JPH10137568A - ワーク回転装置、それを用いた自動巻き時計充電装置および撹拌装置 - Google Patents

ワーク回転装置、それを用いた自動巻き時計充電装置および撹拌装置

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JPH10137568A
JPH10137568A JP8302216A JP30221696A JPH10137568A JP H10137568 A JPH10137568 A JP H10137568A JP 8302216 A JP8302216 A JP 8302216A JP 30221696 A JP30221696 A JP 30221696A JP H10137568 A JPH10137568 A JP H10137568A
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holder
work
rotation
support
rotating device
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JP8302216A
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Kenichi Miyazawa
健一 宮沢
Osamu Miyazawa
修 宮澤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークをホルダー内に入れてホルダーを回転
させるだけでホルダー内のワークに効率よく外力を加
え、自動巻き時計の充電や哺乳瓶内のミルクを溶かすの
に便利なワーク回転装置、およびそれを用いた自動巻き
時計充電装置や撹拌装置を提供すること。 【解決手段】 ワークWを保持するためのホルダー12
を回転中心線L1に対して傾かせた状態で回転させるた
めに、ワーク回転装置10では、ホルダー12の両端側
のそれぞれをホルダー軸線L2と回転中心線L1とが交
わる状態に支持する第1および第2の支持機構14、1
5と、これらの支持機構のうち、第2の支持機構15を
回転中心線Lから離間した位置でアーム22およびモー
タ21で旋回させる回転駆動機構20とを設ける。アー
ム22の端部にはカウンターバランス24も設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動巻き時計に外
力を加えて充電を行う自動巻き時計充電装置や各種材料
の撹拌装置として利用することのできるワーク回転装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子などを時間基準として用いた
電子時計のうち、いわゆる自動巻き時計では、図7に示
すように、小型発電装置620および二次電源662を
備える電源部610が構成され、この電源部610か
ら、時計用輪列650および指針661を駆動するため
のステップモータ640に電力が供給される。小型発電
装置620には、伝達された回転駆動力によって回転す
るロータ621と、ロータ621を挟むステータ622
と、ステータ622およびロータ621と磁気回路を構
成する磁心624に巻回された発電用コイル623とが
構成され、ロータ621に対しては、回転錘625の回
転動作を増速して伝達する発電用輪列660が構成され
ている。ここで、ロータ621は永久磁石を備えている
ので、特定の角度位置で停止している状態から回転錘6
25の回転運動が発電用輪列660を介して伝達される
と、磁極N、Sが回転して発電用コイル623に起電力
が発生し、発生した電気エネルギーは二次電源662
(キャパシタ)にためられる。従って、利用者は、自動
巻き時計を購入した際には時計を振って二次電源662
に電気エネルギーを十分にためてから使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、自動巻き
時計は、初期充電を行う際には人手を介して二次電源6
62への充電を行う必要があるため、この点からすれば
不便である。一方、自動巻き時計を販売する者からすれ
ば、販売した際に顧客に代わって時計を振って充電して
あげればよいが、このような動作は顧客に対して自動巻
き時計は使い勝手が悪いというような印象を与えてしま
う。そこで、店頭で自動巻き時計に外力を加えて充電を
行えるような簡易型のワーク回転装置があれば便利であ
るが、このような簡易型の装置がないのが現状である。
【0004】また、日常生活において哺乳瓶内などでミ
ルクを溶かすような場合、あるいは塗料や調味料を調合
する場合等々に用いることのできる簡易型の撹拌装置が
あれば便利であるが、このような装置もないのが現状で
ある。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
ワークをホルダー内に入れてホルダーを回転させるだけ
でホルダー内のワークに効率よく外力を加え、自動巻き
時計の充電、哺乳瓶内でのミルクの調合、さらには塗料
や調味料または薬剤の調合などに用いることのできるワ
ーク回転装置、およびそれを用いた自動巻き時計充電装
置や撹拌装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、ワークを保持するためのホルダーを回
転中心線に対して傾かせた状態で回転させるワーク回転
装置であって、前記ホルダーの両端部を該ホルダーが前
記回転中心線に対して傾くように支持する第1および第
2の支持機構と、該第1および第2の支持機構のうち、
第2の支持機構を前記回転中心線から離間した位置で該
回転中心線周りに回転させる回転駆動機構とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】このようなワーク回転装置では、ホルダー
がすりこぎ運動を行うので、簡易型の装置でありなが
ら、ホルダー内のワークに比較的大きな外力(遠心力)
を加えることができる。また、ホルダーの回転はすりこ
ぎ運動であるため、その回転中心線とホルダー軸線とが
交わる位置、あるいは接近する位置ではホルダーの位置
がほとんどずれない。従って、この部分では簡単な機構
でホルダーを保持することができる。また、ホルダーの
位置が固定されている部分等では、余計な公転がないた
め、運動エネルギーのロスが少なくて、かつ、静かであ
ることに加えて、ホルダーのその部分を触れても安全で
ある。特に、ホルダーが固定される側をワーク出入り口
とすることによって、ホルダーの回転中に誤ってワーク
を出し入れしようとホルダーに触れても安全である。
【0008】本発明では、前記ホルダーとしては、ワー
クを内部に収納可能な中空容器であることが好ましく、
この場合に、該容器のワーク出入り口側を前記第1の支
持機構が支持していることが好ましい。また、前記第1
の支持機構は、前記中空容器を外側から支持して前記中
空容器のワーク出入り口を開放状態としていることが好
ましい。このように構成すると、ホルダー内にワークを
出し入れしやすいという利点がある。
【0009】本発明において、たとえば、前記第1の支
持機構は、前記ホルダーをホルダー軸線と前記回転中心
線との交点を揺動中心として揺動可能、かつホルダー軸
線周りの回転を規制するように支持し、前記第2の支持
機構は、前記ホルダーをホルダー軸線周りの回転が可能
なように支持する。
【0010】このような装置に用いる第1の支持機構と
しては、前記ホルダーを対向する両側2か所で支持する
連結部を中心に前記ホルダーを揺動可能とするリング状
の第1の支持部と、該第1の支持部による支持位置に対
して角度位置がずれた両側2か所で前記第1の支持部を
支持する連結部を中心に前記第1の支持部とともに前記
ホルダーを揺動可能とする第2の支持部とを有する機構
を採用することができる。
【0011】この場合には、前記第1の支持機構とし
て、少なくとも前記連結部が弾性を備えるものであれ
ば、前記第1の支持部と前記第2の支持部とを一体化し
たものを構成できる。
【0012】また、前記第1の支持機構としては各連結
部は導電性を有するものを用いれば、これらの連結部を
電気経路として用いることができる。
【0013】本発明において、前記回転駆動機構は、前
記回転中心線上に出力軸を備えるモータと、該モータの
出力軸から前記回転中心線からずれた位置まで延びてそ
の端部において前記第2の支持機構を介して前記ホルダ
ーを支持するアームとから構成することができる。
【0014】この場合には、前記アームは他端側にカウ
ンターバランスを備えていることが好ましい。このよう
に構成すると、ホルダーを回転中心線に対して傾かせた
状態で回転させたことに起因して発生するアームに対す
る荷重のアンバランスを低減することができる。また、
回転エネルギーを保存でき、エネルギーのロスを著しく
低減できる。
【0015】本発明において、前記回転駆動機構は、前
記アームと前記出力軸との連結位置を切り換え可能な連
結機構とを有することが好ましい。このような構成する
と、ホルダー内に収納したワークの質量に応じて連結位
置を変えれば、アームはその出力軸の両側で荷重のバラ
ンスがとれた状態で回転する。従って、出力軸に過大な
負荷がかかることや異音が発生することなどを防止でき
る。
【0016】この場合に、前記連結機構は、前記アーム
の長手方向に形成された溝と、該溝の幅よりも小さな外
径寸法の短径部および前記溝の幅よりも大きな外径寸法
の長径部が前記溝内に位置するように前記出力軸に固着
されたカム状部材とを備え、前記長径部が前記溝の壁面
に当接することにより前記出力軸の回転が前記アームに
伝達されるとともに、前記短径部が前記壁面に向くこと
により前記ホルダーに働く遠心力に相応する位置まで前
記出力軸に対して前記アームがスライドするように構成
されていることが好ましい。このように構成すると、ホ
ルダー内に収納したワークの質量に応じて連結位置が自
動的に変わって、必ず、アームはその出力軸の両側で荷
重のバランスがとれた状態で回転する。
【0017】本発明において、前記第1および第2の支
持機構のいずれもが前記ホルダーをホルダー軸線周りに
回転可能に支持しているように構成することもある。ま
た、前記第1の支持機構は、前記ホルダーをホルダー軸
線周りに回転させる第2の回転駆動機構を備えているこ
ともある。いずれの場合でも、前記回転駆動機構は、前
記回転中心線上に出力軸を備えるモータと、該モータの
出力軸から前記回転中心線からずれた位置まで延びてそ
の端部において前記第2の支持機構を介して前記ホルダ
ーを支持するアームとから構成することができる。この
ように構成した場合にも、前記アームは他端側にカウン
ターバランスを備えていることが好ましい。
【0018】このようなワーク回転装置を用いれば、外
力により回転する回転錘、および該回転錘の回転をロー
タに伝達することにより該ロータを回転させる発電用輪
列を内蔵する自動巻き時計を前記ホルダー内に収納し、
前記ホルダーの回転によって前記回転錘を回転させて充
電を行わせる自動巻き時計充電装置を構成できる。
【0019】また、本発明に係るワーク回転装置を用い
れば、前記ホルダー内に各種材料を収納したワークを装
着し、前記ホルダーの回転により前記材料同士を撹拌す
る撹拌装置を構成することもできる。この場合には、従
来からあるミキサーと違ってホルダー内に材料を直接入
れないので、ホルダー内を汚さずに済む。
【0020】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係るワーク回転装置の全体構成を示す概略構成
図である。
【0022】この図において、本例のワーク回転装置1
0は、ワークWを保持するためのホルダー12を回転中
心線L1に対して傾かせた状態で、矢印Cで示すよう
に、回転中心線L1周りに回転(公転)させる装置であ
って、フット111を備える機台11と、そこから上方
に延びる円筒状の枠体13と、この枠体13の側方位置
において機台11上に構成されたスイッチ112とが構
成されている。ホルダー12は、ワークWをそのまま、
あるいはワークWを収納した有底円筒状の透明内容器1
6を出し入れ可能な有底筒状の透明な円筒状容器(中空
容器)であり、その上端開口は金属製のリング状の補強
枠120で補強されたワーク出入り口121となってい
る。一方、ホルダー12の底壁部分は外周面が円錐台の
金属製の底蓋122で塞がれている。
【0023】ワーク回転装置10では、枠体13内にお
いて、ホルダー12の上端側および下端側のそれぞれを
ホルダー軸線L2と回転中心線L1とが交わるように支
持する第1および第2の支持機構14、15と、これら
の支持機構14、15のうちホルダー12の下端側に取
り付けられた第2の支持機構15を回転中心線L1から
水平方向に離間した位置で回転中心線L1周りに回転
(旋回)させる回転駆動機構20とから構成されてい
る。
【0024】すなわち、回転駆動機構20は、回転中心
線L1上に出力軸211を向けるように機台11に固定
されたモータ21と、このモータ21の電源である計4
本の電池23と、モータ21の出力軸211から水平方
向に延びたアーム22とから構成され、アーム22の一
方端側は第2の支持機構15を介してホルダー12の下
端側を受けている。電池23は機台11内の電池ボック
ス231内に収納されている。
【0025】本形態では、アーム12の他端側にカウン
ターバランス24が構成され、このカウンターバランス
24は、自動巻き時計に内蔵の小型発電装置に用いられ
ている回転錘を大型化したものが用いられている。従っ
て、ホルダー12を回転中心線L1に対して傾かせた状
態で回転させたことに起因して発生するアーム12に対
する荷重のアンバランスを低減することができる。ま
た、回転エネルギーを保存でき、エネルギーのロスを著
しく低減できる。
【0026】第2の支持機構15はボール軸受から構成
され、ホルダー12の中心位置(ホルダー軸線L2上)
でホルダー12をホルダー軸線L2周りに回転可能な状
態で支持している。
【0027】第1の支持機構14は、図2に示すよう
に、ホルダー12をその上端側に固着されている補強枠
120を介して対向する両側2か所で丸棒状の連結部1
41、142によって回転可能に支持して、矢印Aで示
すように、その支持位置(連結部141、142)を中
心にホルダー12の下端側を揺動可能とするリング状の
第1の支持部材143と、この第1の支持部材143を
連結部141、142による支持位置に対して角度位置
で90°ずれた両側2か所で丸棒状の連結部144、1
45によって支持して、矢印Bで示すように、これらの
支持位置(連結部144、145)を中心に第1の支持
部材143とともにホルダー12の下端側を揺動可能と
する枠体13側の第2の支持部材146とから構成され
ている。ここで、連結部141、142を結ぶ線と連結
部144、145を結ぶ線との交点が、ホルダー軸線L
2と回転中心線L1との交点Oである。従って、ホルダ
ー12の下端側はホルダー軸線L2と回転中心線L1と
の交点Oを中心に常に全角度方向に向けて揺動可能な状
態にあるが、ホルダー軸線L2周りに回転することはな
い。このようにして第1の支持機構14は、ホルダー1
2を外側から支持しているため、ホルダー14のワーク
出入り口121を完全に開放状態にしているでの、ワー
クWおよび透明内容器16の出し入れが容易である。
【0028】このように構成したワーク回転装置10に
おいて、図7を参照して説明した発電・充電装置内蔵の
自動巻き時計をワークWとしてホルダー12の内部に入
れてスイッチ112を押すと、モータ21の出力軸21
1が回転してアーム22が回転中心線L1周りに旋回す
る。この際に、ホルダー12は、上端側が第1の支持機
構14によって支持され、ホルダー軸線L2と回転中心
線L1との交点Oを揺動中心として全角度方向に向けて
揺動可能である。また、ホルダー12の下端側は第2の
支持機構15によってホルダー軸線L2周りに回転可能
な状態にある。従って、アーム22が旋回すると、ホル
ダー12は回転中心線L1に対して傾いたままこの回転
中心線L1周りに回転する。この間、第1の支持機構1
4はホルダー12をホルダー軸線L2周りに回転しない
ように支持しているので、ホルダー14は自転しない
が、それでもホルダー14内の自動巻き時計は公転によ
るトルクを受けて、内蔵の回転錘625(図7参照。)
が回転し、充電される。すなわち、本形態のワーク回転
装置10は自動巻き時計の充電装置として利用できる。
それ故、自動巻き時計を販売する者は、自動巻き時計を
顧客に売り渡す際に時計をわざわざ手で振って充電しな
くもよい。しかも、ホルダー12はすりこぎ運動を行う
ので、簡易型の装置でありながら、ホルダー12内のワ
ークWに比較的大きな外力(遠心力)を加えることがで
きる。また、ホルダー12の回転はすりこぎ運動である
ため、その回転中心線L1とホルダー軸線L2とが交わ
り、そこではホルダー12の位置が固定されている。従
って、この部分では簡単な機構でホルダー12を保持す
ることができる。また、ホルダー12の位置が固定され
ている部分では、余計な公転がないため、運動エネルギ
ーのロスが少なくて、静かであることに加えて、ホルダ
ー122のその部分を触れても安全である。特に、ホル
ダー12が固定される側をワーク出入り口121とした
ので、回転中に誤ってワークWを出し入れしようとホル
ダー12に触れても大きな危険がない。
【0029】このようなワーク回転装置10は、哺乳瓶
内でミルクを溶かすための撹拌装置、あるいは塗料や調
味料を調合するための撹拌装置として用いることがで
き、便利である。すなわち、温水と粉ミルクとを透明内
容器16に入れたものをワークWとして、あるいは塗料
や調味料を所定の比率で透明内容器16に入れたものを
ワークWとして、ホルダー12に入れればホルダー12
の回転によって透明内容器16内の各材料を撹拌するこ
とができる。この場合には、通常のミキサーと違ってホ
ルダー12内に材料を直接入れないので、ホルダー12
内が汚れることを防止できる。また、哺乳瓶内でミルク
を溶かすための撹拌装置として用いる場合には、ワーク
回転装置10に対し、ホルダー内を加熱するためのヒー
タと、加熱や撹拌を制御するタイマーとを設けておけ
ば、所望の時刻に温かいミルクを調合することができ
る。
【0030】[実施の形態1の変形例]上記形態では、
ホルダー軸線L2と回転中心線L1との交点Oを中心に
全角度範囲にわたってホルダー12が揺動可能である
が、ホルダー12のホルダー軸線L2周りの回転を規制
するような第1の支持機構14として、図2に示したよ
うに、複数の部材を組み合わせたものを説明した。但
し、図3(A)に示すように、弾性を備える材料から一
体に形成した支持部材30を第1の支持機構14として
用いてもよい。この支持部材30は、全体として3重の
第1ないし第3のリング部分31、32、33を有し、
その最も内側の第1のリング部分31でホルダー12を
保持する。また、第1のリング部分31と中間の第2の
リング部分32とは、互いに対向する位置で細い連結部
341、342で連結され、かつ、第2のリング部分3
2と最も外側の第3のリング部分33とは、連結部34
1、342に対して角度位置で90°ずれた位置で細い
連結部351、352で連結されている。ここで、第3
のリング部分33は枠体13に取り付けられる。このよ
うに構成した支持部材30を用いた場合でも、それ自身
が弾性変形可能であるため、図1を参照して説明したよ
うに、ホルダー12は、ホルダー軸線L2と回転中心線
L1との交点Oを中心に全角度範囲にわたって揺動可能
であり、かつ、ホルダー軸線L2周りに回転しない。な
お、支持部材30全体が弾性を有しなくても、連結部3
41、342、351、352が弾性体であれば、その
捩れによってホルダー12を揺動させることが可能であ
る。
【0031】また、図3(A)に示した支持部材30な
どを図3(B)に示すように改良して、連結部を電気経
路の一部として利用してもよい。すなわち、図3(B)
に示す支持部材30aでは、全体として2重の第1およ
び第2のリング部分31a、32aを有し、内側の第1
のリング部分31aで前述のホルダー(図示せず。)を
保持する。第1のリング部分31aと第2のリング部分
32aとは、互いに対向する位置で細い連結部341
a、342aで連結されている。第2のリング部分32
aの外側には前述の枠体(図示せず。)との取り付け部
分33a、33bを有し、これらの取り付け部分33
a、33bと第2のリング部分32とは、連結部341
a、342aに対して角度位置で90°ずれた位置の細
い連結部351a、352aで連結されている。ここ
で、各連結部314a、342a、351a、352a
はいずれの弾性変形可能であり、その捩れを利用して、
図1を参照して説明したように、ホルダー12が、ホル
ダー軸線L2と回転中心線L1との交点Oを中心に全角
度範囲にわたって揺動可能であり、かつ、ホルダー軸線
L2周りに回転しないようになっている。また、各連結
部314a、342a、351a、352aも含めて第
1のリング部分31a、第2のリング部分32a、およ
び取り付け部分33a、33bは、全体として導電性材
料から構成されているが、第1のリング部分31aおよ
び第2のリング部分32aは、いずれも対向し合う位置
にそれぞれ絶縁体36a、36b、37a、37bから
構成された継ぎ目部分を有している。このため、第1の
リング部分31aおよび第2のリング部分32aは絶縁
体36a、36b、37a、37bによって部分的に絶
縁された状態にあるため、連結部342aから連結部3
51aを通って取り付け部33aに至る電流経路38a
と、この電流経路38aとは別に、連結部341aから
連結部352aを通って取り付け部33bに至る電流経
路38bとが形成されている。従って、たとえば、前述
のモータ21から引き出された2本のリード線21a、
21bをそれぞれ連結部341a、342aに対して配
線接続しておけば、各取り付け部33a、33bからモ
ータ21への電力供給が可能である。なお、このような
構成の支持部材30aについては、モータ21への電力
の供給以外にも、たとえば、ホルダーと外部との間、ま
たはワークと外部との間での信号または電力の授受など
にも利用できる。
【0032】さらに、上記の実施の形態1において、回
転駆動機構20は、アーム22と出力軸211とがねじ
止めされ、その連結位置が固定されているが、この連結
部分については、図4(A)に示すように構成して、ア
ーム22と出力軸211との連結位置が切り換わるよう
に、しかも自動的に切り換わるように構成して、ホルダ
ー12内に収納したワークWの質量に応じて連結位置を
変えれば、アーム22がその出力軸211の両側で荷重
のバランスがとれた状態で回転する。
【0033】すなわち、図4(A)にはアーム22と出
力軸211との連結機構25の平面を示してあるが、こ
れに示す連結機構25ではまず、アーム22の長手方向
には溝225が形成され、モータ21の出力軸211に
は、溝225の幅よりも小さな外径寸法の短径部261
および溝225の幅よりも大きな外径寸法の長径部26
2が溝225内に位置するカム状部材26が固着されて
いる。このように構成した連結機構25では、長径部2
62が溝225の壁面に当接することにより出力軸22
1の回転がアーム22に伝達される。これに対して、図
4(A)に点線で示すように、短径部261が溝225
の壁面に向くと、カム状部材26とアーム22との係合
が解除されるので、出力軸211に対してアーム22は
スライドすることが可能となる。それ故、ホルダー12
内に収納したワークWの質量が変わったときに、ホルダ
ー12に働く遠心力が変化すると、図4(B)に示すよ
うに、それに相応するよ位置までアーム22が出力軸2
11に対してスライドする。それ故、アーム22はその
出力軸211の両側で荷重のバランスが自動的にとれた
状態で回転中心線L1周りに回転するので、出力軸21
1に過大な負荷がかかることや異音が発生することなど
を防止できる。
【0034】[実施の形態2]本形態および、後述する
実施の形態3のいずれも、基本的な構成が実施の形態1
と共通し、第1の支持機構14の構成が相違する。従っ
て、共通する部分には同一の符号を付してそれらの図示
および説明を省略する。
【0035】図5は、本形態のワーク回転装置の要部を
示す概略構成図である。
【0036】本形態のワーク回転装置も、ホルダー12
を回転中心線L1に対して傾かせた状態で回転させる装
置であって、ホルダー12の上下端のそれぞれをホルダ
ー軸線L2と回転中心線L1とが交差する状態に支持す
る第1および第2の支持機構14A、15と、これらの
第1および第2の支持機構14A、15のうち第2の支
持機構15を回転中心線L1から離間した位置でこの回
転中心線L1周りに回転させる回転駆動機構20とを有
する。
【0037】本形態では、第1の支持機構14Aには、
ホルダー12の上端部に固着された外歯歯車41と、こ
の外歯歯車41に噛み合う斜歯歯車42とが構成され、
この斜歯歯車42は、その軸線が回転中心線L1と重な
るように配置されている。これに対し、第2の支持機構
15は、実施の形態1と同様、ボール軸受から構成さ
れ、ホルダー12をホルダー軸線L2周りに回転可能な
状態で支持している。
【0038】このように構成したワーク回転装置では、
ホルダー12の上端側および下端側はそれぞれ、矢印D
で示すように、第1および第2の支持機構14A、15
によってホルダー軸線L2周りに回転可能な状態で支持
されているため、モータ21の出力軸211が回転して
アーム22が旋回すると、ホルダー12は回転中心線L
1に対して傾いたままこの回転中心線L1周りに回転
(公転)するとともに、ホルダー軸線L2周りに同じ方
向に回転(自転)する。それ故、ホルダー14内に自動
巻き時計を収納しておけば、公転および自転によるトル
クを受けて、内蔵の回転錘625(図7参照。)が回転
し、充電される。また、哺乳瓶を入れておけば、ミルク
を溶かすこともできる。
【0039】ここで、ホルダー12の公転周期と自転周
期とは、外歯歯車41と斜歯歯車42とによって構成さ
れた遊星歯車機構の歯数比によって任意の条件に設定で
きる。たとえば、外歯歯車41と斜歯歯車42との歯数
比を1に設定すると、ホルダー12の公転周期と自転周
期とが等しくなるので、ホルダー12は常に同じ側を外
周側に向けた状態で公転する。それ故、ホルダー12内
のワークWには常に一方向の大きな遠心力が働く。これ
に対して、外歯歯車41と斜歯歯車42との歯数比を1
以外の値に設定すると、ホルダー12の公転周期と自転
周期とが異なるので、ホルダー12内のワークに働く遠
心力の方向が経時的に変化する。また、ホルダー12の
公転周期に比して自転周期とが極端に短い場合には、ホ
ルダー12内のワークWには自転に起因する遠心力が大
きく働くので、ワークWはホルダー12の側面部に拡が
ろうとする力が働く。このように、ワークWに働く遠心
力の方向を任意に設定できるので、粘度の高い液体同士
を撹拌する場合などに便利である。また、自転速度を大
きくすればその分、公転速度を落とすことができるの
で、ホルダー12内に収納した自動巻き時計に充電する
際には、公転速度を落とした分、ワーク回転装置に発生
する振動などを抑えることができる。
【0040】[実施の形態3]図6は、本形態のワーク
回転装置の要部を示す概略構成図である。
【0041】本形態のワーク回転装置も、ホルダー12
を回転中心線L1に対して傾かせた状態で回転させる装
置であって、ホルダー12の上下端のそれぞれをホルダ
ー軸線L2と回転中心線L1とが交差する状態に支持す
る第1および第2の支持機構14C、15と、これらの
第1および第2の支持機構14C、15のうち第2の支
持機構15を回転中心線L1から離間した位置でこの回
転中心線L1周りに回転させる回転駆動機構20とを有
する。
【0042】第1の支持機構14Cには、ホルダー12
の上端部に固着された外歯歯車41と、この外歯歯車4
1に噛み合う平歯車43とが構成されている。平歯車4
3は第2の回転駆動機構を構成するモータ51の出力軸
511に対して固着され、この出力軸511は、ホルダ
ー軸線L2と平行な方向に向いている。なお、第2の支
持機構15は、実施の形態1と同様、ボール軸受から構
成され、ホルダー12をホルダー軸線L2周りに回転可
能な状態で支持している。
【0043】このように構成したワーク回転装置では、
モータ21の出力軸211が回転してアーム22が旋回
する際に、それに同期してモータ51の出力軸511も
回転する。それ故、ホルダー12は、モータ21に駆動
されて回転中心線L1に対して傾いたままこの回転中心
線L1周りに回転(公転)するとともに、モータ51に
駆動されて、矢印Dで示すように、モータ軸線L2周り
にも回転(自転)する。それ故、ホルダー14内に自動
巻き時計を収納しておけば、公転および自転によるトル
クを受けて、内蔵の回転錘が回転し、充電される。ま
た、哺乳瓶を入れておけば、ミルクを溶かすこともでき
る。
【0044】ここで、ホルダー12の公転方向と自転方
向とは、モータ21、51の回転方向によって任意に変
えることができる。たとえば、ホルダー12の公転方向
と自転方向とを同じ方向に設定すると、ホルダー12内
のワークWに加わる遠心力は公転分と自転分とが加算さ
れることになるので、ホルダー12内のワークに一方向
の大きな遠心力を働かせることができる。これに対し
て、ホルダー12の公転方向と自転方向とを異なる方向
に設定すると、ホルダー12内のワークWに加わる遠心
力の方向を大きく変化させることができる。
【0045】また、ホルダー12の公転周期と自転周期
とは、外歯歯車41と平歯車43とによって構成された
遊星歯車機構の歯数比、あるいはモータ21、51の回
転速度比を変えることにより各種用途に応じた条件でワ
ークWを回転させることができる。
【0046】なお、実施の形態2、3においても、図示
は省略してあるが、実施の形態1と同様、アーム22の
他端側にカウンターバランス24を設けておけば、アー
ム22はその出力軸211の両側で荷重のバランスがと
れた状態で回転するので、出力軸211に過大な負荷が
かかることや異音の発生などを防止できる。
【0047】[その他の実施例]なお、実施の形態1な
いし3のいずれにおいても、モータ21の回転駆動力を
調整できるように構成してもよい。また、ホルダー12
の動作時間を制御するためのタイマーなどを設けてもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るワー
ク回転装置では、ワークを保持するためのホルダーを回
転中心線に対して傾かせた状態で回転させる。このた
め、ホルダーがすりこぎ運動を行うので、簡易型の装置
でありながら、ホルダー内のワークに比較的大きな外力
(遠心力)を加えることができる。また、ホルダーの回
転はすりこぎ運動であるため、その回転中心線とホルダ
ー軸線とが交わり、そこではホルダーの位置が固定され
ている。従って、この部分では簡単な機構でホルダーを
保持することができる。また、ホルダーの位置が固定さ
れている部分では、余計な公転がないため、運動エネル
ギーのロスが少なくて、静かであることに加えて、ホル
ダーのその部分を触れても安全である。特に、ホルダー
が固定される側をワーク出入り口とした場合には、回転
中に誤ってワークを出し入れしようとホルダーに触れて
も大きな危険がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るワーク回転装置の
全体構成を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すワーク回転装置においてホルダを支
持する第1の支持機構の説明図である。
【図3】(A)は、図1に示すワーク回転装置において
図2に示す第1の支持機構に代えて使用可能な支持部材
の説明図、(B)はその改良例に係る支持部材の説明図
である。
【図4】(A)は図1に示すワーク回転装置の変形例に
用いたアームとモータ出力軸との連結機構の平面図、
(B)はそれを用いたワーク回転装置の動作を示す説明
図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るワーク回転装置の
全体構成を示す概略構成図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係るワーク回転装置の
全体構成を示す概略構成図である。
【図7】発電装置を電源部に備える自動巻き時計の概略
構成図である。
【符号の説明】
10 ワーク回転装置 11 機台 12 ホルダー(中空容器) 13 枠体 14、14B、14C 第1の支持機構 15 第2の支持機構 16 透明内容器 20 回転駆動機構 21 モータ 22 アーム 23 電池 24 カウンターバランス 25 連結機構 26 カム状部材 30、30a 支持部材 31、31a、32、32a、33 リング部分 33a、33b 取り付け部分 41 外歯歯車 42 斜歯歯車 43 平歯車 51 モータ(第2の回転駆動機構) 111 フット 112 スイッチ 120 補強枠 121 ワーク出入り口 122 底蓋1 141、142、144、145 丸棒状の連結部 143 リング状の第1の支持部材 146 第2の支持部材 211 出力軸 225 アームの溝 231 電池ボックス 261 短径部 262 長径部 341、342、351、352 連結部 341a、342a、351a、352a 導電性の連
結部 511 出力軸 L2 ホルダー軸線 L1 回転中心線 O ホルダー軸線と回転中心線との交点 W ワーク

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを保持するためのホルダーを回転
    中心線に対して傾かせた状態で回転させるワーク回転装
    置であって、前記ホルダーの両端側を該ホルダーが前記
    回転中心線に対して傾くように支持する第1および第2
    の支持機構と、該第1および第2の支持機構のうち第2
    の支持機構を前記回転中心線から離間した位置で該回転
    中心線周りに回転させる回転駆動機構とを有することを
    特徴とするワーク回転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ホルダーは、ワ
    ークを内部に収納可能な中空容器であり、該容器のワー
    ク出入り口側を前記第1の支持機構が支持していること
    を特徴とするワーク回転装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第1の支持機構
    は、前記中空容器を外側から支持して前記中空容器のワ
    ーク出入り口を開放状態としていることを特徴とするワ
    ーク回転装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1の支持機構は、前記ホルダーをホルダー軸線と
    前記回転中心線との交点を揺動中心として揺動可能、か
    つホルダー軸線周りの回転を規制するように支持し、 前記第2の支持機構は、前記ホルダーをホルダー軸線周
    りの回転が可能なように支持していることを特徴とする
    ワーク回転装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1の支持機構
    は、前記ホルダーを対向する両側2か所で支持する連結
    部を中心に前記ホルダーを揺動可能とするリング状の第
    1の支持部と、該第1の支持部による支持位置に対して
    角度位置がずれた両側2か所で前記第1の支持部を支持
    する連結部を中心に前記第1の支持部とともに前記ホル
    ダーを揺動可能とする第2の支持部とを有することを特
    徴とするワーク回転装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記第1の支持機構
    は、少なくとも前記連結部が弾性を備え、かつ、前記第
    1の支持部と前記第2の支持部とが一体に構成されてい
    ることを特徴とするワーク回転装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記第1の支持機構
    の各連結部は導電性を備え、該導電性の連結部を電気経
    路として用いることが可能になっていることを特徴とす
    るワーク回転装置。
  8. 【請求項8】 請求項3ないし7のいずれかにおいて、
    前記回転駆動機構は、前記回転中心線上に出力軸を備え
    るモータと、該モータの出力軸から前記回転中心線から
    ずれた位置まで延びてその端部において前記第2の支持
    機構を介して前記ホルダーを支持するアームとを有する
    ことを特徴とするワーク回転装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記アームは他端側
    にカウンターバランスを備えていることを特徴とするワ
    ーク回転装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、前記回転
    駆動機構は、前記アームと前記出力軸との連結位置を切
    り換え可能な連結機構を有することを特徴とするワーク
    回転装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記連結機構
    は、前記アームの長手方向に形成された溝と、該溝の幅
    よりも小さな外径寸法の短径部および前記溝の幅よりも
    大きな外径寸法の長径部が前記溝内に位置するように前
    記出力軸に固着されたカム状部材とを備え、前記長径部
    が前記溝の壁面に当接することにより前記出力軸の回転
    が前記アームに伝達されるとともに、前記短径部が前記
    壁面に向くことにより前記ホルダーに働く遠心力に相応
    する位置まで前記出力軸に対して前記アームがスライド
    するように構成されていることを特徴とするワーク回転
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし3のいずれかにおい
    て、前記第1および第2の支持機構はいずれも、前記ホ
    ルダーをホルダー軸線周りに回転可能に支持しているこ
    とを特徴とするワーク回転装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記第1の支持
    機構は、前記ホルダーをホルダー軸線周りに回転させる
    第2の回転駆動機構を備えていることを特徴とするワー
    ク回転装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、前記
    回転駆動機構は、前記回転中心線上に出力軸を備えるモ
    ータと、該モータの出力軸から前記回転中心線からずれ
    た位置まで延びてその端部において前記第2の支持機構
    を介して前記ホルダーを支持するアームとを有すること
    を特徴とするワーク回転装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記アームは他
    端側にカウンターバランスを備えていることを特徴とす
    るワーク回転装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15のいずれかに規定
    されたワーク回転装置から構成され、外力により回転す
    る回転錘、および該回転錘の回転をロータに伝達するこ
    とにより該ロータを回転させる発電用輪列を内蔵する自
    動巻き時計を前記ホルダー内に収納し、前記ホルダーの
    回転によって前記回転錘を回転させて充電を行わせるこ
    とを特徴とする自動巻き時計充電装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし15のいずれかに規定
    されたワーク回転装置から構成され、前記ホルダー内に
    各種材料を収納したワークを装着し、前記ホルダーの回
    転により前記材料同士を撹拌することを特徴とする撹拌
    装置。
JP8302216A 1996-11-13 1996-11-13 ワーク回転装置、それを用いた自動巻き時計充電装置および撹拌装置 Withdrawn JPH10137568A (ja)

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Cited By (4)

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JP2010051859A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Kazumi Ishikawa 混合物分離構造およびデカンタ
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