JPH10150694A - マイク回路 - Google Patents
マイク回路Info
- Publication number
- JPH10150694A JPH10150694A JP30661796A JP30661796A JPH10150694A JP H10150694 A JPH10150694 A JP H10150694A JP 30661796 A JP30661796 A JP 30661796A JP 30661796 A JP30661796 A JP 30661796A JP H10150694 A JPH10150694 A JP H10150694A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- microphone unit
- unit
- opening
- hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線機で使用するハンドマイク（又はマイク
操作器）において、複信方式の無線機の場合には、ハン
ドマイクにイヤスピーカからの音が筐体の中と外から回
り込み、ハウリングやエコーを生じさせる。また、スイ
ッチなどの操作音も筐体内部でマイクに回り込み、通信
相手の受信出力においてノイズとして出力される。これ
らの不要音を送信部の変調回路に供給させないように
し、受信ノイズ、ハウリングやエコーを防止する。 【解決手段】 ハンドセット（又はマイク操作器）にお
いて、マイクを２つ実装し、一方のマイクの開口部はハ
ンドセット筐体の開口部に向け、他方のマイクの開口部
は筐体の内側に向けて設置する。開口部を筐体の内側に
向けて設置したマイクの入力を位相反転させ、開口部の
マイクの入力と足し合わせる事により、前述の不要音は
相殺されて、通話者の音声のみが取り出される。これを
変調入力とすることで不要音が取り除かれた音声で通話
が可能となる。
操作器）において、複信方式の無線機の場合には、ハン
ドマイクにイヤスピーカからの音が筐体の中と外から回
り込み、ハウリングやエコーを生じさせる。また、スイ
ッチなどの操作音も筐体内部でマイクに回り込み、通信
相手の受信出力においてノイズとして出力される。これ
らの不要音を送信部の変調回路に供給させないように
し、受信ノイズ、ハウリングやエコーを防止する。 【解決手段】 ハンドセット（又はマイク操作器）にお
いて、マイクを２つ実装し、一方のマイクの開口部はハ
ンドセット筐体の開口部に向け、他方のマイクの開口部
は筐体の内側に向けて設置する。開口部を筐体の内側に
向けて設置したマイクの入力を位相反転させ、開口部の
マイクの入力と足し合わせる事により、前述の不要音は
相殺されて、通話者の音声のみが取り出される。これを
変調入力とすることで不要音が取り除かれた音声で通話
が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機等に使用す
る、マイクユニットを内蔵したハンドマイク又はマイク
操作器に関するものである。
る、マイクユニットを内蔵したハンドマイク又はマイク
操作器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、無線機等に使用するハンドマイク
１（又はマイク操作器）は、通常、図２に示すように、
ハンドマイク１の筐体内において、スピーカ７とマイク
ユニット２が一つずつ実装されている。マイクユニット
２の開口部３は、ハンドマイク１の筐体の開口部６に合
わせて外側に向けられ、送信音声信号を入力するが、複
信方式の無線機の場合、イヤスピーカ７から出力された
受信音声信号の音量が大きい場合、受信音声信号がマイ
クユニット２側に漏れ込み、直接マイクユニット２へ入
るものと、筐体内のまわりこむの二通りの経路でマイク
ユニット２に入力される。このように、イヤスピーカ７
の音量が大きすぎる場合、このマイクユニット２に回り
こんだ不要音が送信音声信号に重畳されて、無線機本体
１１内の変調部および送信部を介して送信され、相手無
線局のイヤスピーカ７から受信音声として出力されるた
め、複信通話中の二局間においてハウリングやエコー等
の通話障害の問題を発生させる。また、ＰＴＴスイッチ
８を押下したときに出る操作音も、筐体内で反響してマ
イクユニット２に入り、通話中の相手の受信音声出力に
ノイズとして出力される。
１（又はマイク操作器）は、通常、図２に示すように、
ハンドマイク１の筐体内において、スピーカ７とマイク
ユニット２が一つずつ実装されている。マイクユニット
２の開口部３は、ハンドマイク１の筐体の開口部６に合
わせて外側に向けられ、送信音声信号を入力するが、複
信方式の無線機の場合、イヤスピーカ７から出力された
受信音声信号の音量が大きい場合、受信音声信号がマイ
クユニット２側に漏れ込み、直接マイクユニット２へ入
るものと、筐体内のまわりこむの二通りの経路でマイク
ユニット２に入力される。このように、イヤスピーカ７
の音量が大きすぎる場合、このマイクユニット２に回り
こんだ不要音が送信音声信号に重畳されて、無線機本体
１１内の変調部および送信部を介して送信され、相手無
線局のイヤスピーカ７から受信音声として出力されるた
め、複信通話中の二局間においてハウリングやエコー等
の通話障害の問題を発生させる。また、ＰＴＴスイッチ
８を押下したときに出る操作音も、筐体内で反響してマ
イクユニット２に入り、通話中の相手の受信音声出力に
ノイズとして出力される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、ハンドマ
イクやマイク操作器は、複信時のイヤスピーカ出力など
直接自機のマイクユニットに入る不要な音声や、スイッ
チの操作音など筐体の内部で反響した不要音もマイクユ
ニットに入力されてしまう。本発明は、ノイズやハウリ
ング、エコー等の原因となるこのような不要音が送信部
の変調回路に供給されないように構成し、ノイズやハウ
リング、エコーを防止することを目的とする。
イクやマイク操作器は、複信時のイヤスピーカ出力など
直接自機のマイクユニットに入る不要な音声や、スイッ
チの操作音など筐体の内部で反響した不要音もマイクユ
ニットに入力されてしまう。本発明は、ノイズやハウリ
ング、エコー等の原因となるこのような不要音が送信部
の変調回路に供給されないように構成し、ノイズやハウ
リング、エコーを防止することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、上記ハンドマイク（又はマイク操作器）に２
つのマイクユニットを設け、一方のマイクユニットの開
口部をハンドマイク筐体の開口部側（外側）に向けて実
装し、他方のマイクユニットの開口部を上記ハンドマイ
ク筐体の内側に向けて実装すると共に、前者のマイクユ
ニットの入力信号と、後者のマイクユニットの入力信号
を位相反転させたものとを合成し、その合成信号を無線
機送信部の変調入力に供給するように構成したものであ
る。
するため、上記ハンドマイク（又はマイク操作器）に２
つのマイクユニットを設け、一方のマイクユニットの開
口部をハンドマイク筐体の開口部側（外側）に向けて実
装し、他方のマイクユニットの開口部を上記ハンドマイ
ク筐体の内側に向けて実装すると共に、前者のマイクユ
ニットの入力信号と、後者のマイクユニットの入力信号
を位相反転させたものとを合成し、その合成信号を無線
機送信部の変調入力に供給するように構成したものであ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１を
参照して説明する。図１のように、ハンドマイク１にお
いて、２つのマイクユニット２とマイクユニット４を実
装する。マイクユニット２の開口部３はハンドマイク筐
体の開口部６側（外側）に向けて実装し、送信音声信号
はマイク２ユニットに供給される。このとき、このマイ
クユニット２には、同時にイヤスピーカ７の出力やスイ
ッチ８の操作音などの不要音が筐体の開口部と筐体内部
のまわりこみの二通りの経路で入る。一方、マイクユニ
ット４の開口部５は、ハンドマイク１の筐体の内側に向
けて実装し、送信音声信号は入力されないように配置す
る。したがって、マイクユニット４の開口部５には、筐
体内部を通り、イヤスピーカ７の出力やＰＴＴスイッチ
８等の操作音等の不要音のみが入る。また、このマイク
ユニット４の出力信号を位相反転回路９に与えて位相を
反転させた後、合成器１０において、マイクユニット２
側の出力信号と合成する。このとき、反転したマイクユ
ニット４の入力レベルを調整することで、上記不要音の
みが相殺され、合成器１０の出力では送信音声のみが得
られる。
参照して説明する。図１のように、ハンドマイク１にお
いて、２つのマイクユニット２とマイクユニット４を実
装する。マイクユニット２の開口部３はハンドマイク筐
体の開口部６側（外側）に向けて実装し、送信音声信号
はマイク２ユニットに供給される。このとき、このマイ
クユニット２には、同時にイヤスピーカ７の出力やスイ
ッチ８の操作音などの不要音が筐体の開口部と筐体内部
のまわりこみの二通りの経路で入る。一方、マイクユニ
ット４の開口部５は、ハンドマイク１の筐体の内側に向
けて実装し、送信音声信号は入力されないように配置す
る。したがって、マイクユニット４の開口部５には、筐
体内部を通り、イヤスピーカ７の出力やＰＴＴスイッチ
８等の操作音等の不要音のみが入る。また、このマイク
ユニット４の出力信号を位相反転回路９に与えて位相を
反転させた後、合成器１０において、マイクユニット２
側の出力信号と合成する。このとき、反転したマイクユ
ニット４の入力レベルを調整することで、上記不要音の
みが相殺され、合成器１０の出力では送信音声のみが得
られる。
【０００６】以上のように構成することによって、イヤ
スピーカ出力とスイッチの操作音等の不要音は、位相反
転した信号が足し合わされるので相殺され、送信音声の
みが無線機本体１１の変調部の入力信号として得ること
ができる。従って、ノイズの重畳やハウリング、エコー
の通話障害が解消され、極めて良好な通話を行うことが
できる。なお、上記の実施例では、位相反転回路９と合
成器１０について、ハンドマイク１（又はマイク操作
器）内部に有する例を示したが、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、これらの位相反転回路９や合成器１
０は、無線機本体１１側に実装配置しても良い。
スピーカ出力とスイッチの操作音等の不要音は、位相反
転した信号が足し合わされるので相殺され、送信音声の
みが無線機本体１１の変調部の入力信号として得ること
ができる。従って、ノイズの重畳やハウリング、エコー
の通話障害が解消され、極めて良好な通話を行うことが
できる。なお、上記の実施例では、位相反転回路９と合
成器１０について、ハンドマイク１（又はマイク操作
器）内部に有する例を示したが、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、これらの位相反転回路９や合成器１
０は、無線機本体１１側に実装配置しても良い。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
信時のイヤスピーカからマイクへの受信音声の回り込み
による不要な音声や、ＰＴＴスイッチなどの操作による
操作音が、２つのマイクユニットの出力を合成すること
によって相殺され、送信音声のみが無線機本体１１の変
調部に供給されるため、ノイズの重畳やハウリング、エ
コーの通話障害が解消され、極めて良好な通話を行うこ
とができる。
信時のイヤスピーカからマイクへの受信音声の回り込み
による不要な音声や、ＰＴＴスイッチなどの操作による
操作音が、２つのマイクユニットの出力を合成すること
によって相殺され、送信音声のみが無線機本体１１の変
調部に供給されるため、ノイズの重畳やハウリング、エ
コーの通話障害が解消され、極めて良好な通話を行うこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例を示す図。
【図２】従来技術の一例を示す図。
１…ハンドマイク、 ２…マイク、３…
マイクの開口部、 ４…マイク、５…マイ
クの開口部、 ６…ハンドマイク筐体の開
口部、７…スピーカ、 ８…ＰＴＴ
スイッチ、９…位相反転回路、 １０…
合成器 １１…無線機本体
マイクの開口部、 ４…マイク、５…マイ
クの開口部、 ６…ハンドマイク筐体の開
口部、７…スピーカ、 ８…ＰＴＴ
スイッチ、９…位相反転回路、 １０…
合成器 １１…無線機本体
Claims (2)
- 【請求項１】 無線機等に使用するマイクユニットを内
蔵したマイク操作器において、 開口部を上記マイク操作器の開口部側に向けて実装した
第１のマイクユニットと、開口部を上記マイク操作器の
内側に向けて実装した第２のマイクユニットを備え、一
方のマイクユニットの出力信号を位相反転させ、他方の
マイクユニットの出力信号と合成して、無線機送信変調
部へ供給するように構成したことを特徴とするマイク回
路。 - 【請求項２】 無線機等に使用するマイクユニットを内
蔵したハンドマイクにおいて、 開口部を上記ハンドマイクの開口部側に向けて実装した
第１のマイクユニットと、開口部を上記ハンドマイクの
内側に向けて実装した第２のマイクユニットを備え、一
方のマイクユニットの出力信号を位相反転させ、他方の
マイクユニットの出力信号と合成して、無線機送信変調
部へ供給するように構成したことを特徴とするマイク回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30661796A JPH10150694A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マイク回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30661796A JPH10150694A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マイク回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150694A true JPH10150694A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17959245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30661796A Pending JPH10150694A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | マイク回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150694A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7149552B2 (en) | 2003-09-19 | 2006-12-12 | Radeum, Inc. | Wireless headset for communications device |
| US7818037B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-10-19 | Radeum, Inc. | Techniques for wirelessly controlling push-to-talk operation of half-duplex wireless device |
| US7818036B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-10-19 | Radeum, Inc. | Techniques for wirelessly controlling push-to-talk operation of half-duplex wireless device |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP30661796A patent/JPH10150694A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7149552B2 (en) | 2003-09-19 | 2006-12-12 | Radeum, Inc. | Wireless headset for communications device |
| US7818037B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-10-19 | Radeum, Inc. | Techniques for wirelessly controlling push-to-talk operation of half-duplex wireless device |
| US7818036B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-10-19 | Radeum, Inc. | Techniques for wirelessly controlling push-to-talk operation of half-duplex wireless device |
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