JPH10147662A - 難分解性廃棄物の連続分解処理方法及び処理装置 - Google Patents

難分解性廃棄物の連続分解処理方法及び処理装置

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JPH10147662A
JPH10147662A JP32107596A JP32107596A JPH10147662A JP H10147662 A JPH10147662 A JP H10147662A JP 32107596 A JP32107596 A JP 32107596A JP 32107596 A JP32107596 A JP 32107596A JP H10147662 A JPH10147662 A JP H10147662A
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pressure
waste
reaction vessel
reaction
temperature
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JP32107596A
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English (en)
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Shinichi Kajikawa
慎一 梶川
Emi Fujita
恵美 藤田
Masazumi Kanazawa
正澄 金澤
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OUEI KAIHATSU KOGYO KK
Nishikawa Rubber Co Ltd
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OUEI KAIHATSU KOGYO KK
Nishikawa Rubber Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した処理が行え高信頼性の難分解性廃棄
物の連続分解処理方法及び処理装置を提供すること。 【解決手段】 反応容器10と,反応容器10に高温水
を供給する水供給装置20と,反応容器10に取り付け
られ、供給された高温水を加熱して反応容器内を200
℃以上の温度、かつ1MPa以上で臨界圧力以下の圧力
である高圧過熱水蒸気を熱媒体とする雰囲気にする加熱
装置30と,反応容器10に耐熱性が高く難分解性の廃
棄物Sを供給する廃棄物供給装置40と,供給された廃
棄物Sを反応容器内の供給側から排出側まで搬送する廃
棄物搬送装置50と,反応容器10の廃棄物Sの排出側
に設けられたガス排出口61の開閉を調整して反応にと
もなう圧力変動を抑制する圧力制御弁60と,および、
分解処理された廃棄物Sを回収する装置70と,を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難分解性廃棄物の
連続分解処理方法及びその装置に関する。より詳細に
は、耐熱性が高い例えばゴムやプラスチック等の難分解
性の産業廃棄物を連続的に分解して再資源化可能にする
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】耐熱性が高く難分解性のゴム,プラスチ
ック,古紙や、有毒で難分解性のフロン等の産業廃棄物
を分解させ、その生成物の高付加価値化と有毒物質の大
気放出を抑制する目的で、水熱反応、特に超臨界水を利
用する技術の研究開発が近年盛んである。このような超
臨界水を含めた水熱反応では、温度と圧力の連続的な変
化によってイオン/ラジカル反応場の選択的な提供が可
能で、また閉鎖的であるため上述の目的を達成しうるも
のと考えられている。
【0003】従来の水熱反応装置として、図2に示すよ
うなものが知られている。この装置は、耐熱性が高い難
分解性のゴム廃棄物を供給する油圧ユニット101,ポ
ンプユニット102,チャック弁103と、供給された
ゴム廃棄物を水熱条件下で分解して油化する反応装置と
して機能するリアクター104と、加熱コイル105
と、分解後の油化された被処理物を貯めるタンク106
と、吹出調圧弁107と、リアクター104に入り前の
供給物とリアクター104から排出された反応後の被処
理物とを熱交換する熱交換器108などから構成され、
各部は配管によって接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかし、水熱反応には以下に示すような欠
点がある。 (1)亜臨界の水相と超臨界水中では、化学反応は高分
子の結合切断後、断溶媒和(溶媒中の溶質分子あるいは
イオン,電子が溶媒分子との静電気的な相互作用によっ
て溶媒分子との間に弱い結合を生じ、それらの周囲に溶
媒分子が配向する現象が解き放たれること)を経由して
遷移状態を通過するため、その反応の活性エネルギーは
気相中に比べて高くより多くのエネルギーを供給する必
要がある。 (2)超臨界水のもつ強い酸化作用に耐えうる材質は開
発されていないので、いかなる材質のものも腐食劣化を
避けることができない。 (3)亜臨界域では、水の気液相と処理物の固相との三
相が共存するため、反応系中を定常に保つことは極めて
固難であり反応温度を一定としても相変化にともなう圧
力変動を生じてしまう。そのため、産業廃棄物の供給量
と再資源化されたものの排出量とを定常的に制御するこ
とは困難である。
【0006】また、図2に示す水熱反応装置によれば、
ゴム廃棄物を供給するポンプユニット102はゴム廃棄
物と水とを混合したものを供給するため水の比率は大き
くできるが、ゴム廃棄物の比率は大きくできないので水
の気化エネルギーが多く必要になっていた。また、ポン
プユニット102は固体であるゴム廃棄物と液体である
水を同時に圧送するものであるためその構造が複雑であ
った。更に、圧力変動により反応の安定性がないので、
信頼性が低く、例えば気相の存在位置も図3に示す
(a),(b),(c)のどの位置にあるか確認できる
ものではない。
【0007】そこで本発明の目的は、安定した処理が行
え高信頼性の難分解性廃棄物の連続分解処理方法及び処
理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の難分解性廃棄物の連続分解処理方法は、
耐熱性が高く難分解性の廃棄物(S)を、200℃以上
の温度、かつ1MPa以上で臨界圧力以下の圧力である
高圧過熱水蒸気を熱媒体とする反応容器(10)に供給
することで連続的に分解処理して排出するものである
(請求項1)。
【0009】また本発明の難分解性廃棄物の連続分解処
理方法は、耐熱性が高く難分解性のゴム廃棄物(S)
を、300℃以上で800℃以下の温度、かつ1MPa
以上で臨界圧力以下の圧力である高圧過熱水蒸気を熱媒
体とする反応容器(10)に供給することで連続的に分
解処理して排出するものである(請求項2)。
【0010】更に請求項1又は2記載の反応容器の廃棄
物の排出側に、ガス排出口(61)及びそのガス排出口
の開閉を調整する圧力制御弁(60)を設けて、反応に
ともなう圧力変動を抑制するものが好ましい(請求項
3)。
【0011】また本発明の難分解性廃棄物の連続分解装
置は、反応容器(10)と,反応容器(10)に高温水
を供給する水供給装置(20)と,反応容器(10)に
取り付けられ、供給された高温水を加熱して反応容器
(10)内を200℃以上の温度、かつ1MPa以上で
臨界圧力以下の圧力である高圧過熱水蒸気を熱媒体とす
る雰囲気にする加熱装置(30)と,反応容器(10)
に耐熱性が高く難分解性の廃棄物(S)を供給する廃棄
物供給装置(40)と,供給された廃棄物(S)を反応
容器(10)内の供給側から排出側まで搬送する廃棄物
搬送装置(50)と,反応容器(10)の廃棄物(S)
の排出側に設けられたガス排出口(61)の開閉を調整
して反応にともなう圧力変動を抑制する圧力制御弁(6
0)と,および、分解処理された廃棄物(S)を回収す
る装置(70)と,を備えるものである(請求項4)。
【0012】なお、括弧内の記号は図面に示し後述する
発明の実施の形態に記載された対応要素又は対応事項を
示す。
【0013】本発明の難分解性廃棄物の連続分解処理方
法によれば、熱媒体として高圧過熱水蒸気を使用するの
で、気相熱分解に近い少ないエネルギーでよく、装置全
体の材質を腐食劣化させることもない。また、気相が安
定して存在するため反応が一定速度で進み安定した処理
ができるので信頼性が高い。
【0014】特に、難分解性廃棄物がゴム廃棄物の場合
には、300℃以上で800℃以下の温度、かつ1MP
a以上で臨界圧力以下の圧力である高圧過熱水蒸気を熱
媒体とすることが好ましい。300℃の温度では分解は
するが反応時間が長く(数時間以上)実用的でなく、ま
た800℃を超える温度に耐えうる反応容器の材質は高
価で実用的ではないからである。一方、1MPaより小
さい圧力では高圧領域とは見なし難く圧力による効果が
少ないからである。なお、最適温度は400〜450
℃,最適圧力は10〜22.1MPaである。。400
℃以上が実用的な反応時間(「分」オーダー)になり、
また450℃以上では副反応の発生が顕著で目的物の回
収率が低下するからである。一方、10MPa以下では
副反応の発生が顕著で目的物の回収率が低下し、また2
2.1MPa以上に耐えうるには極めて厚い壁の反応容
器が必要になるため装置費用が高価になるからである。
【0015】また好ましくは、反応容器の廃棄物の排出
側に、ガス排出口及びそのガス排出口の開閉を調整する
圧力制御弁を設けて、反応にともなう圧力変動を抑制す
るので、圧力を容易に一定にすることができ、排出量を
定常的に制御することができる。
【0016】また、本発明の難分解性廃棄物の連続分解
処理装置によれば、請求項1に記載した発明と同様の作
用効果に加えて、廃棄物Sと水の供給が別系統なのでそ
れぞれ2台のポンプが必要になるが、ポンプ自体の構造
は簡単になる。また、反応容器内における廃棄物Sと水
の混合比を容易に変更することができる。更に、圧力制
御弁によりガス圧を下げるだけで廃棄物の供給量や排出
量を定常的に制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る
難分解性廃棄物の連続分解処理装置の構成概要を示すブ
ロック図である。本発明の難分解性廃棄物の連続分解装
置は、主に反応容器10と,反応容器10に高温水を供
給する水供給装置20と,反応容器10に取り付けられ
た加熱装置30と,反応容器10に耐熱性が高く難分解
性の廃棄物Sを供給する廃棄物供給装置40と,供給さ
れた廃棄物Sを反応容器10内の供給側から排出側まで
搬送する廃棄物搬送装置50と,反応容器10の廃棄物
Sの排出側に設けられたガス排出口61の開閉を調整し
て反応にともなう圧力変動を抑制する圧力制御弁60
と,および、分解処理された廃棄物Sを回収する装置7
0と,を備えている。
【0018】水供給装置20は、タンク21内の水を高
圧ポンプ22で送り誘導加熱コイル23を介して高温高
圧の水蒸気として反応容器10に供給するようになって
いる。なお、誘導加熱コイル23は誘導加熱制御ボック
ス24に接続されている。更に水蒸気は、複数のヒータ
ー30a〜30eからなる加熱装置30によっても高温
高圧化され、反応容器内では200℃以上の温度、かつ
1MPa以上で臨界圧力(22.1MPa)以下の圧力
である高圧過熱水蒸気を熱媒体とする雰囲気にするよう
になっている。
【0019】例えば廃棄物Sをゴムとした場合、反応容
器内の処理のための可能温度は300〜800℃,最適
温度は400〜450℃,可能圧力は1〜22.1MP
a,最適圧力は10〜22.1MPaである。廃棄物S
をプラスチックとした場合には、反応容器内の処理のた
めの可能温度は350〜800℃,最適温度は450〜
500℃,可能圧力は1〜22.1MPa,最適圧力は
10〜22.1MPaである。廃棄物Sを古紙とした場
合には、反応容器内の処理のための可能温度は200〜
500℃,最適温度は350〜400℃,可能圧力は1
〜22.1MPa,最適圧力は10〜22.1MPaで
ある。廃棄物Sをフロンとした場合、反応容器内の処理
のための可能温度は300〜500℃,最適温度は35
0〜400℃,可能圧力は1〜22.1MPa,最適圧
力は10〜22.1MPaである。 ここで、可能温度
に示す最低温度は、その温度では分解はするが反応時間
が長く(数時間以上)実用的でなく、また最高温度を超
える温度に耐えうる反応容器の材質は高価で実用的では
ないことを示す。また、最適温度に示す最低温度は、そ
の温度以上が実用的な反応時間(「分」オーダー)にな
り、また最高温度以上では副反応の発生が顕著で目的物
の回収率が低下することを示す。一方、可能圧力に示す
最低圧力は、その圧力より小さい圧力では高圧領域とは
見なし難く圧力による効果が少なく、また最高圧力以上
に耐えうるには極めて厚い壁の反応容器が必要になるた
め装置費用が高価になることを示す。また、最適圧力に
示す最低圧力は、その圧力以下では副反応の発生が顕著
で目的物の回収率が低下し、また最高圧力以上に耐えう
るには極めて厚い壁の反応容器が必要になるため装置費
用が高価になることを示す。
【0020】廃棄物供給装置40は、廃棄物Sが充填さ
れた脱着式の装置で油圧シリンダー41によって供給さ
れるようになっている。廃棄物搬送装置50は、反応容
器10内を回転軸51aが貫通するスクリュー51とそ
のスクリュー51を回転させるモータ52からなり、廃
棄物Sを高圧過熱水蒸気を熱媒体としながら排出側まで
搬送するようになっている。圧力制御弁60は、油圧シ
リンダー62によって弁の開閉がされるようになってお
り、この圧力制御弁60によって圧力を容易に一定にす
ることができ、排出量を定常的に制御することができ
る。なお、圧力制御弁60の近傍にはガス圧を調整する
ためのガス排出用の流路63,冷却器64,及び蒸気冷
却水タンク65が取り付けられている。
【0021】廃棄物Sの回収装置70は、油化した被処
理物が貯められる被処理物タンク71,水蒸気用の蒸気
冷却水タンク72,冷却器73a,73b,圧力を1気
圧(常圧)にする一時的貯蔵路74,各バルブ75a,
75b,75cからなり、通常時、バルブ75aはオ
ン,バルブ75bはオフ,バルブ75cはオフとされ、
廃棄物Sは常圧にされ、廃棄物Sの排出時にはバルブ7
5aはオフ,バルブ75bはオン,バルブ75cはオン
とされる。なお、一時的貯蔵路74及び反応容器10と
バルブ75a間の経路76はヒーター77a,77b,
77cで覆われている。
【0022】このように構成された装置を使用した処理
方法によれば、熱媒体として高圧過熱水蒸気を使用する
ので、気相熱分解に近い少ないエネルギーでよく、装置
全体の材質を腐食劣化させることもない。また、気相が
安定して存在するため反応が一定速度で進み安定した処
理ができるので信頼性が高い。更に、水供給装置20に
よって必要量の水だけを気化すればよいのでエネルギー
の損失が少なく、その上、排出ガスの再利用も可能であ
る。また、廃棄物Sと水の供給が別々で固相用のポンプ
41と液相用のポンプ22の2台のポンプが必要になる
が、構造が簡易で、液固の混合比を容易に変更しうる。
更に圧力制御弁60によりガス圧を下げるだけで廃棄物
Sの供給量を定常的に制御することできる。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり本発明の難分解性廃棄物の
連続分解処理方法によれば、熱媒体として高圧過熱水蒸
気を使用するので、気相熱分解に近い少ないエネルギー
でよく、装置全体の材質を腐食劣化させることもない。
また、気相が安定して存在するため反応が一定速度で進
み安定した処理ができるので信頼性が高い。すなわち、
従来例に示す図3(a)〜(c)のように気相の存在位
置が確認できなくなるものではなく全体が気相となる。
また好ましくは、反応容器の廃棄物の排出側に、ガス排
出口及びそのガス排出口の開閉を調整する圧力制御弁を
設けて、反応にともなう圧力変動を抑制するので、圧力
を容易に一定にすることができ、排出量を定常的に制御
することができる。
【0024】また、本発明の難分解性廃棄物の連続分解
処理装置によれば、請求項1に記載した発明と同様の作
用効果に加えて、廃棄物Sと水の供給が別系統なのでそ
れぞれ2台のポンプが必要になるが、ポンプ自体の構造
は簡単になる。また、反応容器内における廃棄物Sと水
の混合比を容易に変更することができる。更に、圧力制
御弁によりガス圧を下げるだけで廃棄物の供給量や排出
量を定常的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る難分解性廃棄物の連続
分解処理装置の構成概要を示すブロック図である。
【図2】従来例に係る水熱反応装置の構成概要を示すブ
ロック図である。
【図3】気相の存在位置を示す状態図である。
【符号の説明】
10 反応容器 20 水供給装置 21 タンク 22 高圧ポンプ 23 誘導加熱コイル 24 誘導加熱制御ボックス 30 加熱装置 30a〜30e ヒーター 40 廃棄物供給装置 41 油圧シリンダー 50 廃棄物搬送装置 51 スクリュー 52 モータ 60 圧力制御弁 61 ガス排出口 62 油圧シリンダー 63 流路 64 冷却器 65 蒸気冷却水タンク 70 回収装置 71 被処理物タンク 72 蒸気冷却水タンク 73a〜73c 冷却器 74 一時的貯蔵路 75a〜75c バルブ 76 経路 77a〜77c ヒーター S 廃棄物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 正澄 高知県高知市長浜5033−21 旺栄開発工業 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性が高く難分解性の廃棄物を、200
    ℃以上の温度、かつ1MPa以上で臨界圧力以下の圧力
    である高圧過熱水蒸気を熱媒体とする反応容器に供給す
    ることで連続的に分解処理して排出することを特徴とす
    る難分解性廃棄物の連続分解処理方法。
  2. 【請求項2】耐熱性が高く難分解性のゴム廃棄物を、3
    00℃以上で800℃以下の温度、かつ1MPa以上で
    臨界圧力以下の圧力である高圧過熱水蒸気を熱媒体とす
    る反応容器に供給することで連続的に分解処理して排出
    することを特徴とする難分解性廃棄物の連続分解処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記反応容器の廃棄物の排出側に、ガス排
    出口及びそのガス排出口の開閉を調整する圧力制御弁を
    設けて、反応にともなう圧力変動を抑制することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の難分解性廃棄物の連続分
    解処理方法。
  4. 【請求項4】反応容器と,該反応容器に高温水を供給す
    る水供給装置と,前記反応容器に取り付けられ、供給さ
    れた高温水を加熱して反応容器内を200℃以上の温
    度、かつ1MPa以上で臨界圧力以下の圧力である高圧
    過熱水蒸気を熱媒体とする雰囲気にする加熱装置と,前
    記反応容器に耐熱性が高く難分解性の廃棄物を供給する
    廃棄物供給装置と,供給された廃棄物を前記反応容器内
    の供給側から排出側まで搬送する廃棄物搬送装置と,前
    記反応容器の廃棄物の排出側に設けられたガス排出口の
    開閉を調整して反応にともなう圧力変動を抑制する圧力
    制御弁と,および、分解処理された廃棄物を回収する装
    置と,を備えることを特徴とする難分解性廃棄物の連続
    分解処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007622A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Eco Material Kk 有機系廃棄物の処理装置
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