JPH10154284A - 煙感知システム - Google Patents

煙感知システム

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JPH10154284A
JPH10154284A JP31171896A JP31171896A JPH10154284A JP H10154284 A JPH10154284 A JP H10154284A JP 31171896 A JP31171896 A JP 31171896A JP 31171896 A JP31171896 A JP 31171896A JP H10154284 A JPH10154284 A JP H10154284A
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smoke
image
laser beam
smoke detection
detection system
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JP31171896A
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Harumi Takeda
晴見 竹田
Michinobu Suzuki
通信 鈴木
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
    • G08B17/12Actuation by presence of radiation or particles, e.g. of infrared radiation or of ions
    • G08B17/125Actuation by presence of radiation or particles, e.g. of infrared radiation or of ions by using a video camera to detect fire or smoke

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煙のミス感知を解消するとともに、煙の発生
状況や発生場所の把握をも可能とする煙感知システムを
提供する。 【解決手段】 本発明の煙感知システムは、煙の発生の
感知を行う対象となっている煙感知エリアAにレーザー
ビームLを照射するレーザビーム照射装置1と、煙感知
エリアAを撮影するTVカメラ6と、TVカメラ6によ
る撮影に基づき得られた画像を映し出す表示用モニタ1
3とを備えた構成となっている。煙の発生に伴うレーザ
ービームLの変化をTVカメラ6で捉えて画像化するこ
とにより煙の感知をおこなうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無人の変電
所や夜間無人となるビルにおける煙の発生を感知する煙
感知システムに関し、特に、誤感知(ミス感知)、すな
わち煙が発生していないのに煙が発生したとして感知す
ることを防止するとともに、煙の発生状況や発生場所の
把握をも可能とするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、煙を感知する方式としては、イオ
ン化式や光電式がある。前者は、放射線源を用いたイオ
ン室内のイオン電流の値がイオン室内に流入した煙の粒
子によって変化する現象を利用した煙感知方式である。
後者は、煙だけが入れるようになっている暗箱の中にお
いて、一方向に照射された光源ランプの(非レーザー
の)光束が受光素子で検出されるように構成されてい
る。後者の方式は、暗箱に流入した煙の粒子により光束
が散乱されるのに伴って受光素子の抵抗値が変化する現
象を利用した煙感知方式である。これらの方式による煙
感知は、火災の早期発見などに威力を発揮する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の煙感知方式は、煙の有無だけしか感知することがで
きない。煙の発生状況や、例えば天井から煙が出ている
か、あるいは床から出ているか等の煙の発生場所を把握
することは全く出来ないという問題がある。煙の発生状
況や発生場所の把握が不十分では、例えば、適切な消火
作業を速やかに実行することはおぼつかない。それに、
煙の流入によるイオン電流の変化や受光素子の抵抗値の
変化は僅かであるため、煙が発生していないのに煙が発
生したとして感知する誤動作(ミス感知)が起こりやす
く、信頼性が低いという問題もある。煙感知の信頼性が
乏しいと、本当に煙を感知した場合でも、単なるミス感
知として見過ごされてしまいがちで、大火災などの深刻
な事態を招来する危険性も少なくない。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、煙のミス感
知を解消するとともに、煙の発生状況や発生場所の把握
をも可能とするような煙感知システムを提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る煙感知システムは、煙の発生
を感知する対象領域としての煙感知エリアにレーザービ
ームを照射するレーザビーム照射手段と、煙感知エリア
を撮影する撮像手段と、撮像手段で撮影された画像を映
し出す表示用モニタとを備えている。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の煙感知システムにおいて、撮像手段により予め撮影さ
れた煙感知エリアの背景画像を記憶する背景画像記憶手
段と、撮像手段により時々刻々に撮影される煙感知エリ
アの画像を現在画像として記憶する現在画像記憶手段
と、現在画像から背景画像を差引く演算処理をおこなう
画像処理手段を備えているとともに、画像処理手段によ
る演算処理で得られた画像が表示用モニタの画面に映し
出されるよう構成されている。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の煙感知システムにおいて、撮像手段により得
られる煙感知エリアの画像に基づいて煙の発生を感知し
て煙感知信号を出力する煙判定手段と、煙感知信号を受
けて警報を発する警報発生手段を備えている。
【0008】また、請求項4の発明は、請求項1から3
までのいずれかに記載の煙感知システムにおいて、レー
ザビーム照射手段は、ほぼ平行に並んだ複数本のレーザ
ービームを煙感知エリアに照射するよう構成されてい
る。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項1から4
までのいずれかに記載の煙感知システムにおいて、レー
ザービーム照射手段は、レーザービームを走査して煙感
知エリアに照射するよう構成されている。
【0010】また、請求項6の発明は、請求項1から5
までのいずれかに記載の煙感知システムにおいて、撮像
手段の後段には、画像の遠隔伝送をおこなう遠隔伝送手
段が配設されているとともに、表示用モニタが画像の遠
隔伝送先に設置されている。
【0011】また、請求項7の発明は、請求項1から6
までのいずれかに記載の煙感知システムにおいて、レー
ザービームとして、不可視光領域の波長を有するレーザ
ービームが用いられている。
【0012】
【作用】次に、本発明に係る煙感知システムの煙感知作
用について説明する。請求項1の煙感知システムによっ
て煙感知がおこなわれる場合、レーザビーム照射手段に
よって、煙発生を感知する対象領域としての煙感知エリ
アにレーザービームが照射される。レーザービームが照
射されている煙感知エリアが撮像手段によって撮影され
る。撮像手段による撮影に基づき得られた画像は表示用
モニタの画面に映し出される。煙感知エリアに煙が発生
した場合、レーザービームには煙の粒子による散乱で顕
著な変化が現れる。このレーザービームの顕著な変化
は、煙感知エリアにおける煙の発生位置と発生状況に応
じたかたちで表示用モニタの画面に映し出される。
【0013】請求項2の煙感知システムでは、現在画像
記憶手段に記憶された現在画像から背景画像記憶手段に
予め記憶された煙感知エリアの背景画像を差引く演算処
理が画像処理手段により実行される。画像処理手段によ
る演算処理で得られた画像は表示用モニタの画面に映し
出される。したがって、表示用モニタの画面には、背景
画像からの変化分を示す映像のみが抽出されて表示され
ることになる。煙感知エリアにおいて煙の発生があった
場合には、煙の発生によるレーザービームの変化に伴う
画像変化分のみを示す映像だけが取り出されて、表示用
モニタの画面に映し出される。
【0014】請求項3の煙感知システムでは、煙判定手
段が、撮像手段で得られる煙感知エリアの画像に基づい
て煙の発生を自動的に感知して煙感知信号を出力すると
ともに、警報発生手段が煙感知信号を受けて警報を自動
的に発するので、警報発生手段の警報により自動的に煙
の発生を知らされることになる。
【0015】請求項4の煙感知システムでは、レーザビ
ーム照射手段が出力するほぼ平行に並んだ複数本のレー
ザービームがそれぞれ煙感知エリアに照射する構成であ
ることから、煙感知エリアが広く設定される。その結
果、煙の発生状況や発生場所の把握が容易になる。
【0016】請求項5の煙感知システムでは、レーザビ
ーム照射手段がレーザビームを走査して煙感知エリアに
照射するので、少ない数のレーザビームで広範囲のエリ
アについて煙感知をすることができる。
【0017】請求項6の煙感知システムでは、撮像手段
の後段に配設されている遠隔伝送手段により画像が煙感
知エリアの画像から離れた場所に伝送(遠隔伝送)され
る。この画像が、遠隔伝送先に設置されている表示用モ
ニタの画面に画像が映し出されて、煙感知エリアから離
れたところで煙発生の感知がおこなわれる。
【0018】請求項7の煙感知システムでは、煙感知用
のレーザービームが不可視光領域の波長を有するので、
煙が発生していない場合は煙感知エリアを走るレーザー
ビームが人の目に見えない。
【0019】
【発明の実施の形態】続いて、本発明の一実施例を図面
を参照しながら説明する。図1は実施例に係る煙感知シ
ステムの全体構成をあらわすブロック図、図2は実施例
システムの中のレーザービーム照射系および撮像系が設
置された室内を透視してあらわす斜視図である。図3は
実施例のシステムに用いられているレーザービーム照射
ユニットの内部構成をあらわす概略図である。
【0020】実施例の煙感知システムは、図1に示すよ
うに、大まかには、煙感知エリアAにレーザービームL
を照射するためのレーザビーム照射系a、煙感知エリア
Aを撮影するための撮像系b、撮像系bで得られた画像
に対する信号処理をおこなうための信号処理系c、およ
び、画像の表示やシステムの稼働に必要な操作をおこな
うための操作表示系dの四つの部分から構成されてい
る。以下、各部の構成を詳しく説明する。
【0021】まず、レーザービーム照射系aについて説
明する。レーザービーム照射系aは、図2に示すよう
に、レーザービーム照射ユニット2を3個有するレーザ
ービーム照射装置1で構成されている。平行光線のレー
ザービームLが各レーザービーム照射ユニット2から放
射された後、おのおの室内の内壁面Wに沿って設定され
た煙感知エリアAを水平方向に向けて等間隔で進んでゆ
く。
【0022】レーザービーム照射ユニット2は、図3
(a)の正面図、図3(b)の平面図に示すように、前
面に投光用レンズ3を有する。この投光用レンズ3の光
軸3aの上にある背後側の焦点f1から適当距離だけさ
らに後へ下がった位置P1に半導体レーザー4が配置さ
れている。この半導体レーザー4は、焦点f1から逆に
適当距離だけ前に進んだ位置P2に配置されているよう
であってもよい。半導体レーザー4は可視光領域の波長
を有する平行なレーザービーム(例えは赤色レーザービ
ーム)を出力する。
【0023】半導体レーザー4は垂直断面が縦長の長方
形である。これが投光用レンズ3で拡大されて平行なレ
ーザービームLとして煙感知エリアAに投光される。ま
た、図3のレーザービーム照射ユニット2では、投光用
レンズ3が1枚のレンズ構成であったが、投光用レンズ
3は複数枚のレンズ構成であってもよい。
【0024】レーザービーム照射ユニット2の光学系
は、図4に示すように、凹面鏡5と、この凹面鏡5の光
軸5aの上にある焦点f2より適当距離だけ前へ進んだ
位置P3に半導体レーザー4が配置された構成の光学系
でもよい。この場合も、半導体レーザー4は、光軸5a
の上にある焦点f2より適当距離だけ後へ下がった位置
P4のところに半導体レーザー4が配置されているよう
でもよい。
【0025】レーザービームLは、進行方向に垂直な方
向からは見えないけれども、図5に示すように、煙Sが
レーザービームLに当たるとレーザー光は散乱して、散
乱領域Pが視認できる状態となる。赤色レーザービーム
の場合には、散乱領域Pが赤く見えるようになる。ま
た、平行なレーザービームは、ビーム強度が一様なの
で、煙Sの濃度と散乱領域Pの輝度の間に比例関係が成
り立つ。それに、この煙SによるレーザービームLの散
乱現象を利用した煙感知方式は、暗所,明所の如何にか
かわらず適用可能である。
【0026】次に撮像系bの説明をおこなう。撮像系b
は、図2に示すように、煙感知エリアAと対面する内壁
面側に設置されたTVカメラ(撮像手段)6と、TVカ
メラ6のアナログ映像信号をディジタル映像信号へ変換
するA/D変換器7で構成される。勿論、図2に示すよ
うに、TVカメラ6の視野がちょうど煙感知エリアAに
対応するかたちとなっており、TVカメラ6で撮影され
た煙感知エリアAの画像はA/D変換器7を介して次段
の信号処理系cに送り込まれる。
【0027】続いて、信号処理系cを説明する。信号処
理系cは、図1に示すように、背景画像を記憶する背景
画像メモリ(背景画像記憶手段)8と、現実画像を記憶
する現実画像メモリ(現実画像記憶手段)9と、A/D
変換器7のディジタル映像信号を背景画像メモリ8と現
実画像メモリ9の入力へ切り換え的に送り込む切替スイ
ッチSWと、現在画像から背景画像を差引く演算処理を
おこなう画像処理部(画像処理手段)10と、画像処理
部10による演算処理で得られた画像に基づいて煙の存
在の有無を調べて、煙が存在していれば煙感知信号を出
力する煙判定部(煙判定手段)11とから構成されてい
る。
【0028】最初(勿論、煙の発生していない時)、図
1に示すように、切替スイッチSWの接点SWaと接点
SWbを接続させておいて、TVカメラ6で得られた煙
感知エリアAの画像を背景画像として背景画像メモリ8
に導入記憶する。次に、切替スイッチSWの接点SWa
と接点SWcが接続する状態に切り換えてから、TVカ
メラ6で得られた煙感知エリアAの画像を現実画像とし
て現実画像メモリ9に導入記憶する。続いて、画像処理
部10により、現在画像から背景画像を差引く演算処理
をおこなう。
【0029】演算処理がなされた後の画像は、当然、背
景画像から変化した分のみが抽出された画像となる。煙
の発生がない場合、現在画像と背景画像は同じであり、
差は0であるから、実質的に演算処理後の画像には何の
映像もあらわれないことになる。煙が発生している場合
は、現在画像は背景画像にないレーザービームLの散乱
領域Pがあらわれることから、両画像の差は散乱領域P
となり、画像処理部10により得られる画像には散乱領
域Pだけがあらわれることになる。
【0030】また、煙判定部11は、画像処理部10に
より得られる画像にあらわれた散乱領域Pの面積を求出
し、求めた散乱領域Pの面積が判定の基準とするレベル
以上であれば煙感知信号を出力する。散乱領域Pの面積
の求出方法としては、散乱領域Pの内にある画素(一定
以上の輝度の画素)の数をカウントする方法が例示され
るが、この方法に限らないことは言うまでもない。な
お、ここで説明した信号処理系cは、例えば、マイクロ
コンピュータやRAMや制御プログラムを中心に構成す
ることができるものである。
【0031】最後に、操作表示系dを説明する。操作表
示系dは、実施例のシステムの稼働に必要な操作をおこ
なうキーボード12と、画像をカラーで映し出す表示用
モニタ13と、煙の感知を教える警報を発する警報部
(警報発生手段)14とから構成されている。
【0032】操作表示系dでは、キーボード12の操作
により、背景画像や現実画像をメモリする際に必要な切
替スイッチSWの切替え制御が行える他、画像処理部1
0における処理内容の選択も可能である。すなわち、上
述のような現実画像と背景画像の間で演算をおこなった
り、現実画像を何らの演算もおこなわずにそのまま表示
用モニタ13へ送出して映し出すようにしたりすること
ができる。また、警報部(警報発生手段)14は、煙判
定部11から煙感知信号を受信したときに警報を発す
る。警報の具体的形態としては、音やランプの点滅表示
などがあげられる。
【0033】次に、以上に述べた構成の実施例の煙感知
システムによる煙感知動作を図面を参照しながら具体的
に説明する。先ず、キーボード12の操作により切替ス
イッチSWの接点SWaと接点SWbを接続しておい
て、TVカメラ6で得られた煙感知エリアAの画像を背
景画像メモリ8に導入記憶する。背景画像メモリ8に記
憶された画像は、図6に示すように、煙は出ていないけ
れども、額縁15や家具16などの背景物があらわれて
いる背景画像である。
【0034】次に、キーボード12の操作により、煙感
知動作を開始する。最初、切替スイッチSWの接点SW
aと接点SWcが接続された後、TVカメラ6で得られ
た煙感知エリアAの画像が現実画像メモリ9に導入記憶
される。 続いて、画像処理部10により現実画像から
背景画像が差し引かれる演算処理がおこなわれる。画像
処理部10の演算処理で得られた画像は、表示用モニタ
13に送出されるとともに、煙判定部11にも送出され
る。煙が発生していない場合は、表示用モニタ13の画
面には殆ど映像があらわれないし、煙判定部11から煙
感知信号が出力されることもない。ひとつの現実画像に
対する処理が終われば、現実画像メモリ9がクリアされ
た後、現実画像メモリ9に改めて次の現実画像が導入記
憶されて、再び同じことが繰り返される。
【0035】そして、煙感知エリアAにおいて、図7に
示すように、煙Sが発生し、レーザービームLに散乱領
域Pが生じると、画像処理部10の演算処理で得られた
画像は、図8に示すように、額縁15や家具16などの
背景物は勿論消え、散乱領域Pの映像だけ現出した画像
が、表示用モニタ13の画面に映し出される。一方、煙
判定部11では、散乱領域Pの求出面積が基準とするレ
ベル以上となって煙感知信号が出力される結果、警報部
14から煙感知を教える警報が発せられる。また、表示
用モニタ13の画面にあらわれた散乱領域Pの位置やか
たちから、煙の発生状況や発生位置を把握することがで
きる。
【0036】続いて、他の実施例に係る煙感知システム
を説明する。他の実施例のシステムは、図9に示すよう
に、レーザービーム照射装置1から照射される3本のレ
ーザービームLを室の各隅に設けた反射鏡(ミラー)1
7〜19で90度方向転換をして、室の4個の各側壁面
に全て煙感知エリアを設定するとともに、各煙感知エリ
アを撮影する4台のTVカメラ6を設けるようにした他
は、先の実施例と実質的に同一の構成のシステムであ
り、先の実施例と共通する構成については説明を省略す
る。なお、図9では、レーザービームLが一本しか図示
されていないけれども、他の2本のレーザービームLに
対しても同様に反射鏡が配設されていることは言うまで
もない。この他の実施例の煙感知システムでは、レーザ
ービーム照射装置1の台数を増やさなくても、反射鏡1
7〜19を設けるだけで、より広範囲での煙感知を実現
することができる。また、複数台のTVカメラ6の設置
により、軽い煙や重い煙といった煙の性質の違いを識別
することも可能となってくる。
【0037】本発明は、上記実施例に限られるものでは
なく、例えば、以下のように変形実施することが可能で
ある。 (1)実施例の煙感知システムでは、TVカメラ6で得
られた画像に対して信号処理を施す構成であったが、T
Vカメラ6で得られた画像を何ら信号処理することなく
表示用モニタ13の画面に映し出す構成のものも、変形
例として挙げられる。
【0038】(2)本発明のシステムは、図10に示す
ように、撮像系aの後段に、画像圧縮伝送部20および
画像復調部21で構成される遠隔伝送系eを配設する一
方、操作表示系dの表示用モニタが画像の伝送先に設置
されている構成のものが、変形例として挙げられる。こ
の変形例だと、煙感知の遠隔ないし集中管理をおこなう
ことができる。
【0039】具体的には、図10(a)に示すように、
遠隔伝送系eを撮像系aと信号処理系cの間に配設した
形態の他、図10(b)に示すように、遠隔伝送系eを
信号処理系cと操作表示系dの間に配設した形態や、図
10(c)に示すように、信号処理系cを省くととも
に、遠隔伝送系eを撮像系aと操作表示系dの間に配設
した形態がある。
【0040】(3)実施例のシステムでは、可視光領域
のレーザービームが用いられていたが、不可視光領域の
レーザービーム(例えば、赤外線レーザービーム)を用
いるものが、変形例として挙げられる。この変形例で
は、TVカメラ6が不可視光用のもの(例えば、赤外線
タイプのもの)にする必要がある。この変形例だとレー
ザービームが人の目には全く見えないので、システムの
設置により視覚的違和感が生じる恐れがない。
【0041】(4)実施例のシステムでは、ひとつのレ
ーザービーム照射ユニットで1本のレーザービームを煙
感知エリアに照射する構成であったが、ハーフミラーな
どのビームスプリッタを用いてひとつのレーザービーム
照射ユニットで複数本のレーザービームを煙感知エリア
に照射する構成のものが変形例としてあげられる。
【0042】(5)本発明の煙感知システムと従来の煙
感知器を併用して、従来の煙感知器が煙を感知した時
に、本発明の煙感知システムが自動的に稼働を開始する
構成とするようにしてもよい。
【0043】(6)実施例の煙感知システムでは、レー
ザービームの光路が一定している構成であったが、反射
鏡(ミラー)などを用いてレーザービームを走査する構
成も変形例としてあげられる。やはり、少ない本数のレ
ーザービームで広範囲に煙感知エリアを設定することが
可能となる。
【0044】(7)さらに、本発明の煙感知システムが
感知の対象とする煙も、火災の際に発生する煙に限られ
るものではなく、レーザービームに必要な光散乱を生じ
させることのできる煙であればよい。
【0045】(8)また、図2に示したような煙感知シ
ステムにおいて、各レーザビーム照射ユニット2自体を
同期して水平に揺動させるように構成すれば、複数本の
レーザビームLで広範囲の空間を監視することができ
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1の煙感知システムによれば、煙
の発生がレーザービームの顕著な変化として捉えられる
ので、ミス感知の心配がなくなる上、レーザービームの
変化が、煙感知エリアにおける煙の発生位置と発生状況
に応じたかたちで表示用モニタの画面に映し出されるよ
うになることから、煙の発生状況や発生場所の把握が可
能となる。
【0047】請求項2の煙感知システムによれば、表示
用モニタの画面には、煙の発生によるレーザービームの
顕著な変化だけを示す映像が映し出されることから、煙
の発生が確実に視認される。
【0048】請求項3の煙感知システムによれば、警報
という認識しやすいかたちで煙感知が自動的に知らされ
ることから、煙の発生を見落とす恐れがない。
【0049】請求項4の煙感知システムによれば、煙感
知エリアを広く設定することができることから、広範囲
にわたる煙感知が可能となり、煙の発生状態や発生場所
の把握が一層容易になる。
【0050】請求項5の煙感知システムによれば、レー
ザビームを走査しているので、少ない本数のレーザビー
ムでもって広範囲の煙感知を行なうことができる。
【0051】請求項6の煙感知システムによれば、煙感
知エリアの状況を示す画像が煙感知エリアから離れた場
所に設置された表示用モニタの画面に画像が映し出され
るので、煙感知の遠隔モニタや集中モニタが可能とな
る。
【0052】請求項7の煙感知システムによれば、通
常、煙感知エリアを走るレーザービームが不可視光領域
の波長を有する人の目に見えないビームであるので、シ
ステムの設置により視覚的違和感が生じる恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る煙感知システムの全体構成をあら
わすブロック図である。
【図2】実施例のレーザービーム照射系および撮像系の
設置状況を示す斜視図である。
【図3】レーザービーム照射ユニットの内部構成例を示
す概略図である。
【図4】レーザービーム照射ユニットの他の内部構成例
を示す概略図である。
【図5】煙による散乱を受けたレーザービームを示す図
である。
【図6】実施例における背景画像例を示す図である。
【図7】実施例における煙発生中の現実画像例を示す図
である。
【図8】画像処理部による演算処理済の画像を表示した
画面を示す図である。
【図9】他の実施例のレーザービーム照射系と撮像系の
設置状態を示す平面図である。
【図10】本発明の煙感知システムの変形例の具体的形
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…レーザービーム照射装置 6…TVカメラ 8…背景画像メモリ 9…現実画像メモリ 10…画像処理部 11…煙判定部 13…表示用モニタ 14…警報部 A…煙感知エリア L…レーザービーム S…煙 20…画像圧縮伝送部 21…画像復調部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙の発生を感知する対象領域としての煙
    感知エリアにレーザービームを照射するレーザビーム照
    射手段と、煙感知エリアを撮影する撮像手段と、撮像手
    段で撮影された画像を映し出す表示用モニタとを備えて
    いることを特徴とする煙感知システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の煙感知システムにおい
    て、撮像手段により予め撮影された煙感知エリアの背景
    画像を記憶する背景画像記憶手段と、撮像手段により時
    々刻々に撮影される煙感知エリアの画像を現在画像とし
    て記憶する現在画像記憶手段と、現在画像から背景画像
    を差引く演算処理をおこなう画像処理手段を備えている
    とともに、画像処理手段による演算処理で得られた画像
    が表示用モニタの画面に映し出されるよう構成されてい
    る煙感知システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の煙感知システ
    ムにおいて、撮像手段により得られる煙感知エリアの画
    像に基づいて煙の発生を感知して煙感知信号を出力する
    煙判定手段と、煙感知信号を受けて警報を発する警報発
    生手段を備えている煙感知システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    煙感知システムにおいて、レーザビーム照射手段は、ほ
    ぼ平行に並んだ複数本のレーザービームを煙感知エリア
    に照射する煙感知システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
    煙感知システムにおいて、レーザービーム照射手段は、
    レーザービームを走査して煙感知エリアに照射する煙感
    知システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
    煙感知システムにおいて、撮像手段の後段には、画像の
    遠隔伝送をおこなう遠隔伝送手段が配設されているとと
    もに、表示用モニタが画像の遠隔伝送先に設置されてい
    る煙感知システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれかに記載の
    煙感知システムにおいて、レーザービームとして、不可
    視光領域の波長を有するレーザービームが用いられてい
    る煙感知システム。
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