JPH10127007A - 回転機 - Google Patents

回転機

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JPH10127007A
JPH10127007A JP28066896A JP28066896A JPH10127007A JP H10127007 A JPH10127007 A JP H10127007A JP 28066896 A JP28066896 A JP 28066896A JP 28066896 A JP28066896 A JP 28066896A JP H10127007 A JPH10127007 A JP H10127007A
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JP
Japan
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casing
rotating machine
connection
connector unit
machine according
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Pending
Application number
JP28066896A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Fukasaku
良範 深作
Mitsuaki Mirumachi
光明 美留町
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/929,580 priority patent/US6404086B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、外部との接続部の組立性がよ
く、信頼性の高い回転機を提供することにある。 【解決手段】回転機は、ロータ1と、このロータ1を回
転可能に支持するケーシング7と、このケーシング7の
内側に固定されたステータ6とから構成されている。一
方、接続用コネクタユニット10は、ステータ6のステ
ータコイルの配線と結合される接続用端子9が一体的に
成形されており、また、ケーシング7の内壁と係合する
係止爪とを有している。この接続用コネクタユニット1
0の係止爪をケーシング7の内壁に係合して、接続用コ
ネクタユニット10をケーシング7に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転機に係り、特
に、ブラシレスモータ等の小型回転機に適用するに好適
な回転機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型の回転機においては、例え
ば、特開平8−51744号公報に記載のように、外部
との電気的接続をするために、防水用ゴムブーツ内にリ
ード線を通したものが用いられている。なお、同公報に
明示はないが、リード線の他端には、外部電源接続用コ
ネクタが接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−51744号公報に記載のように、防水用ゴムブー
ツを用いてリード線を回転機本体に取り付ける方法で
は、リード線が外れ易く、電気的接続の信頼性の低いも
のである。
【0004】また、リード線を半田付けやかしめによ
り、回転機本体の端子に接続する方法も考えられるが、
かかる方法では、組立工程が複雑となり、組立性が悪い
という問題がある。
【0005】本発明の目的は、外部との接続部の組立性
がよく、信頼性の高い回転機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロータと、このロータを回転可能に支持
するケーシングと、このケーシングの内側に固定された
ステータとを有する回転機において、上記ステータのス
テータコイルの配線と結合される接続用端子が一体的に
成形され、上記ケーシングの内壁と係合する係止爪とを
有する接続用コネクタユニットを備え、この接続用コネ
クタユニットの上記係止爪を上記ケーシングの内壁に係
合して、上記接続用コネクタユニットを上記ケーシング
に固定するようにしたものであり、かかる構成により、
ワンタッチで接続用コネクタユニットを取付ることが可
能なため、組立性が向上し、また、係止爪によって強固
に係止できるため、取付時の信頼性が向上し得るものと
なる。
【0007】上記回転機において、好ましくは、上記接
続用コネクタユニットは、上記ケーシングの外面に設け
られた環状溝部と相互にはめ合う形状の突起を備え、上
記接続用コネクタユニットの上記突起を上記ケーシング
の上記環状溝部と相互にはめ合わせるようにしたもので
あり、かかる構成により、接続用コネクタユニットの結
合部の防水性が向上し得るものとなる。
【0008】上記回転機において、好ましくは、上記ス
テータは、ステータコアと、このステータコアの表面に
形成された絶縁インシュレータと、この絶縁インシュレ
ータに巻かれたステータ巻線とから構成され、さらに、
上記ステータは、上記絶縁インシュレータの中に固定さ
れた接続金具を備え、この接続金具に、接続用コネクタ
ユニットの上記接続用端子が挿入され、電気的に接続す
るようにしたものである。
【0009】上記回転機において、好ましくは、上記接
続金具は、複数個備えられ、上記接続用端子と接続され
ない接続金具間には、過電流カットスイッチを接続した
ものである。
【0010】上記回転機において、好ましくは、上記ケ
ーシングと上記接続用コネクタユニットとを、同一樹脂
成形材により形成したものであり、かかる構成により、
熱歪みに対してもシール性を保持し得るものとなる。
【0011】上記回転機において、好ましくは、上記ケ
ーシングは、2分割されたカップ形ケーシングにより構
成され、一方のケーシングは、その外周に突起部を有
し、他方のケーシングは、ケーシングの突起部と相互に
はめ合う形状の溝部を備え、上記一方のケーシングの上
記突起部を上記他方のケーシングの上記溝部と相互には
め合わせるようにしたものであり、かかる構成により、
ケーシングの防水性を向上し得るものとなる。
【0012】上記回転機において、好ましくは、上記ロ
ータを構成するマグネットは、極異方性マグネットによ
り構成するようにしたものであり、かかる構成により、
コギングトルクを低減し得るものとなる。
【0013】上記回転機において、好ましくは、上記ロ
ータを構成するマグネットは、リング状の形状を有して
おり、上記ロータの中心の回転軸を構成するシャフトと
上記マグネットとは、断面形状が略H字状のリブを有す
る弾性部材により一体成形するようにしたものであり、
かかる構成により、ロータを軽量化し得るものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を用いて、本
発明の一実施形態による回転機について説明する。最初
に、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態による回
転機の全体構成について説明する。図1は、本発明の一
実施形態による回転機の部分断面図であり、図2は、図
1の正面図であり、図3は、図1の背面図である。
【0015】図1において、回転体となるロータ1は、
マグネット2と、シャフト3と、弾性部材4とによって
一体成形されている。マグネット2は、リング状の極異
方性マグネットである。マグネット2のリングの中心軸
は、シャフト3と同心となっている。マグネット2とシ
ャフト3は、低剛性の樹脂やゴム等の弾性部材4で一体
成形されて、結合されている。この成形方法について
は、図7及び図8を用いて後述する。
【0016】シャフト3は、ロータ1の回転力及び内部
温度の変化やロータ軸方向衝撃等によって、弾性体4が
緩まないようにするために、マグネット2の軸方向の厚
みよりやや短い長さで、シャフト外周表面に凹凸部3a
が形成されている。凹凸部3aは、例えば、あやめロー
レットにより形成されている。シャフト3と弾性部材4
を一体成形する際に、凹凸部3aに弾性部材4が入り込
み、シャフト3と弾性部材4間に適度なる結合強度を与
えるようになっている。
【0017】また、マグネット2は、マグネット2と弾
性部材4間の結合強度を高めるために、窪み2aと、面
取り部2bが形成されている。窪み2aは、マグネット
2の端面に複数個設けられている。また、面取り部2b
は、マグネット2の内周面であって、軸方向の両端面側
に位置する箇所に設けられている。窪み2aは、マグネ
ット2の回り止めとして有効に働き、面取り部2bは、
マグネット2の軸方向の抜け止めとして有効に働くと同
時に、弾性部材4は、加熱射出成形で一般的に成形する
ので、成形後には冷却硬化し、グネット2との接合面で
使用する部材の弾性力で圧縮固定する力が作用する。こ
れらの窪み2aと面取り部2bとによって、マグネット
2と弾性部材4間に、適度な結合強度を得ている。弾性
部材による圧縮固定力は、シャフト3との接合面に対し
ても同様である。
【0018】さらに、弾性部材4は、リング状のマグネ
ット2の内周面からシャフト3の外周面間に、弾性部材
4を全て充填することなく、空間部4aを形成してあ
る。従って、弾性部材4の断面形状は、略H形状を有す
るリブ4bで構成されている。このように、弾性部材4
の断面形状を、略H形状のリブ4bにより構成すること
により、弾性部材4の弾性力の充分なる効果を得ること
ができる。
【0019】リブ4bは、シャフト3の外周面とマグネ
ット2の内周面との間では、面でつながり、マグネット
2の軸方向の端面側には、マグネット2の厚さより突出
した部分に、シャフト接合面までつながる複数本のブレ
ード状の放射リブ4cを有している。放射リブ4cの形
状については、図7を用いて後述する。
【0020】ブレード状の放射リブ4cは、ロータ1の
回転時には、ロータ1自身の強度を維持するばかりでな
く、内部空気を撹拌して内部温度を低減する作用を有し
ている。なお、放射リブ4cに小孔を設け、内部空気の
攪拌作用を積極的に促進するようにしてもよく、また、
放射リブ4cの形状として、曲線を持たせ、よりファン
効果を得られるようにしてもよいものである。
【0021】次に、ロータ1は、シャフト3の両端に固
定された内輪側を固定されたベアリング5によって支持
されている。ベアリング5は、筒状のケーシング7の両
側壁の中心部に設けたベアリング箱7aに収納されてい
る。
【0022】筒状のケーシング7は、回転機の軸方向寸
法の略中央鉛直面で2分割された左右のカップ形ケーシ
ング7b,7cによって構成されている。カップ形ケー
シング7bの内周側には、ステータ6が固定されてい
る。ステータ6は、ロータ1のマグネット2の外周に、
同芯状に配設されている。
【0023】筒状ケーシング7は、比重が0.8から3
以下の非磁性体材料である樹脂等の軽量部材で成形され
ている。2分割された一方のケーシング7bには、回転
機の取付用の複数個の取付足7dが一体成形されてい
る。取付足7dには、防振ゴム16が取り付けられる。
また、ケーシング7bには、ボス部7eを一体成形され
ている。ボス部7eにおいて、他方のケーシング7cと
ねじ8で組み付けられる。取付足7d及びボス部7eの
形状については、図2を用いて後述する。
【0024】ケーシング7の分割面には、ケーシング7
bに溝部7fが設けられ、ケーシング7cに突起部7g
が設けられている。溝部7fと突起7gは、相互にはめ
合う形状となっており、取付足7dで回転機本体が筺体
等に固定される際に、分割面に生じる応力を一方のケー
シング7bでもたせ、分割面の開きを最小に抑制すると
同時に、凹凸のはめ合いで分割面強度と外部からの水シ
ール性を向上した構造としている。
【0025】また、回転機の取付状態において、筒状ケ
ーシング7のそれぞれの分割ケーシング7b,7cの下
面側には、水抜き穴7h,7iを設けてある。また、水
抜き穴7h,7iに相対して、分割ケーシング7b,7
cには、止水壁7j,7kが設けられている。止水壁7
j,7kは、下面側からの直接的な水の浸水に対しては
止水壁となり、また、回転機内の凝縮水又は他の部位か
ら侵入した水に対しては、排水口となる。なお、止水壁
7j,7kの鉛直断面形状は、ドーム形であり、この点
については、図4を用いて後述する。
【0026】以上のようにして、排水口を設けることに
より、筒状ケーシング7内には、水分が溜まることが無
くなり、また、ロータ1の回転によるファン効果によっ
て、排水口を介して、回転中に常時空気の出入りがある
ため、電気的絶縁性を維持できるようになる。
【0027】さらに、ケーシング7cのベアリング箱7
aの外表面には、シャフト3を包含するような筒状防水
壁7lが形成されている。従って、後述するように、シ
ャフト3に取り付けられる風送風用プロペラファンや弾
性体防振ゴムワッシャとのラビリンス効果によって、外
部からのベアリング5への水侵入を防止している。
【0028】また、回転機の取付状態において、ケーシ
ング7bの上面側の側壁には、別体構成の外部電源接続
用コネクタユニット10が、ワンタッチ装着される。コ
ネクタユニット10は、複数本の外部電源接続用端子9
が配列固定されている。外部電源接続用端子9は、ステ
ータ6の複数個の結線用金具14と電気的に接続され
る。結線用金具14の詳細構造については、図6を用い
て後述する。
【0029】ケーシング7bは環状溝部7vを有し、コ
ネクタユニット10は突起10aを有している。環状溝
部7vと突起10aは、相互にはめ合う凹凸形状を有し
ている。なお、コネクタユニット10の詳細構造につい
ては、図15及び図16を用いて後述する。また、コネ
クタユニット10は、コネクタユニット10に設けられ
た係止爪が、ケーシング7bの上面側の内壁に係合する
ことにより、ワンタッチで取り付けられている。係止爪
の形状についても、図16Jを用いて後述する。
【0030】外部電源接続用コネクタユニット10に対
して、相手側のコネクタが接続される際には、そのコネ
クタの抜き差し力やこじり力等が、コネクタユニット1
0とケーシング7bの分割面に生ずる。しかしながら、
コネクタユニット10とケーシング7bの分割面におい
ても、ケーシング7の分割面と同様、凹凸のはめ合い構
造とすることにより、分割面強度と外部からの水シール
性と耐塵性を向上した構造となっている。しかも、外部
電源接続コネクタユニット10は、回転機本体から分離
した別体構造としてあるので、端子の取り出し方向を回
転機の軸方向の取り出し方向とするか、又は、鉛直方向
の取り出し方向とするかは、外部電源接続コネクタユニ
ットの種類を代えるだけで、回転機本体を変更すること
なく、任意に端子の取り出し方向を変更できるものであ
る。なお、図1に示す例では、外部電源接続コネクタユ
ニット10は、端子の取り出し方向が回転機の軸方向の
取り出し方向のものである。
【0031】さらに、ケーシング7の材料としては、P
BT(ポリブチルテレフタレート)を使用し、また、外
部電源接続コネクタユニット10の材料としても、同じ
PBTを使用することにより、ケーシング7と外部電源
接続コネクタユニット10の線膨張率は同一であるの
で、運転時、周囲温度の冷熱繰り返しによる熱歪で、嵌
合部が甘くなり、シール性が劣化することもないもので
ある。なお、ケーシング7と外部電源接続コネクタユニ
ット10は同一の材料でなくともよく、その時には、両
者の材料の線膨張率を略同一とすることにより、熱歪に
よるシール性の劣化を防止することができるものであ
る。
【0032】また、外部電源接続コネクタユニット10
の端子の取り出し位置は、本実施形態では、回転機取付
用の複数個の上位にある取付足7dの近傍に設けたが、
少なくとも軸水平面に対し上位に配設するものとする。
これは、万一、コネクタユニット10とケーシング7b
の分割面から水分が浸透したり、回転機本体内の内部発
熱後の空気冷却によるケーシング内壁面の凝縮水の露結
等で、ユニットに一体成形した外部電源接続用端子9の
異極間縁面の絶縁低下によるリークを防止するためであ
る。
【0033】また、ステータ6は、ステータコア11
と、ステータコイル12によって構成されている。ステ
ータコア11は、複数枚の打ち抜き積層された鉄板によ
って形成されている。ステータコイル12は、ステータ
コア11に巻かれ、外部回路で転流周期を制御される相
間電流で回転磁界を形成する。ステータコイル12の端
部は、結線用金具14に接続されている。
【0034】次に、図2において、回転機を正面側から
見ると、ケーシング7cは、シャフト3を包含するよう
な筒状防水壁7lを有している。従って、後述するよう
に、シャフト3に取り付けられる風送風用プロペラファ
ンや弾性体防振ゴムワッシャとのラビリンス効果によっ
て、外部からのベアリング5への水侵入を防止してい
る。
【0035】ケーシング7cは、筒状防水壁7lの部分
から外径方向に延びる8個の補強リブ部7pを有してい
る。また、ケーシング7cは、その外周部の4箇所にお
いて、ケーシング固定用ネジ8により、背面側に位置す
るケーシング7bと組み付けられる。ケーシング7b
は、その外周部に、4個の取付足7dを有している。取
付足7dには、回転機の取付時の防振作用を有する防振
ゴム16が取り付けられている。
【0036】次に、図3において、回転機を背面側から
見ると、ケーシング7bは、その中心部から外径方向に
延びる8個の補強リブ部7pを有している。ケーシング
7bは、その外周部に、4個の取付足7dを有してい
る。取付足7dには、回転機の取付時の防振作用を有す
る防振ゴム16が取り付けられている。また、ケーシン
グ7bは、その外周部の4箇所にボス部7eを有してお
り、背面側に位置するケーシング7cとケーシング固定
用ネジ8により組み付けられる。
【0037】樹脂性のケーシング7bの外周側のフラン
ジ部のリブ補強面の隅部には、複数個のフランジ部を貫
通する小孔7nが設けられている。小孔7nは、フラン
ジ内に溜まった水滴の逃げ穴として作用するものであ
る。小孔7nが設けられる位置は、少なくとも軸水平面
に対し上位の位置としてある。
【0038】また、回転機の取付状態において、ケーシ
ング7bの上面側の側壁には、別体構成の外部電源接続
用コネクタユニット10が、ワンタッチ装着される。コ
ネクタユニット10は、複数本の外部電源接続用端子9
が配列固定されている。図示の例では、3本の外部電源
接続用端子9が等間隔で配列固定されている。
【0039】次に、図4を用いて、本発明の一実施形態
による回転機の水抜き穴の構成について説明する。図4
は、本発明の一実施形態による回転機の水抜き穴の部分
の断面図であり、図1のI−I’断面図である。
【0040】図4に示すように、分割ケーシング7bの
下面側には、水抜き穴7hを設けてある。また、水抜き
穴7hの上面側には、水抜き穴7hに相対して、止水壁
7jが設けられている。止水壁7jの形状は、断面コ字
状となっている。止水壁7jは、下面側からの直接的な
水の浸水に対しては止水壁となり、また、回転機内の凝
縮水又は他の部位から侵入した水に対しては、排水口と
なる。
【0041】以上のようにして、排水口を設けることに
より、筒状ケーシング7内には、水分が溜まることが無
くなり、また、ロータ1の回転によるファン効果によっ
て、排水口を介して、回転中に常時空気の出入りがある
ため、電気的絶縁性を維持できるようになる。
【0042】次に、図5を用いて、本発明の一実施形態
による回転機の水抜き穴の他の構成について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による回転機の水抜き穴の
部分の他の構成の断面図であり、図1のI−I’断面図
である。
【0043】図5に示すように、分割ケーシング7bの
下面側には、水抜き穴7hを設けてある。また、水抜き
穴7hの上面側には、水抜き穴7hに相対して、止水壁
7jが設けられている。止水壁7jの形状は、断面円弧
状となっている。止水壁7jは、下面側からの直接的な
水の浸水に対しては止水壁となり、また、回転機内の凝
縮水又は他の部位から侵入した水に対しては、排水口と
なる。
【0044】次に、図6を用いて、本発明の一実施形態
による回転機のステータコイルと結線用金具の電気的接
続方法について説明する。図6は、本発明の一実施形態
による回転機のステータの正面図である。
【0045】ステータ6は、ステータコア11と、ステ
ータコイル12と、絶縁インシュレータ13と、複数個
の結線用金具14とによって構成されている。ステータ
コア11は、複数枚の打ち抜き積層された鉄板によって
形成されている。ステータコイル12は、ステータコア
11に巻かれ、外部回路で転流周期を制御される相間電
流で回転磁界を形成する。ステータコイル12の端部
は、結線用金具14に接続されている。絶縁インシュレ
ータ13は、ステータコイル12の絶縁とステータコイ
ル12の配線ガイドとなるものである。結線用金具14
は、絶縁インシュレータ13の外縁部に複数個設けられ
ている。図示の例では、電源側の結線用金具14aと、
中性点側の結線用金具14bから構成されている。中性
点側の結線用金具14bの中には、過流カットスイッチ
15が配置されている。
【0046】図示のように、ステータコイル12は、各
スロット6a間に巻線されている。図示の例は、3相1
2スロットの例である。ステータコイル12の各U,
V,Wの3相の端末線は、絶縁インシュレータ13及び
絶縁インシュレータ13の外縁部に設けた複数個の結線
用金具14のスロット部に、圧接固定されている。
【0047】圧接固定の際、結線用金具14を収納した
キャビティ13aには、絶縁インシュレータ13の外縁
部にあって、結線用金具14の近傍に設けた切り欠き溝
13を介し、結線用金具14へのコイル挿入方向が必ず
斜めから接続される通路をとることで、圧接固定時の張
力によるコイル切れ防止を図っている。
【0048】また、ステータコイル12の絶縁皮膜軟化
温度は、絶縁インシュレータ13や、これを包含してい
る筒状ケーシング7等の周囲引火物の引火温度より低い
値の絶縁種を選定している。これは、発火源となるコイ
ル異常発熱時に、ステータコイル12が先に断線し、他
の可燃部材には影響を及ぼさない配慮をしたもので、こ
の場合には、異常発熱検出用の温度ヒューズは不要とな
る。しかしながら、電源電圧やステータコイル12の巻
線経や巻線回数が異なる種々の性能仕様を満足させる場
合、上記の条件が満たされなくなることも生じる可能性
がある。この場合には、過電流カットスイッチの機能を
もつバイメタル、温度ヒューズ、電流ヒューズ等を回転
機本体に追加する必要がある。そこで、本実施形態にお
いては、過電流カットスイッチ15を設けている。
【0049】また、中性点側の結線金具14bに対する
ステータコイルの結線も同様に行われる。結線金具14
は、全て共用化が図られており、同一形状で3連の金具
となっている。電源側の結線金具14aに対する端末線
の接続時には、3連の金具を分離して、分離されたそれ
ぞれの金具に3本の端末線が接続される。
【0050】一方、中性点側の結線金具14aにおいて
は、過電流カットスイッチ15を用いない場合には、3
連の金具のまま使用して、同一作業で圧接固定された3
本の線を一度に固定し、中性点の結線作業が不要とな
る。しかしながら、本実施形態のように、過電流カット
スイッチ15を用いる場合には、3連の結線用金具の少
なくとも一つを切り放し、他の2連の金具間に過電流カ
ットスイッチ15を挿入し、回転機の異常時には、未然
に内部の結線回路を遮断するようにしている。
【0051】次に、図7,図8を用いて、本発明の一実
施形態による回転機のロータの成形方法について説明す
る。図7は、本発明の一実施形態による回転機のロータ
の成形した直後の形状を示す正面図であり、図8は、本
発明の一実施形態による回転機のロータの成形した直後
の形状を示す半断面側面図である。
【0052】シャフト3及びマグネット2が成形用型に
セットされた後、弾性体部材4は、放出成形,圧縮成形
等の方法で成形機のゲートから型内に加熱押し出しされ
る。通路部17は、成形機のゲートから型内に弾性体部
材の材料が押し出されるとき残存する部分であり、マグ
ネット2の外周部に形成される通路部17aと、マグネ
ット2の端面に形成される通路部17aからなってい
る。即ち、本実施形態においては、マグネット2の外周
部及び両端面にも弾性体部材4が流れる通路を形成して
いるため、マグネット2の内外面の射出圧力によって生
ずる内部応力がほぼ均一となり、成形時にこの内部応力
でマグネット2にヘアークラック等の破損原因をもたら
すことがないものである。
【0053】弾性部材4は、リング状のマグネット2の
内周面からシャフト3の外周面間に、弾性部材4を全て
充填することなく、弾性部材4の断面形状は、略H形状
を有するリブ4bで構成されている。リブ4bは、シャ
フト3の外周面とマグネット2の内周面との間では、面
でつながり、マグネット2の軸方向の端面側には、マグ
ネット2の厚さより突出した部分に、シャフト接合面ま
でつながる複数本のブレード状の放射リブ4cを有して
いる。
【0054】ブレード状の放射リブ4cは、4本設けら
れている。放射リブ4cは、ロータ1の回転時には、ロ
ータ1自身の強度を維持するばかりでなく、内部空気を
撹拌して内部温度を低減する作用を有している。
【0055】なお、図1に示す例では、この通路部17
に充填された弾性体部材を取り去った形状としている
が、これを残し、少なくとも通路部17の弾性部材でマ
グネット2の外周面の一部、もしくは全周覆うことによ
り、その後の組立作業や搬送でぶつけたり、落下させた
りした不慮の自体にも外周面を保護するのに役立つよう
にすることもできるものである。
【0056】次に、図9,図10を用いて、本発明の一
実施形態による回転機の組立手順について説明する。図
9は、本発明の一実施形態による回転機の組立図であ
り、図10は、本発明の一実施形態による回転機の反出
力側のケーシングの正面図である。
【0057】最初に、図10に示すように、回転機の反
出力側のケーシング7bの内側には、ベアリング箱7a
と、突起7gと、突起状リブ7oと、放射状の等間隔リ
ブ7pを有している。なお、出力側のケーシング7cの
内部の構造も、ケーシング7bと同様である。
【0058】カップ型ケーシング7bの外周部の内端面
には、ステータコア11の外周に設けた溝部11a(図
9)の回転方向位置決めとなり、嵌合いガイドとなる複
数本の突起状リブ7oが配設されている。
【0059】また、ケーシング7bのベアリング箱7a
外周部には、それぞれ外周内外面に延びる少なくとも5
本以上の複数本の放射状の等間隔リブ7pが設けられて
いる。放射状の等間隔リブ7pは、ベアリング箱7aが
冷却し、ベアリング5を圧設固定した時に、ベアリング
箱7aの強度を確保すると同時に、ベアリング箱7aの
内周径d4を真円に保つための機能を有している。
【0060】図9及び図10において、ステータコア1
1の最外周径d1とベアリング5の最外径d2に対し、
2分割ケーシング7b,7cの筒状外周内端面の径d3
及びベアリング箱7aの内周径d4は、回転機使用雰囲
気温度の上限値に約20゜Cの余裕温度を加えた略70
゜C以上では、d3>d1,d4>d2の隙間嵌め関係
にあり、逆に70゜C以下ではd3<d1,d4<d2
締まり嵌め関係にある寸法を、ケーシング7の熱膨張率
を利用して得ている。
【0061】即ち、組立時には、ケーシング7bを略7
0゜C以上に短時間暖めておき、ステータ6を軸方向か
ら突起状リブ7nをガイドにして、ステータコアの溝部
11aを挿入することにより、簡単に組み合わせること
ができる。
【0062】この際、ステータコア6の絶縁インシュレ
ータ13の外周の外縁部に形成したキャビティ13a内
の結線金具14(図6)には、相対するケーシング7b
の内端面から延びる外部電源接続用端子9が挿入され、
自動的に直線的な積み重ねで回転機の内部結線と外部電
源接続が可能となる。
【0063】その後、ステータ6内に、ロータ2が組み
込まれ、さらに、ケーシング7cは、先と同様なホット
インサート方法で、ステータ6に対して組み付けが行わ
れる。
【0064】ケーシング7bの分割面には、円環状の溝
部7fが設けられており、ケーシング7cの分割面に
は、円環状の突起7gが設けられている。溝部7fと突
起7gは、相互にはめ合う形状であるので、ケーシング
7b,7cは、凹凸のはめ合いで容易に組み立てられ
る。
【0065】その後、複数本のねじ8を用いて、ケーシ
ング7bのボス部7eにケーシング7cが完全固定され
る。さらに、コネクタユニット10が、ケーシング7b
にワンタッチで取り付けられる。また、ケーシング7b
の複数個の取付足7dに防振ゴム16を最後に組み付
け、組立を完了する。組立完了時には、ケーシング7の
部材は冷却状態となる為、内部のステータ6及びロータ
1のベアリング5は、軸方向、径方向に常時運転条件で
も、圧設状態を保つ事ができる。
【0066】次に、図11〜図14を用いて、本発明の
一実施形態による回転機の回転動作,特に、低振動化と
高効率化について説明する。図11は、本発明の一実施
形態による回転機のステータコイルに流す制御回路の出
力波形図であり、図12は、本発明の一実施形態による
回転機のロータに使用する極異方性マグネットの磁束配
向モデル図であり、図13は、従来のラジアル異方性マ
グネットの磁束配向モデル図であり、図14は、本発明
の一実施形態による回転機のロータの表面磁束波形図で
ある。
【0067】最初に、図11に示すように、外部制御回
路は、本実施形態による回転機の3相のステータコイル
12のU,V,W相巻線に対して、それぞれ制御信号を
出力する。ステータコイル12は、これらの制御信号に
よって、回転磁界を形成し、電気角120゜で運転され
る。
【0068】例えば、U相巻線に流れる制御信号が、6
0゜〜180゜までと、240゜〜360゜まで、オン
となり、それぞれ、電気角120゜で通電されるとす
る。この時、V相巻線に流れる制御信号は、U相巻線に
流れる制御信号に対して60゜進んでおり、0゜〜12
0゜までと、180゜〜300゜まで、オンとなる。ま
た、W相巻線に流れる制御信号は、U相巻線に流れる制
御信号に対して60゜遅れており、120゜〜240゜
までと、300゜〜420゜まで、オンとなる。
【0069】また、本実施形態において使用するマグネ
ットは、図7において説明したように、リング状のマグ
ネット2である。リング状のマグネット2は、極異方性
を有しており、その磁束配向は、図12に示すようにな
る。即ち、極異方性マグネットは、マグネット自身で閉
磁路を形成する磁束流れとなるため、従来のようにマグ
ネット内部に更にインナーステータコアを用いて、閉磁
路を作る必要がなくなるものである。
【0070】なお、従来の一般的なラジアル異方性マグ
ネットの磁束配向は、図13に示すようになっている。
即ち、ラジアル異方性においては、中心方向に向かった
磁束の流れとなる。そこで、閉磁路を形成するために、
インナーステータコアを用いる必要がある。
【0071】また、極異方性マグネットを使用した場
合、ロータ表面の磁束波形は、図14に示すようにな
る。即ち、極異方性マグネットを使用した場合には、図
12に示した配向特性によって、表面磁束波形は、サイ
ン波の極間で滑らかな磁束波形となる。一方、図13に
示したようなラジアル異方性マグネットを使用した場合
には、表面磁束波形は、矩形波の磁束波形となる。
【0072】従って、電気角120゜の転流周期を基本
とするステータ6とロータ1間に働く磁束変化によるコ
キングトルクの大きさは、極異方性マグネットを使用し
た方が、大幅に低減できるものとなる。
【0073】さらに、そのコキングトルクによるロータ
が受ける振動加速度は、ロータ重量が重い程、その慣性
力も相まって変動幅が大きくなる。本実施形態において
は、極異方性マグネット2は、リング状で適度な薄肉厚
とし、更に、マグネット2とシャフト3間を上述したよ
うに、弾性体部材4で一体成形し、必要最小限の強度で
弾性力を失うことがないように、軽量化しているので、
振動加速度の変動幅を低減することができるものであ
る。
【0074】従来、マグネットをロータに接着等の締結
方法により固定する場合には、構成部品が増加するばか
りでなく、その組立工数にも時間を費やすという問題が
あったが、上述したような本実施形態による締結方法を
とることにより、部品数を低減し、また、組立工数も低
減し得るものとなる。
【0075】また、従来は、結合部の強度信頼性を高め
るためには、構成が複雑となり、その結果、マグネット
の配向特性による振動加速度低減効果を十二分に発揮さ
せることができず、回転機の使用温度,回転数,ロータ
サイズに限度があったが、本実施形態においては、この
ような使用制限がなくなるものである。。
【0076】さらに、本実施形態においては、磁気通路
を形成する部品は、極異方性マグネット2とステータコ
ア11のみであり、周囲に磁性体部材を必要としないの
で、磁束漏洩がなくなる。また、本実施形態において
は、インナーコアもないので、ヒステリシス損,渦電流
損がなくなる。その結果、本実施形態においては、高効
率化が図れるものである。
【0077】さらに、本実施形態によれば、従来と回転
機の外径が同一サイズで、同一なステータを使用した場
合について比較検討してみると、約5%の効率アップと
なるものである。
【0078】また、筒状のケーシング7は、非磁性体
で、比重0.8から3以下の樹脂,アルミニウム等の軽
量部材で任意に選択できるので、従来に比べて、約30
%の軽量化が図れた。
【0079】次に、図15,図16を用いて、本発明の
一実施形態による回転機に用いる第1の例のコネクタユ
ニットの構成について説明する。図15は、本発明の一
実施形態による回転機に用いる第1の例のコネクタユニ
ットの正面側から見た斜視図であり、図16は、本発明
の一実施形態による回転機に用いる第1の例のコネクタ
ユニットの背面側から見た斜視図である。
【0080】図15,図16に示すコネクタユニット1
0は、外部電源接続用コネクタの取り出し方向が、回転
機の軸方向のものであり、図1に示したコネクタユニッ
ト10を拡大して示したものである。
【0081】コネクタユニット10は、内部に、3個の
外部接続用端子9が等間隔で配列されている。コネクタ
ユニット10は、一体成形されている。コネクタユニッ
ト10の材質としては、ケーシング7bと同一の樹脂材
であるPBTを使用しており、両者の線膨張率は等しい
ものである。
【0082】コネクタユニット10は、ケーシング7b
とはめ合わされる外表面に、嵌合用の突起部10aが形
成されている。また、外部接続用端子9の両側には、2
個の係止爪部10bが形成されており、ケーシング7b
への挿入後、抜き差し方向に対し係止力を与える構造と
なっている。
【0083】コネクタユニット10は、軸方向からはめ
合いの突起部10aをガイドにして嵌合させ、係止爪部
10bで、ワンタッチで容易に組み付け係止できるカセ
ット形状のユニット構造としてある。
【0084】次に、図17,図18を用いて、本発明の
一実施形態による回転機に用いる第2の例のコネクタユ
ニットの構成について説明する。図17は、本発明の一
実施形態による回転機に用いる第2の例のコネクタユニ
ットの正面側から見た斜視図であり、図18は、本発明
の一実施形態による回転機に用いる第2の例のコネクタ
ユニットの背面側から見た斜視図である。
【0085】図17,図18に示すコネクタユニット1
0は、外部電源接続用コネクタの取り出し方向が、回転
機の軸垂直方向のものである。
【0086】コネクタユニット10は、内部に、3個の
外部接続用端子9が等間隔で配列されている。コネクタ
ユニット10は、一体成形されている。コネクタユニッ
ト10の材質としては、ケーシング7bと同一の樹脂材
であるPBTを使用しており、両者の線膨張率は等しい
ものである。
【0087】コネクタユニット10は、図15,図16
に示したコネクタユニットと同様に、ケーシング7bと
はめ合わされる外表面に、嵌合用の突起部10aが形成
されている。また、外部接続用端子9の両側には、2個
の係止爪部10bが形成されており、ケーシング7bへ
の挿入後、抜き差し方向に対し係止力を与える構造とな
っている。
【0088】コネクタユニット10は、軸方向からはめ
合いの突起部10aをガイドにして嵌合させ、係止爪部
10bで、ワンタッチで容易に組み付け係止できるカセ
ット形状のユニット構造としてある。
【0089】図15,図16に示したコネクタユニット
も、図17,図18に示したコネクタユニットも、回転
機本体の組立方法と同様、軸方向からはめ合いの突起部
10aをガイドにして嵌合させ、爪部10bで、ワンタ
ッチで容易に組み付け係止できるカセット形状のユニッ
ト構造としてある。従って、多種多様の外部電源コネク
タとの組み合わせが、回転機本体の構造変更なしに、外
部電源接続用コネクタユニットを交換するだけで可能と
なっている。
【0090】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、接続用コネクタユニット10の係止爪10bをケー
シング7の内壁に係合して、接続用コネクタユニット1
0をケーシング7にワンタッチで固定するようにしてい
るため、コネクタユニットの組立性が向上するととも
に、係止爪10bによって強固に結合できるため、その
信頼性が向上するものである。
【0091】また、接続用コネクタユニット10とし
て、端子の取り出し方向が、軸方向のものや軸垂直方向
のものを用意することによって、多種多様の外部コネク
タとの組み合わせが回転機本体の構造変更なしに、可能
となっている。
【0092】また、接続用コネクタユニット10の突起
10aをケーシング7の環状溝部7vと相互にはめ合わ
せるようにしているため、結合面の防水性を向上するこ
とができるものである。
【0093】また、ステータの絶縁インシュレータ13
の中に固定された接続金具14に、接続用コネクタユニ
ット10の接続用端子9が挿入され、電気的に接続する
ようにしているため、コネクタユニットの組立性が向上
するものである。
【0094】また、ケーシング7と接続用コネクタユニ
ット10とを、同一樹脂成形材により形成しているの
で、熱歪みによっても、シール性が劣化することがな
い。
【0095】また、ケーシング7は、2分割されたカッ
プ形ケーシング7b,7cにより構成し、一方のケーシ
ング7bの突起部7fを他方のケーシング7cの溝部7
gと相互にはめ合わせるようにしているため、防水性が
向上するものである。
【0096】また、ロータ1を構成するマグネット2
は、極異方性マグネットとしているため、コギングトル
クを低減することができる。
【0097】また、ロータ1を構成するマグネット2
は、リング状の形状とし、ロータ1の中心の回転軸を構
成するシャフト3とマグネット2とは、断面形状が略H
字状のリブを有する弾性部材4により一体成形している
ので、ロータを軽量化することができる。
【0098】次に、図19を用いて、本発明の一実施形
態による回転機を家庭用エアコンの室外機ユニットの駆
動源として使用した場合の構成について説明する。図1
9は、本発明の一実施形態による回転機を用いた家庭用
エアコンの室外機ユニットの断面図である。
【0099】図19に示すように、図1に示した本実施
形態による回転機であるブラシレスモータ18が、家庭
用エアコンの室外機ユニット19の駆動源として取付ら
れている。ブラシレスモータ18は、室外機ユニット1
9内のU字状コンデンサ21の前面側の取付ステーに、
複数本のモータ取付ねじ20を用いて、図1において説
明した取付足7dの部分で固定される。
【0100】ブラシレスモータ18のシャフト3の先端
には、シャフト3の回転により送風機能を有するプロペ
ラファン22が取り付けられている。プロペラファン2
2は、カップ状ケーシング7cのベアリング箱の外表面
において、シャフト3を包含するような筒状防水壁7l
の近傍に設けたEリング23,平ワッシャ24及び小円
板状の振動吸収用ゴムワッシャ25の順にシャフト3に
挿入された座面に、プロペラファン22のボス22aが
挿入され、ナット26によって締め付け、固定されてい
る。
【0101】本実施形態による回転機であるブラシレス
モータ18は、図11〜図14において説明したよう
に、構造が簡単であり、かつ、低振動化が図れているも
のである。従って、プロペラファン22の振動個有値に
当たる回転数で発生する共振音は、小円板状の振動吸収
用ゴムワッシャ25を、ブラシレスモータ18とプロペ
ラファン22の間に設けることによって、防止できるも
のである。小円板状の振動吸収用ゴムワッシャ25は、
プロペラファン22を共振回転数で直接的に防振させる
ものであり、ファンボス22aと適度な圧縮当接を行っ
た構造にしてある。その結果、回転機の使用回転数の制
限域を設けず、広範囲に使用可能となっている。
【0102】なお、Eリング23,平ワッシャ24は、
ゴムワッシャ25のシャフト3に対する直角度を維持す
るために設けたが、シャフト3とファン22の嵌合部が
段付き形状を取れ、充分な座面を確保ができれば、この
部品のいずれか又は両部品とも不要とすることができる
ものである。
【0103】更に、ファンボス22aのナット26側に
も、振動吸収用ゴムワッシャ25を追加すれば、さら
に、共振時の振動低減効果が増加するものである。
【0104】室外機ユニット19は、樹脂または鉄板製
の複数個のスリット状開口窓を有する匡体27で全体が
覆われているが、屋外に据え付けられることが多いの
で、塵埃、風雨にさらされている。また、ブラシレスモ
ータ18は、プロペラファン22の回転により、コンデ
ンサの排熱機能を行う為、コンデンサ21からの凝縮水
当の水滴飛散を回転中は常時受けている。これらの塵
埃,風雨,水滴からのシール性を向上させるため、ブラ
シレスモータ18のケーシング7には、図1において説
明したように、環状溝部7f,これにはめ合う突起7
g、内部の水分を逃すケーシング7の取付け下面側に位
置する水抜き穴7h,7i、ユニットの跳ね返り飛水、
直接的な水侵入防止を図る止水壁7j,7kが設けてあ
る。
【0105】また、シャフト3を包含する筒状止水壁7
lは、プロペラファン22のボス部22aの内側に配設
した円環状リブ22bと重ね合わさる様位置させ、この
ラビリンス効果で、外部からのベアリング5への水,塵
埃侵入を防止している。
【0106】さらに、外部電源接続用コネクタユニット
10とケーシング7の合わせ面は、先にコンデンサ21
に相対するため、特にシール性を向上したい場合には、
この合わせ部にフィルム上の銘板28を貼り、合わせ部
の隙間を完全にシールする方法を取る。この方法では、
ブラシレスモータ18を該室機ユニット19に取り付け
る際の、モータ型式、製造年月当の確認を前記銘板にこ
れらの識別を記載する事で、取付時に容易に同時確認で
きるようになる。
【0107】次に、図20を用いて、本発明の一実施形
態による回転機を家庭用エアコンの室外機ユニットの駆
動源として使用した場合の他の例の構成について説明す
る。図20は、本発明の一実施形態による回転機を用い
た家庭用エアコンの室外機ユニットの他の例の要部拡大
断面図である。
【0108】本実施形態においては、図19に示したプ
ロペラファン22の円環状リブ22bが無いプロペラフ
ァン22を使用した場合の例である。なお、図19と同
一符号は、同一部分を示している。
【0109】振動吸収用ゴムワッシャ25の外縁部にシ
ャフト径より大きな円筒状つば25aを形成し、円筒状
つば25aをケーシング7の外面中央部のシャフト穴近
傍に形成された筒状止水壁7lと適当なる隙間を設け、
互いに重ね合わせる位置関係に配設している。このよう
な構成により、露出したシャフト外表面を伝わって回転
機内部に入り込む水を防止でき、防水と防振効果を同時
に得られるものとなる。
【0110】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、家庭用エアコンの室外機ユニットの回転機として使
用した場合に、防水性に優れたものとすることができ
る。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、回転機の外部との電気
的接続部の組立性を向上し、また、信頼性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による回転機の部分断面図
である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本発明の一実施形態による回転機の水抜き穴の
部分の断面図であり、図1のI−I’断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による回転機の水抜き穴の
部分の他の構成の断面図であり、図1のI−I’断面図
である。
【図6】本発明の一実施形態による回転機のステータの
正面図である。
【図7】本発明の一実施形態による回転機のロータの成
形した直後の形状を示す正面図である。
【図8】本発明の一実施形態による回転機のロータの成
形した直後の形状を示す半断面側面図である。
【図9】本発明の一実施形態による回転機の組立図であ
る。
【図10】本発明の一実施形態による回転機の反出力側
のケーシングの正面図である。
【図11】本発明の一実施形態による回転機のステータ
コイルに流す制御回路の出力波形図である。
【図12】本発明の一実施形態による回転機のロータに
使用する極異方性マグネットの磁束配向モデル図であ
る。
【図13】従来のラジアル異方性マグネットの磁束配向
モデル図である。
【図14】本発明の一実施形態による回転機のロータの
表面磁束波形図である。
【図15】本発明の一実施形態による回転機に用いる第
1の例のコネクタユニットの正面側から見た斜視図であ
る。
【図16】本発明の一実施形態による回転機に用いる第
1の例のコネクタユニットの背面側から見た斜視図であ
る。
【図17】本発明の一実施形態による回転機に用いる第
2の例のコネクタユニットの正面側から見た斜視図であ
る。
【図18】は、本発明の一実施形態による回転機に用い
る第2の例のコネクタユニットの背面側から見た斜視図
である。
【図19】本発明の一実施形態による回転機を用いた家
庭用エアコンの室外機ユニットの断面図である。
【図20】本発明の一実施形態による回転機を用いた家
庭用エアコンの室外機ユニットの他の例の要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
1…ロータ 2…極異方性マグネット 3…シャフト 4…弾性体 5…ベアリング 6…ステータ 7…筒状ケーシング 7a…ベアリング箱 7b,7c…2分割ケーシング 7d…取付足 7e…取付ボス部 7f…環状溝 7g…突起部 7h,7i…水抜き穴 7j,7k…止水壁 7l…筒状止水壁 7v…嵌合溝 8…ケーシング固定用ねじ 9…外部電源接続用端子 10…外部電源接続用コネクタユニット 11…ステータコア 12…ステータコイル 13…絶縁用インシュレータ 14…結線用金具 15…過電流カットスイッチ 16…防振ゴム 17…通路部 18…ブラシレスモータ 19…室外機ユニット 20…モータ取付ねじ 21…コンデンサ 22…プロペラファン 23…Eリング 24…平ワッシャ 25…振動吸収用ゴムワッシャ 26…ナット 27…室外機ユニット匡体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと、このロータを回転可能に支持
    するケーシングと、このケーシングの内側に固定された
    ステータとを有する回転機において、 上記ステータのステータコイルの配線と結合される接続
    用端子が一体的に成形され、 上記ケーシングの内壁と係合する係止爪とを有する接続
    用コネクタユニットを備え、 この接続用コネクタユニットの上記係止爪を上記ケーシ
    ングの内壁に係合して、上記接続用コネクタユニットを
    上記ケーシングに固定することを特徴とする回転機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転機において、 上記接続用コネクタユニットは、上記ケーシングの外面
    に設けられた環状溝部と相互にはめ合う形状の突起を備
    え、 上記接続用コネクタユニットの上記突起を上記ケーシン
    グの上記環状溝部と相互にはめ合わせることを特徴とす
    る回転機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転機において、 上記ステータは、ステータコアと、このステータコアの
    表面に形成された絶縁インシュレータと、この絶縁イン
    シュレータに巻かれたステータ巻線とから構成され、 さらに、上記ステータは、上記絶縁インシュレータの中
    に固定された接続金具を備え、 この接続金具に、接続用コネクタユニットの上記接続用
    端子が挿入され、電気的に接続されることを特徴とする
    回転機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の回転機において、 上記接続金具は、複数個備えられ、 上記接続用端子と接続されない接続金具間には、過電流
    カットスイッチが接続されていることを特徴とする回転
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の回転機において、 上記ケーシングと上記接続用コネクタユニットとを、同
    一樹脂成形材により形成したことを特徴とする回転機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の回転機において、 上記ケーシングは、2分割されたカップ形ケーシングに
    より構成され、 一方のケーシングは、その外周に突起部を有し、他方の
    ケーシングは、ケーシングの突起部と相互にはめ合う形
    状の溝部を備え、 上記一方のケーシングの上記突起部を上記他方のケーシ
    ングの上記溝部と相互にはめ合わせることを特徴とする
    回転機。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の回転機において、 上記ロータを構成するマグネットは、極異方性マグネッ
    トであることを特徴とする回転機。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の回転機において、 上記ロータを構成するマグネットは、リング状の形状を
    有しており、 上記ロータの中心の回転軸を構成するシャフトと上記マ
    グネットとは、断面形状が略H字状のリブを有する弾性
    部材により一体成形されていることを特徴とする回転
    機。
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