JPH10127886A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10127886A
JPH10127886A JP8303654A JP30365496A JPH10127886A JP H10127886 A JPH10127886 A JP H10127886A JP 8303654 A JP8303654 A JP 8303654A JP 30365496 A JP30365496 A JP 30365496A JP H10127886 A JPH10127886 A JP H10127886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の遊技結果に関する主要な情報(例え
ば、大当り発生までのスタート回数および大当り図柄)
を表示可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 特別図柄表示装置の呼込み画面で、大当
り図柄および大当りの発生までのスタート回数、過去に
発生した大当りに関する大当り図柄および大当りの発生
までの始動回数、確率変動中における大当りの発生まで
のスタート回数および確率変動中における大当り回数の
計数、記憶を行い表示する。また、大当り発生中等の画
面では同様のデータを表示する。これにより、どのよう
な過程で今の遊技状態に至っているか等の遊技状態のい
きさつに関する情報を遊技機から簡単に得るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特別停止態様(例
えば、大当り)までの始動条件の成立回数(例えば、特
図のスタート回数)を特別停止態様に関連した表示デー
タ(例えば、大当り図柄)と共に表示するようにしたパ
チンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の識別情報(以下、特別
図柄、或いは適宜、特図という)を可変表示可能な画像
表示装置(例えば、特別図柄表示装置)として、例えば
液晶表示装置、CRT表示装置、多数の発光素子からな
る表示装置などがある。そして、このような画像表示装
置が遊技領域に配置され、始動入賞口(あるいは始動ゲ
ート)への遊技球の入賞あるいは始動記憶があるなどの
始動条件の成立に基づき、画像表示装置における表示領
域を所定期間変動表示させ、その停止結果が特別停止態
様(例えば、大当り図柄)で停止表示されたことに基づ
き、変動入賞装置を所定の条件下で開放制御する特別遊
技状態を発生可能なパチンコ遊技機(以下、適宜、単に
遊技機という)は一般的に知られている。画像表示装置
における表示領域は、例えば3桁の表示窓部で構成さ
れ、変動表示中は3桁の表示窓部における表示図柄を高
速変動させ、所定時間経過後にそれぞれの表示図柄を所
定時間ずつずらして順次停止させ、3桁の表示窓部にお
ける停止図柄が、例えば「1、1、1」等のゾロ目にな
った場合に、大当り状態を発生させている。
【0003】また、2桁目の表示窓部の停止時(3桁目
はまだ変動中)に、ゾロ目の可能性がある「7、7、
−」等の場合に、リーチ表示状態(リーチ可変表示遊
技)として3桁目の図柄が停止するまでの変動表示を低
速変動表示(スロースクロール)で長時間行うことによ
り、遊技者に大当りの期待感を持たせたいわゆるリーチ
スクロールを発生させる遊技機が多い。上記大当り図柄
には、予め定められた特定図柄(所定の特別遊技態様)
である「7、7、7」等のゾロ目(確変図柄に相当)の
停止での大当りが発生した場合には、その大当り終了後
に、更に1回や2回の大当りが発生するまで、上記画像
表示装置における大当り図柄の発生率(特別遊技状態の
発生率)を高確率状態(特図確率変動状態)にしたり、
あるいは補助可変表示装置(例えば、普通図柄表示装
置)と上記画像表示装置の始動口に補助変動入賞装置
(例えば、普通変動入賞装置)を備え、特定図柄での大
当りの発生の後に、補助可変表示装置の当り図柄の発生
率を高確率状態(いわゆる普図確率変動状態)にして始
動口への入賞率を高めるいわゆる確率変動制御を行う遊
技機も一般的である。
【0004】また、最近では上記普図確率変動状態の他
に、補助可変表示装置の変動時間を例えば30秒から6
秒に変換し、更に補助変動入賞装置の開放パターンを
0.5秒の1回開放から1.5秒の3回開放に変換する
普図時短状態を発生可能な遊技機も知られている。普図
時短状態の発生は、例えば大当り終了後、特図が50回
変動するまで発生させたり、あるいは「3、3、3」等
の停止図柄による大当り終了後から「4、4、4」の大
当り発生まで継続して発生させるなどが考えられてい
る。さらに、従来の画像表示装置では上記変動表示遊技
の他に、変動表示遊技が行われていないとき(例えば、
普段動作中)にキャラクタ等の動作表示による呼び込み
表示や、大当り状態が発生した場合の大当りの装飾表
示、変動入賞装置への入賞個数、変動入賞装置の開放サ
イクル、大当り図柄などを表示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技
機にあっては、画像表示装置の表示内容に関して、以下
のような問題点があった。 (イ)従来の画像表示装置における表示内容は、進行し
ている遊技に関する表示のみであり、どのような過程で
今の遊技状態に至っているか等の遊技状態のいきさつに
関する情報の表示が成されていなかった。そのため、遊
技者はどのような過程で今の遊技状態に至っているかと
いう遊技状態のいきさつ情報を、自分の遊技をしている
当該遊技機から得ることが困難であった。特に、過去の
データとしては、例えば大当り発生での始動条件の成立
回数(スタート回数)と、大当り図柄(確率変動等に関
連するため)が重要になっているが、このようなデータ
の過去のものは表示されていなかった。
【0006】(ロ)最近では、過去の遊技結果を基に遊
技をする遊技機を選択する遊技者が増えている。例え
ば、過去に特図のスタート回数何回目でどんな図柄で大
当りしたか等の過去の遊技結果に基づき今後の遊技を予
想して遊技を行う遊技者が多い。そのため、一部の遊技
店では遊技機から収集した遊技データを公開するような
データ公開装置を店内に1台乃至2台設置して、データ
の公開サービスを行っている所もある。しかし、このよ
うなデータ公開装置は高価であり、また全ての遊技者に
対して必要なときに直にデータの提供ができるものでは
なかった。すなわち、データ公開装置の前で順番待ちを
したり、遊技を中断してデータ公開装置の所まで行かな
ければならず面倒である等の問題点があった。
【0007】(ハ)また、データ公開装置は大当り図柄
に関する情報の表示は行っていなかった。したがって、
遊技者が手軽に大当り図柄に関する情報を得ることがで
きなかた。 (ニ)最近の遊技機では、大当り図柄によりその後、確
率変動を1回あるいは2回発生させるようなものが増え
ている。このような遊技機の場合、確率変動に関するデ
ータは非常に重要であるが、従来はそのようなデータの
表示は遊技機では行われておらず、遊技者へのサービス
という点で改良の余地があった。
【0008】そこで本発明は、過去の遊技結果に関する
主要な情報(例えば、特別停止態様までの始動条件の成
立回数および特別停止態様に関連した表示データ)を表
示可能な遊技機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機は、複数の識別情報を表
示可能な画像表示装置を備え、始動条件の成立に基づき
可変表示遊技を行い、該可変表示遊技の結果が特別停止
態様になったことに基づいて特別遊技状態を発生可能な
遊技機において、前記画像表示装置の表示制御を行う表
示制御手段と、前記特別停止態様の発生に基づき、該特
別停止態様に関連した表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、前記始動条件の成立回数を計数する始動条
件計数手段と、前記始動条件計数手段により前記特別遊
技状態の発生までに成立した始動条件の成立回数が計数
されたとき、その計数された計数データを記憶する計数
データ記憶手段と、前記特別遊技状態の発生に基づき前
記始動条件計数手段をリセットするリセット手段と、を
備え、前記表示制御手段は、前記表示データ記憶手段に
記憶された表示データと、前記計数データ記憶手段に記
憶された計数データとを表示するように制御することを
特徴とする。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記表示データ記憶手段および前記計
数データ記憶手段は、過去に発生した所定回数の特別遊
技状態に基づき、それぞれデータの記憶が可能であるよ
うにしてもよい。例えば請求項3記載のように、前記特
別停止態様が所定の特別停止態様での発生であった場合
には、前記特別遊技状態の終了後、特別遊技状態の発生
を容易にする特定遊技状態が発生可能であり、前記表示
制御手段は、特定遊技状態中における始動条件の成立回
数を計数した計数データを識別して表示するように制御
するようにしてもよい。例えば請求項4記載のように、
前記特定遊技状態に関連して発生した特別遊技状態を計
数する特定計数手段を備え、前記表示制御手段は、前記
特定遊技状態に関連して発生した特別遊技状態の計数結
果を表示するように制御するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をパチ
ンコ遊技機に適用した一実施例として図面を参照して説
明する。 A.遊技盤の構成 図1はパチンコ遊技を行う遊技機の遊技盤を示す正面図
である。図1において、1は遊技盤であり、前面の略円
形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域
3が形成されている。この遊技領域3には、複数の識別
情報(以下、特別図柄、或いは特図という)を可変表示
する表示領域4aを備えた特別図柄表示装置4(画像表
示装置)と、開閉扉5aにより開閉される大入賞口5b
を有する特別変動入賞装置5と、左右一対の開閉部材6
aを有し特図始動口として機能する普通変動入賞装置6
(いわゆる普電と呼ばれるもの)と、この普通変動入賞
装置6に設けられ後述する普通図柄(以下、普図とい
う)を表示する普通図柄表示装置6bと、スルーチャッ
カー形式の普通図柄始動口7と、一般入賞口8aと、風
車と呼ばれる打球方向変換部材8bと、サイドランプ8
cと、アウト穴9などが備えられている。
【0012】そして、普通変動入賞装置6内の入賞流路
には特図始動スイッチ6dが、普通図柄始動口7内の通
過流路には普図始動スイッチ7aが、それぞれ設けられ
ている。また、特別変動入賞装置5の大入賞口5b内に
おける、継続入賞流路には継続スイッチ5cが、一般入
賞流路にはカウントスイッチ5dがそれぞれ設けられて
いる。また、特別図柄表示装置4の上部には、一般入賞
口4bが設けられるとともに、この場合4個の特図始動
記憶表示器4cが設けられている。また、普通変動入賞
装置6には、この場合4個の普図始動記憶表示器6cが
設けられている。
【0013】ここで、特別図柄表示装置4は、カラーで
特図の静止画および変動画を表示可能な、例えば液晶デ
ィスプレイ(LCD)が使用される。なお、特別図柄表
示装置4はCRTであってもよい。この特別図柄表示装
置4に表示される特図としては、例えば数字および文字
からなる識別情報を表示してもよいし、あるいはその他
の図柄を表示してパチンコゲームを行うようにしてもよ
い。普通図柄表示装置6bは、例えば、一桁の数字を表
示する7セグメントの表示部を有し液晶又はLED等よ
りなる表示器であり、この場合上記普通図柄(普図)
は、一桁の数字である。
【0014】また、始動記憶表示器4c、6cは、後述
するように特図或いは普図の始動記憶の数を表示するも
のである。また、特図始動スイッチ6dは、普通変動入
賞装置6に玉が入賞したことを検出し、普図始動スイッ
チ7aは、普通図柄始動口7に玉が通過したことを検出
し、カウントスイッチ5dは、特別変動入賞装置5の大
入賞口5bに入った玉のうち一般入賞した玉を検出し、
継続スイッチ5cは、大入賞口5bに入った玉のうちい
わゆる継続入賞(V入賞)した玉を検出する。なお、遊
技盤1の遊技領域3には、通常天釘やヨロイ釘といった
多数の障害釘が設けられるが、ここでは繁雑になるので
図示省略している。また、同様に図示省略しているが、
遊技盤1には、その他の各種装飾ランプや、LED等が
設けられていてもよい。
【0015】また本発明では、遊技盤における遊技領域
はどのようなものでもよく、画像表示装置(ここでは特
別図柄表示装置4)を使用してその表示領域4aに複数
の識別情報を可変表示可能であり、始動条件の成立(例
えば、始動入賞口あるいは始動ゲートへの遊技球の入
賞)に基づき可変表示遊技を行い、可変表示遊技の結果
が特別停止態様(例えば、「2」、「2」、「2」のゾ
ロ目図柄)になったことに基づいて特別遊技状態(例え
ば、大当り状態)を発生可能な遊技機であれば、任意の
構成を取り得る。例えば、画像表示装置の図柄内容を変
化させてゲームを行うもので、画像表示装置の表示態様
が予め定められた表示態様になった場合に、変動入賞装
置を開放し内部の権利発生入賞口へ入賞があったときに
大当りの権利が発生する「第3種」に属するパチンコ
機、あるいは画像表示装置の表示態様が予め定められた
表示態様になった場合に、所定数の変動入賞装置の連動
動作の開始条件を付与する他種タイプに属するパチンコ
機であっても、本発明を適用することができる。なお、
本実施例ではいわゆる「第1種」に属するタイプのもの
に、本発明を適用した例を説明する。
【0016】B.制御系の構成 次に、遊技機における制御系の構成について説明する。
図2は遊技機における制御系の全体構成を示すブロック
図である。図2において、この制御系は大きく分ける
と、役物制御回路100と、表示制御回路200とによ
って構成される。役物制御回路100は、マイクロコン
ピュータを含む回路で、例えば遊技盤1の裏面に取付け
られたボードユニットにより実現されている。また、表
示制御回路200は、例えば遊技盤1に設けられた特別
図柄表示装置4の裏面側に取付けられた回路基板により
実現されている。
【0017】この役物制御回路100は、パチンコ遊技
等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる
役物用IC111と、水晶の発振周波数を分周して役物
用IC111の基本クロックを得る分周回路113と、
役物用IC111等に必要な電源を供給する電源回路1
14と、各種情報信号を受け入れるローパスフィルタ1
15と、ローパスフィルタ115からの信号をバス11
6を介して役物用IC111に出力するバッファゲート
117と、役物用IC111からの信号をバス116を
介して受ける出力ポート118と、出力ポート118を
介して入力される制御信号をドライブして各種駆動信号
を生成して各機器に出力するドライバ119と、遊技に
必要な効果音を生成する(あるいは音声合成を行っても
よい)サウンドジェネレータ120と、サウンドジェネ
レータ120からの音声信号を増幅して遊技機の所定箇
所に配設されたスピーカー121aに出力するアンプ1
21と、役物用IC111から出力される制御信号に基
づいて表示制御回路200に対する表示制御信号を出力
するインターフェース回路122と、役物用IC111
から出力される遊技データ信号を外部情報端子123に
出力するインターフェース回路124とによって構成さ
れる。なお、外部情報端子123はホールの管理装置や
島設備に配置された呼出装置に接続される。なお、役物
用IC111は、演算処理を行うCPU131、ワンチ
ップマイコンからなる役物用IC111が正規のもので
あるかどうかのセキュリティ性をチェックするセキュリ
ティプログラムを格納しているROM132、役物制御
の制御プログラム等を格納している制御ROM132お
よびワークエリアの設定や制御に必要なデータの一時記
憶等を行うRAM134を内蔵している。
【0018】ローパスフィルタ115には、前述の特図
始動スイッチ6d、普図始動スイッチ7a、カウントス
イッチ5d、継続スイッチ5c、および確率設定装置1
00aからの信号が入力されている。確率設定装置10
0aは、設定キーやモニタ等を有し、大当りとなる確率
を設定変更したり、大当りの確率変動の形態等を設定変
更したりするためのもので、係員が操作するタイプでは
遊技機の裏面側に配置される。なお、確率設定装置10
0aは遊技機自体(例えば役物制御回路100)に設け
られたスイッチ等(図示省略)により構成されていても
よいし、ホールの管理装置から入力される構成でもよ
い。ドライバ119からは、特別変動入賞装置5の大入
賞口5b(開閉扉5a)の開閉動作を駆動するソレノイ
ドや、特図始動記憶表示器4cや、普図始動記憶表示器
6cや、普通図柄表示装置6bや、普通変動入賞装置6
を駆動するソレノイドや、各種装飾ランプ(例えばサイ
ドランプ8c)、LEDに制御信号が出力される。
【0019】表示制御回路200は、役物用IC111
からこの場合8ビットの表示用制御信号(リセット信号
(1ビット)、ストローブ信号(1ビット)、コマンド
信号(6ビット))を受けて特別図柄表示装置4の制御
を行うもので、図3に示すように、画像表示制御用のC
PU201と、ROM202と、RAM203と、DM
A204と、VDP205と、フォントROM206
と、γ補正回路207と、クロック回路208と、イン
ターフェース部209とよりなる。なお、表示制御回路
200には役物用IC111から遊技データが出力され
る(例えば、コマンド信号(6ビット)で遊技データが
送信)。CPU201は、インターフェース部209を
介して通信割り込みによって役物用IC111から表示
用制御信号を受けて、VDP205に画像生成を指令
し、特別図柄表示装置4により後述するような画像表示
制御を行うものである。VDP205は、スプライトR
AM、パレットRAM、V−RAMを内蔵しており、C
PU201から送られる画像生成指令を受けて、フォン
トROM206に登録されている図柄データ(例えば、
特図の図柄データ)を読み出して所定の画像信号を生成
し、この画像信号を画像のガンマ補正を行うγ補正回路
207を介して特別図柄表示装置4に出力するととも
に、水平同期信号(H_SYNC)および垂直同期信号
(V_SYNC)を形成して特別図柄表示装置4に出力
するものである。
【0020】なお、フォントROM206には特別図柄
表示装置4に出力する画像信号(例えば、RGB信号を
含む)を生成するための全ての画像情報(キャラクタ、
識別図柄、背景及び配色等に関する全て情報)が登録さ
れている。また、特別図柄表示装置4には大当り図柄
(特別停止態様に関連した表示データ)、大当りの発生
までの始動回数(特別遊技状態の発生までに成立した始
動条件の成立回数)、過去に発生した大当りに関する大
当り図柄および各大当りの発生までの始動回数(過去に
発生した所定回数の特別遊技状態に基づく特別停止態様
に関連した表示データと、過去に発生した所定回数の特
別遊技状態の発生までに成立した始動条件の成立回
数)、確率変動中(特定遊技状態中)における大当りの
発生までの始動回数(特別遊技状態の発生までに成立し
た始動条件の成立回数)、確率変動中における大当り回
数(特定遊技状態に関連して発生した特別遊技状態)を
表示する制御が行われる。なお、確率変動中における大
当り回数とは、初回の確率変動大当りを含めた確率変動
中における大当り回数の計数値のことであるが、これに
限らず、例えば初回の確率変動大当りを含めずに大当り
回数を計数してもよい。
【0021】ROM202はCPU201の制御プログ
ラムやデータ等を格納しているメモリであり、RAM2
03はCPU201の制御に必要なデータの一時記憶等
を行うためのメモリである。また、DMA204はRA
M203等のデータを高速転送する処理を行う。クロッ
ク回路208はCPU201やVDP205の動作に必
要な基本クロックを発生する。なお、表示制御回路20
0から特別図柄表示装置4に対しては、バックライト用
電源や、液晶表示用電源が供給されているとともに、グ
ランドラインが接続されている。また、画像表示タイミ
ング信号(V_SYNC、H_SYNC)も送信され
る。
【0022】ここで、役物用IC111、分周回路11
3、インターフェース回路122および表示制御回路2
00は、全体として表示制御手段、表示データ記憶手段
を構成する。表示制御手段は特別図柄表示装置4(画像
表示装置)の表示制御を行う。表示データ記憶手段は特
別停止態様の発生(例えば、大当りの発生)に基づき該
特別停止態様に関連した表示データ(例えば、大当り図
柄)を記憶する。また、役物制御回路100は始動条件
計数手段、計数データ記憶手段、リセット手段および特
定計数手段を構成する。始動条件計数手段は始動条件の
成立回数(例えば、特図のスタート回数)を計数する。
計数データ記憶手段は始動条件計数手段により特別遊技
状態の発生までに成立した始動条件の成立回数(例え
ば、大当り発生までの特図のスタート回数)が計数され
たときその計数された計数データを記憶する。リセット
手段は特別遊技状態の発生に基づき始動条件計数手段を
リセットする。なお、上記各手段を表示制御回路200
で実現するようにしてもよい。
【0023】また、表示制御手段は、表示データ記憶手
段に記憶された表示データと、計数データ記憶手段に記
憶された計数データとを特別図柄表示装置4(画像表示
装置)に表示するように制御する。表示データ記憶手段
および計数データ記憶手段は、過去に発生した所定回数
の特別遊技状態に基づきそれぞれデータの記憶が可能で
ある。また、本実施例の遊技機は、特別停止態様が所定
の特別停止態様での発生(例えば、確率変動図柄:
「7、7、7」での発生)であった場合には、その特別
遊技状態の終了後、特別遊技状態の発生を容易にする特
定遊技状態(例えば、確率変動状態)を発生可能であ
り、表示制御手段は、特定遊技状態中における始動条件
の成立回数を計数した計数データを識別して表示するよ
うに制御する。また、特定計数手段は特定遊技状態に関
連して発生した特別遊技状態を計数し、表示制御手段
は、特定遊技状態中に関連して発生した特別遊技状態の
計数結果を表示するように制御する。
【0024】C.遊技の概要 次に、役物制御回路100の制御フローを説明する前
に、本実施例の遊技機で行われる遊技の概要について説
明する。ガイドレール2を介して遊技領域中に打込まれ
た遊技球が、特別図柄始動口を兼ねた普通変動入賞装置
6に入賞すると、特別図柄表示装置4の表示領域4aに
おいて多数の識別図柄(数字、文字、記号、図柄等より
なるもの)が移動(スクロール)する表示(いわゆる変
動表示)が行われて、変動表示ゲーム(画像変動遊技)
が行われる。そして、この変動表示ゲーム結果としての
停止表示態様が所定の態様(例えば、「7、7、7」な
どのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特別遊技状態
が発生する。
【0025】この特別遊技状態(大当り)が発生する
と、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが、例えば30秒
程度(或いは、例えば最大で10個入賞までの期間)開
放される特別遊技が行われる。この特別遊技のサイクル
は、各サイクル中、大入賞口5a内の継続入賞領域を遊
技球が通過することを条件に、例えば、最大で16サイ
クルまで継続して行われる。また、特別遊技状態の発生
が特定の条件を満たした発生(例えば、確率変動図柄
(「7」、「7」、「7」)に基づく大当りの発生)で
あった場合に、特別遊技状態の発生に関して遊技者に有
利となる特定遊技状態(例えば、大当り確率が変動し、
大当り3回を1セットとして、初回大当り以後にあと2
回大当りを発生しやすくする状態)が発生するととも
に、特定遊技状態中に再度特定の条件を満たした特別遊
技状態の発生があった場合(例えば、再度、確率変動図
柄によって大当りが発生した場合)に、再度特定遊技状
態を初期状態から更新可能にする制御が行われる。
【0026】なお、大当り確率を高めて大当りを以後2
回当りやすくする遊技(確率変動遊技)は特定の図柄で
大当りとなった場合(特定の条件の成立した場合)に、
所定期間だけその後の大当りの確率を通常よりも高確率
に設定する特定遊技であり、役物制御回路100の制御
過程においてなされる制御である。また、上記特図の変
動表示ゲーム中又は特別遊技中に、普通変動入賞装置6
にさらに遊技球が入賞したときには、特図始動記憶表示
器4cが点灯して例えば4個まで記憶され、特図の変動
表示ゲーム又は特別遊技の終了後に、その記憶に基づい
て上記特図の変動表示ゲームが繰返される。
【0027】一方、遊技中に、遊技球が普通図柄始動口
7に入賞(通過)したときは、普通図柄表示装置6bの
識別情報(この場合、一桁の数字)の変動表示による普
図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示
ゲーム結果としての停止表示態様が所定の態様(例え
ば、「7」)であれば、普図当りと呼ばれる遊技価値が
発生する。この遊技価値(普図当り)が発生すると、普
通変動入賞装置6の一対の開閉部材6aが逆ハの字に開
いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される普図当
り遊技が行われる。これにより、普通変動入賞装置6に
遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲー
ムの実施回数が増えて大当り発生の可能性が増す。ま
た、上記普図の変動表示ゲーム中に、普通図柄始動口7
にさらに遊技球が入賞したときには、普図始動記憶表示
器6cが点灯して例えば4個まで記憶され、普図の変動
表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の
変動表示ゲームが繰返される。なお、特定遊技状態とし
ては、特図の確率変動の他にも、普図の確率変動、ある
いは特図および普図が同じ時期に確率変動するような状
態も含まれる。
【0028】大当り確率を高めて大当りを以後2回当り
やすくする遊技(確率変動遊技)と、普図の変動表示ゲ
ームの他には所定の特殊遊技が行われたりする。所定の
特殊遊技は、例えば特図の変動表示ゲームが50回行わ
れるまでの期間だけ普図の変動表示ゲームの変動時間を
短縮するなどの、いわゆる普図時短制御又は普図即止め
制御(或いは両者の併用)による遊技状態がある。なお
ここで、普図時短制御とは、普図の変動表示ゲームの変
動時間が通常は、例えば60秒程度であるところを6秒
程度に短縮する制御であり、また普図即止め制御とは、
始動記憶に基づいて普図の変動表示ゲームを行う際に、
始動記憶の発生から所定時間(例えば6秒)経過したも
のに対しては、変動時間を短縮(例えば2秒)して即時
に普図を停止させる制御である。
【0029】また、この特殊遊技中には、普図当りの際
の普通変動入賞装置6の開放時間を例えば3秒程度に増
やす処理や、普図当りの際の普通変動入賞装置6の開放
回数を通常の1回から3回に増やす等の処理が行われる
こともある。なお、このような特殊遊技を行うことによ
り、単位時間当りの普図のゲーム回数が増えて、普図の
当る回数が増える(通常普図の当り確率は1/4程度で
あるため)。このため、結果的に特図の変動回数が増え
て有利な状態になる。またさらに、通常この特殊遊技状
態中には、特図の変動についても即止め制御が行われ、
さらに有利となる。なお、普図の時短制御状態も特定遊
技状態の1つの態様である。
【0030】D.制御系の動作 次に、前述した制御系により行われる遊技機の制御(各
制御回路の機能)について、図4〜図8に示すフローチ
ャートおよび情報構成図に基づいて説明する。 (a)役物制御回路のメインルーチン 図4は、役物制御回路100(役物用IC111)によ
り行われるメイン制御処理(メインルーチン)のフロー
チャートを示す図である。この制御処理は、図2の分周
回路113により作り出される基準時間(例えば、2m
s)毎に1シーケンスずつ行われる。すなわち、最終ス
テップ終了後のリセット待ち処理において、役物用IC
111に分周回路113からリセット信号が入るたび
に、ステップS10から実行される。
【0031】処理が開始されると、ステップS10にお
いて先ず電源の投入時であるか否かを判定し、電源投入
時であればステップS12で電源投入処理を行い、今回
のルーチンを終了する。電源投入処理では、ROM13
2の正常判定処理、RAM133の初期化処理、I/O
レジスタの設定、システム内部のレジスタの設定処理等
が行われる。電源投入時でなければ、ステップS14で
SW入力処理(例えば、特図始動スイッチ6dや普図始
動スイッチ7aの入力処理等)を行ってステップS16
に移行する。ステップS16では、役物用IC111に
よる制御処理(ステップS18〜S30)の各処理過程
で定められる処理NO.(処理番号)に従って、ステッ
プS18〜S30のうちの該当するいずれか一つの処理
を行う分岐処理がなされる。なお、ステップS18〜S
30は、図示省略したサブルーチンに従って行われる処
理であり、その概要は以下のとおりである。
【0032】ステップS18:普段処理 普段処理では、始動記憶がある場合に、始動記憶数を一
つ減らした後、乱数抽出による大当り判定を行って特図
の停止図柄を決定する。この場合、確率変動中は乱数の
判定値(つまり当りの判定値)を通常(判定値=1個)
よりも多くして(例えば、判定値=7個)、大当りし易
い制御が行われる。次いで、停止図柄がリーチ図柄であ
る場合には、リーチフラグをセットした後、変動処理の
番号に処理番号を変更して、次のシーケンスで変動処理
が行われるようにする処理を行う。そして、始動記憶が
ない場合には、処理番号をこの普段処理を行う番号のま
まとして、次のシーケンスでもこの普段処理が繰返され
るようにするものである。また、この普段処理では、始
動記憶がある場合に、普図時短制御或いは普図即止め制
御を行うべき回数を記憶するカウンタ(以下、普図時短
カウンタという)の値が0か否か判定する。そして、こ
の普図時短カウンタが0でない場合には、このカウンタ
の値を一つ減らすとともに、普図時短制御或いは普図即
止め制御を行うための情報をセットして、例えば後述の
普図普電処理(ステップS32)においてこの情報に基
づく普図時短制御或いは普図即止め制御が行われるよう
にする処理も行われる。なお、普図時短カウンタ値は確
率変動終了時や所定の図柄での大当り終了時に所定回数
にセットされる。
【0033】ステップS20:変動処理 変動処理では、特図をスクロールさせる処理が行われ、
所定時間経過後に、図柄停止処理の番号に処理番号を変
更する。 ステップS22:図柄停止処理(通常停止処理) 図柄停止処理では、例えば、特別図柄表示装置4の図柄
をゆっくりとスクロールさせて所定時間経過後に停止さ
せる処理が行われ、所定時間経過後の図柄を停止させる
時点で、リーチフラグがセットされているか否か判定さ
れ、セットされている場合には、リーチ停止処理の番号
に処理番号が変更され、セットされていない場合には、
図柄の停止が完了した時点で、停止図柄判定処理の番号
に処理番号が変更される。
【0034】ステップS24:リーチ停止処理 リーチ停止処理では、特別なリーチスクロールを行った
後、中図柄を停止させる処理が行われ、中図柄の停止が
完了した時点で、停止図柄判定処理の番号に処理番号が
変更される。 ステップS26:停止図柄判定処理(詳細はサブルーチ
ンで後述) 停止図柄判定処理では、特図のスタート回数の計数や、
停止図柄が大当り図柄か否かの判定が行われ、大当りで
なければ、外れ処理の番号に処理番号が変更され、大当
りであれば、大当り処理の番号に処理番号が変更され
る。
【0035】ステップS28:大当り処理 大当り処理では、特別遊技(特別変動入賞装置5が開放
される遊技)を行うための処理が実行され、例えば大当
りの開始時にファンファーレの効果音を出す等の演出が
行われ、大当り状態の終了後は普段処理の番号に処理番
号が変更される。なお、大当り処理の中で、例えば特殊
遊技(普図の変動表示ゲームの変動時間を短縮する遊
技)を行うために、大当り中の表示ゲームの結果によっ
て、普図時短カウンタを例えば50回に設定する処理等
を実行してもよい。なお、大当り状態中に、前述したよ
うに普図時短制御を行い、普電(普通変動入賞装置6)
の開放を頻繁に行うようにして、大当り中における獲得
球を多くして、より遊技者に有利にしてもよい。 ステップS30:外れ処理 外れ処理では、左図柄、中図柄、および右図柄の全てが
停止した表示を行う処理等がなされ、普段処理の番号に
処理番号が変更される。なお、以上の処理番号による分
岐処理(ステップS18〜S30)によれば、メインル
ーチンのシーケンスが繰返される度に、遊技状態に応じ
て処理番号が変更されてゆく。
【0036】次に、図4に示すメインルーチンでは、以
上の分岐処理がなされた後に、次いで、ステップS32
で普図普電処理を行う。普図普電処理では、普図の始動
記憶が残っていることを条件に、前述の普図の変動表示
ゲームを行うための処理が行われ、また前述の普図当り
となったことを条件に、普図当り遊技(普通変動入賞装
置6の一対の開閉部材6aが逆ハの字に開いた開放状態
に保持される遊技)を行う処理がなされる。なお、特定
遊技状態として普図の確率変動が行われる場合には、普
図の乱数の抽出結果の判定を通常よりも当り易くする処
理が行われる。次いで、ステップS34で特図、普図乱
数更新処理を行う。特図、普図乱数更新処理では、特図
および普図の乱数を例えば[1]ずつインクリメントし
て更新する。これにより、本ルーチンが繰り返される毎
に、特図および普図の乱数が変り、大当りあるいは普図
当りの乱数抽出値がランダム性を保つようになる。
【0037】次いで、ステップS36でリーチ発生用乱
数更新処理を行い、リーチ発生用乱数を例えば[1]ず
つインクリメントして更新してリーチ発生のランダム性
を保つ。ここで、リーチ発生用乱数としては、例えば0
〜14の15種類があり、リーチを発生させる乱数は1
個で、残りの14個はリーチを発生しない乱数である。
したがって、リーチ発生確率は1/15となる。次い
で、ステップS38で特図、普図停止図柄作成処理を行
い、特図と普図の停止態様の更新のための図柄を作成す
る。次いで、ステップS40で表示図柄編集処理を行
い、特図の表示図柄を編集する。次いで、ステップS4
2で役物用IC111から表示制御回路200へのデー
タ転送に関するデータ転送処理を行う。これにより、例
えば表示図柄編集処理で行われた特図の表示図柄の編集
結果データが表示制御回路200に転送されることにな
る。次いで、ステップS44で出力処理を行う。これに
より、例えば各種装飾ランプ類(例えばサイドランプ8
c)やスピーカー121aに対して信号が出力される。
ステップS44を経ると、メンルーチンの1シーケンス
が終了する。
【0038】(b)停止図柄判定処理のサブルーチン 次に、図4に示すメインルーチンのステップS26で行
われる停止図柄判定処理のサブルーチンについて、図5
により説明する。このサブルーチンが開始されると、ま
ずステップS50でスタート回数カウンタをインクリメ
ントする。スタート回数カウンタは特別図柄表示装置4
の変動表示が行われた回数(すなわち、特図始動回数)
をカウントするものであり、本サブルーチンが実行され
る度に、カウントアップしていき、後述のように大当り
になると、カウント値がクリアされる。なお、スタート
回数カウンタはステップS50でインクリメントするの
ではなく、例えば変動開始時にインクリメントするよう
にしてもよい。
【0039】次いで、ステップS52でスタート信号情
報をセットする。これは、特図のスタート情報を表示制
御回路200に送信するためにセットするものである。
次いで、ステップS54で停止図柄判定処理を行い、続
くステップS56で停止図柄の判定結果が大当り図柄で
あるか否かを判別する。停止図柄の判定結果が外れ図柄
であれば、ステップS58に分岐して外れ処理に処理を
変更しリターンする。これにより、次回のメインルーチ
ンでは外れ処理の番号に処理番号が変更される。一方、
停止図柄の判定結果が大当り図柄であれば、ステップS
60に進んでスタート回数カウンタ情報を記憶する。こ
れにより、前回の大当りから今回の大当り発生までにお
ける特図の始動回数が記憶される。次いで、ステップS
62で大当り図柄情報を記憶する。これにより、今回の
大当り図柄が記憶される。次いで、ステップS64でス
タート回数カウンタをクリアする。これは、今回大当り
が発生したので、カウント値がリセットし、再び次の大
当りまでの始動回数のカウントを開始できるようにする
ためある。
【0040】次いで、ステップS66で大当り関連記憶
情報をセットする。これは、役物制御回路100から表
示制御回路200に送信する情報として、大当り関連記
憶情報(例えば、今回の大当り発生までのスタート回
数、大当り図柄等)をセットするものである。具体的に
は、図6に示すように大当り関連記憶情報としては、今
回、前回および前々回における大当り図柄ポインタ(大
当り図柄を指定するポインタで、このポインタの番号が
大当り図柄に対応しているもの)、スタート回数がそれ
ぞれセットされ、役物制御回路100から表示制御回路
200に送信されることになる。なお、役物制御回路1
00から表示制御回路200への送信情報は今回の情報
のみを送信して前回、前々回の情報は表示制御回路20
0で記憶しておくようにしてもよい。次いで、ステップ
S68で大当り処理に処理を変更してリターンする。こ
れにより、次回のメインルーチンでは大当り処理の番号
に処理番号が変更される。
【0041】(c)表示制御回路のメインルーチン 次に、表示制御回路200の表示用CPU201により
行われるメイン制御処理(メインルーチン)を、図7の
フローチャートにより説明する。まず、ステップS15
0で初期化処理を行う。これにより、RAMの初期化、
I/Oレジスタの設定、システム内部レジスタの設定が
行われる。次いで、ステップS152で画像作成フラグ
があるか否かを判別する。画像作成フラグは、特別図柄
表示装置4に対する1画面分の画像作成が終了した場合
に、次回の画像作成を指令するためのものである(後述
の割込処理のルーチンにおるけステップS188参
照)。画像作成フラグがなければ、このステップS15
2に待機し、画像作成フラグが割込処理ルーチンでセッ
トされると、次のステップS154に進む。
【0042】ステップS154では画像作成フラグをク
リアし、続くステップS156でモード別分岐処理を行
う。モード別分岐処理は、役物制御回路100から送ら
れたコマンド信号の各データを読み取り、それぞれのモ
ードデータおよびその他の各データに対応した表示を行
うための処理である。例えば、この時点で入力されてい
るコマンド信号のモードデータが「01」である場合に
は普段処理に関しての図柄やキャラクタ以外の背景画像
等に関する処理を行い、モードデータが「02」である
場合には変動処理に関しての図柄やキャラクタ以外の背
景画像等に関する処理を行い、モードデータが「03」
である場合には図柄停止処理に関しての図柄やキャラク
タ以外の背景画像等に関する処理を行い、モードデータ
が「05」である場合にはリーチ停止処理に関しての図
柄やキャラクタ以外の背景画像等に関する処理を行う等
のように、役物制御回路100からの指令に対応した処
理が行われる。
【0043】次いで、ステップS158で画面表示クリ
ア処理を行う。これにより、特別図柄表示装置4におけ
る前回の画面表示がクリアされる。次いで、ステップS
160でスプライト処理を行う。これは、VDP205
における画像処理で、例えばスプライトRAMへのデー
タの切り換えにより図柄やキャラクタの表示制御を行
う。また、スプライトRAMを使用した画像処理を行っ
たり、あるいは各スプライトに対して色を設定するため
にパレットRAMに色指定を行ったりして、キャラクタ
や各背景画像等の1つのまとまった画像を単独で制御す
る。この場合、本実施例では特別図柄表示装置4に大当
り図柄、大当りの発生までのスタート回数、過去に発生
した大当りに関する大当り図柄および大当りの発生まで
のスタート回数、確率変動中の大当り回数等を表示する
ような画像制御を行う。ステップS160を経ると、ス
テップS152に戻って処理を繰り返す。
【0044】(d)表示制御回路の割込み制御ルーチン 次に、表示制御回路200の表示用CPU201により
行われる割込み処理を、図8のフローチャートにより説
明する。なお、この場合の割込みとしては、役物制御回
路100からのリセット信号を割込み信号とする通信割
込みと、V_BLANK割込みとがあり、割込みが発生
した場合、割込み禁止処理、プログラムカウンタの値を
退避するといったレジスタ退避処理を行うが、割り込み
の基本的なことなので、フローチャートでは省略してい
る。割込み処理では、まずステップS180で割込みが
V_BLANK割込みであるか否かを判別する。V_B
LANK割込みとは、表示制御回路200の表示用CP
U201からVDP205に画像データを送るための送
信タイミングを取るためのもので、VDP205から入
力される割込み信号により行われる割込み(すなわち、
画像信号割込み)である。
【0045】V_BLANK割込みでなければ、ステッ
プS182に分岐して通信割込みか否かを判別する。通
信割込みでなければ、ルーチンを終了して通常状態に復
帰する。通信割込みであればステップS184に進んで
役物制御回路100のデータ転送処理に対応する受信処
理を行い、役物制御回路100からの各種コマンド信号
を受信する。例えば、特別図柄表示装置4の画像表示に
関する各種表示態様(例えば、リーチ、外れ、大当り等
の表示態様)に関するデータを受信する。受信処理を経
ると、今回の割込み処理を終了して通常状態に復帰す
る。一方、ステップS180でV_BLANK割込みで
ある場合には、ステップS186に進んで画像データ転
送処理を行う。これにより、表示用CPU201からV
DP205に画像データが転送され、VDP205では
転送された画像データに基づいてパチンコ遊技の画像が
作成されて特別図柄表示装置4に表示される。次いで、
ステップS188で画像作成フラグをセットし、次回の
画像作成を指令する。ステップS188を経ると、今回
の割込み処理を終了して通常状態に復帰する。
【0046】E.特別図柄表示装置の表示画面の具体例 次に、特別図柄表示装置4に表示する表示画面の具体例
について、図9〜図14を参照して説明する。 (a)呼び込み画面 図9は特別図柄表示装置4における呼び込み画面を示す
図である。呼び込み画面では、客(未だ遊技を始めてい
ない遊技者のこと、以下同様)を呼び込むのにふさわし
い画面が表示され、特図は表示されていない。例えば、
図9(a)に示すように満月の夜空を背景とする画面内
をコウモリが通り過ぎていく様子が表示され、インパク
トがあって客の注意を引き付けるような呼び込み画面に
なっている。また、図9(a)の画面から所定時間が経
過すると図9(b)に示すような雲が月を覆うような画
面に切り換わり、その画面の下方には3回前、前々回、
前回の大当り図柄およびその大当り発生までのスタート
回数が表示される。また、前回の大当り図柄の横には、
確率変動での大当り回数が表示される。例えば、この例
では3回前の大当り図柄=「7」、3回前の大当り発生
までのスタート回数=45、前々回の大当り図柄=「1
6」、前々回の大当り発生までのスタート回数=78、
前回の大当り図柄=「0」、前回の大当り発生までのス
タート回数=62という表示がされるとともに、前回の
大当り図柄の横に確率変動での大当り回数=6という表
示がされる。なお、確率変動での大当り回数=6という
表示は、前回の大当り図柄「0」で確率変動が終了して
いるが、その確率変動が終了するまでの確率変動中の大
当り回数(初回の確変大当りを含む)のことである。こ
れにより、呼び込み画面を見た客は当該台がどのような
過程で今の遊技状態に至っているかを遊技を行う前に簡
単に認識することができる。ここで、それぞれのスター
ト回数のバックが網掛け表示になっているのは、その時
の状態が確率変動状態であることを示すためである。ま
た、前回の大当り(例えば、「0」の図柄による大当
り)から現在までのスタート回数を特別図柄表示装置4
の所定箇所に表示するようにしてもよい。そのようにす
ると、更に遊技者に対して参考データを提供することが
できる。
【0047】(b)普段動作 図10(a)は特別図柄表示装置4における普段動作の
表示画像を示す図である。普段動作では、前回の表示結
果がそのまま表示され、特図は停止して状態である。例
えば、特図として、「0」、「10」、「3」が表示さ
れ、停止状態になっている。この場合、ドラキュラーを
模したキャラクタが中図柄「10」にくっついている画
像が表示される。 (c)スクロール動作 次いで、始動入賞があると、図10(b)に示すように
左図柄、右図柄、中図柄の順で特図の図柄変動(スクロ
ール動作)が開始される。 (d)停止動作 次いで、一定時間後にスクロールが停止する状態にな
り、このとき特図は左図柄、右図柄、中図柄の順で停止
する。すなわち、停止順もスクロール開始時と同じの順
であり、まず図11(a)に示すように左図柄が停止
し、次いで、図11(b)に示すように右図柄が停止す
る。停止後、各図柄はフワフワ浮いているような上下ア
クション(上下動)を行う演出がなされる。次いで、図
11(c)に示すように中図柄が確定すると、左図柄お
よび右図柄の上下アクションが停止し、左図柄および右
図柄の前後の図柄が見えるようになる。図11(c)の
例は外れの場合である。
【0048】(e)リーチ発生動作 リーチ発生の1態様として、魔女救済の演出がある。こ
れを説明すると、図12(a)に示すように左図柄(第
1図柄)、右図柄(第2図柄)の停止時上下アクション
が行われ、このとき下部より魔女(キャラクタ)が現
れ、フワフワ浮いている状態の動作を行う。次いで、図
12(b)に示すように魔女が右に行くか左に行くか迷
うように動き続ける。魔女が右に行くと、右図柄(第2
図柄)が回るような動作で再びスクロールする。そし
て、図12(c)に示すように第1図柄(すなわち、最
初に停止する図柄:ここでは左図柄)と同じ図柄で停止
すると、リーチが発生する。この例では、「7」の図柄
でリーチが発生している。一方、魔女が左に移動して消
えていく場合は、図12(d)に示すように外れとなり
即座に中図柄(第3図柄)が停止することになる。
【0049】(f)ドラキュラリーチ動作 リーチが確定すると、その後、大当りあるいは外れの何
れかになるが、リーチが確定後の演出の1態様として、
ドラキュラリーチがある。これを説明すると、図13
(a)に示すようにリーチ確定(例えば、「7、−、
7」で確定)で中央上部からフワッと火の玉が降りてく
るように背景の変化する演出が行われる。次いで、火の
玉はコ−モリへ徐々に変身し、羽根を動かすアクション
を行い、爆発して煙の中からドラキャラが現れる(すな
わち、コ−モリからドラキャラに変身する)。ドラキャ
ラに変身後、図13(b)に示すようにバサバサとマン
トを開閉する動作を繰り返し、マントを閉じると中図柄
(第3図柄)がスクロールし、マントを開くと中図柄
(第3図柄)が停止する。このようなマントの開閉動作
を繰り返した後、中図柄が外れで停止するとドラキャラ
はコーモリに戻り飛び去っていく。一方、中図柄が大当
りで停止すると大当り動作に入る。なお、リーチが確定
後の演出態様としてはドラキュラリーチの他に、デビル
リーチがある。デビルリーチは火の玉からデビルに変身
するもので、その後はほぼ上記ドラキュラリーチの動作
と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0050】(g)大当り動作 大当りが確定すると、図14に示すように大当り時の演
出が行われる。この例は、図14(a)に示すように
「7」の図柄で大当りが発生したもので、最初にラウン
ド1(ROUND1)が表示され、背景の稲妻が光る。
このとき、ROUND1の文字が点滅する。ラウンド1
中は火の玉がフワッと上部から現れ、その後、中央にて
停止しフワフワ浮いている状態で変化していく。そし
て、火の玉はキャラクタ(例えば、コーモリ)に変身す
る。また、ラウンド1の画面にはROUND1の文字の
他に、カウント数(例えば、図示の例では[0])が表
示される。さらに、ラウンド1の画面の下部には前々
回、前回および今回の大当り図柄と、前々回、前回およ
び今回の大当り発生までのスタート回数とがそれぞれ表
示される。また、今回の大当り図柄の横には、確率変動
中の連続大当り回数が表示される。
【0051】例えば、図14(b)の例では前々回の大
当り図柄=「14」、前回の大当り図柄=「1」、今回
の大当り図柄=「7」が何れも実際の大当り図柄と同じ
ように(相似形)火の玉の上に重ねるようにして表示さ
れ、大当り図柄(過去も含む)を表示していることが確
実に認識できるようになっている。なお、確率変動図柄
(例えば、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」)
で大当りした場合には、その確変図柄が網掛けで装飾さ
れて強調される。通常図柄は白抜きで表示される。各図
柄は、例えば図14(c)に示すように火の玉の上に重
ねるようにして作成されたものと同じ相似形のものが、
縮小されて画面内に表示されることになる。また、各大
当り図柄の下には大当り発生までのスタート回数が表示
され、例えば、図14(b)の例では前々回の大当り発
生までのスタート回数=362、前回の大当り発生まで
のスタート回数=56、今回の大当り発生までのスター
ト回数=102として表示される。なお、今回の大当り
は確変図柄であり、しかも確率変動中であるから、確率
変動中はスタート回数が網掛けで装飾されて強調され
る。これにより、遊技者に対して確率変動中に今回の大
当りが発生したことを分かりやすく報知することができ
る。なお、大当りのラウンド中、コーモリは画面内を飛
び回る。以後、同様にしていわゆるパンクが発生しない
限り、ラウンド1から最終ラウンド16まで同様の演出
が行われる。
【0052】次に、図15(a)は上記遊技のケースに
おいて、大当り図柄およびスタート回数を記憶し、表示
するタイミングチャートを示す図である。まず、今回が
始めての大当りの場合(例えば、遊技店の開店後、始め
ての大当りの場合)、スタート回数362回目に図柄
「14」で大当りが発生すると、今回の大当り図柄=
「14」およびスタート回数=362が記憶され、特別
図柄表示装置4に表示される。このとき、前々回および
前回の大当りに関するデータは無く、表示されていな
い。次いで、第1回目の大当りが終了し、その後、スタ
ート回数56回目に図柄「1」で大当りが発生すると、
今回の大当り図柄=「1」およびスタート回数=56が
記憶されて特別図柄表示装置4に表示される。また、こ
のとき、前々回の大当りに関するデータは無く表示され
ていないが、前回の大当りに関するデータはあるので、
前回の大当り図柄=「14」およびスタート回数=36
2という記憶データが特別図柄表示装置4に表示され
る。
【0053】次いで、第2回目の大当りが終了し、その
後、スタート回数102回目に確変図柄「7」で大当り
が発生すると、今回の大当り図柄=「7」およびスター
ト回数=102が記憶されて特別図柄表示装置4に表示
される。また、このとき、前々回の大当りに関するデー
タはあるので、前々回の大当り図柄=「14」およびス
タート回数=362という記憶データが特別図柄表示装
置4に表示されるとともに、前回の大当りに関するデー
タもあるので、前回の大当り図柄=「1」およびスター
ト回数=56という記憶データが特別図柄表示装置4に
表示される。このように、大当りが発生する毎に、少な
くとも前々回の大当りに関するデータを含めて今回まで
の大当りに関するデータが記憶されて特別図柄表示装置
4に表示される。
【0054】なお、図15(a)の例は大当りが発生す
る毎に大当り図柄の如何にかかわらず、大当りに関する
データを記憶して表示するものであるが、これに限ら
ず、例えば確変図柄での大当り発生時のみ前回、前々回
の大当りに関するデータを表示するようにしてもよい。
図15(b)は、そのような例であり、例えばスタート
回数=256回目に大当り図柄=「14」で大当りが発
生した場合、これは通常図柄での大当りであるから、今
回のデータのみを表示して前回、前々回の大当りに関す
るデータは表示されない。次いで、第1回目の大当り終
了後に、スタート回数=105回目に大当り図柄=
「7」の確変図柄で第2回目の大当りが発生した場合、
これは確率変動を伴う確変図柄での大当りであるから、
今回のデータ(スタート回数=105、大当り図柄=
「7」)に加えて、前回の大当りに関するデータである
スタート回数=256回、大当り図柄=「14」が表示
される。なお、確率変動開始からの大当りに関するデー
タを表示する場合には、この時点では前回の大当りに関
する「14」(確率変動大当り図柄ではない)の表示が
行われないようにする。
【0055】次いで、第2回目の大当りが終了後に、ス
タート回数=54回目に大当り図柄=「3」(確変図
柄)で第3回目の大当りが発生した場合、これは確変図
柄での大当りであるから、今回のデータ(スタート回数
=54、大当り図柄=「3」)に加えて、前回の大当り
に関するデータであるスタート回数=105回、大当り
図柄=「7」が表示されるとともに、前々回の大当りに
関するデータであるスタート回数=256回、大当り図
柄=「14」が表示される。次いで、第3回目の大当り
が終了後に、スタート回数=23回目に大当り図柄=
「2」で第4回目の大当りが発生した場合、これは通常
図柄での大当りであるから、今回のデータ(スタート回
数=23、大当り図柄=「2」)のみが表示される。
【0056】次いで、第4回目の大当りが終了後に、ス
タート回数=63回目に大当り図柄=「5」(確変図
柄)で第5回目の大当りが発生した場合、これは確変図
柄での大当りであるから、今回のデータ(スタート回数
=63、大当り図柄=「5」)に加えて、前回の大当り
に関するデータであるスタート回数=23回、大当り図
柄=「2」が表示されるとともに、前々回の大当りに関
するデータであるスタート回数=54回、大当り図柄=
「3」が表示される。このように、確変図柄での大当り
発生時のみ前回、前々回の大当りに関するデータが表示
されると、遊技者は確率変動での大当りが何回連続して
いるかを容易に認識することができ、便利である。
【0057】以上のように本実施例では、大当り図柄
(特別停止態様に関連した表示データ)および大当りの
発生までのスタート回数(特別遊技状態の発生までに成
立した始動条件の成立回数)、過去に発生した大当りに
関する大当り図柄および大当りの発生までの始動回数
(過去に発生した所定回数の特別遊技状態に基づく特別
停止態様に関連した表示データと、過去に発生した所定
回数の特別遊技状態の発生までに成立した始動条件の成
立回数)、確率変動中(特定遊技状態中)における大当
りの発生までのスタート回数(特別遊技状態の発生まで
に成立した始動条件の成立回数)および確率変動中にお
ける大当り回数(特定遊技状態中に発生した特別遊技状
態)の計数、記憶を行い、特別図柄表示装置4に表示す
る制御が行われる。
【0058】したがって、遊技者の要望する大当り図柄
に関するデータや大当りまでのスタート回数が所定過去
分を含めて表示されるので、どのような過程で今の遊技
状態に至っているか等の遊技状態のいきさつに関する情
報を自分の遊技をしている当該遊技機から簡単に得るこ
とができる。その結果、遊技者は過去の遊技結果を把握
して納得した遊技を行うことができる。また、遊技者の
台選びに関して重要なデータ(すなわち、大当りに関す
るデータ)を提供することができる。従来のデータ公開
装置に比べて、遊技者は当該台(遊技機)に居ながらに
して、いつでもデータの参照を行うことができ、データ
公開装置の所に行く必要がなく、非常に便利である。ま
た、データ公開装置は全ての遊技者に対して必要なとき
に直にデータの提供ができるものではないが、これに対
して本実施例の遊技機は全ての遊技者に対して必要なと
きに直に重要なデータ(すなわち、大当りに関するデー
タ)を提供することができる。
【0059】データ公開装置は大当り図柄に関する情報
の表示は行っておらず、不便であったが、これに対して
本実施例の遊技機では遊技者が手軽に大当り図柄に関す
る情報を得ることができる。最近の遊技機では、大当り
図柄によりその後、確率変動を1回あるいは2回発生さ
せるようなものが増えており、確率変動に関するデータ
は非常に重要であるが、従来はそのようなデータの表示
は遊技機では行われていなかったが、これに対して本実
施例の遊技機では確率変動に関するデータを簡単に得る
ことができ、遊技者へのサービス向上を図ることができ
る。すなわち、遊技者は通常状態中と確変中とで識別し
て大当りに関するデータ(例えば、確変図柄は網掛けで
データを区別)を認識することができ、確変中における
遊技結果を正確に認識することができる。例えば、確変
中にどの位早く大当りが発生したか等の情報を得ること
ができる。また、確変中に何回大当りが発生したかを遊
技者は把握できるので、遊技機の選定に非常に重要なデ
ータを提供することができる。なお、本実施例では3回
前までの大当りに関するデータの表示であるが、それよ
り以前のデータを表示するようにしてもよい。例えば、
5回前のデータ、あるいは前日のデータを表示してもよ
い。そのようにすると、遊技者はより細かく過去の遊技
状態を認識することができる。また、呼び込み画面表示
や大当り表示以外のスクロール動作中やリーチ動作中
に、大当りに関するデータを表示するようにしてもよ
く、そのようにすると、図柄変動中にも過去のデータを
参照できて、便利である。
【0060】F.第2実施例次に、本発明の第2実施例
について説明する。第2実施例は大当りに関するデータ
を呼出装置で記憶、表示する例である。 (a)呼出装置のブロック構成 最初に、島設備に配置される呼出装置のブロック構成に
ついて説明する。図16は呼出装置300の構成を示す
ブロック図である。図16において、呼出装置300の
インターフェース回路250には遊技機の役物制御回路
から大当り信号、スタート信号、始動入賞信号、大当り
図柄識別信号(図柄の種類に対応したパルス信号)、特
図確率変動信号、リーチ信号、普図当り信号、普図スタ
ート信号、エラー信号(役物のエラーに対応した信号)
が入力されているともに、排出発射制御回路から打ち込
み球信号、賞球信号、玉貸し信号、補給信号、エラー信
号(枠側のエラーに対応した信号)が入力されている。
インターフェース回路250に遊技機から入力された上
記信号はホールの集中管理装置へ出力されるととにも、
呼出装置300にも出力される。一方、集中管理装置か
らは発射停止信号がインターフェース回路250に入力
され、排出発射制御回路に出力されるようになってい
る。なお、大当り図柄識別信号は大当り図柄の種類に対
応したパルス信号として出力されるが、これに限らず、
例えば大当り図柄の種類に対応したパラレルデータで出
力されるようにしてもよい。
【0061】呼出装置300は制御装置301、リモコ
ン受信部302、インターフェース回路303、時計I
C304、データ記憶部305、制御ROM306、制
御RAM307、VDP308、液晶表示器309、画
像データROM310、ビデオRAM311、ステレオ
音変換IC312、アンプ313、314、スピーカ
(左)315、スピーカ(右)316、ドライバ31
7、装飾ランプA318、装飾ランプB319、装飾ラ
ンプC320、装飾ランプD321、フィルタ322、
呼出スイッチ323、データスイッチ324a、324
bにより構成される。
【0062】制御装置301はCPUを内蔵したワンチ
ップICで、遊技機の役物制御回路、排出発射制御回路
からの上記各信号に基づいて所定の遊技データを表示し
たり、所定の報知音の生成を指令したり、装飾の指令を
したり、呼出スイッチ323がオンしたことに基づいて
装飾ランプA318、装飾ランプB319、装飾ランプ
C320を点灯させたりする等の制御を行う。リモコン
受信部302は係員が携帯している所定のリモコン装置
(図示略)からの赤外線信号(リモコン指令を含む信
号)を受信するもので、受信したリモコン指令はインタ
ーフェース回路303を介して制御装置301に入力さ
れる。時計IC304は時刻を刻むICであり、時計I
C304からの信号は制御装置301に入力される。デ
ータ記憶部305は大当り信号、スタート信号、始動入
賞信号、大当り図柄識別信号、特図確率変動信号、リー
チ信号、普図当り信号、普図スタート信号、エラー信号
等の本日ばかりでなく前日、前々日等の過去分を含めた
遊技データを記憶する。制御ROM306は制御装置3
01の制御プログラムを格納しており、制御RAM30
7は制御装置301が制御を行う際のワークエリアとし
て用いられる。
【0063】VDP308は制御装置301から送られ
る画像生成指令を受けて、画像データROM310に登
録されている図柄データ(例えば、特図の図柄データ
等)を読み出して所定の画像信号を生成し、この画像信
号を液晶表示器309に出力する。液晶表示器309は
VDP308からの画像信号に基づいてカラー画像を表
示するものあり、表示内容は大当りに関するデータで、
後述の図18に示すように、大当り図柄、特図可変表示
のスタート回数、大当り発生時刻、本日の大当り回数、
前回大当り後スタート回数等がある。画像データROM
310は特図の図柄と同様の画像データ(本実施例では
背景に火の玉を模した図柄)を記憶しているもので、遊
技機の入れ替え時に画像データを変更できるように、例
えばCD−ROMの記憶媒体等により構成される。な
お、CD−ROMを使用するときには当然のことである
が、CD−ROM駆動装置を含めて画像データROM3
10の機能を実現する。なお、画像データROM310
はCD−ROMを使用する構成に限らず、他の記憶媒体
(例えば、DVD等)を使用する構成でもよい。
【0064】ビデオRAM311はVDP308により
作成された液晶表示器309に表示される1画面分のデ
ータを格納する。ステレオ音変換IC312はステレオ
音による音声合成を行うICであり、ステレオ音変換I
C312の出力(すなわち、ステレオ音に対応した出
力)はアンプ313、314によって増幅され、スピー
カ(左)315、スピーカ(右)316からそれぞれ報
音される。ドライバ317は制御装置301からの制御
信号を駆動して装飾ランプA318、装飾ランプB31
9、装飾ランプC320、装飾ランプD321に出力す
る。装飾ランプA318、装飾ランプB319、装飾ラ
ンプC320は係員呼び出し時に点灯するとともに、通
常大当り時、確変大当り時時等に点滅する。装飾ランプ
D321はリーチ発生時に点滅する。各装飾ランプの点
灯/点滅態様の詳細は後述する。フィルタ322は呼出
スイッチ323、データスイッチ324からの信号をフ
ィルタリングして制御装置301に出力する。呼出スイ
ッチ323は遊技者が係員を呼び出すときに操作される
もの、データスイッチ324a、324bは遊技者が大
当りに関連するデータ等を液晶表示器309に表示させ
る操作を行うものであり、例えばデータスイッチ324
aは表示内容を以前に遡るもの(過去に遡るもの)、3
24bは表示内容を進行させる(過去と反対方向に進め
るもの)である。
【0065】(b)呼出装置の外観構成 次に、呼出装置300の外観構成について説明する。図
17は呼出装置300の外観(特に、正面)構成を示す
図である。図17において、呼出装置300は上部周辺
に沿って装飾ランプA318、装飾ランプB319、装
飾ランプC320が配置され、その下に細長く装飾ラン
プD321が配置されている。呼出装置300の左右に
はステレオ音を出力するスピーカ(左)315、スピー
カ(右)316が配置され、中央部に矩形状の表示画面
を有する液晶表示器309が配置されている。液晶表示
器309の左側にはデータスイッチ324a、324b
が配置されるともに、データスイッチ324a、324
bの下方には台番号(例えば、256番台)が表示され
ている。また、液晶表示器309の右側にはリモコン受
信部302および呼出スイッチ323が配置されてい
る。そして、このような構成の呼出装置300は各台毎
に1台ずつ配置され、遊技機の上側の島設備に取り付け
られている。
【0066】(c)呼出装置における装飾ランプの点灯
/点滅態様 次に、呼出装置300における装飾ランプA318、装
飾ランプB319、装飾ランプC320、装飾ランプD
321の点灯/点滅態様について説明する。・係員呼び
出し時遊技者が呼出スイッチ323を押すことにより、
装飾ランプA318、装飾ランプB319および装飾ラ
ンプC320の3つが点灯する。これらのランプの点灯
を見て係員は当該台にかけつける。なお、呼出スイッチ
323を再び押すことにより、点灯していた各ランプは
消灯する。 ・通常大当り 通常大当りが発生すると、装飾ランプB319が500
msの周期で点滅する。通常大当り中はその状態が継続
し、大当りが終了すると、装飾ランプB319が消灯す
る。
【0067】・確変大当り 確変大当りが発生すると、装飾ランプA318、装飾ラ
ンプB319および装飾ランプC320の3つが500
msの周期で点滅する。これにより、通常大当りに比べ
て確変大当りでは派手な装飾が行われる。 ・通常リーチ 通常リーチが発生すると、装飾ランプD321が500
msの周期で点滅する。通常リーチ中はその状態が継続
し、リーチが終了すると、装飾ランプD321が消灯す
る。 ・スペシャルリーチ スペシャルリーチが発生すると、装飾ランプD321が
250msの周期で点滅する。スペシャルリーチ中はそ
の状態が継続し、リーチが終了すると、装飾ランプD3
21が消灯する。これにより、通常リーチに比べて点滅
周期が半分になり、鮮やかなリーチ演出が行われる。
【0068】・確率変動時 確率変動になると、装飾ランプB319が1sのゆっく
りとした周期で点滅する。確率変動中はその状態が継続
し、確率変動が終了すると、装飾ランプB319が消灯
する。これにより、確率変動が発生していることを係員
やその他の遊技客等に確実に報知することができる。 ・役物制御関連エラー発生時 役物制御に関連するエラーが発生すると、装飾ランプA
318および装飾ランプB319の2つが点灯する。こ
れらのランプの点灯を見て係員は当該台にかけつけてエ
ラーを解消するような行動を取ることになる。エラーが
解消すると、点灯していた各ランプは消灯する。 ・排出発射関連エラー発生時 玉の排出や発射の制御に関連するエラーが発生すると、
装飾ランプA318および装飾ランプC320の2つが
1sの周期で点滅する。これらのランプの点滅を見て係
員は当該台にかけつけてエラーを解消するような行動を
取ることになる。エラーが解消すると、点滅していた各
ランプは消灯する。なお、各ランプの点灯/点滅態様は
上記例に限るものではなく、その他の態様で点灯/点滅
制御を行うようにしてもよい。
【0069】(d)呼出装置で大当りに関するデータを
表示する具体例 次に、呼出装置300で大当りに関するデータを表示す
る具体例について説明する。 ・通常状態中 通常状態中は、例えば図18(a)に示すように液晶表
示器309に本日の大当り回数:12回、前回大当り後
スタート回数:244回、というように文字情報で大当
りに関するデータが表示されるとともに、さらに3回
前、前々回、前回のそれぞれの大当り発生時刻、大当り
図柄、スタート回転数(スタート回数のこと)が表示さ
れる。例えば、図18(a)の例では、3回前の大当り
発生時刻:16:56(16時56分を表す)、3回前
の大当り図柄「2」、3回前のスタート回転数:365
回として表示される。以下、前々回、前回の情報につい
ても同様のスタイルで表示される。なお、大当り図柄に
ついては特図での大当り図柄と同様(相似形である)の
背景に火の玉を模した図案を使用することで、大当り図
柄の表示であることが確実に認識できる。
【0070】・過去のデータを参照する場合 通常状態中には過去のデータを参照する操作を行うこと
も可能である。例えば、データスイッチ324aを複数
回操作することにより、図18(b)に示すように液晶
表示器309に3回前よりもっと過去のデータを表示さ
せることができる。図18(b)の例では4回前のデー
タを表示させたもので、4回前の大当り発生時刻、4回
前の大当り図柄、4回前の大当り発生までのスタート回
数が表示されている。また、本日のデータだけではな
く、前日、前々日のデータも表示できる。また、過去の
データが確率変動大当りであった場合には、通常大当り
と区別する演出が行われる。図18(c)は過去のデー
タが確率変動大当りであった例であり、例えば7回前の
大当り発生時刻、7回前の大当り図柄(確変図柄
「3」)、7回前の大当り発生までのスタート回数(1
04回)が表示されている。
【0071】このとき、7回前の大当り図柄である確変
図柄「3」は黒塗りで、その背景としての火の玉は網掛
け表示が行われる。これにより、遊技者は確率変動中に
確率変動図柄「3」による大当りがあったことが容易に
識別することができる。6回前の大当りは確率変動中に
発生した大当りになるので、6回前の大当り発生までの
スタート回数は網掛け表示となり、同様に5回前の大当
り発生までのスタート回数も網掛け表示となって、通常
大当りの場合と区別される。また、5回前の大当り図柄
の横には大当りの連続回数(いわゆる連チャン回数)が
[6]として表示され、遊技者が大当りの連続回数を容
易に把握できるようにしている。なお、この例に加え
て、6連チャン終了までの経過時間を表示するようにし
てもよい。また、確率変動中でのスタート回数は網掛け
表示としているが、普図時短中も同様に網の間隔が異な
る網掛け表示(確率変動中と区別するため)として、普
図時短中であることが明確に分かるように表示される
(ここでは図示を略している)。
【0072】・大当り発生時 大当りが発生すると、図19(a)に示すように液晶表
示器309に「大当り発生!」というメッセージが表示
されるとともに、前々回、前回および今回の大当りに関
する情報が通常状態のときと同様のスタイルで表示され
る。これにより、遊技者や遊技客は「大当り発生!」と
いうメッセージを見て呼出装置300においても大当り
を認識するとともに、今回の大当り情報を含めて過去の
遊技状態とのつながりを認識することができる。
【0073】・確変大当り発生時 確変大当りが発生すると、図19(b)に示すように液
晶表示器309に「確変大当り発生!」というメッセー
ジが表示されるとともに、前々回、前回および今回の大
当りに関する情報が通常状態のときと同様のスタイルで
表示される。例えば、図19(b)の例では確変図柄
「3」で大当りが発生し、そのスタート回転数:75と
表示され、確変であることから、それぞれ網掛け表示が
行われる。また、前回および前々回についても確変中で
起こったイベントには網掛け表示が行われる。例えば、
前々回の大当り図柄が確変図柄「7」であるから、
「7」に網掛け表示が行われる。ただし、前々回の前は
確変図柄での大当り発生ではないから、そのスタート回
転数には網掛け表示が行われていない。前回のスタート
回転数は確変大当り発生後であるから、そのスタート回
転数:43に網掛け表示が行われる。
【0074】・確率変動中 確率変動による大当りが終了した後の確率変動中は、図
19(c)に示すように液晶表示器309に3回前、前
々回および前回の大当りに関する情報が通常状態のとき
と同様のスタイルで表示される。確変中で起こったイベ
ントには網掛け表示が行われる。これにより、遊技者は
確率変動における遊技を行いながら、過去の遊技状況を
把握することができる。なお、確率変動中は画面全体の
背景を変化させて報知してもよい。なお、液晶表示器3
09に前々回、前回等の過去の大当りに関する情報を表
示するのは確率変動中の場合だけにして、通常大当り発
生時には所定回数過去の大当りに関する情報を表示しな
いようにしてもよい。
【0075】ここで、上記のように大当りに関するデー
タを呼出装置300で記憶、表示する概念は、以下のよ
うな機能を実現する手段として捉えられる。すなわち、
本実施例の呼出装置300は、島設備に配置されるとと
もに、遊技機から出力される遊技データを入力可能な島
設備装置(これは呼出装置300に相当)において、前
記遊技データは、少なくとも始動条件の成立(球が始動
入賞することあるいは始動ゲートを通過すること等)に
より出力される始動信号と、大当りの発生(特別遊技状
態の発生)により出力される大当り信号とを含み、各種
情報を表示可能な情報表示手段と、情報表示手段の表示
制御を行う情報表示制御手段とを備え、前記始動信号を
計数するとともに、大当りの発生までに計数した計数結
果(過去の大当りも含む)を記憶する記憶手段を備え
て、前記情報表示手段は、前記情報表示手段により該記
憶手段の記憶データを表示するように制御するものにな
る。
【0076】この場合、液晶表示器309は情報表示手
段の機能を実現し、データ記憶部305は記憶手段の機
能を実現する。また、制御装置301、制御ROM30
6、制御RAM307、VDP308、画像データRO
M310、ビデオRAM311は全体として情報表示制
御手段の機能を実現する。そして、このような情報表示
手段、記憶手段および情報表示制御手段を備えた呼出装
置300とすることにより、大当りまでに発生した始動
回数を表示するので、遊技者に対して利用価値の高い遊
技データを提供することができる。また、過去分の大当
りに関しても表示する制御を行うことにより、どのよう
な過程で今の遊技状態に至っているか等の遊技状態のい
きさつに関する情報を自分の遊技をしている当該台の上
部に設置されている呼出装置300から簡単に得ること
ができ、遊技者は過去の遊技結果を把握して納得した遊
技を行うことができる。また、呼出装置300という構
成にすることにより、設備(例えば、島設備)側で本発
明を実現することができるので、遊技機の入れ替え時に
も画像データの変更のみで、入れ替え前と入れ替え後で
何れも共通に使用できるという利点がある。
【0077】さらに、遊技者の台選びに関して重要なデ
ータ(すなわち、過去の大当りに関するデータ)を呼出
装置300で提供することができる。前記大当り信号は
大当り図柄の識別信号も含むような形態にし、記憶手段
に大当り図柄を記憶させ、情報表示手段に表示するよう
な制御を行うことにより、遊技者の身近にある呼出装置
300で利用価値の高い遊技データ(特に、確変図柄か
どうかが分かる大当り図柄の表示は重要)を提供するこ
とができ、遊技者は手軽に大当り図柄に関する情報を得
ることができる。また、過去分の大当り図柄情報に関し
ても表示することにより、台選びの際に非常に重要なデ
ータを遊技者に提供することができる。本実施例の呼出
装置300では上記情報の他に、確率変動中の大当り回
数の表示、大当りが発生した時間の表示、確率変動中の
遊技データ(例えば、スタート回数等)の計数結果の識
別表示(例えば、網掛けで識別する表示)等を行ってい
るので、遊技者の参考になるデータを分かりやすく提供
することができる。なお、本実施例では呼出装置300
で上記機能を実現しているが、設備(例えば、島設備)
側に備えるものであれば、上記機能を何んで実現しても
よい。例えば、玉貸し装置で実現してもよいし、あるい
は専用表示装置等を備えて実現するようにしてもよい。
【0078】本発明の実施の形態は、上記のような実施
の形態に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が
可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。すなわち、映像式
ゲーム機であっても、複数の識別情報を表示可能な画像
表示装置を備え、該識別情報の停止表示態様が特別停止
態様になったことに基づき特別遊技状態を発生可能なも
のであれば、適用することができる。
【0079】(c)また、本発明は複数の識別情報を表
示可能な画像表示装置を備え、該識別情報の停止表示態
様が特別停止態様になったことに基づき特別遊技状態を
発生可能なものであれば、いかなる機種の遊技機であっ
てもよいこともいうまでもない。例えば、他の機種タイ
プのパチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、スロ
ットマシン等にも適用することができる。 (d)本発明では大当りに関する情報の表示態様の制御
の内容等は上記実施例の例に限るものではなく、本発明
の目的の範囲内で、各種の表示態様が可能である。例え
ば、大当りの連続進行に関連させたキャラクターを登場
させてキャラクターにより大当り発生回数、スタート回
数等を表示させる演出を行ってもよい。また、スタート
回数以外にも大当りまでのリーチ回数やスペシャルリー
チ回数を表示しても同様の効果を得ることができる。
【0080】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、特別停止態様の発
生に基づき該特別停止態様に関連した表示データ(例え
ば、大当り図柄)および特別遊技状態の発生までに成立
した始動条件の成立回数(例えば、大当りの発生までの
スタート回数)の計数データをそれぞれ記憶し、記憶し
たデータを画像表示装置に表示する制御を行うととも
に、特別遊技状態の発生に基づき始動条件の計数データ
をリセットするようにしているので、以下の効果を得る
ことができる。遊技者の要望する特別停止態様に関連し
た表示データ(大当り図柄)や特別遊技状態の発生まで
に成立した始動条件の成立回数(大当りまでのスタート
回数)に関するデータが表示可能な遊技機を提供するこ
とができる。また、データ公開装置は特別停止態様の発
生に基づき該特別停止態様に関連した表示データ(例え
ば、大当り図柄)に関する情報の表示は行っておらず、
不便であったが、これに対して本発明の遊技機では遊技
者が手軽に大当り図柄に関する情報を得ることができ
る。
【0081】請求項2記載の発明によれば、表示データ
記憶手段および計数データ記憶手段は、過去に発生した
所定回数の特別遊技状態に基づきそれぞれデータ(例え
ば、過去に発生した大当りに関する大当り図柄および大
当りの発生までの始動回数)の記憶が可能であることに
より、特別停止態様に関連した表示データ(大当り図
柄)や特別遊技状態の発生までに成立した始動条件の成
立回数(大当りまでのスタート回数)が所定過去分を含
めて表示されるので、どのような過程で今の遊技状態に
至っているか等の遊技状態のいきさつに関する情報を自
分の遊技をしている当該遊技機から簡単に得ることがで
きる。その結果、遊技者は過去の遊技結果を把握して納
得した遊技を行うことができる。また、遊技者の台選び
に関して重要なデータ(例えば、大当りに関するデー
タ)を提供することができる。従来のデータ公開装置に
比べて、遊技者は当該台(遊技機)に居ながらにして、
いつでもデータの参照を行うことができ、データ公開装
置の所に行く必要がなく、非常に便利である。また、デ
ータ公開装置は全ての遊技者に対して必要なときに直に
データの提供ができるものではないが、これに対して本
発明の遊技機は全ての遊技者に対して必要なときに直に
重要なデータ(例えば、大当りに関するデータ)を提供
することができる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、前記特別停
止態様が所定の特別停止態様での発生であった場合に
は、前記特別遊技状態の終了後、特別遊技状態の発生を
容易にする特定遊技状態が発生可能であり、表示制御手
段は、特定遊技状態中における始動条件の成立回数を計
数した計数データを識別して表示するように制御するこ
とにより、遊技者は通常状態中と特別遊技状態の発生を
容易にする特定遊技状態が発生中(例えば、確率変動
中)とで識別して特別停止態様(例えば、大当り)に関
するデータ(例えば、確変図柄を網掛けで区別したデー
タ)を認識することができ、特別遊技状態の発生を容易
にする特定遊技状態の発生中(例えば、確率変動中)に
おける遊技結果を正確に認識することができる。例え
ば、特別遊技状態の発生を容易にする特定遊技状態の発
生中(例えば、確率変動中)にどの位早く特別停止態様
(例えば、大当り)が発生したか等の情報を得ることが
できる。特に、最近の遊技機では、大当り図柄によりそ
の後、確率変動を1回あるいは2回発生させるようなも
のが増えており、確率変動に関するデータは非常に重要
であるが、従来はそのようなデータの表示は遊技機では
行われていなかったが、これに対して本発明の遊技機で
は確率変動に関するデータを簡単に得ることができ、遊
技者へのサービス向上を図ることができる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、前記特定遊
技状態中に発生した特別遊技状態を計数する特定計数手
段を備え、表示制御手段は、前記特定遊技状態中に発生
した特別遊技状態の計数結果を表示するように制御する
ことにより、特別遊技状態の発生を容易にする特定遊技
状態の発生中(例えば、確率変動中)に何回特別停止態
様(例えば、大当り)が発生したかを遊技者が容易に把
握することができ、遊技機の選定に非常に重要なデータ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である遊技機における遊技盤
の構成を示す図である。
【図2】遊技機の制御系の全体構成を示す図である。
【図3】表示制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】役物制御回路の制御のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】停止図柄判定処理のサブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図6】大当り関連記憶情報を説明する図である。
【図7】表示制御回路のメイン制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】表示制御回路の割込み制御ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図9】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す図
である。
【図10】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す
図である。
【図11】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す
図である。
【図12】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す
図である。
【図13】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す
図である。
【図14】特別図柄表示装置の表示画面の具体例を示す
図である。
【図15】大当り図柄およびスタート回数の記憶および
表示のタイミングを説明するための図である。
【図16】呼出装置の構成を示すブロック図である。
【図17】呼出装置の正面図である。
【図18】呼出装置で大当りに関するデータを表示する
具体例を示す図である。
【図19】呼出装置で大当りに関するデータを表示する
具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 特別図柄表示装置(画像表示装置) 5 特別変動入賞装置 100 役物制御装置 111 役物用IC 113 分周回路 122 インターフェース回路 132 ROM 133 RAM 200 表示制御回路 300 呼出装置 301 制御装置 305 データ記憶部 306 制御ROM 307 制御RAM 308 VDP 309 液晶表示器 310 画像データROM 311 ビデオRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を表示可能な画像表示装
    置を備え、 始動条件の成立に基づき可変表示遊技を行い、該可変表
    示遊技の結果が特別停止態様になったことに基づいて特
    別遊技状態を発生可能な遊技機において、 前記画像表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、 前記特別停止態様の発生に基づき、該特別停止態様に関
    連した表示データを記憶する表示データ記憶手段と、 前記始動条件の成立回数を計数する始動条件計数手段
    と、 前記始動条件計数手段により前記特別遊技状態の発生ま
    でに成立した始動条件の成立回数が計数されたとき、そ
    の計数された計数データを記憶する計数データ記憶手段
    と、 前記特別遊技状態の発生に基づき前記始動条件計数手段
    をリセットするリセット手段と、を備え、 前記表示制御手段は、前記表示データ記憶手段に記憶さ
    れた表示データと、前記計数データ記憶手段に記憶され
    た計数データとを表示するように制御することを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記表示データ記憶手段および前記計数
    データ記憶手段は、 過去に発生した所定回数の特別遊技状態に基づき、それ
    ぞれデータの記憶が可能であることを特徴とする請求項
    1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特別停止態様が所定の特別停止態様
    での発生であった場合には、前記特別遊技状態の終了
    後、特別遊技状態の発生を容易にする特定遊技状態が発
    生可能であり、 前記表示制御手段は、特定遊技状態中における始動条件
    の成立回数を計数した計数データを識別して表示するよ
    うに制御することを特徴とする請求項1又は2記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記特定遊技状態に関連して発生した特
    別遊技状態を計数する特定計数手段を備え、 前記表示制御手段は、前記特定遊技状態に関連して発生
    した特別遊技状態の計数結果を表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技
    機。
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