JPH10235928A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

光走査装置および画像形成装置

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JPH10235928A
JPH10235928A JP4400897A JP4400897A JPH10235928A JP H10235928 A JPH10235928 A JP H10235928A JP 4400897 A JP4400897 A JP 4400897A JP 4400897 A JP4400897 A JP 4400897A JP H10235928 A JPH10235928 A JP H10235928A
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JP
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light
scanning
image
light receiving
receiving elements
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Application number
JP4400897A
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English (en)
Inventor
Kimiaki Furukawa
公昭 古川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光源から発光されて走査される走査
光の副走査方向のずれ量を算出できる光走査装置および
画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は複数の半導体レーザ70Y〜70
Kから発光される光を反射させてそれぞれ走査するポリ
ゴンミラー61と、このポリゴンミラー61によって走
査される光をその走査方向に対し垂直な一側部から入射
させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部から出射
させる複数の受光素子74Y〜74Kと、これら複数の
受光素子74Y〜74Kの受光信号を受けることによ
り、前記半導体レーザ70Y〜70Kに画像情報に応じ
た光を発光させる制御手段45と、前記複数の半導体レ
ーザ70Y〜70Kから発光され前記ポリゴンミラー6
1により走査される画像情報光を複数の感光ドラム11
Y〜11Kに導く光学系65Y〜65Kとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ装
置やカラーデジタル複写装置などに利用でき、複数の感
光体に各色成分毎の画像を形成して、記録媒体上で重ね
合わせることによりカラー画像を形成する光走査装置お
よび画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像イメージを感光ベルト、もし
くは転写ベルト上に一回転当たり4色形成させる方法
(以後、タンデム方式と呼ぶ)があるが、この場合、画
像を形成する現像機は並列に4ヶ必要であり、現像機の
感光体上に露光させる走査光線は、同時に4本必要であ
る。
【0003】このタンデム方式には、一つの露光装置か
ら4本の走査光線を同時に発生させて4本の感光体に同
時に独立して潜像形成することで、フルカラー画像を形
成するものがあり、各々独立した露光装置を4つ配置
し、独立して制御することでフルカラー画像を形成する
ものに比べて装置の大幅な小型化がかができる。
【0004】本発明は、一つの露光装置から4本の走査
光線を同時に発生させる露光装置の場合、光源は4本必
要であり、それぞれ独立した画像イメージデータを供給
する必要がある。
【0005】光源より発せられた光ビームは、集光レン
ズまたはコリメータレンズにてビーム整形されて回転多
面鏡に導かれ、回転する回転多面鏡に反射されることに
より走査され、ついで、fθレンズにて等速直線走査さ
れて感光体へ導かれる。この時、回転多面鏡1回転あた
りに1回光信号を検知し、その信号を基準として一定の
タイミングで画像書き出しが行なわれ、画像書き出し位
置がそろった画像となる。
【0006】このとき、4つの光源から独立してデータ
が送られるため、4本についてそれぞれ別々の画像書き
出し信号を検知し、信号検知から画像書き出しまでの時
間を調整し、4本の光線の書き出し位置をそろえる必要
がある(感光体の軸方向である主走査方向の位置合わ
せ)。
【0007】また、主走査方向に直交する副走査方向の
ずれも、温度変化によるレーザの光軸ずれ、感光体ドラ
ムの偏心など様々な要因によって発生する。この副走査
方向のずれの補正は、画像として現れたずれ量を読み取
り、レーザの発光タイミングをずらす、レーザの走査位
置をずらすなどの手段にて行なわれていた。これらのず
れは、多かれ少なかれ発生するものであり、その補正は
良好な画像を得るためには必要不可欠なものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、走査光の副走査
方向の位置ずれを検出する手段は、用紙、転写ベルト、
もしくは感光体上の画像を読取手段にて読み取り検出し
ていた。ここで読み取るずれ量は、レーザ光線のずれ
量、感光体のずれ量など全てのずれ量を含んでいる総合
的なずれ量である。
【0009】最終的にはこのずれ量を補正しなければな
らないのであるが、各々の要素のずれ量を把握する事
が、ずれ補正をするうえでは有利である。例えば、感光
体ドラムの露光位置と転写位置が180°の位置にある
場合において、露光光線が副走査方向に1°傾いて露光
され、感光体回転軸に傾きずれがない場合、画像として
は1°傾いて描かれる。
【0010】これに対し、露光光線に傾きずれがなく、
感光体回転軸が1°傾いてずれている場合、画像として
は2°傾いて描かれることになる。しかしながら、従来
においては、各要素のずれ量を把握出来することができ
ず、補正する場合は、数回の修正にて、ずれ量を収束さ
せる必要があり、補正するための時間、トナーなど消費
するものが多く不経済的なものとなっていた。
【0011】また、従来、画像書き出し信号を検知する
場合、光学配置の関係上、それぞれ複数の光線に対し別
々の場所で検知していたり、個別の受光器にて検知して
いた。
【0012】このため、受光器同士の位置精度、受光器
のずれによって書き出し位置が変わり、そのずれに対す
る補正が必要となった。また、受光器のケースに位置決
めのための基準面がないため、組み立てる際の位置調整
も手間取るものとなっていた。
【0013】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
光源から発光されて走査される走査光の副走査方向のず
れ量を算出でき、また、複数の受光素子を互いに位置ず
れを発生することなく配置でき、しかも、複数の受光素
子を所定位置に容易に位置決めできる光走査装置および
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、光を発光する複数の
光源と、これら複数の光源から発光される光を反射させ
てそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によって
走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部から入
射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部から出
射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子の受
光信号を受けることにより、前記複数の光源に画像情報
に応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光源か
ら発光され前記走査手段により走査される画像情報光を
複数の被走査部に導く光学系と、を具備する。
【0015】請求項4記載のものは、光を発光する複数
の光源と、これら複数の光源から発光される光を反射さ
せてそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によっ
て走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部から
入射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部から
出射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子を
一体に保持する保持部材と、前記複数の受光素子の受光
信号を受けることにより、前記複数の光源に画像情報に
応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光源から
発光され前記走査手段により走査される画像情報光を複
数の被走査部に導く光学系とを具備する。
【0016】請求項5記載のものは、光を発光する複数
の光源と、これら複数の光源から発光される光を反射さ
せてそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によっ
て走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部から
入射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部から
出射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子を
一体に保持する保持部材と、この保持部材に形成され、
被取付部に当接されることにより、前記保持部材を所定
位置に位置決めする基準面と、前記複数の受光素子の受
光信号を受けることにより、前記複数の光源に画像情報
に応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光源か
ら発光され前記走査手段により走査される画像情報光を
複数の被走査部に導く光学系とを具備する。
【0017】請求項9記載のものは、光を発光する複数
の光源と、これら複数の光源から発光される光を反射さ
せてそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によっ
て走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部から
入射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部から
出射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子の
受光信号を受けることにより、前記複数の光源に画像情
報に応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光源
から発光されて前記走査手段により走査される画像情報
光を複数方向へ導く光学系と、この光学系によって複数
方向に導かれる光を受光して静電潜像を形成させる複数
の像担持体と、これら複数の像担持体に形成された潜像
を現像する複数の現像手段と、これら現像手段により現
像された顕像を被転写材に転写させる転写手段とを具備
する。
【0018】請求項10記載のものは、光を発光する複
数の光源と、これら複数の光源から発光される光を反射
させてそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によ
って走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部か
ら入射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部か
ら出射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子
を一体に保持する保持部材と、前記複数の受光素子の受
光信号を受けることにより、前記複数の光源に画像情報
に応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光源か
ら発光されて前記走査手段により走査される画像情報光
を複数方向に導く光学系と、この光学系によって複数方
向に導かれる光を受光して静電潜像を形成させる複数の
像担持体と、これら複数の像担持体に形成された潜像を
現像する複数の現像手段と、これら現像手段により現像
された顕像を被転写材に転写させる転写手段とを具備す
る。
【0019】請求項11記載のものは、光を発光する複
数の光源と、これら複数の光源から発光される光を反射
させてそれぞれ走査する走査手段と、この走査手段によ
って走査される光をその走査方向に対し垂直な一側部か
ら入射させて受光し、走査方向に対し傾斜する他側部か
ら出射させる複数の受光素子と、これら複数の受光素子
を一体に保持する保持部材と、この保持部材に形成さ
れ、被取付部に当接されることにより、前記保持部材を
所定位置に位置決めする基準面と、前記複数の受光素子
の受光信号を受けることにより、前記複数の光源に画像
情報に応じた光を発光させる制御手段と、前記複数の光
源から発光されて前記走査手段により走査される画像情
報光を複数に導く光学系と、この光学系によって複数方
向に導かれる光を受光して静電潜像を形成させる複数の
像担持体と、これら複数の像担持体に形成された潜像を
現像する複数の現像手段と、これら現像手段により現像
された顕像を被転写材に転写させる転写手段とを具備す
る。
【0020】本発明は、受光素子の走査光が入射する一
側部を前記走査光の進行方向に対して垂直、出射する他
側部を傾斜させることにより、走査光が受光素子を通過
する時間をカウントすることで走査光の副走査方向のず
れ量を検出することができるようにする。
【0021】また、複数の受光素子を保持部材によって
一体に保持することにより、受光素子同士間のずれの発
生を防止できるようにする。さらに、受光素子の保持部
材に位置決め用の基準面を設けることにより、走査光に
対する受光素子の位置関係を正確にすばやく決める事が
できようにする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図4に示す
一実施の形態を参照して説明する。図1は、デジタル複
写装置(以下、複写装置という)1の内部構造を概略的
に示す断面図である。
【0023】複写装置1は、原稿画像を読み取るスキャ
ナ部2と、画像データに基づいて被転写材としての記録
媒体に画像を形成するプリンタ部4と、を備えている。
また、スキャナ部2の上部にはADF6がセットされて
いる。ADF6は、スキャナ部2の原稿台81に対して
開閉可能に取付けられ、読取対象物すなわち原稿Dを、
原稿台81に向けて1枚ずつ給送するとともに、原稿台
81に載置された原稿Dを原稿台に密着させる原稿押さ
えとして機能する。
【0024】プリンタ部4は、周知の減色混合法に基づ
いて、各色成分毎に色分解された画像、即ち、イエロー
(以下、Yと示す) 、マゼンタ (以下、Mと示す) 、シ
アン(以下、Cと示す) およびブラック (以下Kと示す)
の4色の画像をそれぞれ形成する第1乃至第4の画像
形成部10Y、10M、10C、10Kを有している。
これらの画像形成部10Y、10M、10C、10K
は、それぞれ独立したカートリッジ式のユニットで構成
され、各ユニットは、複写装置本体1Aから着脱自在に
形成されている。
【0025】各画像形成部10Y、10M、10C、1
0Kの下方には、各画像形成部10Y〜10Kにより形
成された各色毎の画像を図中矢印a方向に搬送する搬送
ベルト21を含む搬送手段としての搬送機構20が配設
されている。搬送ベルト21は、図示しないベルトモー
タにより回転される駆動ローラ24とこの駆動ローラ2
4から所定距離離間された従動ローラ26との間に巻回
されて張設され、矢印a方向に一定速度で無端走行され
る。尚、各画像形成部10Y、10M、10C、10K
は、搬送ベルト21の搬送方向に沿って直列に配置され
ている。
【0026】各画像形成部10Y、10M、10C、1
0Kは、それぞれ、搬送ベルト21と接する位置で外周
面が同一の方向に回転可能に形成された像担持体として
の感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kを含ん
でいる。各感光体ドラム11Y、11M、11C、11
Kには各感光体ドラム11Y、11M、11C、11K
を所定の周速度で回転させるための図示しないドラムモ
ータが接続されている。
【0027】それぞれの感光体ドラム11Y、11M、
11C、11Kの軸線は、搬送ベルト21により画像が
搬送される方向と直交するよう配置され、各感光体ドラ
ムの軸線が互いに等間隔に配置される。尚、以下の説明
においては、各感光体ドラム11Y、11M、11C、
11Kの軸線方向を主走査方向とし、感光体ドラム11
Y、11M、11C、11Kが回転される方向すなわち
搬送ベルト21の搬送方向を副走査方向とする。
【0028】各感光体ドラム11Y、11M、11C、
11Kの周囲には、主走査方向に延出された帯電手段と
しての帯電ローラ12Y、12M、12C、12K、主
走査方向に同様に延出された現像手段としての現像装置
13Y、13M、13C、13K、主走査方向に同様に
延出された転写手段としての転写装置14Y、14M、
14C、14K、および、主走査方向に同様に延出され
たクリーニング装置15Y、15M、15C、15K
が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、
11C、11Kの回転方向に沿って順に配置されてい
る。尚、各転写装置14Y、14M、14C、14K
は、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、1
1Kとの間で搬送ベルト21を狭持する位置、即ち搬送
ベルト21の内側に配設されている。また、後述する露
光装置による露光ポイントは、それぞれ帯電ローラ12
Y、12M、12C、12K、と現像装置13Y、13
M、13C、13K、との間の感光体ドラム11Y、1
1M、11C、11Kの外周面上に形成される。
【0029】搬送機構20の下方には、各画像形成部1
0Y、10M、10C、10Kにより形成された画像を
転写する記録媒体としての記録紙Pを複数枚収容した用
紙カセット30が配置されている。
【0030】用紙カセット30の一端部であって、従動
ローラ26に近接する側には、用紙カセット30に収容
されている記録紙Pを最上部から1枚ずつ取り出すピッ
クアップローラ32が配置されている。ピックアップロ
ーラ32と従動ローラ26との間には、用紙カセット3
0から取り出された記録紙Pの先端と画像形成部10Y
の感光体ドラム11Yに形成されたYトナー像の先端と
を整合させるためのレジストローラ34が配置されてい
る。尚、他の感光体ドラム11M、11C、11Kに形
成されたトナー像(M、C、K)は、搬送ベルト21上
を搬送される記録紙Pの搬送タイミングに合せて各転写
位置に供給される。
【0031】レジストローラ34と第1の画像形成部1
0Yとの間であって、従動ローラ26の近傍、実質的
に、搬送ベルト21を挟んで従動ローラ26の外周上に
は、レジストローラ34を介して所定のタイミングで搬
送される記録紙Pに、所定の静電吸着力を提供する吸着
ローラ36が配置されている。なお、吸着ローラ36の
軸線と従動ローラ26の軸線は、互いに平行に配置され
る。
【0032】搬送ベルト21の一端であって、駆動ロー
ラ24の近傍、実質的に、搬送ベルト21を挟んで駆動
ローラ24の外周上には、搬送ベルト21上に形成され
た画像パターンを検知するためのレジストセンサ38
が、駆動ローラ24から所定距離離間して配置されてい
る。レジストセンサ38は、透過型或いは反射型の光セ
ンサにより構成される。
【0033】駆動ローラ24の外周上であってレジスト
センサ38の下流側の搬送ベルト21上には搬送ベルト
21上に付着したトナーあるいは記録紙Pの紙かすなど
を除去するベルトクリーナ40が配置されている。
【0034】搬送ベルト21を介して搬送された記録紙
Pが駆動ローラ24から離脱されてさらに搬送される方
向には、記録紙Pを所定温度に加熱することにより記録
紙Pに転写されたトナー像を溶融し、トナー像を記録紙
Pに定着させる定着装置50が配置されている。
【0035】プリンタ部4の右側に位置する複写装置本
体1Aの側面には、記録紙Pを手差し供給するための供
給口4aが形成され、供給口4aには給紙トレー42が
設けられている。供給口4aを介して給紙された記録紙
Pは、レジストローラ34に導かれ、各画像形成部10
Y〜10Kに供給される。また、プリンタ部4の左側に
位置する複写装置本体1Aの側面には、定着装置50を
介して排出された記録紙Pを受ける排紙トレー44が設
けられている。
【0036】各感光体ドラムの外周面上にそれぞれ色分
解された静電潜像を形成する露光装置60は、後述する
画像処理部にて色分解された各色成分毎の画像データ
(Y、M、C、K)に基づいて発光制御される各色毎の
半導体レーザ70Y,70M,70C,70K(図2に
示す)を有している。
【0037】各半導体レーザ装置70Y,70M,70
C,70Kから出射されるレーザビームy,m,c,k
の光路上には、集光レンズ71…(図2に示す)および
所定の回転速度で回転しつつ各レーザビームy,m,
c,kを同一の反射面で同時に反射することにより主走
査方向に各レーザビームy,m,c,kを偏向する単一
の走査手段としてのポリゴンミラー61が設けられてい
る。
【0038】ポリゴンミラー61へ導かれる4本のレー
ザビームy,m,c,kは副走査方向に各々別の角度を
持って入射し、反射面では4本のレーザビームy,m,
c,kは副走査方向にずれた位置にて反射されるように
なっている。
【0039】このポリゴンミラー61は、互いに隣接し
て配置された8面の反射面を有している。この実施の形
態では、ポリゴンミラー61の各反射面を利用してレー
ザビームy,m,c,kを偏向し、感光体ドラム11上
の軸線方向、すなわち主走査方向にライン状にレーザビ
ームを走査させる。このポリゴンミラー61は、その下
方に設けられたポリゴンモータ61aにより所定の回転
数で回転される。
【0040】ポリゴンミラー61によってレーザービー
ムが反射される方向には、反射された各レーザビームを
補正して所定の結像位置、すなわち対応する各感光体ド
ラム11Y、11M、11C、11K上の露光位置で結
像させるための第1乃至第3のレンズ62、63、64
によって構成される結像光学系が設けられている。
【0041】第3のレンズ64と各感光体ドラム11
Y、11M、11C、11Kとの間には、第3のレンズ
64を通過された各色毎のレーザービームy,m,c,
kを各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの
露光位置に向けて折り曲げる第1の折り返しミラー65
(Y、M、C、K)、および、第1の折り返しミラー6
5Y、65M、65Cにより折り曲げられたレーザービ
ームy,m,c,kを更に折り曲げる第2および第3の
折り返しミラー66(Y、M、C)、67(Y、M、
C)が配置されている。尚、黒用のレーザービームkは
第1の折り返しミラー65Kにより折り返された後、他
のミラーを経由せずに感光体ドラム11Kに案内され
る。
【0042】原稿の画像を読取るスキャナ部2は、その
上部に、閉じた状態にあるADF6に対向され、原稿D
がセットされる透明なガラスからなる原稿台81を有し
ている。原稿台81の下方には、原稿台81に載置され
た原稿Dを照明する露光ランプ82、露光ランプ82か
らの光を原稿Dに集光させるためのリフレクター84お
よび原稿Dからの反射光を図中左方向に折曲げる第1ミ
ラー86などが配設されている。
【0043】これらの露光ランプ82、リフレクター8
4、および第1ミラー86は、第1キャリッジ88に固
定されている。第1キャリッジ88は、図示しない歯付
きベルト等を介して図示しないパルスモータに接続さ
れ、パルスモータの駆動力が伝達されて原稿台81に沿
って平行に移動される。
【0044】第1キャリッジ88に対して図中左側、す
なわち第1ミラー86により反射された反射光が案内さ
れる方向には、図示しない駆動機構たとえば歯付きベル
トならびにDCモータなどを介して原稿台81と平行に
移動可能に設けられた第2キャリッジ90が配設されて
いる。第2キャリッジ90には、第1ミラー86により
案内される原稿Dからの反射光を下方に折曲げる第2ミ
ラー92、および第2ミラー92からの反射光を図中右
方に折り曲げる第3ミラー94が互いに直角に配置され
ている。第2キャリッジ90は、第1キャリッジ88に
従動されるとともに、第1キャリッジ88に対して1/
2の速度で原稿台81に沿って平行に移動される。
【0045】第2キャリッジ90を介して折返された光
の光軸を含む面内には、第2キャリッジ90からの反射
光を所定の倍率で結像させる結像レンズ96が配置され
ている。結像レンズ96を通過した光の光軸と略直交す
る面内には、結像レンズ96により集束性が与えられた
反射光を電気信号、すなわち画像データに変換するCC
Dイメージセンサ98が配置されている。
【0046】このように構成されたスキャナ部2によ
り、露光ランプ82からの光をリフレクター84により
原稿台81上の原稿Dに集光させると、原稿Dからの反
射光が、第1ミラー86、第2ミラー92、第3ミラー
94、および結像レンズ96を介してCCDイメージセ
ンサ98に入射され、原稿画像の情報が電気信号として
の画像データに変換される。CCDイメージセンサ98
は、画像処理部99に接続されている。この画像処理部
は、CCDイメージセンサ98から供給された画像デー
タを一時的に記憶する画像メモリを含んでいる。そし
て、この画像処理部は、画像メモリに記憶された画像デ
ータに基づいて各色成分毎の画像データを作成する。
【0047】図2は、露光装置60に設けられ、画像書
き出し位置を決めるための光線受光部73を示すもので
ある。この光線受光部73は図4にも示すように、複数
の受光素子74Y,74M.74C,74Kと、これら
受光素子74Y,74M.74C,74Kを一体に保持
する保持部材としての保持板75とによって構成されて
いる。
【0048】受光素子74Y,74M.74C,74K
は4本のレーザビームy,m,c,kの集光部に配置さ
れ、ポリゴンミラー61によりfθレンズ62上を走査
されて折り返しミラー65Y〜65Kから外れた位置を
通る走査開始光線である4本のレーザビームy,m,
c,kをそれぞれ受光するようになっている。
【0049】光線受光部73には図3に示すように、信
号路46を介して制御部45が接続され、受光素子74
Y,74M.74C,74Kが走査開始光線であるレー
ザビームy,m,c,kを受光すると、その受光信号
(書出信号)を制御部45に送る。
【0050】制御部45は受光信号を受けると、所定時
間経過後、半導体レーザ70Y〜70Kに発光指令を与
え、画像情報に応じたレーザビームy,m,c,kを発
光させるようになっている。従来、このレーザビーム
y,m,c,kの走査により、感光ドラム11Y〜11
K上に書き込まれた画像は読取手段47により読み取ら
れ、その画像の主走査方向の書き出し位置のずれ量が検
出される。この書き出し位置のずれ量に応じて制御部4
5により書出信号受光から画像を書き始めるまでの時間
が補正され、そのずれ量を補正し、主走査方向の画像書
き出し位置に対する色ずれ補正を行なう。
【0051】画像の主走査方向の色ずれの原因として
は、各色に対応した個々の受光素子74Y〜74K間の
ずれが考えられる。しかし、この実施の形態では、4個
の受光素子74Y〜74Kが保持板75により一体に保
持しているため、受光素子74Y〜74K間でずれが発
生せず、主走査方向の画像書き出し位置に対する色ずれ
を回避することができる。
【0052】また、この画像書き込み時において、4本
の光線y,m,c,kで書き込まれる画像は各々副走査
方向(用紙の進行方向)にずれる事がある。この原因は
種々あるが、環境温度や自己発熱による半導体レーザ7
0Y〜70Kの温度上昇により光線y,m,c,kが副
走査方向にずれるためにずれる要因、感光体ドラム11
Y〜11Kの回転軸に偏心、傾きが生じることによりず
れる要因などが考えられる。このような時、画像は副走
査方向に平行にずれる、あるいは画像が副走査方向に斜
めになるといった現象として現れる。これを補正するに
は、折り返しミラー65Y〜65K…の角度を調整する
ことにより行う。
【0053】しかし、感光体ドラム11Y〜11Kがず
れているのか、露光光線がずれているのか、あるいは複
合してずれているのかによってその補正量は変わってく
る。例を挙げて説明すると、感光体ドラム11Y〜11
Kの露光位置と転写位置が180°の位置にある場合に
おいて、露光光線が副走査方向に1°傾いて露光され、
感光体回転軸に傾きがずれないときは、画像として1°
傾いて描かれる。
【0054】これに対し、露光光線に傾きずれがなく感
光体回転軸が1°傾いているときは、画像として2°傾
いて描かれることになる。このように、種々の要因のず
れ量を把握することが、補正を正確に行なうためには有
利である。
【0055】もちろん、種々の要因のずれ量を把握せず
に感光体ドラム11Y〜11K上に描かれた画像から階
段を細かく分けて、ずれ量を少なくなるようにさせる制
御も可能ではあるが、収束させるには多くの時間、トナ
ーを消費することになる。
【0056】そこで、この実施の形態では、露光装置の
副走査方向のずれ量を検知する手段として、水平同期信
号検知器を兼ねる受光素子74Y〜74Kにて、副走査
方向のずれ量を検出する。
【0057】受光素子74Y〜74Kの走査光が入射す
る一側部は図4で、矢印で示す光走査方向に対して垂直
になっており、走査光を副走査方向のずれに関係なく一
定して受光できるようになっている。
【0058】また、受光素子74Y〜74Kの走査光が
出射する他側部は光走査方向に対して傾斜している。し
たがって、光線が副走査方向にずれた場合には、光受光
開始から終了までの時間にずれが生じ、その時間を検知
することでずれ量を算出することが可能となる。
【0059】図5は受光素子の第2の形態を示すもので
ある。この形態では、受光素子101Y,101M,1
01C,101Kの走査光が出射する他側部の傾斜が階
段状に形成されている。
【0060】この形状によれば、走査光70y〜70k
が受光素子101Y〜101Kを通過する時間をデジタ
ル的な信号として検出でき、処理するアルゴリズムによ
っては有利な手段である。
【0061】図6は受光素子の第3の形態を示すもので
ある。この形態では、受光素子102Y〜102Kはく
さび形状に構成されている。この形状によっても上記し
たと同様な効果を得ることができる。
【0062】光受光器73の組み立て調整時には、走査
光線70y〜70kを受光素子74Y〜74K(101
Y〜101K、102Y〜102K)の副走査方向中心
を横切るように調整配置する必要がある。
【0063】これは、副走査方向に走査光線70y〜7
0kがずれた場合、どちらかにずれる事によって走査光
線70y〜70kが受光素子74Y〜74K(101Y
〜101K、102Y〜102K)を外れてしまい信号
を検知できなくなるからである。
【0064】従来、受光素子の形状は副走査方向に長い
長方形の形が一般的であった。しかし、この形状では、
走査光線が受光素子の中心を横切るように調整配置する
ためには、精密な調整が必要であり多くの時間を要して
いた。
【0065】この実施の形態では、受光素子74Y〜7
4K(101Y〜101K、102Y〜102K)の走
査光が出射する他側部を傾斜させるため、受光素子10
1Y〜101Kの中心を通過する時間を予め算出でき
る。
【0066】したがって、受光素子74Y〜74K(1
01Y〜101K、102Y〜102K)を走査光線が
通過する時間を計測することで、走査光線70y〜70
kが受光素子74Y〜74K(101Y〜101K、1
02Y〜102K)の中心を通過するように調整するこ
とは極めて容易となる。
【0067】また、従来においては、受光素子と保持部
材には位置決めするための基準がなく、調整に多くの時
間を要していた。そこで、本発明では、図7〜図9に示
すように、保持部材に位置決めのための基準面を設ける
ことで、光受光部が取り付く他の部材への位置決めを容
易にしている。
【0068】図7に示す保持部材105はその側面に走
査光線と直交する方向に沿って位置決め用の基準面10
6,106を形成している。この実施の形態によれば、
基準面106,106を被取付部に当接させることによ
り、主走査方向に精度よく位置決めでき、水平同期信号
を受光するタイミングが正確になる。
【0069】図8に示す保持部材108はその下面に走
査光線と平行に基準面109,109を形成している。
この実施の形態によれば、受光素子74Y〜74Kを副
走査方向に精度よく位置決めを行ない、副走査方向のず
れに対して余裕のある取り付けを行なうことができる。
【0070】図9は保持部材の第4の実施の形態を示す
ものである。この実施の形態では、保持部材111の側
面および下面に主走査方向、副走査方向の沿う位置決め
基準面112,112,113,113を設けている。
【0071】この実施の形態では、受光素子74Y〜7
4Kを主走査方向および副走査方向に精度よく位置決め
でき、前記両効果を得ることが可能となる。さらに、本
発明では、受光素子を他の部品へ取り付ける際には基準
面を他の基準面に弾性材にて強く押し付け固定すること
で、精度よく安定して固定が可能となった。
【0072】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、受光素子
の走査光が入射する一側部を前記走査光の進行方向に対
して垂直、出射する他側部を傾斜させるから、走査光が
受光素子を通過する時間をカウントすることで走査光の
副走査方向のずれ量を検出することができる。
【0073】したがって、走査光が副走査方向にずれた
場合の補正量を瞬時に把握でき、適正な走査光の位置補
正が可能となり、色ずれのない良好な画像を容易に提供
することができる。
【0074】また、走査光が受光素子の中心を通過する
ために必要な時間を算出でき、受光素子の中心を走査光
が走査するように、受光素子の組み付け調整が容易にな
る。さらに、画像書出信号を発生させるための光の受光
と、副走査方向の位置ずれ量の検知を同一の受光素子で
行なうことができ、部品点数を削減できるとともに、受
光素子を実装するためのスペースも少なくて済む。した
がって、全体形状を小型化でき、より安価な製品を供給
することができる。
【0075】また、複数の受光素子を保持部材によって
一体に保持するから、受光素子同士間のずれが発生しな
い。したがって、それぞれの光線の画像書出位置(主走
査方向)を正確に算出でき、揃えることができるととも
に、走査光の純粋な副走査方向ずれ量を検出することが
可能となる。
【0076】さらに、受光素子の保持部材に位置決め用
の基準面を設けるから、走査光に対する受光素子の位置
関係を正確にすばやく決める事ができ、正確なビーム位
置の検知が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデジタル複写装置
を示す内部構成図。
【図2】露光装置を示す斜視図。
【図3】画像書き出しの制御系を示すブロック図。
【図4】光受光器を示す正面図。
【図5】光受光器の第2の形態を示す正面図。
【図6】光受光器の第3の形態を示す正面図。
【図7】保持部材の第1の形態を示す斜視図。
【図8】保持部材の第2の形態を示す斜視図。
【図9】保持部材の第3の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
70Y〜70K…半導体レーザ(光源) 61…ポリゴンミラー(走査手段) 74Y〜74K…受光素子 45…制御手段 65Y〜65K…光学系 75…保持部材 106,108,112,113…基準面 11Y〜11K…感光ドラム(像担持体) 13Y〜13K…現像装置(現像手段) 14Y〜14K…転写装置(転写手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子の受光信号を受けることにより、
    前記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御
    手段と、 前記複数の光源から発光され前記走査手段により走査さ
    れる画像情報光を複数の被走査部に導く光学系と、 を具備することを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】前記受光素子の走査光を出射させる他側部
    は直線状に傾斜することを特徴とする請求項1記載の光
    走査装置。
  3. 【請求項3】前記受光素子の走査光を出射させる他側部
    は階段状に傾斜することを特徴とする請求項1記載の光
    走査装置
  4. 【請求項4】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子を一体に保持する保持部材と、 前記複数の受光素子の受光信号を受けることにより、前
    記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御手
    段と、 前記複数の光源から発光され前記走査手段により走査さ
    れる画像情報光を複数の被走査部に導く光学系と、 を具備することを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子を一体に保持する保持部材と、 この保持部材に形成され、被取付部に当接されることに
    より、前記保持部材を所定位置に位置決めする基準面
    と、 前記複数の受光素子の受光信号を受けることにより、前
    記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御手
    段と、 前記複数の光源から発光され前記走査手段により走査さ
    れる画像情報光を複数の被走査部に導く光学系と、 を具備することを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】前記保持部材の基準面は光の走査方向に対
    し垂直に設けられたことを特徴とする請求項5記載の光
    走査装置。
  7. 【請求項7】前記保持部材の基準面は光の走査方向に対
    し平行に設けられたことを特徴とする請求項5記載の光
    走査装置。
  8. 【請求項8】前記保持部材の基準面は光の走査方向に対
    し垂直な第1の基準面部と光の走査方向に対し平行な第
    2の基準面部とからなることを特徴とする請求項5記載
    の光走査装置。
  9. 【請求項9】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子の受光信号を受けることにより、
    前記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御
    手段と、 前記複数の光源から発光されて前記走査手段により走査
    される画像情報光を複数方向へ導く光学系と、 この光学系によって複数方向に導かれる光を受光して静
    電潜像を形成させる複数の像担持体と、 これら複数の像担持体に形成された潜像を現像する複数
    の現像手段と、 これら現像手段により現像された顕像を被転写材に転写
    させる転写手段と、とを具備することを特徴とする画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子を一体に保持する保持部材と、 前記複数の受光素子の受光信号を受けることにより、前
    記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御手
    段と、 前記複数の光源から発光されて前記走査手段により走査
    される画像情報光を複数方向に導く光学系と、 この光学系によって複数方向に導かれる光を受光して静
    電潜像を形成させる複数の像担持体と、 これら複数の像担持体に形成された潜像を現像する複数
    の現像手段と、 これら現像手段により現像された顕像を被転写材に転写
    させる転写手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】光を発光する複数の光源と、 これら複数の光源から発光される光を反射させてそれぞ
    れ走査する走査手段と、 この走査手段によって走査される光をその走査方向に対
    し垂直な一側部から入射させて受光し、走査方向に対し
    傾斜する他側部から出射させる複数の受光素子と、 これら複数の受光素子を一体に保持する保持部材と、 この保持部材に形成され、被取付部に当接されることに
    より、前記保持部材を所定位置に位置決めする基準面
    と、 前記複数の受光素子の受光信号を受けることにより、前
    記複数の光源に画像情報に応じた光を発光させる制御手
    段と、 前記複数の光源から発光されて前記走査手段により走査
    される画像情報光を複数に導く光学系と、 この光学系によって複数方向に導かれる光を受光して静
    電潜像を形成させる複数の像担持体と、 これら複数の像担持体に形成された潜像を現像する複数
    の現像手段と、 これら現像手段により現像された顕像を被転写材に転写
    させる転写手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7045773B2 (en) 2003-07-18 2006-05-16 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning apparatus for accurately detecting and correcting position of optical beam in subscanning direction, and the method
US7643046B2 (en) 2005-12-21 2010-01-05 Ricoh Company, Ltd. Laser beam scanning device, image forming apparatus, and laser beam detecting method by the laser beam scanning device
US7826110B2 (en) 2006-06-19 2010-11-02 Ricoh Company, Ltd. Light scanning apparatus, light scanning method, image forming apparatus, and color image forming apparatus
US7956318B2 (en) 2006-09-20 2011-06-07 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device and optical scanning method having a light deflector, separation optical system and light beam detecting device
US8089665B2 (en) 2006-10-27 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device moving gravity center of pixel in sub-scanning direction, image forming apparatus having light sources, and method
US8253768B2 (en) 2005-12-09 2012-08-28 Ricoh Company, Ltd. Optical scanner and image forming apparatus

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US8089665B2 (en) 2006-10-27 2012-01-03 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device moving gravity center of pixel in sub-scanning direction, image forming apparatus having light sources, and method

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