JPH10134633A - 家 屋 - Google Patents

家 屋

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Publication number
JPH10134633A
JPH10134633A JP28888796A JP28888796A JPH10134633A JP H10134633 A JPH10134633 A JP H10134633A JP 28888796 A JP28888796 A JP 28888796A JP 28888796 A JP28888796 A JP 28888796A JP H10134633 A JPH10134633 A JP H10134633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
house
line
safety
saving
Prior art date
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Pending
Application number
JP28888796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hoshikawa
貴裕 星川
Hiroyuki Umetsu
浩之 梅津
Hideki Takiguchi
英喜 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP28888796A priority Critical patent/JPH10134633A/ja
Publication of JPH10134633A publication Critical patent/JPH10134633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省電力で耐候性、耐久性に優れた発光体を家
屋内外の任意箇所に備えることによって居住性、安全性
を向上させる。 【構成】 家屋A内外の人の移動の障害となり得る箇所
や取っ手5、手摺3、11等の人の移動および安全性向
上の補助となる部材、または幅木9、内外壁等の通路に
沿った面のうちの任意箇所に、省電力の視線誘導用発光
体1を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省電力で耐候性、耐久
性に優れた視線誘導用発光体を任意箇所に備えることに
よって居住性、安全性を向上させた家屋に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、家屋の内外の構造を夜間に知るた
めには、任意箇所に電灯を配し、常時もしくは必要時に
点灯するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な方法では、屋内の場合は陰になって照らされない箇所
がないようにするためには多くの箇所に電灯を配する必
要があり、常時点灯することは経済効率が悪く、また必
要時に点灯するにはその都度スイッチの所まで行かねば
ならず、不便であった。さらに、居住者同士の就寝時間
が異なる場合、電灯により睡眠が妨げられる場合があっ
た。また、屋外の場合は電灯が近所迷惑になる場合があ
り、夏期においては虫がよってきて快適性を損なうもの
であった。なお、屋内外ともに、特に感知する必要が大
きい部位のみを選択して照らすことができないものであ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、家屋の内外の人の移動の障害となり得
る箇所、または取っ手、手摺等の人の移動および安全性
向上の補助となる部材、または幅木、内外壁等の通路に
沿った面のうちの任意箇所に、省電力の視線誘導用発光
体を備えることにより、家屋の居住性、安全性の向上、
経済性を損なうことなく実現できる家屋を提案するもの
である。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る家屋の一実
施例について詳細に説明する。図1は本発明に係る家屋
の代表例、図2(a)、(b)はそれぞれ図1において
点線で囲んだa、b部の拡大図である。すなわち、Aは
本発明に係る家屋であり、Bは玄関、Cはバルコニー、
1は視線誘導用発光体である。
【0006】すなわち、図2(a)の範囲においては視
線誘導用発光体1は階段2の端部や手摺3の上面部等の
ように、図2(b)の範囲においては端縁4のように、
所在箇所を強調して示す意義が大きい箇所に配されるも
のであり、必要時に点灯して安全性の向上(転落防止、
転倒防止、激突防止、躓き防止、等)もしくは移動の容
易化のうち、少なくも一方を達成するものである。
【0007】図3は家屋Aの内部に視線誘導用発光体1
を配した例である。すなわち、ドアの取っ手5、鴨居
6、敷居7、柱8、幅木9、任意箇所に施す表示板1
0、手摺11、階段12等の、移動する際の障害や、特
に注意を払う必要が大きい部分に施し、夜間は勿論、日
中に暗い場所においても、家屋A内部の移動を安全かつ
迅速に行うことができるようにするものである。
【0008】視線誘導用発光体1は、変形が容易で省電
力で発光するものならば何でも良いが、例えば、加えら
れた電気的信号に応答して光を生ずる薄板長尺状のエレ
クトロルミネッセンス(以下、単にELと称する)13
を用いるものである。EL13は、典型的なものとして
微粒子に粉砕されて結合剤中に分散され、2つの板また
はシート状の電極間で薄い層に分散させられた蛍光体を
含むものであり、前記電極の少なくとも一方は実質的に
透明である。そして前記2つの電極に対し電気的信号を
加えると、前記蛍光物質が発光させられ、その光の一部
が実質的に透明な電極を通して外部に送出されるもので
ある。
【0009】EL13の構成の例として、例えば無アル
カリガラスからなる基板上に陽極、有機化合物膜、陰極
で構成されたエレクトロルミネッセンスの陰極上に、耐
水性、耐久性、耐熱性に優れたポリ尿素保護膜を形成し
たものを使用し、陰極の腐食による素子の劣化を防止し
た長寿命のものを使用することもできる。
【0010】EL13は、変形が容易な上に薄膜状であ
り、また配線が簡素であるためあらゆる箇所に容易に配
置でき、さらに省電力にて十分な発光量を有するため、
省電力で家屋Aの快適性、安全性を確保することができ
る。なお、階段2、階段12等のように人に踏まれた
り、露出していては邪魔になるような箇所には、EL1
3上から図示しない強化透明カバーを配する。また、外
部に配され風雪に晒される箇所には、図示しないが塗膜
やフィルムによるフッ素コートを施して耐候性を向上
し、防風雪性および耐紫外線効果を高めることもでき
る。
【0011】EL13は薄膜帯状で変形自在であり、例
えば駆動電圧が10V以下で数万cd/m2 の輝度を有
するもので、その構造としては、 (1)陽極(ITO)/発光層/陰極のような有機化合
物膜が発光層(高分子膜、あるいはオリゴマー膜からな
る)のみの単層構造の場合 (2)陽極/正孔輸送層/発光層/陰極、または陽極/
発光層/電子輸送層/陰極のような有機化合物膜が正孔
輸送層と発光層、あるいは発光層と電子輸送層の2層構
造の場合 (3)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極の
3層構造の場合がある。
【0012】有機化合物膜の正孔輸送層としては、例え
ばN、N′−ジフェニル−N、N′−ビス(3−メチル
フェニル)1、1′−ビフェニル4、4′−ジアミンに
代表される正孔輸送能を持つ低分子色素を蒸着法により
形成した薄膜や正孔輸送性の分子構造を有する高分子膜
(ポリアミド、ポリイミド、ポリアゾメチン等)を蒸着
重合法により形成した薄膜が用いられ、また正孔輸送性
の低分子色素を高分子薄膜中に蒸着分散させたものでも
良い。
【0013】また、発光層としては、例えば8−オキシ
キノリノアルミニウム錯体(以下、Alq3 という)に
代表される発光性色素を蒸着法により形成した薄膜やス
チルベン、オキサジアゾール等の共役系構造を有する高
分子膜(ポリ尿素、ポリイミド、ポリオキサジアゾール
等)を蒸着重合法により形成した薄膜が用いられ、また
発光性色素を高分子薄膜中に蒸着分散させたものでも良
い。
【0014】さらに、電子輸送層としては、例えばAl
3 やオキサジアゾール誘導体の蒸着薄膜が用いられ、
またアントラキノジメタン誘導体、ジフェニルキノン誘
導体の薄膜も用いることができる。
【0015】視線誘導用発光体1として使用されるEL
13の構造は、上述のうち2層構造のもの(上記
(2))の場合、図4に示すようなものである。すなわ
ち、無アルカリガラスからなる基板14、例えばITO
膜からなる陽極15、正孔輸送層(または発光層)1
6、発光層(または電子輸送層)17、例えばMg−A
g合金からなる陰極18、ポリ尿素保護膜19、Agか
らなる取り出し電極20で構成されているものである。
【0016】また視線誘導用発光体1としては、図5
(a)、(b)に示すようなものを使用することもでき
る。すなわち、この視線誘導用発光体1は長い距離にわ
たって線状に発光させることができ、線状に長い範囲に
わたって示したい箇所に取り付ける場合に特に有効であ
り、線状に発光される発光手段21と、発光手段21に
導光する光源手段22を有するものである。
【0017】発光手段21は図5(b)に示すように、
可撓性チューブ24の中にコアー25が収容され、必要
に応じて両端は封止材26で塞がれているものである。
可撓性チューブ24は例えば、透光性を有するフッ素樹
脂と透光性を有するポリ塩化ビニル、もしくはそれらの
複合体とからなる2層構造のものである。コアー25は
可撓性チューブ24よりも屈折率が高く透光性を有する
ものであれば特に限定されるものではなく、通常、粘性
液体状、固体状あるいはゲル状のものが使用される。コ
アー25が粘性液体状あるいはゲル状である場合には、
可撓性チューブ24の中から漏れないように可撓性チュ
ーブ24の両端をガラスや石英等の透光性材料よりなる
封止材26で塞ぐのが好ましい。
【0018】また、発光手段21はそのまま取り付けて
も良いが、図5(a)に示すように透明長尺保護管23
に嵌挿して取り付けることにより、発光手段21を保護
することができる。
【0019】なお、光源28は光源手段22と、必要に
応じて設けられた色フィルター29を有するものであ
り、光源手段22は電灯等でよく、色フィルター29は
必要に応じて数色に切り換え可能で、用途や希望に応じ
て変更できるものである。このように、光源28からコ
アー25の一端もしくは両端から入射された光27は、
可撓性チューブ24とコアー25との境界面で反射し、
この反射の繰り返しにより、光27はコアー25の他端
に伝わりつつ、一部は外周面から透明長尺保護管23を
透過して出射され、均一に線状に発光される。
【0020】なお視線誘導用発光体1は、図示しないセ
ンサーを用いて人が接近した時のみ発光させて経済性を
助長したり、点滅させることにより所在を強調すること
もできる。また、視線誘導用発光体1を点灯する電気を
ソーラー発電によって供給することもできる。さらに、
震動を感知するセンサーと連動させ、地震等の際に家屋
内を照射したり、避難路を示したりさせることにより、
居住者にとって安心な家屋Aとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したような本発明に係る家屋に
よれば、家屋内外における移動が安全かつ容易に行え
る。省電力で視線誘導用発光体を発光できるので、経
済的である。視線誘導用発光体の取り付けが極めて容
易であり、取り付け後も邪魔にならない。特に必要な
箇所のみに視線誘導用発光体を取り付けて、存在を強調
することができる。弱発光であり発光時間を調整でき
るため、虫等が寄り難く、近所に住む他の住民の迷惑に
ならない。視線誘導用発光体とソーラー発電を組み合
わせることにより、さらに経済性を向上させることがで
きる。視線誘導用発光体を震動を感知するセンサーと
組み合わせれば、震災にも安心な家屋となる。等の特
徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家屋の外観全体を示す説明図であ
る。
【図2】家屋外部に視線誘導用発光体を施した例であ
る。
【図3】家屋内部に視線誘導用発光体を施した例であ
る。
【図4】視線誘導用発光体の構成の一例を示す説明図で
ある。
【図5】視線誘導用発光体の構成の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
A 家屋 B 玄関 C バルコニー 1 視線誘導用発光体 2 階段 3 手摺 4 端縁 5 取っ手 6 鴨居 7 敷居 8 柱 9 幅木 10 表示板 11 手摺 12 階段 13 エレクトロルミネッセンス 14 基板 15 陽極 16 正孔輸送層(または発光層) 17 発光層(または電子輸送層) 18 陰極 19 ポリ尿素保護膜 20 取り出し電極 21 発光手段 22 光源手段 23 透明長尺保護管 24 可撓性チューブ 25 コアー 26 封止材 27 光 28 光源 29 色フィルター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内外の人の移動の障害となり得る箇
    所、または取っ手、手摺等の人の移動および安全性向上
    の補助となる部材、または幅木、内外壁等の通路に沿っ
    た面のうちの任意箇所に、省電力の視線誘導用発光体を
    備えたことを特徴とする家屋。
JP28888796A 1996-10-31 1996-10-31 家 屋 Pending JPH10134633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28888796A JPH10134633A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 家 屋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28888796A JPH10134633A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 家 屋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10134633A true JPH10134633A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17736067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28888796A Pending JPH10134633A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 家 屋

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JP (1) JPH10134633A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

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