JPH10136017A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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Publication number
JPH10136017A
JPH10136017A JP28786496A JP28786496A JPH10136017A JP H10136017 A JPH10136017 A JP H10136017A JP 28786496 A JP28786496 A JP 28786496A JP 28786496 A JP28786496 A JP 28786496A JP H10136017 A JPH10136017 A JP H10136017A
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JP
Japan
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data
resolution
reception
packet
unit
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Pending
Application number
JP28786496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Tamura
光雄 田村
Akino Inoue
あきの 井上
Shinji Nojima
晋二 野島
Satoru Kageyu
哲 勘解由
Hitoshi Kato
等 加藤
Shugo Horigami
周吾 堀上
Tsutomu Uenoyama
上野山  努
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP28786496A priority Critical patent/JPH10136017A/ja
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信装置が送信したマルチメディアデータ
を、複数の受信装置が各々所望の解像度で受信できるデ
ータ転送システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 データ送信装置101は、マルチメディ
アデータを入力し、メディア毎に分離し、データ解像度
変換手段106により所定の最低解像度のデータと、第
2の解像度のデータとの差分データと、第2と第3の解
像度のデータとの差分データと、以下順次、最高解像度
までの差分データを生成し、アドレス対応表記憶手段1
09に記憶した各データに対応するマルチキャストアド
レス(以下MA)に送信する。データ受信装置102
は、利用者が所望の受信解像度に対応するMAをアドレ
ス対応表記憶手段117から取り出し、パケット送受信
手段110に指定し、指定されたMAのデータのみを受
信して、所望の解像度のマルチメディアデータを再構成
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチメディアデー
タストリームをネットワークを通して転送し、複数の端
末で各々が所望の解像度でマルチメディアデータストリ
ームを出力するマルチメディアデータストリーム転送シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の端末に別々の解像度でデータを配
布する従来の技術としては、特開平7−327219号
公報の電子会議システムが知られている。この電子会議
システムの構成図を図22に示す。この電子会議システ
ムは、ネットワークに接続した会議サーバ9001と、
複数の参加者コンピュータ9002から構成されてお
り、それぞれの参加者コンピュータは会議サーバ900
1を経由して他の参加者コンピュータへ電子化資料デー
タを配布し、電子化資料データを受けた参加者コンピュ
ータは各々の表示解像度での表示を行うものである。ま
ず、送信者となる参加者コンピュータ9002では、ア
プリケーション9009の資料データを配布する場合、
9010にて資料データをベクトル形式にし、9014
のOSを介して、9015の通信制御がネットワークに
対してデータを送信する。次に、会議サーバ9001で
は、9008の通信制御が受け取り、9007のOSを
介して配布先管理9006に渡し、配布先の最も低解像
度な電子化資料データを作成し、配布先のより高い解像
度の電子化資料データに戻すための差分データを順次作
成するための処理を9003で行い、9004にて資料
データか差分データかの別および表示解像度等の属性の
属性付与を行い、9005でデータ圧縮し、9007の
OSを介して、ネットワークに対して、通信制御900
8が資料データと差分データを全配布先にマルチキャス
トする。次に、受信者となる参加者コンピュータ900
2は、通信制御9015が資料データと差分データを受
け取り、9014のOSを介して、属性判断9013に
渡し、ここで自身の表示解像度と比較して表示できると
判断されたものを、9012でデータ伸長し、9011
で表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデータ配布
の技術では、会議サーバは、低解像度の資料データと差
分データすべてを、すべての配布先の参加者コンピュー
タに転送する。ここで会議サーバは配布先参加者コンピ
ュータの表示解像度に基づいて資料データと差分データ
を生成するために、すべての参加者コンピュータの表示
解像度を記憶している。しかし、参加者コンピュータの
表示解像度の変更、あるいは新しい参加者コンピュータ
が加わった場合には、これらの解像度を知る手段はな
い。
【0004】また、配布先参加者コンピュータでは、自
身の表示解像度より高解像度の差分データも、9015
の通信制御、9014のOSを介し、9013の属性判
断で不要と判断するまで処理する。配布先参加者コンピ
ュータが、このような不要なデータの処理を行うこと
は、 他のデータ処理のためのCPU性能、通信性能を
低下させてしまう。
【0005】また、会議サーバから電子化資料データを
マルチキャスト転送する際にデータの一部が欠落した場
合、受信側参加者コンピュータは電子化資料データを表
示することができない。
【0006】これらの問題点を解決するために、本発明
は、マルチメディアデータストリームを転送するデータ
転送システムにおいて、第1に、データ送信装置が、任
意の受信解像度に対応した形式でデータを送出すること
ができ、データ受信装置は、不要なデータを処理せず、
所望の解像度のデータを効率よく受信することができる
データ転送システムを提供することを目的とする。
【0007】第2に、データ送信装置がデータ受信装置
の受信解像度を収集することができるようにし、不要な
データのネットワークへの送出を行わずネットワークの
負荷を軽減でき、効率よくデータを転送することができ
るデータ転送システムを提供することを目的とする。
【0008】第3に、ネットワークでデータの一部が欠
落した場合に、データを補完して出力することができる
データ転送システムを提供することを目的とする。
【0009】第4に、ネットワークでデータの一部が欠
落した場合に、欠落したデータを再送することにより、
信頼性の高いデータ転送を行うことができるデータ転送
システムを提供することを目的とする。
【0010】第5に、ネットワークでデータの一部が欠
落した場合に、解像度の低い基本的なデータである場合
にのみデータを再送することにより、効率が良く実用的
な信頼性のあるデータ転送を行うことができるデータ転
送システムを提供することを目的とする。
【0011】第6に、ネットワークでのデータの欠落の
割合に従って、データ受信装置における受信解像度を変
更することにより、ネットワークのトラフィック状態に
適した解像度で効率よくデータ転送を行うことができる
データ転送システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は第1に、「データ送信装置と複数のデータ
受信装置をネットワークに接続したデータ転送システム
であって、 前記データ送信装置は、データ入力手段
と、データ種別識別手段と、データ解像度変換手段と、
送信制御手段とを具備し、前記データ入力手段は、デー
タを入力し、前記データ種別識別手段は、前記データ入
力手段が入力するデータをメディア毎に識別し、前記デ
ータ解像度変換手段は、前記データ種別識別手段がメデ
ィア毎に識別したデータから、所定の解像度の段階のう
ち、最も低い1番目の解像度のデータである基本データ
を生成し、前記基本データと次に解像度の高い2番目の
解像度のデータとの差分である第1差分データを生成
し、2番目と3番目の解像度のデータの差分である第2
差分データを生成し、以下順次、前記所定の解像度の段
階のうち最高解像度までの差分データを生成して出力
し、前記送信制御手段は、前記データ解像度変換手段が
出力する基本データおよび差分データに属性情報を付加
して、前記ネットワークへ送信を行うものであり、前記
データ受信装置は、受信制御手段と、データ再構成手段
と、データ出力手段とを具備し、前記受信制御手段は、
前記ネットワークからメディア毎に所望の解像度のデー
タを構成する基本および差分データの属性情報を持つデ
ータを受信して出力し、前記データ再構成手段は、前記
データ受信制御手段が出力するメディア毎の基本データ
および差分データより、メディア毎に前記所望の解像度
のデータを生成し、前記データ出力手段は、前記データ
再構成手段が生成したデータを出力する」ものであり、
これにより、データ送信装置が、任意の受信解像度に
対応した形式でデータを送出することができ、データ受
信装置は、不要なデータを処理せず、所望の解像度のデ
ータを効率よく受信することができるデータ転送システ
ムが得られる。
【0013】本発明は第2に、第1の発明において、デ
ータ送信装置が、受信解像度記憶手段を備えた送信解像
度決定手段を更に備え、前記送信解像度決定手段がパケ
ット送受信手段を用いて複数のデータ受信装置からメデ
ィア毎の受信解像度の通知を収集して前記受信解像度記
憶手段に記憶し、メディア毎に最も解像度の高いものを
送信解像度として決定し、データ受信装置が、メディア
毎の受信解像度をパケット送受信手段を用いて前記デー
タ送信装置に通知する受信解像度通知手段を更に備えた
ものであり、これにより、データ送信装置がデータ受信
装置の受信解像度を収集することができ、不要なデータ
のネットワークへの送出を行わずネットワークの負荷を
軽減でき、効率よくデータを転送することができるデー
タ転送システムが得られる。
【0014】本発明は第3に、第1の発明において、デ
ータ受信装置のデータ受信制御手段が、データストリー
ムを構成するパケットの消失を検出するパケット消失検
出手段を更に備え、データ再構成手段が、パケット消失
検出手段により検出した消失したパケットの補完データ
を生成する補完データ生成手段を更に備えたものであ
り、これにより、ネットワークでデータの一部が欠落し
た場合に、データを補完して出力することができるデー
タ転送システムが得られる。
【0015】本発明は第4に、第1の発明において、デ
ータ送信装置のデータ送信制御手段が、パケット再送要
求を受けた場合にパケットを再送するパケット再送手段
と、再送するためのパケットを記憶しておく再送パケッ
ト記憶手段を更に備え、データ受信装置のデータ受信制
御手段が、データストリームを構成するパケットの消失
を検出するパケット消失検出手段とパケット消失検出手
段により検出した消失したパケットの再送要求を行うパ
ケット再送要求手段を更に備えたものであり、これによ
り、ネットワークでデータの一部が欠落した場合に、欠
落したデータを再送することにより、信頼性の高いデー
タ転送を行うことができるデータ転送システムが得られ
る。
【0016】本発明は第5に、第4の発明において、デ
ータ受信装置のパケット再送要求手段を、パケット消失
検出手段により検出した消失した特定のデータストリー
ムのパケットの再送要求を行う特定パケット再送要求手
段に置き換えたものであり、これにより、ネットワーク
でデータの一部が欠落した場合に、解像度の低い基本的
なデータである場合にのみデータを再送することによ
り、効率が良く実用的な信頼性のあるデータ転送を行う
ことができるデータ転送システムが得られる。
【0017】本発明は第6に、第1の発明において、デ
ータ受信装置が、データ受信制御手段に、データストリ
ームを構成するパケットの消失を検出するパケット消失
検出手段を更に備え、更に、パケット消失検出手段が検
出するパケットの消失の状態に従って受信解像度を変更
する受信解像度変更手段を備えたものであり、これによ
り、ネットワークでのデータの欠落の割合に従って、デ
ータ受信装置における受信解像度を変更することによ
り、ネットワークのトラフィック状態に適した解像度で
効率よくデータ転送を行うことができるデータ転送シス
テムが得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図21を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)まず、請求項1乃至3に
対応する第1の実施の形態について説明する.図1は、
本システムの実施の形態1の構成図である。図1に示す
ように本システムは、データ送信装置101と複数のデ
ータ受信装置102がネットワーク103に接続されて
いる。
【0020】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109か
ら構成される。
【0021】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7から構成される。
【0022】ここで、ネットワークは、Ethernet、ATM
交換網などを用いる。パケット送受信手段は、IPマル
チキャストなどのマルチキャスト転送が行えるものを用
いる。
【0023】図2は、本システムが扱う解像度の種類の
例であり、映像が3段階、音声が2段階となっている。
【0024】図3は、本システムによるマルチメディア
データストリームの転送を示す図である。1001はネ
ットワーク、1002はマルチメディアデータストリー
ムを送信するデータ送信装置、1003、1004はマ
ルチメディアデータストリームを受信するデータ受信装
置である。1005はデータ送信装置1002が入力と
するオリジナルのマルチメディアデータストリームであ
り、映像と音声の2つのメディアから構成され、映像は
フレーム毎にデータブロックV1,V2,V3,・・・
を、音声は一定時間毎にデータブロックA1,A2,・
・・を構成している。1006はデータ受信装置100
3が出力するマルチメディアデータストリームであり、
映像についてはオリジナルのマルチメディアデータスト
リーム1005と同じフレーム構成で解像度は映像第3
解像度、音声についてはそれぞれのデータブロックはオ
リジナルの音声のデータブロックを倍のサンプリング周
期のデータに変換したものであり解像度は2分の1の音
声第1解像度である。1007はデータ受信装置100
4が出力するマルチメディアデータストリームであり、
映像についてはオリジナルのマルチメディアデータスト
リーム1005の2分の1のフレームレートの映像第2
解像度、音声についてはオリジナルのマルチメディアデ
ータストリーム1005と同じデータブロックで構成さ
れ同じ解像度の音声第2解像度である。
【0025】図4は、本システムのデータ分離の例を示
す図である。映像は図2の3つの解像度に対応するため
に、映像基本データストリーム1101、映像第1差分
データストリーム1102、映像第2差分データストリ
ーム1103に分離する。データストリーム1101、
1102、1103を用いて映像第1解像度、110
1、1102を用いて映像第2解像度、1101を用い
て映像第3解像度の映像データストリームを得ることが
できる。音声は、図2の2つの解像度に対応するため
に、音声基本データストリーム1104と、音声第1差
分データストリーム1105に分離する。1104、1
105の各データブロックは、オリジナル1005の音
声データブロックを倍のサンプリング周期のデータに変
換したものであり、サンプリングのタイミングを半周期
ずらしている。データストリーム1104、1105を
用いて音声第1解像度、1104を用いて音声第2解像
度の音声データストリームを得ることができる。
【0026】本システムのデータ送信装置は、オリジナ
ルのマルチメディアデータストリームから生成した基本
データストリーム、差分データストリームをパケット化
し、データストリーム毎に別々のマルチキャストアドレ
スを用いてネットワークに送出する。
【0027】図5は、マルチキャストアドレス対応表の
例である。5種類のデータストリームに対応した5個の
マルチキャストアドレスを定義している。
【0028】図3において、データ受信装置1003
は、1008に示す4つのマルチキャストアドレス宛て
のパケットを受信し、映像基本、映像第1差分、映像第
2差分、音声基本データストリームを生成し、映像第3
解像度、音声第1解像度のマルチメディアデータストリ
ームを出力する。データ受信装置1004は1009に
示す4つのマルチキャストアドレス宛てのパケットを受
信し、映像基本、映像第1差分、音声基本、音声第1差
分データストリームを生成し、映像第2解像度、音声第
2解像度のデータストリームを出力する。
【0029】次に本システムの詳しい動作について、例
を用いて説明する。まず、データ送信装置101の動作
について説明する。データ入力手段104は、マルチメ
ディアデータストリームの入力を受け付ける。マルチメ
ディアデータストリームは、図4の1005の様な連続
したデータである。
【0030】次に、データ分離手段105は、データ入
力手段104よりマルチメディアデータストリームを受
け、メディア毎のデータストリームを出力する。
【0031】図6は、メディア毎のデータストリームの
分離の例であり、1301は図4の1005のマルチメ
ディアデータストリームと等しく、1301を2つのデ
ータストリーム1302、1303に分離する。130
2は、映像メディアのデータストリーム、1303は、
音声メディアのデータストリームである。
【0032】次に、データ解像度変換手段106は、デ
ータ分離手段105からメディア毎のデータストリーム
を受け、基本データストリーム、差分データストリーム
に分離する。例えば、図6の映像メディアデータストリ
ーム1302を図4の映像基本データストリーム110
1と、映像第1差分データストリーム1102と、映像
第2差分データストリーム1103に分離し、図6の音
声メディアデータストリーム1303を、図4の音声基
本データストリーム1104と、音声第1差分データス
トリーム1105に分離する。さらに、分離した各デー
タストリームをデータブロック毎に出力する。
【0033】図8は、データブロックのメッセージの例
であり、以下の4つの部分から構成される。 1601:データ種別。データストリームの種別をコー
ド化したもの。 1602:データストリーム毎のデータブロックの通し
番号 1603:データ本体のデータ長 1604:データ本体(データブロック1つ) この例では、データストリームの種別が“映像第1差分
データストリーム”であり、該データブロックは、該デ
ータストリームの2番目のデータブロックであり、デー
タ長は4096、データはデータブロックV7の内容と
なっている。
【0034】次に、データ送信制御手段107は、デー
タ解像度変換手段106よりデータブロックのメッセー
ジを受け、複数のパケットに分割する。
【0035】図9は、データ送信制御手段107が生成
するパケットの例であり、以下の6つの部分から構成さ
れる。 1701:送信元アドレス(自分のアドレス) 1702:データ種別。データストリームの種別をコー
ド化したもの 1703:データストリーム毎のデータブロックの通し
番号 1704:データブロック中のパケット番号/総パケッ
ト数 1705:データ本体のデータ長 1706:データ本体(データブロックを分割したも
の) この例のパケットは、送信元アドレスがss.ss.s
s.01であり、データストリームの種別が“映像第1
差分データストリーム”であり、該データブロックは、
該データストリームの2番目のデータブロックであり、
該データブロックを4つに分割したうちの1つめのパケ
ットであり、データ長は1024であり、データ本体
は、データブロックV7を4つに分割した1つ目の内容
となっている。次に、該データストリームを送信するマ
ルチキャストアドレスをアドレス対応表記憶手段109
より取得し、パケット送信手段108に、生成したパケ
ットをメッセージとして出力しへ、該マルチキャストア
ドレスへ送信するように指示する。ここで、アドレス対
応表記憶手段109は、図5に示すようなマルチキャス
トアドレス対応表を記憶しており、メディア毎の基本お
よび各差分データストリームに対応したマルチキャスト
アドレスを取り出すことができる。図5の例によれば、
図9のパケットは映像第1差分データストリームである
から、xx.xx.xx.11へ送信する。
【0036】次に、パケット送受信手段108は、デー
タ送信制御手段107から受けたメッセージからパケッ
トを生成し、指定されたアドレスに対して、ネットワー
ク103へ送出する。図10は、パケット送受信手段1
08が生成するパケットの例であり、以下の4つの部分
から構成される。 1801:送信先アドレス 1802:送信元アドレス 1803:データ長 1804:データ本体 図9のパケットを送信するパケットでは、送信先アドレ
ス1801はxx.xx.xx.11、送信元アドレス
1802はss.ss.ss.01、データ長1803
はデータ本体1804の長さ、データ本体1804には
図9のメッセージ全体を含んでいる。
【0037】上記、データ入力手段104、データ分離
手段105、データ解像度変換手段106、データ送信
制御手段107、パケット送受信手段108の動作は並
行して行い、マルチメディアデータストリームを連続し
て入力しながら、ネットワーク103に対してパケット
を送出できるように構成する。
【0038】次に、データ受信装置102の動作につい
て説明する。まず、受信解像度指示手段116が、受信
側利用者が受信したい解像度である受信解像度を受け付
ける。利用者からは、図7のように映像が映像第2解像
度、音声が音声第1解像度の解像度を入力されたものと
する。次にアドレス対応表記憶手段117から、受信解
像度のマルチメディアデータストリームを構成するデー
タストリームに対応するマルチキャストアドレスを得て
受信アドレスリストを作成する。アドレス対応表記憶手
段117は、データ送信装置101のアドレス対応表記
憶手段109と同じアドレス対応表を記憶している。図
11は作成した受信アドレスリストの例であり、図7の
利用者解像度の例に対応している。すなわち、図7の解
像度(映像第2解像度、音声第1解像度)のデータスト
リームは、図4によれば映像基本データストリーム11
01、映像第1差分データストリーム1102、音声基
本データストリーム1104によって構成され、図5に
よればそれらに対応するマルチキャストアドレスは図1
1の3つのアドレスになる。このようにして作成した受
信アドレスリストをパケット送受信手段110に渡す。
また、データ受信制御手段111、データ再構成手段1
12、データ結合手段113に、受信解像度を渡す。
【0039】次にパケット送受信手段110は、受信解
像度指示手段116から受信アドレスリストを受け、受
信アドレス記憶手段115に記憶し、そこに記されるア
ドレスを送信先アドレスに持つパケットをネットワーク
103から選択的に受信する。受信するパケットは図1
0の形式である。このようなパケットからデータ本体1
804を取り出し、図9の形式のメッセージを生成す
る。
【0040】次にデータ受信制御手段111は、パケッ
ト送受信手段110から図9の形式のメッセージを受け
取り、データストリームの種別を示すデータ種別170
2、データブロック番号1703、パケット番号170
4に従ってパケットを結合し、データストリーム中のデ
ータブロックを構成し、図8の形式のメッセージとして
出力する。
【0041】次にデータ再構成手段112は、データ受
信制御手段111から図8の形式のメッセージによりデ
ータブロックを受け取り、データ種別1601、データ
ブロック番号1602に従って再構成し、図6の映像メ
ディアデータストリーム1302あるいは音声メディア
データストリーム1303のようなメディア毎のデータ
ストリームを指定された解像度で生成する。
【0042】次にデータ結合手段113は、データ再構
成手段112からメディア毎のデータストリームを受け
取り、結合して、指定された解像度のマルチメディアス
トリームを生成する。
【0043】次にデータ出力手段114は、データ結合
手段113が生成したマルチメディアデータストリーム
をデコーダや記憶装置に出力する。デコーダとしては、
ソフトウェアのみで実現されているもの、ハードウェア
とドライバソフトであったりする。
【0044】上記、パケット送受信手段110、データ
受信制御手段111、データ再構成手段112、データ
結合手段113、データ出力手段114の動作は並行し
て行い、ネットワーク103からパケットを受信しなが
ら、マルチメディアデータストリームを連続して出力で
きるように構成する。
【0045】なお、マルチメディアデータストリーム
は、複数の映像、音声から構成されていてもよく、また
音声、映像の他に、テキスト、イメージ、各メディアの
表示位置/表示タイミングなどから構成されていてもよ
い。また、本実施の形態では、映像の解像度を3段階、
音声の解像度を2段階としたが、任意の段階に設定して
よい。
【0046】なお、本実施の形態では、データをデコー
ド、つまり再生する手段(ハードウェア/ソフトウェ
ア)が、マルチメディアデータストリーム、例えば、W
indowsの標準のAVIデータ形式のように動画と
音声を含んだ、データ形式しか受け付けない場合を想定
してデータ結合手段を必要とする例を説明したが、デー
タ受信装置側の再生手段が、動画、音声で別に持ってい
るような場合には、データ送信装置側の入力データに関
わらず、データを結合してマルチメディアデータストリ
ームにする必要はないため、データ結合手段を必ずしも
必要とはしない。
【0047】以上のように、本実施の形態では、データ
送信装置がマルチメディアデータストリームを分割、解
像度変換、差分データの生成を行い、それぞれ個別のマ
ルチキャストアドレスに送出し、データ受信装置が指定
された解像度に対応したマルチキャストアドレスのパケ
ットを受信し、マルチメディアデータストリームを再構
成して出力するようにしたことにより、データ送信装置
が、任意の受信解像度に対応した形式でデータを送出す
ることができ、データ受信装置は、不要なデータを処理
せず、所望の解像度のデータを効率よく出力することが
でき、その実用的効果は大きい。
【0048】(実施の形態2)次に、請求項4に対応す
る第2の実施の形態について説明する。図12は、本シ
ステムの実施の形態2の構成図である。図12に示すよ
うに本システムは、データ送信装置101と複数のデー
タ受信装置102がネットワーク103に接続されてい
る。
【0049】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109
と、送信解像度決定手段2001と、受信解像度記憶手
段2002から構成される。
【0050】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7と、受信解像度通知手段2003から構成される。
【0051】次に本システムの動作について説明する。
まず、データ送信装置101について説明する。パケッ
ト送受信手段108は、ネットワーク103から図10
の形式のパケットを受信し、データ本体1804が、受
信解像度通知メッセージであれば、送信解像度決定手段
2001へ出力する。
【0052】図13は、受信解像度通知メッセージの例
であり、以下の3つの部分から構成される。 2101:送信元アドレス 2102:種別コード(「受信解像度通知メッセージ」
を示すコード) 2103:受信解像度 この例では、送信元アドレスがss.ss.ss.0
2、種別コードが「受信解像度通知メッセージ」を示す
コード、内容が「映像送信解像度=映像第2解像度、音
声送信解像度=音声第1解像度」となっている。
【0053】送信解像度決定手段2001は、パケット
送受信手段108から受信解像度通知メッセージを受け
ると、受信解像度記憶手段2002に記憶する。
【0054】図14は、受信解像度記憶手段2002が
記憶している受信解像度テーブルの例であり、データ受
信装置102毎に、アドレスと、最新の受信解像度を1
つのレコードとして記憶している。ここで、ss.s
s.ss.08は、音声メディアのデータを受信してい
ないことを示す。また、ss.ss.ss.16は、す
べてのデータの受信を中止していることを示し、このレ
コードは削除してもよい。送信解像度決定手段2001
は、受信解像度記憶手段2002に記憶された受信解像
度からメディア毎に最も高い解像度を選択し、送信解像
度として決定する。図14の例においては、映像第2解
像度、音声第2解像度が送信解像度となる。
【0055】データ分離手段105、データ解像度変換
手段106、データ送信手段107は、入力されたマル
チメディアデータストリームから送信解像度決定手段2
001が決定した送信解像度に対応したデータストリー
ムのパケットを生成する。図14の例に基づいて決定さ
れた送信解像度(映像第2解像度、音声第2解像度)に
おいては、映像基本、映像第1差分、音声基本、音声第
1差分の4つのデータストリームを生成する。
【0056】その他、データ送信装置101の動作は、
実施の形態1の動作と同様である。次に、データ受信装
置102の動作について説明する。
【0057】受信解像度指示手段116は実施の形態1
の動作に加え、受信解像度通知手段2003に、利用者
より受け付けた受信解像度を受け渡す。受信解像度通知
手段2003は、受信解像度指示手段116より受けた
受信解像度を受信解像度通知メッセージとして、パケッ
ト送受信手段110を用いてデータ送信装置101へ通
知する。また、受信側利用者の指示、あるいはデータ受
信装置102における異常などにより、データの受信を
中止する場合には、受信を中止することを受信解像度通
知メッセージによりデータ送信装置101に通知する。
【0058】その他、データ送信装置102の動作は、
実施の形態1の動作と同様である。なお、受信解像度通
知手段2003が定期的に受信解像度通知メッセージを
送出し、送信解像度決定手段2001は、受信解像度通
知メッセージの定期的な通知がないデータ受信装置10
2が、データを受信していないと判断するようにしても
よい。
【0059】以上のように、本実施の形態では、データ
送信装置が、受信解像度記憶手段を備えた送信解像度決
定手段を備え、データ受信装置が、メディア毎の受信解
像度をパケット送受信手段を用いて前記データ送信装置
に通知する受信解像度通知手段を備えることにより、デ
ータ送信装置がデータ受信装置の受信解像度を収集する
ことができ、不要なデータのネットワークへの送出を行
わずネットワークの負荷を軽減でき、効率よくデータを
転送することができ、その実用的効果は大きい。
【0060】(実施の形態3)次に、請求項5及び6に
対応する第3の実施の形態について説明する。図15
は、本システムの実施の形態3の構成図である。図15
に示すように本システムは、データ送信装置101と複
数のデータ受信装置102がネットワーク103に接続
されている。
【0061】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109か
ら構成される。
【0062】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7と、パケット消失検出手段3001と、補完データ生
成手段3002から構成される。
【0063】次に本システムの動作について説明する。
データ送信装置101の動作は、実施の形態1と同様で
ある。
【0064】データ受信装置102の動作は、データ受
信制御手段111およびデータ再構成手段112の動作
が実施の形態1と異なる。
【0065】データ受信制御手段111は、実施の形態
1の動作に加えて、パケット消失検出手段3001を用
いてパケットの消失を検出する。パケットの消失の検出
は「あるパケットの到着よりも、先に後者の番号のパケ
ットが到着した場合に、一定時間過ぎても該パケットが
到着しないならば、該パケットが消失したとする」など
の条件によって行う。パケットが消失した場合には、デ
ータブロックメッセージが生成できなかった旨を、デー
タ再構成手段112に通知する。
【0066】データ再構成手段112は、実施の形態1
の動作に加えて、データ受信制御手段111からパケッ
ト消失の通知を受けた場合には、補完データ生成手段3
002により補完データを作成し、補完データを用いて
メディア毎のデータストリームを生成する。
【0067】補完データ生成手段3002は、データス
トリームの欠落した部分を穴埋めすることのできる補完
データを作成する。補完データは、データストリームの
正しい形式であれば、任意のものを用いることができ、
映像であれば白紙、音声であれば無音などのデータでよ
い。しかしながら、再生したときに違和感の少ないデー
タストリームになるような補完データを生成することが
望ましい。例えば、映像のデータに関しては、補完デー
タ生成手段3002が直前のデータブロックを保存する
手段をさらに持つことにより、直前のフレームを補完デ
ータとして出力することができる。また、映像データの
フォーマット、あるいは出力した映像データの伸長表示
を行う手段において「直前のフレームから変化なし」と
いう意味をもつ特別なブロックの使用を許せば、補完デ
ータとして用いることができる。
【0068】以上のように、本実施の形態では、データ
受信装置のデータ受信制御手段がパケット消失検出手段
を備え、データ再構成手段が補完データ生成手段を備え
ることにより、ネットワークでパケットが消失した場合
に、データを補完して出力することができ、その実用的
効果は大きい。
【0069】(実施の形態4)次に、請求項7に対応す
る第4のの実施の形態について説明する。図16は、本
システムの実施の形態4の構成図である。図16に示す
ように本システムは、データ送信装置101と複数のデ
ータ受信装置102がネットワーク103に接続されて
いる。
【0070】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109
と、パケット再送手段4001と、再送パケット記憶手
段4002から構成される。
【0071】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7と、パケット消失検出手段3001と、パケット再送
要求手段4003から構成される。
【0072】次に本システムの動作について説明する。
まず、データ送信装置101の動作について説明する。
データ送信制御手段107は、実施の形態1で説明した
ように動作し、さらにパケット再送手段4001と再送
パケット記憶手段4002の動作が加わる。データ受信
装置102からパケット再送要求を受けると、パケット
再送手段4001が、再送パケット記憶手段4002か
らパケット再送要求により指定されたパケットを取り出
し再送する。このときの送出先は、パケット再送要求を
送出したデータ受信装置102のアドレス、あるいは、
パケットのデータストリームに対応したマルチキャスト
アドレスであり、複数のデータ受信装置102からパケ
ット再送要求を受けた場合には、特に後者のマルチキャ
ストアドレスを用いる方法がネットワークのトラフィッ
クの軽減になり好ましい。再送パケット記憶手段400
2は、パケットの再送に備えるためにデータ送信制御手
段107が生成したパケットを、期間あるいは量などの
制限の範囲で記憶する。
【0073】図17は、パケット再送要求メッセージの
例であり、以下の5つの部分から構成される。 4101:送信元アドレス(データ受信装置のアドレ
ス) 4102:データ種別。パケット再送要求であることを
示す 4103:再送データ種別。再送するデータストリーム
の種別 4104:データストリーム毎のデータブロックの通し
番号 4105:データブロック内のパケット番号の通し番号 この例は、図9のパケットの再送要求を行うものであ
る。
【0074】パケット送受信手段108は、ネットワー
ク103から図10の形式のパケットを受信し、データ
本体1804が、図17のパケット再送要求メッセージ
の形式であれば、データ送信制御手段107へ出力す
る。
【0075】その他、データ送信装置101の動作は、
実施の形態1の動作と同様である。次に、データ受信装
置102の動作について説明する。データ受信制御手段
111は実施の形態1と同様の動作に加え、パケット消
失検出手段3001が実施の形態3と同様に動作し、さ
らに、パケット消失を検出するとパケット再送要求手段
4003により、パケット再送要求を行う。パケット再
送要求は、図17のようなパケット再送要求メッセージ
をパケット送受信手段110を用いてデータ送信装置1
01に送信することで行う。なお、パケット再送要求を
行ってから、一定時間経ってもパケットが再送されない
場合には更にパケット再送要求を行ってもよい。また、
パケット再送要求を行う回数を制限してもよい。このよ
うにパケット再送要求を行っても到着しなかったパケッ
トは、消失したものとしてデータ再構成手段112に通
知する。
【0076】データ再構成手段112は、実施の形態1
と同様の動作に加え、データ受信制御手段111からパ
ケット消失の通知を受けた場合に、例えば、映像メディ
アでは消失したパケットを含むフレームデータ全体を欠
落させ、あるいは実施の形態3のように補完データ生成
手段を具備していれば補完データを生成し、利用可能な
データストリームを生成する。
【0077】その他、データ受信装置102の動作は、
実施の形態1の動作と同様である。以上のように、本実
施の形態では、データ送信装置のデータ送信制御手段が
パケット再送手段と、再送パケット記憶手段を備え、デ
ータ受信装置のデータ受信制御手段がパケット消失検出
手段とパケット再送要求手段を備えることにより、ネッ
トワークでパケットが消失した場合に、消失したデータ
を再送することにより、信頼性の高いデータ転送を行う
ことができ、その実用的効果は大きい。
【0078】(実施の形態5)次に、請求項8に対応す
る第5の実施の形態について説明する。図18は、本シ
ステムの実施の形態5の構成図である。図18に示すよ
うに本システムは、データ送信装置101と複数のデー
タ受信装置102がネットワーク103に接続されてい
る。
【0079】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109
と、パケット再送手段4001と、再送パケット記憶手
段4002から構成される。
【0080】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7と、パケット消失検出手段3001と、特定パケット
再送要求手段5001から構成される。
【0081】次に本システムの動作について説明する。
まず、データ送信装置101の動作は、実施の形態4と
同様である。次に、データ受信装置102の動作につい
て説明する。
【0082】データ受信制御手段111は実施の形態4
のパケット再送要求手段4003を特定パケット再送要
求手段5001に置き換えたものであり、パケット消失
検出手段3001がパケット消失を検出した際に、特定
のデータストリームのパケットであった場合にのみ、特
定パケット再送要求手段5001がパケット再送要求を
行う。例えば、映像メディアについて、映像第3解像度
まで受信している場合、特定のデータストリームを、図
11の映像基本データストリーム1101とする。ある
いは、映像基本データストリーム1101と映像第1差
分データストリーム1102の2つとする。このように
すると、一定間隔毎に正しいフレームデータを得ること
ができ、実用的な品質のデータを得ることができる。さ
らに、本実施の形態に加えて、実施の形態3のようにデ
ータ補完を行う場合には、再送をまったく行わない場合
に比べて、一定間隔毎に正しいデータフレームがあるた
めに、より正確にデータ補完を行うことができる。ま
た、すべてのデータストリームに対してパケット再送を
行う場合に比べ、パケット再送要求メッセージ、再送さ
れるパケットが少なく、ネットワークのトラフィックの
増加を軽減できる。
【0083】図19は、受信解像度と再送する特定デー
タストリームの例であり、この例のように、再送要求を
行う特定のデータストリームは、メディア毎に受信解像
度によって決めておく。その他、データ受信装置102
の動作は、実施の形態4と同様である。
【0084】以上のように、本実施の形態では、データ
送信装置のデータ送信制御手段がパケット再送手段と、
再送パケット記憶手段を備え、データ受信装置のデータ
受信制御手段がパケット消失検出手段と特定パケット再
送要求手段を備えることにより、ネットワークでパケッ
トが消失した場合に、解像度の低い基本的なデータであ
る場合にのみデータを再送することにより、効率が良く
実用的な信頼性のあるデータ転送を行うことができ、そ
の実用的効果は大きい。
【0085】(実施の形態6)次に、請求項9に対応す
る第6の実施の形態について説明する。図20は、本シ
ステムの実施の形態6の構成図である。図20に示すよ
うに本システムは、データ送信装置101と複数のデー
タ受信装置102がネットワーク103に接続されてい
る。
【0086】データ送信装置101は、データ入力手段
104と、データ分離手段105と、データ解像度変換
手段106と、データ送信制御手段107と、パケット
送受信手段108と、アドレス対応表記憶手段109か
ら構成される。
【0087】データ受信装置102は、パケット送受信
手段110と、データ受信制御手段111と、データ再
構成手段112と、データ結合手段113と、データ出
力手段114と、受信解像度指示手段116と、受信ア
ドレス記憶手段115と、アドレス対応表記憶手段11
7と、パケット消失検出手段3001と、受信解像度変
更手段6001から構成される。
【0088】次に本システムの動作について説明する。
まず、データ送信装置101の動作は、実施の形態1と
同様である。次に、データ受信装置102の動作につい
て説明する。
【0089】受信解像度変更手段6001は、パケット
消失検出手段3001におけるパケット消失の検出に基
づき、パケット消失率を算出しその結果に基づいて受信
解像度を新たに決定する。
【0090】図21は、映像メディアの受信解像度の変
更の例である。例えば映像第3解像度を受信している状
態6103においてパケット消失率が3%を超えるとい
う条件6105を満たすと映像第2解像度を受信する状
態6102に移行する。ここでパケット消失率が、1%
未満という条件6107を満たせば前記の状態6103
に復帰することができ、3%を超えるという条件610
4を満たすと映像第1解像度を受信する状態6101に
移行する。ただし、受信側利用者が受信解像度指示手段
116に入力した受信解像度より高い解像度を受信する
状態には移行しない。
【0091】受信解像度指示手段116は受信解像度変
更手段6001が決定した受信解像度に従って、実施の
形態1と同様の動作を行う。
【0092】その他、データ受信装置102の動作は、
実施の形態1と同様である。データ受信装置102にお
いて、受信解像度変更手段6001により受信解像度を
低くすることにより、マルチメディアストリームデータ
受信処理の負荷が減り、他の処理へより多くの処理性能
を割り当てることができる。また、実施の形態2のよう
にデータ送信装置101へ変更した受信解像度を通知す
る場合には、ネットワークに送出されるデータが少なく
なる。
【0093】なお、受信解像度変更手段6001におい
て、変更できる受信解像度は受信側利用者などにより制
限されていてもよく、変更された受信解像度を受信側利
用者に通知してもよい。
【0094】以上のように、本実施の形態では、データ
受信装置が、データ受信制御手段にパケット消失検出手
段を備え、更に、受信解像度変更手段を備えたことによ
り、ネットワークでのパケット消失の割合に従って、デ
ータ受信装置における受信解像度を変更することによ
り、ネットワークのトラフィック状態に適した解像度で
効率よくデータ転送を行うことができ、その実用的効果
は大きい。
【0095】なお、実施の形態1乃至6では、複数ある
受信装置の構成がいずれも同じ場合、例えば、 ・送信側が再送手段がなく、受信側が再送要求手段がな
いもの ・送信側が再送手段を備え、受信側が再送要求手段を備
えたもの などで説明したが、請求項10に記載の発明のように、
複数ある受信装置の構成がそれぞれに異なるもの、例え
ば、 再送手段を備えた送信装置 + 再送要求手段がない受信装置1台以上 + 再送要求手段を備えた受信装置1台以上 のような構成も、様々な組合せとして考えられることは
言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、デ
ータ送信装置が、任意の受信解像度に対応した形式でデ
ータを送出することができ、データ受信装置は、不要な
データを処理せず、所望の解像度のデータを効率よく出
力することができるデータ転送システムを提供すること
ができる。
【0097】第2の発明によれば、データ送信装置がデ
ータ受信装置の受信解像度を収集することができるよう
にし、不要なデータのネットワークへの送出を行わずネ
ットワークの負荷を軽減でき、効率よくデータを転送す
ることができるデータ転送システムを提供することがで
きる。
【0098】第3の発明によれば、ネットワークでデー
タの一部が欠落した場合に、データを補完して出力する
ことができるデータ転送システムを提供することができ
る。
【0099】第4の発明によれば、ネットワークでデー
タの一部が欠落した場合に、欠落したデータを再送する
ことにより、信頼性の高いデータ転送を行うことができ
るデータ転送システムを提供することができる。
【0100】第5の発明によれば、ネットワークでデー
タの一部が欠落した場合に、解像度の低い基本的なデー
タである場合にのみデータを再送することにより、効率
が良く実用的な信頼性のあるデータ転送を行うことがで
きるデータ転送システムを提供することができる。
【0101】第6の発明によれば、ネットワークでのデ
ータの欠落の割合に従って、データ受信装置における受
信解像度を変更することにより、ネットワークのトラフ
ィック状態に適した解像度で効率よくデータ転送を行う
ことができるデータ転送システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における構成図
【図2】解像度の種類の例図
【図3】マルチメディアデータストリームの転送の例図
【図4】データ分離の例図
【図5】マルチキャストアドレス対応表の例図
【図6】メディア毎のデータストリームの例図
【図7】利用者受信解像度の例図
【図8】データブロックメッセージの例図
【図9】データ送信制御手段が生成するパケットの例図
【図10】ネットワークへ送出するパケットの例図
【図11】受信アドレスリストの例図
【図12】本発明の第2の実施の形態における構成図
【図13】受信解像度通知メッセージの例図
【図14】要求解像度リストの例図
【図15】本発明の第3の実施の形態における構成図
【図16】本発明の第4の実施の形態における構成図
【図17】データ送信制御手段が生成するパケットの例
【図18】本発明の第5の実施の形態における構成図
【図19】受信解像度と再送する特定データストリーム
の例図
【図20】本発明の第6の実施の形態における構成図
【図21】映像メディアの受信解像度の変更の例図
【図22】従来の電子会議システムの構成図
【符号の説明】
101 データ送信装置 102 データ受信装置 103 ネットワーク 104 データ入力手段 105 データ分離手段 106 データ解像度変換手段 107 データ送信制御手段 108 パケット送受信手段 109 アドレス対応表記憶手段 110 パケット送受信手段 111 データ受信制御手段 112 データ再構成手段 113 データ結合手段 114 データ出力手段 115 受信アドレス記憶手段 1001 ネットワーク 1002 データ送信装置 1003 データ受信装置 1004 データ受信装置 1005 マルチメディアデータストリーム 1006 マルチメディアデータストリーム 1007 マルチメディアデータストリーム 1008 受信アドレス 1009 受信アドレス 1101 映像基本データストリーム 1102 映像第1差分データストリーム 1103 映像第2差分データストリーム 1104 音声基本データストリーム 1105 音声第1差分データストリーム 1301 マルチメディアデータストリーム 1302 映像メディアデータストリーム 1303 音声メディアデータストリーム 1601 データ種別 1602 データブロック番号 1603 データ長 1604 データ本体 1701 送信元アドレス 1702 データ種別 1703 データブロック番号 1704 パケット番号 1705 データ長 1706 データ本体 1801 送信先アドレス 1802 送信元アドレス 1803 データ長 1804 データ本体 2001 送信解像度決定手段 2002 受信解像度記憶手段 2003 受信解像度通知手段 2101 送信元アドレス 2102 データ種別 2103 受信解像度 3001 パケット消失検出手段 3002 補完データ生成手段 4001 パケット再送手段 4002 再送パケット記憶手段 4003 パケット再送要求手段 4101 送信元アドレス 4102 データ種別 4103 再送データ種別 4104 データブロック番号 4105 パケット番号 5001 特定パケット再送要求手段 6001 受信解像度変更手段 9001 会議サーバ 9002 参加者コンピュータ 9003 イメージ展開/差分データ生成 9004 属性付与 9005 圧縮 9006 配布先管理 9007 OS 9008 通信制御 9009 アプリケーション 9010 ベクトル形式化 9011 表示 9012 伸長 9013 属性判断 9014 OS 9015 通信制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勘解由 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 等 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 堀上 周吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上野山 努 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送信装置と複数のデータ受信装置
    をネットワークに接続したデータ転送システムであっ
    て、 前記データ送信装置は、データ入力手段と、データ種別
    識別手段と、データ解像度変換手段と、送信制御手段と
    を具備し、前記データ入力手段は、データを入力し、前
    記データ種別識別手段は、前記データ入力手段が入力す
    るデータをメディア毎に識別し、前記データ解像度変換
    手段は、前記データ種別識別手段がメディア毎に識別し
    たデータから、所定の解像度の段階のうち、最も低い1
    番目の解像度のデータである基本データを生成し、前記
    基本データと次に解像度の高い2番目の解像度のデータ
    との差分である第1差分データを生成し、2番目と3番
    目の解像度のデータの差分である第2差分データを生成
    し、以下順次、前記所定の解像度の段階のうち最高解像
    度までの差分データを生成して出力し、前記送信制御手
    段は、前記データ解像度変換手段が出力する基本データ
    及び差分データに、それぞれが基本データや各差分デー
    タであることがわかる属性情報を付加して、前記ネット
    ワークへ送信を行うものであり、 前記データ受信装置は、受信制御手段と、データ再構成
    手段と、データ出力手段とを具備し、前記受信制御手段
    は、前記ネットワークからメディア毎に所望の解像度の
    データを構成する基本および差分データの属性情報を持
    つデータを受信して出力し、前記データ再構成手段は、
    前記データ受信制御手段が出力するメディア毎の基本デ
    ータおよび差分データより、メディア毎に前記所望の解
    像度のデータを生成し、前記データ出力手段は、前記デ
    ータ再構成手段が生成したデータを出力するものであ
    り、 前記データ送信装置にデータを入力し、前記ネットワー
    クを通して転送し、各々の前記データ受信装置が所望の
    解像度のデータを出力することを特徴とするデータ転送
    システム。
  2. 【請求項2】 データ送信装置と複数のデータ受信装置
    をネットワークに接続したデータ転送システムであっ
    て、 前記データ送信装置は、データ入力手段と、アドレス対
    応表記憶手段と、データ分離手段と、データ解像度変換
    手段と、データ送信制御手段と、パケット送受信手段と
    を具備し、前記データ入力手段は、マルチメディアデー
    タストリームを入力し、前記データ分離手段は、前記デ
    ータ入力手段が入力するマルチメディアデータストリー
    ムをメディア毎のデータストリームに分離し、前記デー
    タ解像度変換手段は、前記データ分離手段がメディア毎
    に分離したデータストリームから、所定の解像度の段階
    のうち、最も低い1番目の解像度のデータストリームで
    ある基本データストリームを生成し、前記基本データス
    トリームと次に解像度の高い2番目の解像度のデータス
    トリームとの差分である第1差分データストリームを生
    成し、2番目と3番目の解像度のデータストリームの差
    分である第2差分データストリームを生成し、以下順
    次、前記所定の解像度の段階のうち最高解像度までの差
    分データストリームを生成して出力し、前記アドレス対
    応表記憶手段は、メディア毎の基本データストリームお
    よび各差分データストリームに対応する送信マルチキャ
    ストアドレスを記憶し、前記データ送信制御手段は、前
    記データ解像度変換手段が出力するデータストリームを
    分割し、対応した送信先マルチキャストアドレスを前記
    アドレス対応表記憶手段から得てパケット化し、前記パ
    ケット送受信手段は、ネットワークへのパケットの送信
    と、ネットワークから自アドレス宛てのパケットの受信
    を行うものであり、 前記データ受信装置は、アドレス対応表記憶手段と、受
    信アドレス記憶手段を有するパケット送受信手段と、受
    信解像度指示手段と、データ受信制御手段と、データ再
    構成手段と、データ出力手段とを具備し、前記アドレス
    対応表記憶手段は、メディア毎の基本および各差分デー
    タストリームに対応するマルチキャストアドレスを記憶
    し、前記受信解像度指示手段は、受信側利用者よりメデ
    ィア毎に所望の受信解像度を入力し、前記所望の受信解
    像度のデータを構成する基本および差分データストリー
    ムに対応する複数のマルチキャストアドレスを前記アド
    レス対応表記憶手段から得て前記パケット送受信手段に
    与え、前記パケット送受信手段は、前記受信解像度指示
    手段により指示された複数のマルチキャストアドレスを
    前記受信アドレス記憶手段に記憶し、ネットワークへの
    パケットの送信と、ネットワークから自アドレス宛てお
    よび前記受信アドレス記憶手段に記憶した複数のマルチ
    キャストアドレス宛てのパケットの受信を行い、前記デ
    ータ受信制御手段は、前記パケット送受信手段が受信し
    たパケットから、メディア毎に前記所望の受信解像度の
    データを構成する基本および差分データストリームを生
    成して出力し、前記データ再構成手段は、前記データ受
    信制御手段が出力するメディア毎の基本データストリー
    ムおよび差分データストリームより、メディア毎に前記
    所望の解像度のデータストリームを生成し、前記データ
    出力手段は、前記データ再構成手段が生成したマルチメ
    ディアデータストリームを出力するものであり、 前記データ送信装置にマルチメディアデータストリーム
    を入力し、前記ネットワークを通して転送し、各々の前
    記データ受信装置が所望の解像度のマルチメディアデー
    タストリームを出力することを特徴とするデータ転送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 データ送信装置と複数のデータ受信装置
    をネットワークに接続したデータ転送システムであっ
    て、 前記データ送信装置は、データ入力手段と、アドレス対
    応表記憶手段と、データ解像度変換手段と、データ送信
    制御手段と、パケット送受信手段とを具備し、前記デー
    タ入力手段は、複数のデータストリームを入力し、前記
    データ解像度変換手段は、前記データ入力手段が入力し
    た複数のデータストリームの各々から、所定の解像度の
    段階のうち、最も低い1番目の解像度のデータストリー
    ムである基本データストリームを生成し、前記基本デー
    タストリームと次に解像度の高い2番目の解像度のデー
    タストリームとの差分である第1差分データストリーム
    を生成し、2番目と3番目の解像度のデータストリーム
    の差分である第2差分データストリームを生成し、以下
    順次、前記所定の解像度の段階のうち最高解像度までの
    差分データストリームを生成して出力し、前記アドレス
    対応表記憶手段は、メディア毎の基本データストリーム
    および各差分データストリームに対応する送信マルチキ
    ャストアドレスを記憶し、前記データ送信制御手段は、
    前記データ解像度変換手段が出力するデータストリーム
    を分割し、対応した送信先マルチキャストアドレスを前
    記アドレス対応表記憶手段から得てパケット化し、前記
    パケット送受信手段は、ネットワークへのパケットの送
    信と、ネットワークから自アドレス宛てのパケットの受
    信を行うものであり、 前記データ受信装置は、アドレス対応表記憶手段と、受
    信アドレス記憶手段を有するパケット送受信手段と、受
    信解像度指示手段と、データ受信制御手段と、データ再
    構成手段と、データ出力手段とを具備し、前記アドレス
    対応表記憶手段は、メディア毎の基本および各差分デー
    タストリームに対応するマルチキャストアドレスを記憶
    し、前記受信解像度指示手段は、受信側利用者よりメデ
    ィア毎に所望の受信解像度を入力し、前記所望の受信解
    像度のデータを構成する基本および差分データストリー
    ムに対応する複数のマルチキャストアドレスを前記アド
    レス対応表記憶手段から得て前記パケット送受信手段に
    与え、前記パケット送受信手段は、前記受信解像度指示
    手段により指示された複数のマルチキャストアドレスを
    前記受信アドレス記憶手段に記憶し、ネットワークへの
    パケットの送信と、ネットワークから自アドレス宛てお
    よび前記受信アドレス記憶手段に記憶した複数のマルチ
    キャストアドレス宛てのパケットの受信を行い、前記デ
    ータ受信制御手段は、前記パケット送受信手段が受信し
    たパケットから、メディア毎に前記所望の受信解像度の
    データを構成する基本および差分データストリームを生
    成して出力し、前記データ再構成手段は、前記データ受
    信制御手段が出力するメディア毎の基本データストリー
    ムおよび差分データストリームより、メディア毎に前記
    所望の解像度のデータストリームを生成し、前記データ
    出力手段は、前記データ再構成手段が生成したマルチメ
    ディアデータストリームを出力するものであり、 前記データ送信装置に複数のデータストリームを入力
    し、前記ネットワークを通して転送し、各々の前記デー
    タ受信装置が所望の解像度のマルチメディアデータスト
    リームを出力することを特徴とするデータ転送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 データ送信装置が、受信解像度記憶手段
    を有した送信解像度決定手段を更に備え、前記送信解像
    度決定手段は、パケット送受信手段を用いて複数のデー
    タ受信装置からメディア毎の受信解像度の通知を収集し
    て前記受信解像度記憶手段に記憶し、メディア毎に最も
    解像度の高いものを送信解像度として決定し、 データ受信装置が、メディア毎の受信解像度をパケット
    送受信手段を用いて前記データ送信装置に通知する受信
    解像度通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載のデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 データ受信装置のデータ受信制御手段
    が、データストリームを構成するパケットの消失を検出
    するパケット消失検出手段を有することを特徴とする請
    求項2乃至請求項4に記載のデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 データ受信装置のデータ再構成手段が、
    パケット消失検出手段により検出した消失したパケット
    の補完データを生成する補完データ生成手段を有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載のデータ転送システム。
  7. 【請求項7】 データ送信装置のデータ送信制御手段
    が、パケット再送要求を受けた場合にパケットを再送す
    るパケット再送手段と、再送するためのパケットを記憶
    しておく再送パケット記憶手段とを有し、 データ受信装置のデータ受信制御手段が、パケット消失
    検出手段により検出した消失したパケットの再送要求を
    行うパケット再送要求手段を更に有することを特徴とす
    る請求項5又は請求項6に記載のデータ転送システム。
  8. 【請求項8】 データ受信装置のパケット再送要求手段
    に替えて、パケット消失検出手段により検出した消失し
    た特定のデータストリームのパケットの再送要求を行う
    特定パケット再送要求手段を有する請求項7に記載のデ
    ータ転送システム。
  9. 【請求項9】 データ受信装置が、パケット消失検出手
    段が検出するパケットの消失の状態に従って受信解像度
    を変更する受信解像度変更手段を更に備えたことを特徴
    とする請求項5乃至請求項8に記載のデータ転送システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、7のいずれか
    に記載のデータ送信装置と、請求項1、2、及び4から
    9に記載のデータ受信装置の任意の組合せと、それらを
    繋ぐネットワークとから構成されるデータ転送システ
    ム。
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