JPH10154223A - データ変換装置 - Google Patents
データ変換装置Info
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- JPH10154223A JPH10154223A JP8313731A JP31373196A JPH10154223A JP H10154223 A JPH10154223 A JP H10154223A JP 8313731 A JP8313731 A JP 8313731A JP 31373196 A JP31373196 A JP 31373196A JP H10154223 A JPH10154223 A JP H10154223A
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- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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- 125000004836 hexamethylene group Chemical group [H]C([H])([*:2])C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])[*:1] 0.000 description 1
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ルックアップテーブルを利用する場合に複数
の異なる変換を連続的に行う場合であっても１つのＲＡ
Ｍなるメモリで済ませ、さらには、その変換処理速度を
高速化させる。 【解決手段】 ルックアップテーブルとしてＲＡＭ１１
を用い、１つの入力データに対して複数の異なる変換を
連続的に行う場合のこれらの全ての変換を合成した合成
変換データをＲＡＭ１１中にルックアップテーブルとし
て書込むことで、複数の異なる変換を連続的に行う場合
であっても、各変換処理毎にメモリを辿ることなく、そ
れらの変換処理をまとめた合成変換データを用いること
により１つのＲＡＭ１１内での変換処理で済み、さらに
は、１つのＲＡＭ１１中に１回の変換に必要な全ての合
成変換データを書き込んだ複数のルックアップテーブル
を有することで、１つのＲＡＭ１１での１回の変換だけ
で全ての変換処理が終了するようにした。
の異なる変換を連続的に行う場合であっても１つのＲＡ
Ｍなるメモリで済ませ、さらには、その変換処理速度を
高速化させる。 【解決手段】 ルックアップテーブルとしてＲＡＭ１１
を用い、１つの入力データに対して複数の異なる変換を
連続的に行う場合のこれらの全ての変換を合成した合成
変換データをＲＡＭ１１中にルックアップテーブルとし
て書込むことで、複数の異なる変換を連続的に行う場合
であっても、各変換処理毎にメモリを辿ることなく、そ
れらの変換処理をまとめた合成変換データを用いること
により１つのＲＡＭ１１内での変換処理で済み、さらに
は、１つのＲＡＭ１１中に１回の変換に必要な全ての合
成変換データを書き込んだ複数のルックアップテーブル
を有することで、１つのＲＡＭ１１での１回の変換だけ
で全ての変換処理が終了するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インデックス色変
換機能や色のγ変換、フィルタ機能などの画像データを
変換する機能を持ったデジタル複写機、プリンタ、イメ
ージスキャナ等に適用される他、パーソナルコンピュー
タやワークステーション上などでの画像データや音声デ
ータの処理などにも適用可能なデータ変換装置に関す
る。
換機能や色のγ変換、フィルタ機能などの画像データを
変換する機能を持ったデジタル複写機、プリンタ、イメ
ージスキャナ等に適用される他、パーソナルコンピュー
タやワークステーション上などでの画像データや音声デ
ータの処理などにも適用可能なデータ変換装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のデータ変換装置として、
入力データに対応する変換データを記憶したルックアッ
プテーブル（ＬＵＴ＝Ｌook Ｕp Ｔable）を用いること
が知られている。
入力データに対応する変換データを記憶したルックアッ
プテーブル（ＬＵＴ＝Ｌook Ｕp Ｔable）を用いること
が知られている。
【０００３】ここに、１つの画像データに対して複数の
異なる変換処理を施す場合、図４に概略的に示すよう
に、複数個のルックアップテーブル１，２，３を直列に
接続し、ルックアップテーブル１により変換ｆを行い、
次いでルックアップテーブル２により変換ｇを行い、そ
の後でルックアップテーブル３により変換ｈを行うよう
にしたものがある。即ち、１つの変換処理には各々１つ
のルックアップテーブルを用いることにより順次変換処
理を行うものである。
異なる変換処理を施す場合、図４に概略的に示すよう
に、複数個のルックアップテーブル１，２，３を直列に
接続し、ルックアップテーブル１により変換ｆを行い、
次いでルックアップテーブル２により変換ｇを行い、そ
の後でルックアップテーブル３により変換ｈを行うよう
にしたものがある。即ち、１つの変換処理には各々１つ
のルックアップテーブルを用いることにより順次変換処
理を行うものである。
【０００４】例えば、２５６色のインデックスカラーデ
ータを入力画像データとし、これに変換ｆ（カラー番号
を実際の色データに直す）、変換ｇ（各色毎のγ変
換）、変換ｈ（出力装置に合わせた文字／写真データ毎
のディザ変換）を行って出力画像データを作成する例で
考えると、図５に示すように構成される。即ち、ルック
アップテーブル１がインデックスカラー変換用（変換ｆ
用）、ルックアップテーブル２がγ変換用（変換ｇ
用）、ルックアップテーブル３がディザ変換用（変換ｈ
用）とされて直列接続され、ルックアップテーブル１，
２間、２，３間には各々ラッチ４，５が介在されてい
る。これらのルックアップテーブル１，２，３は例えば
ＲＡＭによるもので、各々には、例えば図６中に示すよ
うな事項に関する変換データが設定されている。
ータを入力画像データとし、これに変換ｆ（カラー番号
を実際の色データに直す）、変換ｇ（各色毎のγ変
換）、変換ｈ（出力装置に合わせた文字／写真データ毎
のディザ変換）を行って出力画像データを作成する例で
考えると、図５に示すように構成される。即ち、ルック
アップテーブル１がインデックスカラー変換用（変換ｆ
用）、ルックアップテーブル２がγ変換用（変換ｇ
用）、ルックアップテーブル３がディザ変換用（変換ｈ
用）とされて直列接続され、ルックアップテーブル１，
２間、２，３間には各々ラッチ４，５が介在されてい
る。これらのルックアップテーブル１，２，３は例えば
ＲＡＭによるもので、各々には、例えば図６中に示すよ
うな事項に関する変換データが設定されている。
【０００５】しかし、このような構成による場合、変換
処理の種類によるルックアップテーブルの数に対応し
て、各々メモリを備えなくてはならず、装置の小型化が
制限され、要求されるハードウェア量とコストが増加し
てしまう。
処理の種類によるルックアップテーブルの数に対応し
て、各々メモリを備えなくてはならず、装置の小型化が
制限され、要求されるハードウェア量とコストが増加し
てしまう。
【０００６】このような点を考慮し、例えば、特開平６
−７０１６５号公報によれば、２つの書換え可能なルッ
クアップテーブルを用い、一方のルックアップテーブル
によるデータ変換動作の実行時に他方のルックアップテ
ーブルに次に実行すべき変換処理用の変換データを書込
むことで、交互に利用するようにしたものが開示されて
いる。また、特開平７−２６２０８１号公報によれば、
多数のルックアップテーブルを１つのメモリ素子（ＲＯ
Ｍ）内に格納しておき、１回の変換処理の終了までの変
換処理について１つのＲＯＭを複数回通すことで変換処
理するようにしたものが開示されている。
−７０１６５号公報によれば、２つの書換え可能なルッ
クアップテーブルを用い、一方のルックアップテーブル
によるデータ変換動作の実行時に他方のルックアップテ
ーブルに次に実行すべき変換処理用の変換データを書込
むことで、交互に利用するようにしたものが開示されて
いる。また、特開平７−２６２０８１号公報によれば、
多数のルックアップテーブルを１つのメモリ素子（ＲＯ
Ｍ）内に格納しておき、１回の変換処理の終了までの変
換処理について１つのＲＯＭを複数回通すことで変換処
理するようにしたものが開示されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の特開
平６−７０１６５号公報方式による場合、メモリを２つ
用いるため、プリント基板上の実装面積、配線面積を減
らす上では、まだ不十分である。
平６−７０１６５号公報方式による場合、メモリを２つ
用いるため、プリント基板上の実装面積、配線面積を減
らす上では、まだ不十分である。
【０００８】また、後者の特開平７−２６２０８１号公
報方式による場合、１つのメモリ（ＲＯＭ）で済むもの
の、何回もＲＯＭを通して処理する必要があり、処理の
高速化を図る上で支障をきたす。
報方式による場合、１つのメモリ（ＲＯＭ）で済むもの
の、何回もＲＯＭを通して処理する必要があり、処理の
高速化を図る上で支障をきたす。
【０００９】そこで、本発明は、ルックアップテーブル
を利用する場合に複数の異なる変換を連続的に行う場合
であっても１つのＲＡＭなるメモリで済むデータ変換装
置を提供することを第１の目的とし、さらに、その変換
処理速度を向上させることができるデータ変換装置を提
供することを第２の目的とする。
を利用する場合に複数の異なる変換を連続的に行う場合
であっても１つのＲＡＭなるメモリで済むデータ変換装
置を提供することを第１の目的とし、さらに、その変換
処理速度を向上させることができるデータ変換装置を提
供することを第２の目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
ルックアップテーブルの変換データを用いて入力データ
を変換するデータ変換装置において、ルックアップテー
ブルとしてＲＡＭを用い、１つの入力データに対して複
数の異なる変換を連続的に行う場合のこれらの全ての変
換を合成した合成変換データを前記ＲＡＭ中にルックア
ップテーブルとして書込むようにした。従って、複数の
異なる変換を連続的に行う場合であっても、各変換処理
毎にメモリを辿ることなく、それらの変換処理をまとめ
た合成変換データを用いることにより１つのＲＡＭ内で
の変換処理で済む。この結果、１つのＲＡＭのみでの処
理で済み、プリント基板上の実装面積、配線面積を減ら
せる。
ルックアップテーブルの変換データを用いて入力データ
を変換するデータ変換装置において、ルックアップテー
ブルとしてＲＡＭを用い、１つの入力データに対して複
数の異なる変換を連続的に行う場合のこれらの全ての変
換を合成した合成変換データを前記ＲＡＭ中にルックア
ップテーブルとして書込むようにした。従って、複数の
異なる変換を連続的に行う場合であっても、各変換処理
毎にメモリを辿ることなく、それらの変換処理をまとめ
た合成変換データを用いることにより１つのＲＡＭ内で
の変換処理で済む。この結果、１つのＲＡＭのみでの処
理で済み、プリント基板上の実装面積、配線面積を減ら
せる。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載のデ
ータ変換装置であって、１つのＲＡＭ中に１回の変換に
必要な全ての合成変換データを書き込んだ複数のルック
アップテーブルを有している。従って、１つのＲＡＭで
の１回の変換だけで全ての変換処理が終了することにな
り、変換途中でのルックアップテーブルの書換えも要せ
ず、処理の高速化を図れる。
ータ変換装置であって、１つのＲＡＭ中に１回の変換に
必要な全ての合成変換データを書き込んだ複数のルック
アップテーブルを有している。従って、１つのＲＡＭで
の１回の変換だけで全ての変換処理が終了することにな
り、変換途中でのルックアップテーブルの書換えも要せ
ず、処理の高速化を図れる。
【００１２】これらの発明において、変換テーブルとし
て要求される複数の変換データが書き込めるＲＡＭを１
つ用意し、それを入力データのルックアップテーブルと
して入力データの加工工程上に配置するとともに、この
ルックアップテーブルなるＲＡＭへの読み書きをＣＰＵ
などの制御装置からも行えるように接続しておけばよ
い。そして、実使用時にはその変換で使用される全ての
合成変換データをソフトウェア上で計算してルックアッ
プテーブルの所定位置に書き込んでおけばよい。
て要求される複数の変換データが書き込めるＲＡＭを１
つ用意し、それを入力データのルックアップテーブルと
して入力データの加工工程上に配置するとともに、この
ルックアップテーブルなるＲＡＭへの読み書きをＣＰＵ
などの制御装置からも行えるように接続しておけばよ
い。そして、実使用時にはその変換で使用される全ての
合成変換データをソフトウェア上で計算してルックアッ
プテーブルの所定位置に書き込んでおけばよい。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１ない
し図３に基づいて説明する。本実施の形態では、例え
ば、図４に示した変換ｆ，ｇ，ｈを想定した場合に、図
１（ａ）に示すように、これらの全ての変換ｆ，ｇ，ｈ
を合成した合成変換Ｆなる変換データを予めソフトウェ
ア上で計算して書き込んだ１個のＲＡＭ１１をルックア
ップテーブルとして用い、入力データを出力データに変
換するようにした点を要旨とする。即ち、１つの入力デ
ータの各要素に対して１個のＲＡＭ１１を１回経て合成
変換Ｆなる処理を受けることにより、変換ｆ，ｇ，ｈな
る変換処理を順次経た場合と同じ結果の出力データに変
換されるものである。
し図３に基づいて説明する。本実施の形態では、例え
ば、図４に示した変換ｆ，ｇ，ｈを想定した場合に、図
１（ａ）に示すように、これらの全ての変換ｆ，ｇ，ｈ
を合成した合成変換Ｆなる変換データを予めソフトウェ
ア上で計算して書き込んだ１個のＲＡＭ１１をルックア
ップテーブルとして用い、入力データを出力データに変
換するようにした点を要旨とする。即ち、１つの入力デ
ータの各要素に対して１個のＲＡＭ１１を１回経て合成
変換Ｆなる処理を受けることにより、変換ｆ，ｇ，ｈな
る変換処理を順次経た場合と同じ結果の出力データに変
換されるものである。
【００１４】ここに、前述したように、例えば、２５６
色のインデックスカラーデータを入力画像データとし、
これに変換ｆ（カラー番号を実際の色データに直す）、
変換ｇ（各色毎のγ変換）、変換ｈ（出力装置に合わせ
た文字／写真データ毎のディザ変換）を行って出力画像
データを作成する場合を想定すると、前記ＲＡＭ１１は
図１（ｂ）に示すように構成される。即ち、そのアドレ
ス入力としては入力画像データ（色番号）の他に、テー
ブルＮｏ．、色、ディザカウンタ、文字／写真といった
ような、各変換ｆ，ｇ，ｈ毎に入力されていたアドレス
データもまとめて１つのＲＡＭ１１に入力されるように
構成されている。
色のインデックスカラーデータを入力画像データとし、
これに変換ｆ（カラー番号を実際の色データに直す）、
変換ｇ（各色毎のγ変換）、変換ｈ（出力装置に合わせ
た文字／写真データ毎のディザ変換）を行って出力画像
データを作成する場合を想定すると、前記ＲＡＭ１１は
図１（ｂ）に示すように構成される。即ち、そのアドレ
ス入力としては入力画像データ（色番号）の他に、テー
ブルＮｏ．、色、ディザカウンタ、文字／写真といった
ような、各変換ｆ，ｇ，ｈ毎に入力されていたアドレス
データもまとめて１つのＲＡＭ１１に入力されるように
構成されている。
【００１５】図６に示したような具体的な事項と対比さ
せると、本実施の形態のＲＡＭ１１にあってはそれらの
変換ｆ，ｇ，ｈの合成変換Ｆの事項として、図１（ｃ）
に示すような内容がルックアップテーブルとして設定さ
れている。例えば、アドレス０H （添字“Ｈ”はヘキサ
＝１６進法を意味する…以下同じ）から９９H までがイ
エロー色データ・テーブル１・イエローγ・文字カウン
タ(０，０)用とされ、アドレス１００H から１９９H ま
でがイエロー色データ・テーブル２・イエローγ・文字
カウンタ(０，０)用とされ、以下、同様で、アドレス３
Ｆ００H から３３ＦＦＦ までがブラック色データ・テ
ーブル２・ブラックγ・文字カウンタ (１，１)用とさ
れ、１回の変換に必要な全ての合成変換データを書き込
んだ複数のルックアップテーブルを有するものとされて
いる。
せると、本実施の形態のＲＡＭ１１にあってはそれらの
変換ｆ，ｇ，ｈの合成変換Ｆの事項として、図１（ｃ）
に示すような内容がルックアップテーブルとして設定さ
れている。例えば、アドレス０H （添字“Ｈ”はヘキサ
＝１６進法を意味する…以下同じ）から９９H までがイ
エロー色データ・テーブル１・イエローγ・文字カウン
タ(０，０)用とされ、アドレス１００H から１９９H ま
でがイエロー色データ・テーブル２・イエローγ・文字
カウンタ(０，０)用とされ、以下、同様で、アドレス３
Ｆ００H から３３ＦＦＦ までがブラック色データ・テ
ーブル２・ブラックγ・文字カウンタ (１，１)用とさ
れ、１回の変換に必要な全ての合成変換データを書き込
んだ複数のルックアップテーブルを有するものとされて
いる。
【００１６】このような構成において、実際の変換デー
タ例を挙げて説明する。例えば、一例として入力デー
タ；色番号１０H に関して 階調データ γ補正 ディザ文字((0,0)(0,1)(1,0)(1,1)) 写真((0,0)(0,1)(1,0)(1,1)) イエロー37H 3AH (10H ,10H ,10H ,0CH ) (20H ,00H ,1CH ,00H ) マゼンタ73H 77H (20H ,1CH ,20H ,1CH ) (34H ,08H ,34H ,08H ) シアン 12H 0FH (04H ,04H ,04H ,04H ) (04H ,00H ,04H ,00H ) ブラック41H 3CH (10H ,10H ,10H ,0CH ) (20H ,00H ,10H ,00H ) のような変換データ例の場合である。即ち、入力データ
の色番号が１０H であり、そのテーブル番号１のデータ
として、各色の２５６階調データとして、イエローは３
７H 、マゼンタは７３H 、シアンは１２H 、ブラックは
３ＣH であるとする。
タ例を挙げて説明する。例えば、一例として入力デー
タ；色番号１０H に関して 階調データ γ補正 ディザ文字((0,0)(0,1)(1,0)(1,1)) 写真((0,0)(0,1)(1,0)(1,1)) イエロー37H 3AH (10H ,10H ,10H ,0CH ) (20H ,00H ,1CH ,00H ) マゼンタ73H 77H (20H ,1CH ,20H ,1CH ) (34H ,08H ,34H ,08H ) シアン 12H 0FH (04H ,04H ,04H ,04H ) (04H ,00H ,04H ,00H ) ブラック41H 3CH (10H ,10H ,10H ,0CH ) (20H ,00H ,10H ,00H ) のような変換データ例の場合である。即ち、入力データ
の色番号が１０H であり、そのテーブル番号１のデータ
として、各色の２５６階調データとして、イエローは３
７H 、マゼンタは７３H 、シアンは１２H 、ブラックは
３ＣH であるとする。
【００１７】このような変換データ例に関して、ちなみ
に、図４等に示した従来方式であれば、図７（ａ）に示
すように、ルックアップテーブル１にはアドレス１０H
の変換データとして３７H 、アドレス２１０H の変換デ
ータとして７３H 、アドレス４１０H の変換データとし
て１２H 、アドレス６１０H の変換データとして４１H
が設定されることになる。次に、イエローの階調データ
３７H はγ変換によって３ＡH に変換されるものであ
り、図７（ｂ）に示すように、ルックアップテーブル２
のアドレス３７H にはγ変換データとして３ＡH が設定
されていることになる。さらに、出力装置に合わせて、
かつ、文字／写真の区別によって、データが２行２列の
ディザ変換を受ける。この変換ｈで、３ＡH なるデータ
１行１列においては１１０H 、２行２列においては０Ｃ
H に変換される場合、図７（ｃ）に示すようにルックア
ップテーブル３のアドレス３ＡH のディザ変換データと
して１０H が、アドレス３３ＡH のディザ変換データと
して０ＣH が設定されていることになる。従来の場合、
これらの３つのルックアップテーブル１，２，３を順次
経ることにより、色番号１０H のデータに関して、色変
換テーブル番号１を使うイエローデータであってディザ
変換が１行１列の場合であれば、最終的に１０H に変換
されることになる。
に、図４等に示した従来方式であれば、図７（ａ）に示
すように、ルックアップテーブル１にはアドレス１０H
の変換データとして３７H 、アドレス２１０H の変換デ
ータとして７３H 、アドレス４１０H の変換データとし
て１２H 、アドレス６１０H の変換データとして４１H
が設定されることになる。次に、イエローの階調データ
３７H はγ変換によって３ＡH に変換されるものであ
り、図７（ｂ）に示すように、ルックアップテーブル２
のアドレス３７H にはγ変換データとして３ＡH が設定
されていることになる。さらに、出力装置に合わせて、
かつ、文字／写真の区別によって、データが２行２列の
ディザ変換を受ける。この変換ｈで、３ＡH なるデータ
１行１列においては１１０H 、２行２列においては０Ｃ
H に変換される場合、図７（ｃ）に示すようにルックア
ップテーブル３のアドレス３ＡH のディザ変換データと
して１０H が、アドレス３３ＡH のディザ変換データと
して０ＣH が設定されていることになる。従来の場合、
これらの３つのルックアップテーブル１，２，３を順次
経ることにより、色番号１０H のデータに関して、色変
換テーブル番号１を使うイエローデータであってディザ
変換が１行１列の場合であれば、最終的に１０H に変換
されることになる。
【００１８】この点、本実施の形態にあっては、これら
のルックアップテーブル１，２，３を順次経る変換処理
のデータが合成変換データとしてソフトウェアによる演
算の下に算出されて、図２中に示すような合成変換デー
タとしてＲＡＭ１１中の所定のアドレスに書き込まれて
ルックアップテーブルとされている。例えば、アドレス
１０H は色番号１０H のデータに関するイエロー色デー
タ・テーブル１・イエローγ・文字カウンタ(０，０)用
の合成変換データが１０H であることを示している。よ
って、入力画像データの他にテーブルＮｏ．、色、ディ
ザカウンタ等によりアドレスが特定されれば、１つのＲ
ＡＭ１１を１回通した変換処理を受けるだけで必要な変
換が終わることになる。よって、メモリ周りの構成（実
装面積、配線面積）の小型化と、処理速度の高速化とを
両立できる。
のルックアップテーブル１，２，３を順次経る変換処理
のデータが合成変換データとしてソフトウェアによる演
算の下に算出されて、図２中に示すような合成変換デー
タとしてＲＡＭ１１中の所定のアドレスに書き込まれて
ルックアップテーブルとされている。例えば、アドレス
１０H は色番号１０H のデータに関するイエロー色デー
タ・テーブル１・イエローγ・文字カウンタ(０，０)用
の合成変換データが１０H であることを示している。よ
って、入力画像データの他にテーブルＮｏ．、色、ディ
ザカウンタ等によりアドレスが特定されれば、１つのＲ
ＡＭ１１を１回通した変換処理を受けるだけで必要な変
換が終わることになる。よって、メモリ周りの構成（実
装面積、配線面積）の小型化と、処理速度の高速化とを
両立できる。
【００１９】ところで、本実施の形態を実現する上で、
実際には、入力データの変換処理に先立って、ルックア
ップテーブルの合成変換データを作成してＲＡＭ１１に
書き込む必要があるため、データ変換装置としては、図
３に示すように、このＲＡＭ１１に対して制御装置、例
えば、ＣＰＵ１２によってデータの読み書きを行えるよ
うに構成されている。即ち、画像入力データを画素同期
クロックに同期してＲＡＭ１１に入力させるラッチ１３
と、色、テーブル番号、ディザ等によるアドレスデータ
をレジスタ書込信号に応じてＲＡＭ１１に入力させるラ
ッチ１４と、ＲＡＭ１１の出力側に接続されて変換後の
画像出力データを画素同期クロックに同期して出力装置
に出力するラッチ１５とによる本来のデータ変換装置用
の入出力回路の他に、前記ＣＰＵ１２がＲＡＭ１１の入
出力側に接続されて設けられている。よって、ＣＰＵ１
２におけるソフトウェア上での変換計算に基づく合成変
換データは双方向バッファ１６を書込みモードとし、か
つ、ゲート回路１６を介してＲＡＭ１１に入力すること
によりＲＡＭ１１中にルックアップテーブルを作成でき
る。
実際には、入力データの変換処理に先立って、ルックア
ップテーブルの合成変換データを作成してＲＡＭ１１に
書き込む必要があるため、データ変換装置としては、図
３に示すように、このＲＡＭ１１に対して制御装置、例
えば、ＣＰＵ１２によってデータの読み書きを行えるよ
うに構成されている。即ち、画像入力データを画素同期
クロックに同期してＲＡＭ１１に入力させるラッチ１３
と、色、テーブル番号、ディザ等によるアドレスデータ
をレジスタ書込信号に応じてＲＡＭ１１に入力させるラ
ッチ１４と、ＲＡＭ１１の出力側に接続されて変換後の
画像出力データを画素同期クロックに同期して出力装置
に出力するラッチ１５とによる本来のデータ変換装置用
の入出力回路の他に、前記ＣＰＵ１２がＲＡＭ１１の入
出力側に接続されて設けられている。よって、ＣＰＵ１
２におけるソフトウェア上での変換計算に基づく合成変
換データは双方向バッファ１６を書込みモードとし、か
つ、ゲート回路１６を介してＲＡＭ１１に入力すること
によりＲＡＭ１１中にルックアップテーブルを作成でき
る。
【００２０】もっとも、上記説明は画像データを出力装
置に出力する場合の例であるが、逆に画像データを取り
込む入力時や、入出力の双方時に関しても、ＲＡＭ１１
をそれらの入力データの加工経路上に配設させておけ
ば、このＲＡＭ１１の内容（ルックアップテーブルの合
成変換データ）を書換えることにより、１つのＲＡＭ１
１によって実現できる。例えば、図３の構成において
も、双方向バッファ１６を読取りモードとすればＲＡＭ
１１によって合成変換処理を受けたデータを取り込むこ
とができる。
置に出力する場合の例であるが、逆に画像データを取り
込む入力時や、入出力の双方時に関しても、ＲＡＭ１１
をそれらの入力データの加工経路上に配設させておけ
ば、このＲＡＭ１１の内容（ルックアップテーブルの合
成変換データ）を書換えることにより、１つのＲＡＭ１
１によって実現できる。例えば、図３の構成において
も、双方向バッファ１６を読取りモードとすればＲＡＭ
１１によって合成変換処理を受けたデータを取り込むこ
とができる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、ルックア
ップテーブルの変換データを用いて入力データを変換す
るデータ変換装置において、ルックアップテーブルとし
てＲＡＭを用い、１つの入力データに対して複数の異な
る変換を連続的に行う場合のこれらの全ての変換を合成
した合成変換データをＲＡＭ中にルックアップテーブル
として書込むようにしたので、複数の異なる変換を連続
的に行う場合であっても、各変換処理毎にメモリを辿る
ことなく、それらの変換処理をまとめた合成変換データ
を用いることにより１つのＲＡＭ内での変換処理で済ま
せることができ、よって、１つのＲＡＭのみで済み、プ
リント基板上の実装面積、配線面積を減らして小型化を
図ることができる。
ップテーブルの変換データを用いて入力データを変換す
るデータ変換装置において、ルックアップテーブルとし
てＲＡＭを用い、１つの入力データに対して複数の異な
る変換を連続的に行う場合のこれらの全ての変換を合成
した合成変換データをＲＡＭ中にルックアップテーブル
として書込むようにしたので、複数の異なる変換を連続
的に行う場合であっても、各変換処理毎にメモリを辿る
ことなく、それらの変換処理をまとめた合成変換データ
を用いることにより１つのＲＡＭ内での変換処理で済ま
せることができ、よって、１つのＲＡＭのみで済み、プ
リント基板上の実装面積、配線面積を減らして小型化を
図ることができる。
【００２２】請求項２記載の発明によれば、１つのＲＡ
Ｍ中に１回の変換に必要な全ての合成変換データを書き
込んだ複数のルックアップテーブルを有しているので、
１つのＲＡＭでの１回の変換だけで全ての変換処理を終
了させることができ、よって、変換途中でのルックアッ
プテーブルの書換えも要せず、処理の高速化を図ること
ができる。
Ｍ中に１回の変換に必要な全ての合成変換データを書き
込んだ複数のルックアップテーブルを有しているので、
１つのＲＡＭでの１回の変換だけで全ての変換処理を終
了させることができ、よって、変換途中でのルックアッ
プテーブルの書換えも要せず、処理の高速化を図ること
ができる。
【図１】本発明の実施の一形態を示し、（ａ）はルック
アップテーブルの概念的なブロック図、（ｂ）はルック
アップテーブルをより具体的に示す概念的なブロック
図、（ｃ）はその合成変換データの対象事項を説明する
ためのＲＡＭマップ概念図である。
アップテーブルの概念的なブロック図、（ｂ）はルック
アップテーブルをより具体的に示す概念的なブロック
図、（ｃ）はその合成変換データの対象事項を説明する
ためのＲＡＭマップ概念図である。
【図２】ルックアップテーブルを構成する具体的な合成
変換データ例を示すＲＡＭマップである。
変換データ例を示すＲＡＭマップである。
【図３】データ変換装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】従来例を示すルックアップテーブルの概念的な
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】そのルックアップテーブルをより具体的に示す
概念的なブロック図である。
概念的なブロック図である。
【図６】それらの変換データの対象事項を説明するため
のＲＡＭマップ概念図である。
のＲＡＭマップ概念図である。
【図７】具体的な変換データ例を示すＲＡＭマップであ
る。
る。
１１ ＲＡＭ
Claims (2)
- 【請求項１】 ルックアップテーブルの変換データを用
いて入力データを変換するデータ変換装置において、ル
ックアップテーブルとしてＲＡＭを用い、１つの入力デ
ータに対して複数の異なる変換を連続的に行う場合のこ
れらの全ての変換を合成した合成変換データを前記ＲＡ
Ｍ中にルックアップテーブルとして書込むようにしたこ
とを特徴とするデータ変換装置。 - 【請求項２】 １つのＲＡＭ中に１回の変換に必要な全
ての合成変換データを書き込んだ複数のルックアップテ
ーブルを有することを特徴とする請求項１記載のデータ
変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313731A JPH10154223A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | データ変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313731A JPH10154223A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | データ変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10154223A true JPH10154223A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18044849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8313731A Pending JPH10154223A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | データ変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10154223A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005027040A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
| JP2006090907A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Hioki Ee Corp | データ変換装置および波形測定装置 |
| CN100456801C (zh) * | 2003-09-11 | 2009-01-28 | 松下电器产业株式会社 | 图像处理装置以及图像处理方法 |
| US7783126B2 (en) | 2003-09-11 | 2010-08-24 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device |
| US7860339B2 (en) | 2003-09-11 | 2010-12-28 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, intergrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP8313731A patent/JPH10154223A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005027040A1 (ja) * | 2003-09-11 | 2005-03-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
| CN100456801C (zh) * | 2003-09-11 | 2009-01-28 | 松下电器产业株式会社 | 图像处理装置以及图像处理方法 |
| US7783126B2 (en) | 2003-09-11 | 2010-08-24 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device |
| US7860339B2 (en) | 2003-09-11 | 2010-12-28 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, intergrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal |
| US7945115B2 (en) | 2003-09-11 | 2011-05-17 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device |
| US8165417B2 (en) | 2003-09-11 | 2012-04-24 | Panasonic Corporation | Visual processing device, visual processing method, visual processing program, integrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal |
| JP2006090907A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Hioki Ee Corp | データ変換装置および波形測定装置 |
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