JPH10143964A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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Publication number
JPH10143964A
JPH10143964A JP31309296A JP31309296A JPH10143964A JP H10143964 A JPH10143964 A JP H10143964A JP 31309296 A JP31309296 A JP 31309296A JP 31309296 A JP31309296 A JP 31309296A JP H10143964 A JPH10143964 A JP H10143964A
Authority
JP
Japan
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disk drive
disk
drive unit
chassis
tray
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31309296A
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English (en)
Inventor
Koichi Kitahara
幸一 北原
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Opt KK
Original Assignee
Opt KK
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDのようなディスクを高速回転させても振
動や不快音が生じないようにする。 【解決手段】 ディスク駆動ユニット2の一端をシャー
シ4に固定する板バネ3と、ディスク駆動ユニット2の
他端側を支持すると共にトレイ6の挿入によってディス
ク駆動ユニット2を板バネ3の付勢力に抗してディスク
13側に移動させるカム部材12とを設け、カム部材1
2には、トレイ6に設けられた被係合部とこのトレイ6
が完全に挿入される直前に係合し、トレイ6をさらに挿
入させると共にそのトレイ6の反力によってこのカム部
材12がわずかに回動させられる係合部を設け、被係合
部を係合部に完全に係合させることにより、板バネ3の
付勢力に抗してディスク13側に移動しているディスク
駆動ユニット2をさらにディスク13側に移動させ、シ
ャーシ4にディスク駆動ユニット2の他端側を突き当て
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク、例えば
コンパクトディスクを駆動するディスク駆動装置に関
し、特にその防振を考慮したディスク駆動装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクトディスク(以下CDと
いう)を駆動する装置(以下CD駆動装置という)は、
図31のような構成となっている。すなわち、ディスク
を駆動させるスピンドルモータ101と、ディスクに記
録された情報を読みとるピックアップ102と、このピ
ックアップ102を駆動するトラバース用モータ103
等を備えるディスク駆動ユニット104を、フレーム1
05に複数箇所で取り付けている。そして、この取り付
けは、外部からの振動がピックアップ102に伝わらな
いようにするため、ゴム106を介してネジ107で取
り付けている。なお、ゴム106の代わりにプラスチッ
ク、コルク等の他の緩衝材を介在させているCD駆動装
置も存在する。
【0003】フレーム105には、その両側方に各2つ
の係合突起108が設けられている。そして、各係合突
起108は、シャーシ109に設けられたカム110の
係合凹部111内に入り込んでいる。また、シャーシ1
09にはクランプホルダ部112が一体または別体に設
けられ、スピンドルモータ101と一体回転するターン
テーブル(図示省略)との間に挿入されたCDをはさみ
込むようにしている。
【0004】このようなCD駆動装置にCDがトレイ
(図示省略)に入れられ、矢示X方向に挿入されてくる
と、トレイの先端がフレーム105に設けられた突起1
13に突き当たる。すると、フレーム105が矢示X方
向に押され、係合突起108が係合凹部111に案内さ
れフレーム105を上方すなわち挿入されてきたCD側
に押し上げる。
【0005】スピンドルモータ101で駆動されるター
ンテーブルの磁力で、クランプホルダ部112の上下動
自在な金属部材が引きつけられ、挿入されたCDをはさ
み込む。そして、CDは、ターンテーブルでその中心を
支持され、4倍速とか6倍速とか言われている毎分数千
回転の高速で駆動される。すなわち、CDは、その回転
中、トレイから浮いた状態となっている。
【0006】一方、ピックアップ102は、トラバース
モータ103でディスクの径方向に駆動される。ピック
アップ102内には、CDに記録された情報を読みとる
ためのレンズが磁力の作用により一種の宙づり状態で保
持されている。そして、情報トラックのピッチずれや軸
方向の振動等が生じても、レンズが情報トラックに追従
し、読み取り用のレーザ光がそのトラックに合焦するよ
うにされている。しかも、ピックアップ102のレンズ
面とディスクの下面(=情報記録面)との間の距離は、
厳密に規定され、読み取りが精度良く行われるようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDが
従来の4倍速や6倍速から、8倍速や12倍速のように
毎分5,000回転前後以上の回転で駆動されると、C
Dにわずかな偏重心があってもディスク駆動ユニット1
04から振動が発生し始める。このとき、ゴム106に
よってその振動は、CD駆動装置の外部へは伝わらない
が、ゴム106の存在により、その振動そのものを押さ
えることはできない。この結果、ピックアップ102に
よる読み取り動作が不完全になりがちとなっている。
【0008】この対策として、ゴム106をさらに硬質
の物にしてディスク駆動ユニット104の振動を押さえ
込むことも考えられるが、この場合は、CD駆動装置全
体に外部から衝撃が加わると、その衝撃がディスク駆動
ユニット104に伝わり易くなりピックアップ102が
外部振動に弱くなってしまう。さらに、ディスク駆動ユ
ニット104から発生した振動がハードディスクドライ
ブ等の他の周辺機器に伝わり、悪影響を与えてしまう。
また、CD駆動装置全体が振動することになるので、各
構成部品間で衝突等が生じ異音(不快音)が発生してし
まう。
【0009】このように、ゴム106等の緩衝材を介し
てディスク駆動ユニット104をフレーム106に取り
付ける方法では、高速回転時、ピックアップ102によ
る情報の読み取りが不能となったり、周辺機器へ悪影響
を与えたり、不快音を発生させたりしてしまう。特に、
12倍速以上の高速となると、部品の精度アップや組み
立て精度のアップでは対応し切れず、技術的な大きな壁
となりつつある。
【0010】本発明は、CDのようなディスクを高速回
転させても振動や不快音が生じないディスク駆動装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、ディスクを回転させるデ
ィスク駆動機構と、ディスクに記録された情報を読みと
る読取手段と、この読取手段を駆動する読取駆動機構と
を備えるディスク駆動ユニットをシャーシに可動自在に
取り付け、ディスクを戴置するトレイの挿入によってデ
ィスク駆動ユニットを情報の読み取り可能な位置に移動
させるディスク駆動装置において、ディスク駆動ユニッ
トの一端をシャーシに固定する板バネと、ディスク駆動
ユニットの他端側を支持すると共にトレイの挿入によっ
てディスク駆動ユニットを板バネの付勢力に抗してディ
スク側に移動させるカム部材とを設け、カム部材には、
トレイに設けられた被係合部とこのトレイが完全に挿入
される直前に係合し、トレイをさらに挿入させると共に
そのトレイの反力によってこのカム部材がわずかに回動
させられる係合部を設け、被係合部を係合部に完全に係
合させることにより、板バネの付勢力に抗してディスク
側に移動しているディスク駆動ユニットをさらにディス
ク側に移動させ、シャーシにディスク駆動ユニットの他
端側を突き当てている。
【0012】また、請求項2記載の発明では、ディスク
を回転させるディスク駆動機構と、ディスクに記録され
た情報を読みとる読取手段と、この読取手段を駆動する
読取駆動機構とを備えるディスク駆動ユニットをシャー
シに可動自在に取り付け、ディスクを戴置するトレイの
挿入によってディスク駆動ユニットを情報の読み取り可
能な位置に移動させるディスク駆動装置において、ディ
スク駆動ユニットの一端を板バネを介してシャーシに固
定すると共に、ディスク駆動ユニットをディスク側に常
時付勢しかつ、ディスク駆動ユニットの一端を常時シャ
ーシに圧接する状態で、板バネをシャーシと駆動ユニッ
トに取り付けている。
【0013】さらに、請求項3記載の発明では、ディス
クを回転させるディスク駆動機構と、ディスクに記録さ
れた情報を読みとる読取手段と、この読取手段を駆動す
る読取駆動機構とを備えるディスク駆動ユニットをシャ
ーシに可動自在に取り付け、ディスクを戴置するトレイ
の挿入によってディスク駆動ユニットを情報の読み取り
可能な位置に移動させるディスク駆動装置において、デ
ィスク駆動ユニットの一端をシャーシに固定する板バネ
と、ディスク駆動ユニットの他端側を支持すると共にト
レイの挿入によってディスク駆動ユニットを板バネの付
勢力に抗してディスク側に移動させるカム部材とを設
け、シャーシにディスクをクランプする為のクランパー
を保持する金属製のクランプホルダを固定している。
【0014】また、請求項4記載の発明では、ディスク
を回転させるディスク駆動機構と、ディスクに記録され
た情報を読みとる読取手段と、この読取手段を駆動する
読取駆動機構とを備えるディスク駆動ユニットの一端と
他端をシャーシに可動自在に取り付け、ディスクを戴置
するトレイの挿入によってディスク駆動ユニットを情報
の読み取り可能な位置に移動させるディスク駆動装置に
おいて、ディスク駆動ユニットの枠体を金属製とし、シ
ャーシを樹脂製とし、ディスクをクランプするクランプ
ホルダを金属製としている。
【0015】加えて、請求項5記載の発明では、請求項
1、2、3または4記載のディスク駆動装置において、
ディスク駆動ユニットをフレームを介してシャーシに取
り付けると共に、ディスク駆動ユニットをフレームに可
動不能に固定している。さらに、請求項6記載の発明で
は、請求項1、2、3、4または5記載のディスク駆動
装置において、シャーシを弾性部材を介してケースに固
定している。
【0016】また、請求項7記載の発明では、請求項
1、2、3、4、5または6記載のディスク駆動装置に
おいて、ディスクをクランプするクランプホルダを金属
製とし、少なくともディスク駆動ユニット全体を覆う大
きさとしている。さらに、請求項8記載の発明では、請
求項7記載のディスク駆動装置において、クランプホル
ダがケースを兼ねるようにしている。
【0017】また、請求項9記載の発明では、請求項1
から8のいずれか1項記載のディスク駆動装置におい
て、ディスクを駆動するディスク駆動モータをディスク
駆動ユニットの他端側に取り付け、読取手段を駆動する
読取駆動モータをそのユニットの一端側に取り付け、読
取手段を両モータの間で動作させるようにしている。
【0018】本発明のディスク駆動装置は、ディスク駆
動ユニットをシャーシに可動自在に取り付けている。こ
のディスク駆動ユニットは、ディスク駆動機構と、読取
手段と、この読取駆動機構とを備えている。そして、デ
ィスク駆動ユニットの一端を板バネを介してシャーシに
固定している。
【0019】そして、一方、他端は、カム部材によって
支持されると共に、板バネの付勢力に抗してディスク側
へ移動させられるようになっている。なお、このとき、
ディスク駆動ユニットを、常時ディスク側へ付勢すると
共に、常時その一端をシャーシに圧接するように板バネ
を取り付けると、ディスク駆動ユニットの振動を吸収す
ることができる。
【0020】また、カム部材に、トレイに設けられた被
係合部とこのトレイが完全に挿入される直前に係合し、
トレイをさらに挿入させると共にそのトレイの反力によ
ってこのカム部材がわずかに回動させられる係合部を設
ける。そして、、板バネの付勢力に抗してディスク側に
移動しているディスク駆動ユニットを、被係合部と係合
部の完全係合により、さらにディスク側に移動させ、シ
ャーシにディスク駆動ユニットの他端側を突き当てる
と、カム部材によって、ディスク駆動ユニットとトレイ
の2部材がシャーシにしっかりと固定されることとな
る。このため、ディスク駆動ユニットとシャーシとトレ
イとが一体化する。
【0021】さらに、シャーシに金属製のクランプホル
ダを固定すると、クランプホルダまでがディスク駆動ユ
ニットと一体化する。そして、その一体化されたものは
十分な重さとなる。このため、ディスク駆動ユニット中
のスピンドルモータ等の振動は吸収される。しかもシャ
ーシを弾性部材を介してケースに取り付けたものや、ケ
ースまで一体化したものを、例えばパソコン本体部に取
り付けたりすると、スピンドルモータ等の振動がパソコ
ン本体側のハードディスク等へ伝わらず、パソコン機器
内部の装置に悪影響を及ぼさない。
【0022】加えて、シャーシを樹脂製とし、ディスク
駆動ユニットとクランプホルダを金属製とすると、金属
製材料は樹脂と接触し固定されることとなり、振動吸収
の面で好ましいものとなる。さらに、クランプホルダの
大きさを少なくともディスク駆動ユニット全体を覆う大
きさとすると、レンズ等を有する読取手段に対する防塵
が可能となる。
【0023】なお、ディスクとは、薄形の円盤を意味
し、CDの他に、LDやDVDのような大型の光ディス
クやMDのような小型の光ディスクやHDDのような磁
気ディスク等が含まれる。また、読取手段とは、情報を
読み取るものを意味し、読み取りのみのもの以外に読み
取り兼記録の機能をもつものや、記録のみのものを含む
ものとする。具体的には光ピックアップの他に、磁気ヘ
ッド等としても良い。さらに、弾性部材とは、ゴムの他
にバネ、弾性のある樹脂材等弾性を有する部材を意味し
ている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図30に基づき説明する。
【0025】このディスク駆動装置1は、図1の基本構
成概要図に示すように、スピンドルモータ等が取り付け
られるディスク駆動ユニット2と、このディスク駆動ユ
ニット2を板バネ3によって取り付けるシャーシ4と、
このシャーシ4に固定されるクランプホルダ5と、この
クランプホルダ5とディスク駆動ユニット2との間に挿
入されるトレイ6と、シャーシ4を弾性部材となるゴム
7を介して取り付ける下ケース8と、シャーシ4と下ケ
ース8との間にはさまれシャーシ4を戴置する回路基板
9と、下ケース8と共に装置を覆う上ケース10と、前
面の入口を覆う前面ケース11と、シャーシ4に戴置さ
れディスク駆動ユニット2を上下動させるためのカム部
材12とから主に構成される。なお、トレイ6には、C
D13が戴置される。そして、トレイ6を矢示A方向に
挿入すると、ディスク駆動ユニット2が矢示B方向に上
昇するようになっている。
【0026】ディスク駆動ユニット2は、図2および図
3に示すように、CD13を回転させるディスク駆動機
構20と、CD13に記録された情報を読み取る読取手
段となるピックアップ21と、ピックアップ21を駆動
する読取駆動機構22とを備えている。
【0027】ディスク駆動機構20は、ディスク駆動モ
ータとなるスピンドルモータ23と、スピンドルモータ
23の出力軸に取り付けられるターンテーブル24とか
ら構成される。ピックアップ21は、レンズ25と、レ
ンズ25を支持する支持部26を有している。読取駆動
機構22は、ピックアップ21をトラバースさせる読取
駆動モータとなるトラバースモータ27と、トラバース
モータ27の出力軸に取り付けられる第1ギア28およ
び位置センサ板29と、第1ギア28に噛合する第2ギ
ア30と、第2ギア30に噛合する第3ギア31と、ピ
ックアップ21の支持部26のラック26aと噛み合う
ピニオン32と、3ヶ所の係合支持部26bを案内する
案内棒33,33とを有している。
【0028】また、ディスク駆動機構20は、金属製の
枠体34に支持され、取り付けネジ35によって金属製
のフレーム36に固定されている。フレーム36のスピ
ンドルモータ23側の先端には、ピン37が取り付けら
れ、反対側には、板バネ3を取り付けるためのネジ穴3
8,38と係合突起39,39が設けられている。な
お、枠体34とフレーム36とを別部材とせず1つの部
材としても良い。
【0029】板バネ3は、図4に示すように、断面コ字
状の金属製の平板で、その中央にフレーム36の曲げ部
36aが入り込む長方形の孔3aが設けられている。ま
た、板バネ3には、シャーシ4およびフレーム36に取
り付けるための4つのネジ穴3bと、位置決め用の6つ
の孔3cとが設けられている。
【0030】シャーシ4は、樹脂製となっており図5お
よび図6に示すように、長方形状で、その中央にディス
ク駆動ユニット2が出入りする駆動ユニット用孔4aが
設けられている。シャーシ4には、フレーム36のピン
37が係合するカム部材12の他に、トレイ6を自動的
に挿入すると共にCD13を排出させる位置にもたらす
自動イジェクト機構40と、自動イジェクト機構40が
動作しないとき手動にてトレイ6を排出位置にもたらす
手動イジェクト機構41と、カム部材12のスライド動
作によってオンオフする第1スイッチ部42と、トレイ
6がCD13の排出位置にきたことを検出する第2スイ
ッチ部43と、シャーシ4を下ケース8に取り付けるた
めの取付部44と、板バネ3を下方側に押し出す当接突
起部45と、トレイ6の挿入先端を上方に押し上げる斜
面突起部46と、トレイ6を案内すると共にトレイ6が
上方に移動するのを阻止する上方移動阻止突起47と、
ディスク駆動ユニット2が上昇時に突き当たる度当たり
突起48と、一方の度当たり突起48の中央に形成され
る位置決め用突起49とが設けられている。
【0031】自動イジェクト機構40は、イジェクタモ
ータ50と、ベルト51によって回転が伝えられる回転
体52と、回転体52と一体回転する第1歯車53と、
この第1歯車53と噛み合う第2歯車54と、この第2
歯車54と一体回転する第3歯車55と、この第3歯車
55と噛み合う第4歯車56と、この第4歯車56と一
体回転しトレイ6に形成されるラックギア部6fと噛み
合う第5歯車57と、第4歯車56および第5歯車57
を戴置し、第3歯車55の中心を支点として回転可能と
されカム部材12をスライドさせる歯車部を有するカム
駆動部材58とから構成されている。
【0032】手動イジェクト機構41は、シャーシ4の
前方の穴部4bから挿入されるイジェクト棒が突き当た
る突き当たり部60aと、カム部材12に係合する押し
当て部60bとを有するイジェクト部材60で構成され
る。イジェクト部材60は、支点61を中心に回動自在
とされる一方、シャーシ4の案内孔4cに嵌入する突起
60cが設けられている。
【0033】自動イジェクト機構40と手動イジェクト
機構41に係合するカム部材12は、樹脂製で、図7に
示すように、長尺状とされている。そして、カム部材1
2には、ピン37が挿入する係合凹部62と、トレイ6
の被係合部6dに当たりトレイ6を挿入側に押し込む係
合部63と、カム駆動部材58の歯車部と噛み合うラッ
ク部64と、カム部材12のスライド動作を案内するス
ライド孔65,65と、イジェクト部材60の押し当て
部60bが当接する手動被係合部66と、第1スイッチ
部42のスイッチ棒42aを押し込み第1スイッチ部4
2をオンオフさせるスイッチ動作部67と、シャーシ4
の壁に突き当たり移動を阻止する突き当たり部68とが
設けられている。そして、このカム部材12のスライド
孔65,65にシャーシ4に設けられた案内突起4d,
4dが嵌合し、矢示CおよびD方向にスライド可能とさ
れている。
【0034】シャーシ4の取付部44は、図8に示すよ
うに、シャーシ4の下方側に突出しており、図9に示す
8の字状のゴム7が係合するゴム取付部44aが設けら
れている。そして、このゴム7の中央孔7aに金属製の
ネジ取付部材69が入れられる。
【0035】シャーシ4の当接突起部45は、図10に
示すように、わずかに上方に突出し、フレーム36の上
下動の支点となるように構成される。しかも、当接突起
部45に戴置されるフレーム36の高さhは、板バネ3
が取り付けられるシャーシ4の高さHに比べ高くなるよ
うに設定されている。これにより、板バネ3は、常時付
勢力が効くようになっている。すなわち、CD13が戴
置されるトレイ6側(矢示B方向)に付勢力が働くよう
にし、フレーム36を当接突起部45に圧接するように
している。
【0036】シャーシ4の斜面突起部46は、図11に
示すように、少しくぼんだくぼみ部46aと、それに続
く斜面部46bと、この斜面部46bに続く平面部46
cとから構成されている。シャーシ4の度当たり突起4
8は、図12および図13に示すように、シャーシ4の
平面部からわずかな高さW分突出したものとなってお
り、一方の度当たり突起48には、図12に示すよう
に、位置決め用突起49がその中央に設けられている。
【0037】なお、シャーシ4には、クランプホルダ5
を取り付けるための3ヶ所のホルダ取付穴4eと、CD
13を排出する位置にもたらされたトレイ6が完全に抜
け出てしまうのを防止する2つの抜け防止突起4fと、
トレイ6の挿入,排出の動作を案内する4つの案内突起
4gと、板バネ3を取り付ける2つのネジ穴4hと、板
バネ3の位置決め用の位置決め突起4iとが設けられて
いる。
【0038】クランプホルダ5は、金属製とされ、箱形
状となっている(図14および図15参照)。そして、
CD13の挿入側のターンテーブル24と対向する位置
に、ディスクをクランプするクランパーとなるクランプ
部70が取り付けられている。このクランプホルダ5に
は、クランプ部70を囲む円形の第1円形突起5aと、
トラバースモータ27の一部が入り込む凹部を有する第
2円形突部5bと、シャーシ4のホルダ取付穴4eに対
応する位置の3ヶ所のネジ穴5cと、シャーシ4の取付
部44に入り込む4ヶ所の係合部5dとが設けられてい
る。
【0039】トレイ6は、樹脂製で、図16および図1
7に示すように、平板状に形成されている。トレイ6に
は、CD13を戴置する戴置部6aと、ターンテーブル
24等が入り込む中央孔6bと、トラバースモータ27
との衝突を避けるための切り欠き孔6cと、カム部材1
2の係合部63と係合する突起状の被係合部6dと、ト
レイ6が完全に抜け出てしまうのを防止する2つの抜け
防止弾性腕部6eと、自動イジェクト機構40の第5歯
車57と噛み合うラックギア部6fと、シャーシ4の案
内突起4gが嵌入する案内溝部6gと、第2スイッチ部
43を動作させるスイッチ動作部6hとが設けられてい
る。
【0040】トレイ6の被係合部6dは、トレイ6の裏
面に形成されると共に、図17および図18に示すよう
に、4角状の突起となっており、その中央には貫通孔6
iが設けられている。また、抜け防止弾性腕部6eは、
図19に示すように、腕部6jと、爪部6kとを有して
おり、トレイ6が組み込まれるときは図19の矢示E方
向に曲げられながらトレイ6が進入する。一方、トレイ
6が引き出されるときは、爪部6kが抜け防止突起4f
に突き当たり、抜け出ることはない。なお、抜き出した
いときは、動作部6mを図19の右方向に押し、抜け防
止弾性腕部6eを矢示E方向に曲げることにより行う。
【0041】下ケース8は、金属製で、図21に示すよ
うに、回路基板9を戴置すると共にシャーシ4の取付部
44に入れられるネジ(図示省略)が嵌合するシャーシ
固定部80が4隅に各1ヶ所設けられている。このシャ
ーシ固定部80は、半球状突起となっており、その中央
にネジ穴81が設けられている。また、下ケース8に
は、回路基板9の中央を戴置する大型の半球状突起とな
っている2つのシャーシ支持部82と、回路基板9と下
ケース8との間に入り込む空気を取り入れるため後方お
よび側方に形成される複数の空気取り入れ孔83と、前
面ケース11の下部を係止するために内方に切り起こさ
れた下部切り起こし部84とが設けられている。なお、
空気取り入れ孔83は、後方と側方の壁部分のみならず
底部の一部にまたがるように形成されている。
【0042】回路基板9は、図22に示すように、平板
状に形成され、4隅には下ケース8のネジ穴81に対応
する位置にネジ挿通孔85が設けられている。さらに、
回路基板9には、イジェクトモータ50の下端の突出部
の逃がし穴となる***部86と、フレーム36の先端曲
げ部の逃がし穴となる小長方形穴部87と、スピンドル
モータ23の下端の突出部の逃がし穴となる大穴部88
と、ピックアップ21の下端の逃がし穴となる大長方形
穴部89と、下ケース8の側方の空気取り入れ孔83に
面する位置に形成される空気孔部90とが設けられてい
る。
【0043】上ケース10は、金属製で、図23に示す
ように箱状となっている。そして、上ケース10には、
前面ケース11の上部を係止するために内方に切り起こ
された上部切り起こし部91と、前面ケース11の側部
を係止するために内方に切り起こされた側部切り起こし
部92と、複数の空気孔93とが設けられている。
【0044】なお、フレーム36への枠体34の取付
は、図24に示す構成となっている。すなわち、枠体3
4の4隅の腕部34aがフレーム36に設けられた樹脂
製の取付部36bに戴置されネジ35によって固定され
る。なお、腕部34aは、切欠溝34bを設けることに
よって形成されていると共にその先端は2又状となって
いる。
【0045】また、ディスク駆動ユニット2がシャーシ
4に取り付けられた状態は、図25および図26に示す
とおりとなっている。また、図27において、下ケース
8に回路基板9を戴置し、その上にディスク駆動ユニッ
ト2付きのシャーシ4が取り付けられ、さらにクランプ
ホルダ5を覆った状態を示す。
【0046】次に、このように構成されるディスク駆動
装置1に、CD13を戴置したトレイ6を挿入する場合
の動作について、図28から図30に基づいて説明す
る。
【0047】CD13を戴置する際、まず前面ケース1
1部分に設けられるトレイ6を排出側に駆動させるスイ
ッチ釦を押す。すると、イジェクタモータ50が回動
し、自動イジェクト機構40が動作する。これにより、
第5歯車57とラックギア部6fで噛み合っているトレ
イ6が排出方向に駆動される。そして、トレイ6のスイ
ッチ動作部6hが第2スイッチ部43を押すと、イジェ
クタモータ50は停止する。その停止した状態が、図2
8(A)に示す状態であり、CD13を戴置させる位置
となる。なお、このときトレイ6を引き抜こうとして
も、抜け防止弾性腕部6eがシャーシ4の抜け防止突起
4fに突き当たるため、トレイ6を引き抜くことはでき
ない。
【0048】CD13をトレイ6に戴置し、わずかにト
レイ6を挿入させると、第2スイッチ部43が元に戻
り、イジェクタモータ50がオンする。すると、ギヤ輪
列を介して第5歯車57が図25で時計方向に回転し、
トレイ6を挿入方向に駆動させる。トレイ6のラックギ
ア部6fは、その終端部分が半円形状に曲げられてお
り、このラックギア部6fと噛み合う第5歯車57は、
この曲げ部分に沿って回動する。この回動は、カム駆動
部材58を図25で矢示F方向に回動させることとな
る。
【0049】カム駆動部材58が回動すると、その歯車
部が図25の矢示F方向に回動する。このため、歯車部
と噛み合うラック部64を有するカム部材12は、図7
および図25で矢示D方向にスライドする。すると、カ
ム部材12の係合凹部62中のピン37は、その係合凹
部62に案内されて上方に移動する。このため、このピ
ン37と一体のディスク駆動ユニット2は、板バネ3の
付勢力に抗して上昇する。この状態を図28(B)に示
す。
【0050】このとき、シャーシ4の度当たり突起48
とフレーム36との関係は、図29(A)に示すよう
に、わずかな隙間gが存在する状態となっている。一
方、カム部材12の部分は、図30(A)に示すよう
に、ピン37が係合凹部62の下端面に当接し、板バネ
3の付勢力によりカム部材12を矢示G方向に回転させ
ようとする。しかし、トレイ6の被係合部6dがカム部
材12の係合部63の斜面部63aに当たり、その回転
が阻止されている。
【0051】トレイ6が完全に挿入される直前からさら
にトレイ6が挿入されると、図28(C)に示すよう
に、トレイ6の先端は、シャーシ4の斜面突起部46に
乗り上げる。これと同時に、トレイ6の被係合部6dが
カム部材12の係合部63に完全に係合し、カム部材1
2を図30(B)に示すように矢示J方向に回転させ、
ピン37、すなわちディスク駆動ユニット2をわずかに
上昇させる。このため、フレーム36は、図29(B)
に示すようにシャーシ4の度当たり突起48に完全に当
接する。この結果、ディスク駆動ユニット2は、シャー
シ4とすき間なく一体化される。なお、カム部材12が
矢示D方向にスライドし、図30(B)のような状態と
なると、カム部材12のスイッチ動作部67が第1スイ
ッチ部42を動作させ、イジェクタモータ50をオフす
る。
【0052】一方、トレイ6は、カム部材12の反力を
受けるが、シャーシ4に設けられている上方移動阻止突
起47にトレイ6の一部が下方から突き当たる一方、ト
レイ6の先端が、斜面突起部46に乗り上げるため、そ
れらの各部分でしっかりシャーシ4に固定されることと
なる。
【0053】このように、カム部材12の働きで、ディ
スク駆動ユニット2とトレイ6がシャーシ4にしっかり
固定される。このため、この後、スピンドルモータ23
をオンし、ディスク駆動機構20を動作させたり、トラ
バースモータ27をオンし、読取駆動機構22を動作さ
せても、ガタつきは生じない。しかも、スピンドルモー
タ23やトラバースモータ27等によって生ずる振動
は、ディスク駆動ユニット2、板バネ3、シャーシ4、
クランプホルダ5およびトレイ6の全重量によって受け
ることとなり、振動しづらいものとなる。しかも、これ
らが全体として振動したとしても、その振動は、ゴム7
によって吸収されるため、上ケース10や、下ケース8
およびそれらを固定する固定部に伝わらない。
【0054】スピンドルモータ23とトラバースモータ
27をオンし、かつ読み取り回路を動作させることによ
り、CD13に記録された情報をピックアップ21が読
み取る。このときピックアップ21は、CD13の径方
向に動作するが、その移動は、径方向において、スピン
ドルモータ23とトラバースモータ27との間で行われ
る。CD13の駆動終了後、トレイ6を排出側に駆動さ
せる。この動作は既に述べたとおりである。なお、ディ
スク駆動ユニット2が上昇していないとき、カム部材1
2はガタついており、ピン37をスムーズに上昇案内ま
たは下降案内できるものとなっている。また、ディスク
駆動ユニット2の下降は、板バネ3の付勢力と重力によ
りスムーズに行われる。
【0055】以上のような実施の形態では、枠体34と
フレーム36が取り付けネジ35によって固定されてい
るため、ピックアップ21等を取り付ける枠体34の構
造が複雑化しない。さらに、回路基板9をシャーシ4と
下ケース8との間にはさみ込む構造であるので、回路基
板9の固定が確実に行われる。しかも、下ケース8と回
路基板9との間に空気を取り込めるスペースを設け、さ
らに、下ケース8の後方等に空気取り入れ孔83を設け
ているので、回路基板9に取り付けられる回路部品の温
度上昇を防止することができる。なお、この空気取り入
れ孔83は、下ケース8の前方に設けるようにしても良
い。
【0056】また、上述の実施の形態では、クランプホ
ルダ5をディスク駆動ユニット2全体ばかりでなく、イ
ジェクト機構40等も併せて覆う構造としているので、
ピックアップ21ばかりでなくイジェクト機構40等の
防塵も行え、信頼性の高いディスク駆動装置となってい
る。
【0057】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、ディスク駆動ユニット2の
枠体34とフレーム36とを別体とせず一体化した一部
品としても良い。また、枠体34とフレーム36を樹脂
製としたり、シャーシ4を金属製としたり、クランプホ
ルダ5を樹脂製としても良い。さらに、回路基板9を下
ケース8のさらに下側や、クランプホルダ5の上側に取
り付けたりしても良い。また、下ケース8や上ケース1
0は必ずしも必要とせず、さらには、クランプホルダ5
が上ケース10を兼ねるようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のデ
ィスク駆動装置では、カム部材とトレイの作用によっ
て、ディスク駆動ユニットをシャーシにしっかり固定さ
せているので、シャーシとディスク駆動ユニットが一体
化すると共にガタ付きが発生しない。このため、スピン
ドルモータ等によって振動が発生しても、その振動は吸
収されるので、ディスクが高速回転されても読み取りが
可能となると共にガタ付き等の不快音が生じない。
【0059】また、請求項2記載の発明では、板バネに
よってディスク駆動ユニットの一端とシャーシとがしっ
かり当接固定されるので、その一端には、すき間が生ぜ
ず、ガタ付きが発生しない。このため、スピンドルモー
タ等によって振動が発生しても、その一端側では不快音
が発生しない。
【0060】さらに、請求項3記載の発明では、シャー
シに金属製のクランプホルダを固定しているので、シャ
ーシとディスク駆動ユニットとクランプホルダとが一体
化し重量が大きくなり振動吸収が確実に行われる。
【0061】また、請求項4記載のディスク駆動装置で
は、シャーシに取り付けられるディスク駆動ユニットの
枠体やクランプホルダを金属製とし、重量を大きくし、
一方シャーシは樹脂製としているので全体の重量は極端
に重くなることがない。しかもシャーシが樹脂製である
ので、金属製部材との取り付け時、その取り付け部分で
の係合をすき間が生じないように確実なものとできると
共に、仮にすき間が生じてもガタつき音は小さなものと
なる。
【0062】さらに、請求項5記載の発明では、ディス
ク駆動ユニットがフレームに固定されると共に、そのフ
レームを介してシャーシに取り付けられるので、ディス
ク駆動ユニットの枠体を複雑化させることがない。加え
て、請求項6記載の発明では、ディスク駆動ユニットが
取り付けられるシャーシを弾性部材を介してケースに固
定しているので、ディスク駆動ユニット部分で発生する
振動は、ケース側に伝わることがない。このため、ディ
スク駆動装置が取り付けられる機器、例えばパソコン内
のハードディスク等に振動が伝わらず、悪影響を与える
ことがない。
【0063】また、請求項7記載の発明では、クランプ
ホルダによって重量が増し、振動が一層吸収される。し
かも、ピックアップ等重要部品が取り付けられるディス
ク駆動ユニットに対する防塵が十分なされることとな
る。さらに、請求項8記載の発明では、ケース部材を省
略でき小型化かつ低コスト化させることができる。加え
て、請求項9記載の発明では、振動発生原因となる両モ
ータを支持部の近くに配置しているので、振動を抑える
ことができる。しかも、両モータによって発生する径方
向の振動は、その両モータの振動によって相殺され易く
なり、読取手段の径方向の振動が小さくなる。このた
め、ディスクを高速回転させても読み取りエラー等が少
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置の基本構成概要図で
ある。
【図2】本発明のディスク駆動装置中のディスク駆動ユ
ニットの平面図である。
【図3】図2のディスク駆動ユニットの底面図である。
【図4】本発明のディスク駆動装置中の板バネを示す図
で、(A)はその平面図で、(B)は(A)の矢示B方
向から見た側面図である。
【図5】本発明のディスク駆動装置中のシャーシの平面
図である。
【図6】図5のシャーシの底面図である。
【図7】本発明のディスク駆動装置中のカム部材を示す
図で、(A)はその斜視図で、(B)は(A)の矢示B
方向から見た正面図である。
【図8】図5のシャーシの取付部を示す図で、(A)は
平面図で、(B)は側面図である。
【図9】本発明のディスク駆動装置中の弾性部材を示す
図で、(A)は側面図で、(B)は平面図である。
【図10】本発明のディスク駆動装置中のシャーシの板
バネ取り付け付近を示す図で、図6のXーX断面図であ
る。
【図11】本発明のディスク駆動装置中のシャーシの斜
面突起部付近を示す図で、図5のXI−XI断面図であ
る。
【図12】本発明のディスク駆動装置中のシャーシの位
置決め用突起付近を示す図で、図6のXII−XII断
面図である。
【図13】本発明のディスク駆動装置中のシャーシの度
当たり突起付近を示す図で、図6のXIII−XIII
断面図である。
【図14】本発明のディスク駆動装置中のクランプホル
ダの平面図である。
【図15】図14のクランプホルダの側面図で、図14
の矢示XV方向から見た図である。
【図16】本発明のディスク駆動装置中のトレイの平面
図である。
【図17】図16のトレイの底面図である。
【図18】図17のL−L断面図である。
【図19】図17のM−M断面図である。
【図20】図17のN−N断面図である。
【図21】本発明のディスク駆動装置中の下ケースの斜
視図である。
【図22】本発明のディスク駆動装置中の回路基板の平
面図である。
【図23】本発明のディスク駆動装置中の上ケースの斜
視図である。
【図24】本発明のディスク駆動装置中のディスク駆動
ユニットの枠体とフレームの固定状況を示す図で、図2
の矢示P方向から見た部分側面図である。
【図25】本発明のディスク駆動装置中のディスク駆動
ユニットをシャーシに取り付けた状態を示す平面図であ
る。
【図26】図25のディスク駆動ユニット付きシャーシ
の底面図である。
【図27】本発明のディスク駆動装置の下ケースに回路
基板、ディスク駆動ユニット、シャーシおよびクランプ
ホルダを戴置した状態の取付部付近の部分側面図であ
る。
【図28】本発明のディスク駆動装置のトレイ挿入時の
動作を示す図で、(A)はトレイ挿入前を、(B)はト
レイの完全挿入直前を、(C)はトレイが完全に挿入さ
れた状態をそれぞれ示す部分断面側面図である。
【図29】本発明のディスク駆動装置の度当たり突起付
近の断面図で、(A)はトレイの完全挿入直前を示す図
で、(B)はトレイが完全挿入されたときの状態を示す
図である。
【図30】本発明のディスク駆動装置のカム部材付近の
断面図で、(A)はトレイの完全挿入直前を示す図で、
(B)はトレイが完全挿入されたときの状態を示す図で
ある。
【図31】従来のディスク駆動装置の部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスク駆動装置 2 ディスク駆動ユニット 3 板バネ 4 シャーシ 5 クランプホルダ 6 トレイ 6d 被係合部 7 ゴム(弾性部材) 8 下ケース 9 回路基板 10 上ケース 11 前面ケース 12 カム部材 13 コンパクトディスク(ディスク) 20 ディスク駆動機構 21 ピックアップ(読取手段) 22 読取駆動機構 23 スピンドルモータ(ディスク駆動モータ) 27 トラバースモータ(読取駆動モータ) 63 係合部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転させるディスク駆動機構
    と、上記ディスクに記録された情報を読みとる読取手段
    と、この読取手段を駆動する読取駆動機構とを備えるデ
    ィスク駆動ユニットをシャーシに可動自在に取り付け、
    上記ディスクを戴置するトレイの挿入によって上記ディ
    スク駆動ユニットを上記情報の読み取り可能な位置に移
    動させるディスク駆動装置において、上記ディスク駆動
    ユニットの一端を上記シャーシに固定する板バネと、上
    記ディスク駆動ユニットの他端側を支持すると共に上記
    トレイの挿入によって上記ディスク駆動ユニットを上記
    板バネの付勢力に抗して上記ディスク側に移動させるカ
    ム部材とを設け、上記カム部材には、上記トレイに設け
    られた被係合部とこのトレイが完全に挿入される直前に
    係合し、上記トレイをさらに挿入させると共にそのトレ
    イの反力によってこのカム部材がわずかに回動させられ
    る係合部を設け、上記被係合部をこの係合部に完全に係
    合させることにより上記板バネの付勢力に抗して上記デ
    ィスク側に移動している上記ディスク駆動ユニットを、
    さらに上記ディスク側に移動させ、上記シャーシに上記
    ディスク駆動ユニットの他端側を突き当てたことを特徴
    とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを回転させるディスク駆動機構
    と、上記ディスクに記録された情報を読みとる読取手段
    と、この読取手段を駆動する読取駆動機構とを備えるデ
    ィスク駆動ユニットをシャーシに可動自在に取り付け、
    上記ディスクを戴置するトレイの挿入によって上記ディ
    スク駆動ユニットを上記情報の読み取り可能な位置に移
    動させるディスク駆動装置において、上記ディスク駆動
    ユニットの一端を板バネを介して上記シャーシに固定す
    ると共に、上記ディスク駆動ユニットを上記ディスク側
    に常時付勢しかつ、上記ディスク駆動ユニットの一端を
    常時上記シャーシに圧接する状態で、上記板バネを上記
    シャーシと上記ディスク駆動ユニットに取り付けたこと
    を特徴とするディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 ディスクを回転させるディスク駆動機構
    と、上記ディスクに記録された情報を読みとる読取手段
    と、この読取手段を駆動する読取駆動機構とを備えるデ
    ィスク駆動ユニットをシャーシに可動自在に取り付け、
    上記ディスクを戴置するトレイの挿入によって上記ディ
    スク駆動ユニットを上記情報の読み取り可能な位置に移
    動させるディスク駆動装置において、上記ディスク駆動
    ユニットの一端を上記シャーシに固定する板バネと、上
    記ディスク駆動ユニットの他端側を支持すると共に上記
    トレイの挿入によって上記ディスク駆動ユニットを上記
    板バネの付勢力に抗して上記ディスク側に移動させるカ
    ム部材とを設け、上記シャーシに上記ディスクをクラン
    プする為のクランパーを保持する金属製のクランプホル
    ダを固定したことを特徴とするディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 ディスクを回転させるディスク駆動機構
    と、上記ディスクに記録された情報を読みとる読取手段
    と、この読取手段を駆動する読取駆動機構とを備えるデ
    ィスク駆動ユニットの一端と他端をシャーシに可動自在
    に取り付け、上記ディスクを戴置するトレイの挿入によ
    って上記ディスク駆動ユニットを上記情報の読み取り可
    能な位置に移動させるディスク駆動装置において、上記
    ディスク駆動ユニットの枠体を金属製とし、上記シャー
    シを樹脂製とし、上記ディスクをクランプするクランプ
    ホルダを金属製としたことを特徴とするディスク駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ディスク駆動ユニットをフレームを
    介して前記シャーシに取り付けると共に、前記ディスク
    駆動ユニットを前記フレームに可動不能に固定したこと
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載のディスク
    駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記シャーシを弾性部材を介してケース
    に固定したことを特徴とする請求項1、2、3、4また
    は5記載のディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記ディスクをクランプするクランプホ
    ルダを金属製とし、少なくとも前記ディスク駆動ユニッ
    ト全体を覆う大きさとしたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5または6記載のディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記クランプホルダがケースを兼ねてい
    ることを特徴とする請求項7記載のディスク駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスクを駆動するディスク駆動モ
    ータを前記ディスク駆動ユニットの前記他端側に取り付
    け、前記読取手段を駆動する読取駆動モータを前記ディ
    スク駆動ユニットの前記一端側に取り付け、前記読取手
    段を上記両モータの間で動作させるようにしたことを特
    徴とする請求項1から8のいずれか1項記載のディスク
    駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7152233B2 (en) 2003-07-03 2006-12-19 Funai Electric Co., Ltd. Disk player

Cited By (1)

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US7152233B2 (en) 2003-07-03 2006-12-19 Funai Electric Co., Ltd. Disk player

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