものを使用し、陰極の腐食による素子の劣化を防止した
長寿命のものを使用することもできる。
【0010】EL1は、変形が容易な上に薄膜状であ
り、また配線が簡素であるため組立て、取り付けが容易
で、さらに省電力にて十分な発光量を有するため、省電
力で表札の存在の強調および表示の解明の容易化を実現
できる。なお、EL1の外部側に塗膜やフィルムによる
フッ素コートを施して耐酸性、防水性、および耐紫外線
効果を高めることもできる。
【0011】EL1は薄膜帯状で変形自在であり、例え
ば駆動電圧が10V以下で数万cd/m2 の輝度を有す
るもので、その構造としては、陽極(ITO)/発光層
/陰極のような有機化合物膜が発光層(高分子膜或いは
オリゴマー膜から成る)のみの単層構造の場合、陽極/
正孔輸送層/発光層/陰極、または陽極/発光層/電子
輸送層/陰極のような有機化合物膜が正孔輸送層と発光
層、或いは発光層と電子輸送層の2層構造の場合、陽極
/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極の3層構造の
場合がある。
【0012】有機化合物膜の正孔輸送層としては、例え
ばN、N′−ジフェニル−N、N′−ビス(3−メチル
フェニル)1、1′−ビフェニル4、4′−ジアミンに
代表される正孔輸送能を持つ低分子色素を蒸着法により
形成した薄膜や正孔輸送性の分子構造を有する高分子膜
(ポリアミド、ポリイミド、ポリアゾメチン等)を蒸着
重合法により形成した薄膜が用いられ、また正孔輸送性
の低分子色素を高分子薄膜中に蒸着分散させたものでも
良い。
【0013】また、発光層としては、例えば8−オキシ
キノリノアルミニウム錯体(以下、Alq3 という)に
代表される発光性色素を蒸着法により形成した薄膜やス
チルベン、オキサジアゾール等の共役系構造を有する高
分子膜(ポリ尿素、ポリイミド、ポリオキサジアゾール
等)を蒸着重合法により形成した薄膜が用いられ、また
発光性色素を高分子薄膜中に蒸着分散させたものでも良
い。
【0014】さらに、電子輸送層としては、例えばAl
3 やオキサジアゾール誘導体の蒸着薄膜が用いられ、
またアントラキノジメタン誘導体、ジフェニルキノン誘
導体の薄膜も用いることができる。
【0015】EL1の構造が、上述のうち2層構造のも
のの場合、例えば図3に示すようなものである。すなわ
ち、無アルカリガラスからなる基板5、例えばITO膜
からなる陽極6、正孔輸送層(または発光層)7、発光
層(または電子輸送層)8、例えばMg−Ag合金から
なる陰極9は、ポリ尿素保護膜10、Agからなる取り
出し電極11で構成されているものである。
【0016】なお、EL1を発光させる電気は、ソーラ
ー発電によって得られた電気をバッテリー等に蓄電し、
必要時に発光させることができ、省電力のEL1とソー
ラー発電を併用することにより経済性の向上をさらに助
長することができる。
【0017】カバー材2は、例えば薄板もしくはフィル
ム状で、必要部位が透明もしくは半透明なもので、文字
以外の部位は遮光してある。カバー材2としては板状の
ものとしてはアクリル板等の合成樹脂材を使用した薄板
状部材、或いはフィルムを用いた場合の材質としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ナイロン、セロハン等のプラスチックフィル
ム、もしくはこれらに紙、塩ビ樹脂シート等を複合した
もので、接着剤や接着テープ等によってEL1と基板3
のうち少なくとも一方と貼着するものである。
【0018】基板3は、石材、木材、プラスチック、金
属、紙材等、あるいはこれらの複合材を箱状に形成した
もので、EL1およびカバー材2を取り付ける土台とし
て機能する。なお、基板3にはEL1と合致するように
設けた溝部12と、リード線4を通過させるための孔1
3を設けるものである。
【0019】以上説明したのは本発明に係る表札の一実
施例であり、以下に説明するような構成とすることもで
きる。
【0020】すなわち図4(a)は、名字の形に形成し
たEL1を用いた例であり、EL1が基板3から若干突
出することで視認性を向上したものである。図4(b)
はEL1上から、斜線の部分を遮光した全体が透明もし
くは半透明のカバー材2を被せ、遮光部分を除いて表札
B全体が光るようにした例である。
【0021】図5(a)は、基板3の前面のみならず左
右および上面(必要に応じて下面)にもEL1を備え、
少なくとも左右面および上面(必要に応じて下面)を透
明もしくは半透明としたカバー材2を用いたもので、面
ごとに点灯するか否かの選択や、色の変更を可能とした
例である。図5(b)はEL1とカバー材2との間に色
フィルター14を介在させて発光色の変更を可能とし、
またカバー材2と基板3の上面にはそれぞれ孔15、1
6を有し、板上の色フィルター14の交換を容易ならし
めたものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したような本発明に係る表札に
よれば、経済性を損なうことなく表札の存在を強調で
き、表示も見やすくできる。玄関先の美観を向上でき
る。初めての訪問者に対し、表札の発光色等の特徴を
教えておけば、夜間であっても容易に目的の家を探し出
すことができる。色フィルターやELを交換すること
によって、さらに表札に特徴付けることができ、夜間の
初訪問がさらに容易となる。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表札の配設例である。
【図2】本発明に係る表札の構造の代表例である。
【図3】本発明に使用するELの一例である。
【図4】本発明に係る表札の構造のその他の例である。
【図5】本発明に係る表札の構造のその他の例である。
【符号の説明】
A 玄関 B 表札 1 エレクトロルミネッセンス 2 カバー材 3 基板 4 リード線 5 基板 6 陽極 7 正孔輸送層(または発光層) 8 発光層(または電子輸送層) 9 陰極 10 ポリ尿素保護膜 11 取り出し電極 12 溝部 13 孔 14 色フィルター 15 孔 16 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 省電力で発光する発光体を、少なくとも
    表面側に備えたことを特徴とする表札。
JP31681796A 1996-11-28 1996-11-28 表 札 Pending JPH10161547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31681796A JPH10161547A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 表 札

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31681796A JPH10161547A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 表 札

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161547A true JPH10161547A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18081254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31681796A Pending JPH10161547A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 表 札

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JP (1) JPH10161547A (ja)

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Effective date: 20051206

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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