JPH10127702A - デッキチェア兼用介護者用低床ベット - Google Patents

デッキチェア兼用介護者用低床ベット

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JPH10127702A
JPH10127702A JP8324510A JP32451096A JPH10127702A JP H10127702 A JPH10127702 A JP H10127702A JP 8324510 A JP8324510 A JP 8324510A JP 32451096 A JP32451096 A JP 32451096A JP H10127702 A JPH10127702 A JP H10127702A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】病人及び患者用ベットに側設し、介護者が使用
する低床ベットを就寝時以外の時間は、デッキチェアに
変化させて、介護者自身も身体を休ませ乍らの介護を可
能にする。 【構成】基台1の頭当部近傍に配設の、握り把手11に
埋設した握りスイッチ12を握ることによって、デッキ
チェアを就寝時は簡単に一元モータ54の駆動によっ
て、主脚17を折たたみ、同時に第1副脚部23及び第
2副脚部71を起立させ、座位部5、脚当部7を閉着ベ
ットに変化させる。 〔効果〕介護者の高齢化に伴い、介護の長期継続に対
応、就寝時間外は生理的、体力的な疲労を柔げる方策と
して、くつろげる姿勢でしかもベット上を立位姿勢に準
ずる視点内にとらえ、看視目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明は老齢化の進
捗により、病人及び患者等への介護者自身が高齢化の傾
向にあることは、避けられない社会状況にあり、現状の
介護実体から、介護者が少しでも消耗をさける方策を講
じなければ、結果として共倒れの危険をはらんでおり、
介護者のための配慮は緊急を要する。
【0002】〔背景技術及び課題〕このように介護者の
高齢化が進む現状では、せいぜい病人及び患者ベット傍
で、椅子に腰を掛けるか又は類似の姿勢で対処するか、
もしくは立位の各れかに拠る他はなく、これは病院のみ
でなく家庭においても、ベットを使用する限りさけるこ
とはできない。
【0003】本発明は上述した背景状況に存在する課題
であり、盲点とも言えるもので終日の介護のなかで、生
理的にも体力的にも継続疲労を柔げる方策が必要欠くべ
からざるものである。
【0004】〔課題を解決する手段〕本発明に係る低床
ベットとしての使用は就寝時のみに限られ、例えば病院
における夜間就寝時のナースの巡回等の際には、病人及
び患者の就寝状況の観察の上からも必要条件で、介護者
の側設ベットは低床の必要性がある、しかし就寝時間外
は、介護者自身も、くつろげる姿勢でしかもベット上を
視点内にとらえて居くことが介護の性質上求められる。
【0005】すなわち本発明は、病人及び患者用ベット
に側設し、介護者が使用する低床ベットに関し、介護者
自身が就寝以外の時間をデッキチェアに身体を休ませ乍
らの介護を可能にするため、就寝用の低床ベットからデ
ッキチェアに基台を変化させる手段と、この変化を一元
モータの駆動で行なう手段と、一元モータの駆動操作
を、介護者自身の両手による握りスイッチによって行な
う手段とを備えたことを特徴とするデッキチェア兼用介
護者用低床ベット。
【0006】〔作用〕かかる構成を有する本発明によれ
ば、介護者は雑用以外は静かにデッキチェア仰臥して、
時折り病人及び患者を比較的高い位置から看視して時を
過し、やがて就寝時を迎えたら、デッキチェアを低床ベ
ットに変化させる作業に入る、先づ頭当部上部下の握り
把手部端のロータリスイッチを電源“入”にする、これ
は安全のためデッキチェア状態、低床ベット各れの場合
も“切”にしておく。
【0007】次に握り把手のスイッチ部を握ることで、
一元駆動モータが始動する。デッキチェアの各部が折た
たみあるいは起立して、低床ベットに構成が変化する。
この際握りスイッチを握り乍ら、若干の入力をして下方
へ押下げ、下降を補助することで主脚がほぼ基台の重心
位置を支え乍らゴムローラを中心に釣合状態にバランス
される。
【0008】こうして基台を支え乍ら両端側の第1副脚
部及び第2副脚部が共に起上り変化が終了する。この時
点で握りスイッチの電源は、自動的に“切”になるが改
めて握り把手部のロータリスイッチも、電源を“切”に
することで、作業は終了する。
【0009】〔実施例〕以下本発明の実施例を図にもと
ずき詳細に説明する。図1はデッキチェアの場合の側面
図で、基台1はコの字形をしており両側に対称形に配設
されており、したがって一部モータ駆動部及び介護者が
身体をまかせる頭当部3、背当部4、座位部5、脚当部
7、踏板部9及び座位部5と脚当部7の間を覆う前垂れ
6の他は対称形に配設されている。
【0010】C軸26は基台1の軸受部に回動自在に軸
支され、その両端部に主脚17が固着係止されており、
この主脚17の床面接地部にはゴムローラ(B)18が
軸18′によって回動自在に軸支され、主脚17が折た
たまれる際のすべり止めを兼ね、作動変化をスムースに
行うためのものである。
【0011】B軸33は基台1の軸受部に回転自在に軸
支され、その両端部に第1支脚22が固着係止され、主
脚17下端側に設けた支点軸19によって回動自在に連
結された第2支脚20と連結軸21を介して直線状に連
結配設され、頭当部3の支持枠3′の一部に構成されて
いる第1副脚部23の接地部近傍に設けた支点軸24に
よって連結杆25の一端が回動自在に連結され、他端は
ロープ緊締子(A)27と連結軸27′によって回動自
在に連結されている。
【0012】E軸34は基台1側面に配設の案内溝
(B)47間を貫通させ、その両端止め輪34′案内溝
(B)47に摺動可能に係止しており、A軸32に開閉
自在に一部分軸支した座位部5を低床ベットに変化の
際、基台1の上面に閉着させるため軸44′により揺動
杆46を回動自在に連結し、他端はE軸34に回動自在
に連結すると共に、同E軸には更に回動自在にロープ緊
締子(B)45を側設することによって併動させてい
る。
【0013】D軸35に下端を開閉自在に軸支する脚当
部7の揺動側に延設固着の押圧板8は、その先端部に形
成した円形部を脚当部7の裏面に当接させ、座位部5と
共に脚当部7を規正するためのものである。また脚当部
7の裏面に構成された第2副脚部7′は多面体の一面が
床面に接している。
【0014】この第2副脚部7′は常にスプリング29
をピン29′によって、基台1との間に張設付勢され、
関係位置を保持しており、D軸35に中央部を開閉自在
に軸支された踏板部9は、床面方向には開閉自在の状態
で裏面の支へ板10を介して床面に接しており、またD
軸35の両端には制動用のゴムローラ(A)16が固着
係止されD軸35と共回動する。
【0015】図2は低床ベットに変化した状態を示す側
面図であり、図1の矢印30の方向に握り把手11の握
りスイッチ12を握り一元モータ52を駆動させ乍ら、
下方へ抑へ込むことで図2に示す低床ベットに変化させ
る、したがって低床ベットからデッキチェアへの変化は
矢印31の方向へ持ち上げることで行なう。
【0016】第1副脚部23は、ロープ緊締子(A)2
7が図1のa点から図2のb点まで移動させることで、
先端部を床面に接地させ、またこの動きと併動する主脚
25は、B軸33に固着係止の第1支脚22を回動させ
ることにより第2支脚20が連結軸21を介して交又す
ることにより、主脚17を折たたんでおり、E軸34は
案内溝(B)47に案内されて図1のc点より図2のd
点まで摺動することによって座位部5を基台1まで閉動
させて、ベット面を構成する。
【0017】また脚当部7も座位部5に押し下げられ
て、ベット面を構成すると同時に第2副脚部7′の多面
体の他面がスプリング29に杭して床面に接地する、踏
板部9は床面方向へ自由状態にあるが、ベット面を構成
するため突当ボルト10′の制動によって下限を決め
る。
【0018】図3は図2のG〜G矢視断面図であり、A
軸32は基台1の軸受部に回動自在に軸支され、A軸巻
掛ドラム36はA軸32に固着係止され共回動する。複
数条巻付けられたロープ(A)38は、C軸に回動自在
に軸支されたC軸巻掛ドラム37に複数条巻付後張設の
ロープ(A)38と、A軸巻掛ドラム36の駆動によっ
て従動する。
【0019】基台1のコの字形の下面に配設の案内溝
(A)39に案内されたロープ緊締子(A)27はロー
プ(A)38を緊締し、A軸巻掛ドラム36の回動によ
ってa点からb点に移動して低床ベット用に第1副脚部
23が床面に起立して低床ベットに変化する。したがっ
てこの場合ロープ(A)38の張設した下側を緊締利用
している。
【0020】B軸33に固着係止し、基台1の軸受部に
回動自在に軸支するB軸巻掛ドラム40は外側を利用し
てA軸に固着係止するA軸巻掛ドラム36とはロープ
(B)41をタスキ掛で駆動する、したがって内側ロー
プ(C)は、D軸に回転自在に軸支されるD軸巻掛ドラ
ム47との間はロープ(A)38とは反対方向に回転す
るロープ(C)43の上側を緊定利用している。
【0021】握り把手11は軸受13によって基台1に
固着係止され、両手による握り部位には握りスイッチ1
2があり、握り把手11の一端にはデッキチェア及び低
床べットに変化時外の安全確保のためロータリスイッチ
14を配設し、電源の“入”“切”を行なう。
【0022】A軸32の駆動は、同軸に固着係止のピニ
オンギヤ15と、中間軸53に固着係止のギヤ48及び
減速ギヤ50とモータ軸ギヤ51を、それぞれチェーン
49及び52によって連結駆動する、基台1の下面に吊
下げ取付けたモータブラケット28の軸受部に回転自在
に軸支する、中間軸53及び駆動モータ54を配設して
いる。
【0023】図4は図3のH〜H矢視断面図で、A軸3
2と中間軸53の関係を示したものであり、図5は図3
のI〜I矢視断面図で、基台1の下面に配設の案内溝
(A)39とロープ緊締子27と、C軸巻掛ドラム37
に張設されたロープ(A)38の下側の緊締要領を示し
たものである。
【0024】図6はA軸、B軸、C軸の関係と、A軸を
駆動する駆動モータ54の関係を、基台1を裏返して見
た斜視図であり、図7はB軸、D軸、E軸の関係を図6
と同要領の斜視図で、ロープ緊締子(B)45がロープ
(C)43の上側を緊締の要領を示したもので、なおロ
ープ緊締子の移動距離の差及び、B軸巻掛ドラム40の
回動角の正合は各巻掛ドラム径の調整で行う。 〔発明の効果〕
【0025】以上の説明のように本発明によれば介護者
は毎日の介護作業の中で、おうよそ就寝時以外はデッキ
チェアを利用することより、疲労の軽減が図れるととも
に、立位姿勢に準ずる視点の高さでベット上の病人及び
患者への看視目的を達することが可能であり、また夜間
は極く簡単な操作で低床ベットへの変更移行設置が可能
で、長期の介護にも対応できることは、今後の高齢化社
会を考えると誠に大きな意義をもつものと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデッキチェアの場合の側面図。
【図2】低床ベットに変化した場合の側面図。
【図3】図2のG〜G矢視断面図。
【図4】図3のH〜H矢視断面図。
【図5】図3のI〜I矢視断面図。
【図6】基台1の裏面より見たA軸、B軸、C軸関連の
斜視図。
【図7】基台1の裏面より見たB軸、D軸、E軸関連の
斜視図。
【符号の説明】
1‥‥‥‥基台 2‥‥‥‥介護者 3‥‥‥‥頭当
部 4‥‥‥‥背当部 5‥‥‥‥座位部 6‥‥‥‥前だれ 7‥‥‥‥脚当
部 8‥‥‥‥押圧板 9‥‥‥‥踏板部 11‥‥‥‥握り把部 12‥‥‥
‥握りスイッチ 14‥‥‥ロータリスイッチ 15‥‥‥ピニオンギヤ 16‥‥‥ゴムローラ(A) 17‥‥‥主脚 18‥
‥‥ゴムローラ(B) 20‥‥‥第2支脚 22‥‥‥第1支脚 23‥‥‥
第1副脚部 7′‥‥‥第2副脚部 25‥‥‥連結杆 26‥‥‥
C軸 27‥‥‥ロープ緊締子(A) 28‥‥‥モータブラ
ケット 29‥‥‥スプリング 32‥‥‥A軸 33‥‥‥B
軸 34‥‥‥E軸 35‥‥‥D軸 36‥‥‥A軸巻掛ドラム 37‥‥
‥C軸巻掛ドラム 38‥‥‥ロープ(A) 39‥‥‥案内溝(A) 4
0‥‥‥B軸巻掛ドラム 41‥‥‥ロープ(B) 42‥‥‥D軸巻掛ドラム
43‥‥‥ロープ(C) 44‥‥‥支持ブラケット 45‥‥‥ロープ緊締子
(B) 50‥‥‥減速ギヤ 51‥‥‥モータ軸ギヤ 54‥
‥‥駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 病人用及び患者用ベットに側設し、介護
    者が使用する低床ベットに関する。詳しくは介護者自身
    が就寝時以外の時間を、デッキチェアに身体を休ませ乍
    らの介護を可能にするため、就寝用低床ベットからデッ
    キチェアに基台を変化させる手段と、この変化を一元モ
    ータの駆動で行なう手段と、一元モータの駆動操作を介
    護者自身の両手による、握りスイッチによって行なう手
    段とを備えたことを特徴とするデッキチェア兼用介護者
    用低床ベット。
JP8324510A 1996-10-30 1996-10-30 デッキチェア兼用介護者用低床ベット Expired - Lifetime JP2896436B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111904739A (zh) * 2020-07-03 2020-11-10 武汉理工大学 一种辅助起床的养老床及其使用方法
CN112618203A (zh) * 2021-01-06 2021-04-09 赖亮明 一种单独驱动源全机械设计的医疗用变形护理床

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