JPH10161385A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10161385A
JPH10161385A JP8321647A JP32164796A JPH10161385A JP H10161385 A JPH10161385 A JP H10161385A JP 8321647 A JP8321647 A JP 8321647A JP 32164796 A JP32164796 A JP 32164796A JP H10161385 A JPH10161385 A JP H10161385A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、安価な装置構成により、画像形成
位置ズレを確実に補正でき、良質な画像を形成できる画
像形成装置、および画像形成装置の制御方法を提供す
る。 【解決手段】カラー複写装置は、色分解された画像デー
タに基づいて各色毎の画像を形成する4つの画像形成部
(Y、M、C、K)を備えている。各画像形成部の下方
には、各色の画像を重ね合せつつ搬送する搬送ベルト2
1が配設されている。搬送ベルト21上の記録紙Pに形
成される画像の色ズレを防止するため、各画像形成部に
て色ズレ防止用のパターンが画像に合成され、搬送ベル
ト21上の所定位置に色パターン109a、109bが
形成される。各色パターン相互の主走査方向の位置ズレ
は、センサ38a、38bによる線分の検出本数をカウ
ントして比較することにより検出でき、検出本数を一致
させるように補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラープリンタ
装置やカラーデジタル複写装置等に利用でき、複数の感
光体ドラムに各色成分毎の画像を形成して、記録紙上で
重ね合わせることによりカラー画像を形成する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平6−35287号に開示さ
れているように、複数の感光体上に各々形成されたトナ
ー像を搬送ベルトにて担持されている用紙上に順次多重
転写して画像を形成する装置がある。
【0003】ところで、この種の転写型のカラー複写機
では、記録紙Pに、順に、重ね合わせられる各色成分ご
とのトナー像が正確に重なり合わない場合に、画像に色
ずれを生じることが知られている。色ずれの要因として
は、各画像形成部に固有の傾きあるいは位置ずれ、各画
像形成部を介して形成される画像の画像形成タイミング
のずれ、または、記録紙P上で各画像が重ね合わせられ
る際の転写位置のずれなどが知られている。
【0004】このため、複写装置内部に、たとえば、C
CDセンサなどを組み込んで、各画像形成部により形成
されて記録紙に転写された画像の位置ズレを検出し、検
出された画像の位置ズレに基づいて感光体ドラムに対す
る露光装置の相対位置あるいは各画像形成部相互の位置
を補正することで色ずれを補正する方法が知られてい
る。この方法によると、例えば搬送ベルトに熱膨張を生
じて搬送速度が変化されても、実際に転写される画像の
位置を検出して補正をかけるため、記録紙上の画像の位
置ずれを確実に補正できる。しかしながら、CCDセン
サは非常に高価であることから、複写装置にCCDセン
サを組み込むことは、複写装置の価格を増大させる問題
を生じる。このことは、結果的に、利用者にとって不利
益なランニングコストの増大をもたらす問題がある。
【0005】このため、記録紙Pが保持される搬送ベル
ト251上の記録紙Pの外側の領域に図10に示すよう
な各色毎のクサビ形の位置ズレ補正用パターン261を
形成し、反射型或いは透過型の光センサ262によりこ
れらのパターン261を検出することにより、画像の位
置ズレを検出する方法が知られている。位置ズレ補正用
パターン261は、各色毎のパターン(Y、M、C、
K)を有し、各色パターンが副走査方向、即ち搬送ベル
ト251の搬送方向に沿って所定ピッチずらされて形成
される。尚、各色パターンは、主走査方向、即ち搬送ベ
ルト251の幅方向に所定距離離間した一対のパターン
をそれぞれ有する。
【0006】この方法によると、各色パターンの主走査
方向に延びた第1の線分が検出される時間間隔を各色パ
ターンを形成したときの時定数と比較することにより、
画像の副走査方向のズレを検出することができる。ま
た、第1の線分を検出してから、第1の線分から斜め方
向に延びた第2の線分を検出するまでの時間を各色パタ
ーン毎に比較することにより、各色の画像の主走査方向
のズレを検出することができる。つまり、図10におい
て、各色パターンの第1の線分を検出してから第2の線
分を検出するまでの時間が相対的に長い場合には、色パ
ターンが搬送ベルト251の中央に向う方向にずれてい
ることを検出でき、第1の線分を検出してから第2の線
分を検出するまでの時間が相対的に短い場合には、色パ
ターンが搬送ベルト251の端部に向う方向にずれてい
ることを検出できる。
【0007】上記の方法によると、CCDなどの高価な
装置を使わずに、画像の副走査方向の位置ズレを検出で
きるとともに主走査方向の位置ズレを検出でき、各色画
像の位置ズレを補正でき色ズレを防止できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にくさび形のパターンを用いて画像の位置ズレを検出す
る場合、副走査方向の画像の位置ズレを比較的高精度に
補正できる反面、主走査方向の画像の位置ズレを高精度
に補正できない。つまり、くさび形パターンの主走査方
向の位置ズレは、第1の線分を検出してから第2の線分
を検出するまでの時間を比較することにより判断するた
め、ベルトの速度偏差や変動、センサ−による検出精度
の影響で検出値に誤差を生じ易い問題がある。
【0009】このように、画像の位置ズレを正確に補正
できないと、各色画像を正確に重ね合わせることができ
ず、色ズレを生じ、画像が劣化される問題が生じる。
【0010】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、安価な装置構成により、画像形成位置
のズレを確実に補正でき、良質な画像を形成できる画像
形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の画像形成装置は、複
数の画像を重ね合せて出力する画像形成装置において、
上記複数の画像を保持して搬送する搬送手段と、上記搬
送手段による搬送方向を横切る方向に延びた互いに平行
な複数本の線分を有するパターンを上記搬送手段上に出
力するためのパターンデータを記憶した記憶手段と、第
1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記記
憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上記
第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1のパ
ターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手段
と、上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力す
るとともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデー
タに基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパター
ンとしての第2のパターンを上記搬送方向に沿って上記
第1のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段
と、上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および
第2のパターンを検出する検出手段と、上記検出手段に
て検出された上記第1および第2のパターンの線分の本
数に基づいて上記第1および第2の画像形成手段によっ
て出力される上記第1および第2の画像の出力位置を補
正する補正手段と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項2記載の画像
形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像形成
装置において、上記複数の画像を保持して第1の方向へ
搬送する搬送手段と、上記第1の方向と直交する第2の
方向に沿って互いに平行に延び、上記第1の方向に沿っ
て等間隔で揃えられた一端をそれぞれ有し、上記第1の
方向に沿って所定長さづつ短くなるように形成された複
数本の線分を有するパターンを上記搬送手段上に出力す
るためのパターンデータを記憶した記憶手段と、第1の
画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記記憶手
段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上記第1
の画像の出力位置を示すパターンとしての第1のパター
ンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手段と、
上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
しての第2のパターンを上記第1の方向に沿って上記第
1のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段
と、上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1の方向
へ搬送される上記第1および第2のパターンを順次検出
する検出手段と、上記検出手段にて検出された上記第1
および第2のパターンの線分の本数を比較し、該本数が
一致するように、上記第1および第2の画像形成手段に
よって出力される上記第1および第2の画像の出力位置
を上記第2の方向に沿って補正する補正手段と、を備え
ている。
【0013】また、この発明のうち請求項3記載の画像
形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像形成
装置において、上記複数の画像を保持して第1の方向へ
搬送する搬送手段と、上記第1の方向と直交する第2の
方向に沿って延びた第1の線分、および上記第1の線分
から上記第1の方向に対して傾斜した方向に互いに平行
且つ等間隔で延びた複数本の第2の線分を有するパター
ンを上記搬送手段上に出力するためのパターンデータを
記憶した記憶手段と、第1の画像を上記搬送手段上に出
力するとともに、上記記憶手段にて記憶されたパターン
データに基づいて、上記第1の画像の出力位置を示すパ
ターンとしての第1のパターンを上記搬送手段上に出力
する第1の画像形成手段と、上記第1の画像に重ね合わ
せて第2の画像を出力するとともに、上記記憶手段にて
記憶されたパターンデータに基づいて、上記第2の画像
の出力位置を示すパターンとしての第2のパターンを上
記第1の方向に沿って上記第1のパターンに隣接して出
力する第2の画像形成手段と、上記搬送手段に対向して
設けられ、上記第1の方向へ搬送される上記第1および
第2のパターンを順次検出する検出手段と、上記検出手
段にて検出された上記第1および第2のパターンの線分
の本数を比較し、該本数が一致するように、上記第1お
よび第2の画像形成手段によって出力される上記第1お
よび第2の画像の出力位置を上記第2の方向に沿って補
正する補正手段と、を備えている。
【0014】また、この発明のうち請求項4記載の画像
形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像形成
装置において、上記複数の画像を保持して第1の方向へ
搬送する搬送手段と、上記第1の方向と直交する第2の
方向に沿って互いに平行且つ等間隔で延びた複数本の線
分、および上記各線分間に設けられ上記第1の方向に対
して傾斜した方向にズレて配置された複数のドットを有
するパターンを上記搬送手段上に出力するためのパター
ンデータを記憶した記憶手段と、第1の画像を上記搬送
手段上に出力するとともに、上記記憶手段にて記憶され
たパターンデータに基づいて、上記第1の画像の出力位
置を示すパターンとしての第1のパターンを上記搬送手
段上に出力する第1の画像形成手段と、上記第1の画像
に重ね合わせて第2の画像を出力するとともに、上記記
憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上記
第2の画像の出力位置を示すパターンとしての第2のパ
ターンを上記第1の方向に沿って上記第1のパターンに
隣接して出力する第2の画像形成手段と、上記搬送手段
に対向して設けられ、上記第1の方向へ搬送される上記
第1および第2のパターンを順次検出する検出手段と、
上記検出手段にて上記第1および第2のパターンのドッ
トが検出されるまでに検出された上記第1および第2の
パターンの線分の本数を比較し、該本数が一致するよう
に、上記第1および第2の画像形成手段によって出力さ
れる上記第1および第2の画像の出力位置を上記第2の
方向に沿って補正する補正手段と、を備えている。
【0015】また、この発明のうち請求項5記載の画像
形成装置は、色分解された複数の画像データに基づい
て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
カラー画像を形成する画像形成装置において、上記被画
像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬送する搬
送手段と、上記色分解された複数の画像データを記憶す
るとともに、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿
って互いに平行に延び、上記第1の方向に沿って等間隔
で揃えられた一端をそれぞれ有し、上記第1の方向に沿
って所定長さづつ短くなるように形成された複数本の線
分を有するパターンを上記搬送手段上に出力するための
パターンデータを記憶した記憶手段と、上記記憶手段に
て記憶された複数の画像データの上記被画像形成媒体上
での出力位置を示すパターンとして、上記記憶手段にて
記憶されたパターンデータを上記各画像データにそれぞ
れ合成し、該画像データの出力位置を設定し、所定のタ
イミングで出力する画像処理手段と、上記画像処理手段
から出力される画像データに基づいて、上記搬送手段に
て搬送される被画像形成媒体上に第1の画像を形成する
とともに、上記第1の画像に合成された第1のパターン
を上記搬送手段上に形成する第1の画像形成手段と、上
記画像処理手段から出力される画像データに基づいて、
上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上で上記第
1の画像に重ね合わせて第2の画像を形成するととも
に、上記第2の画像に合成された第2のパターンを上記
第1の方向に沿って上記第1のパターンに隣接して形成
する第2の画像形成手段と、上記搬送手段に対向して配
置され、上記第1の方向へ搬送される上記第1および第
2のパターンを順次検出する検出手段と、上記検出手段
にて上記第1および第2のパターンの最長の線分が検出
されるタイミングに基づいて、上記第1および第2の画
像形成手段によって出力される上記第1および第2の画
像の出力位置を上記第1の方向に沿って補正し、上記第
1および第2のパターンの線分の本数を比較し、該本数
が一致するように、上記第1および第2の画像の出力位
置を上記第2の方向に沿って補正する補正手段と、を備
えている。
【0016】また、この発明のうち請求項6記載の画像
形成装置は、色分解された複数の画像データに基づい
て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
カラー画像を形成する画像形成装置において、上記被画
像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬送する搬
送手段と、上記色分解された複数の画像データを記憶す
るとともに、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿
って延びた第1の線分、および上記第1の線分から上記
第1の方向に対して傾斜した方向に互いに平行且つ等間
隔で延びた複数本の第2の線分を有するパターンを上記
搬送手段上に出力するためのパターンデータを記憶した
記憶手段と、上記記憶手段にて記憶された複数の画像デ
ータの上記被画像形成媒体上での出力位置を示すパター
ンとして、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータ
を上記各画像データにそれぞれ合成し、該画像データの
出力位置を設定し、所定のタイミングで出力する画像処
理手段と、上記画像処理手段から出力される画像データ
に基づいて、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒
体上に第1の画像を形成するとともに、上記第1の画像
に合成された第1のパターンを上記搬送手段上に形成す
る第1の画像形成手段と、上記画像処理手段から出力さ
れる画像データに基づいて、上記搬送手段にて搬送され
る被画像形成媒体上で上記第1の画像に重ね合わせて第
2の画像を形成するとともに、上記第2の画像に合成さ
れた第2のパターンを上記第1の方向に沿って上記第1
のパターンに隣接して形成する第2の画像形成手段と、
上記搬送手段に対向して配置され、上記第1の方向へ搬
送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
検出手段と、上記検出手段にて上記第1および第2のパ
ターンの第1の線分が検出されるタイミングに基づい
て、上記第1および第2の画像形成手段によって出力さ
れる上記第1および第2の画像の出力位置を上記第1の
方向に沿って補正し、上記第1および第2のパターンの
第2の線分の本数を比較し、該本数が一致するように、
上記第1および第2の画像の出力位置を上記第2の方向
に沿って補正する補正手段と、を備えている。
【0017】また、この発明のうち請求項7記載の画像
形成装置は、色分解された複数の画像データに基づい
て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
カラー画像を形成する画像形成装置において、上記被画
像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬送する搬
送手段と、上記色分解された複数の画像データを記憶す
るとともに、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿
って互いに平行且つ等間隔で延びた複数本の線分、およ
び上記各線分間に設けられ上記第1の方向に対して傾斜
した方向にズレて配置された複数のドットを有するパタ
ーンを上記搬送手段上に出力するためのパターンデータ
を記憶した記憶手段と、上記記憶手段にて記憶された複
数の画像データの上記被画像形成媒体上での出力位置を
示すパターンとして、上記記憶手段にて記憶されたパタ
ーンデータを上記各画像データにそれぞれ合成し、該画
像データの出力位置を設定し、所定のタイミングで出力
する画像処理手段と、上記画像処理手段から出力される
画像データに基づいて、上記搬送手段にて搬送される被
画像形成媒体上に第1の画像を形成するとともに、上記
第1の画像に合成された第1のパターンを上記搬送手段
上に形成する第1の画像形成手段と、上記画像処理手段
から出力される画像データに基づいて、上記搬送手段に
て搬送される被画像形成媒体上で上記第1の画像に重ね
合わせて第2の画像を形成するとともに、上記第2の画
像に合成された第2のパターンを上記第1の方向に沿っ
て上記第1のパターンに隣接して形成する第2の画像形
成手段と、上記搬送手段に対向して配置され、上記第1
の方向へ搬送される上記第1および第2のパターンを順
次検出する検出手段と、上記検出手段にて上記第1およ
び第2のパターンの上記第1の方向に沿った端部の線分
が検出されるタイミングに基づいて、上記第1および第
2の画像形成手段によって出力される上記第1および第
2の画像の出力位置を上記第1の方向に沿って補正し、
上記第1および第2のパターンのドットが検出されるま
でに検出された線分の本数を比較し、該本数が一致する
ように、上記第1および第2の画像の出力位置を上記第
2の方向に沿って補正する補正手段と、を備えている。
【0018】また、この発明のうち請求項8記載の画像
形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像形成
装置において、上記複数の画像を保持して搬送する搬送
手段と、上記搬送手段上に上記複数の画像を順次重ね合
せて出力する画像形成手段と、上記搬送手段が正規の搬
送位置からズレた際に、このズレを検知する検知手段
と、装置に電源が投入されたとき、および/或いは上記
検知手段にて上記搬送手段のズレが検知されたときに、
上記搬送手段を上記正規の搬送位置へ強制的に戻す強制
手段と、を備えている。
【0019】また、この発明のうち請求項9記載の画像
形成装置は、色分解された複数の画像を被画像形成媒体
上に順次重ね合せてカラー画像を形成する画像形成装置
において、上記被画像形成媒体を保持するとともに所定
方向に搬送する搬送ベルト、および互いに略平行且つ所
定距離離間されて回転自在に配設され、上記搬送ベルト
を巻回した一対のローラを有する搬送手段と、上記搬送
ベルト上に保持されて搬送される上記被画像形成媒体上
に上記複数の画像を順次重ね合せて出力する画像形成手
段と、上記搬送ベルトの搬送方向に沿った端部に近接し
て配置され、上記搬送ベルトが上記ローラの軸方向にズ
レを生じた際に、このズレを検知する検知手段と、上記
搬送ベルトの端部を押すことにより上記搬送ベルトを正
規の搬送位置へ戻す強制機構を有する強制手段と、装置
に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知手段
にて上記搬送ベルトのズレが検知されたときに、上記強
制機構を作動させて上記搬送ベルトを正規の搬送位置へ
戻す制御手段と、を備えている。
【0020】また、この発明のうち請求項10に記載の
画像形成装置は、色分解された複数の画像を被画像形成
媒体上に順次重ね合せてカラー画像を形成する画像形成
装置において、上記被画像形成媒体を保持するとともに
所定方向に搬送する搬送ベルト、および互いに略平行且
つ所定距離離間されて回転自在に配設され、上記搬送ベ
ルトを巻回した一対のローラを有する搬送手段と、上記
搬送ベルト上に保持されて搬送される上記被画像形成媒
体上に上記複数の画像を順次重ね合せて出力する画像形
成手段と、上記搬送ベルトの搬送方向に沿った端部に近
接して配置され、上記搬送ベルトが上記ローラの軸方向
にズレを生じた際に、このズレを検知する検知手段と、
上記少なくとも一方のローラの回転軸の一端に設けら
れ、上記回転軸の他端を中心として該ローラを他方のロ
ーラに向けて揺動させることにより上記搬送ベルトを正
規の搬送位置へ戻す強制機構を有する強制手段と、装置
に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知手段
にて上記搬送ベルトのズレが検知されたときに、上記強
制機構を作動させて上記搬送ベルトを正規の搬送位置へ
戻す制御手段と、を備えている。
【0021】また、この発明のうち請求項11に記載の
画像形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像
形成装置において、被画像形成媒体を保持して搬送する
搬送手段と、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向
に延びた互いに平行な複数本の線分を有するパターンを
上記搬送手段上に出力するためのパターンデータを記憶
した記憶手段と、第1の画像を上記被画像形成媒体上に
出力するとともに、上記記憶手段にて記憶されたパター
ンデータに基づいて、上記第1の画像の出力位置を示す
パターンとしての第1のパターンを上記搬送手段上に出
力する第1の画像形成手段と、上記第1の画像に重ね合
わせて第2の画像を前記被画像形成媒体上に出力すると
ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
しての第2のパターンを上記搬送方向に沿って上記第1
のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段と、
上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および第2
のパターンを検出する検出手段と、上記検出手段にて検
出された上記第1および第2のパターンの線分の本数に
基づいて上記第1および第2の画像形成手段によって出
力される上記第1および第2の画像の出力位置を補正す
る補正手段と、上記検出手段にて検出が行われた後に、
前記第1及び第2のパターンを前記搬送手段から消去す
るクリーニング手段と、前記被画像形成媒体への画像形
成が行われる度に、前記搬送手段上に第1および第2の
パターンを作成するよう、前記第1及び第2の画像形成
手段を制御する制御手段と、を備えている。
【0022】更に、この発明のうち請求項12に記載の
画像形成装置は、複数の画像を重ね合せて出力する画像
形成装置において、上記複数の画像を保持して搬送する
搬送手段と、上記搬送手段が正規の搬送位置からズレた
際に、このズレを検知する検知手段と、装置に電源が投
入されたとき、および/或いは上記検知手段にて上記搬
送手段のズレが検知されたときに、上記搬送手段を上記
正規の搬送位置へ強制的に戻す強制手段と、上記搬送手
段による搬送方向を横切る方向に延びた互いに平行な複
数本の線分を有するパターンを上記搬送手段上に出力す
るためのパターンデータを記憶した記憶手段と、第1の
画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記記憶手
段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上記第1
の画像の出力位置を示すパターンとしての第1のパター
ンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手段と、
上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
しての第2のパターンを上記搬送方向に沿って上記第1
のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段と、
上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および第2
のパターンを検出する検出手段と、上記検出手段にて検
出された上記第1および第2のパターンの線分の本数に
基づいて上記第1および第2の画像形成手段によって出
力される上記第1および第2の画像の出力位置を補正す
る補正手段と、を備えている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明の画像形成装置として、
転写型のカラーデジタル複写装置1(以下、単に複写装
置1と称する)の断面を示し、図2は、複写装置1の要
部の概略構成、およびその制御系を示す。
【0025】図1に示すように、複写装置1は、読取手
段としてのスキャナ部2と、画像形成手段としてのプリ
ンタ部4と、を備えている。また、スキャナ部2の上部
には、原稿自動給送装置6(以下、単にADF6と称す
る)がセットされている。ADF6は、スキャナ部2の
後述する原稿台に対して開閉可能に取付けられ、読取対
象物すなわち原稿Dを、原稿台に向けて1枚ずつ給送す
るとともに、原稿台に載置された原稿Dを原稿台に密着
させる原稿押さえとして機能する。
【0026】プリンタ部4は、周知の減色混合法に基づ
いて、各色成分毎に色分解された画像、即ち、イエロー
(黄、以下、Yと示す) 、マゼンタ (赤の一種、以下、
Mと示す) 、シアン (青みがかった紫、以下、Cと示
す) およびブラック (黒、以下、Kと示す) の4色の画
像をそれぞれ形成する第1乃至第4の画像形成部10
Y、10M、10C、10Kを有している。
【0027】各画像形成部10Y、10M、10C、1
0Kの下方には、各画像形成部により形成された各色毎
の画像を図中矢印a方向に搬送する搬送ベルト21を含
む搬送手段としての搬送機構20が配設されている。搬
送ベルト21は、図2に示すように、ベルトモータ22
により矢印方向に回転される駆動ローラ24と駆動ロー
ラ24から所定距離離間された従動ローラ26との間に
巻回されて張設され、矢印a方向に一定速度で無端走行
される。尚、各画像形成部10Y、10M、10C、1
0Kは、搬送ベルト21の搬送方向に沿って直列に配置
されている。
【0028】各画像形成部10Y、10M、10C、1
0Kは、それぞれ、搬送ベルト21と接する位置で外周
面が同一の方向に回転可能に形成された像担持体として
の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kを含ん
でいる。各感光体ドラムには、各感光体ドラムを所定の
周速度で回転させるためのドラムモータ9Y、9M、9
C、9Kが接続されている。
【0029】それぞれの感光体ドラム11Y、11M、
11C、11Kの軸線は、搬送ベルト21により画像が
搬送される方向と直交するよう配置され、各感光体ドラ
ムの軸線が互いに等間隔に配置される。尚、以下の説明
においては、各感光体ドラムの軸線方向を主走査方向
(第2の方向)とし、感光体ドラムが回転される方向す
なわち搬送ベルト21の回転方向(図中矢印a方向)を
副走査方向(第1の方向)とする。
【0030】各感光体ドラム11Y、11M、11C、
11Kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段と
しての帯電ローラ12Y、12M、12C、12K、主
走査方向に同様に延出された現像手段としての現像装置
13Y、13M、13C、13K、主走査方向に同様に
延出された転写手段としての転写装置14Y、14M、
14C、14K、および、主走査方向に同様に延出され
たクリーニング装置15Y、15M、15C、15K
が、それぞれ、対応する感光体ドラムの回転方向に沿っ
て順に配置されている。尚、各転写装置は、対応する感
光体ドラムとの間で搬送ベルト21を狭持する位置、即
ち搬送ベルト21の内側に配設されている。また、後述
する露光装置による露光ポイントは、それぞれ帯電ロー
ラと現像装置との間の感光体ドラムの外周面上に形成さ
れる。
【0031】搬送機構20の下方には、各画像形成部1
0Y、10M、10C、10Kにより形成された画像を
転写する被画像形成媒体としての記録紙Pを複数枚収容
した用紙カセット30が配置されている。
【0032】用紙カセット30の一端部であって、従動
ローラ26に近接する側には、用紙カセット30に収容
されている記録紙Pを (最上部から) 1枚ずつ取り出す
ピックアップローラ32が配置されている。ピックアッ
プローラ32と従動ローラ26との間には、用紙カセッ
ト30から取り出された記録紙Pの先端と画像形成部1
0Yの感光体ドラム11Yに形成されたYトナー像の先
端とを整合させるためのレジストローラ34が配置され
ている。尚、他の感光体ドラム11Y、11M、11C
に形成されたトナー像(M、C、K)は、搬送ベルト2
1上を搬送される記録紙Pの搬送タイミングに合せて各
転写位置に供給される。
【0033】レジストローラ34と第1の画像形成部1
0Yとの間であって、従動ローラ26の近傍、実質的
に、搬送ベルト21を挟んで従動ローラ26の外周上に
は、レジストローラ34を介して所定のタイミングで搬
送される記録紙Pに、所定の静電吸着力を提供する吸着
ローラ36が配置されている。なお、吸着ローラ36の
軸線と従動ローラ26の軸線は、互いに平行に配置され
る。
【0034】搬送ベルト21の一端であって、駆動ロー
ラ24の近傍、実質的に、搬送ベルト21を挟んで駆動
ローラ24の外周上には、搬送ベルト21上に形成され
た画像の位置を検知するためのセンサ38(後述する)
が、駆動ローラ24から所定距離離間して配置されてい
る。センサ38は、透過型或いは反射型の光センサによ
り構成される。
【0035】駆動ローラ24の外周上であってセンサ3
8の下流側の搬送ベルト21上には、搬送ベルト21上
に付着したトナー(後述する検出用パターン109を含
む)あるいは記録紙Pの紙かすなどを除去するベルトク
リーナ40が配置されている。
【0036】搬送ベルト21を介して搬送された記録紙
Pが駆動ローラ24から離脱されてさらに搬送される方
向には、記録紙Pを所定温度に加熱することにより記録
紙Pに転写されたトナー像を溶融し、トナー像を記録紙
Pに定着させる定着装置50が配置されている。
【0037】プリンタ部4の筐体の右側側面には、記録
紙Pを手差し供給するための供給口4aが形成され、供
給口4aには給紙トレー42が設けられている。供給口
4aを介して給紙された記録紙Pは、レジストローラ3
4に導かれ、各画像形成部に供給される。また、プリン
タ部4の左側側面には、定着装置50を介して排出され
た記録紙Pを受ける排紙トレー44が設けられている。
【0038】各感光体ドラムの外周面上にそれぞれ色分
解された静電潜像を形成する露光装置60は、後述する
画像処理部にて色分解された各色毎の画像データ(Y、
M、C、K)に基づいて発光制御される各色毎のレーザ
ー発光装置(図2に黒用のレーザー発光装置104のみ
例示してある)を有している。各レーザー発光装置の光
路上には、各レーザービームを反射、走査するポリゴン
ミラー61、およびポリゴンミラー61を介して反射さ
れたレーザービームの焦点を補正して結像させるための
第1乃至第3のfθレンズ62、63、64が順に設け
られている。
【0039】第3のfθレンズ64と各感光体ドラム1
1Y、11M、11C、11Kとの間には、第3のfθ
レンズ64を通過された各色毎のレーザービームを各感
光体ドラムの露光位置に向けて折り曲げる第1の折り返
しミラー65(Y、M、C、K)、および、第1の折り
返しミラー65Y、65M、65Cにより折り曲げられ
たレーザービームを更に折り曲げる第2および第3の折
り返しミラー66(Y、M、C)、67(Y、M、C)
が配置されている。尚、黒用のレーザービームは、第1
の折り返しミラー65Kにより折り返された後、他のミ
ラーを経由せずに感光体ドラム11Kに案内される。
【0040】原稿の画像を読取るスキャナ部2は、その
上部に、閉じた状態にあるADF6に対向され、原稿D
がセットされる透明なガラスからなる原稿台81を有し
ている。原稿台81の下方には、原稿台81に載置され
た原稿Dを照明する露光ランプ82、露光ランプ82か
らの光を原稿Dに集光させるためのリフレクター84、
および原稿Dからの反射光を図中左方向に折曲げる第1
ミラー86などが配設されている。尚、これらの露光ラ
ンプ82、リフレクター84、および第1ミラー86
は、第1キャリッジ88に固設されている。第1キャリ
ッジ88は、図示しない歯付きベルト等を介して図示し
ないパルスモータに接続され、パルスモータの駆動力が
伝達されて原稿台81に沿って平行に移動されるように
なっている。
【0041】第1キャリッジ88に対して図中左側、す
なわち第1ミラー86により反射された反射光が案内さ
れる方向には、図示しない駆動機構たとえば歯付きベル
トならびにDCモータなどを介して原稿台81と平行に
移動可能に設けられた第2キャリッジ90が配設されて
いる。第2キャリッジ90には、第1ミラー86により
案内される原稿Dからの反射光を下方に折曲げる第2ミ
ラー92、および第2ミラー92からの反射光を図中右
方に折り曲げる第3ミラー94が互いに直角に配置され
ている。第2キャリッジ90は、第1キャリッジ88に
従動されるとともに、第1キャリッジ88に対して1/
2の速度で原稿台81に沿って平行に移動されるように
なっている。
【0042】第2キャリッジ90を介して折返された光
の光軸を含む面内には、第2キャリッジ90からの反射
光を所定の倍率で結像させる結像レンズ96が配置さ
れ、結像レンズ96を通過した光の光軸と略直交する面
内には、結像レンズ96により集束性が与えられた反射
光を電気信号すなわち画像データに変換するCCDイメ
ージセンサ98が配置されている。
【0043】しかして、露光ランプ82からの光をリフ
レクター84により原稿台81上の原稿Dに集光させる
と、原稿Dからの反射光が、第1ミラー86、第2ミラ
ー92、第3ミラー94、および結像レンズ96を介し
てCCDイメージセンサ98に入射され、ここで画像デ
ータに変換される。
【0044】次に、上記のように構成された複写装置1
の動作について詳細に説明する。
【0045】図示しない電源スイッチが投入されること
で、複写装置1がイニシャライズされ、定着装置50が
所定温度に加熱されるとともに各モータの回転速度が安
定化され、待機状態に維持される。そして、スキャナ部
2により原稿Dが走査され、CCDイメージセンサ98
を介して原稿Dの画像が読取られる。読取られた画像デ
ータは、画像メモリ101に一旦記憶され、画像処理部
102にて各色毎の画像データ(Y、M、C、K)に色
分解され、必要に応じて、各色毎に変倍、回転、移動等
の画像処理がなされる。
【0046】ここで、第1の画像形成部10Yを用い
て、Y (イエロー) 画像を形成する工程について説明す
る。尚、言うまでもなく、第2ないし第4の画像形成部
10M、10C、10KによりM (マゼンタ) 画像、C
(シアン) 画像およびK (ブラック) 画像も同様に形成
される。
【0047】まず、感光体ドラム11Yの表面が帯電ロ
ーラ12Yによって一様に帯電される。続いて、画像処
理部102にて処理されたY(イエロー)画像データに
基づいてレーザー発光装置104が発光制御され、露光
装置60を介してY画像データに基づくレーザー光が感
光体ドラム11Yの所定の露光位置に照射される。これ
により、Y画像データに対応するY静電潜像が感光体ド
ラム11Y上に形成される。
【0048】感光体ドラム11Yに形成されたY静電潜
像は、Yトナーを収容した現像装置13Yにより現像さ
れて可視像化され、感光体ドラム11Y上でYトナー像
に変換される。
【0049】感光体ドラム11Y上のYトナー像は、感
光体ドラム11Yと搬送ベルト21が対向する転写位置
で、用紙カセット30から取り出され、レジストローラ
34により搬送ベルト21上に所定のタイミングで吸着
および整位された記録紙Pに転写装置14Yによって転
写される。
【0050】以下、第2の画像形成部10M、第3の画
像形成部10Cおよび第4の画像形成部10Kのそれぞ
れにより、各感光体ドラム11M、11Cおよび11K
に形成されたMトナー像、Cトナー像およびKトナー像
が、搬送ベルト21により搬送されている記録紙P上
に、順に、重ね合わせられる。即ち、複数色の印字の場
合、各画像形成部10Y、10M、10Cおよび10K
により、帯電→露光→現像→転写を1周期とする工程の
画像形成動作が実行され、記録紙Pに複数色のトナー像
が多重転写される。
【0051】この場合、各感光体ドラム11Y、11
M、11C、11Kが記録紙Pの搬送方向に沿って所定
距離離間して配置されていることから、搬送ベルト21
上を搬送される記録紙P上に各色の画像を重ね合せるた
め、各色毎のレーザー発光装置による露光タイミングを
ずらしている。
【0052】感光体ドラム11Y、11M、11Cおよ
び11K上に転写されずに残った残留トナーは、クリー
ニング装置15Y、15M、15Cおよび15Kによっ
て、それぞれ清掃される。
【0053】各色のトナー像が転写された記録紙Pは、
搬送ベルト21から剥離されて定着装置50に搬送さ
れ、定着装置50によって加熱されたトナー像が記録紙
P上に溶融定着されたのち、排紙トレイ44に排出され
る。
【0054】また、搬送ベルト21に付着した各トナー
および記録紙Pから生じる紙かすなどは、ベルトクリー
ナ40により取り除かれる。
【0055】次に、図2を参照して、各感光体ドラム1
1Y、11M、11C、11Kの周速度と搬送ベルト2
1の走行速度とを一致させる制御について説明する。
尚、ここでは、黒用の感光体ドラム11Kの周速度と搬
送ベルト21の走行速度とを一致させる場合を例にとっ
て説明するが、他の感光体ドラム11Y、11M、11
Cの周速度も同様に制御される。
【0056】まず、ドラムモータ9Kおよびベルトモー
タ22が、それぞれのモータドライバ112および11
4の制御により矢印方向に回転を開始される。この場
合、各モータドライバ112、114は、感光体ドラム
11Kの周速度と搬送ベルト21の走行速度とが一致す
るように予め設定された基準の回転速度となるように、
ドラムモータ9Kおよびベルトモータ22を回転する。
【0057】つまり、各モータの回転が開始されると、
ドラムモータ9Kの回転速度が回転速度検出器116に
よって検出され、この回転速度が予め設定した基準値と
比較される。そして、ドラムモータ9Kの実際の回転速
度と基準値との間の誤差が算出され、この誤差が増幅さ
れて制御信号としてモータドライバ112に出力され
る。モータドライバ112は、この制御信号に従ってド
ラムモータ9Kの回転速度を制御し、ドラムモータ9K
の回転速度を基準値と一致させる。
【0058】一方、ベルトモータ22の回転速度が回転
速度検出器118によって検出され、この回転速度がモ
ータ回転目標値設定回路120(以下、単に設定回路1
20と称する)に入力される。設定回路120は、ベル
トモータ22の実際の回転速度を基準値と比較し、その
誤差を算出する。そして、算出された誤差が増幅器によ
って増幅され、制御信号としてモータドライバ114に
出力される。モータドライバ114は、この制御信号に
従ってベルトモータ22の回転速度を制御し、ベルトモ
ータ22の回転速度を基準値と一致させる。これによ
り、感光体ドラム11Kの周速度が搬送ベルト21の走
行速度と一致される。
【0059】更に、上記のように感光体ドラム11Kの
周速度と搬送ベルト21の走行速度とが制御された状態
で、画像処理部102により、クロックカウンタ106
から出力されるクロック信号に基づく所定の時間間隔を
有する時定数が形成され、画像メモリ101に予め記憶
した速度制御用パターンが読み出される。そして、時定
数に基づく速度制御用パターンが画像処理部102にて
用意される。尚、ここでは、上記速度制御用パターン
は、感光体ドラム11K或いは搬送ベルト21上に出力
された際に、副走査方向に所定間隔離間して並んだ主走
査方向に延びた所定長さの複数の線分から成る。
【0060】そして、感光体ドラム11K上の所定の露
光位置に、上記速度制御用パターンに応じたレーザービ
ームが露光装置60を介して照射され、感光体ドラム1
1Kの表面に速度制御用パターンの静電潜像108が形
成される。尚、静電潜像108が形成される位置は、こ
の静電潜像が現像されて搬送ベルト21上に転写された
際に、搬送ベルト21上の記録紙Pが搬送される領域以
外、即ち記録紙Pの幅方向外側の余白部分、或いは図3
に示すように続けて搬送される記録紙Pの間の余白部分
に検出用のパターンを形成するように、設定されてい
る。
【0061】感光体ドラム11K上に形成された静電潜
像108は、現像装置13Kを介して現像された後、転
写装置14Kにより順次搬送ベルト21上に転写され、
搬送ベルト21上に検出用パターン109が形成され
る。検出用パターン109は、搬送ベルト21の走行に
応じて順次搬送され、ベルトクリーナ40によって順次
消去される。尚、検出用パターン109は、ベルトクリ
ーナ40の手前でセンサ38によって検知され、所定の
ピッチを有するタック信号として電気信号に変換されて
抽出される。つまり、検出用パターン109は、センサ
38により検出される度に消去されて書換えられる。
【0062】このようにセンサ38によって検知された
タック信号は、画像処理部102にて形成された時定数
と比較され、両者の間の誤差がベルト速度の誤差として
設定回路120に出力される。設定回路120では、こ
の速度誤差に基づいて、予め設定したベルトモータ22
の回転速度の基準値を補正し、回転速度の目標値を改め
て設定し直す。そして、ベルトモータ22が、補正され
た基準値に基づいて回転制御される。
【0063】以上のように、搬送ベルト21上に実際に
形成される画像のパターンを検出し、このパターンのズ
レに基づいて搬送ベルト21を走行させるベルトモータ
22の回転速度の基準値を補正することにより、搬送ベ
ルト21の延びや駆動ローラ24の径変化等に起因した
搬送ベルト21の走行速度の変化をその都度補正でき、
速度変化による画像位置の副走査方向のズレを防止でき
る。
【0064】ところで、搬送ベルト21の延びや駆動ロ
ーラ24の径変化の原因としては、駆動ローラ24に近
接して配置された定着装置50からの熱による熱膨張な
どであるが、いずれにしても搬送ベルト21の経時的な
速度変化は比較的緩やかなものである。従って、搬送ベ
ルト21上に形成する検出用パターン109は、図2の
ように連続したものでなくても良く、図3のように所定
のインターバルを置いた検出用パターン109´とする
こともできる。
【0065】また、検出用パターン109(109´)
を検知するセンサ38は、搬送ベルト21のシーム21
aを検出するためのセンサと兼用することができる。つ
まり、シーム検出用のマーク122の副走査方向の幅を
比較的大きくし、検出用パターン109の副走査方向の
幅と差を持たせ、検出した信号にフィルターをかけてマ
ーク122と検出用パターン109とを区別することに
より、両者を別々のものとして検出できる。従って、1
つのセンサ38で搬送ベルト21のシーム21aと検出
用パターン109とを検出できる。
【0066】次に、複写装置1の複数の画像形成部10
Y、10M、10C、10Kにより形成されるカラー画
像の色ずれを検出して補正する方法について図4乃至図
7を用いて詳細に説明する。
【0067】まず、各感光体ドラム11Y、11M、1
1C、11K、および搬送ベルト21の回転が安定した
状態で、画像処理部102(補正手段)において、クロ
ックカウンタ106から出力される基準クロック信号に
基づいて所定の時間間隔を有する時定数が形成される。
そして、画像処理部102によって、画像メモリ101
(記憶手段)に予め記憶された後述する色ずれ検出用パ
ターン(以下、単にパターンと称する)の画像データが
読み出され、各感光体ドラム上に時定数に応じた各色毎
のパターンの静電潜像が形成される。
【0068】各感光体ドラムに形成されたパターンの静
電潜像は、それぞれの色トナーにより現像され、各色の
パターンのトナー像が搬送ベルト21上に順次転写され
る。この際、各色のパターン(K、Y、M、C)が、図
4に示すように、搬送ベルト21上で副走査方向に沿っ
て隣接した状態で所定間隔づつ離間されて転写されるよ
うに、各色のパターンの形成タイミングがずらされる。
尚、各色パターンは、搬送ベルト21の主走査方向に所
定距離離間して複写装置1のリア側とフロント側にそれ
ぞれ1つづつ、即ち記録紙Pが搬送される領域より外側
の搬送ベルト21の両端部近くにそれぞれ形成される。
【0069】また、このように主走査方向に離間して形
成される複数組のパターンを検出するため、検出手段と
しての一対のセンサ38a、38bが主走査方向に離間
してそれぞれのパターン109a、109b上に配設さ
れている。尚、各センサ38a、38bは、主走査方向
に沿って互いに平行に固設されてる。
【0070】ここで、転写ベルト21上に形成されるこ
の発明の第1の実施の形態に係るパターンについて図5
を参照して説明する。尚、ここでは、搬送ベルト21の
主走査方向に離間して形成されたパターン109a、1
09bを、説明の便宜上、近接して図示した。また、図
5に示すような4組の色パターン(Y、M、C、K)
は、時定数に応じたピッチでそれぞれ図7(a)に示す
ように搬送ベルト21上に複数回形成され、例えば、連
続して搬送される記録紙Pの間に形成される。
【0071】各パターンは、主走査方向に延びた長さの
異なる複数本の線分を有し、各線分は互いに平行且つ等
間隔で形成される。複写装置1のリア側の搬送ベルト2
1上に形成されるパターン109aは、各線分のリア側
の端部、即ち搬送ベルト21の端に近接した端部が副走
査方向に沿って揃えられ、搬送方向下流側(図中左側)
の線分から順に所定長さづつ短くなるように形成されて
いる。つまり、各線分のフロント側の端部、即ち搬送ベ
ルト21の端から離間した端部がセンサ38aによるパ
ターン検出方向(副走査方向)を斜めに横切る方向に並
んで配置されている。尚、複写装置1のフロント側の搬
送ベルト21上に形成されるパターン109bは、上記
パターン109aと上下方向に対称形に形成される。
【0072】以下、上記パターン109a、109bを
用いて、搬送ベルト21上に形成されるカラー画像の色
ずれを補正する方法について、図6に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0073】まず、画像処理部102によって、印画す
べき画像データとともに上述したパターン109a、1
09bの画像データが画像メモリ101から読み出され
る。そして、画像処理部102によって、印画すべき画
像データが各色毎の画像データ(Y、M、C、K)に色
分解され、各色毎の画像データが必要に応じて変形さ
れ、各画像データにそれぞれのパターンデータが合成さ
れる。
【0074】この場合、画像処理部102において、基
準クロックに基づく時定数が形成され、この時定数に応
じたパターンデータが各色毎の画像データに合成される
が、各色用のパターンデータは対応する色の画像データ
に対してそれぞれ所定タイミングだけずらされて合成さ
れる。つまり、各色毎の画像データに応じて形成される
4色のトナー像が、搬送ベルト21上を搬送される記録
紙P上で正確に重ね合わされるとともに、各色の画像デ
ータに合成される各色用のパターンデータに応じた4色
のトナー像が搬送ベルト21上で図5に示すように所定
間隔づつずらされて形成されるように、各色毎の画像デ
ータとパターンデータとが合成される。
【0075】従って、各色毎の画像データに応じたトナ
ー像を記録紙P上で正確に重ね合わせるためには、各色
用のパターンデータに応じたトナー像、即ち各色パター
ンの相対的な位置ずれを補正するように、各画像形成部
10Y、10M、10C、10Kによる画像形成位置を
補正すれば良いことになる。尚、各色パターンの相対的
な位置ずれは、一対のセンサ38a、38bのみを用い
て検出され、(a)副走査方向、(b)主走査方向、
(c)主走査方向倍率、および(d)スキューに対する
位置ずれが検出できる。従って、画像処理部102によ
る画像データおよび色パターンの合成時には、各色毎に
最適な上記(a)〜(d)のパターン位置(即ち、画像
位置)が考慮される。
【0076】各色パターンの位置が設定されると、各色
毎の画像データおよびパターンデータに基づいて、各色
毎のレーザー発光装置を介して各色毎のレーザービーム
が射出され、各色の感光体ドラム11Y、11M、11
C、11Kがそれぞれ露光される。これにより、各感光
体ドラム上に各色毎の画像データに応じた静電潜像がそ
れぞれ形成されるとともに、各色の画像位置を検出する
ための上述した色パターンに応じた静電潜像が形成され
る。
【0077】各感光体ドラム上に形成された静電潜像
は、それぞれの現像装置13Y、13M、13C、13
Kによって現像され、各色のトナー像に変換される。各
色のトナー像は、それぞれの転写位置において記録紙P
および搬送ベルト21上に順次転写される。つまり、印
画すべき画像のトナー像が記録紙P上に重ね合わされて
転写され、各色パターンのトナー像が記録紙Pから外れ
た搬送ベルト21上に副走査方向に沿って近接した状態
で互いに離間されて転写される。
【0078】各色のトナー像が重ね合わされて転写され
た記録紙Pは、搬送ベルト21から離脱された後、定着
装置50を通過され、ここで、トナーが加熱されて溶融
され、記録紙Pに定着される。そして、このようにカラ
ー画像が形成された記録紙Pは、排紙トレー44上に排
紙される。
【0079】一方、搬送ベルト21上に転写された各色
パターン109a、109bは、搬送ベルト21の走行
に従って移動され、それぞれ対向する位置に設けられた
センサ38a、38bによって検出される。センサ38
a、38bによって検出された各色パターンは、ベルト
クリーナ40によってその都度消去され、新しく書換え
られる。
【0080】各センサ38a、38bにより検出された
色パターン109a、109bは、以下のようにタック
信号化されて処理される。例えば、複写装置1のリア側
のパターン109aの各色パターンの第1の線分(最も
長い線分)の通過タイミングをセンサ38aによって検
出し、黒パターンの第1の線分から他の色の第1の線分
までのピッチDc、Dm、Dyをそれぞれ算出する。そ
して、これらのピッチDc、Dm、Dyを画像合成時の
設定値と比較し、各色パターンの第1の線分が等間隔と
なるように、各色パターンの副走査方向位置(a)を補
正する。
【0081】また、リア側のパターン109aの各色パ
ターンのセンサ38aによる線分検出本数Rk、Rc、
Rm、Ryをカウントし、黒パターンの線分検出本数R
kに対する他の色パターンの線分検出本数Rc、Rm、
Ryを比較する。そして、他の色パターンの線分検出本
数Rc、Rm、Ryが黒パターンの線分検出本数Rkと
一致するように、各色パターンの主走査方向位置(b)
を補正する。
【0082】つまり、各色パターンの線分検出本数は、
色パターンが搬送ベルト21の端から離れる方向にずれ
て形成されるにつれて多くなり、搬送ベルト21の端に
近付く方向にずれるにつれて少なくなる。従って、各色
パターンの線分検出本数を一致させることにより各色パ
ターンの主走査方向位置(b)を一致させることができ
る。
【0083】また、上記のようにリア側の各色パターン
の線分検出本数Rk、Rc、Rm、Ryをカウントする
とともに、フロント側の各色パターンの線分検出本数F
k、Fc、Fm、Fyをカウントし、各色毎の検出本数
の差Fk−Rk、Fc−Rc、Fm−Rm、Fy−Ry
をそれぞれ算出する。次に、各色毎の検出本数の差か
ら、各色パターン間の主走査方向長さを演算し、黒パタ
ーン間の主走査方向長さに対する他の色パターン間の主
走査方向長さを比較する。そして、他の色パターン間の
主走査方向長さが黒パターン間の主走査方向長さと一致
するように、各色パターンの主走査方向倍率(c)を補
正する。
【0084】更に、リア側の各色パターンの第1の線分
の通過タイミングを検出するとともに、フロント側の各
色パターンの第1の線分の通過タイミングを検出し、各
色毎の検出タイミングのずれ量、即ちスキュー量Sk、
Sc、Sm、Syを算出する。そして、黒パターンのス
キュー量Skに対する他の色パターンのスキュー量S
c、Sm、Syを比較し、各色パターンのスキュー量が
黒パターンのスキュー量と一致するように、各色パター
ンのスキューを補正する。
【0085】以上のように、搬送ベルト21上に形成し
た各色パターンの相対的な位置ズレを(a)〜(d)に
関して補正することにより、記録紙P上で重ね合わされ
る画像の色ズレをなくすことができる。
【0086】特に、本実施の形態のパターンを用いて画
像の位置ズレを補正することにより、従来のクサビ形の
パターンを用いた場合と比較して、主走査方向の位置ズ
レを高精度に補正できる。つまり、本実施の形態では、
副走査方向に移動する各色パターンの線分本数をそれぞ
れカウントし、基準となる色パターン(例えば、黒パタ
ーン)の線分本数と他の色パターンの線分本数とを比較
し、各色パターンの線分本数が一致するように各色パタ
ーンの主走査方向の位置ズレを補正している。このた
め、各色パターンの主走査方向の位置ズレをデジタル的
にとらえることができ、主走査方向の位置ズレをより高
精度に補正できる。
【0087】従って、本実施の形態によると、各色画像
を正確に重ね合せることができ、記録紙上に形成される
画像の色ズレを確実に防止でき、良質な画像を形成でき
る。
【0088】また、本実施の形態によると、光センサ3
8を用いて色パターンを検出するため、従来のようにC
CDセンサなどの高価な装置を必要とせず、装置を比較
的安価に製造できる。
【0089】次に、この発明の第2の実施の形態に係る
パターンおよび第3の実施の形態に係るパターンについ
て、図7(b)および図7(c)を用いて説明する。
尚、これらのパターンは、上述した第1の実施の形態に
係る色パターン(図7a)と同様の方法およびタイミン
グで形成される。
【0090】図7(b)に示すように、第2の実施の形
態に係るパターン130a、130bは、副走査方向に
並べられた4組の色パターンにより形成され、各色パタ
ーンは第1の実施の形態のパターン109a、109b
と同様に時定数に応じて形成される主走査方向に延びた
第1の線分をそれぞれ有している。また、各色パターン
は、第1の線分から斜めに延びた複数本の第2の線分を
有している。これらの第2の線分は、互いに平行且つ等
間隔で形成され、第1の線分から搬送ベルト21の端に
向けて傾斜(例えば、45度の傾斜角度で)され、第1
の線分から離間した端部が副走査方向に沿って揃えられ
ている。尚、各色パターンは、第1の実施の形態と同様
に、搬送ベルト21の両端近傍にそれぞれ形成され、互
いに対称形に形成されている。
【0091】上記のように形成された色パターンは、セ
ンサ38a、38bにより検出され、各色パターンの第
1の線分の検出タイミングが設定値と比較され、各色パ
ターンの副走査方向の位置ズレおよびスキューが補正さ
れる。また、各色パターンの第2の線分の検出本数がカ
ウントされ、各色パターン間の検出本数が一致するよう
に、各色パターンの主走査方向の位置ズレおよび主走査
方向倍率が補正される。このように、本実施の形態のパ
ターンを用いても第1の実施の形態と同様に画像の色ズ
レを確実に防止でき良質な画像を形成できる。
【0092】図7(c)に示すように、第3の実施の形
態に係るパターン140a、140bは、副走査方向に
並べられた4組の色パターンにより形成され、各色パタ
ーンは主走査方向に互いに平行且つ等間隔で延びて形成
された同じ長さの複数本の線分を有している。また、各
色パターンは、各線分の間に1つづつ設けられた複数の
ドットを有し、これらのドットは、搬送方向下流側のも
のから順に搬送ベルト21の端から離間する方向にずれ
て形成されている。つまり、複数のドットは、副走査方
向を斜めに横切る方向に並んで形成されている。尚、各
色パターンは、搬送ベルト21の両端近傍にそれぞれ形
成され、互いに対称形に形成されている。
【0093】上記色パターンがセンサ38a、38bに
より検出されると、各色パターンの搬送方向最下端の線
分の検出タイミングが設定値と比較され、各色パターン
の副走査方向の位置ズレおよびスキューが補正される。
また、各色パターンのドットが検出されるまでの線分検
出本数がカウントされ、この検出本数が各色パターン間
で一致するように、各色パターンの主走査方向の位置ズ
レおよび主走査方向倍率が補正される。つまり、ドット
が検出されるまでの線分通過本数が多いほど色パターン
が搬送ベルト21の端に近く、線分検出本数が少ないほ
ど色パターンが搬送ベルト21の端から遠いことを判断
でき、本数を比較することにより主走査方向の位置ズレ
を検出できる。このように、本実施の形態のパターンを
用いても上述した第1および第2の実施の形態と同様に
画像の色ズレを確実に防止でき良質な画像を形成でき
る。
【0094】次に、搬送ベルト21の位置ズレを補正す
る方法について図8および図9を参照して説明する。搬
送ベルト21は、ベルトモータ22により回転される駆
動ローラ24と駆動ローラ24から所定距離離間された
従動ローラ26との間に巻回されて張設されている。こ
のため、複写装置1の保守点検や部品交換のとき、また
は複写装置1の移設時に、装置に衝撃が与えられると、
搬送ベルト21が正規の搬送位置からズレる場合があ
る。つまり、このような衝撃により、搬送ベルト21が
各ローラ24、26の軸方向にズレる。このように、搬
送ベルト21が正規の位置からズレると、搬送ベルト2
1上で重ね合わされる画像に色ズレを生じ、画像が劣化
される。
【0095】このため、搬送ベルト21を巻回した従動
ローラ26を複写装置1のフロント側に向けて緩やかに
集束させたテーパーローラ26´とし、駆動ローラ24
のフロント側の端部に搬送ベルト21の移動を規制する
ための規制板151を設け、駆動ローラ24のリア側の
端部に搬送ベルト21の抜けを防止するための補助規制
板152を設けた装置が知られている。
【0096】この構成により、搬送ベルト21が正規の
位置からズレた場合であっても、複写装置1の電源投入
時におけるウォームアップ動作、即ち定着装置50の加
熱温度安定化や各モータの速度の安定化動作中の搬送ベ
ルト21の走行に伴い搬送ベルト21が正規の位置に復
帰される。
【0097】しかしながら、上記のような構成により搬
送ベルト21を正規の位置に復帰させる場合、搬送ベル
ト21が正規の位置に戻るまでに比較的長い時間を必要
とし、搬送ベルト21が戻るまでの間に形成された画像
に色ズレ等の画像不良を生じる。
【0098】この間の色ズレをなくすため、搬送ベルト
21の復帰動作を高速にすべくテーパーローラ26´の
傾斜をきつくすることが考えられるが、傾斜をきつくす
ると、搬送ベルト21を瞬時に正規の位置に戻すことが
できる反面、搬送ベルト21の疲労座屈やベルト端面の
疲労摩耗等の新たな問題が生じる。
【0099】よって、本発明においては、テーパーロー
ラ26´の傾斜をきつくすることなく搬送ベルトを瞬時
に正規の位置へ移動させるための強制機構(強制手段)
を設けた。
【0100】この発明の第1の実施の形態に係る強制機
構160は、搬送ベルト21の下方に配置され、搬送ベ
ルト21に近接して主走査方向(搬送ベルト21の走行
方向を横切る方向)に延びたスライダ161、このスラ
イダ161を主走査方向に沿ってスライド可能に保持し
たフレーム162、スライダ161を主走査方向に沿っ
て矢印a方向(複写装置1のフロント方向)に移動させ
るソレノイド163、およびスライダ161を矢印b方
向(複写装置1のリア方向)に付勢するバネ164を備
えている。
【0101】スライダ161は、スライダ161がバネ
164の付勢力によりその初期位置に配置された状態
で、搬送ベルト21のリア側の端部から僅かに離間した
位置に配置される強制面161aを有している。強制面
161aは、ソレノイド163によりスライダ161が
矢印a方向に移動された際に、搬送ベルト21のリア側
の端部を矢印a方向に押し、搬送ベルト21を装置のフ
ロント側の正規の位置へ移動させる強制力を生じる。
【0102】図9には、上記強制機構160の動作を制
御する制御系のブロック図を示してある。強制機構16
0の制御系は、制御手段としての制御部170を有して
いる。制御部170には、複写装置1の電源スイッチ1
71、および搬送ベルト21のズレを検知するベルトズ
レ検知センサ172(検知手段)が接続されている。検
知センサ172は、図8に示すように、搬送ベルト21
のフロント側の端部近傍に設けられ、搬送ベルト21が
ある許容範囲を超えて装置のリア方向に移動された際に
オンされ、搬送ベルト21が正規の位置に復帰された際
にオフされるようになっている。また、制御部170に
は、ソレノイド163を作動させるためのコントローラ
174が接続されている。
【0103】強制機構160による強制力を生じさせる
タイミングとしては、複写装置1の電源スイッチ171
が投入されたとき、或いは搬送ベルト21が許容範囲を
超えたズレを生じたときなどが考えられる。そして、装
置の電源スイッチ171が投入され、或いは検知センサ
172により搬送ベルト21のズレが検知されると、制
御部170の制御により、コントローラ174が付勢さ
れてソレノイド163がオンされる。
【0104】すると、スライダ161がフレーム162
に沿って矢印a方向に移動され、強制面161aにより
搬送ベルト21のリア側の端部が装置のフロント側に向
けて押される。これにより、搬送ベルト21が正規の位
置に強制的に瞬時に移動され、搬送ベルト21が正規の
位置に移動されるまでの時間が短縮され、その間の色ズ
レ等の画像劣化を低減できる。
【0105】尚、強制機構160による強制力は、ソレ
ノイド163が通電されている間中発生され、検知セン
サ172により搬送ベルト21の端部が検出されて搬送
ベルト21が正規の位置に復帰された時点でソレノイド
163の通電が遮断されて強制力が消失される。ソレノ
イド163による強制力がなくなると、バネ164の復
元力によりスライダ162が初期位置に戻され、強制面
161aが搬送ベルト21の端部から離間される。
【0106】また、この発明の第2の実施の形態に係る
強制機構180は、テーパーローラ26´の回転軸上に
設けられ、テーパーローラ26´の回転軸の両端に設け
られた軸受181a、181b、フロント側の軸受18
1bを保持したスライダ182、このスライダ182を
副走査方向に沿ってスライド自在に保持したフレーム1
83、スライダ182を副走査方向に沿って矢印c方向
に移動させるソレノイド184、およびスライダ182
を矢印d方向に付勢するバネ185を備えている。
【0107】上記強制機構180はテーパーローラ26
´を以下の方法により揺動させるため、テーパーローラ
26´の回転軸を保持した軸受181a、181bは、
軸の保持角度を可変する自動調心性のベアリングにより
構成されている。
【0108】本実施の形態に係る強制機構180は、上
記第1の実施の形態の強制機構160と同様に、制御部
170により制御される。つまり、複写装置1の電源ス
イッチ171が投入され、或いは検知センサ172によ
り搬送ベルト21のズレが検知されると、ソレノイド1
84が通電される。
【0109】ソレノイド184が通電されると、スライ
ダ182が矢印c方向に移動されるとともにフロント側
の軸受181bが移動され、テーパーローラ26´の回
転軸がリア側の軸受181aを中心に揺動される。する
と、テーパーローラ26´による搬送ベルト21の正規
位置への復帰力が増大され、搬送ベルト21が正規の位
置へ強制的且つ瞬時に移動される。これにより、搬送ベ
ルト21の復帰時間が短縮され、搬送ベルト21が復帰
するまでの間に形成される画像の色ズレ等の画像劣化を
低減できる。
【0110】また、上述した第1および第2の実施の形
態の強制機構160、180の他に、駆動ローラ24の
リア側の端部に搬送ベルト21のズレを補正するための
以下のような補助的な機構を設けることにより、各強制
機構160、180による強制力を搬送ベルト21に作
用させる機会を少なくでき、搬送ベルト21の疲労によ
る寿命を延長できる。
【0111】つまり、補助機構は、駆動ローラ24のリ
ア側の端部に設けられた補助規制板152の代りに、装
置のリア側に向けて広がったテーパー部を有する補助規
制部152´を備えている。そして、補助規制部152
´は、搬送ベルト21が正規の位置にあるときには、テ
ーパー部の手前に搬送ベルト21の端部が位置し、搬送
ベルト21がズレたときには、搬送ベルト21の端部が
テーパー部に乗り上げるように、位置決めされて配設さ
れている。
【0112】従って、搬送ベルト21のリア側の端部が
補助規制部152´のテーパー部に乗り上げるような搬
送ベルト21のズレを生じた場合には、強制機構160
或いは180を作動させることなく、搬送ベルト21の
走行に伴って搬送ベルト21が正規の位置に自動的に復
帰される。これにより、強制機構160、180を作動
させる機会を少なくできる。
【0113】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、搬送ベルトを正規の位置へ強制的に
復帰させる強制機構を作動させるアクチュエータとして
ソレノイドの代りにモータを用い、モータによる駆動力
をギアとラックにより伝達する構成とすることもでき
る。また、上述の複数の線分パターン検出による制御
と、ベルトを強制的に正規の位置へ戻すための機構を組
み合わせて使用してもよいことは、いうまでもない。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、安価な装置構成により、画像形成位置ズレを確実に
補正でき、良質な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデジタルカラー複
写装置を示す概略図。
【図2】図1の複写装置の要部の構成およびその制御系
を示す斜視図。
【図3】パターンを記録紙の間に形成した状態を示す
図。
【図4】この発明の第1の実施の形態に係るパターンが
搬送ベルト上に転写された複写装置の要部を示す斜視
図。
【図5】図4のパターンの拡大図。
【図6】図4のパターンを用いて画像の色ズレを補正す
る動作を説明するための図。
【図7】他の実施の形態に係るパターンを示す図。
【図8】搬送ベルトの位置を補正する強制機構を示す概
略図。
【図9】図8の強制機構の動作を制御する制御系を示す
ブロック図。
【図10】従来の色ズレ補正方法を説明するための図。
【符号の説明】
1…複写装置、 9Y、9M、9C、9K…ドラムモータ、 10Y、10M、10C、10K…画像形成部、 11Y、11M、11C、11K…感光体ドラム、 12Y、12M、12C、12K…帯電装置、 13Y、13M、13C、13K…現像装置、 14Y、14M、14C、14K…転写装置、 15Y、15M、15C、15K…クリーニング装置、 20…搬送機構、 21…搬送ベルト、 22…ベルトモータ、 24…駆動ローラ、 26…従動ローラ、 38a、38b…センサ、 40…ベルトクリーナ、 50…定着装置、 60…露光装置、 98…CCDイメージセンサ、 101…画像メモリ、 102…画像処理部、 104…レーザー発光装置、 106…クロックカウンタ、 109…検出用パターン、 112、114…モータドライバ、 120…設定回路 P…記録紙。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像を重ね合せて出力する画像形
    成装置において、 上記複数の画像を保持して搬送する搬送手段と、 上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に延びた互い
    に平行な複数本の線分を有するパターンを上記搬送手段
    上に出力するためのパターンデータを記憶した記憶手段
    と、 第1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記
    記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上
    記第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1の
    パターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手
    段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
    ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
    基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
    しての第2のパターンを上記搬送方向に沿って上記第1
    のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および第2
    のパターンを検出する検出手段と、 上記検出手段にて検出された上記第1および第2のパタ
    ーンの線分の本数に基づいて上記第1および第2の画像
    形成手段によって出力される上記第1および第2の画像
    の出力位置を補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の画像を重ね合せて出力する画像形
    成装置において、 上記複数の画像を保持して第1の方向へ搬送する搬送手
    段と、 上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互いに平
    行に延び、上記第1の方向に沿って等間隔で揃えられた
    一端をそれぞれ有し、上記第1の方向に沿って所定長さ
    づつ短くなるように形成された複数本の線分を有するパ
    ターンを上記搬送手段上に出力するためのパターンデー
    タを記憶した記憶手段と、 第1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記
    記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上
    記第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1の
    パターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手
    段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
    ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
    基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
    しての第2のパターンを上記第1の方向に沿って上記第
    1のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段
    と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて検出された上記第1および第2のパタ
    ーンの線分の本数を比較し、該本数が一致するように、
    上記第1および第2の画像形成手段によって出力される
    上記第1および第2の画像の出力位置を上記第2の方向
    に沿って補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の画像を重ね合せて出力する画像形
    成装置において、 上記複数の画像を保持して第1の方向へ搬送する搬送手
    段と、 上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延びた第
    1の線分、および上記第1の線分から上記第1の方向に
    対して傾斜した方向に互いに平行且つ等間隔で延びた複
    数本の第2の線分を有するパターンを上記搬送手段上に
    出力するためのパターンデータを記憶した記憶手段と、 第1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記
    記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上
    記第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1の
    パターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手
    段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
    ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
    基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
    しての第2のパターンを上記第1の方向に沿って上記第
    1のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段
    と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて検出された上記第1および第2のパタ
    ーンの線分の本数を比較し、該本数が一致するように、
    上記第1および第2の画像形成手段によって出力される
    上記第1および第2の画像の出力位置を上記第2の方向
    に沿って補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の画像を重ね合せて出力する画像形
    成装置において、 上記複数の画像を保持して第1の方向へ搬送する搬送手
    段と、 上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互いに平
    行且つ等間隔で延びた複数本の線分、および上記各線分
    間に設けられ上記第1の方向に対して傾斜した方向にズ
    レて配置された複数のドットを有するパターンを上記搬
    送手段上に出力するためのパターンデータを記憶した記
    憶手段と、 第1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記
    記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上
    記第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1の
    パターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手
    段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
    ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
    基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
    しての第2のパターンを上記第1の方向に沿って上記第
    1のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段
    と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて上記第1および第2のパターンのドッ
    トが検出されるまでに検出された上記第1および第2の
    パターンの線分の本数を比較し、該本数が一致するよう
    に、上記第1および第2の画像形成手段によって出力さ
    れる上記第1および第2の画像の出力位置を上記第2の
    方向に沿って補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 色分解された複数の画像データに基づい
    て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
    カラー画像を形成する画像形成装置において、 上記被画像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬
    送する搬送手段と、 上記色分解された複数の画像データを記憶するととも
    に、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互い
    に平行に延び、上記第1の方向に沿って等間隔で揃えら
    れた一端をそれぞれ有し、上記第1の方向に沿って所定
    長さづつ短くなるように形成された複数本の線分を有す
    るパターンを上記搬送手段上に出力するためのパターン
    データを記憶した記憶手段と、 上記記憶手段にて記憶された複数の画像データの上記被
    画像形成媒体上での出力位置を示すパターンとして、上
    記記憶手段にて記憶されたパターンデータを上記各画像
    データにそれぞれ合成し、該画像データの出力位置を設
    定し、所定のタイミングで出力する画像処理手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上に第
    1の画像を形成するとともに、上記第1の画像に合成さ
    れた第1のパターンを上記搬送手段上に形成する第1の
    画像形成手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上で上
    記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を形成するとと
    もに、上記第2の画像に合成された第2のパターンを上
    記第1の方向に沿って上記第1のパターンに隣接して形
    成する第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して配置され、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて上記第1および第2のパターンの最長
    の線分が検出されるタイミングに基づいて、上記第1お
    よび第2の画像形成手段によって出力される上記第1お
    よび第2の画像の出力位置を上記第1の方向に沿って補
    正し、上記第1および第2のパターンの線分の本数を比
    較し、該本数が一致するように、上記第1および第2の
    画像の出力位置を上記第2の方向に沿って補正する補正
    手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 色分解された複数の画像データに基づい
    て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
    カラー画像を形成する画像形成装置において、 上記被画像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬
    送する搬送手段と、 上記色分解された複数の画像データを記憶するととも
    に、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って延び
    た第1の線分、および上記第1の線分から上記第1の方
    向に対して傾斜した方向に互いに平行且つ等間隔で延び
    た複数本の第2の線分を有するパターンを上記搬送手段
    上に出力するためのパターンデータを記憶した記憶手段
    と、 上記記憶手段にて記憶された複数の画像データの上記被
    画像形成媒体上での出力位置を示すパターンとして、上
    記記憶手段にて記憶されたパターンデータを上記各画像
    データにそれぞれ合成し、該画像データの出力位置を設
    定し、所定のタイミングで出力する画像処理手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上に第
    1の画像を形成するとともに、上記第1の画像に合成さ
    れた第1のパターンを上記搬送手段上に形成する第1の
    画像形成手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上で上
    記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を形成するとと
    もに、上記第2の画像に合成された第2のパターンを上
    記第1の方向に沿って上記第1のパターンに隣接して形
    成する第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して配置され、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて上記第1および第2のパターンの第1
    の線分が検出されるタイミングに基づいて、上記第1お
    よび第2の画像形成手段によって出力される上記第1お
    よび第2の画像の出力位置を上記第1の方向に沿って補
    正し、上記第1および第2のパターンの第2の線分の本
    数を比較し、該本数が一致するように、上記第1および
    第2の画像の出力位置を上記第2の方向に沿って補正す
    る補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 色分解された複数の画像データに基づい
    て、被画像形成媒体上に該複数の画像を順次重ね合せて
    カラー画像を形成する画像形成装置において、 上記被画像形成媒体を保持するとともに第1の方向へ搬
    送する搬送手段と、 上記色分解された複数の画像データを記憶するととも
    に、上記第1の方向と直交する第2の方向に沿って互い
    に平行且つ等間隔で延びた複数本の線分、および上記各
    線分間に設けられ上記第1の方向に対して傾斜した方向
    にズレて配置された複数のドットを有するパターンを上
    記搬送手段上に出力するためのパターンデータを記憶し
    た記憶手段と、 上記記憶手段にて記憶された複数の画像データの上記被
    画像形成媒体上での出力位置を示すパターンとして、上
    記記憶手段にて記憶されたパターンデータを上記各画像
    データにそれぞれ合成し、該画像データの出力位置を設
    定し、所定のタイミングで出力する画像処理手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上に第
    1の画像を形成するとともに、上記第1の画像に合成さ
    れた第1のパターンを上記搬送手段上に形成する第1の
    画像形成手段と、 上記画像処理手段から出力される画像データに基づい
    て、上記搬送手段にて搬送される被画像形成媒体上で上
    記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を形成するとと
    もに、上記第2の画像に合成された第2のパターンを上
    記第1の方向に沿って上記第1のパターンに隣接して形
    成する第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して配置され、上記第1の方向へ搬
    送される上記第1および第2のパターンを順次検出する
    検出手段と、 上記検出手段にて上記第1および第2のパターンの上記
    第1の方向に沿った端部の線分が検出されるタイミング
    に基づいて、上記第1および第2の画像形成手段によっ
    て出力される上記第1および第2の画像の出力位置を上
    記第1の方向に沿って補正し、上記第1および第2のパ
    ターンのドットが検出されるまでに検出された線分の本
    数を比較し、該本数が一致するように、上記第1および
    第2の画像の出力位置を上記第2の方向に沿って補正す
    る補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の画像を重ね合せて出力する画像形
    成装置において、 上記複数の画像を保持して搬送する搬送手段と、 上記搬送手段上に上記複数の画像を順次重ね合せて出力
    する画像形成手段と、 上記搬送手段が正規の搬送位置からズレた際に、このズ
    レを検知する検知手段と、 装置に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知
    手段にて上記搬送手段のズレが検知されたときに、上記
    搬送手段を上記正規の搬送位置へ強制的に戻す強制手段
    と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 色分解された複数の画像を被画像形成媒
    体上に順次重ね合せてカラー画像を形成する画像形成装
    置において、 上記被画像形成媒体を保持するとともに所定方向に搬送
    する搬送ベルト、および互いに略平行且つ所定距離離間
    されて回転自在に配設され、上記搬送ベルトを巻回した
    一対のローラを有する搬送手段と、 上記搬送ベルト上に保持されて搬送される上記被画像形
    成媒体上に上記複数の画像を順次重ね合せて出力する画
    像形成手段と、 上記搬送ベルトの搬送方向に沿った端部に近接して配置
    され、上記搬送ベルトが上記ローラの軸方向にズレを生
    じた際に、このズレを検知する検知手段と、 上記搬送ベルトの端部を押すことにより上記搬送ベルト
    を正規の搬送位置へ戻す強制機構を有する強制手段と、 装置に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知
    手段にて上記搬送ベルトのズレが検知されたときに、上
    記強制機構を作動させて上記搬送ベルトを正規の搬送位
    置へ戻す制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 色分解された複数の画像を被画像形成
    媒体上に順次重ね合せてカラー画像を形成する画像形成
    装置において、 上記被画像形成媒体を保持するとともに所定方向に搬送
    する搬送ベルト、および互いに略平行且つ所定距離離間
    されて回転自在に配設され、上記搬送ベルトを巻回した
    一対のローラを有する搬送手段と、 上記搬送ベルト上に保持されて搬送される上記被画像形
    成媒体上に上記複数の画像を順次重ね合せて出力する画
    像形成手段と、 上記搬送ベルトの搬送方向に沿った端部に近接して配置
    され、上記搬送ベルトが上記ローラの軸方向にズレを生
    じた際に、このズレを検知する検知手段と、 上記少なくとも一方のローラの回転軸の一端に設けら
    れ、上記回転軸の他端を中心として該ローラを他方のロ
    ーラに向けて揺動させることにより上記搬送ベルトを正
    規の搬送位置へ戻す強制機構を有する強制手段と、 装置に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知
    手段にて上記搬送ベルトのズレが検知されたときに、上
    記強制機構を作動させて上記搬送ベルトを正規の搬送位
    置へ戻す制御手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数の画像を重ね合せて出力する画像
    形成装置において、 被画像形成媒体を保持して搬送する搬送手段と、 上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に延びた互い
    に平行な複数本の線分を有するパターンを上記搬送手段
    上に出力するためのパターンデータを記憶した記憶手段
    と、 第1の画像を上記被画像形成媒体上に出力するととも
    に、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づ
    いて、上記第1の画像の出力位置を示すパターンとして
    の第1のパターンを上記搬送手段上に出力する第1の画
    像形成手段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を前記被画像
    形成媒体上に出力するとともに、上記記憶手段にて記憶
    されたパターンデータに基づいて、上記第2の画像の出
    力位置を示すパターンとしての第2のパターンを上記搬
    送方向に沿って上記第1のパターンに隣接して出力する
    第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および第2
    のパターンを検出する検出手段と、 上記検出手段にて検出された上記第1および第2のパタ
    ーンの線分の本数に基づいて上記第1および第2の画像
    形成手段によって出力される上記第1および第2の画像
    の出力位置を補正する補正手段と、 上記検出手段にて検出が行われた後に、前記第1及び第
    2のパターンを前記搬送手段から消去するクリーニング
    手段と、 前記被画像形成媒体への画像形成が行われる度に、前記
    搬送手段上に第1および第2のパターンを作成するよ
    う、前記第1及び第2の画像形成手段を制御する制御手
    段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 複数の画像を重ね合せて出力する画像
    形成装置において、 上記複数の画像を保持して搬送する搬送手段と、 上記搬送手段が正規の搬送位置からズレた際に、このズ
    レを検知する検知手段と、 装置に電源が投入されたとき、および/或いは上記検知
    手段にて上記搬送手段のズレが検知されたときに、上記
    搬送手段を上記正規の搬送位置へ強制的に戻す強制手段
    と、 上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に延びた互い
    に平行な複数本の線分を有するパターンを上記搬送手段
    上に出力するためのパターンデータを記憶した記憶手段
    と、 第1の画像を上記搬送手段上に出力するとともに、上記
    記憶手段にて記憶されたパターンデータに基づいて、上
    記第1の画像の出力位置を示すパターンとしての第1の
    パターンを上記搬送手段上に出力する第1の画像形成手
    段と、 上記第1の画像に重ね合わせて第2の画像を出力すると
    ともに、上記記憶手段にて記憶されたパターンデータに
    基づいて、上記第2の画像の出力位置を示すパターンと
    しての第2のパターンを上記搬送方向に沿って上記第1
    のパターンに隣接して出力する第2の画像形成手段と、 上記搬送手段に対向して設けられ、上記第1および第2
    のパターンを検出する検出手段と、 上記検出手段にて検出された上記第1および第2のパタ
    ーンの線分の本数に基づいて上記第1および第2の画像
    形成手段によって出力される上記第1および第2の画像
    の出力位置を補正する補正手段と、 を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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