JPH10146722A - 放電加工制御装置 - Google Patents

放電加工制御装置

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Publication number
JPH10146722A
JPH10146722A JP30454596A JP30454596A JPH10146722A JP H10146722 A JPH10146722 A JP H10146722A JP 30454596 A JP30454596 A JP 30454596A JP 30454596 A JP30454596 A JP 30454596A JP H10146722 A JPH10146722 A JP H10146722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric discharge
jump
control device
discharge machining
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP30454596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Mizukami
裕登 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP30454596A priority Critical patent/JPH10146722A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電加工制御装置において、加工の進行に応
じて適切な加工条件を決定する。 【解決手段】 チェックパルス発生指令部8は、ジャン
プ動作中に加工電源が切られている場合に、チェックパ
ルスの発生を指令する。ジャンプ中短絡検出部9は、ジ
ャンプ動作中に短絡状態になっているか否かを検出す
る。引き上げ指令部10は、ジャンプ動作中に短絡状態
になっている場合に、短絡状態が解消されるまで、軸を
引き上げる指令を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電加工機を制御
するための放電加工制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】形彫放電加工を例にとって、説明する。
図8は、従来の放電加工制御装置の構成の一例を示すブ
ロック図である。従来の放電加工制御装置は、全体の制
御を司るCPU1と、加工条件等のデータを記憶する加
工データ記憶部2と、加工プログラムを格納する加工プ
ログラム格納部3と、ユーザが間隙制御を行う時間を直
接入力するためのユーザインタフェース4と、間隙制御
を行う時間が経過したか否かを測定する時間測定部5
と、電極の位置を制御する電極位置制御部6と、加工電
源を制御する加工電源制御部7を備える。加工プログラ
ムに指令された時間、またはユーザがユーザインタフェ
ース4を通じて直接指令した時間の間隙制御動作と、ジ
ャンプ動作を周期的に繰り返す。
【0003】図9は、形彫放電加工の様子を示す例であ
る。電極と加工物の間(極間)に電圧を印加し、電極を
加工液中の加工物に接近させ、極間に放電を生じせしめ
ることにより加工するものである。放電加工制御装置
は、放電電圧を一定に保つように、極間の距離を制御す
る。これを間隙制御動作と呼ぶ。放電が継続すると、極
間に加工屑が堆積し、加工屑を介して放電してしまうた
め、安定した加工を持続することができない。よって、
所定の時間だけ間隙制御動作を行ったら、図10のよう
に、ジャンプと呼ばれる電極引き上げ動作を行い、加工
屑の排出を促す。ジャンプ動作中には、加工電源を入れ
たままにする場合と切る場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】放電加工機において深
穴を加工する場合、加工屑が電極側面と加工物との間に
挟まったりすると、ジャンプ動作中も短絡状態になるこ
とがある。このような時は、ジャンプ動作が終わって、
そのまま間隙制御動作に移行しても、短絡したままの状
態であり、加工が進まないだけでなく、加工面が損なわ
れることもあり得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、放電加工制御
装置において、ジャンプ動作中に短絡状態が認められる
場合における、ジャンプの制御方法に関するものであ
り、第1の発明においては、短絡状態が解消されるまで
軸を引き上げることにより、第2の発明においては、間
隙制御動作に移行しても、所定時間の間隙制御動作を行
わず、ジャンプ動作に移行することにより、短絡状態の
まま加工を行うことを回避できる放電加工制御装置を提
供することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における第1の発
明の放電加工制御装置の構成を示すブロック図である。
従来の技術と同じ箇所は、同一番号を付し説明を省略す
る。本発明における第1の発明の放電加工制御装置は、
ジャンプ動作中に加工電源が切られている場合に、チェ
ックパルスの発生を指令するチェックパルス発生指令部
8と、ジャンプ動作中に短絡状態になっているか否かを
検出する、ジャンプ中短絡検出部9と、ジャンプ動作中
に短絡状態になっている場合に、短絡状態が解消される
まで、軸を引き上げる指令を出す、引き上げ指令部10
を備える。
【0007】図2は、本発明における第1の発明の放電
加工制御装置の、処理の流れを示すフローチャートであ
る。第1の発明の放電加工制御装置は、まずジャンプ中
であるか否かを判定し(ステップS1)、ジャンプ中で
あれば加工電源が入になっているか否かを判定する(ス
テップS2)。加工電源が入になっていなければ、短絡
状態を検知するためにチェックパルスを発生させる(ス
テップS3)。そして、短絡状態になっているか否かを
判定する(ステップS4)。短絡状態か否かの判定は、
電極と加工物の間の電圧が、予め決めておいた基準値よ
りも低ければ、短絡状態であると判定する。短絡状態が
認められれば、短絡状態が解消されるまで、軸を引き上
げる。ステップS1で、ジャンプ中でなければ、本処理
を終了する。ステップS2で、加工電源が入になってい
れば、ステップS4に移行する。ステップS4で、短絡
状態でなければ、ステップS1から繰り返す。
【0008】例えば、図5のように、電極側面と加工物
との間に加工屑が挟まり、短絡状態になったとする。そ
して、所定のジャンプ距離J0だけ電極を引き上げて
も、加工屑が排出されなかったとする。この時、第1の
発明の放電加工制御装置は、電極をさらに引き上げる。
そして、図6のように、距離J1まで引き上げたところ
で、加工屑が極間から離れ、短絡状態が解消されたとす
る。ここで、第1の発明の放電加工制御装置は、ジャン
プ動作を終了し、間隙制御動作に移行する。これによ
り、短絡状態のまま間隙制御動作に移行するのを防止す
ることができる。
【0009】一方、ジャンプの制御仕様の都合により、
ジャンプ動作中に規定のジャンプ距離よりもさらに軸を
引き上げることが不可能である場合も有り得る。このよ
うな場合には、本発明における第2の発明を適用する。
図3は第2の発明の放電加工制御装置の、構成を示すブ
ロック図である。従来の技術、および第1の発明と同一
箇所は、同じ番号を付して説明を省略する。本発明にお
ける第2の発明の放電加工制御装置は、ジャンプ中短絡
検出部9からの信号に基づいて、所定時間の間隙制御動
作を行わずにジャンプ動作に移行する指令を発する、連
続ジャンプ指令部11を備える。
【0010】図4は、本発明における第2の発明の放電
加工制御装置の、処理の流れを示すフローチャートであ
る。第1の発明と同一ステップは、同じ番号を付して説
明を省略する。ステップS4で短絡状態と判定された場
合、所定時間の間隙制御動作を行わずに、ジャンプ動作
に移行する(ステップS6)。
【0011】ここで、再び図5の状況を想定する。第2
の放電加工制御装置は、図7に示すようにジャンプ動作
中に短絡状態になると、所定のジャンプ動作を終え、間
隙制御動作に移行しても、所定時間の間隙制御動作を行
わず、ジャンプ動作に移行する。これにより、加工屑の
排出を促し、加工物に悪影響を及ぼす短絡状態を早く脱
することができる。
【0012】
【発明の効果】ジャンプ動作中に短絡状態が認められる
場合には短絡状態が解消されるまで間隙制御動作を行わ
ないので、短絡状態のまま加工を行うことを回避でき、
加工の進行、良好な加工面の維持に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における第1の発明の放電加工制御装
置の一例を示すブロック図である。
【図2】 本発明における第1の発明の放電加工制御装
置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 本発明における第2の発明の放電加工制御装
置の一例を示すブロック図である。
【図4】 本発明における第2の発明の放電加工制御装
置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 形彫放電加工において加工屑がつまった一例
を示す図である。
【図6】 形彫放電加工において図5の加工屑を排除し
た一例を示す図である。
【図7】 間隙制御動作とジャンプ動作における軸位置
と時間の関係を示す図である。
【図8】 従来の技術による放電加工制御装置の一例を
示す図である。
【図9】 形彫放電加工の間隙制御の一例を示す図であ
る。
【図10】 形彫放電加工のジャンプの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU、 2 加工データ記憶部、 3 加工プロ
グラム格納部、 4ユーザインタフェース、 5 時間
測定部、 6 電極位置制御部、 7 加工電源制御
部、 8 チェックパルス発生指令部、 9 ジャンプ
中短絡検出部、10 引き上げ指令部、 11 連続ジ
ャンプ指令部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的に所定時間の間隙制御動作とジャ
    ンプ動作を繰り返す放電加工制御装置において、ジャン
    プ動作中に短絡状態が認められたら短絡状態が解消され
    るまで軸を引き上げる手段を備えたことを特徴とする放
    電加工制御装置。
  2. 【請求項2】 周期的に所定時間の間隙制御動作とジャ
    ンプ動作を繰り返す放電加工制御装置において、ジャン
    プ動作中に短絡状態が認められたら該ジャンプ動作が終
    了し間隙制御動作に入っても、所定時間の間隙制御動作
    を行わず、次のジャンプ動作に移行する手段を備えたこ
    とを特徴とする放電加工制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、ジャンプ動作中に加工電源が切られているとき
    に、加工パルスに代わるチェックパルスを発生させる手
    段を備えたことを特徴とする放電加工制御装置。
JP30454596A 1996-11-15 1996-11-15 放電加工制御装置 Pending JPH10146722A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30454596A JPH10146722A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 放電加工制御装置

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JP30454596A JPH10146722A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 放電加工制御装置

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JPH10146722A true JPH10146722A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17934296

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JP30454596A Pending JPH10146722A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 放電加工制御装置

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