JPH10129942A - 自動車のコード類回収装置 - Google Patents

自動車のコード類回収装置

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Publication number
JPH10129942A
JPH10129942A JP28623096A JP28623096A JPH10129942A JP H10129942 A JPH10129942 A JP H10129942A JP 28623096 A JP28623096 A JP 28623096A JP 28623096 A JP28623096 A JP 28623096A JP H10129942 A JPH10129942 A JP H10129942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cords
automobile
stopper
support
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28623096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Hayashi
豊明 林
Tomokazu Furukawa
智一 古川
Shigeo Kaibuki
繁雄 貝吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP28623096A priority Critical patent/JPH10129942A/ja
Publication of JPH10129942A publication Critical patent/JPH10129942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車Wの車体内に配線されたコード類aを
手持ち式の簡便な装置で作業性良く回収できるようにす
る。 【解決手段】 回収装置を、自動車Wを車幅方向に横断
可能な長さを持つ細長形状に形成する。長手方向両端部
を筒状の支持体1,2で構成し、長手方向中間部をコー
ド類aを巻取り可能な回転体3で構成し、回転体3を両
支持体1,2で軸支する。一端の支持体1に、回転体3
を回転駆動するモータ8を取付けると共に、径方向外方
に突出するストッパ部11を設ける。回転体3を車体の
両側部に両支持体1,2を介して両端支持させ、また、
ストッパ部11を車体に係合させて、支持体1にモータ
8の駆動反力によって作用するトルクをストッパ部11
を介して車体に受けさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃車になった自動
車の車体内に配線されたコード類を回収する手持ち式の
回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平6−38327号公報によ
り、据置き式のコード類回収装置が知られている。この
ものは、機枠に揺動自在に取付けたアームの先端に、コ
ード類を巻取り可能な回転体と回転体用の駆動モータと
を有する回収ヘッドを搭載している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、装置が大掛かりになって設備費が嵩み、また、コー
ド類を回転体で巻取る際に、引張力で自動車が動いてし
まうことがあり、作業性は必ずしも良くない。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、コード類の回
収作業の作業性を向上し得るようにした簡便な装置を提
供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、自動車の車体内に配線されたコード類を回収
する手持ち式の回収装置であって、自動車を車幅方向に
横断可能な長さを持つ細長形状に形成され、その長手方
向両端部を筒状の支持体で構成すると共に、長手方向中
間部を、両支持体に軸支される、コード類を巻取り可能
な回転体で構成し、一端の支持体に回転体を回転駆動す
るモータを取付け、更に、該一端の支持体に、車体に係
合可能な径方向外方に突出するストッパ部を設けること
を特徴とする。
【0006】本発明装置の使用に際しては、両端の支持
体の周面を自動車の車幅方向両側の車体部分に当接させ
ると共に、ストッパ部を車体に係合させて一端の支持体
を回り止めし、この状態でモータにより回転体を回転さ
せて、車体内に配線されたコード類を巻取る。この場
合、コード類の巻取りによって発生する引張力は、回転
体の両端の支持体を介して車体で受けられるため、車体
が動くことはない。また、一端の支持体にモータの駆動
反力によって作用するトルクもストッパ部を介して車体
で受けられ、且つ、回転体は両端の支持体を介して車体
に両端支持されるため、装置を手で押えておかなくて
も、コード類を巻取ることができる。
【0007】このように、本発明によれば、手持ち式の
簡便、安価な装置によってコード類を確実に巻取って回
収することができ、コスト的にも作業性にも優れる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、廃車になった自動車Wの
車体内に配線されたコード類aの回収作業状況を示して
おり、自動車を車幅方向に横断可能な長さを持つ細長形
状の手持ち式回収装置を用いてコード類aを巻取ってい
る。
【0009】回収装置は、図2に明示する如く、長手方
向一端部の筒状の第1支持体1と、長手方向他端部の筒
状の第2支持体2と、長手方向中間部の細長いドラム形
状の回転体3とを備えている。回転体3には軸4が挿通
されており、該軸4にキー5で回転体3を回り止めする
と共に、軸4の両端部を夫々ベアリング6を介して両支
持体1,2に内嵌し、かくて、両支持体1,2により回
転体3を軸支している。また、回転体3には、ねじから
成る引掛部7が設けられており、コード類aを引掛部7
に引掛けた状態で回転体3を回転させることにより、コ
ード類aが回転体3に巻取られるようにしている。
【0010】第1支持体1の外端部には、前記軸4に連
結されるモータ8がその先端部を第1支持体1に嵌合固
定した状態で取付けられており、モータ8により回転体
3を回転駆動し得るようにしている。また、モータ8の
外端部には、握り部9と引金10とが設けられており、
引金10を引くことによりモータ8が駆動されるように
なっている。第1支持体には、更に、径方向外方に突出
するL字状の棒から成るストッパ部11が設けられてい
る。
【0011】上記の如く構成された回収装置の使用方法
を、自動車WのインストルメントパネルWa側からのび
るコード類aを回収する場合を例にして説明する。先
ず、回収装置を自動車Wの車室に車幅方向一側から挿入
して、回転体3に設けた引掛部7にコード類aを引掛け
ると共に、第1支持体1の周面を車体一側のリヤドアW
b上において車体一側のセンタピラーWcに、また、第
2支持体2の周面を車体他側のリヤドアWb上において
車体他側のセンタピラーWcに夫々当接させ、更に、ス
トッパ部11を車体一側のセンタピラーWcに後方から
係合させて、第1支持体1の図1で反時計方向の回転を
阻止する。
【0012】このようにして回収装置を自動車にセット
した後、引金10を引いてモータ8により回転体3を図
1で時計方向に回転させ、コード類aを回転体3に巻取
る。この際、コード類aの張力で自動車Wが後方に引張
られるが、自動車Wには前記両支持体1,2の当接部に
おいて前方への引張り反力が作用するため、自動車Wが
動くようなことはない。また、第1支持体1にモータ8
の駆動反力による反時計方向へのトルクが作用するが、
このトルクはストッパ部11を介してセンタピラーWc
で受けられ、且つ、回転体3は両支持体1,2を介して
車体に両端支持されるため、回収装置を手で押えておか
なくてもコード類aを確実に巻取ることができる。そし
て、インストルメントパネルWa側のコネクタ部が巻取
りによる張力で破断され、コード類aが回転体3に巻取
った状態で回収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例を示す斜視図
【図2】 その縦断面図
【符号の説明】
1,2 支持体 3 回転体 8 モータ 11 ストッパ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体内に配線されたコード類を
    回収する手持ち式の回収装置であって、自動車を車幅方
    向に横断可能な長さを持つ細長形状に形成され、その長
    手方向両端部を筒状の支持体で構成すると共に、長手方
    向中間部を、両支持体に軸支される、コード類を巻取り
    可能な回転体で構成し、一端の支持体に回転体を回転駆
    動するモータを取付け、更に、該一端の支持体に、車体
    に係合可能な径方向外方に突出するストッパ部を設ける
    ことを特徴とする自動車のコード類回収装置。
JP28623096A 1996-10-29 1996-10-29 自動車のコード類回収装置 Pending JPH10129942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28623096A JPH10129942A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 自動車のコード類回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28623096A JPH10129942A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 自動車のコード類回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10129942A true JPH10129942A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17701664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28623096A Pending JPH10129942A (ja) 1996-10-29 1996-10-29 自動車のコード類回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10129942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102701026A (zh) * 2012-05-28 2012-10-03 吉林大学 汽车再生资源拆解利用的线束收集装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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