JPH10132676A - 配管内の動的圧力計測装置 - Google Patents
配管内の動的圧力計測装置Info
- Publication number
- JPH10132676A JPH10132676A JP29164796A JP29164796A JPH10132676A JP H10132676 A JPH10132676 A JP H10132676A JP 29164796 A JP29164796 A JP 29164796A JP 29164796 A JP29164796 A JP 29164796A JP H10132676 A JPH10132676 A JP H10132676A
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- JP
- Japan
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- piping
- strain
- dynamic pressure
- measured
- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管にポートを設けることなく、正確に配管
内の動的圧力を計測する装置を提供する。 【解決手段】 配管3の外表面に歪ゲージ1を取付け、
その計測する歪量をデータ処理用PC8へ送り、これを
同データ処理用PC8で配管3の外表面に取付けられた
温度センサ6の計測する温度によって補正して正確な配
管3内の動的圧力を計測するようにした。
内の動的圧力を計測する装置を提供する。 【解決手段】 配管3の外表面に歪ゲージ1を取付け、
その計測する歪量をデータ処理用PC8へ送り、これを
同データ処理用PC8で配管3の外表面に取付けられた
温度センサ6の計測する温度によって補正して正確な配
管3内の動的圧力を計測するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロケット推進薬供
給配管内流体の動的圧力計測等に用いられる配管内の動
的圧力計測装置に関する。
給配管内流体の動的圧力計測等に用いられる配管内の動
的圧力計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術,発明が解決しようとする課題】従来,ロ
ケット推進薬供給配管内の動的圧力計測には、配管に圧
力センサが装着される専用のポートを設け、また圧力セ
ンサが装着された際に圧力センサのセンシング面が配管
内径と接している位置にする必要があった。
ケット推進薬供給配管内の動的圧力計測には、配管に圧
力センサが装着される専用のポートを設け、また圧力セ
ンサが装着された際に圧力センサのセンシング面が配管
内径と接している位置にする必要があった。
【0003】この従来の配管内の動的圧力計測装置で
は、計測対象が極低温流体の場合には圧力センサに対し
制約があり、圧電型センサを使用する必要が生じてい
る。
は、計測対象が極低温流体の場合には圧力センサに対し
制約があり、圧電型センサを使用する必要が生じてい
る。
【0004】圧電型センサの場合、センサ素子の原理
上、静的圧力を計測するのは不可能であり、また、特に
校正をする際に特殊な器材を必要とし、校正値はメーカ
に頼るしかない。
上、静的圧力を計測するのは不可能であり、また、特に
校正をする際に特殊な器材を必要とし、校正値はメーカ
に頼るしかない。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる配管内の動的圧力計測装置を提供しようとするも
のである。
できる配管内の動的圧力計測装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の配管内の動的圧
力計測装置は、配管外表面に歪ゲージを取付けたことを
特徴とする。
力計測装置は、配管外表面に歪ゲージを取付けたことを
特徴とする。
【0007】本発明では、配管外表面に歪ゲージを取付
けているので、動的圧力を計測するために配管にそれ専
用のポートを用ける必要がない。また、歪ゲージにより
配管外表面の歪の計測を行なっているので、静的圧力も
計測可能であり、かつ、この際に動的圧力の計測を行な
うと、同位置で静的圧力が計測されるので、配管に実負
荷圧力を与え、歪量との関係データを取得しそれを校正
値として扱うことができる。
けているので、動的圧力を計測するために配管にそれ専
用のポートを用ける必要がない。また、歪ゲージにより
配管外表面の歪の計測を行なっているので、静的圧力も
計測可能であり、かつ、この際に動的圧力の計測を行な
うと、同位置で静的圧力が計測されるので、配管に実負
荷圧力を与え、歪量との関係データを取得しそれを校正
値として扱うことができる。
【0008】極低温下での歪計測に関しては、強度試験
で実績のある歪ゲージを採用することにより問題はな
い。
で実績のある歪ゲージを採用することにより問題はな
い。
【0009】更に、圧力と歪の関係は直線性を持たない
と予想されるが、これは多項式近似で補正可能であり、
かつ、データをPC(パソコン)に取込み、その中で物
理量の変換処理することが可能である。
と予想されるが、これは多項式近似で補正可能であり、
かつ、データをPC(パソコン)に取込み、その中で物
理量の変換処理することが可能である。
【0010】本発明では、配管の外表面の歪ゲージによ
って計測して配管の外表面を圧力ゲージのダイヤフラム
として使うということになるが、薄肉である宇宙機器等
の配管では、圧力変動に応じて歪量を十分に計測するこ
とができる。
って計測して配管の外表面を圧力ゲージのダイヤフラム
として使うということになるが、薄肉である宇宙機器等
の配管では、圧力変動に応じて歪量を十分に計測するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を、図1に
よって説明する。3は宇宙機器用等の薄肉の配管であ
り、その外表面には歪ゲージ1が取付けられており、同
歪ゲージ1は歪用アンプ2に接続され、歪用アンプ2は
データ処理用PC(パソコン)8に接続されている。
よって説明する。3は宇宙機器用等の薄肉の配管であ
り、その外表面には歪ゲージ1が取付けられており、同
歪ゲージ1は歪用アンプ2に接続され、歪用アンプ2は
データ処理用PC(パソコン)8に接続されている。
【0012】また、歪ゲージ1に近接して配管3の外表
面には温度センサ6が取付けられ、同温度センサ6は温
度センサ用アンプ7に接続され、温度センサ用アンプ7
はデータ処理用PC8に接続されている。
面には温度センサ6が取付けられ、同温度センサ6は温
度センサ用アンプ7に接続され、温度センサ用アンプ7
はデータ処理用PC8に接続されている。
【0013】配管3の歪ゲージ1の反対側には、必要に
応じて、配管3内の静的圧力を計測する圧力センサ5に
接続された圧力センサ用ポート4が設けられている。
応じて、配管3内の静的圧力を計測する圧力センサ5に
接続された圧力センサ用ポート4が設けられている。
【0014】本実施の形態では、配管3内の流体の動的
圧力によって配管3に歪が発生し、これがポートを設け
ることなく歪ゲージ1によって計測され、配管3内の流
体の動的圧力をデータ処理用PC8で計測することがで
きる。
圧力によって配管3に歪が発生し、これがポートを設け
ることなく歪ゲージ1によって計測され、配管3内の流
体の動的圧力をデータ処理用PC8で計測することがで
きる。
【0015】この場合、予め求められた温度と歪量の関
係式によって、歪ゲージ1によって計測された歪量を温
度センサ6が検出した流体の温度に従ってデータ処理用
PC8において補正して、正確な配管3内の動的圧力を
計測することができる。
係式によって、歪ゲージ1によって計測された歪量を温
度センサ6が検出した流体の温度に従ってデータ処理用
PC8において補正して、正確な配管3内の動的圧力を
計測することができる。
【0016】以上の通り、本実施の形態では、動的圧力
を計測するために配管3にそれ専用のポートを設ける必
要がない。また、歪ゲージ1による歪の計測によって静
的圧力も計測可能であり、かつ、動的圧力の計測を行な
うと同位置で静的圧力が計測されるので、配管3に実負
荷圧力を与え、歪量との関係データを取得しそれを校正
値として扱うことができる。
を計測するために配管3にそれ専用のポートを設ける必
要がない。また、歪ゲージ1による歪の計測によって静
的圧力も計測可能であり、かつ、動的圧力の計測を行な
うと同位置で静的圧力が計測されるので、配管3に実負
荷圧力を与え、歪量との関係データを取得しそれを校正
値として扱うことができる。
【0017】また、極低温下での歪計測に関しては、強
度試験で実績のある歪ゲージ1を採用することにより問
題はない。
度試験で実績のある歪ゲージ1を採用することにより問
題はない。
【0018】更に、圧力と歪の関係は直線性を持たない
と予想されるが、これは多項式近似で補正可能であり、
かつ、データをデータ処理用PC8に取込み、その中で
物理量変換処理することが可能である。
と予想されるが、これは多項式近似で補正可能であり、
かつ、データをデータ処理用PC8に取込み、その中で
物理量変換処理することが可能である。
【0019】本実施の形態では、以上の通り、配管3の
外表面を圧力ゲージ1のダイヤフラムとして使うという
ことになるが、薄肉である宇宙機器等の配管では、圧力
変動に応じて歪量を十分に計測することができる。
外表面を圧力ゲージ1のダイヤフラムとして使うという
ことになるが、薄肉である宇宙機器等の配管では、圧力
変動に応じて歪量を十分に計測することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、動的
圧力計測のための配管のポートが不要となる。また、静
的成分の圧力も計測されるのでその値を参照することが
できる。
圧力計測のための配管のポートが不要となる。また、静
的成分の圧力も計測されるのでその値を参照することが
できる。
【図1】本発明の実施の一形態の概略図である。
1 歪ゲージ 2 歪用アンプ 3 配管 4 圧力センサ用ポート 5 圧力センサ 6 温度センサ 7 温度センサ用アンプ 8 データ処理用PC
Claims (1)
- 【請求項1】 配管外表面に歪ゲージ取付けたことを特
徴とする配管内の動的圧力計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29164796A JPH10132676A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 配管内の動的圧力計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29164796A JPH10132676A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 配管内の動的圧力計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132676A true JPH10132676A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17771663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29164796A Withdrawn JPH10132676A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 配管内の動的圧力計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10132676A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003344363A (ja) * | 2002-05-30 | 2003-12-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 気液二相流のフローパターン判別方法 |
JP2009210042A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Shikoku Res Inst Inc | 外表面状態検出センサを用いた作動弁の診断装置 |
EP2437040A1 (en) | 2010-10-01 | 2012-04-04 | Jasco Corporation | Device for measuring small pressure differences |
JP2015114191A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 質量流量計 |
JP2016118505A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 流量計 |
JP2017049125A (ja) * | 2015-09-02 | 2017-03-09 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 流量計 |
WO2019231251A1 (ko) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 한국기계연구원 | 배관 손상 검출장치, 이를 이용한 배관 손상 검출시스템, 및 이를 이용한 배관 손상 검출방법 |
US20210131898A1 (en) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | DJ Instruments | Temperature compensation of strain gauge output |
KR102248241B1 (ko) * | 2019-12-06 | 2021-05-06 | (주)리잰 | Pt 센서 포트의 막힘을 방지하기 위한 배관키트 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29164796A patent/JPH10132676A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2437040A1 (en) | 2010-10-01 | 2012-04-04 | Jasco Corporation | Device for measuring small pressure differences |
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US8863578B2 (en) | 2010-10-01 | 2014-10-21 | Jasco Corporation | Very-small-capacity pressure gauge |
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CN112204367A (zh) * | 2018-05-30 | 2021-01-08 | 韩国机械研究院 | 管道损坏检测设备、使用其的管道损坏检测***以及使用其的管道损坏检测方法 |
JP2021527803A (ja) * | 2018-05-30 | 2021-10-14 | コリア・インスティテュート・オブ・マシナリー・アンド・マテリアルズKorea Institute Of Machinery & Materials | 配管損傷検出装置、これを用いた配管損傷検出システム、及びこれを用いた配管損傷検出方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |