JPH10149854A - 端子台 - Google Patents
端子台Info
- Publication number
- JPH10149854A JPH10149854A JP32362896A JP32362896A JPH10149854A JP H10149854 A JPH10149854 A JP H10149854A JP 32362896 A JP32362896 A JP 32362896A JP 32362896 A JP32362896 A JP 32362896A JP H10149854 A JPH10149854 A JP H10149854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current transformer
- conductors
- phase current
- zero
- terminal block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変流器及び零相変流器の機能を付加し、低圧
電路に流れる正相，逆相電流及び零相電流を測定でき、
取付スペースを改善できるとともに、使用条件の変更に
容易に対応できる。 【解決手段】 受配電設備の低圧電路に使用する端子台
９であって、両端部に電線，ケーブル等の線２が接続さ
れる接続部１８を有する端子台導体１７を少なくとも２
個以上並設し、各導体１７の中央部の一側に各導体１７
を一括して包囲した環状の零相変流器１５を設けるとと
もに、少なくとも１個を除く他の導体１７の中央部の他
側に個々の導体１７を包囲した環状の変流器１３を設け
る。
電路に流れる正相，逆相電流及び零相電流を測定でき、
取付スペースを改善できるとともに、使用条件の変更に
容易に対応できる。 【解決手段】 受配電設備の低圧電路に使用する端子台
９であって、両端部に電線，ケーブル等の線２が接続さ
れる接続部１８を有する端子台導体１７を少なくとも２
個以上並設し、各導体１７の中央部の一側に各導体１７
を一括して包囲した環状の零相変流器１５を設けるとと
もに、少なくとも１個を除く他の導体１７の中央部の他
側に個々の導体１７を包囲した環状の変流器１３を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、受配電設備の低圧
配電盤，分電盤等の低圧電路に使用する端子台に関す
る。
配電盤，分電盤等の低圧電路に使用する端子台に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の配電盤内の配線につき、その概略
斜視図の図３Ａ及び図３Ａの回路図の同Ｂを参照して説
明する。母線１に接続された低圧電路の３相の電線，ケ
ーブル等の線２が、配電盤内の配線用遮断器３，端子台
４を介して負荷に配線され、配線用遮断器３，端子台４
間において、２本の線２に、それぞれの線２を包囲した
環状の変流器５が設けられ、端子台４から負荷に配線さ
れた３本の線２に、各線２を一括して包囲した環状の零
相変流器６が設けられ、変流器５には電流計７が接続さ
れ、零相変流器６には地絡過電流継電器８が接続されて
いる。
斜視図の図３Ａ及び図３Ａの回路図の同Ｂを参照して説
明する。母線１に接続された低圧電路の３相の電線，ケ
ーブル等の線２が、配電盤内の配線用遮断器３，端子台
４を介して負荷に配線され、配線用遮断器３，端子台４
間において、２本の線２に、それぞれの線２を包囲した
環状の変流器５が設けられ、端子台４から負荷に配線さ
れた３本の線２に、各線２を一括して包囲した環状の零
相変流器６が設けられ、変流器５には電流計７が接続さ
れ、零相変流器６には地絡過電流継電器８が接続されて
いる。
【０００３】そして、端子台４に流れる電流の内、正
相，逆相分を変流器５で、零相分を零相変流器６で、測
定に適する値に変成している。
相，逆相分を変流器５で、零相分を零相変流器６で、測
定に適する値に変成している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記配電盤の配
線の場合、端子台４は定格電流を通電する機能及び線２
を確実に接続する機能のみを有しており、端子台４に流
れる電流を測定するのに、変流器５及び零相変流器６を
それぞれ個別に設けているため、変流器５及び零相変流
器６を取り付けるスペースを要し、狭い配電盤内に収納
することが困難になり、かつ、それらの取付作業が煩雑
であるという問題点がある。
線の場合、端子台４は定格電流を通電する機能及び線２
を確実に接続する機能のみを有しており、端子台４に流
れる電流を測定するのに、変流器５及び零相変流器６を
それぞれ個別に設けているため、変流器５及び零相変流
器６を取り付けるスペースを要し、狭い配電盤内に収納
することが困難になり、かつ、それらの取付作業が煩雑
であるという問題点がある。
【０００５】さらに、変流器５，端子台４，零相変流器
６の取付，納品後、使用条件が変更された場合、変更に
応じてそれらをそれぞれ取り換えなければならず、その
作業に多大の時間を要し、使用条件の変更への対応が困
難であるという問題点がある。
６の取付，納品後、使用条件が変更された場合、変更に
応じてそれらをそれぞれ取り換えなければならず、その
作業に多大の時間を要し、使用条件の変更への対応が困
難であるという問題点がある。
【０００６】本発明は、前記の点に留意し、変流器及び
零相変流器の機能を付加し、低圧電路に流れる正相，逆
相電流及び零相電流を測定でき、取付スペースを改善で
きるとともに、使用条件の変更に容易に対応できる端子
台を提供することを目的とする。
零相変流器の機能を付加し、低圧電路に流れる正相，逆
相電流及び零相電流を測定でき、取付スペースを改善で
きるとともに、使用条件の変更に容易に対応できる端子
台を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の端子台は、受配電設備の低圧電路に使用す
る端子台であって、両端部に電線，ケーブル等の線が接
続される接続部を有する端子台導体を少なくとも２個以
上並設し、前記各導体の中央部の一側に前記各導体を一
括して包囲した環状の零相変流器を設けるとともに、少
なくとも一個を除く他の前記導体の中央部の他側に個々
の導体を包囲した環状の変流器を設けたものである。
に、本発明の端子台は、受配電設備の低圧電路に使用す
る端子台であって、両端部に電線，ケーブル等の線が接
続される接続部を有する端子台導体を少なくとも２個以
上並設し、前記各導体の中央部の一側に前記各導体を一
括して包囲した環状の零相変流器を設けるとともに、少
なくとも一個を除く他の前記導体の中央部の他側に個々
の導体を包囲した環状の変流器を設けたものである。
【０００８】したがって、２個以上並設された各導体の
中央部の一側に各導体を一括して包囲した環状の零相変
流器を設けるとともに、少なくとも１個を除く他の前記
導体の中央部の他側に個々の導体を包囲した環状の変流
器を設けたため、配電盤内に変流器及び零相変流器をそ
れぞれ個別に設ける必要がなく、取付スペースが改善さ
れる。
中央部の一側に各導体を一括して包囲した環状の零相変
流器を設けるとともに、少なくとも１個を除く他の前記
導体の中央部の他側に個々の導体を包囲した環状の変流
器を設けたため、配電盤内に変流器及び零相変流器をそ
れぞれ個別に設ける必要がなく、取付スペースが改善さ
れる。
【０００９】さらに、使用条件が変更された場合、変更
に応じて変流器，端子台及び零相変流器をそれぞれ個別
に取り換える必要はなく、端子台のみを取り換えればよ
く、作業時間が短縮され、使用条件の変更に容易に対応
できる。
に応じて変流器，端子台及び零相変流器をそれぞれ個別
に取り換える必要はなく、端子台のみを取り換えればよ
く、作業時間が短縮され、使用条件の変更に容易に対応
できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】実施の１形態につき、平面図の図
１Ａ及び図１ＡのＳ−Ｓ線切断正面図の同Ｂを参照して
説明する。同図において、９は端子台、１０は端子台９
の取付台、１１は取付台１０の両側部に４個ずつ並設さ
れた取付孔、１２は取付台１０の中央部に形成された前
後方向の凹部、１３は極小形の環状の３個の変流器であ
り、凹部１２の左側に並設されている。１４は変流器１
３の凹部１２への取付金具、１５は楕円形の環状の零相
変流器であり、凹部１２の右側に取付金具１６により取
り付けられている。
１Ａ及び図１ＡのＳ−Ｓ線切断正面図の同Ｂを参照して
説明する。同図において、９は端子台、１０は端子台９
の取付台、１１は取付台１０の両側部に４個ずつ並設さ
れた取付孔、１２は取付台１０の中央部に形成された前
後方向の凹部、１３は極小形の環状の３個の変流器であ
り、凹部１２の左側に並設されている。１４は変流器１
３の凹部１２への取付金具、１５は楕円形の環状の零相
変流器であり、凹部１２の右側に取付金具１６により取
り付けられている。
【００１１】１７は取付台１０に並設された４個の端子
台導体であり、各導体１７の中央部の一側が零相変流器
１５により一括して包囲され、後端の導体１７を除く他
の各導体１７の中央部の他側が個々に変流器１３により
包囲され、各導体１７の両端部が両側部の取付孔１１の
上方に位置している。１８は導体１７の両端部の接続
部、１９は接続部１８に形成された挿通孔、２０はボル
トであり、ばね座金２１，平座金２２を介して挿通孔１
９に挿通されている。２３はボルト２０に螺合したナッ
トであり、取付孔１１に位置している。
台導体であり、各導体１７の中央部の一側が零相変流器
１５により一括して包囲され、後端の導体１７を除く他
の各導体１７の中央部の他側が個々に変流器１３により
包囲され、各導体１７の両端部が両側部の取付孔１１の
上方に位置している。１８は導体１７の両端部の接続
部、１９は接続部１８に形成された挿通孔、２０はボル
トであり、ばね座金２１，平座金２２を介して挿通孔１
９に挿通されている。２３はボルト２０に螺合したナッ
トであり、取付孔１１に位置している。
【００１２】２４は取付台１０の両側部の各取付孔１１
間に立設された仕切板、２５は取付台１０の前，後に立
設された外側板である。
間に立設された仕切板、２５は取付台１０の前，後に立
設された外側板である。
【００１３】つぎに、前記端子台９を使用した配電盤内
の配線につき、その概略斜視図の図２Ａ及び図２Ａの回
路図の同Ｂを参照して説明する。同図において、図３と
同一符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点
は、変流器５及び零相変流器６をそれぞれ端子台と個別
に設けなく、母線１に接続された線２が配線用遮断器３
から直接端子台９に接続され、端子台９から直接負荷に
配線されている点である。
の配線につき、その概略斜視図の図２Ａ及び図２Ａの回
路図の同Ｂを参照して説明する。同図において、図３と
同一符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点
は、変流器５及び零相変流器６をそれぞれ端子台と個別
に設けなく、母線１に接続された線２が配線用遮断器３
から直接端子台９に接続され、端子台９から直接負荷に
配線されている点である。
【００１４】そして、各変流器１３は電流計７に接続さ
れ、零相変流器１５は地絡過電流継電器８に接続されて
いる。
れ、零相変流器１５は地絡過電流継電器８に接続されて
いる。
【００１５】また、変流器１３の１次定格電流は端子台
９の定格電流と同一であり、４個の端子台導体１７で１
ブロックとした端子台９は、単相２線，単相３線，３相
３線及び３相４線のいずれの場合にも共通して使用でき
る。
９の定格電流と同一であり、４個の端子台導体１７で１
ブロックとした端子台９は、単相２線，単相３線，３相
３線及び３相４線のいずれの場合にも共通して使用でき
る。
【００１６】なお、前記形態の場合、変流器１３及び零
相変流器１５を取付金具１４，１６により取り付けた
が、取付台１０にモールドするようにしてもよい。
相変流器１５を取付金具１４，１６により取り付けた
が、取付台１０にモールドするようにしてもよい。
【００１７】また、端子台９は、４個の端子台導体１７
で１ブロックとしたが、これに限るものではなく、単相
２線，単相３線，３相３線の場合に応じてそれぞれ専用
の端子台にしてもよい。
で１ブロックとしたが、これに限るものではなく、単相
２線，単相３線，３相３線の場合に応じてそれぞれ専用
の端子台にしてもよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の端
子台は、両端部に電線，ケーブル等の線２が接続される
接続部１８を有する端子台導体１７を少なくとも２個以
上並設し、各導体１７の中央部の一側に各導体１７を一
括して包囲した環状の零相変流器１５を設けるととも
に、少なくとも一個を除く他の導体１７の中央部の他側
に個々の導体１７を包囲した環状の変流器１３を設けた
ため、配電盤内に変流器及び零相変流器をそれぞれ個別
に設ける必要がなく、取付スペースを改善することがで
きる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の端
子台は、両端部に電線，ケーブル等の線２が接続される
接続部１８を有する端子台導体１７を少なくとも２個以
上並設し、各導体１７の中央部の一側に各導体１７を一
括して包囲した環状の零相変流器１５を設けるととも
に、少なくとも一個を除く他の導体１７の中央部の他側
に個々の導体１７を包囲した環状の変流器１３を設けた
ため、配電盤内に変流器及び零相変流器をそれぞれ個別
に設ける必要がなく、取付スペースを改善することがで
きる。
【００１９】さらに、使用条件が変更された場合、変更
に応じて変流器，端子台及び零相変流器をそれぞれ個別
に取り換える必要はなく、端子台９のみを取り換えれば
よく、作業時間を短縮することができ、使用条件の変更
に容易に対応できる。
に応じて変流器，端子台及び零相変流器をそれぞれ個別
に取り換える必要はなく、端子台９のみを取り換えれば
よく、作業時間を短縮することができ、使用条件の変更
に容易に対応できる。
【図１】Ａは本発明の実施の１形態の平面図、ＢはＡの
Ｓ−Ｓ線切断正面図である。
Ｓ−Ｓ線切断正面図である。
【図２】Ａは図１の端子台を使用した配電盤内の配線概
略斜視図、ＢはＡの回路図である。
略斜視図、ＢはＡの回路図である。
【図３】Ａは従来の端子台を使用した配電盤内の配線概
略斜視図、ＢはＡの回路図である。
略斜視図、ＢはＡの回路図である。
２ 線 ９ 端子台 １３ 変流器 １５ 零相変流器 １７ 端子台導体 １８ 接続部
Claims (1)
- 【請求項１】 受配電設備の低圧電路に使用する端子台
であって、 両端部に電線，ケーブル等の線が接続される接続部を有
する端子台導体を少なくとも２個以上並設し、 前記各導体の中央部の一側に前記各導体を一括して包囲
した環状の零相変流器を設けるとともに、 少なくとも一個を除く他の前記導体の中央部の他側に個
々の導体を包囲した環状の変流器を設けたことを特徴と
する端子台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32362896A JPH10149854A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32362896A JPH10149854A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 端子台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149854A true JPH10149854A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18156860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32362896A Pending JPH10149854A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 端子台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149854A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003230254A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の電流検出装置 |
| JP2006014422A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Kawamura Electric Inc | 分電盤 |
| KR100674202B1 (ko) | 2005-06-01 | 2007-01-24 | (주)제일피앤피 | 분배전반 |
| JP2009266462A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Nitto Electric Works Ltd | 検出ユニット |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP32362896A patent/JPH10149854A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003230254A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の電流検出装置 |
| JP2006014422A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Kawamura Electric Inc | 分電盤 |
| KR100674202B1 (ko) | 2005-06-01 | 2007-01-24 | (주)제일피앤피 | 분배전반 |
| JP2009266462A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Nitto Electric Works Ltd | 検出ユニット |
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