JPH1015062A - 内視鏡用注射具 - Google Patents

内視鏡用注射具

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JPH1015062A
JPH1015062A JP8178782A JP17878296A JPH1015062A JP H1015062 A JPH1015062 A JP H1015062A JP 8178782 A JP8178782 A JP 8178782A JP 17878296 A JP17878296 A JP 17878296A JP H1015062 A JPH1015062 A JP H1015062A
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JP
Japan
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tube
endoscope
liquid
needle
treatment instrument
Prior art date
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Pending
Application number
JP8178782A
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English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP01117388A priority patent/EP1155708B1/en
Priority to DK01117388T priority patent/DK1155708T3/da
Priority to DK97106755T priority patent/DK0818208T3/da
Priority to DE69714153T priority patent/DE69714153T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】注射針部分に硬質部ができず、内視鏡の処置具
挿通チャンネルに通す際に他の内蔵物を損傷しない内視
鏡用注射具を提供すること。 【解決手段】密着巻きコイルパイプからなる外套管11
と、上記外套管11内に進退自在に挿通された可撓性と
弾力性のある合成樹脂製チューブからなる送液チューブ
12と、上記送液チューブ12の先端を切り削いで形成
された針部13と、上記送液チューブ12内に液体を送
り込むために上記送液チューブ12の基端側に設けられ
た液体注入口15とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具
挿通チャンネルを介して患者の体腔内に注射をするため
の内視鏡用注射具に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用注射具は一般に、可撓性のある
合成樹脂製のチューブ又は密着巻きコイル等からなる外
套管内に送液チューブを進退自在に挿通して、その送液
チューブの先端に金属製の注射針を接続してある。
【0003】そして、手元側からの操作によって送液チ
ューブを外套管内で進退させることにより、外套管の先
端から注射針が出し入れされる(特公平3−2276
号、実公平6−39721号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】注射具を内視鏡の処置
具挿通チャンネル内に挿通する際には、注射針は、処置
具挿通チャンネルに刺さらないように、外套管内に引っ
込めておき、注射具の先端が処置具挿通チャンネルを通
過してから、注射針を外套管から押し出すようにしてい
る。
【0005】しかし、金属製の注射針は曲がりにくくて
長い硬質部を形成する。そのため、例えば図4に示され
るように、注射具10を内視鏡1の処置具挿通チャンネ
ル2に通す際に、内視鏡の湾曲部3のように小さな曲率
半径で曲げられる部分で硬質部Aが真っ直ぐに突っ張っ
て、併存する光学繊維束4など他の内蔵物を損傷してし
まう場合がある。
【0006】そこで本発明は、注射針部分に硬質部がで
きず、内視鏡の処置具挿通チャンネルに通す際に他の内
蔵物を損傷しない内視鏡用注射具を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用注射具は、密着巻きコイルパイプ
からなる外套管と、上記外套管内に進退自在に挿通され
た可撓性と弾力性のある合成樹脂製チューブからなる送
液チューブと、上記送液チューブの先端を切り削いで形
成された針部と、上記送液チューブ内に液体を送り込む
ために上記送液チューブの基端側に設けられた液体注入
口とを設けたことを特徴とする。
【0008】なお、上記針部が、上記送液チューブの先
端部分を細く絞ってその先端を斜めに切り削いで形成さ
れていてもよい。また、上記外套管に対する上記針部の
ストロークに比べて、上記外套管に対する上記送液チュ
ーブの手元側部分のストロークの方が長くとられていて
もよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図1は内視鏡用注射具10を示してお
り、この注射具10は、図3に示されるように、内視鏡
の処置具挿通チャンネル2内に挿通して使用される。
【0010】図1に示されるように、注射具10の最外
層は、ステンレス鋼線を均一の径でコイル状に密着巻き
して形成された密着巻きコイルパイプからなる外套管1
1によって形成されている。この外套管11は、軸線方
向に圧着力を加える所謂プレロードをかけて密着巻きさ
れており、軸線の直線保持力に優れている。
【0011】外套管11内には、可撓性と弾力性のある
合成樹脂製チューブからなる送液チューブ12が進退自
在に挿通されている。そして、送液チューブ12の先端
部分は細径に絞って形成され、その先端が斜めに切り削
がれて針部13が形成されている。
【0012】このように、針部13を送液チューブ12
より細く形成することにより、体腔内壁に対する穿刺深
さが針部13部分だけに規制されるので、穿刺深さをほ
ぼ希望通りにすることができる。なお、針部13の長さ
と太さは必要に応じて設定すればよい。
【0013】送液チューブ12を形成する材料として
は、例えばナイロン(硬度:ロックウェルR106〜1
20)、ポリプロピレン(硬度:ロックウェルR80〜
110)、ポリイミド樹脂(硬度:ロックウェルR12
9)等を用いることができる。ただし、必要に応じて、
さらに硬い材料又は軟らかい材料を用いてもよい。
【0014】送液チューブ12の基端に接続された内筒
14の他端側には、注射器等が接続可能な液体注入口金
15が形成されている。この内筒14は、外套管11の
基端に接続された外筒16内で軸方向に進退自在であ
る。
【0015】そして、外筒16の内周側に装着されたO
リング17が、内筒14の外周面の2か所に形成された
クリック溝18,19のいずれかに係合することによ
り、内外両筒14,16間の相対的な位置決めが行われ
る。
【0016】図1は、Oリング17が第1のクリック溝
18に係合していて、針部13が外套管11内に収納さ
れた状態を示しており、処置具挿通チャンネル2への挿
脱はこの状態で行われる。
【0017】図2は、Oリング17が第2のクリック溝
19に係合していて、針部13が外套管11の先端から
所定の長さだけ突出した状態を示しており、患部への注
射はこの状態で行われる。
【0018】外套管11の先端には、金属製の先端チッ
プ21が固着されている。先端チップ21の先端には針
部13が緩く挿通される孔22が穿設されていて、その
孔22の裏側は後方に向かいゆるやかに広がったテーパ
面に形成されている。
【0019】孔22の内径は、送液チューブ12の外径
より細く形成されている。したがって、図2に示される
ように送液チューブ12を前方に押し出すと、孔22の
すぐ背後のテーパ面に送液チューブ12の針部13の基
部が当接してストッパになる。
【0020】この実施の形態においては、そのときの針
部13部分のストロークL1に対して、内管14のスト
ローク(即ち、二つのクリック溝18,19間の距離)
L2の方を少し長くとってある。
【0021】したがって、内視鏡用注射具10が屈曲し
たような状態でも、針部13の基部が先端チップ21に
当接するまで送液チューブ12を押し出して、常に一定
の長さだけ針部13を突き出すことができるだけでな
く、針部13を患部に突き刺す際に、送液チューブ12
が圧縮されにくいので、針部13の突出状態が維持され
る。
【0022】このように形成された内視鏡用注射具10
は、使用時には図3に示されるように内視鏡の処置具挿
通チャンネル2に挿通されて、内視鏡の湾曲部等では小
さな曲率半径で曲げられた部分を通る。
【0023】しかし、針部13は可撓性と弾力性のある
合成樹脂製なので硬質部を形成しない。したがって、内
視鏡用注射具10の硬質部Aは短い先端チップ21部分
だけであり、湾曲部においても処置具挿通チャンネル2
内で突っ張る状態にならず、処置具挿通チャンネル2に
隣接して配置されている光学繊維束(図示せず)など他
の内蔵物を損傷することなく、処置具挿通チャンネル2
内をスムーズに通過することができる。
【0024】内視鏡用注射具10の先端が内視鏡から突
出されると、密着巻きコイルパイプで形成された内視鏡
用注射具10は直線保持性がよいので、目標とする患部
に向けて真っ直ぐに突き出すことができ、患部を正確に
狙撃することができる。
【0025】そして、針部13を体腔内壁に穿刺して、
手元側の液体注入口金15に接続された注射器20から
薬液を送り出せば、その薬液が送液チューブ12を通っ
て体腔内壁に注射される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性と弾力性のある
合成樹脂製チューブからなる送液チューブの先端を切り
削いで針部を形成したことにより、注射針部分に硬質部
ができないので、他の内蔵物を損傷することなく内視鏡
の処置具挿通チャンネルに挿通することができる。
【0027】また、密着巻きコイルパイプで外套管を形
成したことにより、直線保持性がよいので、目標とする
患部を正確に狙撃して注射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡用注射具の針が引
っ込められた状態の側面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡用注射具の針が突
き出された状態の側面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡用注射具が内視鏡
の処置具挿通チャンネルを通過する状態の部分断面図で
ある。
【図4】従来の内視鏡用注射具が内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルを通過する状態の部分断面図である。
【符号の説明】
10 内視鏡用注射具 11 外套管 12 送液チューブ 13 針部 15 注体注入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密着巻きコイルパイプからなる外套管と、 上記外套管内に進退自在に挿通された可撓性と弾力性の
    ある合成樹脂製チューブからなる送液チューブと、 上記送液チューブの先端を切り削いで形成された針部
    と、 上記送液チューブ内に液体を送り込むために上記送液チ
    ューブの基端側に設けられた液体注入口とを設けたこと
    を特徴とする内視鏡用注射具。
  2. 【請求項2】上記針部が、上記送液チューブの先端部分
    を細く絞ってその先端を斜めに切り削いで形成されてい
    る請求項1記載の内視鏡用注射具。
  3. 【請求項3】上記外套管に対する上記針部のストローク
    に比べて、上記外套管に対する上記送液チューブの手元
    側部分のストロークの方が長くとられている請求項1又
    は2記載の内視鏡用注射具。
JP8178782A 1995-06-07 1996-07-09 内視鏡用注射具 Pending JPH1015062A (ja)

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US08/835,234 US5964740A (en) 1996-07-09 1997-04-07 Treatment accessory for an endoscope
DK01117388T DK1155708T3 (da) 1996-07-09 1997-04-23 Injektionsinstrument til et endoskop
EP97106755A EP0818208B1 (en) 1996-07-09 1997-04-23 Injector instrument for an endoscope
EP01117388A EP1155708B1 (en) 1996-07-09 1997-04-23 Injector instrument for an endoscope
DE69734740T DE69734740T2 (de) 1996-07-09 1997-04-23 Einspritzgerät für ein Endoskop
DK97106755T DK0818208T3 (da) 1996-07-09 1997-04-23 Injektionsinstrument til et endoskop
DE69714153T DE69714153T2 (de) 1996-07-09 1997-04-23 Injektor-Instrument für ein Endoskop
US09/369,351 US6210377B1 (en) 1996-07-09 1999-08-06 Treatment accessory for an endoscope
US09/369,346 US6203533B1 (en) 1995-06-07 1999-08-06 Treatment accessory for an endoscope
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Cited By (3)

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