JPH10125132A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH10125132A
JPH10125132A JP8278371A JP27837196A JPH10125132A JP H10125132 A JPH10125132 A JP H10125132A JP 8278371 A JP8278371 A JP 8278371A JP 27837196 A JP27837196 A JP 27837196A JP H10125132 A JPH10125132 A JP H10125132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ballast
main body
vibration
plate
vibration suppressing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8278371A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Oishi
崇文 大石
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定器13の放熱性を損なわず、安定器13の振
動による器具本体1からの騒音の発生を防止する。 【解決手段】 安定器13を器具本体1に取り付ける。器
具本体1に対する安定器13の取付面形状より大きく形成
した振動抑制板21を、器具本体1の安定器取付位置に対
応する領域を覆って取り付ける。安定器13の動作時の振
動を器具本体1が受けても、振動抑制板21により器具本
体1の振動を抑制し、騒音の発生を防止する。安定器13
を器具本体1側に密着して取り付けることを可能とし、
安定器13の放熱性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄心とコイルを組
み合わせた電磁形の安定器を使用する照明器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の安定器を使用する照明器
具では、器具本体に取り付けた安定器の動作時に生じる
振動により器具本体が共鳴して騒音を発生する問題や、
安定器の動作時に生じる熱により安定器が温度上昇する
問題などが主としてあり、それらに対する対策が従来か
ら採られている。
【0003】安定器の振動に対する対策としては、安定
器と器具本体との間にゴム座を介在させることにより、
安定器の振動をゴム座で減衰して、器具本体に伝達され
る振動を低減し、器具本体の共鳴による騒音の発生を低
減するようにしている。
【0004】安定器の熱の対策としては、安定器を器具
本体に密着させ、安定器の熱を器具本体に効率的に放熱
させ、安定器の温度上昇を低減するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、安定器
の振動に対する対策を行なうために、安定器と器具本体
との間にゴム座を介在させると、安定器と器具本体との
間にゴム座の厚み分の隙間が生じるため、その隙間の空
気層によって安定器の熱が器具本体に伝達されにくくな
り、安定器の放熱性が低下する問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、安定器の放熱性を損なうことなく、安定器の振動
による器具本体からの騒音の発生を防止できる照明器具
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、器具本体と、この器具本体に取り付けられる安定器
と、前記器具本体に対する安定器の取付面形状より大き
く形成され、器具本体の安定器取付位置に対応する領域
を覆って取り付けられる振動抑制板とを具備しているも
のである。そして、安定器の動作時の振動が器具本体に
伝達されても、振動抑制板により器具本体の振動を抑制
し、騒音の発生を防止する。安定器を器具本体側に密着
させて取り付けることが可能で、安定器の放熱性を損な
うことがない。なお、振動抑制板の器具本体への取り付
けは、安定器が取り付けられる器具本体の一面とは反対
面に取り付けること、器具本体と安定器の間に介在させ
た状態で取り付けることを含む。
【0008】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、振動抑制板は非磁性材料で形成さ
れているものであり、一般的に鋼板製の器具本体とは固
有振動数が異なり、振動抑制効果が向上する。
【0009】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、安定器は器具本体の内面
に取り付けられ、振動抑制板は器具本体の外面に取り付
けられるものであり、器具本体の内面を反射面とする場
合に振動抑制板が露出することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0011】図には2本の直管形蛍光ランプを使用する
2灯用の照明器具を示し、1は器具本体で、この器具本
体1は直管形蛍光ランプLの長手方向に沿って細長く形
成され、器具本体1の両端には端板2が取り付けられて
いる。
【0012】器具本体1は、例えば鋼板製で、上面反射
板部3およびこの上面反射板部3の両側から下方に向け
て拡開された側面反射板部4を有し、この両側の側面反
射板部4の下端間に照射開口5が形成されている。各側
面反射板部4の下端からは外枠部6が上方に立ち上げ形
成されている。なお、端板2および外枠部6の上面は、
上面反射板部3より上方に位置されている。
【0013】上面反射板部3には、両端近傍に器具取付
孔7が形成され、この両端の器具取付孔7間に複数の配
線孔8が形成されている。これら器具取付孔7および配
線孔8はノックアウト構造に形成されている。
【0014】器具本体1の内側には、上面反射板部3の
下側中央に沿って反射板9が配置されている。この反射
板9は、断面ほぼ三角形状に形成され、その頂部を下方
に向けた状態で取付金具10により取り付けられている。
【0015】器具本体1の内側両端には、反射板9の両
側に配置される各直管形蛍光ランプLの両端の口金がそ
れぞれ接続されるランプソケット11が端板2または上面
反射板部3に取り付けられている。
【0016】上面反射板部3の下面(内面)には、反射
板9で覆われる内側位置において、端子台12や安定器13
などが取り付けられている。安定器13は、図示しない鉄
心とコイルを組み合わせた電磁形安定器で、上面反射板
部3の内面に接合されて取り付けられる長方形状の取付
板14を有し、この取付板14の両端に上面反射板部3の上
側(外面)から差し込まれた取付ねじ15がそれぞれ挿通
されるとともに、各取付ねじ15の先端にナット16が螺合
され、これら取付ねじ15とナット16の締め付けにより上
面反射板部3に取付板14が固定されている。
【0017】上面反射板部3の上面には、上面反射板部
3の安定器取付位置に対応する領域を覆って、振動抑制
板21が取り付けられている。この振動抑制板21は、例え
ばアルミニウムなどの非磁性材料にて、安定器13の取付
板14の形状寸法より大きい長方形状、すなわち、長手方
向には取付板14より長く、幅方向には取付板14より長い
とともに上面反射板部3の幅と同程度に広く形成されて
いる。
【0018】振動抑制板21の両端近傍の中央には安定器
13の各取付ねじ15の頭部より径大でその頭部が進入可能
とする逃げ孔17が形成され、各逃げ孔17の両側でかつ安
定器13より外側位置すなわち安定器13の四隅の外側位置
に取付孔18がそれぞれ形成されている。
【0019】そして、安定器13の各取付ねじ15の頭部が
振動抑制板21の各逃げ孔17に進入されて、上面反射板部
3の上面に振動抑制板21が接合され、各取付孔18に上方
から挿入される取付ねじ19が上面反射板部3に螺合さ
れ、この取付ねじ19の締め付けにより上面反射板部3に
振動抑制板21が取り付けられている。
【0020】なお、上面反射板部3に取り付けられた振
動抑制板21および取付ねじ19は、端板2および外枠部6
の上面より下方に位置される。また、上面反射板部3の
下面に突出する各取付ねじ19の先端は、反射板9の内側
に位置し、照射開口5からは見えない。
【0021】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0022】器具本体1は、端板2および外枠部6の上
面を天井面などの設置面に接合させて取り付けられる。
このとき、端板2および外枠部6の上面より上面反射板
部3が下方に位置されているため、上面反射板部3と設
置面との間に電線を配線することができ、さらに、端板
2および外枠部6の上面より振動抑制板21および取付ね
じ19が下方に位置されているため、それら振動抑制板21
および取付ねじ19が取付面に当たることがなく、端板2
および外枠部6の上面が設置面に密着した状態に取り付
けることができる。
【0023】また、点灯時において、安定器13が動作す
る振動が器具本体1の上面反射板部3に伝達されるが、
上面反射板部3の上面に振動抑制板21を取り付けている
ため、器具本体1と振動抑制板21との固有振動数の違い
から、振動抑制板21により上面反射板部3の振動を制限
し、したがって、上面反射板部3の振動を抑制し、器具
本体1からの騒音の発生を防止できる。なお、固有振動
数は、材質、形状、大きさ、板厚などを要素として決ま
る。
【0024】しかも、振動抑制板21を、上面反射板部3
に対する安定器13の取付面形状より大きく形成し、上面
反射板部3の安定器取付位置に対応する領域を覆って取
り付けることにより、上面反射板部3の振動を効果的に
抑制でき、器具本体1からの騒音の発生を確実に防止で
きる。
【0025】さらに、振動抑制板21を例えばアルミニウ
ムなどの非磁性材料で形成するため、鋼板製の器具本体
1とは固有振動数が大きく異なり、振動抑制効果を向上
できる。
【0026】また、安定器13を器具本体1の上面反射板
部3に密着させて取り付けることができるため、安定器
1の動作時の熱を器具本体1に効率的に放熱させ、安定
器13の温度上昇を低減できる。
【0027】また、振動抑制板21を器具本体1の上面反
射板部3の上面に取り付けているため、本実施の形態の
ように、上面反射板部3の下面を反射面として使用する
場合に、振動抑制板21が露出することがない。
【0028】なお、器具本体1の内面に振動抑制板21を
取り付けても露出しない場合や振動抑制板21が露出して
もかまわない場合などには、振動抑制板21を器具本体1
と安定器13との間に介在させて取り付けるようにしても
よく、この場合にも同様の振動抑制効果および放熱効果
が得られる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、器具
本体に対する安定器の取付面形状より大きく形成された
振動抑制板を、器具本体の安定器取付位置に対応する領
域を覆って取り付けるため、安定器の動作時の振動が器
具本体に伝達されても、振動抑制板により器具本体の振
動を抑制し、騒音の発生を防止でき、しかも、安定器を
器具本体側に密着させて取り付けることが可能で、安定
器の放熱性を損なうことがない。
【0030】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の照明器具の効果に加えて、振動抑制板を非磁性
材料で形成するため、一般的に鋼板製の器具本体とは固
有振動数が異なり、振動抑制効果を向上できる。
【0031】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載の照明器具の効果に加えて、安定器を器
具本体の内面に取り付け、振動抑制板を器具本体の外面
に取り付けるため、器具本体の内面を反射面とする場合
に振動抑制板が露出することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施の形態を示す図2の
A−A拡大断面図である。
【図2】同上照明器具の平面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 13 安定器 21 振動抑制板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、 この器具本体に取り付けられる安定器と、 前記器具本体に対する安定器の取付面形状より大きく形
    成され、器具本体の安定器取付位置に対応する領域を覆
    って取り付けられる振動抑制板とを具備していることを
    特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 振動抑制板は非磁性材料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 安定器は器具本体の内面に取り付けら
    れ、振動抑制板は器具本体の外面に取り付けられること
    を特徴とする請求項1または2記載の照明器具。
JP8278371A 1996-10-21 1996-10-21 照明器具 Withdrawn JPH10125132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8278371A JPH10125132A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8278371A JPH10125132A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10125132A true JPH10125132A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17596412

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JP8278371A Withdrawn JPH10125132A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 照明器具

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JP (1) JPH10125132A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010029232A (ko) * 1999-09-30 2001-04-06 원정희 반사판 리베팅조립 슬림형광등기구
JP2017079121A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 三菱電機株式会社 照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010029232A (ko) * 1999-09-30 2001-04-06 원정희 반사판 리베팅조립 슬림형광등기구
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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041126