JPH10120019A - 包装材 - Google Patents

包装材

Info

Publication number
JPH10120019A
JPH10120019A JP8293347A JP29334796A JPH10120019A JP H10120019 A JPH10120019 A JP H10120019A JP 8293347 A JP8293347 A JP 8293347A JP 29334796 A JP29334796 A JP 29334796A JP H10120019 A JPH10120019 A JP H10120019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive layer
layer
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8293347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3992162B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Shibata
和彦 柴田
Chiemi Mikura
千恵美 三倉
Kazuhiro Nishihara
和宏 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP29334796A priority Critical patent/JP3992162B2/ja
Publication of JPH10120019A publication Critical patent/JPH10120019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3992162B2 publication Critical patent/JP3992162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温下に低圧力でダンボール箱等を封止処理
しても良好な接着シールを達成できて応力が作用しても
剥がれを生じにくく、多様な使用条件に対処できて品種
の低減が可能な包装材の開発。 【解決手段】 支持基材(2)の上に、弾性率が異なる
上下2層の感圧接着層(11,12)からなる重畳層
(1)が密着固定してなり、その重畳層において弾性率
の高い感圧接着層(11)が表面側に位置する包装材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、低温下にても低圧力で接
着でき、その接着状態を応力作用下にも良好に維持して
剥がれを生じにくい接着テープタイプの包装材に関す
る。
【0002】
【発明の背景】支持基材に感圧接着層を設けてなる包装
材においては、例えばダンボール箱の封止・保存作業に
おける如く、気候条件等の雰囲気が場所的及び季節的に
大きく変化して多岐にわたることに対し、30℃を超え
うる夏場用と0℃以下になりうる冬場用等の如く使用環
境に応じた使い分けでは包装材が多品種化して使い分け
作業が複雑化することより、冬夏での使い分け不要な通
年型等の幅広い使用条件に対処できるものが求められて
おり、かかる新規な粘着特性を示すものとして、低温に
あっても低圧の圧着処理で剥がれのない良好な接着シー
ルを達成できるものの開発が試みられている。
【0003】けだしスチレン・イソプレン・スチレンコ
ポリマー等のブロックコポリマーからなるエラストマー
をベースポリマーとする高弾性率の感圧接着層により高
い接着力に設定した従来の包装材では、高弾性率等によ
る応力集中のためか低圧接着ではダンボール箱のフラッ
プの開放癖等で接着シールが簡単に剥がれやすくて接着
処理に強い押圧力による圧着処理を要し、そのため作業
が重労働化して作業者の負担が大きい問題点があった。
【0004】前記に鑑み、クリープコンプライアンスに
基づいて高弾性率の感圧接着層の上に低弾性率の感圧接
着層を設けたものが提案されている(特公昭61−34
760号公報)。しかしながら、低温下での低圧接着シ
ール性の点では前記した従来物と同様で、接着処理に強
い押圧力を要する問題点があった。接着処理に強い押圧
力を要するものでは、ダンボール箱の封止処理等を機械
処理する場合の信頼性に乏しい難点もある。
【0005】
【発明の技術的課題】本発明は、低温下に低圧力でダン
ボール箱等を封止処理しても良好な接着シールを達成で
きて応力が作用しても剥がれを生じにくく、多様な使用
条件に対処できて品種の低減が可能な包装材の開発を課
題とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は、支持基材の上に、弾性率
が異なる上下2層の感圧接着層からなる重畳層が密着固
定してなり、その重畳層において弾性率の高い感圧接着
層が表面側に位置することを特徴とする包装材を提供す
るものである。
【0007】
【発明の効果】前記の包装材によれば、低温下において
も低圧力で良好に接着シールでき、かつ応力が作用して
も剥がれにくくてシールの維持性に優れる接着処理を達
成でき、多様な使用条件に対処できて必要な品種を低減
することができる。高弾性率層の下側に低弾性率層を配
置した前記の構成により低温低圧による粘着特性が向上
する理由は不明である。
【0008】けだし、接着シールの剥がれ現象は、被着
体と包装材の界面現象であり、剥がれが被着体を介して
包装材に生じる応力が原因であるとすると、例えば上記
した特公昭61−34760号公報が教示する如く、そ
の応力を緩和しやすい、よって弾性率の低い感圧接着層
を表面側とすることが有利であり、また低温下に低圧力
で接着する点でも流動変形しやすい低弾性率の感圧接着
層を表面側とすることが有利であるとするのがこれまで
の考え方であり、高弾性率層の下に低弾性率層を配置し
た構造の本発明はその考え方に反するものであることに
よる。従って、本発明の構成に基づく低温下での低圧処
理による良好な接着シール特性の発現機構は、従来の考
え方では説明できず、不明であるのが現状である。
【0009】
【発明の実施形態】本発明の包装材は、支持基材の上
に、弾性率が異なる上下2層の感圧接着層からなる重畳
層が密着固定してなり、その重畳層において弾性率の高
い感圧接着層が表面側に位置するものである。その例を
図1に示した。1が高弾性率の感圧接着層11と低弾性
率の感圧接着層12からなる感圧接着層の重畳層、2が
支持基材であり、21は必要に応じて設けられる剥離コ
ート層である。
【0010】本発明において感圧接着層は、弾性率の異
なるものの重畳層として形成されるが、その感圧接着層
の形成には適宜な感圧接着剤を用いることができ、その
種類について特に限定はない。ちなみにその感圧接着剤
としては、ゴム系やアクリル系、シリコーン系やウレタ
ン系、ビニルアルキルエーテル系やポリビニルアルコー
ル系、ポリビニルピロリドン系やポリアクリルアミド
系、セルロース系などの種々の感圧接着剤があげられ
る。一般には、ゴム系やアクリル系の感圧接着剤などが
用いられる。重畳層を形成する感圧接着層は、同種又は
異種の適宜な組合せとすることができる。
【0011】ちなみに前記のゴム系感圧接着剤の例とし
ては、天然ゴムやポリイソプレンゴム、スチレン・イソ
プレン・スチレンブロック共重合体ゴムやスチレン・ブ
タジエン・スチレンブロック共重合体ゴム、再生ゴムや
スチレン・ブタジエンゴム、ポリイソブチレンやNBR
の如きゴム系ポリマーをベースポリマーとするものなど
があげられる。
【0012】特に、スチレン・イソプレン・スチレンブ
ロック共重合体ゴムやスチレン・ブタジエン・スチレン
ブロック共重合体ゴム、スチレン・エチレン・ブチレン
・スチレンブロック共重合体ゴムやスチレン・ブタジエ
ン共重合体ゴムの如きスチレン系コポリマーからなるエ
ラストマーをベースポリマーとする感圧接着剤がその高
弾性率の点より表面側に位置する感圧接着層の形成に好
ましく用いることができる。
【0013】前記ベースポリマーの重量平均分子量は、
凝集力や接着力などの点より30万以上、就中31〜2
00万、特に32〜150万が好ましい。その分子量の
調節は、嚼解やロールによる素練り時間、素練り促進剤
の配合量の制御などにより適宜に行うことができる。ゴ
ム系感圧接着層は、チューラム加硫やフェノール樹脂加
硫などの適宜な架橋処理により凝集力を制御することが
できる。
【0014】一方、アクリル系感圧接着剤としては、公
知物のいずれも用いうる。就中、感圧接着特性等の点よ
りは、メチル基やエチル基、n−プロピル基やイソプロ
ピル基、n−ブチル基やt−ブチル基、イソブチル基や
アミル基、イソアミル基やヘキシル基、ヘプチル基やシ
クロヘキシル基、2−エチルヘキシル基やオクチル基、
イソオクチル基やノニル基、イソノニル基やデシル基、
ウンデシル基やラウリル基、トリデシル基やテトラデシ
ル基、ステアリル基やオクタデシル基の如き炭素数が1
〜18の直鎖又は分岐のアルキル基を有するアクリル酸
やメタクリル酸のエステルからなるアクリル酸系アルキ
ルエステルの1種又は2種以上を用いたアクリル系重合
体をベースポリマーとするものが好ましい。
【0015】前記のアクリル系重合体としては、感圧接
着特性等の点より重量平均分子量が20万以上、就中2
5〜300万、特に30〜200万のものが好ましく、
必要に応じて官能基や極性基の導入による接着性の改
良、生成共重合体のガラス転移温度の制御による凝集力
や耐熱性の改良、架橋処理による分子量の増大化などの
感圧接着特性の改質等を目的に、前記したアクリル酸系
アルキルエステル以外の改質目的に応じた適宜なモノマ
ー成分の1種又は2種以上を共重合したものであっても
よい。
【0016】前記のモノマー成分の例としては、アクリ
ル酸やメタクリル酸、カルボキシエチルアクリレートや
カルボキシペンチルアクリレート、イタコン酸やマレイ
ン酸、フマール酸やクロトン酸の如きカルボキシル基含
有モノマー、あるいは無水マレイン酸や無水イタコン酸
の如き酸無水物モノマーがあげられる。その使用量は、
感圧接着特性等の点より当該アクリル酸系アルキルエス
テル100重量部あたり20重量部以下、就中15重量
部以下が好ましい。
【0017】また(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエ
チルや(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、
(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチルや(メタ)ア
クリル酸6−ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸
8−ヒドロキシオクチルや(メタ)アクリル酸10−ヒ
ドロキシデシル、(メタ)アクリル酸12−ヒドロキシ
ラウリルや(4−ヒドロキシメチルシクロヘキシル)−
メチルアクリレートの如きヒドロキシル基含有モノマ
ー、スチレンスルホン酸やアリルスルホン酸、2−(メ
タ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸や
(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸、スルホプ
ロピル(メタ)アクリレートや(メタ)アクリロイルオ
キシナフタレンスルホン酸の如きスルホン酸基含有モノ
マー、2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート
の如き燐酸基含有モノマーなども改質目的のモノマー成
分の例としてあげられる。
【0018】更に(メタ)アクリルアミドやN,N−ジ
メチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)ア
クリルアミドやN−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミドの
如き(N−置換)アミド系モノマー、(メタ)アクリル
酸アミノエチルや(メタ)アクリル酸N,N−ジメチル
アミノエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルアミノエ
チルの如き(メタ)アクリル酸アルキルアミノアルキル
系モノマー、(メタ)アクリル酸メトキシエチルや(メ
タ)アクリル酸エトキシエチルの如き(メタ)アクリル
酸アルコキシアルキル系モノマー、N−シクロヘキシル
マレイミドやN−イソプロピルマレイミド、N−ラウリ
ルマレイミドやN−フェニルマレイミドの如きマレイミ
ド系モノマー、N−メチルイタコンイミドやN−エチル
イタコンイミド、N−ブチルイタコンイミドやN−オク
チルイタコンイミド、N−2−エチルヘキシルイタコン
イミドやN−シクロヘキシルイタコンイミド、N−ラウ
リルイタコンイミドの如きイタコンイミド系モノマー、
N−(メタ)アクリロイルオキシメチレンスクシンイミ
ドやN−(メタ)アクリロイル−6−オキシヘキサメチ
レンスクシンイミド、N−(メタ)アクリロイル−8−
オキシオクタメチレンスクシンイミドの如きスクシンイ
ミド系モノマーなども改質目的のモノマー成分の例とし
てあげられる。
【0019】加えて、酢酸ビニルやプロピオン酸ビニ
ル、N−ビニルピロリドンやメチルビニルピロリドン、
ビニルピリジンやビニルピペリドン、ビニルピリミジン
やビニルピペラジン、ビニルピラジンやビニルピロー
ル、ビニルイミダゾールやビニルオキサゾール、ビニル
モルホリンやN−ビニルカルボン酸アミド類、スチレン
やα−メチルスチレン、N−ビニルカプロラクタムの如
きビニル系モノマー、アクリロニトリルやメタクリロニ
トリルの如きシアノアクリレート系モノマー、(メタ)
アクリル酸グリシジルの如きエポキシ基含有アクリル系
モノマー、(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコー
ル、(メタ)アクリル酸ポリプロピレングリコールや
(メタ)アクリル酸メトキシエチレングリコール、(メ
タ)アクリル酸メトキシポリプロピレングリコールの如
きグリコール系アクリルエステルモノマー、(メタ)ア
クリル酸テトラヒドロフルフリルやフッ素(メタ)アク
リレート、シリコーン(メタ)アクリレートや2−メト
キシエチルアクリレートの如きアクリル酸エステル系モ
ノマーなども改質目的のモノマー成分の例としてあげら
れる。前記した改質目的のモノマー成分の使用量は、感
圧接着特性等の点より当該アクリル酸系アルキルエステ
ル100重量部あたり50重量部以下が好ましい。
【0020】感圧接着層は、ベースポリマー等の分子量
増大などによる感圧接着特性の改良を目的に必要に応じ
て架橋構造とすることもできる。その架橋方式について
は特に限定はなく、公知架橋方式のいずれも採用するこ
とができる。ちなみにその例としては、分子中に不飽和
結合を2個以上有する多官能モノマー成分をアクリル系
重合体中に共重合させて内部架橋させる方式、電子線や
紫外線の如き放射線の照射を介して内部架橋又は外部架
橋させる方式、感圧接着剤に架橋剤を配合して外部架橋
させる方式などがあげられる。
【0021】前記した多官能モノマー成分の例として
は、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート
や(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートやネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレートやト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレートやペンタエ
リスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレートやエポキシア
クリレート、ポリエステルアクリレートやウレタンアク
リレート、1,4−ブチルジアクリレートや1,6−ヘ
キシルジアクリレートなどがあげられる。
【0022】前記したアクリル系重合体の内部架橋方式
では、多官能モノマー成分の使用を必須とし、内部架橋
したアクリル系重合体の調製は例えば通例の熱重合開始
剤によるラジカル重合方式や、光重合開始剤による放射
線重合方式などにより行うことができる。なお、架橋剤
や放射線照射等による外部架橋方式の場合にも、多官能
モノマー成分をアクリル系重合体中に共重合させて架橋
効率の向上をはかることもできる。多官能モノマー成分
は、1種又は2種以上を用いることができる。その配合
量は、架橋効率や感圧接着特性、アクリル系の透明性や
耐候性等の特性などの点より、全モノマー成分の30重
量%以下、就中0.01〜25重量%、特に0.02〜
10重量%が好ましい。
【0023】前記の外部架橋方式に用いる架橋剤として
は、適宜なものを用いることができ、特に限定はない。
カルボキシル基や酸無水物基、ヒドロキシル基やエポキ
シ基等の官能基含有モノマー成分を共重合させたアクリ
ル系重合体の分子間架橋に用いられる公知架橋剤のいず
れも用いうる。その例としては、トリレンジイソシアネ
ートやトリメチロールプロパントリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタントリイソシアネートの如き多官能
イソシアネート系架橋剤、ポリエチレングリコールジグ
リシジルエーテルやジグリシジルエーテル、トリメチロ
ールプロパントリグリシジルエーテルの如きエポキシ系
架橋剤があげられる。
【0024】またメラミン樹脂系架橋剤や金属塩系架橋
剤、金属キレート系架橋剤やアミノ樹脂系架橋剤、過酸
化物系架橋剤なども用いうる。架橋剤の使用量は、架橋
効率や感圧接着特性などの点より、アクリル系重合体1
00重量部あたり、20重量部以下、就中15重量部以
下、特に0.01〜10重量部が好ましい。
【0025】なお前記したアクリル系重合体のラジカル
重合の場合に必要に応じて用いる重合開始剤としては、
適宜なものを用いることができ、特に限定はない。ちな
みにその例としては、過酸化ベンゾイルやt-ブチルパ
ーベンゾエイト、クメンヒドロパーオキシドやジイソプ
ロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパ
ーオキシジカーボネートやジ(2−エトキシエチル)パ
ーオキシジカーボネート、t-ブチルパーオキシネオデ
カリエートやt-ブチルパーオキシビバレート、(3,
5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキシドやジプ
ロピオニルパーオキシド、ジアセチルパーオキシドの如
き有機過酸化物があげられる。
【0026】また2,2'−アゾビスイソブチロニトリル
や2,2'−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,
1'−アゾビス(シクロヘキサン1−カルボニトリル)
や2,2'−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、2,2'−アゾビス(2,4−ジメチル−4−メト
キシバレロニトリル)やジメチル2,2'−アゾビス(2
−メチルプロピオネート)、4,4'−アゾビス(4−シ
アノバレリック酸)や2,2'−アゾビス(2−ヒドロキ
シメチルプロピオニトリル)、2,2'−アゾビス[2−
(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]の如きアゾ
系化合物、過硫酸カリウムや過硫酸アンモニウムや過酸
化水素等、あるいはそれらと還元剤を併用したレドック
ス系開始剤なども重合開始剤としてあげられる。
【0027】一方、放射線による重合処理の場合に必要
に応じて用いる光重合開始剤としては、適宜なものを用
いることができ、特に限定はない。ちなみにその例とし
ては、ベンゾインエチルエーテルやベンゾインイソプロ
ピルエーテル、アニゾインメチルエーテルの如きベンゾ
インエーテル系化合物、2,2−ジエトキシアセトフェ
ノンや2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒ
ドロキシ−2−プロピル)ケトンやα−ヒドロキシ−
α,α’−ジメチルアセトフェノン、メトキシアセトフ
ェノンや1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルフェノ
ン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)−フェニ
ル]−2−モルホリノプロパン−1の如きアセトフェノ
ン系化合物があげられる。
【0028】また、2−メチル−2−ヒドロキシプロピ
オフェノンの如きα−ケトール系化合物、ベンジルジメ
チルケタールの如きケタール系化合物、2−ナフタレン
スルホニルクロリドの如き芳香族スルホニルクロリド系
化合物、1−フェノン−1,1−プロパンジオン−2−
(ο−エトキシカルボニル)オキシムの如き光活性オキ
シム系化合物、ベンゾフェノンやベンゾイル安息香酸、
3,3'−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノンの如き
ベンゾフェノン系化合物も光重合開始剤の例としてあげ
られる。
【0029】さらに、チオキサンソンや2−クロロチオ
キサンソン、2−メチルチオキサンソンや2,4−ジメ
チルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソンや
2,4−ジクロロチオキサンソン、2,4−ジエチルチ
オキサンソンや2,4−ジイソプロピルチオキサンソン
の如きチオキサンソン系化合物、その他、カンファーキ
ノンやハロゲン化ケトン、アシルホスフィノキシドやア
シルホスフォナートなども光重合開始剤の例としてあげ
られる。
【0030】重合開始剤は、1種又は2種以上を用いる
ことができ、その配合量は未反応モノマー成分の残存防
止性や生成ポリマーの低分子量化による凝集力低下の防
止性などの点より、全モノマー成分100重量部あたり
0.01〜10重量部、就中0.02〜5重量部、特に
0.05〜3重量部が好ましい。
【0031】なお放射線による重合方式の場合、光重合
開始剤は2回以上に分けて配合することもでき、モノマ
ーを予備重合処理して、又はモノマー成分と光重合開始
剤の混合物にヒュームドシリカの如きチキソトロープ剤
を加えて粘度を500〜5000センチポイズ程度のコ
ーティング可能なシロップ状とし、それをセパレータや
支持基材等に塗工して再度放射線を照射して目的とする
感圧接着層の状態とすることもできる。
【0032】感圧接着層の形成に際しては、必要に応じ
て例えば天然や合成の樹脂類、粘着付与剤、可塑剤、軟
化剤、ガラス繊維やガラスビーズ、金属粉や炭酸カルシ
ウム、クレーやその他の無機粉末等からなる充填剤、顔
料、着色剤、老化防止剤などの、感圧接着剤に使用され
ることのある各種の添加剤を配合することができる。ち
なみに粘着付与剤は、接着力を向上させる場合に有用で
ある。その粘着付与剤としては、適宜なものを用いてよ
く公知物のいずれも用いうる。
【0033】粘着付与剤の例としては、α−ピネンやβ
−ピネン重合体、ジテルペン重合体やα−ピネン・フェ
ノール共重合体の如きテルペン系樹脂、脂肪族系石油樹
脂や芳香族系石油樹脂、脂肪族・芳香族共重合体系石油
樹脂の如き石油系樹脂、その他、ロジン系樹脂やクマロ
ンインデン系樹脂、フェノール系樹脂やキシレン系樹
脂、アルキド系樹脂などがあげられる。
【0034】高温での感圧接着特性等の点より軟化点が
60℃以上、就中70〜170℃、特に80〜150℃
の粘着付与剤が通例の場合好ましく用いうるが、室温で
の接着力の維持や低温での接着力を向上させる場合には
軟化点が60℃未満の粘着付与剤も用いうる。粘着付与
剤の使用量は、タックと接着力と凝集力のバランス等の
点よりベースポリマー100重量部あたり、ゴム系感圧
接着層の場合5〜200重量部、就中50〜150重量
部、アクリル系感圧接着層の場合100重量部以下、就
中50重量部以下が好ましく、後者では無添加のときも
ある。
【0035】前記した室温での接着力維持や低温接着力
の向上等を目的とする場合には、可塑剤や軟化剤の使用
も有用である。可塑剤や軟化剤としては、適宜なものを
用いてよく、公知物のいずれも用いうる。就中、保存安
定性等の点より揮散の少ない高沸点物が好ましく用いら
れる。
【0036】可塑剤や軟化剤の例としては、フタル酸ジ
メチルやフタル酸ジエチル、フタル酸ジブチルやフタル
酸ジヘプチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシルやフタ
ル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシルやフタル酸ジ
ブチルベンジル、フタル酸ジオクチルやブチルフタリル
ブチルグリコレートの如きフタル酸系化合物、トリメリ
ット酸トリブチルやトリメリット酸トリ−2−エチルヘ
キシル、トリメリット酸トリn−オクチルやトリメリッ
ト酸トリイソデシルの如きトリメリット酸系化合物、ポ
リブテン、塩素化パラフィン、ポリイソブチレンがあげ
られる。
【0037】また、フマル酸ジブチルやマレイン酸ジブ
チル、マレイン酸ジ−2−エチルヘキシルやアジピン酸
ジイソブチル、アジピン酸ジイソノニルやアジピン酸ジ
イソデシル、アジピン酸ジブトキシエチルやセバシン酸
ジブチル、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシルの如き脂
肪族二塩基酸エステル系化合物、リン酸トリエチルやリ
ン酸トリフェニル、リン酸トリクレジルやリン酸トリキ
シレニル、リン酸クレジルフェニルの如きリン酸エステ
ル系化合物、ジイソデシル−4,5−エポキシテトラヒ
ドロフタレートの如きエポキシ系化合物、その他、テル
ペン樹脂系や石油樹脂系やロジン酸樹脂系等の低分子量
体、オレイン酸ブチルや鉱物オイルなども可塑剤ないし
軟化剤の例としてあげられる。
【0038】感圧接着層は、有機溶剤による溶液や水に
よる分散液ないしエマルジョン、あるいはモノマー成分
等の混合物などとした感圧接着剤を支持基材上に塗工し
て、加熱乾燥処理又は放射線照射処理する方式、あるい
はセパレータ上に形成した感圧接着層を支持基材上に移
着する方式などの従来に準じた適宜な方式で形成するこ
とができる。従って感圧接着層の重畳層も、重ね塗り方
式や移着重ね合せ方式などの適宜な方式で形成すること
ができる。層間の密着性などの点よりは重ね塗り方式等
によるウエットな状態での重畳方式が好ましい。
【0039】前記において感圧接着剤の塗工層を放射線
の照射により重合処理する場合には、例えば窒素ガス等
の不活性ガスによる置換雰囲気や光透過性のフィルムに
よる被覆状態などの空気遮断状態で行うことが、目的と
する感圧接着特性の発現性などの点より好ましい。なお
紫外線照射による場合、波長範囲が180〜460nmの
電磁放射光が処理効率等の点より好ましく、その発生源
としては例えば水銀アークや炭素アーク、(低、中、高
圧)水銀ランプやメタルハライドランプなどの適宜な照
射装置を用いうる。照射量は、重合状況等に応じて適宜
に決定しうるが、通例400〜3000mj/cm2程度と
される。
【0040】本発明においては、支持基材上に前記の感
圧接着層の重畳層が密着固定した包装材を形成するに際
して、弾性率の異なる感圧接着層の組合せからなる上下
2層の重畳層とされ、しかもその重畳感圧接着層におい
て弾性率の高い感圧接着層が表面側に位置する状態、従
って被着体に接着する側に配置される。これにより、低
温下での低圧力による接着処理にても剥がれにくい感圧
接着特性を付与することができる。
【0041】前記において、表面側に位置する感圧接着
層とその下層の感圧接着層との弾性率差は、使用目的な
どに応じて適宜に決定できるが、一般には感圧接着特性
の良好性などの点より1.5倍以上、就中1.7〜10
倍、特に1.9〜5倍の弾性率差をもたせることが好ま
しい。また下層の感圧接着層の弾性率は、1〜10gf/
mm2、就中1.5〜8gf/mm2、特に2〜5gf/mm2が一
般的であるが、これに限定されず被着体に対する接着力
などに応じて適宜に決定される。なお感圧接着層の弾性
率は、室温(23℃)等の使用目的の温度範囲における
平均温度における100%引張伸び時の応力に基づく。
【0042】重畳感圧接着層の厚さは、使用目的等に応
じて適宜に決定できて特に限定はなく、1mmを超える厚
さとすることもできるが、一般には500μm以下、就
中3〜300μm、特に5〜200μmとされる。その場
合に、表面側に位置する感圧接着層の厚さは、当該感圧
接着特性の良好性などの点より、下層の感圧接着層の厚
さの0.05〜10倍、就中0.07〜2倍、特に0.
1〜0.5倍とすることが好ましい。
【0043】重畳感圧接着層を密着固定するための支持
基材には、包装目的などに応じて例えば紙や布や不織布
等からなる多孔質基材、プラスチックのフィルムないし
シート、発泡体、金属箔、それらのラミネート体などの
薄葉体からなる適宜なものを用いうる。材質についても
例えばクラフト紙や和紙、綿やスフ、レーヨンやビニロ
ン、ポリエステルやポリアミド、OPPやポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタンやアクリル系樹脂、セロハンやポリエ
チレン等のポリオレフィン、天然ゴムや合成ゴム、アル
ミニウムやステンレスなどの適宜なものを用いることが
できる。
【0044】支持基材には、感圧接着層との密着力の向
上等を目的に下塗剤等によるコート処理、コロナ放電処
理やプラズマ処理等の公知の表面処理を施すことができ
る。また支持基材の背面に、必要に応じてシリコーン系
や長鎖アルキル系等の適宜な剥離剤からなる剥離コート
層を設けて、容易に巻戻しうる巻回形態の包装材を得る
こともできる。
【0045】本発明による包装材は、必要に応じ狭幅の
テープ状等の形態として従来に準じた種々の目的に用い
うる。特にダンボール箱のフラップや封筒の封止処理、
あるいは種々の物品の結束や固定等の如く、包装材に応
力が発生して剥がれなどの現象を生じる場合のある用途
などに好ましく用いることができる。
【0046】
【実施例】
参考例1 ロールで素練りして得た重量平均分子量50万の天然ゴ
ムの40重量%トルエン溶液に、天然ゴム100部(重
量部、以下同じ)あたり軟化点95℃の脂肪族・芳香族
共重合石油樹脂90部、テルペン系軟化剤15部、軟化
点140℃のテルペンフェノール樹脂5部、トリメチロ
ールプロパンヘキサメチレンジイソシアネート付加物4
部、及びフェノール系老化防止剤2部を添加し、得られ
た感圧接着剤をクラフト紙上に塗工し100℃で3分間
乾燥処理して厚さ25μm、弾性率4.1gf/mm2の感圧
接着層を形成した。
【0047】なお前記の弾性率は、断面積2mm2、長さ
30mmのサンプルを作製し、それを23℃の室内でチャ
ック間隔10mm、引張速度50mm/分で引き伸ばし、伸
び100%時の応力に基づいて算出した(以下同じ)。
【0048】参考例2 アクリル酸2−エチルヘキシル98部、アクリル酸メチ
ル1部、アクリロニトリル1部をアゾビスイソブチロニ
トリル0.2部の存在下にトルエン200部中において
60℃で5時間重合処理して得た感圧接着剤を、クラフ
ト紙上に塗工し100℃で3分間乾燥処理して厚さ25
μm、弾性率3.3gf/mm2の感圧接着層を形成した。
【0049】参考例3 スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体ゴム
100部を含むトルエン溶液に、軟化点95℃の脂肪族
・芳香族共重合石油樹脂90部、テルペン系軟化剤15
部及びフェノール系老化防止剤1部を添加し、得られた
感圧接着剤をセパレータ上に塗工し100℃で1分間乾
燥処理して厚さ15μm、弾性率8.0gf/mm2の感圧接
着層を形成した。
【0050】実施例1 参考例1で得た感圧接着層の上に100℃の加熱ラミネ
ータを介して参考例3で得た感圧接着層を移着して包装
材を得た。
【0051】実施例2 参考例2で得た感圧接着層の上に100℃の加熱ラミネ
ータを介して参考例3で得た感圧接着層を移着して包装
材を得た。
【0052】比較例1 参考例1に準じ厚さが40μmの感圧接着層を形成して
包装材を得た。
【0053】比較例2 参考例2に準じ厚さが40μmの感圧接着層を形成して
包装材を得た。
【0054】比較例3 参考例3に準じ厚さが40μmの感圧接着層を形成して
包装材を得た。
【0055】比較例4 参考例3に準じて形成した厚さ25μmの感圧接着層の
上に、参考例1に準じてセパレータ上に形成した厚さ1
5μmの感圧接着層を実施例1に準じ移着して包装材を
得た。
【0056】比較例5 参考例3に準じて形成した厚さ25μmの感圧接着層の
上に、参考例2に準じてセパレータ上に形成した厚さ1
5μmの感圧接着層を実施例1に準じ移着して包装材を
得た。
【0057】評価試験 実施例、比較例で得た包装材について下記の特性を調べ
た。 接着性 JIS Z 1522に準拠し、包装材を2kgのロー
ラを1往復させる圧着条件でステンレス板に接着し、そ
の接着力を調べた。
【0058】シール性 幅50mmの包装材を用いてダンボールのフラップを23
℃又は0℃下に500g又は100gの荷重で圧着封止
して放置し、フラップが開くまでの時間を調べ、48時
間以上開かない場合を優良、48時間未満で開いた場合
を不可、特に24時間未満で開いた場合を不適として評
価した。
【0059】前記の結果を次表に示した。
【0060】表より、本発明による包装材は、低温下で
も低圧の接着で優れた接着シールを示し幅広い条件下に
使用できることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【符号の説明】 1:感圧接着層の重畳層 11:高弾性率の感圧接着層 12:低弾性率の感圧接着層 2:支持基材 21:剥離コート層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基材の上に、弾性率が異なる上下2
    層の感圧接着層からなる重畳層が密着固定してなり、そ
    の重畳層において弾性率の高い感圧接着層が表面側に位
    置することを特徴とする包装材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、表面側に位置する感
    圧接着層がスチレン系コポリマーからなるエラストマー
    をベースポリマーとするものである包装材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、表面側に位置
    する感圧接着層の弾性率が下層を形成するそれの1.5
    倍以上である包装材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3において、表面側に位置す
    る感圧接着層の厚さが下層を形成するそれの0.05〜
    10倍である包装材。
JP29334796A 1996-10-14 1996-10-14 包装材 Expired - Lifetime JP3992162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29334796A JP3992162B2 (ja) 1996-10-14 1996-10-14 包装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29334796A JP3992162B2 (ja) 1996-10-14 1996-10-14 包装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10120019A true JPH10120019A (ja) 1998-05-12
JP3992162B2 JP3992162B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=17793630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29334796A Expired - Lifetime JP3992162B2 (ja) 1996-10-14 1996-10-14 包装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3992162B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254535A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nitto Denko Cs System Kk 粘着テープ類および包装用粘着テープ類
JP2017508056A (ja) * 2014-02-10 2017-03-23 テーザ・ソシエタス・ヨーロピア 接着テープ
JP2020052162A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 富士ゼロックス株式会社 定着部材、定着装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP7072735B1 (ja) * 2021-03-31 2022-05-20 株式会社寺岡製作所 粘着組成物及び粘着テープ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254535A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nitto Denko Cs System Kk 粘着テープ類および包装用粘着テープ類
JP2017508056A (ja) * 2014-02-10 2017-03-23 テーザ・ソシエタス・ヨーロピア 接着テープ
JP2020052162A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 富士ゼロックス株式会社 定着部材、定着装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP7072735B1 (ja) * 2021-03-31 2022-05-20 株式会社寺岡製作所 粘着組成物及び粘着テープ
WO2022208814A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 株式会社寺岡製作所 粘着組成物及び粘着テープ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3992162B2 (ja) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7175622B2 (ja) アクリル系粘着剤組成物および粘着シート
WO2020162331A1 (ja) 粘着シート
JP2013147541A (ja) 粘着剤用ポリマー、粘着剤組成物及び熱剥離性粘着シート
US20100119757A1 (en) Heat-peelable double-sided pressure-sensitive adhesive sheet
JPH11302614A (ja) 加熱剥離型粘着シート
WO2018150859A1 (ja) 積層シート
KR20130110067A (ko) 가열 박리형 점착 시트
JP2019189875A (ja) 樹脂シート
JP2017160417A (ja) 粘着シート
JP2015212359A (ja) 基材レス両面粘着シート
JP3145742B2 (ja) ゴム系感圧性接着剤とその接着シ―ト
WO2018043756A1 (ja) 加圧接着型粘着部材
JP2018012751A (ja) 粘着シート
JPH10140093A (ja) 解体容易な接着方法、その粘着部材及びその製造方法
JP3797628B2 (ja) 感圧接着剤及びその接着シート
CN109852267B (zh) 粘合片
JPH10120019A (ja) 包装材
JP7283867B2 (ja) 粘着シート剥離方法
JP5030264B2 (ja) 解体容易な接着方法、その粘着部材及びその製造方法
JPH10158618A (ja) 感圧性接着剤組成物
JP3628791B2 (ja) 両面接着シート
JPH09188855A (ja) 接着シート
JP5157083B2 (ja) 接着剤組成物及び接着性シート
JP2000351947A (ja) 加熱剥離型粘着シート
JP2000313862A (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050421

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050428

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160803

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term