JPH10141804A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10141804A
JPH10141804A JP8295266A JP29526696A JPH10141804A JP H10141804 A JPH10141804 A JP H10141804A JP 8295266 A JP8295266 A JP 8295266A JP 29526696 A JP29526696 A JP 29526696A JP H10141804 A JPH10141804 A JP H10141804A
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pipe
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Yoichiro Kobayashi
洋一郎 小林
Tetsuo Sano
哲夫 佐野
Nobuo Kawai
信夫 川合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン層を破壊しない冷媒の使用を十分な安
全を確保しつつ可能とする空気調和機を提供する。 【解決手段】 室外ユニットAおよび室内ユニットBを
有し、冷凍サイクルの配管に流す冷媒として、圧力の高
い冷媒、可燃性のある冷媒、または毒性のある冷媒を用
いている。冷凍サイクルの配管のうち、室内ユニットB
側の配管52の耐圧強度を室外ユニットA側の配管51
の耐圧強度より大きくしている。冷媒圧力の異常上昇に
際しては、配管破損、冷媒漏れなどの不測の事態が室内
側(居住域)の配管52よりも先に室外側の配管51で
発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷媒の種類・圧
力の違いに対処した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、空気調和機で一般に使われる冷媒
として、HCFC冷媒(水素元素を含んだクロロフルオ
ロカーボン)があり、その中でもとくにHCFC22冷
媒が多く使われている。しかしながら、これらHCFC
冷媒は、塩素を含んでいるためオゾン層破壊の問題があ
る。
【0003】オゾン破壊係数が零の冷媒として、HFC
(水素元素を含んだフルオロカーボン)冷媒、CO2
媒(R744)がある。また、将来の候補として、HF
E(ハイドロフルオロエーフル)冷媒が考えられてい
る。
【0004】HFC冷媒としては、HFC−32(ジフル
オロエタン)、HFC−125 (ペンタフルオロエタ
ン)、HFC−134a(テトラフルオロエタン)等の単一
冷媒、もしくはこれら単一冷媒の混合によるR410A
冷媒(HFC−32を50wt%、HFC−125 を50wt%混
合)、R407C冷媒(HFC−32とHFC−125 とH
FC−134aの混合冷媒)が検討されている。炭化水素系
ではプロパンL38 (R−290)などが検討されて
いる。
【0005】一方、空気調和機やその他の冷凍機器に用
いられるフィンドパイプ式の熱交換器は、板状の複数の
放熱フィンを配列してこれら放熱フィンにU字形の複数
本の熱交換パイプを挿通して固定し、これら熱交換パイ
プのうち互いに隣接する各熱交換パイプの端部にU字形
の連結パイプの両端部を挿入接続し、この挿入接続によ
り各熱交換パイプを順次に連通している。全体的な構成
を図8および図9に示し、要部の構成を図10に示して
いる。
【0006】1は熱交換器で、熱伝導性の良好なアルミ
ニウムなどでできた矩形板状の複数枚の放熱フィン2が
互いに離間して配列され、これら放熱フィン2にパイプ
3が挿通して固定される。
【0007】この熱交換器1に、圧縮機、膨張弁、およ
び別の熱交換器が接続されて、冷凍サイクルが構成され
る。パイプ3は、中途部がU字形に屈曲されて両直線部
が各放熱フィン2に挿通される複数本の熱交換パイプ3
1と、これら熱交換パイプ31のうち互いに隣接する各
熱交換パイプ31の端部に対して両端部が挿入接続され
るU字形の複数本の連結パイプ(以下、Uベンドと称す
る)32とからなる。これらUベンド32の挿入接続に
より、各熱交換パイプ31が順次に連通されて冷媒を流
すことができる。
【0008】各熱交換パイプ31の両端部31a,31
aと各Uベンド32の両端部32a,32aとは、ロウ
付け溶接により、固着される。各熱交換パイプ31の両
端部31a,31aは、放熱フィン2から所定長さ(=
2 +K1 )突出しており、その突出領域がフレア状の
段形状部31bを伴って拡管形成される。この両端の拡
管形成部31a,31aは、インロー部とも称され、開
口から距離K1 の範囲にあって、Uベンド32の外径S
2 を収容するのに必要な内径R2 を有する。
【0009】なお、図では、熱交換パイプ31の内周面
とUベンド32の外周面との間に隙間が存するように見
えるが、実際には隙間なくロウ付け溶接がなされる。ま
た、各熱交換パイプ31のうち、冷媒の流入側および流
出側に対応する熱交換パイプ31の一端部31aには、
他の冷凍サイクル機器とを接続するための外部配管4が
挿入接続される。この挿入接続の処理は、上記したUベ
ンド32の挿入接続と同じである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】オゾン破壊係数が零の
HFC冷媒やCO2 冷媒は、従来用いられてきたHCF
C22に比べて圧力がかなり高くなる特性がある。このた
め、実際の使用に当たっては、冷凍サイクル機器を高耐
圧化する必要がある。
【0011】一方、熱交換器1については、熱交換パイ
プ31とUベンド32との接続構造に関し、次のような
問題がある。 (1)フレア状に拡がる段形状部31bに冷媒圧力に基
づく応力集中があり、その部分での耐久性が十分でな
い。
【0012】(2)放熱フィン2に対応する位置から拡
管形成部31aの手前までの熱交換パイプ31の長さK
2 の領域の強度が、拡管形成部31aの領域の強度に比
べて弱い。
【0013】(3)熱交換パイプ31の内周面とUベン
ド32の外周面とを溶接するためのロウ材が、その内周
面と外周面との接触領域だけに止まらずに熱交換パイプ
31の奥へと染み出してそこにロウ詰まりが生じ、その
ロウ詰まりが冷媒流の邪魔になって空調等の運転に悪影
響を及ぼす可能性がある。
【0014】この発明は上記の事情を考慮し次の第1な
いし第3の目的のいずれかを達成するもので、第1の目
的は、オゾン層を破壊しない冷媒としてHFC32やHF
C125 を混合したR410A等のHCFC代替冷媒を使
用しても十分に安全確保が可能な空気調和機を提供する
ことにある。
【0015】また、第2の目的は、冷媒圧力に基づく応
力集中に対し十分な耐久性と強度を得て高圧冷媒の使用
に適した空気調和機を提供することができ、しかも熱交
換パイプの溶接に際してのロウ詰まりを解消してスムー
ズな冷媒流を確保することにある。また、第3の目的
は、外部配管との接続部への応力集中に対し十分な耐久
性と強度を得て高圧冷媒の使用に適した空気調和機を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の空気調和機
は、室外ユニットおよび室内ユニットを有し、冷凍サイ
クルの配管に高圧冷媒を流すものであって、冷凍サイク
ルの配管のうち、室内ユニット側の配管の耐圧強度を室
外ユニット側の配管の耐圧強度より大きくしている。
【0017】第2の発明の空気調和機は、第1の発明に
おいて、室内ユニット側の配管の径が、室外ユニット側
の配管の径より小さい。第3の発明の空気調和機は、第
1の発明において、室内ユニット側の配管の管壁の厚さ
が、室外ユニット側の配管の管壁の厚さより大きい。
【0018】第4の発明の空気調和機は、第1の発明に
おいて、室内ユニット側の配管の材料強度が、室外ユニ
ット側の配管の材料強度より大きい。第5の発明の空気
調和機は、第1の発明において、室外ユニット側の配管
の特定箇所の強度が同室外ユニット側の配管の他の箇所
の強度より僅かに小さく、冷媒圧力の異常上昇に際しそ
の特定箇所から冷媒漏れが発生する構成である。
【0019】第6の発明の空気調和機は、第5の発明に
おいて、室外ユニット側の配管の特定箇所をカバー部材
で囲む構成とした。第7の発明の空気調和機は、放熱フ
ィンに複数本の熱交換パイプを挿通し、これら熱交換パ
イプのうち互いに隣接する各熱交換パイプの端部に連結
パイプの両端部を挿入接続し、この挿入接続により各熱
交換パイプを順次に連通して冷媒を流す構成の熱交換器
を備えたものであって、上記熱交換器の各熱交換パイプ
の両端部をフレア状の段形状を伴って拡管形成するとと
もに、連結パイプの両端部をフレア状の段形状を伴って
縮管形成し、その連結パイプの縮管形成部を各熱交換パ
イプの拡管形成部より奥の位置まで挿入した。
【0020】第8の発明の空気調和機は、第7の発明に
おいて、連結パイプの縮管形成部は、熱交換器の側端と
なる放熱フィンの近傍に達する長さを有する。第9の発
明の空気調和機は、放熱フィンに複数本の熱交換パイプ
を挿通し、これら熱交換パイプを順次に連通して圧力の
高い冷媒を流す構成の熱交換器を備えたものであって、
上記熱交換器の各熱交換パイプのうち、冷媒の流入側ま
たは流出側に位置する熱交換パイプの機械的強度を、他
の熱交換パイプの機械的強度より大きくした。
【0021】第10の発明の空気調和機は、第9の発明
において、冷媒の流入側または流出側に位置する熱交換
パイプの管壁の厚さが、他の熱交換パイプの管壁の厚さ
より大きい。
【0022】第11の発明の空気調和機は、第9の発明
において、冷媒の流入側または流出側に位置する熱交換
パイプは、外部配管の挿入接続を受入れるための接続用
領域が管軸方向になるべく長い。
【0023】第12の発明の空気調和機は、第1、第7
または第9の発明のいずれかにおいて、各熱交換パイプ
および連結パイプに流れる冷媒は、HFC冷媒であり、
このHFC冷媒は50℃のときの飽和圧力が2500キロパス
カル以上となる特性を持っている。
【0024】第13の発明の空気調和機は、第1、第7
または第9の発明のいずれかにおいて、冷凍サイクルの
配管に流れる冷媒は、ジフルオロエタンとペンタフルオ
ロエタンの混合冷媒である。
【0025】第14の発明の空気調和機は、第1、第7
または第9の発明のいずれかにおいて、冷凍サイクルの
配管に流れる冷媒は、HFC冷媒、HFE冷媒、CO2
冷媒、炭化水素系物質またはアンモニアを含む冷媒のい
ずれかである。
【0026】上記第1ないし第6の発明では、冷媒圧力
の異常上昇によるガスリークの発生が室外側になり易い
ため、第12ないし第14の発明のように、従来のHC
FC冷媒の代替冷媒として高圧冷媒を用いても十分な安
全確保が可能である。
【0027】また、第7、第8の発明では、熱交換パイ
プの接続部分における十分な耐久性と強度を得ることが
でき、しかも溶接時のロウ詰まりを解消して高圧冷媒を
用いても安全確保が可能である。
【0028】また、第9ないし第11の発明では、外部
配管との接続部への応力集中に対し十分な耐久性と強度
が得られるので、第12ないし第14の発明のようにH
CFC冷媒の代替冷媒として高圧冷媒を用いても安全確
保が可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。なお、図面において、図
8、図9、図10と同一部分には同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0030】空気調和機の全体的な構成を図1および図
2に示す。Aは室外ユニット、Bは室内ユニットであ
る。この室外ユニットAおよび室内ユニットBに、ヒー
トポンプ式冷凍サイクルが搭載される。
【0031】すなわち、圧縮機41の吐出口に四方弁4
2を介してコンデンサ(凝縮器)43が配管接続され、
そのコンデンサ43に電動膨張弁44を介してエバポレ
ータ(蒸発器)45が接続される。そして、エバポレー
タ45に、上記四方弁42を介して圧縮機41の吸込口
が接続される。
【0032】室外ユニットA側の接続には配管51が用
いられる。室内ユニットB側の接続には配管52が用い
られる。冷房時は、四方弁42が図1の状態に設定され
ることにより、圧縮機41から吐出される冷媒が矢印の
ように四方弁42、コンデンサ43、電動膨張弁44、
エバポレータ45へと流れ、エバポレータ45を経た冷
媒が四方弁42を通って圧縮機41に吸込まれる。
【0033】暖房時は、四方弁42が図2の状態に切換
えられることにより、圧縮機41から吐出される冷媒が
矢印のように四方弁42、コンデンサ45、電動膨張弁
44、コンピュータ43へと流れ、そのコンピュータ4
3を経た冷媒が四方弁42を通って圧縮機41に吸込ま
れる。
【0034】冷凍サイクル中に充填される冷媒として、
オゾン破壊係数が零の冷媒、たとえばHFC冷媒、HF
E冷媒(ハイドロフルオロエーテル)、CO2 冷媒、プ
ロパンC38 (R−290)のような炭化水素系物質
またはアンモニアを含む冷媒のいずれかが使用される。
このうち、HFC冷媒としては、HFC−32(ジフルオ
ロエタン)、HFC−125 (ペンタフルオロエタン)、
HFC−134a(テトラフルオロエタン)等の単一冷媒、
もしくはこれら冷媒の混合によるR410A冷媒(HF
C−32を50wt%、HFC−125 を50wt%混合)、R40
7C(HFC−32、HFC−125 、HFC−134aの混
合)冷媒などがある。炭化水素系のプロパン(R−29
0)の使用もある。
【0035】ただし、これらの冷媒には、圧力が高い、
可燃性がある、毒性がある、などの特徴があり、使用に
当たっては十分な安全性を確保する必要がある。対策と
して、室内ユニットBの配管接続に用いる室内配管52
の耐圧強度が、室外ユニットAに用いる室外配管51の
耐圧強度よりも大きく設定される。
【0036】室内配管52の耐圧強度が室外配管51の
耐圧強度より大きい場合には、冷媒圧力の異常上昇に際
し、配管破損、冷媒漏れなどの不測の事態が室内側(居
住域)の配管52よりも先に室外側の配管51で発生す
る。これにより、室内側(居住域)の配管52における
配管破損や冷媒漏れを防ぐことができ、圧力の高い冷
媒、可燃性のある冷媒、あるいは毒性のある冷媒が使用
されている場合でも、火災や健康への害が室内の住人に
及ぶことなく、十分な安全を確保することができる。
【0037】冷凍サイクルには圧力スイッチや圧縮機モ
ータ電流検知器など冷媒圧力の異常上昇を検知する手段
を設け、その異常検知に際して圧縮機の運転を停止した
り圧縮機の回転数を低減するなどの保護制御を行うのが
一般的であるが、その保護制御が検知手段の故障などで
機能しなかった場合でも、上記のように配管破損や冷媒
漏れを室外側の配管51に請け負わせて室内の住人に被
害が及ばないようにすることができる。
【0038】室内配管52の耐圧強度を室外配管51の
耐圧強度より大きくするための具体的な手段として、
(1)室内配管52の外径を室外配管51の外径より小
さくする、(2)室内配管52の管壁の厚さを室外配管
51の管壁の厚さより大きくする、(3)室内配管52
の材料強度を室外配管51の材料強度より大きくする、
(4)室外配管51の特定箇所の強度を同配管51の他
の箇所の強度より僅かに小さくする、などがある。
【0039】室内配管52の外径を室外配管51の外径
より小さくすると、冷媒圧力に基づく室内配管52への
応力を低減することができる。なお、室内配管52の外
径をd1 、完璧の厚さをt1 、材料許容応力値をk1
許容圧力をP1 とすると、P1 =k1 ・(t1 /d1
である。
【0040】室外配管51の外径をd2 、完璧の厚さを
2 、材料許容応力値をk2 、許容圧力をP2 とする
と、P2 =k2 ・(t2 /d2 )である。したがって、
1 /P2 =k1 /k2 ・t1 /t2 ・d2 /d1 の関
係が得られる。この関係に基づき、P1 >P2 になる組
み合わせを次の(a)〜(c)のように選定すること
で、室内配管52の耐圧強度を室外配管51の耐圧強度
より大きくすることができる。
【0041】(a)t1 =t2 、k1 =k2 の場合に
は、d1 <d2 とする。 (b)d1 =d2 、k1 =k2 の場合には、t1 >t2
とする。 (c)t1 =t2 、d1 =d2 の場合には、k1 >k2
とする。
【0042】室内配管52の耐圧強度を室外配管51の
耐圧強度より大きくするための具体的な手段の一つに、
上記(4)の配管52の特定箇所の強度を同配管52の
他の箇所の強度より僅かに小さくする、があるが、これ
は冷媒圧力の異常上昇に際して、配管破損や冷媒漏れを
室外側の配管51の特定箇所に発生させるための構成で
ある。
【0043】この構成の場合、さらに、配管51の特定
箇所をカバー部材で囲む構成を採用することにより、冷
媒漏れの影響が室外ユニットAの他の部品などに波及す
る事態を遮断または低減することができる。
【0044】次に、他の実施例として、一方、上記コン
デンサ43およびエバポレータ45として使用する熱交
換器1をR−410Aのような高圧冷媒に対応して高耐
圧化した熱交換器を説明する。図3および図4にその熱
交換器の要部を示す。熱交換器1の全体的な構成は図
8、図9と同じである。
【0045】Uベンド32の両端部32a,32aが、
スウェージング加工により、フレア状の段形状部32b
を伴って縮管形成される。この縮管形成部32a,32
aは、熱交換パイプ31の拡管形成部31a,31aと
の対応位置よりさらに奥の位置まで挿入される。
【0046】熱交換パイプ31の管軸方向に沿う縮管形
成部32a.32aの長さは、熱交換器の側端面となる
放熱フィン2とほぼ対応する位置まで達するLaに設定
される。熱交換パイプ31の管軸方向に沿う段形状部3
2b,32bの長さは、熱交換パイプ31の管軸方向に
沿う段形状部31b,31bの長さと同じ長さLbに設
定される。
【0047】図では、熱交換パイプ31の内周面とUベ
ンド32の外周面との重なり部分に隙間が存するように
見えるが、実際には極わずかな隙間を有しているか、或
いは接触しており、その重なり部分がロウ付け溶接され
る。このロウ付け溶接により、熱交換パイプ31に対す
るUベンド32の接続が完了する。
【0048】このような構成によれば、放熱フィン2か
ら突出した熱交換パイプ31の領域(長さ=K2 +K
1 )のほぼ全体に対し、Uベンド32の外周面がぴった
りと接した状態になり、そこに二重管構造が生じる。
【0049】この二重管構造により、熱交換パイプ31
とUベンド32との接続領域の全体にわたって高い強度
および耐久性が得られる。すなわち、冷媒圧力(内圧)
に基づく応力をUベンド32の段形状部32b,32b
と熱交換パイプ31の段形状部31b,31bとの両方
で受容することができ、従来のように熱交換パイプ31
の段形状部31b,31bだけに応力が集中する事態を
回避することができる。
【0050】しかも、熱交換パイプ31の内周面とUベ
ンド32の外周面との重なり部分を管軸方向に長く取れ
るので、溶接用のロウ材が熱交換パイプ31の奥に染み
出してしまうことなく良好な溶接を行うことができる。
したがって、熱交換パイプ31の奥に邪魔なロウ詰まり
が生じなくなり、スムーズな冷媒流を確保することがで
きる。
【0051】なお、図5に示すように、Uベンド32の
拡管形成部32a,32aの長さを延長してその拡管形
成部32a,32aが放熱フィン2と対応する位置より
さらに熱交換器の内方まで入り込む形状とすれば、熱交
換パイプ31とUベンド32との二重管構造の領域が拡
がり、強度および耐久性をさらに高めることができる。
【0052】また、図9に示したように、各熱交換パイ
プ31のうち、冷媒の流入側および流出側に対応する熱
交換パイプ31の一端部には、他の冷凍サイクル部品と
接続するための外部配管4が挿入接続されるが、その外
部配管4が挿入接続される熱交換パイプ31について
は、図6、図7に示すように機械的強度が他の熱交換パ
イプ31の機械的強度より大きく設定される。
【0053】外部配管4が挿入接続される熱交換パイプ
31の機械的強度を他の熱交換パイプ31の機械的強度
より大きくするための具体的な手段として、図6に示す
ように管壁の厚さを他の熱交パイプ31より大きくした
り、図7に示すように外部配管4の挿入接続を受入れる
ための接続用領域(ロウ付け溶接領域)を管軸方向にな
るべく長くする、などがある。
【0054】外部配管4と熱交換パイプ31との接続部
には、冷媒圧力に基づく応力集中のほかに、圧縮機振動
や送風機振動に起因する応力集中がある。そのような圧
力に基づく応力集中と振動に基づく応力集中とが共にか
かっても、上記のように機械的強度を大きくすること
で、十分に耐えることができる。しかも、安価にそれを
達成することができる。
【0055】上述した図3〜図7に示す実施例では、冷
媒としてHFC−32を45wt%以上含むR−410Aのよ
うに、50℃の飽和圧力が2500KPa (キロパスカル)以上
となる高圧冷媒を用いており、従来のR−22冷媒(凝縮
温度が65℃のときの飽和圧力が2800KPa )に対し、高耐
圧設計が必要であるが、上記図3〜図7の構成の熱交換
器では十分適応できるだけの高い強度と耐久性を備えて
いる。その他、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能であ
る。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の空気調和機
のように、冷凍サイクルの配管のうち、室内ユニット側
の配管の耐圧強度を室外ユニット側の配管の耐圧強度よ
り大きくする構成とした場合には、冷媒圧力の異常上昇
によるガスリークの発生は室外側になりやすいため、H
CFC冷媒に代えて高圧の代替冷媒を用いても十分な安
全確保が可能である。
【0057】また、本発明のように熱交換器の各熱交換
パイプの両端部をフレア状の段形状を伴って拡管形成す
るとともに、連結パイプの両端部をフレア状の段形状を
伴って縮管形成し、その連結パイプの縮管形成部を各熱
交換パイプの拡管形成部より奥の位置まで挿入する構成
とした場合には、熱交換パイプの接続部分における冷媒
圧力による応力集中に対し十分な耐久性と強度を得るこ
とができ、しかも溶接に際してのロウ詰まりを解消して
スムーズな冷媒流を確保できるので、高圧の代替冷媒を
用いた空気調和機の安全性を向上できる。
【0058】また、本発明のように、熱交換器の各熱交
換パイプのうち、冷媒の流入側または流出側に位置する
熱交換パイプの機械的強度を、他の熱交換パイプの機械
的強度より大きくする場合には、外部配管との接続部へ
の応力集中に対し十分な耐久性と強度が得られるので、
高圧の代替冷媒を用いた空気調和機の安全性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の空気調和機における冷凍サイクルの
構成と冷房時の冷媒の流れを示す図。
【図2】同実施例の空気調和機における冷凍サイクルの
構成と暖房時の冷媒の流れを示す図。
【図3】一実施例の空気調和機における熱交換器の構成
を断面して示す図。
【図4】図3におけるUベンドの構成を示す図。
【図5】図3の変形例の構成を断面して示す図。
【図6】同実施例の空気調和機における熱交換器の外部
配管接続部の変形例の構成を断面して示す図。
【図7】同実施例の空気調和機における熱交換器の外部
配管接続部の他の変形例の構成を断面して示す図。
【図8】同実施例および従来における熱交換器の全体的
な構成を示す斜視図。
【図9】図8における要部の構成を示す図。
【図10】従来の熱交換器の構成を部分的に断面して示
す図。
【符号の説明】
1…熱交換器、2…放熱フィン、3…パイプ、31…熱
交換パイプ、31a…先端部、31b…段形状部、32
…Uベンド、32a…先端部、32b…段形状部、A…
室外ユニット、B…室内ユニット、41…圧縮機、43
…コンデンサ、44…電動膨張弁、45…エバポレー
タ、51…室外ユニット側の配管、52…室内ユニット
側の配管。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外ユニットおよび室内ユニットを有
    し、冷凍サイクルの配管に高圧冷媒を流す空気調和機で
    あって、 冷凍サイクルの配管のうち、室内ユニット側の配管の耐
    圧強度を室外ユニット側の配管の耐圧強度より大きくし
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 室内ユニット側の配管の径が、室外ユニット側の配管の
    径より小さいことを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機において、 室内ユニット側の配管の管壁の厚さが、室外ユニット側
    の配管の管壁の厚さより大きいことを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機において、 室内ユニット側の配管の材料強度が、室外ユニット側の
    配管の材料強度より大きいことを特徴とする空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の空気調和機において、 室外ユニット側の配管の特定箇所の強度が同室外ユニッ
    ト側の配管の他の箇所の強度より僅かに小さく、冷媒圧
    力の異常上昇に際しその特定箇所から冷媒漏れが発生す
    る構成であることを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の空気調和機において、 室外ユニット側の配管の特定箇所をカバー部材で囲む構
    成としたことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 放熱フィンに複数本の熱交換パイプを挿
    通し、これら熱交換パイプのうち互いに隣接する各熱交
    換パイプの端部に連結パイプの両端部を挿入接続し、こ
    の挿入接続により各熱交換パイプを順次に連通して冷媒
    を流す構成の熱交換器を備えた空気調和機において、 前記熱交換器の各熱交換パイプの両端部をフレア状の段
    形状を伴って拡管形成するとともに、連結パイプの両端
    部をフレア状の段形状を伴って縮管形成し、その連結パ
    イプの縮管形成部を各熱交換パイプの拡管形成部より奥
    の位置まで挿入したことを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の空気調和機において、 連結パイプの縮管形成部は、熱交換器の側端となる放熱
    フィンの近傍に達する長さを有することを特徴とする空
    気調和機。
  9. 【請求項9】 放熱フィンに複数本の熱交換パイプを挿
    通し、これら熱交換パイプを順次に連通して圧力の高い
    冷媒を流す構成の熱交換器を備えた空気調和機におい
    て、 前記熱交換器の各熱交換パイプのうち、冷媒の流入側ま
    たは流出側に位置する熱交換パイプの機械的強度を、他
    の熱交換パイプの機械的強度より大きくしたことを特徴
    とする空気調和機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の空気調和機におい
    て、 冷媒の流入側または流出側に位置する熱交換パイプの管
    壁の厚さが、他の熱交換パイプの管壁の厚さより大きい
    ことを特徴とする空気調和機。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の空気調和機におい
    て、 冷媒の流入側または流出側に位置する熱交換パイプは、
    外部配管の挿入接続を受入れるための接続用領域が管軸
    方向になるべく長いことを特徴とする空気調和機。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項7または請求項9の
    いずれかに記載の空気調和機において、 各熱交換パイプおよび連結パイプに流れる冷媒は、HF
    C冷媒であり、このHFC冷媒は50℃のときの飽和圧力
    が2500キロパスカル以上となる特性を持つことを特徴と
    する空気調和機。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項7、請求項9のいず
    れかに記載の空気調和機において、 冷凍サイクルの配管に流れる冷媒は、ジフルオロエタン
    とペンタフルオロエタンの混合冷媒であることを特徴と
    する空気調和機。
  14. 【請求項14】 請求項1、請求項7、請求項9のいず
    れかに記載の空気調和機において、 冷凍サイクルの配管に流れる冷媒は、HFC冷媒、HF
    E冷媒、CO2 冷媒、炭化水素系物質またはアンモニア
    を含む冷媒のいずれかであることを特徴とする空気調和
    機。
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