JPH10144955A - 発光素子アレイ及びその製造方法 - Google Patents

発光素子アレイ及びその製造方法

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JPH10144955A
JPH10144955A JP29999296A JP29999296A JPH10144955A JP H10144955 A JPH10144955 A JP H10144955A JP 29999296 A JP29999296 A JP 29999296A JP 29999296 A JP29999296 A JP 29999296A JP H10144955 A JPH10144955 A JP H10144955A
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光彦 荻原
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和男 戸倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で特性のよい電子写真プリントヘッドの
発光素子アレイを得る。 【解決手段】 複数のpn接合を有するn型化合物半導
体層12からなる複数のn型ブロック19を有する基板
からなり、各n型ブロックの各pn接合で構成するアレ
イ状発光素子のn型化合物半導体層12に接続する共通
電極174及びn型半導体層の表面に形成された複数の
拡散領域16に接続する個別電極173をn型ブロック
の同一表面に設け、共通電極と配線を介して接続する共
通電極パッド171及び複数の個別電極173と配線を
介して接続するライン配線パッド172の2つのパッド
を各n型ブロック19の同一表面にそれぞれ1個宛配設
したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光素子アレイ及び
その製造方法に関し、特に電子写真のプリントヘッドの
光源等に用いる発光素子(LEDともいう)アレイ及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真のプリントヘッドの光源
に使用するLEDアレイについては、例えば、文献の
「トリケップス(WS−6),光プリンタの設計,武木
田義祐監修,昭和60年10月31日,(株)トリケッ
プス発行」に開示されたものがある。
【0003】図12は上記文献の126頁に掲載されて
いるLEDアレイ構造の概要を模式的に示す要部説明図
である。図12の下側図は上面斜視図であり、上側図は
M−M断面図である。一般的に、従来LEDアレイに使
用する基板はIII−V族化合物半導体からなるもの
で、例えばGaAs1-x x エピタキシャル基板が使用
されていた。
【0004】そして、接合形成の容易さからn型のGa
As1-x x 基板1にp型不純物のZn(亜鉛)を選択
的に拡散してp型拡散層2を形成し、LEDのエミッタ
領域3となるpn接合を作成する。このpn接合(発光
素子)を複数個整列させたものがLEDアレイとして形
成される。この場合の形成工程中、Znをn型のGaA
1-x x 基板1に選択拡散するために、半導体基板上
の拡散予定領域に開口部を有する図示しない拡散マスク
(SiN等の絶縁膜)6を形成するのが一般的である。
【0005】拡散開口部を有する半導体基板表面全面を
露出させて、各開口部の領域の一部をも覆うような金属
等の導電体からなるP電極(電極パッドを兼用)4が形
成されている。そして、基板の裏面全面にN電極5を形
成するのが一般的である。以上のように従来のLEDア
レイは、図12に見られるように、それぞれのp型領域
(p型拡散層2)にそれぞれ1個のP電極4が設けられ
る構造となっている。そして、P電極4−N電極5間に
電圧を印可して順電流を流すことによって、エミッタ領
域3から素子特有の光を放射するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のL
EDアレイ及びその製造方法では、次の1)〜3)に述
べるような解決すべき問題点があった。 1)電極パッドとLEDが1:1となっているので、例
えば1200DPI(DPI:ドットパーインチ)のよ
うな高密度アレイとした場合に、電極パッドの占める割
合(密度)が高くなり、配線パターン形成が困難にな
る。 2)配線密度が非常に高くなり、ICとの接続が困難に
なる。 3)そのため、実装コストが非常に高くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発光素子ア
レイは、複数のpn接合を有するn型半導体層が構成す
る複数のn型ブロックを有する基板からなり、各pn接
合をアレイ状の発光素子として構成する発光素子アレイ
であって、n型半導体層に接続するn型共通電極及びn
型半導体層の表面に形成された複数のp型拡散領域に接
続するp型個別電極をn型ブロックの同一表面に設け、
n型共通電極と配線を介して接続する共通電極パッド及
びn型ブロック内の同順位のp型個別電極と配線を介し
て接続するライン配線パッドの2つのパッドを各n型ブ
ロックの同一表面にそれぞれ1個宛配設したものであ
る。ここで、上記の複数の発光素子アレイのn型ブロッ
クは、同一基板上のn型半導体層を分離溝により分割・
形成されたものであることがよい。また、共通電極パッ
ド及びライン配線パッドの2つのパッドをpn接合に対
して同一側に配設したものであることが望ましく、ある
いは、共通電極パッドをpn接合に対してライン配線と
反対側に配設したものであってもよい。
【0008】さらに、上述の発光素子において、n型ブ
ロック内の同順位のp型個別電極と配線を介して接続す
るライン配線は、ライン配線1本に対して複数のライン
配線パッドを設ける構造としたものであっても良く、あ
るいは、n型ブロック内の同順位のp型個別電極と配線
を介して接続するライン配線は、チップ内のマトリック
ス配線を複数のセクションに分割した構造としたもので
あってもよい。
【0009】そして、本発明に係る発光素子アレイの製
造方法は、その製造工程において、少なくとも次の1)
〜5)の工程の一つを実施するものである。 1)分離溝形成工程前にp型拡散領域の形成工程及び電
極・配線パターン形成工程を実施する。 2)コンタクト形成によるn型共通電極形成前にp型個
別電極を形成・シンターする。 3)p型個別電極の形成・シンター後にAu合金−Al
系配線のコンタクトを有する共通電極配線・パッド形成
を実施する。 4)1層目のAl系配線上に酸化防止膜を形成し、2層
目のAl系配線とのコンタクトを形成する。 5)共通電極のコンタクトはAu合金電極とし、絶縁膜
上はAl系配線として配線形成を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]図1は本発明によるLEDアレイ
の第1の実施の形態を示す模式要部説明図である。図1
においては、LEDアレイの上面図(上図)、上面図の
A−A断面図(左中図)、上面図のB−B断面図(左下
図)及び上面図のC−C断面図(右中図)が示されてい
る。なお、以下の各実施の形態における図面と同様に、
図1は本発明が理解できる限り模式的に示したものであ
り、寸法など本発明を限定するものではない。
【0011】基板は半絶縁性化合物半導体上にn型化合
物半導体をエピタキシャル成長した構造のものを使用し
た。半絶縁性基板11は、例えばIII−V族化合物半
導体のGaAsウエハーで、n型化合物半導体層12は
Alx Ga1-x Asエピタキシャル成長層である。組成
Xは所望の発光波長により定めることができる。
【0012】n型化合物半導体層12は分離溝18によ
って複数のn型ブロック19に分割されている。各n型
ブロック19には、Znを選択拡散して形成した複数の
p型の拡散領域16とn型化合物半導体層12とによっ
て複数のpn接合が形成されている。pn接合の拡散領
域16上は、A−A断面図に見られるように、層間絶縁
膜13,14及び絶縁膜15を貫く拡散開口部(発光
部)161が形成されている。すなわち、pn接合部で
発光された光はこの開口部から外へ放射されるようにな
っている。
【0013】各n型ブロック19にはpn接合近傍にオ
ーミック電極によるn側電極としての共通電極174を
設け、各pn接合にはオーミックコンタクト電極による
p側電極としての個別電極173を設けている。個別電
極173は層間絶縁膜13及び層間絶縁膜14によって
n型化合物半導体層12と絶縁されている。そして、共
通電極174は例えばAu合金で形成され、個別電極1
73はAl又はAlを含む金属によって形成される。
【0014】また、共通電極174からは、個別電極1
73と同様に層間絶縁膜13及び層間絶縁膜14によっ
て基板と絶縁された配線によって共通電極パッド171
と接続されている。そして、各pn接合に設けられた個
別電極173は、各n型ブロック19内の同順位の電極
が、1本の配線によって接続されている。ここで、共通
電極(n側電極)174と個別電極(p側電極)173
を構成する配線を1層目配線175と呼び、各n型ブロ
ック19内の同順位の電極と接続する配線を2層目配線
176と呼ぶ。
【0015】2層目配線176は分離溝18を跨ぐの
で、分離溝18は絶縁膜15によって平坦化している。
本発明においては2層目配線176は、この絶縁膜15
を層間絶縁膜として使用している。この場合、層間絶縁
膜の機能から明らかなように、1層目配線175と2層
目配線176の間の層間絶縁膜に関しては、平坦化用の
絶縁膜15を設けた上に他の絶縁膜をもう1層設けても
よい。
【0016】2層目配線176のライン数は、1つのn
型ブロック19内に存在するpn接合の数、すなわち1
つのn型ブロック19内の個別電極173の数と同数で
ある。各共通電極174と2層目配線176の各ライン
には、それぞれ1個ずつ駆動IC(図示せず)へ接続す
るための共通電極パッド171とライン配線パッド17
2を設けている。これらの電極パッドは、pn接合アレ
イに対して全て同一の側に設けている。このように同一
側に設けることにより、駆動ICはpn接合アレイチッ
プに対して同一の側に設置することができ、基板の幅を
狭くすること、駆動ICの数を減らすことが可能とな
る。
【0017】上述の電極パッドは分離溝18の上にかか
ることのないように配設されるが、電極パッド数と配置
の仕方は各n型ブロック19内に設けるpn接合の数と
ピッチによって決まる。このpn接合の数とピッチの幅
により、電極パッドが一直線上に並べることができる
か、あるいは複数段になるかが決まる。共通電極パッド
171とライン配線パッド172のピッチは任意に決め
ることができる。本実施の形態では、共通電極パッド1
71のピッチとライン配線パッド172のピッチはそれ
ぞれ等ピッチとなっている。
【0018】上述の第1の実施の形態では、半絶縁性化
合物半導体上にn型化合物半導体をエピタキシャル成長
した基板を使用したものについて説明したが、図2に示
す基板のように、高抵抗の Si基板23上に何らかの
構造のバッファー層である例えば半絶縁半導体層22を
介して上面にn型半導体層21を形成した構造を有する
基板を使用してもよい。
【0019】以上のように第1の実施の形態によれば、
複数のpn接合を有する複数のブロックに分割されたn
型半導体層を配設し、n側の共通電極を各n型ブロック
に設け、各n型ブロック内の同順位のp側の個別電極を
結線するためのライン配線を設け、pn接合に対して同
一の側に各n側の共通電極と各ライン配線に一つずつ電
極配線を設けるようにしたので、下記の1)〜4)に示
すような効果が得られる。 1)ダイナミック駆動が可能な発光素子アレイが得られ
る。 2)駆動ICへの配線接続密度を下げることができる。 3)電極パッドを1列に並べる構造とすることも可能
で、超高密度アレイでもチップサイズを小さくできる。 4)pn接合アレイチップに対して、駆動ICを片側に
並べることができるので、pn接合アレイチップと駆動
ICを実装するための基板サイズを小さくすることがで
きる。この場合には駆動ICの数も少なくすることがで
きる。
【0020】[第2の実施の形態]図3は本発明による
LEDアレイの第2の実施の形態を示す模式要部説明図
である。本実施の形態では、第1の実施の形態におい
て、1本のライン配線に対して、例えば複数のライン配
線パッド172−1a,…172−8a,172−1
b,…172−8b等を設けた構造である。
【0021】1チップに含まれるpn接合(発光素子領
域)の数が多い場合には、チップ長さが長くなる。従っ
て、各n型ブロック19内の同順位のpn接合を結線す
るライン配線の長さが長くなる。また、チップ幅を狭く
する場合には、ライン配線幅を狭くすることによって省
スペースが可能である。ここで、配線の長さが長くなる
こと及び配線の幅が狭くなることは、いずれも配線の電
気抵抗が増加することを意味している。特にライン配線
の抵抗が高い場合にはライン電極パッドからの距離にし
たがって発生する電圧降下が無視できなくなって、各ド
ットの発光強度にばらつきが発生するようになりうる。
【0022】本実施の形態では、このような状況に対し
て、1本のライン配線の抵抗に応じて複数のライン電極
パッドを設けることにより、各発光素子の発光強度が均
一になるような構造としたものである。図3の構成で
は、複数に分割されたn型ブロックで8ブロックおき
に、同一のライン配線に接続する電極パッドを設けた構
造を示している。なお、本実施の形態の目的から明らか
なように、同一ラインに設ける電極パッド数は設計によ
り任意に設定できる。
【0023】以上のように第2の実施の形態によれば、
ライン配線1本に対して複数のライン配線パッドを設け
る構造としたので、下記の1)〜3)に示すような効果
が得られる。 1)ライン配線長が長くなったり、配線幅が狭まったり
あるいは配線の厚さが薄いことにより、ライン配線の抵
抗が高くなるような場合でも、電圧降下の影響を軽減で
き、発光強度のばらつき小さい発光素子のダイナミック
駆動が可能となる。 2)ライン配線の設計マージンが大きくとれる。 3)1チップ当たりのドット数を増大できる。
【0024】[第3の実施の形態]図4は本発明による
LEDアレイの第3の実施の形態を示す模式要部説明図
である。本実施の形態の特徴は、1本のライン配線を、
ライン配線の分離箇所41で、複数のラインに分割した
構造とした点にある。この場合、分割した各ライン配線
には、1個又は複数の電極パッドを設ける。図4で見る
と、分割した各ライン配線には、それぞれ1個のライン
配線パッド172が設けられている。
【0025】図4の基板構造、すなわち素子断面によっ
て示される構造は、第1の実施の形態で示した図1と同
様である。図1の構成及び構造は、その説明中で説明し
たので、この項では割愛する。上述のような本実施の形
態による発光素子構造により、チップ内でライン配線を
分割した各セクションの発光素子群は、それぞれ独立し
てダイナミック駆動が可能となる。従って、LED1ラ
インの駆動スピードを速くすることが可能となる。
【0026】なお、第3の実施の形態では、半絶縁性化
合物半導体上にn型化合物半導体をエピタキシャル成長
した基板を使用したものについて説明したが、図2に示
す基板のように、高抵抗の Si基板23上に何らかの
構造のバッファー層である例えば半絶縁半導体層22を
介して上面にn型半導体層21を形成した構造を有する
基板を使用してもよいが、これも第1の実施の形態で説
明した通りである。
【0027】以上のように第3の実施の形態によれば、
チップ内のマトリックス配線を複数のセクションに分割
した構造としたので、下記の1)〜3)に示すような効
果が得られる。 1)チップ内の複数のセクション毎に独立して、発光素
子のダイナミック駆動が可能となる。 2)チップ内の複数のセクションを、同時に発光素子の
ダイナミック駆動ができるので、高速の駆動が可能であ
る。 3)マトリックス配線を複数のセクションに分割するの
で、分割するセクション数によってライン配線の本数を
少なくすることができ、発光素子アレイのチップ幅を小
さくすることができる。
【0028】[第4の実施の形態]本実施の形態では上
述の第1〜第3の実施の形態で述べた構造のLEDアレ
イの製造方法を説明する。図5,図6,図7及び図8は
本発明によるLEDアレイの製造方法の一実施の形態を
示す一連の要部工程説明図である。なお、各図を通して
付記した(a)〜(f)が一連の工程順図となる。ここ
では、半絶縁性のGaAs基板54上にn型化合物半導
体層のn型AlxGa1-x Asエピ(エピタキシャルの
略称)層53を設けた構造のアレイ基板を使用した場合
の製造方法について、図の順番にしたがって説明する。
【0029】図5の(a):前記のアレイ基板上に選択
的に拡散開口部51(左平面図では拡散開口部511)
を有する拡散マスク薄膜52を形成する。薄膜材料は、
例えばAlN(窒化アルミニウム:絶縁物)を使用す
る。 図5の(b):Znを含む拡散源膜56(例えば、Zn
ドープトシリカ膜)を膜付けした後、アニールキャップ
膜55を膜付けする。この状態でアニール炉に入れ、例
えば650℃で1時間拡散アニールしてpn接合を構成
する拡散領域58を形成する。この条件で例えば拡散深
さ1〜1.5μmの接合形成が可能である。拡散アニー
ル条件は、所望の拡散深さによって適宜調節する。
【0030】図6の(c):上述のようにして選択的に
pn接合形成後、拡散源膜56を除去してn側電極(n
側オーミックコンタクト)形成領域の基板表面を露出さ
せ、コンタクト形成用の共通電極形成開口部521を形
成する。この工程では、分離溝形成予定領域522上の
拡散マスク薄膜52(AlN)も除去する。
【0031】図6の(d):次に層間絶縁性を高めるた
めに発光部とn型電極形成領域に開口部を有するSiN
膜60を拡散マスク薄膜52上に形成する。SiN膜6
0の形成後、標準的フォトリソグラフィー技術とドライ
エッチングにより、拡散マスク薄膜52の開口部箇所に
開口部を形成する。この時分離溝形成予定領域上のSi
N膜60も除去する。さらに、発光開口部にコンタクト
を有するAl系のp側電極59のパターンを形成する。
以上の各パターン形成工程では、標準的フォトリソグラ
フィー技術とSiNのパターンの形成はドライエッチン
グ技術により、Al配線形成はウエットエッチングの技
術を適用する。Al系配線の形成によりリフトオフの技
術を用いることも可能である。そして、Al系のp側電
極59のパターンを形成した後、良好なオーミックコン
タクトを得るために、全体をシンターする。
【0032】図7の(e):次に、共通電極形成開口部
521にAu合金のパターンをリフトオフ法によって形
成し、共通電極パターン593を形成する。共通電極パ
ターン593の形成後、良好なオーミックコンタクトを
得るために、全体をシンターする。 図8の(f):さらに、共通電極パターン593、共通
電極パッド592とライン配線パッド591を形成す
る。配線は、例えばAl系金属で作成する。Al系金属
で配線することにより、絶縁膜と配線の間の密着性を良
好に保つことが可能である。Al系金属配線は、例えば
Ni(ニッケル)等で被覆することにより配線表面の酸
化を防止するようにしている。
【0033】次に、n型ブロックを分離溝によって分離
する工程を図9の(a),(b)及び図10の(c)に
示す工程説明図により説明する。なお、各図ではLED
アレイの構造は図示を省略しており、n型ブロックの分
離方法のみに注目して図示している。
【0034】図9の(a):まず、半絶縁性基板61上
に形成されたn型化合物半導体エピ層65からなる基板
を用い、さらにその上に1層目絶縁膜63と2層目絶縁
膜64を設けておき、まず分離溝形成領域の1層目絶縁
膜63と2層目絶縁膜64に絶縁膜開口部63aを形成
する。ここまでは図8の(f)で説明した製造工程で形
成されている。すなわち1層目絶縁膜63の開口部は図
6の(c)の工程で、2層目絶縁膜は図6の(d)の工
程で除去されている。そして、この絶縁膜開口部63a
より狭い幅の開口部62aを有するネガレジストパター
ン62を形成する。これは後工程で分離溝形成後、分離
溝上に庇(ひさし)が残らないようにするためである。
次に、開口部62aを介してリン酸過水(リン酸+過酸
化水素水+水)でn型エピ層65及び半絶縁性基板61
の表面側の一部をエッチングし、分離溝611を形成す
る。
【0035】図9の(b):ついで、ネガレジストパタ
ーン62を除去した後、分離溝611をポリイミド樹脂
を用いて充填し、平坦化することにより、平坦化膜66
を形成する。 図10の(c):さらに、1層目配線67と2層目配線
68をコンタクトさせる箇所及びパッド形成位置にコン
タクトホール69を形成した後、Al配線パターン7
2,75を形成する。すなわち、共通電極パッド70と
共通電極71とを接続するAl配線パターン72、ライ
ン配線パッド73と拡散領域74とを結ぶAl配線パタ
ーン75を標準的フォトリソグラフィー技術とウェット
エッチングの手法を適用して形成する。
【0036】以上のように第4の実施の形態によれば、
上述のような方法でLEDアレイを製造するので、下記
の1)〜5)に示すような効果が得られる。 1)分離溝形成前に拡散工程と電極・配線パターン形成
工程を実施するので、拡散と電極・配線パターン形成が
分離溝の影響を受けない。また、平坦化膜形成がp側コ
ンタクト形成やシンター工程の影響を受けない。 2)n型コンタクト(n側電極)形成前にp型コンタク
ト(p側電極)を形成・シンターするので、n型コンタ
クトがシンターの影響を受けない。
【0037】3)p型コンタクト形成・シンター後に共
通電極配線、パッド形成を実施するので、Au合金−A
l系配線のコンタクトがシンターの影響を受けない。 4)1層目のAl系配線膜上にNi等の酸化防止膜を形
成するので、2層目のAl系配線とのコンタクト抵抗を
低いまま保持できる。 5)共通電極配線をコンタクトはAu合金電極、絶縁膜
上はAl系配線としたので、絶縁膜と配線の密着性を良
好に保つことができる。
【0038】[第5の実施の形態]図11は本発明の第
5の実施の形態を示すLEDアレイの別の態様を示す模
式構成説明図である。なお、図11は前述の第4の実施
の形態で説明した図10の(c)の説明図と対応する構
成説明図となっている。
【0039】図11においては、n側共通電極の共通電
極パッド80をpn接合アレイ81に対してライン配線
パッド82と反対側に形成して配設したものである。こ
こで、pn接合アレイ81の構成内容は、共通配線パタ
ーン72a以外は図10の(c)のそれと同様である。
そして、この構成においては、共通電極パッド80と共
通電極71を接続する共通配線パターン72aは一方向
の単純な1層目配線で形成したものとなっている。
【0040】以上のように第5の実施の形態によれば、
図の上下方向で示されるチップ幅は増加するが、ドット
密度が高いpn接合アレイの場合には、より大きな配線
スペースを確保することができる利点がある。すなわ
ち、pn接合アレイに対してライン配線パッドと反対側
に共通電極パッドを設けるので、特に図の横方向の配線
スペースを確保できる効果がある。
【0041】上述の実施の形態では、n型エピタキシャ
ル層の分離は分離溝により行ったが、p型不純物の拡散
により分離帯を形成してもよい。この場合は、発光領域
の選択拡散工程よりも前に分離領域に選択的にp型不純
物の拡散を行えばよい。また、エピタキシャル層はAl
GaAs以外でも本発明は適用可能であることは明らか
である。さらに、AlGaAs層をGaAs基板の上に
成長させた基板では、AlGaAs層とGaAs基板の
間に、結晶性を良くする目的で、GaAsエピタキシャ
ル層のようなバッファー層を設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のp
n接合を有するn型半導体層が構成する複数のn型ブロ
ックを有する基板からなり、n型半導体層に接続するn
型共通電極及びn型半導体層の表面に形成された複数の
p型拡散領域に接続するp型個別電極をn型ブロックの
同一表面に設け、n型共通電極と配線を介して接続する
共通電極パッド及びn型ブロック内の同順位のp型個別
電極と配線を介して接続するライン配線パッドの2つの
パッドを各n型ブロックの同一表面にそれぞれ1個宛配
設したから、 1)ダイナミック駆動が可能な発光素子アレイが得られ
る。 2)駆動ICへの配線接続密度を下げることができる。 3)電極パッドを1列に並べる構造とすることも可能
で、超高密度アレイでもチップサイズを小さくできる。 4)pn接合アレイチップに対して、駆動ICを片側に
並べることができるので、pn接合アレイチップと駆動
ICを実装するための基板サイズを小さくすることがで
きる。等のような優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLEDアレイの第1の実施の形態
を示す模式要部説明図である。
【図2】本発明で使用することの可能な他の基板の例を
示す説明図である。
【図3】本発明によるLEDアレイの第2の実施の形態
を示す模式要部説明図である。
【図4】本発明によるLEDアレイの第3の実施の形態
を示す模式要部説明図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態としてLEDアレイ
の製造方法の一実施の形態を示す一連の要部工程説明図
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態としてLEDアレイ
の製造方法の一実施の形態を示す一連の要部工程説明図
である。
【図7】本発明の第4の実施の形態としてLEDアレイ
の製造方法の一実施の形態を示す一連の要部工程説明図
である。
【図8】本発明の第4の実施の形態としてLEDアレイ
の製造方法の一実施の形態を示す一連の要部工程説明図
である。
【図9】本発明のn型ブロックを分離溝で分離する工程
を示す工程説明図である。
【図10】本発明のn型ブロックを分離溝で分離する工
程を示す工程説明図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示すLEDアレ
イの別の態様を示す模式構成説明図である。
【図12】文献に掲載されているLEDアレイ構造を模
式的に示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 n型のGaAs1-x x 基板 2 p型拡散層 3 エミッタ領域 4 P電極 5 N電極 6 拡散マスク 11,61 半絶縁性基板 12 n型化合物半導体層 13,14 層間絶縁膜 15 絶縁膜 16,58,74 拡散領域 17,173 個別電極 18 分離溝 19 n型ブロック 161 拡散開口部(発光部) 171 共通電極パッド 172 ライン配線パッド 174 共通電極 175,67 1層目配線 176,68 2層目配線 21 n型半導体層 22 半絶縁半導体層 23 Si基板 41 ライン配線の分離箇所 51,511 拡散開口部 52 拡散マスク薄膜 53 n型Alx Ga1-x Asエピ層 54 GaAs基板 55 アニールキャップ膜 56 拡散源膜 59 p側電極 60 SiN膜 521 共通電極形成開口部 522 分離溝形成予定領域 591 ライン配線パッド 592,70 共通電極パッド 593 共通電極パターン 61 半絶縁性基板 62 ネガレジストパターン 62a 開口部 63 1層目絶縁膜 63a 絶縁膜開口部 64 2層目絶縁膜 65 n型エピ層 66 平坦化膜 69 コンタクトホール 611 分離溝 70 共通電極パッド 71 共通電極 72,75 Al配線パターン 72a 共通配線パターン 73,82 ライン配線パッド 81 pn接合アレイ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のpn接合を有するn型半導体層が
    構成する複数のn型ブロックを有する基板からなり、前
    記各pn接合をアレイ状の発光素子として構成する発光
    素子アレイであって、 前記n型半導体層に接続するn型共通電極及び前記n型
    半導体層の表面に形成された複数のp型拡散領域に接続
    するp型個別電極を前記n型ブロックの同一表面に設
    け、前記n型共通電極と配線を介して接続する共通電極
    パッド及び前記n型ブロック内の同順位の前記p型個別
    電極と配線を介して接続するライン配線パッドの2つの
    パッドを前記各n型ブロックの同一表面にそれぞれ1個
    宛配設したことを特徴とする発光素子アレイ。
  2. 【請求項2】 複数のn型ブロックは同一基板上のn型
    半導体層を分離溝により分割・形成されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の発光素子アレイ。
  3. 【請求項3】 共通電極パッド及びライン配線パッドの
    2つのパッドをpn接合に対して同一側に配設したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光素子ア
    レイ。
  4. 【請求項4】 共通電極パッドをpn接合に対してライ
    ン配線と反対側に配設したことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の発光素子アレイ。
  5. 【請求項5】 n型ブロック内の同順位のp型個別電極
    と配線を介して接続するライン配線は、ライン配線1本
    に対して複数のライン配線パッドを設ける構造としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の発光素子アレイ。
  6. 【請求項6】 n型ブロック内の同順位のp型個別電極
    と配線を介して接続するライン配線は、チップ内のマト
    リックス配線を複数のセクションに分割した構造とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光素子アレイ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6記載の発光素子アレ
    イを形成する発光素子アレイの製造方法において、分離
    溝形成工程前にp型拡散領域の形成工程及び電極・配線
    パターン形成工程を実施することを特徴とする発光素子
    アレイの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項6記載の発光素子アレ
    イを形成する発光素子アレイの製造方法において、コン
    タクト形成によるn型共通電極形成前にp型個別電極を
    形成・シンターすることを特徴とする発光素子アレイの
    製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項6記載の発光素子アレ
    イを形成する発光素子アレイの製造方法において、p型
    個別電極の形成・シンター後にAu合金−Al系配線の
    コンタクトを有する共通電極配線・パッド形成を実施す
    ることを特徴とする発光素子アレイの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項6記載の発光素子ア
    レイを形成する発光素子アレイの製造方法において、1
    層目のAl系配線上に酸化防止膜を形成し2層目のAl
    系配線とのコンタクトを形成することを特徴とする発光
    素子アレイの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項6記載の発光素子ア
    レイを形成する発光素子アレイの製造方法において、共
    通電極のコンタクトはAu合金電極とし、絶縁膜上はA
    l系配線として配線形成を行うことを特徴とする発光素
    子アレイの製造方法。
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