JPH10128245A - ガラス体選別装置 - Google Patents

ガラス体選別装置

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JPH10128245A
JPH10128245A JP8289896A JP28989696A JPH10128245A JP H10128245 A JPH10128245 A JP H10128245A JP 8289896 A JP8289896 A JP 8289896A JP 28989696 A JP28989696 A JP 28989696A JP H10128245 A JPH10128245 A JP H10128245A
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JP
Japan
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light source
glass body
image
light
sorting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8289896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Morikawa
泰 森川
Masayuki Kanda
雅之 神田
Katsutoshi Matsumoto
勝利 松本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP8289896A priority Critical patent/JPH10128245A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の光量が適正値で安定した状態でガラス
体の撮像を行えるようにして、ガラス体をより適切に選
別すること。 【解決手段】 ガラス体Gの搬送手段Bと、互いに対向
する光源2及び撮像手段3と、撮像したガラス体Gの画
像を処理する画像処理手段4と、画像処理結果に従って
ガラス体Gを選別する選別機構とで、ガラス体選別装置
1を構成する。光源2を撮像手段3で撮像して得られた
画像の画像処理手段4での処理結果に基づいて、上記搬
送手段Bを制御するようにする。光源2を撮像すること
により光量が適正値かどうかを判断し、適正値でない
と、搬送手段Bを停止させて選別を行わないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス瓶やカレ
ットなどのガラス体を再資源化するために色や形状別に
選別する選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】使用済みのガラス瓶やカレットなどのガ
ラス体を回収して再資源化することは、資源の有効利用
等の観点から、又は廃棄物を埋立て処理する場所が確保
し難いという点からも、非常に重要な事項である。ガラ
ス体を再資源化する場合、色や形状別に選別する必要が
あるが、これを手作業で処理しようとすると労働条件の
制約等があるので、選別作業の効率を向上させるために
も、従来よりガラス体選別装置を使用している。
【0003】このガラス体選別装置は、ガラス体を搬送
する搬送手段と、この搬送手段を挟んで対向する光源及
び撮像手段と、この光源で照射されたガラス体を撮像手
段で撮像して得られた画像を処理する画像処理手段と、
この画像処理手段の処理結果に基づいて上記ガラス体を
選別する選別機構とからなり、搬送手段で搬送されてき
たガラス体を撮像手段で順次撮像しガラス瓶の色や形状
を画像処理手段で判断して、選別機構でガラス体を色や
形状別に連続的に選別している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ガラス体選別装置においては、選別機構での画像の処理
や判断を正確にするために、光源からの光量を一定に保
つ必要がある。
【0005】ところが、従来のガラス体選別装置は、光
源に対する電圧や電流値により光源がある程度の光量で
点灯しているのを検査しているが、実際にガラス体に照
射される光量が適切かどうかまでは検査していない。こ
のため、光源が特に蛍光灯のように、その光量が周囲温
度によって変化してしまう場合には、選別装置の起動に
伴い光源が点灯しても、光源の光量が適正な値に達する
のに数分から数十分かかってしまい、選別装置を起動し
てしばらくは、ガラス体に照射される光量が適正でない
状態で、ガラス体の選別が行われることとなる。
【0006】このように、従来のガラス体選別装置は、
その起動時においては、ガラス体に照射される光量が適
正値でないため、画像処理手段がガラス体の色や形状の
判断を誤ってしまい、ガラス体が適切に選別されない場
合がある、という問題があった。
【0007】そこで、この発明は、ガラス体に照射され
る光量が常に適正値になるようにして、ガラス体の選別
が常に適切に行われるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、上記光源を撮像手段で撮像して得ら
れた画像の画像処理手段での処理結果に基づいて、上記
搬送手段を制御するようにした。
【0009】この発明に係るガラス体選別装置において
は、始動時に画像処理手段が、光源を直接撮像して得ら
れた画像から光量が適正値かどうかを判断し、光量が適
正値で安定したのを確認してから搬送手段を始動させる
ようにすると、光量が常に適正な状態でガラス体の選別
が開始されることとなる。また、選別の開始後も、適時
光源を撮像して光量が適正値かどうかを画像処理手段で
判断し、適正値でない場合は搬送手段を停止させて光源
の調整を促し、適正値に復帰した後に搬送手段を再始動
して選別を再開するようにすると、常に適正な光量でガ
ラス体の選別が行われることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明に係るガラス体選別装置
の実施の一形態を、添付図面に基づいて説明する。
【0011】図1に示すガラス体選別装置1は、ガラス
瓶Gを搬送するベルトコンベアBと、このベルトコンベ
アBを挟んで対向する光源ユニット2及びCCDカメラ
3と、この光源ユニット2で照射されたガラス瓶GをC
CDカメラ3で撮像して得られた画像を処理する画像処
理ユニット4と、この画像処理ユニット4からの指示に
従ってガラス瓶Gを選別する選別機構(図示せず)とか
らなる。
【0012】ベルトコンベアBは、モータ(図示せず)
により駆動されて、ガラス瓶Gを所定間隔で順次搬送す
る。
【0013】光源ユニット2は、蛍光灯5と、この蛍光
灯5を囲む箱状のライトカバー6とからなり、外部電源
から給電されてライトカバー6内で蛍光灯5が点灯す
る。また、ライトカバー6は、CCDカメラ3との対向
面aが透明になっている。ライトカバー6の内部には、
光量センサ(図示せず)が設けられており、蛍光灯5の
光量が所定値になったかどうかをチェックするようにし
ている。
【0014】この光源ユニット2は、ライトカバー6の
透明の対向面aを通して、蛍光灯5の光を外部へ照射す
る。CCDカメラ3は、カラーで撮像できるようになっ
ており、シャッターが画像処理ユニット4により適時作
動される。
【0015】画像処理ユニット4は、ガラス瓶Gが光源
ユニット2の正面に丁度きたときにCCDカメラ3のシ
ャッターを作動させ、得られた画像を処理してガラス瓶
Gの色や形状を判別する。そして、この画像処理ユニッ
ト4の判別結果に応じて、選別機構はガラス瓶Gを色や
形状別に振り分ける。
【0016】このガラス体選別装置1の動作を図2のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0017】このガラス体選別装置1は、起動スイッチ
が作動されると(S1 )、画像処理ユニット4が、蛍光
灯5が点灯した光源ユニット2を直接CCDカメラ3で
撮像する(S2 )。このとき、ベルトコンベアBは始動
されず、ガラス瓶Gは搬送されない。画像処理ユニット
4は、図3に示すように、CCDカメラ3で得られた光
源ユニット2の画像を処理する際に、その処理エリアを
規定するウインドウw内の画像に対して解析を行う。す
なわち、この画像処理ユニット4は、光源ユニット2の
画像におけるウインドウw内の光源色(蛍光灯の発光
色)が、そのウインドウw内でどの程度存在しているか
を解析することによって、光源ユニット2の光量が適正
値で安定しているかどうかを所定時間内でチェックする
(S3 、S4 )。ここでは、光源ユニット2内の光量セ
ンサにより蛍光灯5の光量が所定値であると検出された
状態で、全てのウインドウw内で光源色が所定量以上存
在していれば、光源ユニット2からの光量が適正値であ
ると判断するようにしている。
【0018】光源ユニット2の光量をチェックするため
の時間は上記のように予め決められており(S3 )、そ
の時間内で画像処理ユニット4が光量をチェックし、適
正値でない場合は、適正値になるように光源ユニット2
に対する電圧や電流値を変化させて光源ユニット2の光
量を調節し、再度光量をチェックする(S3 、S4 )。
【0019】そして、光源ユニット2の光量が適切値で
安定したら、ベルトコンベアBを始動させてガラス瓶G
の選別を開始する(S5 )。また、決められた時間内に
光源ユニット2の光量調節が完了しない場合は、光源ユ
ニット2の異常として選別作業を行わない(S6 )。異
常を検出したら、オペレータが蛍光灯5を交換したりラ
イトカバー6の対向面aの清掃を行うなどの所定のチェ
ックを行うようにする。
【0020】さらに、このガラス体選別装置1は、選別
動作中であっても、ベルトコンベアB上で連続するガラ
ス瓶Gの間から光源ユニット2を適時撮像して、上記の
要領で光量のチェックを行う。そして、光量が適正値で
ない場合は、適正値に調節するまでベルトコンベアBを
停止させ、適正値に復帰したらベルトコンベアBを再始
動させて選別作業を再開するようにしている。
【0021】また、光源ユニット2を所定時間内で適正
値に調節できない場合は、選別作業を中止する。
【0022】このように、このガラス体選別装置1は、
光源ユニット2を撮像することにより光量が適正値で安
定しているかどうかを判断し、適正値でないとベルトコ
ンベアBを停止させて選別を行わない。
【0023】
【効果】この発明に係るガラス体選別装置は、光源を撮
像し得られた画像を処理することにより光源の光量が適
正値かどうかを適時検査し、その結果に応じて搬送手段
を制御するため、常に適正値で安定した光量で照射され
たガラス体を撮像することができるので、起動時や動作
時に画像処理手段がガラス体の判別を誤ることがなく、
常に適切にガラス体を選別することができる。
【0024】また、このガラス体選別装置は、光源を外
部から撮像することにより光量を判断しているため、実
際にガラス体に照射される光量を判断することとなるの
で、ガラス体を撮像するうえで非常に都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガラス体選別装置の斜視図
【図2】図1のガラス体選別装置の動作を示すフローチ
ャート
【図3】画像処理ユニットにおける光源ユニットの画像
の処理の説明図
【符号の説明】
1 ガラス体選別装置 2 光源ユニット 3 CCDカメラ 4 画像処理ユニット 5 蛍光灯 6 ライトカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス体を搬送する搬送手段と、この搬
    送手段を挟んで対向する光源及び撮像手段と、この光源
    で照射されたガラス体を撮像手段で撮像して得られた画
    像を処理する画像処理手段と、この画像処理手段の処理
    結果に従って上記ガラス体を選別する選別機構とからな
    るガラス体選別装置において、上記光源を撮像手段で撮
    像して得られた画像の画像処理手段での処理結果に基づ
    いて、上記搬送手段を制御するようにしたことを特徴と
    するガラス体選別装置。
  2. 【請求項2】 上記画像処理手段が、上記撮像手段で得
    られた画像を処理する際に、その処理エリアを規定する
    ウインドウ内の画像に対して解析を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のガラス体選別装置。
JP8289896A 1996-10-31 1996-10-31 ガラス体選別装置 Pending JPH10128245A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8289896A JPH10128245A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 ガラス体選別装置

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JP8289896A JPH10128245A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 ガラス体選別装置

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JPH10128245A true JPH10128245A (ja) 1998-05-19

Family

ID=17749178

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JP8289896A Pending JPH10128245A (ja) 1996-10-31 1996-10-31 ガラス体選別装置

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JP (1) JPH10128245A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101366072B1 (ko) * 2013-05-30 2014-02-25 주식회사 서울금속 광량조절형 원통형제품 검사장치
WO2018020535A1 (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社島津製作所 光度計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101366072B1 (ko) * 2013-05-30 2014-02-25 주식회사 서울금속 광량조절형 원통형제품 검사장치
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